JP2003280641A - 楽器の運指ガイド装置 - Google Patents

楽器の運指ガイド装置

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JP2003280641A
JP2003280641A JP2002081118A JP2002081118A JP2003280641A JP 2003280641 A JP2003280641 A JP 2003280641A JP 2002081118 A JP2002081118 A JP 2002081118A JP 2002081118 A JP2002081118 A JP 2002081118A JP 2003280641 A JP2003280641 A JP 2003280641A
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automatic performance
fingering
finger
musical instrument
guide device
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JP2002081118A
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Shu Nagataki
周 永瀧
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指で操作すべき位置及び操作の際の指使いを演
奏者にガイドできる安価な楽器の運指ガイド装置を提供
する。 【解決手段】ピアノ3の鍵盤4と、鍵盤4に指の形の映
像を形成するレーザープロジェクタ1又はビデオプロジ
ェクタ5、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は楽器の運指ガイド装
置に関し、特に映像を用いて運指をガイドする技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍵の近くに設けられたLED表示
器や鍵盤自体が発光することにより、演奏者に、押すべ
き鍵の位置を知らせる鍵盤楽器の運指ガイド装置が知ら
れている。例えば特開2000−250552は、複数
の操作子の視認及び特定された操作子の視認を容易にし
た電子楽器を開示している。
【0003】この電子楽器の表示ユニットは、内部に各
鍵に対応するLEDを備え、鍵本体後端部上方に配置さ
れ、各LEDが発光することにより、対応すベース体の
反射面及び鍵が照射される。黒鍵用手動スイッチをオン
にすると、電圧V1により、黒鍵に対応する各LEDが
一斉に発光して、鍵盤及びパネルスイッチが照明され
る。自動演奏メモリからの自動演奏データに基づいてC
PUからの発光指示の制御信号が入力されると、FET
がオンになり、それに対応するLEDが電圧V2により
発光して指示鍵表示がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
運指ガイド装置を備えた鍵盤楽器によれば、自動演奏さ
れている曲の押すべき鍵に対応するLED表示器又は鍵
自体が発光するので、演奏者は、押すべき鍵の場所を知
ることができる。従って、特に初心者にとって、鍵盤楽
器の演奏の練習が容易になる。
【0005】しかしながら、従来の鍵盤楽器の運指ガイ
ド装置では、押すべき鍵の場所を知ることができても、
既に鍵を押している状態から次の鍵を押す場合に、「ど
の指をどのように動かせばよいか」という、所謂「指使
い」を知ることはできない。従って、従来の鍵盤楽器の
運指ガイド装置では、正確な指使いを練習することがで
きない。
【0006】また、従来の鍵盤楽器の運指ガイド装置
は、ガイド用の発光体を全鍵に対応して設ける必要があ
るので、運指ガイド装置が適用される楽器の構造が複雑
になると共に、高価になるという問題がある。
【0007】本発明は、上述した問題を解消するために
なされたものであり、その目的は、指で操作すべき位置
及び操作の際の指使いを演奏者にガイドできる安価な楽
器の運指ガイド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る楽器の運指
ガイド装置は、上記目的を達成するために、楽器の操作
部と、前記操作部に指の形の映像を形成するプロジェク
タ、とを備えている。この運指ガイド装置によれば、指
の形の映像が操作部に形成されるので、演奏者は、映像
に沿って指を操作することにより正確な指使いを知るこ
とができる。また、映像によって指使いをガイドするの
で、多くの発光体を設ける必要がなく、装置を安価に構
成できる。
【0009】この楽器の運指ガイド装置は、自動演奏デ
ータに基づいて発生される自動演奏音に対応する、前記
操作部の指による押下パターンを表す運指信号を生成す
る自動演奏装置、を更に備え、前記プロジェクタは、前
