JP2002372967A - 鍵盤演奏ガイド装置 - Google Patents

鍵盤演奏ガイド装置

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JP2002372967A
JP2002372967A JP2001179927A JP2001179927A JP2002372967A JP 2002372967 A JP2002372967 A JP 2002372967A JP 2001179927 A JP2001179927 A JP 2001179927A JP 2001179927 A JP2001179927 A JP 2001179927A JP 2002372967 A JP2002372967 A JP 2002372967A
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知之 船木
Shigehiko Mizuno
成彦 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押鍵位置とその押鍵タイミングとを、手元か
ら視線を移動させずに、前もって知ることができる鍵盤
演奏ガイド装置を提供する。 【解決手段】 鍵対応液晶表示器51〜5nは、鍵盤の各
鍵の上に設置され、楽曲データ入力手段1は、音符情報
に含まれる音符の発音タイミングの2小節前が現在の処
理タイミングであるものを、第1の音符情報として出力
する。第1の押鍵指示部2は、音符の発音タイミングを
示す押鍵マークの表示を指示する。鍵対応スクロール表
示制御部4は、鍵対応液晶表示器51〜5nに対し、押鍵
マークを、発音タイミングの所定時間前から発音タイミ
ングまでスクロール表示させる。鍵対応発光ダイオード
1〜7nは、鍵盤の各鍵に対応して設置され、発音タイ
ミングになった瞬間に発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤楽器の演奏時
に、鍵盤演奏に必要な情報、例えば、鍵盤位置とその押
鍵タイミングなどを指示する鍵盤演奏ガイド装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の鍵盤演奏ガイド装置と
して、例えば、特開平9−305171号公報等が知ら
れている。表示装置として、大型LCD(Liquid Crystal
Display)等を備えたものであって、表示画面上に、演
奏者が鍵盤を見下ろした状態を表す鍵盤の縮小表示図形
と、この縮小表示図形の各鍵表示に対応させて、所定タ
イミング分の表示エリアを設けている。この表示エリア
に、各鍵盤の押鍵から離鍵に至る期間を表す「スクロー
ルバー」を表示し、この「スクロールバー」表示を、演
奏の進行とともに、各鍵の縮小表示図形に近づくように
スクロールさせることにより、操作すべき鍵とその操作
タイミングとを、演奏者が予測できるようにする。その
結果、演奏者は曲の流れを把握して正しいタイミングで
鍵を操作することができる。
【0003】しかし、表示装置は、実際の鍵盤とは独立
しており、実際の鍵盤位置から離れた位置に備えられて
いる。そのため、各鍵と「スクロールバー」との対応関
係がわかりづらい。特に、初心者は、鍵盤を操作すると
きに自分の手元を見ながら操作することが多いので、手
元と表示装置との間で、交互に視線を移して見るのは困
難であった。
【0004】一方、電子楽器の鍵盤に、鍵毎に発光ダイ
オードやランプが内蔵されていて、この発光によって押
鍵を指示するものもある。演奏者は、手元と同時に発光
表示を見ることができる。しかし、操作タイミングに至
って初めて発光するものであるから、発光を待ってから
操作することになり、正しい押鍵タイミングを、前もっ
て知ることができない。その結果、演奏技術習得には不
十分なものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、鍵盤演奏に必要
な情報である押鍵位置とその押鍵タイミングとを、手元
から視線を移さずに、前もって知ることができる鍵盤演
奏ガイド装置を提供することを目的とするものである。
加えて、押鍵する手および指の部位を知ることができる
鍵盤演奏ガイド装置を提供することをことを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、鍵盤演奏ガイド装置において、複
数の表示手段、楽曲データ入力手段、第1の押鍵指示手
段、および、スクロール表示制御手段を有し、前記複数
の表示手段は、それぞれ、音高毎に、鍵盤の前記音高に
対応する鍵に設置されるものであり、前記楽曲データ入
力手段は、楽曲データを入力して、該楽曲データに含ま
れる音符情報であって、音符の発音タイミングの所定タ
イミング前が現在の処理タイミングとなるものを、第1
の音符情報として出力するものであり、前記第1の押鍵
指示手段は、前記第1の音符情報を入力して、前記音符
の発音タイミングを示す押鍵マークの表示を、前記音高
別に、前記スクロール表示制御手段に指示するものであ
り、前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指
示手段の指示により、前記音高に対応する前記表示手段
に対し、前記押鍵マークを、前記音高別に少なくとも前
記発音タイミングになるまでスクロール表示させるもの
である。したがって、押鍵位置とその押鍵タイミングと
を、鍵盤から視線を移さずに、あらかじめ知ることがで
きる。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の鍵盤演奏ガイド装置において、前記各表示手
段は、前記各鍵の手元側を空けて前記各鍵の根元側に寄
せて設置されるものである。したがって、押鍵操作する
指によって、鍵の上に設置された表示手段が見えにくく
ならないし、押鍵操作する指により表示手段が押圧され
ることを防止できる。
【0008】請求項3に記載の発明においては、鍵盤演
奏ガイド装置において、表示手段、楽曲データ入力手
段、第1の押鍵指示手段、および、スクロール表示制御
手段を有し、前記表示手段は、鍵盤の各鍵に隣接し、該
鍵盤の長手方向に沿って設置されるものであり、前記楽
曲データ入力手段は、楽曲データを入力して、該楽曲デ
ータに含まれる音符情報であって、音符の発音タイミン
グの所定タイミング前が現在の処理タイミングとなるも
のを、第1の音符情報として出力するものであり、前記
第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報を入力し
て、前記音符の発音タイミングを示す押鍵マークの表示
を、音高別に、前記スクロール表示制御手段に指示する
ものであり、前記スクロール表示制御手段は、前記第1
