JP2002215147A - 電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法 - Google Patents

電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法

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JP2002215147A JP2001009973A JP2001009973A JP2002215147A JP 2002215147 A JP2002215147 A JP 2002215147A JP 2001009973 A JP2001009973 A JP 2001009973A JP 2001009973 A JP2001009973 A JP 2001009973A JP 2002215147 A JP2002215147 A JP 2002215147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動伴奏の単調さを解消すると共に演奏者の意
図に沿った曲想の伴奏音を発生できる電子楽器の自動伴
奏装置及び自動伴奏方法を提供する。 【解決手段】複数の演奏パターンにそれぞれ対応する複
数の演奏データと複数の演奏パターンの中の1つを指定
するための指定データとから成るパターンデータを複数
のトラックの各々に対応させて記憶するパターンメモリ
17を備え、複数のトラックの各パターンデータ中の指
定データによって指定される演奏パターンを選択し、選
択された前記複数のトラックの全ての演奏パターンに対
応する演奏データを前記記憶手段から読み出し、該読み
出された演奏データに基づいて自動伴奏音を発生するC
PU10、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器の自動伴
奏装置及び自動伴奏方法に関し、特に変化に富んだ自動
伴奏音を発生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子キーボード、電子オルガン、
電子ピアノといった電子楽器の多くには、自動伴奏装置
が組み込まれている。この自動伴奏装置は、予め記憶さ
れた伴奏用のデータに従って自動的に伴奏音を発生す
る。
【0003】このような自動伴奏装置は、例えばリード
オンリメモリ(以下、「ROM」という)で構成される
自動伴奏パターンデータメモリ(以下、単に「パターン
メモリ」という)を備えている。このパターンメモリに
は、リズムの種類毎に、1小節〜数小節程度のフレーズ
で成る自動伴奏パターンデータ(以下、単に「パターン
データ」という)が記憶されている。そして、ユーザが
リズムを選択して自動伴奏を開始させると、自動伴奏装
置の制御部は、選択されたリズムのパターンデータをパ
ターンメモリから繰り返して読み出し、このパターンデ
ータに基づいて自動伴奏音を発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動伴奏装置は、選択されたリズムのパターンデー
タをパターンメモリから繰り返して読み出し、この読み
出されたパターンデータに基づいて自動伴奏音を発生す
るだけである。従って、演奏に変化が乏しく、単調にな
るという問題があった。
【0005】このような単調さを解消するために、従
来、幾つかの技術が開発されている。例えば、第1の技
術は、1つのリズムに対して複数のパターンデータを備
えている。そして、ユーザがリズムを選択して自動伴奏
を開始させると、自動伴奏装置の制御部は、上記複数の
パターンデータの中からランダムに1つのパターンデー
タを選択し、選択されたパターンデータに基づいて自動
伴奏音を発生する。
【0006】また、第2の技術は、例えば特開平9−3
19372号公報に示されているように、曲想を表す第
1のパターンデータと変化を表す第2のパターンデータ
とを記憶しておき、これら2種類のパターンデータをラ
ンダムに読み出して自動伴奏音を発生するようにしたも
のである。
【0007】更に、第3の技術は、特許第256515
2号に示されるように、リズム種類毎にノーマルパター
ンとバリエーションパターンとを持ち、バリエーション
パターンの一部を操作によってランダムに選択するよう
にしたものである。
【0008】しかしながら、上述した何れの技術も、パ
ターンデータをランダムに選択することにより自動伴奏
音を発生するので、自動伴奏にまとまりがないという印
象を受けることが多い。例えば、リズムセクションであ
るベースパート及びドラムパートの各々が無関係なパタ
ーンで演奏される結果、全体としてのリズムが統一性の
ないものになってしまい、演奏者の意図した曲想を表現
できないという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、自動伴奏の単調
さを解消すると共に演奏者の意図に沿った曲想の伴奏音
を発生できる電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る電子楽器の自動伴奏装置は、上記目的を達成するため