記自動演奏装置からの前記運指信号に基づいて前記操作
部に前記指の形の映像を形成するように構成できる。
【0010】この場合、前記プロジェクタは、前記自動
演奏装置からの運指信号に基づいてレーザー光で前記操
作部を走査することにより前記操作部に前記指の形の映
像を形成するレーザープロジェクタから構成できる。ま
たは、前記プロジェクタは、前記自動演奏装置からの運
指信号に基づいて生成された前記指の形の映像を前記操
作部に投射するビデオプロジェクタから構成できる。
【0011】また、本発明に係る楽器の運指ガイド装置
において、前記楽器は鍵盤楽器から構成し、前記操作部
は前記鍵盤楽器の鍵盤で構成できる。この場合、前記プ
ロジェクタは、左手の指の形の映像及び右手の指の形の
映像を前記鍵盤上に形成するように構成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
楽器の運指ガイド装置を、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0013】先ず、本発明の実施の形態に係る楽器の運
指ガイド装置の概要を説明する。図1(A)は、この運
指ガイド装置をピアノに適用して演奏の練習を行う状態
を側面から見た図であり、図1(B)は背面から見た図
である。
【0014】運指ガイド装置は、鍵盤の上方に設置さ
れ、左手の指の形を表す左手指映像を形成するための左
手用光と、右手の指の形を表す右手指映像を形成するた
めの右手用光を、スクリーンとしての鍵盤の上に照射す
る。図2は、鍵盤の上に形成された左手指映像及び右手
指映像の例を示す。これら左手指映像及び右手指映像の
中の押鍵に使用される指は濃く、押鍵に使用されない指
は薄く映し出される。
【0015】(実施の形態1)本発明の実施の形態1
は、レーザープロジェクタによって指の形の映像を鍵盤
上に形成する楽器の運指ガイド装置である。
【0016】この運指ガイド装置は、図3に示すよう
に、レーザープロジェクタ1及び自動演奏装置2から構
成されている。また、ピアノ3の鍵盤4は、レーザープ
ロジェクタ1のスクリーンとして使用される。
【0017】レーザープロジェクタ1は、レーザー光を
発生するレーザー発振器と、このレーザー発振器で発生
されたレーザー光の射出方向を変位させる駆動機構(何
れも図示を省略)を備えている。レーザー発振器は、自
動演奏装置2からの運指信号に従って、少なくとも2種
類の出力パワーを有するレーザー光を発生する。高い出
力パワーのレーザー光は、押鍵に用いられる指の外形を
描くために使用され、低い出力パワーのレーザー光は、
押鍵に用いられない指の外形を描くために使用される。
【0018】駆動機構は、自動演奏装置2からの運指信
号に従って、レーザー光の射出方向を変位させるように
レーザー発振器を傾ける駆動を行う。この駆動機構によ
ってレーザー発振器が傾けられることにより射出方向が
変位されたレーザー光Lは、射出口1aから射出されて
鍵盤4上に照射される。この駆動機構によってレーザー
光Lの射出方向が変位されることにより、指の外形の軌
跡を描くように鍵盤4上が2次元走査される。
【0019】このようにレーザー発振器の出力パワー及
び傾きが制御されることより、図2に示すような、押鍵
に用いられる指の外形が濃く、押鍵に用いられない指の
外形が薄くなる指の外形の像が鍵盤4上に描かれる。な
お、指の映像の形成は、図3では示されていないが、左
手用と右手用とで別個に行われる。
【0020】自動演奏装置2は、予め記憶された自動演
奏データに基づいて自動演奏音を発生すると共に、指の
外形を描くための運指信号を生成し、レーザープロジェ
クタ1に送る。以下、自動演奏装置2の詳細を説明す
る。
【0021】自動演奏装置2は、図4に示すように、中
央処理装置(以下、「CPU」という)10、プログラ
ムメモリ12、ワークメモリ13、パネルインタフェー
ス回路14、自動演奏データメモリ16、波形メモリ1
7、音源18及び運指信号生成部19がシステムバス3
0で相互に接続されることにより構成されている。シス
テムバス30は、アドレス信号、データ信号又は制御信
号等を送受するために使用される。
【0022】CPU10は、プログラムメモリ12に記
憶されている制御プログラムに従って自動演奏装置の全
体を制御する。このCPU10で実行される処理の詳細
は後にフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0023】CPU10にはタイマ10a及び外部イン
タフェース回路11が接続されている。タイマ10a
は、1ステップタイム毎に割込信号を発生し、CPU1
0に送る。1ステップタイムは、テンポによって決定さ
れる4分音符の長さ(時間)を例えば48等分した時間
である。このタイマ10aで発生する割込信号は、詳細
は後述するが、発音から消音までの時間を表すゲートタ
