JP2000298426A - 演奏案内装置及び演奏案内方法 - Google Patents

演奏案内装置及び演奏案内方法

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JP2000298426A
JP2000298426A JP11107402A JP10740299A JP2000298426A JP 2000298426 A JP2000298426 A JP 2000298426A JP 11107402 A JP11107402 A JP 11107402A JP 10740299 A JP10740299 A JP 10740299A JP 2000298426 A JP2000298426 A JP 2000298426A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵盤楽器のナビゲート機能において、視認性
の高いタイミング案内表示を提供する。 【解決手段】 鍵盤楽器の鍵盤1の各鍵には表示手段2
が各々設けられている。模範演奏情報3は楽曲の模範の
演奏を示す情報である。音高案内手段4は、模範演奏情
報3に基づいて、鍵盤1から押鍵すべき音高の鍵をその
鍵に設けられている表示手段2を用いて案内する。タイ
ミング案内手段5は模範演奏情報3の有するタイミング
に関する情報を、音高案内手段4により用いられていな
い他の表示手段2を用いて案内する。この構成により、
タイミングの案内表示が押鍵する指により遮られること
がなくなり、タイミング案内のための表示要素を新たに
設けずに、視認性の良好なタイミング案内表示が行なえ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽器の演奏を補助
する技術に関し、特に、例えばピアノ等の鍵盤楽器にお
いて、楽曲の模範の演奏を示す情報に基づいて、該鍵盤
楽器の有する鍵盤から押鍵すべき鍵を演奏者に案内して
演奏を行なわせる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】鍵盤楽器において、LED等の発光素子
を鍵盤部に設け、楽曲演奏の際には模範演奏情報に応じ
た該発光素子の点灯により押下すべき鍵を順次演奏者に
案内(ナビゲート)する、ナビゲート機能と呼ばれる機
能を備えた電子キーボードが普及している。演奏者は同
一の楽曲についてこのナビゲート機能を利用して押鍵練
習を繰り返し行なうことによって運指を徐々に覚え、い
ずれはナビゲート機能を使用せずに独力で演奏すること
ができるようになるというものである。
【0003】このナビゲート機能に関連し、特開平11
−45089号に開示する技術がある。この技術によれ
ば、鍵盤楽器におけるナビケート機能において、各鍵に
設けられ、点灯させることにより押鍵すべき音高(音の
高さ)の鍵をナビケートするLEDを、押鍵開始指示前
から輝度や点滅速度、あるいは表示色を変化させながら
予告点灯させることによって、押鍵開始のタイミングを
も併せて案内するというものであり、演奏者が余裕を持
って鍵盤操作を行なえるようになるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、押鍵すべき音高の鍵をナビケー
トするために点灯させる当該鍵のLEDを用いて押鍵開
始のタイミングの案内をも行なっていたので、鍵盤操作
を行なう指によりLEDによる押鍵開始タイミングの案
内表示が遮られてしまい、その表示が非常に見にくく、
指を鍵盤から一旦遠ざけて表示内容を確認するという煩
わしさを伴っていた。
【0005】以上の問題を鑑み、鍵盤楽器のナビゲート
機能において、視認性の高いタイミング案内表示を提供
することが本発明が解決しようとする課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、楽曲の模範
の演奏を示す模範演奏情報に基づいて、鍵盤楽器の有す
る鍵盤から押鍵すべき音高の鍵を演奏者に案内する演奏
案内装置に、前記鍵盤の各鍵に各々設けられる表示手段
と、前記模範演奏情報に基づいて、前記押鍵すべき音高
の鍵を、該鍵に設けられている前記表示手段を用いて案
内する音高案内手段と、前記模範演奏情報の有するタイ
ミングに関する情報を、前記音高案内手段により用いら
れたものを除く他の前記表示手段を用いて案内するタイ
ミング案内手段と、を有するように構成することによっ
て前述の課題を解決する。
【0007】図1は、本発明の原理構成を示す図であ
る。鍵盤楽器の鍵盤1の各鍵には、表示手段2が各々設
けられている。表示手段2としては、例えば発光ダイオ
ード(LED)を用いる。
【0008】模範演奏情報3は、楽曲の模範の演奏を示
す情報であり、例えば、演奏を行なう楽曲の楽譜をデー
タ化したもの、あるいは楽器演奏の熟練者が行なった演
奏により得られたものであってもよい。
【0009】音高案内手段4は、模範演奏情報3に基づ
