JP2003271140A - 楽器の自動演奏装置 - Google Patents

楽器の自動演奏装置

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JP2003271140A
JP2003271140A JP2002073353A JP2002073353A JP2003271140A JP 2003271140 A JP2003271140 A JP 2003271140A JP 2002073353 A JP2002073353 A JP 2002073353A JP 2002073353 A JP2002073353 A JP 2002073353A JP 2003271140 A JP2003271140 A JP 2003271140A
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JP2002073353A
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Shu Nagataki
周 永瀧
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アコースティック楽器の音でコンサートマジッ
ク自動演奏を行うことができる楽器の自動演奏装置を提
供する。 【解決手段】アコースティック鍵盤楽器と、アコーステ
ィック鍵盤楽器の鍵を作動させる駆動部20、211
21nと、複数の音符データが発音順に並べられて成る
自動演奏データを記憶したメモリ16と、自動演奏の進
行を指示する指示部19と、この指示部によって指示が
なされる毎に、メモリから自動演奏データを構成する音
符データを順番に読み出し、該読み出された音符データ
に基づいて駆動部を制御することにより鍵を作動させ、
以て自動演奏を進行させる制御部10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は楽器の自動演奏装置
に関し、特に自動演奏データに基づく自動演奏をユーザ
の指示に応じて進める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動演奏データに基づいて電子的
に音を発生させることにより自動的に演奏を行う自動演
奏装置が知られている。この明細書では、自動演奏デー
タとは、例えば所定の楽曲やフレーズといった、1つの
まとまった演奏が行われるように発音順に並べられた複
数の音符データをいう。この自動演奏装置は、音符デー
タに含まれるステップタイムで指定された時刻が到来し
た時に発音タイミングが到来したものと認識して、その
音符データに含まれる音高を指定するための「キーナン
バ」、音長を指定するための「ゲートタイム」及び音の
強さを指定するための「ベロシティ」といったデータに
従って音を電子的に発生する。
【0003】ところで、近年、上述した自動演奏装置で
用いられる技術を応用したコンサートマジック機能付き
電子楽器が開発されている。コンサートマジック機能
は、音符データに含まれるステップタイムを無視し、例
えば鍵盤の何れかの鍵が押された時に発音タイミングが
到来したものと認識して、その音符データに基づいて発
音する機能である。以下においては、コンサートマジッ
ク機能を用いて演奏を進める自動演奏を「コンサートマ
ジック自動演奏」という。これに対し、音符データ中の
ステップタイムに従って演奏を進める自動演奏を「通常
自動演奏」という。
【0004】コンサートマジック自動演奏で使用される
自動演奏データは、通常自動演奏で使用される自動演奏
データと同じである。但し、コンサートマジック自動演
奏では、音符データに含まれるステップタイムは使用さ
れない。
【0005】このコンサートマジック自動演奏では、ユ
ーザは、発音すべきタイミングに合わせて鍵盤の何れか
の鍵を押すことにより、自動演奏を進めることができ
る。換言すれば、コンサートマジック機能付きの電子楽
器では、音高、音長及び音の強さは自動演奏データに基
づいて決定され、発音タイミングはユーザの指示に基づ
いて決定される。
【0006】一般的な自動演奏装置では、自動演奏が開
始された後は、自動的に演奏が進行するのでユーザが介
入する余地がないのに対し、このコンサートマジック機
能付き電子楽器では、ユーザが鍵を押すことによって自
動演奏が進行するので、ユーザは、恰も自分が演奏をし
ているような満足感を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコンサートマジック機能付き電子楽器は、自動
演奏データに基づいて電子的に生成された音でしか演奏
を行うことができないので、発生される音はアコーステ
ィック楽器の音とは微妙に異なり、迫力に欠けるという