イムをデクリメントするタイミングとして使用される。
【0024】外部インタフェース回路11は、CPU1
0と外部装置(図示しない)との間のデータの送受を制
御する。この外部インタフェース回路11としては、M
IDIインタフェース回路を使用できる。外部装置は、
キーボード、他の電子楽器、パーソナルコンピュータ、
シーケンサ等から構成できる。
【0025】外部インタフェース回路11は、外部装置
から受信したMIDIメッセージをCPU10に送る。
CPU10は、このMIDIメッセージに応答して、発
音/消音処理、自動演奏音を発生させる処理、後述する
操作パネル15の設定状態を変更する処理等を実行す
る。また、外部インタフェース回路11は、操作パネル
15の操作によって発生されたデータをMIDIメッセ
ージに変換して外部装置に送信する。これにより、操作
パネル15から外部装置を制御できるように構成されて
いる。
【0026】プログラムメモリ12は、例えばリードオ
ンリメモリ(以下、「ROM」という)から構成されて
いる。このプログラムメモリ12は、上述した制御プロ
グラムの他に、CPU10が使用する種々の固定デー
タ、複数の音色パラメータ等を記憶している。1つの音
色パラメータは、所定の楽器音の所定の音域の音色を発
生するために使用される。
【0027】ワークメモリ13は、例えばランダムアク
セスメモリ(以下、「RAM」という)から構成されて
おり、CPU10が各種処理を実行する際に、種々のデ
ータを一時記憶する。このワークメモリ13には、レジ
スタ、カウンタ、フラグ等が設けられている。これらの
うちの主なものについて説明する。なお、下記以外につ
いては、必要の都度説明する。
【0028】(a)自動演奏フラグ:自動演奏中である
かどうかを記憶する。 (b)発音中レジスタ:鍵盤4の各鍵に対応させた88
ビットのレジスタから成り、各ビットは各鍵に対応する
音を発生中であるかどうかを記憶する。 (c)ソング番号レジスタ:選択された自動演奏曲のソ
ング番号を記憶する。 (d)音符データポインタ:現在実行中の自動演奏デー
タの音符データが置かれている自動演奏データメモリ1
6上のアドレスを保持する。 (e)ステップタイムカウンタ:自動演奏が開始されて
からのステップタイムをカウントする。 (f)ゲートタイムカウンタ:発音中の自動演奏音のゲ
ートタイムを発音チャンネル毎にカウントする。
【0029】パネルインタフェース回路14には操作パ
ネル15が接続されている。操作パネル15には、自動
演奏スイッチ151、選曲スイッチ152等が設けられ
ている。なお、実際の自動演奏装置の操作パネル15に
は、上記以外の種々のスイッチ、各スイッチの設定状態
を表示するLED表示器、種々のメッセージを表示する
LCD等が設けられているが図示は省略してある。
【0030】自動演奏スイッチ151は、例えば押釦ス
イッチから構成されており、自動演奏を開始又は停止さ
せるために使用される。この自動演奏スイッチ151の
オン/オフ状態は、自動演奏フラグによって記憶され
る。自動演奏フラグは、自動演奏スイッチ151が押さ
れる度に反転する。詳しくは、自動演奏フラグがオフに
された状態で自動演奏スイッチ151が押されると自動
演奏フラグがオンにされて自動演奏が開始される。一
方、自動演奏フラグがオンにされた状態で自動演奏スイ
ッチ151が押されると自動演奏フラグがオフにされて
自動演奏は停止する。
【0031】選曲スイッチ152は、例えばテンキー、
ダイヤル、アップダウンスイッチといった数値を入力で
きるスイッチから構成されている。この選曲スイッチ1
52は、複数の自動演奏曲の中から1つの自動演奏を行
う曲を選択するために使用される。
【0032】上記パネルインタフェース回路14は、C
PU10からの指令に応答して操作パネル15上のスイ
ッチをスキャンし、このスキャンにより得られたスイッ
チの開閉状態を示す信号に基づいて、各スイッチを1ビ
ットに対応させたパネルデータを作成する。パネルデー
タの各ビットは、例えば「1」でスイッチオン状態、
「0」でスイッチオフ状態を表す。このパネルデータ
は、システムバス30を介してCPU10に送られる。
【0033】また、パネルインタフェース回路14は、
CPU10から送られてきた表示データを操作パネル1
5上のLED表示器及びLCDに送る。これにより、C
PU10から送られてきたデータに従って、LED表示
器が点灯/消灯され、またLCDにメッセージが表示さ
れる。
【0034】自動演奏データメモリ16は、例えばRO
Mから構成されている。この自動演奏データメモリ16
は、複数の自動演奏曲に対応する複数の自動演奏データ
を記憶している。各自動演奏データは、1曲分の音符デ
ータが発音順(ステップタイム順)に並べられて構成さ
れている。各自動演奏データには、「ソング番号」と呼
ばれる識別子が付されている。ユーザは操作パネル15
上の選曲スイッチ152でソング番号を指定することに