いて、鍵盤1から押鍵すべき音高の鍵を、その鍵に設け
られている表示手段2を用いて案内するものであり、表
示手段2としてLEDを用いたのであれば、そのLED
を点灯させる等して案内するものである。
【0010】タイミング案内手段5は、模範演奏情報3
の有するタイミングに関する情報を、音高案内手段4に
より用いられていない他の表示手段2を用いて案内する
ものである。ここで、模範演奏情報3の有するタイミン
グに関する情報としては、押鍵すべき鍵の押鍵開始、あ
るいは押鍵終了、つまり離鍵のタイミングなどがある。
【0011】図1に示す構成によれば、鍵盤1の各鍵に
各々設けられている表示手段2のうちの、押鍵すべき音
高の鍵の案内のために用いられていない表示手段2でタ
イミングの案内が行なわれるので、タイミングの案内表
示が押鍵する指により遮られることがなくなり、タイミ
ング案内のための表示要素を新たに設けることなく、視
認性の良好なタイミング案内表示が行なえるようにな
る。
【0012】なお、図1において、タイミング案内手段
5が、タイミング案内手段5の用いる表示手段2を、模
範演奏情報3に基づく押鍵すべき音高の鍵の鍵盤1内の
位置に応じて選択するようにしてもよく、例えば、タイ
ミング案内手段5の用いる表示手段2を、押鍵すべき音
高の鍵の鍵盤1内の位置から遠く離れた鍵盤1の端付近
の鍵に設けられている表示手段2を選択して用いるよう
にする。押鍵すべき音高の鍵の近傍の鍵に設けられてい
る表示手段2は、押鍵操作を行なっている手によりその
表示が遮られてしまうことが多く発生するので、前述の
ようにすることによって手による視認性低下の影響をも
軽減させることができ、タイミングの案内表示の視認性
を更に向上させることができる。
【0013】また、図1において、タイミング案内手段
5は、タイミング案内手段5の用いる表示手段2による
表示の面積を変化させることにより案内するようにして
もよい。ここで、例えば、タイミング案内手段5が実際
に案内するタイミングの以前より表示手段2による案内
表示を開始し、時間経過に応じて表示手段2の表示面積
を変化させて実際に案内するタイミングを提示するよう
にすれば、タイミングの予告案内となるので、演奏者に
より的確にタイミングの案内を行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、ここでは、自動演奏機能及
びナビケート機能を有する電子キーボードで本発明を実
施する場合の例について説明する。
【0015】図2は、本発明を実施する電子キーボード
の全体構成を示す図である。CPU11は、ROM13
に記憶された制御プログラムに従って、RAM12をワ
ークエリアとして使用しながら、この電子キーボート
(以下、「本装置」という)全体の動作を制御する中央
演算処理装置である。
【0016】RAM12は、CPU11による処理のた
めのワークエリアとして、また各種の設定パラメータの
記憶用として用いられるランダムアクセスメモリであ
る。ROM13は、CPU11で実行される本装置全体
の制御のための制御プログラムや、演奏ナビゲートのた
めの演奏曲の模範演奏データが予め格納されているリー
ドオンリメモリである。なお、本実施の形態における模
範演奏データはきわめてゆっくりとしたテンポの曲のデ
ータであり、ごく初心者を対象とした運指の練習などに
用いられるような、より具体的には全音符と全休符とで
構成されている4分の4拍子の曲である。
【0017】ここで、ROM13に格納されている模範
演奏データのデータフォーマットについて、図3を用い
て説明する。なお、この模範演奏データは、本装置の有
している機能のひとつである自動演奏機能のための演奏
データとしても用いられる。
【0018】同図ではビットデータを16進表記を用い
て表示し、「9N MM NN OO PP」なる5バ
イトのデータでひとつの楽音を示している。この楽音デ
ータについて説明する。
【0019】まず、1バイト目の「9N」について、
「9」はこのデータが楽音データであることを示し、
「N」に代入される0〜Fのいずれかの値で、後述する
音源部17におけるいずれの発音チャンネルに対しての
楽音データであるかを示している。
【0020】2バイト目の「MM」以降には、いずれも
00〜7Fまでのいずれかの値が代入される。2バイト
目の「MM」は、この楽音データの音高を示している。
【0021】3バイト目の「NN」は、この楽音データ
の発音の強さ(ベロシティ値)を示しており、この値が
00でノートオフ(消音)を示す。4バイト目の「O
O」及び5バイト目の「PP」は、いずれも次のイベン
トまでの時間を示すものであり、「OO」では予め設定
されているテンポを基準とした拍数で、「PP」では本
装置における計時を司るタイマ(不図示)のクロックカ
ウント数で示している。なお、拍数の基準となるこのテ
ンポの設定やタイマの歩進の速度を変更できるようにし