問題が指摘されている。
【0008】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたものであり、アコースティック楽器の音でコンサー
トマジック自動演奏を行うことができる楽器の自動演奏
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る楽器の自動
演奏装置は、上記目的を達成するために、アコースティ
ック鍵盤楽器と、前記アコースティック鍵盤楽器の鍵を
作動させる駆動部と、複数の音符データが発音順に並べ
られて成る自動演奏データを記憶したメモリと、自動演
奏の進行を指示する指示部と、前記指示部によって指示
がなされる毎に、前記メモリから前記自動演奏データを
構成する音符データを順番に読み出し、該読み出された
音符データに基づいて前記駆動部を制御することにより
前記鍵を作動させ、以て自動演奏を進行させる制御部、
を備えている。
【0010】この楽器の自動演奏装置では、前記指示部
を、前記アコースティック鍵盤楽器の特定の鍵から構成
すると共に、前記特定の鍵の押下による発音を抑止する
抑止機構と、前記特定の鍵の押下を検出する検出部、と
を更に備え、前記制御部は、前記検出部で前記特定の鍵
の押下が検出される毎に、前記メモリから前記自動演奏
データを構成する音符データを順番に読み出し、該読み
出された音符データに基づいて前記駆動部を制御するこ
とにより前記鍵を作動させ、以て自動演奏を進行させる
ように構成できる。
【0011】また、前記アコースティック鍵盤楽器は、
鍵の押下によってハンマーで打弦する押鍵機構を備えた
アコースティックピアノから構成し、前記抑止機構は、
前記押鍵機構のハンマーによる打弦を物理的に停止させ
るストッパから構成できる。更に、前記特定の鍵は、前
記アコースティック鍵盤楽器の最高音側から少なくとも
1つの鍵、又は最低音側から少なくとも1つの鍵とする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
楽器の自動演奏装置を、図面を参照しながら詳細に説明
する。以下では、本発明のアコースティック鍵盤楽器と
してアコースティックピアノが使用される場合について
説明するが、本発明のアコースティック鍵盤楽器はアコ
ースティックピアノに限らず、アコースティックオルガ
ン、アコースティックチェンバロといった楽器にも適用
できる。
【0013】図1は、本発明の実施の形態に係る楽器の
自動演奏装置の電気的な構成を示すブロック図である。
この自動演奏装置は、中央処理装置(以下、「CPU」
という)10、プログラムメモリ12、ワークメモリ1
3、パネルインタフェース回路14、自動演奏データメ
モリ16、押鍵検出回路17及びソレノイド駆動回路2
0がシステムバス30で相互に接続されて構成されてい
る。システムバス30は、アドレス信号、データ信号又
は制御信号等を送受するために使用される。
【0014】CPU10は、本発明の制御部に対応す
る。このCPU10は、プログラムメモリ12に記憶さ
れている制御プログラムに従って動作することにより自
動演奏装置の全体を制御する。このCPU10で実行さ
れる処理の詳細は後にフローチャートを参照しながら詳
細に説明する。
【0015】CPU10には外部インタフェース回路1
1が接続されている。外部インタフェース回路11は、
CPU10と外部装置(図示しない)との間のデータの
送受を制御する。この外部インタフェース回路11は、
外部装置の種類に応じて、例えばMIDIインタフェー
ス、RS232Cインタフェース、SCSIインタフェ
ース等といった汎用インタフェース回路又は機種に固有
のインタフェース回路から構成できる。以下では、外部
インタフェース回路11としてMIDIインタフェース
回路が使用されるものとする。外部装置は、他の電子楽
器、パーソナルコンピュータ、シーケンサ等から構成で
きる。
【0016】外部インタフェース回路11は、外部装置
から受信したMIDIメッセージをCPU10に送る。
CPU10は、このMIDIメッセージに応答して、ア
コースティックピアノを駆動する処理、後述する操作パ
ネル15の設定状態を変更する処理等を実行する。ま
た、外部インタフェース回路11は、操作パネル15の
操作によって発生されたデータをMIDIメッセージに
変換して外部装置に送信する。これにより、操作パネル
15から外部装置を制御可能になっている。
【0017】プログラムメモリ12は、例えばリードオ
ンリメモリ(以下、「ROM」という)から構成されて
いる。このプログラムメモリ12は、上述した制御プロ
グラムの他に、CPU10が参照する種々のデータを記
憶する。
【0018】ワークメモリ13は、例えばランダムアク
セスメモリ(以下、「RAM」という)から構成されて