の押鍵指示手段の指示により、前記表示手段に対し、前
記押鍵マークを、前記音高別に前記音高に対応する鍵に
対向する位置に、少なくとも前記発音タイミングになる
までスクロール表示させるものである。したがって、鍵
盤演奏に必要な情報である押鍵位置とその押鍵タイミン
グとが、鍵盤から視線を移さずに、あらかじめ知ること
ができる。特に、表示手段を鍵盤の各鍵の根元部に隣接
させれば、押鍵操作をする指によって、表示手段が見に
くくならないし、押鍵操作をする指により表示手段が押
圧されることがない。また、表示手段の表示画面が鍵盤
の長手方向に沿って実質的に一体になっている場合に
は、鍵の幅に制約されない任意の表示が可能となる。
【0009】請求項4に記載の発明においては、請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の鍵盤演奏ガイド装置
において、第2の押鍵指示手段を有し、前記楽曲データ
入力手段は、前記楽曲データに含まれる音符情報であっ
て、前記音符の発音タイミングが現在の処理タイミング
となるものを、第2の音符情報として出力するものであ
り、前記第2の押鍵指示手段は、前記第2の音符情報を
入力して、前記音符の発音タイミングであることを、前
記音高別に、前記スクロール表示制御手段に指示するも
のであり、前記スクロール表示制御手段は、前記第2の
押鍵指示手段の指示により、前記表示手段の表示態様を
前記音高別に変更することにより、前記表示手段に対
し、前記音符の発音タイミングを表示させるものであ
る。したがって、押鍵すべきタイミングになったこと
を、鍵盤から視線を移さずに知ることができる。
【0010】請求項5に記載の発明においては、請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の鍵盤演奏ガイド装置
において、複数の押鍵指示表示手段、および、第2の押
鍵指示手段を有し、前記複数の押鍵指示表示手段は、そ
れぞれ、前記音高毎に、前記鍵盤の前記音高に対応する
鍵に対応して設置されるものであり、前記楽曲データ入
力手段は、前記楽曲データに含まれる音符情報であっ
て、前記音符の発音タイミングが現在の処理タイミング
となるものを、第2の音符情報として出力するものであ
り、前記第2の押鍵指示手段は、前記第2の音符情報を
入力して、前記音符の発音タイミングであることを、音
高別に、前記複数の押鍵指示表示手段に指示することに
より、前記複数の押鍵指示表示手段に対し、前記音符の
発音タイミングであることを音高別に表示させるもので
ある。したがって、押鍵すべきタイミングになったこと
を、鍵盤から視線を移さずに知ることができる。
【0011】請求項6に記載の発明においては、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載の鍵盤演奏ガイド装置
において、前記音符情報は操作部位指示データを含み、
前記第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報を入力
して、前記操作部位指示データに応じて、操作部位を指
示する押鍵マークの表示を音高別に指示するものであ
り、前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指
示手段により表示を指示された押鍵マークを、前記音高
別にスクロール表示させるものである。したがって、鍵
盤から視線を移さずに、押鍵操作をする手および指の部
位を知ることができる。
【0012】請求項7に記載の発明においては、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載の鍵盤演奏ガイド装置
において、前記音符情報に基づいて操作部位指示データ
を生成する生成手段を有し、前記第1の押鍵指示手段
は、前記第1の音符情報と生成された前記操作部位指示
データを入力して、前記操作部位指示データに応じて、
操作部位を指示する押鍵マークの表示を音高別に表示す
るものであり、前記スクロール表示制御手段は、前記第
1の押鍵指示手段により表示を指示された前記押鍵マー
クを、前記音高別にスクロール表示させるものである。
したがって、音符情報に操作部位指示データを含まない
場合でも、音符情報に基づいて操作部位指示データを作
成することにより、鍵盤から視線を移さずに、押鍵操作
をする手および指の部位を知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
説明するブロック構成図である。図中、1は楽曲データ
入力部、2は第1の押鍵指示部、3は第2の押鍵指示
部、4は鍵対応スクロール表示制御部、51〜5nは鍵対
応液晶表示器、6は鍵対応表示制御部、71〜7nは鍵対
応発光ダイオードである。鍵盤には、白鍵,黒鍵を合わ
せてn本の鍵があるものとする。鍵対応液晶表示器51
〜5nの1〜nは、音高に対応している。図2、図3を
参照して後述するように、鍵盤の各鍵に設置されてい
る。鍵の上面に固着されたり、鍵の上面に埋め込まれて
固着される。鍵対応液晶表示器51〜5nは、操作すべき
鍵とその押鍵タイミングとを、あらかじめ演奏者に知ら
せるためのものである。
【0014】なお、鍵の少なくとも上面が透明または半
透明の素材で形成されている場合は、鍵の内部に鍵対応
液晶表示器51〜5nが埋め込まれて、鍵の上面を通して
表示が見えるようにしてもよい。鍵が透明または半透明
の素材で形成されている場合は、鍵の下面に鍵対応液晶
表示器51〜5nが固着され、鍵を通して表示が見えるよ
うにしてもよい。また、鍵が透明または半透明の素材で
形成されている場合は、鍵の下部に隣接し、鍵盤から離
れたパネル筐体側に鍵対応液晶表示器51〜5nが設置さ
れ、各鍵を通して表示が見えるようにして、実質的に各
鍵に鍵対応液晶表示器51〜5nが設置されるようにして
もよい。あるいは、図6を参照して後述するように、鍵
盤の各鍵の根元部に隣接し、該鍵盤の長手方向に沿って
設置されるようにしてもよい。
【0015】一方、鍵対応発光ダイオード71〜7nは、
必須のものではないが、鍵盤の各鍵に対応して設置され
る。図5(a)を参照して後述するように、各鍵の内部
に設けられたり、図5(b)を参照して後述するよう
に、操作すべき鍵に対向して、例えば、電子楽器本体パ
ネルの根元付近に設けられたりする。発音タイミングに
なった瞬間に発光することにより、ユーザに対して押鍵
タイミングを知らせる。
【0016】楽曲データ入力手段1は、楽曲データを入
力し、楽曲データに含まれる音符情報であって、音符の
発音タイミングの例えば、2小節前のタイミングが現在
の処理タイミングであるものを、第1の音符情報として
出力する。楽曲データは、例えば、電子楽器またはパー
ソナルコンピュータの記憶装置に記憶され、楽曲データ