より任意の自動演奏曲を選択できる。選択された自動演
奏曲のソング番号は、ソング番号レジスタにセットされ
る。
【0035】各音符データは1音を発生するために用い
られ、例えば図5に示すように、4バイトのデータから
構成されている。各バイトには、キーナンバ、ステップ
タイム、ゲートタイム及びベロシティが割り当てられて
いる。「キーナンバ」の最上位ビットは、ノートオン又
はノートオフを指示するために使用される。下位7ビッ
トは、鍵盤の各鍵に付された番号に対応し、音高を指定
するために使用される。「ステップタイム」は発音開始
の時刻、換言すれば発音タイミングを指定するために使
用される。「ゲートタイム」は音の長さ(音長)を指定
するために使用される。「ベロシティ」は、音の強さを
指定するために使用される。
【0036】なお、この自動演奏データメモリ16は、
ROMに限らず、RAM、ROMカード、RAMカー
ド、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMと
いった記憶媒体から構成できる。自動演奏データメモリ
16として、比較的アクセス速度の遅いフロッピーディ
スク、CD−ROMが用いられる場合は、これらに記憶
された自動演奏データを一旦RAMにロードして使用す
るように構成するのが好ましい。
【0037】波形メモリ17は、各音色パラメータに対
応する波形データを記憶している。波形データは、例え
ば自然楽器音を電気信号に変換し、これをパルスコード
変調(PCM)して作成される。この波形メモリ17
は、例えばROMで構成することができる。この波形メ
モリ17に記憶された波形データは、音源18によって
読み出される。
【0038】音源18は複数の発音チャンネルを備えて
いる。各発音チャンネルには少なくとも1つのオシレー
タが割り当てられる。各発音チャンネルは独立に音を発
生することができる。従って、この音源18は、複数音
を同時に発生できる。この音源18は、音色パラメータ
を受け取ることによりアサイナを起動する。アサイナ
は、発音中でない空き発音チャンネルを検索し、検索さ
れた空き発音チャンネルに該音色パラメータを送る。発
音チャンネルは、受け取った音色パラメータに基づきデ
ジタル楽音信号を生成してD/A変換器181に送る。
【0039】D/A変換器181は、音源18からのデ
ジタル楽音信号をアナログ信号に変換し増幅器182に
送る。増幅器は、D/A変換器181からのアナログ信
号を増幅してスピーカ183に送る。これにより、スピ
ーカ183から自動演奏音が発生される。なお、増幅器
182とスピーカ183との間にスイッチを設けるよう
に構成できる。この構成によれば、そのスイッチをオフ
にすることにより自動演奏音を停止させた状態で運指ガ
イド装置を動作させることができる。
【0040】運指信号生成部19は、発音中の自動演奏
音をピアノ3で発生させた場合の指の形、つまり鍵盤4
の押下パターン(押鍵パターン)を表す運指信号を、発
音中レジスタの内容に基づいて生成する。この生成され
た運指信号は、レーザープロジェクタ1に送られる。
【0041】次に、上記のように構成される本発明の実
施の形態1に係る楽器の運指ガイド装置に適用される自
動演奏装置2の動作を、図6〜図9に示したフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0042】(1−1)メイン処理 図6は、自動演奏装置2のメイン処理を示すフローチャ
ートである。このメイン処理は、電源の投入又は図示し
ないリセットスイッチの投入により開始される。メイン
処理では、先ず、初期化処理が行われる(ステップS1
0)。この初期化処理では、CPU10の内部のハード
ウェアが初期化されると共に、ワークメモリ13に設け
られているレジスタ、カウンタ、フラグ等に初期値が設
定される。
【0043】初期化処理が終了すると、次いで、スイッ
チイベント処理が行われる(ステップS11)。このス
イッチイベント処理では、自動演奏スイッチ151、選
曲スイッチ152、その他のスイッチのイベントの有無
が判断され、イベントがあれば、そのイベントに対応す
る処理が実行される。このスイッチイベント処理の詳細
は後述する。
【0044】メイン処理では、次いで、自動演奏処理が
行われる(ステップS12)。この自動演奏処理では、
自動演奏フラグがオンになっていれば、自動演奏データ
に基づく自動演奏処理が行われると共に、運指信号を生
成する処理が行われる。この自動演奏処理により自動演
奏音が発生されると共に、レーザープロジェクタ1によ
って鍵盤4上に指の形の運指ガイドが表示される。この
自動演奏処理の詳細は後述する。
【0045】次いで、「その他の処理」が行われる(ス
テップS13)。この「その他の処理」では、上述した
以外の処理、例えば外部インタフェース回路11を使用
してMIDIメッセージを送受信するMIDI処理等が