て、自動演奏・ナビケートの曲のテンポを変化させるこ
とができるように本装置を構成してもよい。
【0022】図2の説明に戻る。スイッチ(SW)群1
4は、演奏者が本装置へ各種指示を行なうために操作す
るスイッチ類である。図4にスイッチ群14の構成を示
す。なお、同図には本発明に関連するものを抽出して示
している。
【0023】演奏開始スイッチ(PLAYスイッチ)1
4a、演奏終了スイッチ(STOPスイッチ)14bは
それぞれ自動演奏機能及びナビケート機能の開始、終了
を指示するためのスイッチである。
【0024】ライトオン/オフスイッチ14cは、ナビ
ゲート機能を動作させるか否かを選択するためのスイッ
チであり、このスイッチをオンとすることによりナビゲ
ート機能が動作する。
【0025】ナビゲート範囲固定スイッチ14d、ナビ
ゲート範囲可変スイッチ14eは、いずれかを選択して
オンとするものであり、タイミング案内に用いるLED
表示部16(後述)のLED選択を固定とするか可変と
するかを選択するスイッチである。このスイッチにより
指示される動作の詳細については後述する。
【0026】待ち時間ナビゲートスイッチ14f、音長
ナビゲートスイッチ14gは、いずれかを選択してオン
とするものであり、タイミング案内の対象を、待ち時
間、すなわち押鍵開始のタイミングとするか、音長、す
なわち押鍵終了のタイミングとするかを選択するための
スイッチである。
【0027】図2の説明に戻る。鍵盤15は楽曲演奏の
ために演奏者により押鍵されるものである。LED表示
部16は、複数のLEDからなり、例えば図1における
鍵盤1に設けられている表示手段2の様に、鍵盤15の
各鍵に1つずつ設けられる。この各LEDの点灯・消灯
により、音高とタイミングのナビゲートが行われる。
【0028】音源部17は、CPU11から渡される、
ROM13に格納されていた模範演奏データあるいは鍵
盤15への押鍵により得られる演奏データに従って、楽
音信号を発生させるものである。
【0029】サウンドシステム18は、音源部17で発
生させた楽音信号を増幅してスピーカ等を駆動し、放音
するものである。次に、図2に示すCPU11が行なう
制御について説明する。
【0030】図5は、CPU11が、ROM13に記憶
されている制御プログラムを読み出して実行することに
より行われる、CPU11による本装置全体の制御処理
の処理内容を示すフローチャートである。同図に示す制
御処理は、電源投入直後に行なわれるCPU11自身や
RAM12、音源部17などに対する初期化処理に続い
て実行が開始される。
【0031】以下、図2に従ってCPU11による本装
置全体の制御の内容を説明する。まず、S101におい
て、変数nに1を代入する。この変数nは、後述する演
奏データ処理/発音処理において用いられる。
【0032】S102では、演奏データ処理/発音処理
が実行され、S103ではタイミングナビゲート表示範
囲決定処理が実行される。これらの処理の詳細について
は後述する。
【0033】S104では、音長ナビゲートスイッチ1
4gがオンとされているか否かを判定し、オンとされて
いる場合にのみS105の音長ナビゲート処理を実行す
る。S106では、待ち時間ナビゲートスイッチ14f
がオンとされているか否かを判定し、オンとされている
場合にのみS107の待ち時間ナビゲート処理を実行す
る。
【0034】S108では、本装置が有する他の処理、
例えば演奏者の指示に応じて発音部で発生させる楽音信
号の音色を変更させる処理、等を実行し、その後はS1
02へ戻って前述した処理を繰り返す。
【0035】以上までの処理が、CPU11による本装
置全体の制御処理である。次に、図5にS102として
示されている演奏データ処理/発音処理について説明す
る。この処理は、ROM13に格納されている模範演奏
データに基づいて、鍵盤11における押鍵すべき音高の
鍵を、鍵に設けられているLEDの点灯により案内する
音高ナビゲート機能を行なわせる処理と、その模範演奏
データを発音部17に転送することにより自動演奏を行
なわせる処理である。
【0036】図6にフローチャートで演奏データ処理/
発音処理の処理内容を示す。まず、S111及びS11
2で、演奏開始スイッチ(PLAYスイッチ)14a及
び演奏終了スイッチ14b(STOPスイッチ)のいず
れがオンとされているのかを判定する。演奏開始スイッ
チ14aがオンとされているのであればS114に進
む。一方、演奏終了スイッチ14bがオンとされている
のであれば、S113において、変数nに1を代入し、
更にLED表示部16の全てのLEDを消灯した後、今
回のこの演奏データ処理/発音処理を終了し、図5に示
す処理へ戻る。両方のスイッチのオンが検出されなかっ
た場合には誤検出と判断し、今回のこの演奏データ処理
/発音処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0037】S114では、ROM13に格納されてい