入力手段1は、記憶された楽曲データを読み出す。ある
いは、楽曲データは、ネットワーク上のサーバに記憶さ
れている。楽曲データ入力手段1は、サーバから、直
接、あるいは、パーソナルコンピュータを経由して、楽
曲データをダウンロードしてから読み出す。あるいは、
サーバから、直接に、あるいはパーソナルコンピュータ
を経由して、楽曲データをストリーミング再生方式でバ
ッファに一旦書き込んでから読み出す。
【0017】第1の押鍵指示部2は、この第1の音符情
報に含まれる音符の発音タイミングを示す、押鍵マーク
の表示を、音高別に、鍵対応スクロール表示制御部4に
指示する。押鍵マークとしては、音高別に発音タイミン
グを示すだけでなく、図2,図3,図4を参照して後述
するように、操作部位を指示する記号を用いることがで
きる。具体的には、左右どちらの手で押鍵操作するの
か、どの指で押鍵操作するのかを指示する記号であっ
て、鍵対応液晶表示器51〜5nに表示される。鍵対応ス
クロール表示制御部4は、上述した第1の押鍵指示部2
の指示により、各鍵に設置されている鍵対応液晶表示器
1〜5nに対し、上述した押鍵マークを、音高別に、音
符の発音タイミングの所定タイミング前から発音タイミ
ングまでスクロール表示させる。
【0018】押鍵マークは、現在の処理タイミングが、
その発音タイミングになったときに、表示画面上のあら
かじめ決められた位置に丁度到達するように、スクロー
ル表示の移動量が設定されている。その結果、鍵対応液
晶表示器51〜5nは、その表示画面が逐次更新されて、
表示を指示された押鍵マークを、音符の発音タイミング
の2小節前から発音タイミングになるまで移動させて見
せることができる。さらに、発音タイミングが終了した
後も、所定のタイミング経過までは、押鍵マークをスク
ロール表示するようにして、押鍵すべきであった鍵がわ
かるようにしてもよい。
【0019】楽曲データ入力手段1は、また、楽曲デー
タに含まれる音符情報であって、音符の発音タイミング
が現在の処理タイミングとなるものを、第2の音符情報
として出力してもよい。第2の押鍵指示部3は、この第
2の音符情報を入力して、前記音符の発音タイミングで
あることを、音高別に、鍵対応スクロール表示制御部4
に指示する。鍵対応スクロール表示制御部4は、第2の
押鍵指示部3の指示により、音高別の鍵対応液晶表示器
1〜5nの表示態様を変更することにより、音符の発音
タイミングであることを音高別に表示させる。押鍵マー
クは、スクロール表示制御により、鍵対応液晶表示器5
1〜5nの発音タイミング位置に移動しており、この発音
タイミング位置に押鍵マークが到達した瞬間に、押鍵マ
ークの表示態様を点滅させたり、発光色を変更させたり
して、鍵対応液晶表示器51〜5nの表示態様を音高別に
変更する。なお、表示態様の変更として、液晶表示画面
の全体、あるいは、鍵盤の根元側など、押鍵マーク以外
の一部の領域を点滅させたり、表示色を変更したりして
もよい。
【0020】現在が発音タイミングであることを指示す
る信号は、鍵対応表示制御部6にも出力され、その音高
に対応する鍵対応発光ダイオード71〜7nを発光制御す
ることにより、操作すべき鍵の表示状態を変化させた
り、操作すべき鍵の根元のパネル部分で表示状態を変化
させたりする。現在が発音タイミングであることは、ス
クロール表示からもわかるので、特に、押鍵指示を行う
必要はない。また、押鍵指示を行う場合には、上述した
2つの手段のいずれか、もしくはその組み合わせを利用
すればよい。
【0021】上述した説明において、楽曲データ入力手
段1は、その内部にバッファメモリを有していれば、表
示を開始する発音タイミングよりも以前に外部の記憶装
置などから音符情報を入力しておいてもよい。また、発
音タイミングになったときに、改めて第2の音符情報を
入力することなく、このバッファメモリから第2の音符
情報を出力してもよい。また、第1の押鍵指示部2は、
押鍵マークの表示を指示するために、複数の押鍵マーク
の1つを特定するコードデータを出力してもよいし、押
鍵マークのビットマップデータそのものを出力してもよ
い。前者の場合は、鍵対応スクロール表示制御部4にお
いて、ビットマップデータに変換される。鍵対応スクロ
ール表示制御部4は、一具体化例として、音高対応に領
域が区分された表示画像メモリバッファを設ける。押鍵
マークのビットマップを、発音タイミングの2小節前の
処理タイミングで、音高対応に、この表示画像メモリバ
ッファに入力する。同時に、表示画像メモリバッファか
ら、鍵対応液晶表示器51〜5nの表示画面に対応した1
フレーム分のビットマップデータを、音高対応で、繰り
返し読み出す。その際、読み出し開始位置を処理タイミ
ングの時間進行とともに順次進ませればよい。
【0022】鍵対応スクロール表示制御部4を音高別に
独立したものとし、それぞれが、鍵対応液晶表示器51
〜5nの1つを表示制御するものとしてもよい。この場
合、1行表示タイプの液晶表示器とその表示制御装置を
複数組用いて実現できる。また、鍵対応スクロール表示
制御部4は、音高別に時分割処理するものとしてもよ
い。鍵対応スクロール表示制御部4は、ハードウエア回
路によっても、また、CPU(Central Processing Unit)
によるプログラム制御によっても、および、両者を併用
して実現することもできる。
【0023】次に、鍵対応液晶表示器による具体的な表
示内容について説明する。図2は、図1に示した鍵対応
液晶表示器を有する第1の鍵盤を示す模式的説明図であ
る。図中、図1と同様な部分には同じ符号を付してい
る。111〜117は鍵であって、主に、鍵111の鍵対
応液晶表示器51について説明するが、他の鍵対応液晶
表示器52〜57についても同様の表示を行う。12,1
3,15は押鍵マークである。押鍵マーク12は、鍵1
1に応じた音高の音符の発音タイミングの所定時間
前、例えば、2小節前のタイミングの表示位置にある。
押鍵マーク12は、スクロール表示制御により、自動演
奏の進行に従って、鍵の根元側から手前の手元側に向か
って移動する。押鍵マーク13は鍵111に対応した音
高の音符の発音タイミング時点の表示位置にある。14
は鍵111に表示された指示線であって、押鍵操作すべ
きキーオン位置を示し、いずれの鍵111〜117にも表
示されている。押鍵マークがこの指示線14の位置に到
達したときが、対応する音符の発音タイミングである。
音符の発音タイミングになると、押鍵マークの輝度を高
くしたり、点滅させたり、表示色を変化させたりするな
ど、表示態様を変化させることができる。あるいは、押
鍵マーク以外の表示領域の表示態様を変化させてもよ
い。
【0024】押鍵マークは、発音タイミングだけでな
く、鍵を押鍵する操作部位も指示する。押鍵マーク12