おり、CPU10が各種処理を実行する際に、種々のデ
ータを一時記憶するために使用される。このワークメモ
リ13には、レジスタ、カウンタ、フラグ等が定義され
ている。これらのうちの主なものについて説明する。な
お、下記以外については、必要の都度説明する。
【0019】(a)自動演奏フラグ:通常自動演奏中で
あるかどうかを記憶する。 (b)コンサートマジックフラグ(以下、「CMフラ
グ」という):コンサートマジック自動演奏中(以下、
「CMモード」という)であるかどうかを記憶する。 (c)演奏リクエストフラグ:鍵盤19の最高音の鍵が
押されたことを記憶する。 (d)第1音符データポインタ:現在実行中の通常自動
演奏用の音符データが置かれている自動演奏データメモ
リ16上のアドレスを保持する。 (e)第2音符データポインタ:現在実行中のコンサー
トマジック自動演奏用の音符データが置かれている自動
演奏データメモリ16上のアドレスを保持する。 (f)第1ソング番号レジスタ:選択された通常自動演
奏用の自動演奏曲のソング番号を記憶する。 (g)第2ソング番号レジスタ:選択されたコンサート
マジック自動演奏用の自動演奏曲のソング番号を記憶す
る。
【0020】パネルインタフェース回路14には操作パ
ネル15が接続されている。操作パネル15には、例え
ば自動演奏スイッチ151、コンサートマジックスイッ
チ(以下、「CMスイッチ」という)152、選曲スイ
ッチ153等が設けられている。また、図示は省略する
が、各スイッチの設定状態を表示するLED表示器、種
々のメッセージを表示するLCD等が設けられている。
【0021】自動演奏スイッチ151は、例えば押釦ス
イッチから構成されており、通常自動演奏を開始又は停
止させるために使用される。この自動演奏スイッチ15
1のオン/オフ状態は、自動演奏フラグによって記憶さ
れる。自動演奏フラグは、自動演奏スイッチ151が押
される度に反転する。即ち、通常自動演奏が停止中(自
動演奏フラグがオフ)に自動演奏スイッチが押されると
自動演奏フラグがオンにされて通常自動演奏が開始され
る。一方、通常自動演奏中(自動演奏フラグがオン)に
自動演奏スイッチ151が押されると自動演奏フラグが
オフにされて通常自動演奏は停止される。
【0022】CMスイッチは152、例えば押釦スイッ
チから構成されており、コンサートマジック自動演奏を
行うかどうかを指定するために使用される。このCMス
イッチ152の設定状態は、CMフラグによって記憶さ
れる。CMフラグは、CMスイッチ152が押される度
に反転する。即ち、CMモードでない時(CMフラグが
オフにされている時)にCMスイッチ152が押される
とCMフラグがオンにされてCMモードに移る。一方、
CMモードの時(CMフラグがオンにされている時)に
CMスイッチ152が押されるとCMフラグがオフにさ
れてCMモードが解除される。
【0023】選曲スイッチ153は、例えばテンキー、
ダイヤル、アップダウンスイッチといった数値を入力で
きるスイッチから構成されている。この選曲スイッチ1
53は、複数の自動演奏曲の中から通常自動演奏及びコ
ンサートマジック自動演奏を行う曲を選択するために使
用される。
【0024】上記パネルインタフェース回路14は、C
PU10からの指令に応答して操作パネル15上の各ス
イッチをスキャンし、このスキャンにより得られた各ス
イッチの開閉状態を示す信号に基づいて、各スイッチを
1ビットに対応させたパネルデータを作成する。各ビッ
トは、例えば「1」でスイッチオン状態、「0」でスイ
ッチオフ状態を表す。このパネルデータは、システムバ
ス30を介してCPU10に送られる。このパネルデー
タは、操作パネル15上のスイッチのオンイベント又は
オフイベントが発生したかどうかを判断するために使用
される(詳細は後述する)。
【0025】また、パネルインタフェース回路14は、
CPU10から送られてきた表示データを操作パネル1
5上のLED表示器及びLCDに送る。これにより、C
PU10から送られてきたデータに従って、LED表示
器が点灯/消灯され、またLCDにメッセージが表示さ
れる。
【0026】自動演奏データメモリ16は、例えばRO
Mから構成されており、本発明のメモリに対応する。こ
の自動演奏データメモリ16は、複数の曲に対応する複
数の自動演奏データを記憶する。各自動演奏データは、
従来の技術の欄で説明したように、発音順に並べられた
複数の音符データから構成されている。各音符データは
1音を発生するために用いられ、例えば図2に示すよう
に、4バイトのデータから構成されている。
【0027】各バイトには、キーナンバ、ステップタイ
ム、ゲートタイム及びベロシティが割り当てられてい
る。「キーナンバ」の最上位ビットは、ノートオン又は