行われる。このMIDI処理により、外部装置として接
続されたキーボードからのMIDIメッセージを受信し
て発音することが可能になっている。その後、ステップ
S11に戻り、以下、ステップS11〜S13の処理が
繰り返される。この繰り返しの過程でイベントが発生す
ると、そのイベントに対応する処理がなされることによ
り自動演奏装置及び運指ガイド装置として機能の機能が
実現されている。
【0046】(1−2)スイッチイベント処理 次に、メイン処理ルーチンのステップS11で行われる
スイッチイベント処理の詳細を、図7に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0047】このスイッチイベント処理では、CPU1
0は、先ずパネルインタフェース回路14からパネルデ
ータを取り込む(ステップS20)。この取り込まれた
パネルデータは、新パネルデータとしてワークメモリ1
3に設けられた新パネルデータレジスタに格納される。
次いで、スイッチのオンイベントの有無が調べられる
(ステップS21)。具体的には、新パネルデータと、
前回のスイッチイベント処理で取り込まれて、ワークメ
モリ13に設けられた旧パネルデータレジスタに記憶さ
れている旧パネルデータとが比較され、旧パネルデータ
では「0」であるが新パネルデータで「1」に変化した
ビットが存在するかどうかが調べられる。ここで、スイ
ッチのオンイベントがないことが判断されると、シーケ
ンスはメイン処理ルーチンにリターンする。
【0048】一方、ステップS21でスイッチのオンイ
ベントがあることが判断されると、次いで、そのイベン
トは、自動演奏スイッチ151のオンイベントであるか
どうかが調べられる(ステップS22)。ここで、自動
演奏スイッチ151のオンイベントであることが判断さ
れると、自動演奏フラグが反転される(ステップS2
3)。これにより、自動演奏スイッチ151が押される
毎に自動演奏の開始と停止とが交互に繰り返される機能
が実現されている。
【0049】次いで、自動演奏フラグが反転された結
果、自動演奏フラグがオンになったかどうかが調べられ
る(ステップS24)。ここで、自動演奏フラグがオン
になったことが判断されると、自動演奏の開始が指示さ
れたものと認識され、音符データポインタに初期値が設
定される(ステップS25)。具体的には、ソング番号
レジスタに格納されているソング番号で指定される自動
演奏データが置かれている自動演奏データメモリ16の
先頭アドレスが音符データポインタに格納される。次い
で、ステップタイムカウンタのカウントアップが開始さ
れる(ステップS26)。ステップS24で、自動演奏
フラグがオフになったことが判断されると、ステップS
25及びS26の処理はスキップされる。また、ステッ
プS22で、自動演奏スイッチ151のオンイベントで
ないことが判断されると、ステップS23〜S26の処
理はスキップされる。
【0050】次いで、選曲スイッチ152のイベントが
あるかどうかが調べられる(ステップS27)。これ
は、直前に選曲スイッチ152で設定された値が変化し
たかどうかを調べることにより行われる。ここで、選曲
スイッチ152のイベントがあることが判断されると、
ソング番号がソング番号レジスタにセットされる(ステ
ップS28)。具体的には、選曲スイッチ152で設定
された値がソング番号レジスタにセットされる。ステッ
プS27で、選曲スイッチ152のイベントがないこと
が判断されると、ステップS28の処理はスキップされ
る。
【0051】次いで、その他のスイッチ処理が行われる
(ステップS29)。この処理では、上述した以外のス
イッチのオンイベントに対する処理が行われる。そし
て、このステップS29の処理の最後で新パネルデータ
が旧パネルデータレジスタに書き込まれ、スイッチイベ
ント処理は終了する。
【0052】(1−3)自動演奏処理 次に、メイン処理のステップS12で行われる自動演奏
処理の詳細を、図8に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0053】この自動演奏処理では、先ず、自動演奏フ
ラグがオンであるかどうかが調べられる(ステップS3
0)。ここで、自動演奏フラグがオンでないことが判断
されると、自動演奏の停止が指示されていることが認識
され、シーケンスは、メイン処理ルーチンにリターンす
る。この処理により、自動演奏フラグがオンにされてい
る場合にのみ、自動演奏音を発生すると共に、レーザー
プロジェクタ1によって運指ガイドを鍵盤4上に表示す
る機能が実現されている。
【0054】上記ステップS30で、自動演奏フラグが
オンであることが判断されると、音符データの読み出し
が行われる(ステップS31)。即ち、自動演奏データ
メモリ16の、音符データポインタで指定される位置か
ら1つの音符データが読み出される。次いで、読み出さ
れた音符データの発音タイミングが到来したかどうか