は、記号「」であるが、これは左手の薬指で鍵111
を押鍵することを指示している。押鍵マーク13は、記
号「」であるが、これは左手の小指で鍵111を押鍵
することを指示している。一方、鍵116の上に設けら
れた鍵対応液晶表示器56の押鍵マーク15は、正方形
で囲まれた「1」の記号が用いられている。これは、右
手の親指で鍵116を押鍵することを指示している。ま
た、鍵対応液晶表示器51〜57には、いずれにも「ドッ
ト」状のタイミング間隔マーク16が表示されている。
これは、基準として定めた音符の符長のタイミング間隔
を表し、スクロール表示によって移動するが、必須の表
示内容ではない。鍵対応液晶表示器51〜5nには、押鍵
マーク12,13,15に限らず、上述したタイミング
間隔マーク16のような、他の情報も表示してよい。例
えば、各鍵に対応した音高の音符の発音期間(発音開始
タイミングから発音終了タイミング)を、ピアノロール
表示の線状のマークのような、「スクロールバー」で表
示してもよい。また、小節線を横方向に表示してもよ
い。なお、鍵対応液晶表示器51〜57は、反射型、バッ
クライトを有する透過型であってもよい。モノクロ、カ
ラー表示いずれでもよい。
【0025】図3は、鍵対応液晶表示器を有する第2の
鍵盤を示す模式的説明図である。図中、図1,図2と同
様な部分には同じ符号を付している。押鍵マーク21
は、鍵111に応じた音符の発音タイミングの2小節前
の時点の表示位置にある。押鍵マーク22は鍵111
応じた音高の音符の発音タイミングの表示位置にある。
押鍵マーク21は、丸印で囲まれた記号「薬」である
が、これは左手の薬指で鍵111を押鍵することを指示
している。押鍵マーク22は、丸印で囲まれた記号
「小」であるが、これは左手の小指で鍵111を押鍵す
ることを指示している。一方、鍵116の上に設けられ
た鍵対応液晶表示器56の押鍵マーク23は、正方形で
囲まれた記号「親」が用いられている。これは、右手の
親指で鍵116を押鍵することを指示している。
【0026】図4は、操作部位と押鍵マークの表示との
対応図である。図4(a)は、運指情報と押鍵マークと
の対応図、図4(b)は、手情報(左右の手)と押鍵マ
ークとの表示との対応図である。表示方法としては、番
号、色、形、名称がある。図4(a)と図4(b)の表
示形態の任意の組み合わせによって、操作部位を表示す
る押鍵マークが決定される。工場出荷の段階で対応関係
を設定しておいてもよいが、ユーザが設定操作子を用い
て自由に対応関係を設定できるようにしてもよいし、ユ
ーザが自由に押鍵マークを作成して使用できるようにし
てもよい。
【0027】上述した説明においては、2小節分の演奏
データを先読みし、2小節の間、操作部位を指示する押
鍵マークをスクロール表示する例を説明した。しかし、
2小節間に限定されるものではなく、1小節間や4小節
間などでもよい。また、先読みする長さを、ユーザが設
定操作子で任意に選択できるようにしてもよい。この場
合も、鍵対応液晶表示器51〜5nの表示領域の全長(フ
ルスケール)にわたって、スクロール表示させるとよ
い。そのためには、先読みする長さに応じてスクロール
表示の移動速度を変化させる。例えば、1小節表示であ
れば、2小節表示の場合の2倍の速さでスクロール表示
させる。
【0028】上述したスクロール表示は、自動演奏につ
いてユーザがテンポを設定するのと同様の方法で移動速
度が制御される。具体的には、設定されたテンポに応じ
て処理周期を変更する方法、処理周期を一定にして、音
符情報に含まれたタイミングデータの値を設定されたテ
ンポに応じて変更する方法、音符情報に含まれたタイミ
ングデータの計数の仕方を設定されたテンポに応じて変
更する方法等、どのようなものであってもよい。また、
楽曲データ中に「セット・テンポ」情報が含まれている
ときには、この情報に従って、スクロール移動速度を決
定してもよい。
【0029】図5は、鍵対応液晶表示器を有する第3,
第4の鍵盤を示す模式的説明図である。図中、図1,図
2と同様な部分には同じ符号を付している。図5(a)
は第3の鍵盤、図5(b)は第4の鍵盤を示すが、いず
れも、鍵対応液晶表示器51〜514は、鍵盤の各鍵111
〜1114の上に設置されている。特に、白鍵と黒鍵と
で、縦方向の位置をそろえて、各鍵の根元側に寄せて設
置している。例えば、対応液晶表示器51〜514の設置
場所を、白鍵の半分より奥側とか、黒鍵の半分より奥側
とかに設置する。各鍵111〜1114の手元側の押鍵位
置には鍵対応液晶表示器51〜514が設けられず、空け
られる。その結果、押鍵操作する手によって鍵対応液晶
表示器51〜514が見づらくならないし、鍵対応液晶表
示器51〜514が、押鍵による押圧の影響を受けること
がない。
【0030】図5(a)の第3の鍵盤では、図1に示し
た鍵対応発光ダイオード71〜7nが、各鍵111〜11
14・・・の内部に収容されており、各鍵111〜1114
・・・に対応した音高の音符の発音タイミングになった
時点で発光する。図示の例では、鍵対応発光ダイオード
1,79が発光している。鍵対応発光ダイオード71
nが鍵の全体を発光させるようにしてもよい。操作す
る手が右手か左手かで、鍵対応発光ダイオード71〜7n
の表示態様、例えば、発光色を制御することにより、操
作する手の指示をわかりやすくしてもよい。図5(b)
の第4の鍵盤では、図1に示した鍵対応発光ダイオード
1〜7nが、鍵盤の各鍵111〜1114・・・の根元部
に隣接する本体パネル部に、鍵盤の長手方向に沿って列
状に設置されている。図示の例では、鍵対応発光ダイオ
ード71,79が発光している。鍵対応発光ダイオード7
1〜7nを、各鍵111〜1114・・・の手元部に隣接す
る本体パネル部に設けてもよいが、この場合、押鍵する
手によって見にくくなる。
【0031】図6は、鍵対応液晶表示器を有する第5の
鍵盤を示す模式的説明図である。図中、図1,図2と同
様な部分には同じ符号を付している。この実施の形態で
は、鍵対応液晶表示器51〜514・・・を、各鍵111
11 14・・・の根元側に寄せ、各鍵の根元部に隣接し、
鍵の長手方向に沿って本体パネル部に設置している。
【0032】図7は、鍵対応に複数の発光ダイオードを
有する鍵盤を示す模式的説明図である。図中、31〜3
3,341〜3411は発光ダイオードである。鍵1113
について例示するように、鍵対応に複数の発光ダイオー
ド341〜3411の一列が鍵内部に鍵長手方向に並べて
設置されている。これらは、鍵対応液晶表示器に代わる
ものであって、スクロール表示制御される。鍵111
おいては、発光ダイオード31,32,33が発光して
押鍵マークとなる。記号表示ができないので、運指情報
あるいは左右の手を指示したいときには、発光ダイオー