ノートオフを指示するために使用される。下位7ビット
は、鍵盤装置の各鍵に付された番号に対応し、音高を指
定するために使用される。「ステップタイム」は発音開
始の時刻(以下、「発音タイミング」という)を指定す
るために使用される。「ゲートタイム」は音の長さ(音
長)を指定するために使用される。「ベロシティ」は、
音の強さを指定するために使用される。1つの自動演奏
データは、このような音符データが、ステップタイム値
の順番に並べられることによって構成されている。
【0028】これらの自動演奏データは、通常自動演奏
とコンサートマジック自動演奏とで共通に使用される
が、「ステップタイム」はコンサートマジック自動演奏
では使用されない。各自動演奏データには、「ソング番
号」と呼ばれる識別子が付されている。通常自動演奏用
の曲のソング番号は、例えば1〜500、コンサートマ
ジック自動演奏用の曲のソング番号は、例えば501〜
999と決められている。ユーザは操作パネル15上の
選曲スイッチ153でソング番号を指定することにより
任意の曲を選択できる。選択された曲のソング番号は、
通常自動演奏用であれば第1ソング番号レジスタに、コ
ンサートマジック自動演奏用であれば第2ソング番号レ
ジスタにそれぞれセットされる。
【0029】なお、この自動演奏データメモリ16は、
ROMに限らず、RAM、ROMカード、RAMカー
ド、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMと
いった記憶媒体から構成できる。自動演奏データメモリ
16として、比較的アクセス速度の遅いフロッピーディ
スク、CD−ROMが用いられる場合は、これらに記憶
された自動演奏データを一旦RAMにロードして使用す
るように構成するのが好ましい。
【0030】押鍵検出回路17には、鍵盤19の最高音
の鍵に備えられたセンサ18が接続されている。本発明
の指示部及び特定の鍵は、この最高音の鍵に対応する。
センサ18は本発明の検出部に対応し、図3に示すよう
に、特定の鍵の下部に設けられている。このセンサ18
は、鍵が所定以上の深さまで押し下げられたことを検出
し、押鍵がなされた旨の押鍵信号を生成し、押鍵検出回
路17に送る。センサ18としては、鍵が所定以上の深
さまで押し下げられたことを検出できる光センサ、圧力
センサ、その他のセンサを使用できる。押鍵検出回路1
7は、センサ18からの押鍵信号を受け取ると、鍵盤デ
ータとしてCPU10に送る。
【0031】ソレノイド駆動回路20は、鍵盤19の各
鍵に備えられたソレノイド211〜21nを駆動する。本
発明の駆動部は、ソレノイド駆動回路20及びソレノイ
ド211〜21nから構成されている。ソレノイド211
〜21nは、図3に示すように、各鍵の後端部分に設け
られており、ソレノイド駆動回路20からの駆動信号が
供給されることにより鍵を押し上げる。これにより、鍵
がユーザによって打鍵された時と同じ状態が作り出され
る。
【0032】ソレノイド駆動回路20からの駆動信号が
供給されることによって鍵が押し上げられると、その鍵
の運動が図3中に矢印で示すように伝わり、ジャック4
1、ウィペン42及びハンマー43等から成る押鍵機構
40が作動して、押下された鍵に対応する弦44が弾か
れる。これにより、アコースティックピアノの音が発生
される。
【0033】また、鍵盤19の最高音の鍵に対応する押
鍵機構40と弦44との間にはストッパ45が設けられ
ている。このストッパ45は、棒状の部材から構成され
ており、図示しないレバーを操作することにより、アコ
ースティックピアノの左右方向(図3中の前後方向)に
移動可能になっている。このストッパ45が左方向(図
3中の手前方向)に移動された状態では、最高音の鍵が
押されても、その鍵に対応するハンマー43の回動はス
トッパ45によって阻止されるので、ハンマー43は弦
44に到達しない。即ち、最高音の鍵が押されても、そ
の鍵に対応する音は発生されない。一方、ストッパ45
が右方向(図3中の奥方向)に移動された状態では、最
高音の鍵が押されると、該鍵に対応するハンマー43が
回動して弦44に到達するので、その鍵に対応する音が
発生される。
【0034】次に、上記のように構成される本発明の実
施の形態に係る楽器の自動演奏装置の動作を、図4〜図
7に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0035】(1−1)メイン処理 図4は、自動演奏装置のメイン処理を示すフローチャー
トである。このメイン処理は、電源の投入又は図示しな
いリセットスイッチの投入により開始される。メイン処
理では、先ず、初期化処理が行われる(ステップS1
0)。この初期化処理では、CPU10の内部のハード
ウェアが初期化されると共に、ワークメモリ13に設け