が、つまり音符データに含まれるステップタイムがステ
ップタイムカウンタの内容に一致するかどうかが調べら
れる(ステップS32)。
【0055】このステップS32で、発音タイミングが
到来したことが判断されると、発音処理が行われる(ス
テップS33)。この発音処理では、発音タイミングが
到来した音符データに対応する音色パラメータがプログ
ラムメモリ12から読み出され、音源18に送られる。
これにより、上述したようにアサイナにより音源18の
中の1つの発音チャンネルが割り当てられ、該発音チャ
ンネルで音色パラメータに応じたデジタル楽音信号が発
生される。この発生されたデジタル楽音信号は、D/A
変換器181及び増幅器182を経由してスピーカ18
3に送られ、このスピーカ183から自動演奏音が発生
される。また、発音に使用された音符データ中のゲート
タイムが、該発音チャンネルに対応するゲートタイムカ
ウンタに格納され、発音が開始された音を消音する時刻
が指定される。
【0056】次いで、発音中レジスタの更新が行われる
(ステップS34)。即ち、上記ステップS33で発音
に使用された音符データ中のノートナンバに対応する、
発音中レジスタのビットが「1」にセットされる。次い
で、運指信号の生成と送出が行われる(ステップS3
5)。即ち、CPU10は、発音中レジスタの内容を運
指信号生成部19に送る。運指信号生成部19は、押鍵
パターンを表す運指信号を生成してレーザープロジェク
タ1に送る。
【0057】運指信号を受け取ったレーザープロジェク
タ1は、その運指信号に従ってレーザー発振器及び駆動
機構を駆動することにより鍵盤4上をレーザー光で2次
元走査し、以て、新たに発音が開始されたことに伴う新
たな押鍵パターンに従った指の形の映像を鍵盤4上に描
く。
【0058】この自動演奏処理ルーチンは、メイン処理
ルーチンから所定周期でコールされる。従って、自動演
奏データを構成する音符データの先頭から順次読み出さ
れ、この読み出された音符データの発音タイミングが到
来すると発音が行われるという処理が繰り返して行われ
る。これにより、選択された自動演奏データに従って自
動演奏が行われると共に、自動演奏で発生される音が変
更される毎に変化する運指ガイドが鍵盤4上に表示され
る。
【0059】(1−4)ゲートオフ処理 このゲートオフ処理では、自動演奏処理における発音処
理で発音が開始された音の消音が行われる。このゲート
オフ処理ルーチンは、タイマ10aから1ステップ毎に
発生される割込信号によって起動される。
【0060】このゲートオフ処理では、先ず、所定の発
音チャンネルが発音中であるかどうかが調べられる(ス
テップS40)。そして、発音中でないことが判断され
ると、ステップS47へ分岐し、未処理の発音チャンネ
ルがあるかどうかが調べられる。ここで、未処理の発音
チャンネルがないことが判断されると、シーケンスは、
このゲートオフ処理ルーチンから、割り込まれた位置に
リターンする。
【0061】一方、ステップS47で未処理の発音チャ
ンネルがあることが判断されると、ステップS40へ戻
って同様の処理が行われる。上記ステップS40で、そ
の発音チャンネルが発音中であることが判断されると、
次いで、その発音チャンネルに対応するゲートタイムが
ゼロであるかどうかが調べられる(ステップS41)。
これは、その発音チャンネルに対応するゲートタイムカ
ウンタの内容を調べることにより行われる。ここで、ゲ
ートタイムがゼロであることが判断されると、ステップ
S44へ分岐し、その発音チャンネルに対応する音の消
音処理が行われる。この消音処理は、発音チャンネルに
対し、発音中の音のエンベロープを高速で減衰させるた
めのエンベロープデータを送ることにより行われる。
【0062】次いで、発音中レジスタの更新が行われる
(ステップS45)。即ち、上記ステップS44で消音
された音に対応する、発音中レジスタのビットが「0」
にクリアされる。次いで、運指信号の生成と送出が行わ
れる(ステップS46)。即ち、CPU10は、発音中
レジスタの内容を運指信号生成部19に送る。運指信号
生成部19は、運指信号を生成してレーザープロジェク
タ1に送る。
【0063】運指信号を受け取ったレーザープロジェク
タ1は、その運指信号に従ってレーザー発振器及び駆動
機構を駆動することにより鍵盤4上をレーザー光で2次
元走査し、以て、発音中の音が消音されたことに伴う新
たな押鍵パターンに従った指の形の映像を鍵盤4上に描
く。
【0064】一方、ステップS41でゲートタイムがゼ
ロでないことが判断されると、その発音チャンネルのゲ
ートタイムがデクリメントされる(ステップS42)。
そして、ゲートタイムがゼロであるかどうかが調べられ
る(ステップS43)。ここで、ゲートタイムがゼロで
あることが判断されるとステップS44へ進み、消音処
理が行われる。一方、ゲートタイムがゼロでないことが