に、複数の演奏パターンにそれぞれ対応する複数の演奏
データと前記複数の演奏パターンの中の1つを指定する
ための指定データとから成るパターンデータを複数のト
ラックの各々に対応させて記憶する記憶手段と、前記複
数のトラックの各パターンデータ中の前記指定データに
よって指定される演奏パターンを選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された前記複数のトラックの全ての
演奏パターンに対応する演奏データを前記記憶手段から
読み出し、該読み出された演奏データに基づいて自動伴
奏音を発生する自動伴奏手段、とを備えている。
【0011】この第1の態様に係る電子楽器の自動伴奏
装置においては、前記複数のトラックの各パターンデー
タ中の前記指定データは、前記複数の演奏パターンの中
から1つをランダムに選択すべきこと指定するデータ及
び前記複数の演奏パターンの中から他のトラックの演奏
パターンと同一の演奏パターンを選択すべきことを指定
するデータの何れかとするように構成できる。
【0012】また、本発明の第2の態様に係る電子楽器
の自動伴奏装置は、上記と同様の目的で、複数の演奏パ
ターンにそれぞれ対応する複数の演奏データから成るパ
ターンデータであって、各演奏データは、前記複数の演
奏パターンの中の1つを指定するための指定データを含
むパターンデータを複数のトラックの各々に対応させて
記憶する記憶手段と、前記複数のトラックの中の所定の
トラックについては、前記複数の演奏パターンの中から
1つをランダムに選択し、他のトラックについては、前
記記憶手段から演奏データが読み出された時に該演奏デ
ータに含まれる指定データによって指定される演奏パタ
ーンを選択する選択手段と、前記選択手段で選択された
前記複数のトラックの全ての演奏パターンに対応する演
奏データを前記記憶手段から読み出し、該読み出された
演奏データに基づいて自動伴奏音を発生する自動伴奏手
段、とを備えている。
【0013】上記第1及び第2の態様に係る電子楽器の
自動伴奏装置においては、前記パターンデータは、曲の
途中で演奏されるベーシック及びフィルインの少なくと
も1つの演奏データから成り、曲の始まりで演奏される
イントロ及び曲の終わりで演奏されるエンディングの演
奏データを含まないように構成できる。
【0014】また、本発明の第3の態様に係る電子楽器
の自動伴奏方法は、上記と同様の目的で、複数の演奏パ
ターンにそれぞれ対応する複数の演奏データと前記複数
の演奏パターンの中の1つを指定するための指定データ
とから成るパターンデータを複数のトラックの各々に対
応させて記憶し、前記複数のトラックの各パターンデー
タ中の前記指定データによって指定される演奏パターン
を選択し、前記選択された前記複数のトラックの全ての
演奏パターンに対応する演奏データを読み出し、該読み
出された演奏データに基づいて自動伴奏音を発生するよ
うに構成されている。
【0015】この第3の態様に係る電子楽器の自動伴奏
方法においては、前記複数のトラックの各パターンデー
タ中の前記指定データは、前記複数の演奏パターンの中
から1つをランダムに選択すべきこと指定するデータ及
び前記複数の演奏パターンの中から他のトラックの演奏
パターンと同一の演奏パターンを選択すべきことを指定
するデータの何れかとするように構成できる。
【0016】また、本発明の第4の態様に係る電子楽器
の自動伴奏方法は、上記と同様の目的で、複数の演奏パ
ターンにそれぞれ対応する複数の演奏データから成るパ
ターンデータであって、各演奏データは、前記複数の演
奏パターンの中の1つを指定するための指定データを含
むパターンデータを複数のトラックの各々に対応させて
記憶し、前記複数のトラックの中の所定のトラックにつ
いては、前記複数の演奏パターンの中から1つをランダ
ムに選択し、他のトラックについては、前記記憶手段か
ら演奏データが読み出された時に該演奏データに含まれ
る指定データによって指定される演奏パターンを選択
し、前記選択手段で選択された前記複数のトラックの全
ての演奏パターンに対応する演奏データを前記記憶手段
から読み出し、該読み出された演奏データに基づいて自
動伴奏音を発生するように構成されている。
【0017】これら第3及び第4の態様に係る電子楽器
の自動伴奏方法においては、前記パターンデータは、曲
の途中で演奏されるベーシック及びフィルインの少なく
とも1つの演奏データから成り、曲の始まりで演奏され
るイントロ及び曲の終わりで演奏されるエンディングの
演奏データを含まないように構成できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法を図面を参照
しながら詳細に説明する。なお、この自動伴奏装置は、
独立した自動伴奏装置として構成できるが、以下では電
子楽器に組み込まれた自動伴奏装置について説明する。
【0019】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