られているレジスタ、カウンタ、フラグ等に初期値が設
定される。
【0036】初期化処理が終了すると、次いで、スイッ
チイベント処理が行われる(ステップS11)。このス
イッチイベント処理では、自動演奏スイッチ151、C
Mスイッチ152、選曲スイッチ153、その他のスイ
ッチのイベントの有無を判断し、イベントがある場合
に、そのイベントに対応する処理が行われる。このスイ
ッチイベント処理の詳細は後述する。
【0037】メイン処理では、次いで、押鍵検出処理が
行われる(ステップS12)。この押鍵検出処理では、
鍵盤19の最高音の鍵が押されたかどうかを検出し、押
されたことが検出された時点でCMモードであれば、自
動演奏を進める処理が行われる。この押鍵検出処理の詳
細は後述する。
【0038】次いで、自動演奏処理が行われる(ステッ
プS13)。この自動演奏処理では、通常自動演奏及び
コンサートマジック自動演奏を行うための処理が実行さ
れる。即ち、自動演奏フラグがオンになっていれば通常
自動演奏を行うための処理が実行され、更にCMフラグ
がオンになっていればコンサートマジック自動演奏を行
うための処理が実行される。従って、この自動演奏装置
では、通常自動演奏とコンサートマジック自動演奏とを
並行して行わせることができる。
【0039】次いで、「その他の処理」が行われる(ス
テップS14)。この「その他の処理」では、上述した
以外の処理、例えば外部インタフェース回路11を使用
してMIDIメッセージを送受信するMIDI処理、ス
イッチを押し続けた場合の特殊な動作を実現するための
処理等といった、メイン処理で定期的なチェックが必要
な処理等が行われる。その後、ステップS11に戻り、
以下、ステップS11〜S14の処理が繰り返される。
この繰り返しの過程でイベントが発生すると、該イベン
トに対応する処理がなされることにより自動演奏装置と
しての各種機能が実現されている。
【0040】(1−2)スイッチイベント処理 次に、メイン処理ルーチンのステップS11で行われる
スイッチイベント処理の詳細を、図5に示すフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0041】このスイッチイベント処理では、CPU1
0は、先ずパネルインタフェース回路14からパネルデ
ータを取り込む(ステップS20)。この取り込まれた
パネルデータは、新パネルデータとしてワークメモリ1
3に設けられた新パネルデータレジスタに格納される。
次いで、スイッチのオンイベントの有無が調べられる
(ステップS21)。具体的には、新パネルデータと、
前回のスイッチイベント処理で取り込まれてワークメモ
リ13に設けられた旧パネルデータレジスタに記憶され
ている旧パネルデータとが比較され、旧パネルデータで
は「0」であるが新パネルデータで「1」に変化したビ
ットが存在するかどうかが調べられる。ここでスイッチ
のオンイベントがないことが判断されると、シーケンス
はメイン処理ルーチンに戻る。
【0042】一方、ステップS21でスイッチのオンイ
ベントがあることが判断されると、次いで、自動演奏ス
イッチ151のオンイベントがあるかどうかが調べられ
る(ステップS22)。ここで、自動演奏スイッチ15
1のオンイベントであることが判断されると、自動演奏
フラグが反転される(ステップS23)。これにより、
自動演奏スイッチ151を押す度に通常自動演奏の開始
と停止が交互に繰り返される機能が実現されている。
【0043】次いで、自動演奏フラグが反転された結
果、自動演奏フラグがオンになったかどうかが調べられ
る(ステップS24)。ここで、自動演奏フラグがオン
になったことが判断されると、通常自動演奏の開始が指
示されたものと認識され、第1音符データポインタに初
期値が設定される(ステップS25)。具体的には、第
1ソング番号レジスタの内容で指定される通常自動演奏
用の自動演奏データが置かれている自動演奏データメモ
リ16の先頭アドレスが第1音符データポインタに格納
される。ステップS24で、自動演奏フラグがオフにな
ったことが判断されると、ステップS25の処理はスキ
ップされる。また、ステップS22で、自動演奏スイッ
チ151のオンイベントでないことが判断されると、ス
テップS23〜S25の処理はスキップされる。
【0044】次いで、CMスイッチ152のオンイベン
トがあるかどうかが調べられる(ステップS26)。こ
こで、CMスイッチ152のオンイベントであることが
判断されると、CMフラグが反転される(ステップS2
7)。これにより、CMスイッチ152を押す度にコン
サートマジック自動演奏の開始と停止が交互に繰り返さ
れる機能が実現されている。
【0045】次いで、CMフラグが反転された結果、C
Mフラグがオンになったかどうかが調べられる(ステッ