る模範演奏データのうち、n番目の楽音データ(このデ
ータをDATAnとする)を読み出し、RAM12の所
定領域に楽音データのために予め確保されているバッフ
ァメモリに一時的に格納する。
【0038】S115では、ライトオン/オフスイッチ
14cがオンとされているか否かを調べ、オンとされて
いるのであればS116に進み、オンとされていないの
であればS120に進む。
【0039】S116では、前述したDATAnの先頭
バイトを調べ、「9N」、すなわち読み出したデータが
演奏データであることを確認する。その結果、演奏デー
タであることが確認されたのであればS117に進み、
演奏データではなかったのであればS120に進む。
【0040】S117では、DATAnの3バイト目の
「NN」の値である楽音データの発音の強さを示す値が
00、すなわちノートオフを示しているか否かを判定す
る。その結果、「NN」の値が00ではなかったなら
ば、S118においてDATAnの2バイト目の「M
M」で示される音高に対応する鍵盤15の鍵に設けられ
ているLED表示部16のLEDを点灯して、S120
に進む。一方、「NN」の値が00であったならば、S
119においてDATAnの「MM」で示される音高に
対応する鍵盤15の鍵に設けられている現在点灯中のL
EDを消灯し、S120に進む。これらの処理により、
押鍵すべき音高の鍵のナビケートがLED表示部16に
より行われる。
【0041】S120では、RAM12に確保されてい
るバッファメモリに格納した楽音データにおいて、DA
TAnより4拍前の演奏データを読み出す。この処理に
より、ROM13から読み出した演奏データは、4拍分
に相当する時間が経過した後に自動演奏に用いられる。
【0042】S121では、演奏データの音源処理を実
行する。音源処理は、前ステップで読み出した演奏デー
タを音源部17に転送するのみである。音源部17で
は、周知の技術を用い、受け取った楽音データに従って
楽音信号を発生させるにとにより、自動演奏が行なわれ
る。
【0043】S122では、変数nの値を1だけ増や
し、今回の演奏データ処理/発音処理を終了し、図5に
示す処理へ戻る。以上までの処理が演奏データ処理/発
音処理である。
【0044】次に、図5にS103として示されている
タイミングナビゲート表示範囲決定処理について説明す
る。この処理は、タイミングの案内のために鍵盤15の
いずれの位置の鍵に設けられているLED表示部16の
LEDを用いるかを決定する処理である。
【0045】ここで、タイミングナビゲートの表示範囲
について、図7を参照して説明する。図7に示すよう
に、本装置では、鍵盤15の各鍵をオクターブの鍵域毎
にAREA1からAREA5までの5つの領域に分類し
ている。本装置では、前述したナビゲート範囲固定スイ
ッチ14dがオンとされている場合には、常にAREA
1の鍵域の鍵に設けられているLED表示部16のLE
Dがタイミングの案内のために用いられる。また、前述
したナビゲート範囲可変スイッチ14eがオンとされて
いる場合には、前述した処理によりLEDが点灯してい
る押鍵すべき音高の鍵の鍵盤15における位置に応じて
鍵域が選択され、その鍵域の鍵に設けられているLED
表示部16のLEDを用いてタイミングの案内が行われ
る。この場合における鍵域の選択については、本実施の
形態においては、図7に示すように、押鍵指示する鍵が
AREA1に含まれる鍵である場合にはAREA3の鍵
域の鍵に設けられているLEDを使用して行い、以下同
様に、AREA2の鍵の押鍵指示の際にはAREA4
で、AREA3の鍵の押鍵指示の際にはAREA1で、
AREA4の鍵の押鍵指示の際にはAREA2で、AR
EA5の鍵の押鍵指示の際にはAREA3で、それぞれ
タイミングの案内を行なうようにする。このように、押
鍵指示する鍵から離れた鍵域に設けられているLEDを
用いてタイミングの案内表示を行なうことにより、押鍵
操作を行なう手によりその表示が遮られてしまうことが
軽減され、タイミングの案内表示の視認性が向上する。
【0046】図8は、タイミングナビゲート表示範囲決
定処理の処理内容を説明する図である。まず、S131
では、ナビゲート範囲固定スイッチ14dがオンとされ
ているか否かを判定し、オンとされている場合にのみ、
S132で変数AREAに1を代入する。ここで、変数
AREAは、タイミングの案内表示を行なう鍵盤15の
鍵域が示される変数であり、変数AREAが1に設定さ
れたのであれば、AREA1の鍵域に設けられているL
EDでタイミングの案内表示を行なうことになる。
【0047】S133では、、ナビゲート範囲可変スイ
ッチ14eがオンとされているか否かを判定し、オンと
されている場合にはS134に進み、オンでない、つま
りオフとされている場合には今回のタイミングナビゲー
ト表示範囲決定処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0048】S134からS143にかけての処理で