ド31,32,33の発光色およびまたは輝度によって
指示する。
【0033】発光ダイオード31は、鍵111に応じた
音符の発音タイミングの所定時間前、例えば、2小節前
の時点の表示位置にある。発光ダイオード32は、スク
ロール表示制御により、自動演奏の進行に従って、鍵の
根元側から手元側に向かって移動する。発光ダイオード
33は鍵111に対応した音高の音符の発音タイミング
の表示位置にある。この具体例においても、ある音高の
発音タイミングに到達したときに、押鍵指示として表示
態様を変化させることができる。例えば、発音タイミン
グにある鍵対応発光ダイオード33を点滅させたり、あ
るいは、この鍵111に設置された全ての鍵対応発光ダ
イオードを一時的に発光させて、鍵111全体を発光さ
せたりしてもよい。
【0034】図8は、個別の鍵対応液晶表示器を有しな
い鍵盤を示す模式的説明図である。図1〜図3,図5,
図6においては、鍵の数だけ鍵対応液晶表示器51〜5n
を設置していた。この実施の形態では、1枚の液晶表示
器41を各鍵111〜111 4・・・の根元側に寄せ、各
鍵の根元部に隣接し、鍵盤の長手方向の幅に対応してパ
ネル上に設置し、複数の音高のそれぞれに対応する押鍵
マークの表示領域421〜4214・・・を1枚の液晶表
示器41に設けている。表示領域421〜4214・・・
に対する、個別の押鍵マークのスクロール表示制御およ
び押鍵マークの記号については、上述した個別の鍵対応
液晶表示器51〜514・・・と同様である。全ての鍵1
1〜1114・・・に対応する表示を、1枚の液晶表示
器41によって行ってもよいが、液晶パネルが長くなる
ので、表示画面を数枚に分割して、複数の液晶表示器4
1で、実質的に1枚の表示画面を実現してもよい。ある
いは、鍵111〜1114・・・が透明または半透明の素
材で形成されている場合は、鍵の下部に隣接し、鍵盤か
ら離れたパネル筐体側に液晶表示器41を設置して、各
鍵を通して表示が見えるようにしてもよい。
【0035】なお、この具体例では、液晶表示器41の
表示面積が広いので、押鍵マークを表示するモード以外
に、鍵盤の各鍵に割り当てられたリズム楽器音色を示す
表示を行ったり、各鍵の音高名や階名を表示したり、和
音演奏のスプリットポイントを指示したり、さらには、
入力した楽曲データに基づいて楽譜を表示するなど、多
面的な使用ができる。
【0036】図9は、楽曲データフォーマットの一構成
例の説明図である。図示の楽曲データフォーマットで
は、第1トラックに右手の演奏データ、第2トラックに
左手の演奏データ、トラック3以降に楽音信号生成専用
の演奏パートのデータが記述されている。いずれのトラ
ックも、タイミングデータとイベントデータとの組でイ
ベントが記述され、演奏の時系列に従って記述されてい
る。この楽曲データを読み出すときには、各トラックの
タイミングデータに従って、各トラックからイベントデ
ータが読み出される。タイミングデータは、前のイベン
ト発生タイミングからの相対時間(時間あるいはクロッ
ク数)や曲先頭タイミングなどからの絶対時間(時間ある
いはクロック数)で記述される。音符は、例えば、ノー
トイベントで表し、ノートナンバ(音高)、ベロシティ
(大きさ)、ゲートタイム(符長)、指番号を含む。指
番号として、例えば、図4(a)に示したような対応関
係を有する番号を用いればよい。
【0037】このノートイベントのフォーマットとし
て、第1の例としては、シーケンサーソフトウエアに使
用される通常のノートイベントデータに、専用の指番号
データを付加したフォーマットとする。第2の例として
は、ベロシティデータの一部を指番号に割り当てる。例
えば、指番号データを0〜4とし、真のベロシティ値を
5で除したときの商に5を乗じ、これに指番号データを
加えた値をベロシティ値として記述する。このノートイ
ベントの読み出し時には、記述されたベロシティ値を5
で除したときの剰余を指番号データにするとともに、5
で除したときの商に5を乗じたもの、あるいは、これに
剰余の中央値2を加えたもの、を真のベロシティ値と推
定して演奏に使用する。
【0038】なお、指番号データをノートイベントとは
独立してもつようにしてもよい。例えば、指番号データ
を含まないノートイベントを有する演奏データトラック
とは別のトラックに、前記ノートイベントとの対応付け
ができるような形式で、指番号データを記憶させるよう
にしてもよい。あるいは、演奏データのファイルとは別
のファイルに、上述したノートイベントとの対応付けが
できる形式で、指番号データを記憶させてもよい。上述
したノートイベントと指番号データとの対応付けができ
る形式の例としては、各指番号データに、ノートイベン
トが有するタイミングデータと同じタイミングデータを
付与しておく形式がある。ただし、複数のノートイベン
トが同じタイミングデータを有しないようにしておく必
要がある。あるいは、各指番号データに、対応するノー
トイベントを識別する情報(一連のシリアル番号など)
を付与しておく形式、などがある。
【0039】演奏データ中のイベントデータは、ノート
イベント以外に、音量、音色、効果等、再生態様を設定
するイベントデータが含まれていてもよい。運指および
左右の手のどちらで演奏するかの決定は、楽曲データの
作成者が、人手により決定して楽曲データに付与しても
よいし、運指解析装置等を用いて音符データに基づいて
自動的に決定して付与してもよい。あるいは、楽曲デー
タとしては、従来の自動演奏用のものをそのまま使用
し、鍵盤演奏ガイドを実行する際に、CPUによってリア
ルタイムで運指解析を行って、押鍵マークのスクロール
表示や演奏指示を行ってもよい。
【0040】上述した説明では、トラック1,トラック
2を演奏操作ガイドと楽音信号生成用データとで共用し
ていた。この楽曲データを使用する方法として、トラッ
ク1,トラック2の演奏データについては、演奏操作ガ
イド用にのみ使用し、音源部では、ユーザの鍵操作によ
る演奏データ、および、他のトラックの演奏パートを発
音させてもよい。ユーザの設定によっては、トラック
1,トラック2の演奏データについても音源部で発音さ
せてよい。演奏操作ガイド専用のデータとする場合に
は、ベロシティ値が不要である。また、「スクロールバ
ー」表示をする場合には、ゲートタイム(符長)が必要
であるが、発音タイミングでの押鍵マークの表示のみで
あれば、発音タイミングだけがわかればよく、ゲートタ
イム(符長)が不要となる。演奏操作ガイド専用のトラ
ックは、楽曲再生用のトラックとは別に設けてもよい。
また、右手と左手とで別に記述しているが、右手と左手
とを区別するデータを含ませれば、1つのトラックに記
述できる。
【0041】上述した楽曲データのフォーマットは、演
奏イベントを、「イベント発生タイミング(1つ前のイ