プS28)。ここで、CMフラグがオンになったことが
判断されると、コンサートマジック自動演奏の開始が指
示されたものと認識され、第2音符データポインタに初
期値が設定される(ステップS29)。具体的には、第
2ソング番号レジスタの内容で指定されるコンサートマ
ジック自動演奏用の自動演奏データが置かれている自動
演奏データメモリ16の先頭アドレスが第2音符データ
ポインタに格納される。ステップS28で、CMフラグ
がオフになったことが判断されると、ステップS29の
処理はスキップされる。また、ステップS26で、CM
スイッチ152のオンイベントでないことが判断される
と、ステップS27〜S29の処理はスキップされる。
【0046】次いで、選曲スイッチ153のイベントが
あるかどうかが調べられる(ステップS30)。これ
は、直前に選曲スイッチ153で設定された値が変化し
たかどうかを調べることにより行われる。ここで、選曲
スイッチ153のイベントがあることが判断されると、
ソング番号がソング番号レジスタにセットされる(ステ
ップS31)。具体的には、選曲スイッチ153で設定
された値が1〜500であれば第1ソング番号レジスタ
に、501〜999であれば第2ソング番号レジスタ
に、それぞれセットされる。ステップS30で、選曲ス
イッチ153のイベントがないことが判断されると、ス
テップS31の処理はスキップされる。
【0047】次いで、その他のスイッチ処理が行われる
(ステップS32)。この処理では、上述した以外のス
イッチのオンイベントに対する処理が行われる。その他
の処理の最後で新パネルデータが旧パネルデータレジス
タに書き込まれ、スイッチイベント処理は終了する。
【0048】(1−3)押鍵検出処理 次に、メイン処理のステップS12で行われる押鍵検出
処理の詳細を、図6に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0049】この押鍵検出処理では、CPU10は、先
ず押鍵検出回路17から鍵盤データを取り込む(ステッ
プS40)。この取り込まれた鍵盤データは、新鍵盤デ
ータとしてワークメモリ13に設けられた新鍵盤データ
レジスタに格納される。次いで、押鍵イベントの有無が
調べられる(ステップS41)。具体的には、新鍵盤デ
ータと、前回の鍵盤イベント処理で取り込まれてワーク
メモリ13に設けられた旧鍵盤データレジスタに記憶さ
れている旧鍵盤データとが比較され、旧鍵盤データでは
「0」であるが新鍵盤データで「1」に変化したかどう
かが調べられる。ここで、押鍵イベントがないことが判
断されると、シーケンスはメイン処理ルーチンに戻る。
【0050】一方、ステップS41で、押鍵イベントが
あることが判断されると、最高音の鍵が押されたものと
判断され、次いで、CMモードであるかどうかが調べら
れる(ステップS42)。これは、CMフラグを参照す
ることにより行われる。ここで、CMモードでないこと
が判断されると、CMモードでない状態で最高音の鍵が
押されたものと認識され、シーケンスはメイン処理ルー
チンに戻る。
【0051】一方、ステップS42で、CMモードであ
ることが判断されると、CMモードの状態で最高音の鍵
が押されたものと認識され、演奏リクエストフラグがセ
ットされる(ステップS43)。その後、シーケンスは
メイン処理ルーチンにリターンする。以上の処理によ
り、CMモードで鍵盤19の最高音の鍵が押された場合
に演奏リクエストフラグがセットされる。
【0052】なお、図6に示したフローチャートでは、
鍵盤19の最高音の鍵が離された場合の処理を省略して
いるが、この場合は、旧鍵盤データレジスタの内容がゼ
ロにクリアされる。
【0053】(1−4)自動演奏処理 次に、メイン処理のステップS13で行われる自動演奏
処理の詳細を、図7に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0054】この自動演奏処理は、通常自動演奏処理
(ステップS50及びS51)とコンサートマジック自
動演奏処理(ステップS52〜S55)とから構成され
ている。
【0055】通常自動演奏処理では、先ず、自動演奏フ
ラグがオンにされているかどうかが調べられる(ステッ
プS50)。ここで、自動演奏フラグがオンにされてい
ることが判断されると、通常自動演奏処理が実行される
(ステップS51)。この通常自動演奏処理は、CPU
10は、第1音符データポインタで示される自動演奏デ
ータメモリ16の位置から音符データを読み出し、その
音符データに含まれるステップタイムで指定される時
刻、つまり発音タイミングが到来しているかどうかを調
べる。
【0056】そして、発音タイミングが到来しているこ
とが判断されると、発音処理が行われる。この発音処理