は、前述したDATAnの2バイト目の「MM」で示さ
れる音高を調べ、演奏データ処理/発音処理の作用によ
り音高ナビゲートのためLEDを点灯させている鍵盤1
5の鍵がどの鍵域に含まれているかを判定し、その判定
結果に応じた値を変数AREAに代入する。「MM」が
AREA1に含まれる鍵の音高を示している場合には変
数AREAに3を代入し(S134〜S135)、以下
同様に、「MM」がAREA2に含まれる鍵の音高を示
している場合には変数AREAに4を(S136〜S1
37)、「MM」がAREA3に含まれる鍵の音高を示
している場合には変数AREAに1を(S138〜S1
39)、「MM」がAREA4に含まれる鍵の音高を示
している場合には変数AREAに2を(S140〜S1
41)、「MM」がAREA5に含まれる鍵の音高を示
している場合には変数AREAに3を(S142〜S1
43)、それぞれ代入する。以上の処理の後には、今回
のタイミングナビゲート表示範囲決定処理を終了し、図
5に示す処理へ戻る。
【0049】以上までの処理がタイミングナビゲート表
示範囲決定処理である。ここで、本装置において行われ
るタイミングナビゲート表示について図9を参照して説
明する。なお、この図の説明においては、ナビゲート範
囲可変スイッチ14eがオンとされているものとする。
【0050】図9(A)及び(B)は、音高についての
押鍵指示(音高ナビケート)がAREA3の鍵について
なされている場合のLEDの点灯例であり、同図(A)
においては鍵の操作まで4拍以上の時間がある場合、ま
た、同図(B)においては鍵の操作まで1拍以上1.5
拍未満の時間がある場合を示す。このように、鍵の操作
までの残り拍数(残り時間)の減少に併せて点灯数を徐
々に減らし、LEDによる表示の面積を変化させること
により、演奏者は適切なタイミングでの鍵の操作を容易
に行なうことができる。
【0051】図9(C)は、音高についての押鍵指示が
AREA4の鍵においてなされている場合における鍵の
操作まで1拍以上1.5拍未満の時間がある場合のLE
Dの点灯例である。同図(C)と同図(A)、(B)と
を比較すれば、タイミングナビゲート表示範囲決定処理
の作用により、音高について押鍵指示を行なっている鍵
の位置に応じて、タイミングのナビゲートの表示の位置
が変化していることが分かる。
【0052】次に、本装置で実施する2種類のタイミン
グのナビゲート機能のうち、まず、音長ナビゲートにつ
いて説明する。音長ナビゲートは、音長ナビゲートスイ
ッチ14gがオンとされた場合に行われるものであり、
音長、つまり、鍵盤15において押鍵すべき音高の鍵の
押鍵を開始した後の押鍵終了(離鍵)のタイミングを案
内するものである。
【0053】図5にS105として示されている音長ナ
ビゲート処理の処理内容を図10及び図11にフローチ
ャートで示す。まず、図10のS151において、演奏
開始スイッチ(PLAYスイッチ)14aがオンとされ
ているか否かを判定し、オンとされていないのであれ
ば、今回の音長ナビゲート処理を終了し、図5に示す処
理へ戻る。
【0054】S152では、前述したDATAnの3バ
イト目の「NN」で示される発音の強さの値を調べ、こ
の楽音データがノートオンのイベントであるか否か、す
なわち「NN」の値が00(ノートオフを示す値)以外
の値であるか否かを判定する。その結果、DATAnが
ノートオンのイベントでない場合には、今回の音長ナビ
ゲート処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0055】S153では、変数TIMEに現在のイベ
ントであるDATAnの4バイト目の「OO」で示され
る、次のイベントまでの時間を拍数で示した値を代入す
る。S154では、ROM13に格納されている模範演
奏データを先読みし、次のイベントの楽音データを取り
込む。
【0056】S155では、前ステップで取り込んだイ
ベントの3バイト目の「NN」で示される発音の強さの
値を調べ、この楽音データがノートオフを示す値、すな
わち00であるか否かを判定する。その値がノートオフ
を示す値であればS157に進み、その他の場合にはS
156に進む。
【0057】S156では、変数TIMEにS154で
取り込んだイベントの楽音データの4バイト目の「O
O」で示される、次のイベントまでの時間を拍数で示し
た値を加算し、その結果を改めて変数TIMEに代入す
る。その後、S154へ戻り、ROM13に格納されて
いる模範演奏データを再び先読みし、更にこのイベント
の楽音データを取り込み、S155以降の処理を繰り返
す。
【0058】このS154からS156にかけての処理
の繰り返しにより、この時点での変数TIMEの値はD
ATAnのイベントに対応する鍵の押鍵の継続時間を拍
数で示した値となる。
【0059】S157では、DATAnのイベントに対