判断されると、ステップS47へ分岐し、上記と同様の
処理が行われる。
【0065】このように、ゲートオフ処理では、アサイ
ナで発音が割り当てられて発音中である発音チャンネル
を探し、該当する発音チャンネルがあればゲートタイム
を減じ、その結果がゼロになれば消音処理を行う。この
ゲートオフ処理ルーチンは、1ステップタイム毎にコー
ルされるので、発音中の音のゲートタイムは1ステップ
タイム毎にデクリメントされる。
【0066】以上説明したように、本発明の実施の形態
1に係る楽器の運指ガイド装置によれば、自動演奏装置
で発生される自動演奏音に対応する鍵盤4の指による押
鍵パターン、つまり指の外形の像が自動演奏の進行に伴
って鍵盤4上に順次形成されるので、演奏者は、左手及
び右手で押すべき鍵の位置のみならず、指使いをも知る
ことができる。従って、演奏者は、正確な指使いで所望
の曲の演奏を練習できる。
【0067】また、従来の運指ガイド装置のように、鍵
盤の近くに設けられた発光体により押すべき鍵の場所を
示すのではなく、鍵盤上に形成された指の外径の像によ
って指使いをガイドするので、多くの発光体を設ける必
要がなく、運指ガイド装置を安価に構成できる。
【0068】なお、上述した実施の形態1では、楽器と
してピアノの例に挙げて説明したが、本発明は、オルガ
ン、チェンバロ等といった他の鍵盤楽器にも同様に適用
できる。更には、鍵盤楽器のみならず、弦楽器、管楽器
といった指で操作することにより音を発生するあらゆる
楽器に適用できる。この場合、指で操作する部分にレー
ザープロジェクタ1による指の映像を形成するように構
成すればよい。
【0069】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、ビデオプロジェクタによって指の形状を有する映像
を鍵盤上に投射する楽器の運指ガイド装置である。
【0070】この実施の形態2に係る運指ガイド装置
は、図10に示すように、ビデオプロジェクタ5及び自
動演奏装置2から構成されている。また、ピアノ3の鍵
盤4は、ビデオプロジェクタ5のスクリーンとして使用
される。
【0071】ビデオプロジェクタ5は、自動演奏装置2
からの映像信号に従って、指の形の映像を生成し、鍵盤
4に投射する。指の形状の映像は、押鍵に使用される指
が濃い色であり、押鍵に使用されない指が薄い色から成
る。
【0072】自動演奏装置2は、予め記憶された自動演
奏データに基づいて自動演奏音を発生すると共に、指の
外形を描くための映像信号を生成し、ビデオプロジェク
タ5に送る。この自動演奏装置2は、図11に示すよう
に、実施の形態1の運指信号生成部19が映像信号生成
部40に変更されている点を除けば実施の形態1のそれ
と同じである。
【0073】映像信号生成部40は、発音中の自動演奏
音をピアノ3で発生させた場合の指の形、つまり鍵盤4
の押下パターン(押鍵パターン)を表す映像信号を、発
音中レジスタの内容に基づいて生成する。映像信号は、
予め映像信号生成部40の図示しない映像メモリに格納
された映像データに基づいて生成される。この映像信号
生成部40で生成された運指信号は、ビデオプロジェク
タ5に送られる。
【0074】次に、上記のように構成される本発明の実
施の形態2に係る楽器の運指ガイド装置に適用される自
動演奏装置の動作を説明する。
【0075】この自動演奏装置2では、実施の形態1の
自動演奏処理(図8参照)のステップS35及びゲート
オフ処理(図9参照)のステップS46で行われる運指
信号生成及び送出処理の代わりに映像信号生成及び送出
処理が行われる。即ち、CPU10は、発音中レジスタ
の内容を映像信号生成部40に送る。映像信号生成部4
0は、これに応答して映像信号を生成し、ビデオプロジ
ェクタ5に送る。
【0076】映像信号を受け取ったビデオプロジェクタ
5は、その映像信号に従って新たに発音が開始されたこ
とに伴う新たな押鍵パターンに従った指の形の映像、及
び発音中の音が消音されたことに伴う新たな押鍵パター
ンに従った指の形の映像を鍵盤4上に投射する。
【0077】以上説明したように、本発明の実施の形態
2に係る楽器の運指ガイド装置によれば、自動演奏装置
で発生される自動演奏音に対応する鍵盤4の指による押
鍵パターン、つまり指の映像が自動演奏の進行に伴って
鍵盤4上に順次投影されるので、演奏者は、左手及び右
手で押すべき鍵の位置のみならず、指使いをも知ること
ができる。従って、演奏者は、正確な指使いで所望の曲
の演奏を練習できる。
【0078】また、従来の運指ガイド装置のように、鍵
盤の近くに設けられた発光体により押すべき鍵の場所を
示すのではなく、鍵盤上に形成された指の映像によって
指使いをガイドするので、多くの発光体を設ける必要が
なく、運指ガイド装置を安価に構成できる。
【0079】なお、上述した実施の形態2では、楽器と
してピアノの例に挙げて説明したが、本発明は、オルガ
ン、チェンバロ等といった他の鍵盤楽器にも同様に適用