では、その音符データに含まれる「キーナンバ」で指定
される鍵を、その音符データに含まれる「ベロシティ」
で指定される強さで作動させるための信号を生成し、ソ
レノイド駆動回路20に送る。ソレノイド駆動回路20
は、上記ベロシティに応じた大きさの電流を有する駆動
信号を生成し、上記キーナンバで指定される鍵に対応す
るソレノイドに送る。これにより、音符データのキーナ
ンバで指定された鍵に対応する押鍵機構40が作動して
音符データのベロシティで指定される強さで打弦し、音
符データに対応する音が発生される。その後、第1音符
データポインタの内容は、次の音符データを指すように
更新される。なお、発音タイミングが到来していない場
合は、ステップS51において発音処理は行われない。
【0057】上記ステップS50で、自動演奏フラグが
オンでないことが判断されると、ステップS51の処理
はスキップされる。以上により、通常自動演奏処理が終
了する。この自動演奏処理ルーチンは、メイン処理ルー
チンから所定周期でコールされる。従って、自動演奏デ
ータを構成する音符データの先頭から順次読み出され、
この読み出された音符データの発音タイミングが到来す
ると発音が行われるという処理が繰り返して行われる。
これにより、アコースティックピアノによる通常自動演
奏が行われる。
【0058】上記通常自動演奏処理が終了すると、次い
で、コンサートマジック自動演奏用の処理が実行され
る。このコンサートマジック自動演奏用の処理では、先
ず、CMフラグがオンにされているかどうかが調べられ
る(ステップS52)。ここで、CMフラグがオンでな
いことが判断されると、CMモードでないことが認識さ
れ、発音処理を行うことなくシーケンスはメイン処理ル
ーチンに戻る。
【0059】ステップS52で、CMモードであること
が判断されると、次いで、演奏リクエストフラグがオン
にされているかどうか、つまり鍵盤19の最高音の鍵が
押されたかどうかが調べられる(ステップS53)。こ
こで、演奏リクエストフラグがオンでないことが判断さ
れると、発音処理を行うことなくシーケンスはメイン処
理ルーチンに戻る。
【0060】ステップS53で演奏リクエストフラグが
オンにされていることが判断されると、次いで、発音処
理が行われる(ステップS54)。この発音処理では、
CPU10は、第2音符データポインタで示される自動
演奏データメモリ16の位置から音符データを読み出
す。そして、その読み出した音符データに含まれる「キ
ーナンバ」で指定される鍵を、その音符データに含まれ
る「ベロシティ」で指定される強さで作動させるための
信号を生成し、ソレノイド駆動回路20に送る。ソレノ
イド駆動回路20は、上記ベロシティに応じた大きさの
電流を有する駆動信号を生成し、上記キーナンバで指定
される鍵に対応するソレノイドに送る。これにより、音
符データのキーナンバで指定された鍵に対応する押鍵機
構40が作動して音符データのベロシティで指定される
強さで打弦し、音符データに対応する音が発生される。
その後、第2音符データポインタの内容は、次の音符デ
ータを指すように更新される。
【0061】次いで、演奏リクエストフラグがオフにさ
れる(ステップS55)。これにより、次に鍵盤19の
最高音の鍵が押されて演奏リクエストフラグがオンにセ
ットされるまで、ステップS54の発音処理が行われる
ことはない。その後、シーケンスはメイン処理ルーチン
に戻る。
【0062】以上の処理により、鍵盤19の最高音の鍵
が押される毎に、自動演奏データメモリ16から音符デ
ータを読み出して発音するというコンサートマジック自
動演奏が実現されている。
【0063】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る楽器の自動演奏装置によれば、最高音の鍵を押下
する毎に演奏を進めるコンサートマジック自動演奏を、
アコースティックピアノを用いて行わせることができる
ので、迫力のある自動演奏が可能になっている。
【0064】なお、上述した実施の形態では、ストッパ
45は、アコースティックピアノの左右方向に、レバー
の操作により移動可能に構成したが、例えばソレノイド
を用いてストッパのを左右に移動させるように構成でき
る。この場合、CMスイッチによるCMモードの設定に
同期して自動的にストッパを移動っせるように構成すれ
ば、コンサートマジック自動演奏時に確実に最高音の鍵
の発音を抑止できる。
【0065】また、本発明の指示部及び特定の鍵として
最高音の1鍵を使用するように構成したが、最高音側か
ら2つ以上の鍵、最低音の鍵又は最低音側から2つ以上
の鍵を使用するように構成することができる。この場
合、ストッパは、最高音側から2つ以上の鍵、最低音の
鍵又は最低音側から2つ以上の鍵の押鍵機構の動作を抑