応する鍵が演奏者により押鍵されたか否かを判定し、押
鍵されたのであればS158に進み、押鍵されない場合
には押鍵が検出されるまでこのステップの判定処理を繰
り返す。
【0060】S158では、前ステップで押鍵が検出さ
れた鍵の音高に対応する楽音信号の発生を音源部17に
指示する。S159では、拍タイマtを0よりスタート
させる。拍タイマtは拍数を基準とするタイマであり、
例えばタイマ割り込み処理により一定時間間隔ごとにカ
ウントアップされるものである。
【0061】S160では、変数TIMEより拍タイマ
tの値を減じた結果を改めて変数TIMEに代入する。
この結果、変数TIMEには、押鍵継続時間の残り時間
が代入されている。
【0062】S161では、拍タイマtに改めて0を代
入し、計時を継続させる。S162では、演奏者による
DATAnのイベントに対応する鍵の押鍵が終了し、離
鍵されたか否かを判定し、離鍵されたのであればS17
9に進み、離鍵されずに押鍵が継続しているのであれば
S163(図11)に進む。
【0063】図11に移り、S163では、変数TIM
Eの値を判定し、押鍵継続時間の残り時間が4拍を超え
ている場合に限り、S164において、指定エリア、す
なわち、前述したタイミングナビゲート表示範囲決定処
理の作用により変数AREAに設定されている値が示す
鍵盤15上の鍵域の、音高Cの鍵から音高Bの鍵までの
各鍵に設けられているLED表示部16のLEDを点灯
させ、S160(図10)へ戻る。
【0064】S165からS176にかけては、上記の
S163、S164における処理と同様の処理が続き、
変数TIMEが示す残り時間が3拍を超え4拍以下の場
合には変数AREAで示される鍵域の音高Cの鍵から音
高Aの鍵までの各鍵(S165、S166)、変数TI
MEが示す残り時間が2拍を超え3拍以下の場合には変
数AREAで示される鍵域の音高Cの鍵から音高Gの鍵
までの各鍵(S167、S168)、変数TIMEが示
す残り時間が1.5拍を超え2拍以下の場合には変数A
REAで示される鍵域の音高Cの鍵から音高Fの鍵まで
の各鍵(S169、S170)、変数TIMEが示す残
り時間が1拍を超え1.5拍以下の場合には変数ARE
Aで示される鍵域の音高Cの鍵から音高Eの鍵までの各
鍵(S171、S172)、変数TIMEが示す残り時
間が0.5拍を超え1拍以下の場合には変数AREAで
示される鍵域の音高Cの鍵から音高Dの鍵までの各鍵
(S173、S174)、変数TIMEが示す残り時間
が0拍を超え0.5拍以下の場合には変数AREAで示
される鍵域の音高Cの鍵(S175、S176)、にそ
れぞれ設けられているLED表示部16のLEDを点灯
させ、その後S160(図10)へ戻る。
【0065】変数TIMEが示す押鍵継続時間の残り時
間が0拍以下となった場合(S175の判定処理の結果
がNOの場合)には、S177において変数AREAで
示される鍵域の鍵に設けられているLED表示部16の
LEDをすべて消灯し、S178で拍タイマtをリセッ
トして停止させ、変数TIMEにゼロを代入して初期化
した後、S162(図10)へ戻り、演奏者によるDA
TAnのイベントに対応する鍵の押鍵の終了の検出以降
の処理を繰り返す。
【0066】図10へ戻り、S162において、演奏者
によるDATAnのイベントに対応する鍵の押鍵の終了
(離鍵)が検出されたのであれば、S179に進み、離
鍵された鍵の音高に対応する楽音信号の発生中止(消
音)を音源部17に指示する。
【0067】S180では、変数AREAで示される鍵
域の鍵に設けられているLED表示部16のLEDをす
べて消灯し、S181で拍タイマtをリセットして停止
させ、変数TIMEにゼロを代入して初期化し、今回の
音長ナビゲート処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0068】以上までの処理が音長ナビゲート処理であ
る。次に、本装置で実施するもうひとつのタイミングの
ナビゲート機能である待ち時間ナビゲートについて説明
する。待ち時間ナビゲートは、待ち時間ナビゲートスイ
ッチ14fがオンとされた場合に行われるものであり、
鍵盤15において押鍵すべき音高の鍵の押鍵開始のタイ
ミングを案内するものである。
【0069】図5にS107として示されている待ち時
間ナビゲート処理の処理内容を図12にフローチャート
で示す。まず、S191において、演奏開始スイッチ
(PLAYスイッチ)14aがオンとされているか否か
を判定し、オンとされていないのであれば、今回の待ち
時間ナビゲート処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0070】S192では、前述したDATAnの3バ
イト目の「NN」で示される発音の強さの値を調べ、こ
の楽音データがノートオンのイベントであるか否か、す
なわち「NN」の値が00(ノートオフを示す値)以外
の値であるか否かを判定する。その結果、DATAnが