自動伴奏装置では、自動伴奏のランダム性を規定する指
定データをトラック毎に備えている。
【0020】図1は、本発明の実施の形態1に係る自動
伴奏装置が適用された電子楽器の構成を示すブロック図
である。この電子楽器は、CPU10、プログラムメモ
リ11、RAM12、パネルインタフェース回路13、
鍵盤インタフェース回路15、パターンメモリ17、波
形メモリ18及び音源19を備えており、これらの各構
成要素はシステムバス30によって相互に接続されてい
る。システムバス30は、例えばアドレスバス、データ
バス、制御信号バス等で構成されており、上記各要素間
のデータの送受を行うために使用される。
【0021】CPU10は、プログラムメモリ11に記
憶されている制御プログラムに従って動作する。このC
PU10は、自動伴奏装置を含む電子楽器の各種機能を
実現するための処理を行う。このCPU10の動作は、
後にフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0022】プログラムメモリ11は、例えばROMで
構成できる。このプログラムメモリ11には、上述した
制御プログラムの他に、CPU10が使用する種々の固
定データが記憶されている。また、このプログラムメモ
リ11には、所定の音色の楽音(楽器音)を発生させる
ための音色パラメータが記憶されている。音色パラメー
タは、例えば音色及び鍵域毎に複数設けられており、各
音色パラメータは、例えば波形アドレス、周波数デー
タ、エンベロープデータ、フィルタ係数等から構成され
ている。
【0023】RAM12は、CPU10が処理する種々
のデータを一時的に記憶する。このRAM12には、例
えばバッファ、レジスタ、カウンタ、フラグ等が設けら
れている。これらの詳細については、後述する。
【0024】パネルインタフェース回路13には操作パ
ネル14が接続されている。この操作パネル14には、
各種スイッチ、表示器等が設けられている。各種スイッ
チには、スタート/ストップスイッチ、イントロ/エン
ディングスイッチ、リズム選択スイッチ、フィルインス
イッチ、音色選択スイッチ等(何れも図示しない)が含
まれる。
【0025】スタート/ストップスイッチは、自動伴奏
の開始及び停止を制御するために使用される。自動伴奏
停止中にスタート/ストップスイッチが押されると自動
伴奏が開始され、自動伴奏中にスタート/ストップスイ
ッチが押されると自動伴奏が停止される。
【0026】イントロ/エンディングスイッチは、イン
トロ演奏及びエンディング演奏を開始させるために使用
される。自動伴奏停止中にイントロ/エンディングスイ
ッチが押されるとイントロ演奏が開始され、自動伴奏中
にイントロ/エンディングスイッチが押されるとエンデ
ィング演奏が開始される。
【0027】リズム選択スイッチは自動伴奏のリズム
(例えばロック、ワルツ、マンボ等)を選択するために
使用される。このリズム選択スイッチで選択されたリズ
ムの番号は、RAM12に設けられたリズム番号レジス
タに記憶される。
【0028】また、表示器には、個別表示器とキャラク
タ表示器とが含まれる。個別表示器は、各スイッチに対
応して設けられ、そのオン/オフを示すために使用され
る。キャラクタ表示器は、文字、記号、数字等を表示す
るために使用される。キャラクタ表示器は、例えば7セ
グメントのLED表示器、LCD表示器、CRT表示
器、その他の各種表示器で構成できる。キャラクタ表示
器には、例えば音色選択時には音色番号が、リズム選択
時にはリズム番号がそれぞれ表示される。
【0029】パネルインタフェース回路13は、操作パ
ネル14とCPU10との間のデータの送受を制御す
る。即ち、パネルインタフェース回路13は、操作パネ
ル14から受け取った信号に基づきパネルデータを生成
し、CPU10に送る。このパネルデータは、各スイッ
チのオン/オフ状態を示すビット列で構成されている。
CPU10は、このパネルデータに基づいてパネル操作
に対応した各種処理を行う。また、パネルインタフェー
ス回路13は、CPU10から受け取った表示データを
操作パネル14に送り出す。これにより、操作パネル1
4の各種表示器の点灯/消灯等が制御される。
【0030】鍵盤インタフェース回路15には鍵盤装置
16が接続されている。鍵盤装置16は、音高を指示す
るための複数の鍵を備えている。この鍵盤装置16に
は、例えば2接点方式の鍵が用いられている。即ち、鍵
盤装置16の各鍵は、押鍵又は離鍵に連動して開閉する
2個のキースイッチを有し、鍵タッチを検出できる。
【0031】鍵盤インタフェース回路15は、押鍵又は
離鍵に伴う各鍵のオン/オフ状態及び鍵タッチの強さを
検出する。即ち、鍵盤インタフェース15は、鍵盤イン
タフェース回路15から受け取った信号に基づき各鍵の
オン/オフ状態を示すキーデータ及び鍵タッチの強さを
示すタッチデータを生成し、CPU10に送る。CPU
10は、このキーデータ及びタッチデータに基づいて、
押鍵又は離鍵に応じた各種処理を行う。
【0032】パターンメモリ17は、例えばROMで構
成できる。このパターンメモリ17は、自動伴奏に使用