止させるように構成する。指示部として複数の鍵を用い
る場合は、これら複数の鍵にセンサを取り付け、何れか
のセンサからの信号が「0」から「1」に変化した場合
に、演奏リクエストフラグをセットするように構成すれ
ばよい。
【0066】なお、本発明の指示部としては、鍵盤の鍵
に限らず、例えばアコースティックピアノのペダルや、
電子ドラム等に用いられる外付けのベロシティセンサパ
ッド、赤外線を用いたリモートコントローラ等を用いる
ことができる。
【0067】また、上述した実施の形態では、ストッパ
45は、アコースティックピアノの前後方向(図3中の
左右方向)に移動可能に構成し、図示しないレバーを操
作することにより、弦44に近接する位置及び弦44か
ら離れた位置の2箇所で停止させるように構成できる。
この構成によれば、ストッパ45の可動範囲を小さくで
きるので、特に指示部として複数の鍵が使用される場合
に好適である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アコースティック楽器の音でコンサートマジック自動演
奏を行うことができる楽器の自動演奏装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
で使用される音符データの形式を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
で使用されるアコースティックピアノの押鍵機構を説明
するための図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
のメイン処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
のスイッチイベント処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
の押鍵検出処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る楽器の自動演奏装置
の自動演奏処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 外部インタフェース回路 12 プログラムメモリ 13 ワークメモリ 14 パネルインタフェース回路 15 操作パネル 16 自動演奏データメモリ 17 押鍵検出回路 18 センサ 19 鍵盤 20 ソレノイド駆動回路 211〜21n ソレノイド 151 自動演奏スイッチ 152 CMスイッチ 153 選曲スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アコースティック鍵盤楽器と、 前記アコースティック鍵盤楽器の鍵を作動させる駆動部
    と、 複数の音符データが発音順に並べられて成る自動演奏デ
    ータを記憶したメモリと、 自動演奏の進行を指示する指示部と、 前記指示部によって指示がなされる毎に、前記メモリか
    ら前記自動演奏データを構成する音符データを順番に読
    み出し、該読み出された音符データに基づいて前記駆動
    部を制御することにより前記鍵を作動させ、以て自動演
    奏を進行させる制御部、とを備えた楽器の自動演奏装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指示部は、前記アコースティック鍵
    盤楽器の特定の鍵から成り、 前記特定の鍵の押下による発音を抑止する抑止機構と、 前記特定の鍵の押下を検出する検出部、とを更に備え、 前記制御部は、前記検出部で前記特定の鍵の押下が検出
    される毎に、前記メモリから前記自動演奏データを構成
    する音符データを順番に読み出し、該読み出された音符
    データに基づいて前記駆動部を制御することにより前記
    鍵を作動させ、以て自動演奏を進行させる、請求項1に
    記載の楽器の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記アコースティック鍵盤楽器は、鍵の
    押下によってハンマーで打弦する押鍵機構を備えたアコ
    ースティックピアノから成り、 前記抑止機構は、前記押鍵機構のハンマーによる打弦を
    物理的に停止させるストッパから成る、請求項2に記載
    の楽器の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記特定の鍵は、前記アコースティック
    鍵盤楽器の最高音側から少なくとも1つの鍵、又は最低
    音側から少なくとも1つの鍵である、請求項2又は3に
    記載の楽器の自動演奏装置。
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