ノートオンのイベントでない場合には、今回の待ち時間
ナビゲート処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0071】S193では、変数TIMEに所定値Tを
代入する。ここで、Tにはタイミングナビゲート表示を
押鍵開始の何拍前から行なうかを予め設定しておく。S
194では、音長ナビケート処理において説明したもの
と同様の拍タイマtを0よりスタートさせる。
【0072】S195では、変数TIMEより拍タイマ
tの値を減じた結果を改めて変数TIMEに代入する。
この結果、変数TIMEには、押鍵開始までの残り時間
が代入されている。
【0073】S196では、拍タイマtに改めて0を代
入し、計時を継続させる。S197からS210にかけ
ての処理は、前述した音長ナビケート処理におけるS1
63からS176 (図11)の処理と同様であり、そ
れぞれ変数TIMEで示される押鍵開始までの残り拍数
に応じて変数AREAで示される鍵域の各鍵のうちの所
定の音高の鍵が選択され、その音高の鍵にそれぞれ設け
られているLED表示部16のLEDを点灯させ、S1
95へ戻る処理が行なわれる。
【0074】変数TIMEが示す押鍵開始までの残り時
間が0拍以下となった場合(S209の判定処理の結果
がNOの場合)には、S211において変数AREAで
示される鍵域の鍵に設けられているLED表示部16の
LEDをすべて消灯し、S212で拍タイマtをリセッ
トして停止させ、変数TIMEにゼロを代入して初期化
する。
【0075】S213では、DATAnのイベントに対
応する鍵が演奏者により押鍵されたか否かを判定し、押
鍵されたのであればS214に進み、押鍵されない場合
には押鍵が検出されるまでこのステップの判定処理を繰
り返す。
【0076】S214では、前ステップで押鍵が検出さ
れた鍵の音高に対応する楽音信号の発生を音源部17に
指示する。S215では、演奏者によるDATAnのイ
ベントに対応する鍵の押鍵が終了して離鍵されたか否か
を判定し、離鍵されたのであればS216に進み、離鍵
されずに押鍵が継続しているのであれば離鍵が検出され
るまでこのステップの判定処理を繰り返す。S216で
は、離鍵された鍵の音高に対応する楽音信号の発生中止
(消音)を音源部17に指示し、今回の待ち時間ナビゲ
ート処理を終了し、図5に示す処理へ戻る。
【0077】以上までの処理が待ち時間ナビゲート処理
である。これらの処理をCPU11が実行することによ
って、本装置全体の制御が行われる。
【0078】なお、本装置においては、タイミングのナ
ビゲート表示を押鍵すべき鍵とは異なる鍵に設けられて
いるLEDを用いて行なうようにしたが、代わりに、ひ
とつの鍵に複数のLEDを設け、タイミングのナビゲー
ト表示を、押鍵すべき音高の鍵に設けられているLED
であって、音高ナビケートに用いられているもの以外の
LEDを使用して行なうようにしてもよい。このような
タイミングナビゲートの表示の方法について、図13を
参照しながら説明する。
【0079】図13(a)は、鍵盤の各鍵に複数のLE
D表示部を設けた鍵盤の構造の一例を示している。同図
では、鍵盤15aの各鍵のいずれにも4つずつのLED
表示部16aが設けられている。この鍵盤15aでは、
音高ナビゲートのために各鍵のLED表示部16aを1
つずつ使用し、タイミングのナビゲートには音高ナビゲ
ートで使用していない残りのLED表示部16aを使用
する。
【0080】図13(b)は、図13(a)に示した構
造を有する鍵盤15aで音長ナビゲートを行なった場合
の表示例を示すものである。ここでは、音高ナビゲート
は鍵盤15aの各鍵の同図においての最上部に設けられ
ているLED表示部16を用いて行ない、音長ナビゲー
トはその他のLED表示部16aを使用して行なう。鍵
盤の押鍵操作では、鍵の同図においての下側を指で押下
するのが普通であるので、押鍵終了直前のタイミングナ
ビゲート表示が鍵の同図における上方で行われる同図
(b)に示すような表示変化であれば、押鍵中の指で表
示が遮られることもなく、良好な視認性が確保される。
【0081】図13(c)は、図13(a)に示した構
造を有する鍵盤15aで待ち時間ナビゲートを行なった
場合の表示例を示すものである。ここでは、音高ナビゲ
ートは鍵盤15aの各鍵の同図においての最下部に設け
られているLED表示部16aを用いて行ない、待ち時
間ナビゲートではその他のLED表示部16aを使用し
ている。同図(c)に示すような押鍵開始直前のタイミ
ングナビゲート表示が鍵の同図における下方に向かう表
示変化であれば、指で押鍵すべき鍵の位置がより明確に
示され、演奏者の正確な運指が期待できる。
【0082】この他にも、タイミングのナビゲート表示
を押鍵すべき鍵とは異なる鍵に設けられているLEDを
用いて行なう場合に、従来技術として説明した技術と同
様に、押鍵開始指示前から輝度や点滅速度、あるいは表