できる。更には、鍵盤楽器のみならず、弦楽器、管楽器
といった指で操作することにより音を発生するあらゆる
楽器に適用できる。この場合、指で操作する部分にビデ
オプロジェクタ5による指の映像を形成するように構成
すればよい。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
指で操作すべき位置及び操作の際の指使いを演奏者にガ
イドできる安価な楽器の運指ガイド装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置が使用される状態を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置の鍵盤上に形成される指の形の映像の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態1に係る楽器の運指ガイド
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る楽器の運指ガイド
装置で使用される自動演奏装置の電気的な構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置を構成する自動演奏装置で使用される音符データの形
式を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置を構成する自動演奏装置のメイン処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置を構成する自動演奏装置のスイッチイベント処理を示
すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置を構成する自動演奏装置の自動演奏処理を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る楽器の運指ガイド装
置を構成する自動演奏装置のゲートオフ処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係る楽器の運指ガイ
ド装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る楽器の運指ガイ
ド装置で使用される自動演奏装置の電気的な構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザープロジェクタ 1a 射出口 2 自動演奏装置 3 ピアノ 4 鍵盤 5 ビデオプロジェクタ 10 CPU 10a タイマ 11 外部インタフェース回路 12 プログラムメモリ 13 ワークメモリ 14 パネルインタフェース回路 15 操作パネル 16 自動演奏データメモリ 17 波形メモリ 18 音源 19 運指信号生成部 40 映像信号生成部 151 自動演奏スイッチ 152 選曲スイッチ 181 D/A変換器 182 増幅器 183 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽器の操作部と、 前記操作部に指の形の映像を形成するプロジェクタ、と
    を備えた楽器の運指ガイド装置。
  2. 【請求項2】 自動演奏データに基づいて発生される自
    動演奏音に対応する、前記操作部の指による押下パター
    ンを表す運指信号を生成する自動演奏装置、を更に備
    え、 前記プロジェクタは、 前記自動演奏装置からの前記運指信号に基づいて前記操
    作部に前記指の形の映像を形成する、請求項1に記載の
    楽器の運指ガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記プロジェクタは、前記自動演奏装置
    からの運指信号に基づいてレーザー光で前記操作部を走
    査することにより前記操作部に前記指の形の映像を形成
    するレーザープロジェクタである、請求項2に記載の楽
    器の運指ガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記プロジェクタは、前記自動演奏装置
    からの運指信号に基づいて生成された前記指の形の映像
    を前記操作部に投射するビデオプロジェクタである、請
    求項2に記載の楽器の運指ガイド装置。
  5. 【請求項5】 前記楽器は鍵盤楽器から成り、 前記操作部は前記鍵盤楽器の鍵盤である、請求項1乃至
    4の何れか1項に記載の楽器の運指ガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記プロジェクタは、左手の指の形の映
    像及び右手の指の形の映像を前記鍵盤上に形成する、請
    求項5に記載の楽器の運指ガイド装置。
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