ベントからの相対時間、または、曲や小節内における絶
対時間)+(音符の音高)+(音符の符長)」の形式で
記述するものであった。これに代えて、演奏イベント
を、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で表した
「音高(休符)+符長」形式で記述してもよい。あるい
は、SMF(Standard MIDI File)のような、「イベント
発生タイミング(相対時間または絶対時間)+(ノート
オンイベントまたはノートオフイベント)」の形式で記
述してもよい。
【0042】上述した説明では、マルチトラック構成
で、楽曲データを記述したが、1トラックで記述するこ
ともできる。この場合、上述したトラックを区別する代
わりに、それぞれのイベントデータにチャネル番号を付
せばよい。この他、演奏の最小分解能毎にメモリの領域
を確保し、演奏イベントの発生する時刻に対応するメモ
リ領域に演奏イベントを記憶した「ベタ方式」等、どの
ような形式でもよい。
【0043】図10は、本発明の実施の一形態を実現す
るためのハードウエア構成の一例を示すブロック構成図
である。図中、51はバス、52はCPU、53はROM(Re
ad Only Memory)、54はRAM(Random Access Memor
y)、55はタイマである。CPU52は、バス51を介し
て各ブロックに接続され、ROM53に記憶されたプログ
ラムを、RAM54をワークエリアとして実行することに
より、電子楽器全体の入出力制御を行うとともに、鍵盤
演奏ガイドの機能を実行する。タイマ55は、プログラ
ムの割り込み処理のタイミングを決定する。
【0044】56は演奏操作子であって、鍵盤、エクス
プレッションペダル、モジュレーションホイール等であ
る。57は押鍵操作などを検出する検出回路である。5
8はパネル操作子であって、音色、効果、リズム、自動
演奏、鍵盤演奏ガイドの設定等を行うスイッチである。
59はパネル操作子58の操作を検出する検出回路であ
る。60は表示回路、61はディスプレイである。ディ
スプレイ61としては、電子楽器一般に備えられている
各種の設定状態を表示する液晶表示パネルの外に、図1
〜図8に示した、鍵対応液晶表示器51〜5n、鍵対応発
光ダイオード7 1〜7nがある。図1に示した鍵対応スク
ロール表示制御部4、鍵対応表示制御部6は、その電気
的な駆動部分は、表示回路60で行う。しかし、表示機
能の制御は、表示回路60内のハードウエアでも、プロ
グラム制御によるCPU52で実行させることが可能であ
って、機能分担は適宜決めればよい。
【0045】62は外部記憶装置であって、HDD(Hard
Disk Drive),FDD(Flexible DiskDrive),CD-ROM(C
ompact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optica
l Disk),DVD(Digital Versatile Disk),半導体メ
モリカードなどである。従来の自動演奏用の楽曲デー
タ、図9に示した演奏操作ガイドデータを含む楽曲デー
タ、パネル設定操作子による演奏態様を一括して設定す
るレジストレーションデータ等を記憶しておくことがで
きる。鍵盤演奏ガイドプログラムなどのアプリケーショ
ンプログラムを記憶しておいてもよく、この場合、実行
時にRAM54にプログラムをロードして実行する。ま
た、この電子楽器で演奏した曲を楽曲データファイルと
して保存することもできる。
【0046】63はMIDIインターフェース、64はMIDI
機器であって、演奏データは、MIDIインターフェース6
3からMIDIフォーマットで外部のMIDI機器64に転送さ
れる。また、MIDI機器64からMIDIフォーマットで演奏
データが、MIDIインターフェース63に転送される。MI
DI機器64としては、MIDI鍵盤などの電子楽器、シーケ
ンサーソフトウエアがインストールされたパーソナルコ
ンピュータなどである。65は通信インターフェース、
66は通信ネットワーク、67はサーバコンピュータで
ある。通信ネットワーク66は、RS-232C、USB(Univer
sal Serial Bus)、IEEE1394等のLAN(Local Area Netw
ork)の場合、あるいは、固定電話網、携帯電話網等の
広域網を利用したインターネットの場合がある。複数の
インターフェースを備えていてもよい。通信インターフ
ェースは、この電子楽器から、演奏操作子56による生
演奏データ、外部記憶装置62に保存された楽曲データ
などを、サーバコンピュータ67にアップロードする。
また、サーバコンピュータから楽曲データをダウンロー
ドしたり、演奏データをストリーミング再生方式で受信
する。処理プログラムや処理に利用する各種データは、
外部記憶装置62からではなく、サーバコンピュータ6
7からダウンロードしてもよい。
【0047】68は音源回路、69は効果回路、70は
サウンドシステムである。演奏操作子56によって指示
された演奏データ、ROM53あるいは外部記憶装置62
に記憶された楽曲データ、外部のMIDI機器64から入力
された演奏データ、あるいは、サーバコンピュータ67
から送信された演奏データに基づいて楽音信号を生成
し、効果回路69に出力する。音源回路68は複数の演
奏パートを同時に発音処理する。効果回路69は、リバ
ーブ、コーラス、ディストーションなどの効果を付与し
て、アンプ、スピーカを有するサウンドシステム70に
出力する。演奏パート毎に効果を付与したり、全ての演
奏パートを合成した楽音信号に効果を付与することもで
きる。なお、音源回路68,効果回路69の機能は、ソ
フトウエア音源プログラムをCPU52が実行することに
より、実現することもできる。
【0048】図11,図12は、本発明の実施の一形態
の動作を説明するフローチャートである。図10に示し
たCPU52がプログラムを実行することにより動作す
る。図11のS71において、処理タイミングが所定タ
イミングだけ経過したか否かを判定し、経過していない
ときにはS71に処理を戻し、経過したときにはS72
に処理を進める。この処理ステップにより、現在の処理
タイミングが進行する。この処理タイミングは、自動演
奏時刻でもある。S72において、鍵対応液晶表示器5
1〜5nの表示を所定タイミング分だけ進行方向にシフト
させることによって、スクロール表示制御を行う。所定
タイミング分のシフト量は、設定されたテンポに従う。
S73において、変数iに初期値1を入力する。変数i
は、楽曲データのトラック番号を意味する。S74にお
いて、i=1または2であるか否かを判定する。そうで
あればS75に処理を進め、そうでなければ図12のS
81に処理を進める。i=1のときはトラック1(右
手)の処理、i=2のときはトラック2(左手)の処理