示色を変化させながら点灯させることを以って、タイミ
ングのナビゲート表示を行なうようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明したように、
鍵盤1の各鍵に各々設けられている表示部のうちの押鍵
すべき音高の鍵の案内のために用いられていない表示部
を用いてタイミングの案内が行なわれるので、タイミン
グの案内表示が押鍵する指により遮られることがなくな
り、タイミング案内のための表示要素を新たに設けるこ
となく、視認性の良好なタイミング案内表示が行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明を実施する電子キーボードの全体構成を
示す図である。
【図3】模範演奏データのデータフォーマットを示す図
である。
【図4】スイッチ群の構成を示す図である。
【図5】CPU11により行われる電子キーボード全体
の制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図6】演奏データ処理/発音処理の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図7】タイミングナビゲートの表示範囲を説明する図
である。
【図8】タイミングナビゲート表示範囲決定処理の処理
内容を示すフローチャートである。
【図9】タイミングナビゲート表示を説明する図であ
る。
【図10】音長ナビゲート処理の処理内容を示すフロー
チャート(その1)である。
【図11】音長ナビゲート処理の処理内容を示すフロー
チャート(その2)である。
【図12】待ち時間ナビゲート処理の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図13】タイミングナビゲート表示の別の形態の例を
示す図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 表示手段 3 模範演奏情報 4 音高案内手段 5 タイミング案内手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の模範の演奏を示す模範演奏情報に
    基づいて、鍵盤楽器の有する鍵盤から押鍵すべき音高の
    鍵を演奏者に案内する演奏案内装置であって、 前記鍵盤の各鍵に各々設けられる表示手段と、 前記模範演奏情報に基づいて、前記押鍵すべき音高の鍵
    を、該鍵に設けられている前記表示手段を用いて案内す
    る音高案内手段と、 前記模範演奏情報の有するタイミングに関する情報を、
    前記音高案内手段により用いられたものを除く他の前記
    表示手段を用いて案内するタイミング案内手段と、 を有することを特徴とする演奏案内装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミングは、前記押鍵すべき鍵の
    押鍵開始のタイミングであることを特徴とする請求項1
    に記載の演奏案内装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミングは、前記押鍵すべき鍵の
    押鍵終了のタイミングであることを特徴とする請求項1
    に記載の演奏案内装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング案内手段は、該タイミン
    グ案内手段の用いる表示手段を、前記押鍵すべき音高の
    鍵の前記鍵盤内の位置に応じて選択することを特徴とす
    る請求項1に記載の演奏案内装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング案内手段は、該タイミン
    グ案内手段の用いる表示手段による表示の面積を変化さ
    せることにより案内することを特徴とする請求項1に記
    載の演奏案内装置。
  6. 【請求項6】 楽曲の模範の演奏を示す模範演奏情報に
    基づいて、鍵盤楽器の有する鍵盤から押鍵すべき音高の
    鍵を、該鍵盤の各鍵に各々設けられている表示部の表示
    により演奏者に案内する演奏案内方法であって、 前記模範演奏情報に基づいて、前記押鍵すべき音高の鍵
    を、該鍵に設けられている前記表示部を用いて案内し、 前記模範演奏情報の有するタイミングに関する情報を、
    前記押鍵すべき音高の鍵の案内により用いられたものを
    除く他の前記表示部を用いて案内する、 ことを特徴とする演奏案内方法。
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CN110033669A (zh) * 2018-01-11 2019-07-19 和硕联合科技股份有限公司 学习辅助系统

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