であることを意味する。
【0049】S75において、トラックiの演奏データ
を、現在の処理タイミングから所定量(例えば2小節
分)先の処理タイミングにあるものを読み出す。S76
において、読み出された所定量(例えば2小節)先の処
理タイミングが、ノートイベントの発音タイミングであ
る否かを判定する。そうであれば、S77に処理を進
め、そうでなければ、S78に処理を進める。S77に
おいては、ノートイベントデータ中のノートナンバに対
応する鍵11 1〜11nを決定する。所定量先の処理タイ
ミングにノートイベントデータがないとき、または、そ
の他のイベントデータのイベントタイミングであるとき
には、直ちにS78に処理を進める。
【0050】S78において、決定された鍵111〜1
nの鍵対応液晶表示器51〜5nの所定位置(例えば鍵
の根元側)に、ノートイベントデータ中の指番号に基づ
いて、図4(a)に例示したような押鍵マークを表示す
る。図4(b)に例示したように、右手と左手とでは押
鍵マークの表示態様を変える。S78において、変数i
をインクリメント(+1)して、S74に処理を戻す。
したがって、i=1,2のときに、S74〜S78,S
79の処理が実行され、i=3になると、図12のS8
1に処理を進める。
【0051】図12のS81において、変数iが、再び
1に初期設定される。S82において、トラックiの現
在タイミングのイベントデータを読み出す。S83にお
いて、現在の処理タイミングがノートイベント発音タイ
ミングであるか否かを判定し、そうであればS84に処
理を進め、現在の処理タイミングではノートイベントデ
ータがないとき、または、その他のイベントのタイミン
グであるときには、S85に処理を進める。S84にお
いて、i=1または2であるか否かを判定し、そうであ
ればS86に処理を進め、そうでなければS87に処理
を進める。S86においては、ノートイベントデータ中
のノートナンバに対応する鍵11 1〜11nを決定する。
S88において、決定された鍵111〜11nの鍵対応液
晶表示器51〜5nに表示されている押鍵マークの表示態
様、例えば、色や輝度を変更する。S89において、決
定された鍵111〜11nのLED(発光ダイオード)を発
光表示させる。この場合、トラック1,トラック2の区
別に応じて表示態様、例えば、多色発光ダイオードを使
用して色を制御してもよい。
【0052】一方、S84において、変数iが1でも2
でもないときに処理を進めるS87においては、ノート
イベントデータなどのイベントデータを、図10に示し
た音源回路68に供給し、S85に処理を進める。すな
わち、このフローチャートでは、トラック1,2は鍵盤
操作ガイド専用に使用し、その他のトラックに含まれる
ノートイベントデータによって楽音信号を生成して発音
処理を行わせている。S85において、変数iは最終ト
ラックの番号であるか否かを判定し、そうであればS9
0に処理を進め、そうでなければS91に処理を進め
る。S90においては、最終トラックの次のイベントデ
ータを読み出し、エンドデータであるか否かを判定す
る。そうであれば処理を終了し、そうでなければ、図1
1のS71に処理を戻し、所定タイミングの経過を待っ
て、次のタイミングでの処理を行う。なお、全てのトラ
ックにおいて、現在の処理タイミングにイベント再生デ
ータがないときには、S83からS88およびS89ま
たはS87の処理が行われることなく、次の処理タイミ
ングに移ることになる。
【0053】上述した説明では、スクロール表示させる
表示器として液晶表示器を採用し、鍵対応表示器51
nまたは液晶表示器41としていた。しかし、スクロ
ール表示が可能なものであれば、例えば、ドットマトリ
クス型の、エレクトロルミネセンス、蛍光表示管、発光
ダイオードでもよい。本発明の鍵盤演奏ガイド装置内
に、音源部、楽曲データを再生する自動演奏部等を内蔵
している必要はない。音源部、自動演奏部、それぞれが
別体の装置を構成し、MIDIケーブルや各種LANケーブル
等のケーブルを用いて各装置を接続するものであっても
よい。
【0054】上述した説明では、鍵盤演奏ガイド装置を
鍵盤型電子楽器に適用した場合について説明した。しか
し、鍵盤を有するものであって、この鍵盤で音楽を演奏
するものであれば、専用の電子楽器の形態に限らない。
カラオケ装置や、ゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信
端末に使用されるものでもよい。電子的に楽音を発生す
る楽器に限らず、楽曲データを再生する装置と組み合わ
せて、打弦機構を有する機械式ピアノに適用してもよ
い。とりわけ、楽曲データを再生する装置が組み込まれ
た自動演奏ピアノに適する。携帯型通信端末のように、
通信ネットワークに接続されるものは、端末のみで機能
が完結している必要はなく、楽曲データをサーバからダ
ウンロードあるいはストリーミング再生で受信して鍵盤
演奏ガイドを実行するのに適している。
【0055】
【発明の効果】本発明は、上述した説明から明らかなよ
うに、鍵盤上、あるいは鍵の根本側のパネル上に、各鍵
の操作タイミングを示すマークがスクロール表示される
ので、各鍵とマークとの対応が容易にわかるという効果
がある。自分の手元を見ながらでも、押鍵操作タイミン
グが徐々に近づいていることが容易にわかるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態を説明するブロック構
成図である。
【図2】 鍵対応液晶表示器を有する第1の鍵盤を示す
模式的説明図である。
【図3】 鍵対応液晶表示器を有する第2の鍵盤を示す
模式的説明図である。
【図4】 操作部位と押鍵マークの表示との対応図であ
る。
【図5】 鍵対応液晶表示器を有する第3,第4の鍵盤
を示す模式的説明図である。
【図6】 鍵対応液晶表示器を有する第5の鍵盤を示す
模式的説明図である。
【図7】 鍵毎に複数の発光ダイオードを有する鍵盤を
示す模式的説明図である。
【図8】 個別の鍵対応液晶表示器を有しない鍵盤を示
す模式的説明図である。
【図9】 楽曲データフォーマットの一構成例の説明図
である。
【図10】 本発明の実施の一形態を実現するためのハ
ードウエア構成の一例を示すブロック構成図である。
【図11】 本発明の実施の一形態の動作を説明する第
1のフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の一形態の動作を説明する第
2のフローチャートである。
【符号の説明】
1…楽曲データ入力部、2…第1の押鍵指示部、3…第
2の押鍵指示部、4…鍵対応スクロール表示制御部、5
1〜5n…鍵対応液晶表示器、6…鍵対応表示制御部、7
1〜7n…鍵対応発光ダイオード、111〜118…鍵、1
2,13,15,21,22,23…押鍵マーク、14
…指示線、16…タイミング間隔マーク、31〜34…
発光ダイオード、41…液晶表示器、421〜4214
押鍵マークの表示領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示手段、楽曲データ入力手段、
    第1の押鍵指示手段、および、スクロール表示制御手段
    を有し、 前記複数の表示手段は、それぞれ、音高毎に、鍵盤の前
    記音高に対応する鍵に設置されるものであり、 前記楽曲データ入力手段は、楽曲データを入力して、該
    楽曲データに含まれる音符情報であって、音符の発音タ
    イミングの所定タイミング前が現在の処理タイミングと
    なるものを、第1の音符情報として出力するものであ
    り、 前記第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報を入力
    して、前記音符の発音タイミングを示す押鍵マークの表
    示を、前記音高別に、前記スクロール表示制御手段に指
    示するものであり、 前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指示手
    段の指示により、前記音高に対応する前記表示手段に対
    し、前記押鍵マークを、前記音高別に少なくとも前記発
    音タイミングになるまでスクロール表示させるものであ
    る、 ことを特徴とする鍵盤演奏ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記各表示手段は、前記各鍵の手元側を
    空けて前記各鍵の根元側に寄せて設置される、 ことを特徴とする請求項1に記載の鍵盤演奏ガイド装
    置。
  3. 【請求項3】 表示手段、楽曲データ入力手段、第1の
    押鍵指示手段、および、スクロール表示制御手段を有
    し、 前記表示手段は、鍵盤の各鍵に隣接し、該鍵盤の長手方
    向に沿って設置されるものであり、 前記楽曲データ入力手段は、楽曲データを入力して、該
    楽曲データに含まれる音符情報であって、音符の発音タ
    イミングの所定タイミング前が現在の処理タイミングと
    なるものを、第1の音符情報として出力するものであ
    り、 前記第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報を入力
    して、前記音符の発音タイミングを示す押鍵マークの表
    示を、音高別に、前記スクロール表示制御手段に指示す
    るものであり、 前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指示手
    段の指示により、前記表示手段に対し、前記押鍵マーク
    を、前記音高別に前記音高に対応する鍵に対向する位置
    に、少なくとも前記発音タイミングになるまでスクロー
    ル表示させるものである、 ことを特徴とする鍵盤演奏ガイド装置。
  4. 【請求項4】 第2の押鍵指示手段を有し、 前記楽曲データ入力手段は、前記楽曲データに含まれる
    音符情報であって、前記音符の発音タイミングが現在の
    処理タイミングとなるものを、第2の音符情報として出
    力するものであり、 前記第2の押鍵指示手段は、前記第2の音符情報を入力
    して、前記音符の発音タイミングであることを、前記音
    高別に、前記スクロール表示制御手段に指示するもので
    あり、 前記スクロール表示制御手段は、前記第2の押鍵指示手
    段の指示により、前記表示手段の表示態様を前記音高別
    に変更することにより、前記表示手段に対し、前記音符
    の発音タイミングを表示させるものである、 ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の鍵盤演奏ガイド装置。
  5. 【請求項5】 複数の押鍵指示表示手段、および、第2
    の押鍵指示手段を有し、 前記複数の押鍵指示表示手段は、それぞれ、前記音高毎
    に、前記鍵盤の前記音高に対応する鍵に対応して設置さ
    れるものであり、 前記楽曲データ入力手段は、前記楽曲データに含まれる
    音符情報であって、前記音符の発音タイミングが現在の
    処理タイミングとなるものを、第2の音符情報として出
    力するものであり、 前記第2の押鍵指示手段は、前記第2の音符情報を入力
    して、前記音符の発音タイミングであることを、音高別
    に、前記複数の押鍵指示表示手段に指示することによ
    り、前記複数の押鍵指示表示手段に対し、前記音符の発
    音タイミングであることを音高別に表示させるものであ
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の鍵盤演奏ガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記音符情報は操作部位指示データを含
    み、 前記第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報を入力
    して、前記操作部位指示データに応じて、操作部位を指
    示する押鍵マークの表示を音高別に指示するものであ
    り、 前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指示手
    段により表示を指示された押鍵マークを、前記音高別に
    スクロール表示させるものである、 ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の鍵盤演奏ガイド装置。
  7. 【請求項7】 前記音符情報に基づいて操作部位指示デ
    ータを生成する生成手段をさらに有し、 前記第1の押鍵指示手段は、前記第1の音符情報と生成
    された前記操作部位指示データを入力して、前記操作部
    位指示データに応じて、操作部位を指示する押鍵マーク
    の表示を音高別に表示するものであり、 前記スクロール表示制御手段は、前記第1の押鍵指示手
    段により表示を指示された前記押鍵マークを、前記音高
    別にスクロール表示させるものである、 ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の鍵盤演奏ガイド装置。
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Cited By (15)

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