されるパターンデータを記憶する。このパターンメモリ
17に記憶されるパターンデータの詳細は後述する。
【0033】波形メモリ18は、例えばROMで構成さ
れ、波形データを記憶する。この波形メモリ18には、
複数の音色パラメータのそれぞれに対応した複数の波形
データを記憶している。波形データは、例えば放音され
た楽音を電気信号に変換し、これをパルスコード変調
(PCM)することにより作成できる。この波形メモリ
18は、システムバス30を介して音源19によりアク
セスされる。
【0034】音源19は、複数の発音チャンネルを備え
ている。この音源19は、CPU10から指定された発
音チャンネルを使用して、音色パラメータに応じた楽音
信号を発生する。即ち、音源19は、CPU10から発
音チャンネルの指定と音色パラメータを受け取ると、指
定された発音チャンネルの機能を用いて、波形メモリ1
8から波形データを読み出し、これにエンベロープを付
加してデジタル楽音信号を生成し、D/A変換器20に
送出する。
【0035】D/A変換器20は、音源19からのデジ
タル楽音信号をアナログ楽音信号に変換して増幅器21
に送る。増幅器21は、入力されたアナログ楽音信号を
所定の増幅率で増幅してスピーカ22に送る。スピーカ
22は、増幅器からのアナログ楽音信号を音響信号に変
換して出力する。これにより、スピーカ22から楽音が
発生される。
【0036】次に、パターンメモリ17に格納されるパ
ターンデータの詳細を、図2を参照しながら説明する。
【0037】この実施の形態1に係る自動伴奏装置で
は、曲の途中で繰り返し演奏されるベーシック、曲の途
中で単発的に演奏されるフィルイン、曲の始まりで演奏
されるイントロ及び曲の終わりで演奏されるエンディン
グといった4種類のパターンデータがリズム毎にパター
ンメモリ17に記憶されている。
【0038】また、各リズムは5つのトラックから構成
されており、第1トラックにはメロディ、第2トラック
には伴奏1、第3トラックには伴奏2、第4トラックに
はベース、第5トラックにはドラムがそれぞれ割り当て
られている。なお、この実施の形態1ではトラックの数
を「5」としたが本発明ではトラックの数は「5」に限
定されず任意である。また、各トラックに割り当てられ
る演奏の種類も任意である。
【0039】上記パターンデータのうち、ベーシック及
びフィルインのパターンデータは、8個の演奏データと
演奏パターンを指定する指定データ(以下、「ランダム
データ」という)とから構成されている。8個の演奏デ
ータの各々には、パターンNo.0〜No.7という名
前が付けられている。なお、イントロ及びエンディング
の各パターンデータは、図示は省略しているが、1種類
の演奏パターンで自動伴奏を行うための1個の演奏デー
タから構成されており、ランダム演奏の対象外になって
いる。
【0040】ランダムデータは、当該トラックに適用さ
れるパターンNo.を指定することにより8個の演奏デ
ータの中から自動伴奏に使用する1つを選択するために
使用される。このランダムデータは以下のように定義さ
れている。
【0041】「0」:乱数バッファ(後述)の値を当該
トラックのパターンNo.としてパターンNo.レジス
タ(後述)に記憶する。 「1」:第1トラックのパターンNo.を当該トラック
のパターンNo.としてパターンNo.レジスタに格納
する。 「2」:第2トラックのパターンNo.を当該トラック
のパターンNo.としてパターンNo.レジスタに格納
する。 「3」:第3トラックのパターンNo.を当該トラック
のパターンNo.としてパターンNo.レジスタに格納
する。 「4」:第4トラックのパターンNo.を当該トラック
のパターンNo.としてパターンNo.レジスタに格納
する。 「5」:第5トラックのパターンNo.を当該トラック
のパターンNo.としてパターンNo.レジスタに格納
する。
【0042】各演奏データは、1個の音色データ、1小
節分の音符データ及び1個のエンドデータから構成され
ている。音色データは例えば2バイトで構成され、各バ
イトには音色マーク及び音色番号が割り当てられてい
る。音色マークは、当該データが音色データであること
を表す。音色番号は、発生すべき音色の番号を指定する
データである。
【0043】各音符データは例えば4バイトで構成さ
れ、各バイトには、キーナンバ、ステップタイム、ゲー
トタイム及びベロシティが割り当てられている。キーナ
ンバは音高を指示し、ステップタイムは、発音時刻を指
定し、ゲートタイムは発音の長さを指定し、ベロシティ
は発音の強さを指定するために使用される。
【0044】また、エンドデータは例えば2バイトで構
成され、各バイトにはエンドマーク及びステップタイム
が割り当てられている。エンドマークは、1つのパター
ンNo.に対応する演奏データの終わりを表す。
【0045】次に、RAM12に定義されたバッファ、
レジスタ、カウンタ、フラグ等の主なものについて、図
3を参照しながら説明する。
【0046】先ず、各トラックで共通に使用されるシス
テム領域には、以下のレジスタ及びフラグが定義されて
いる。 (a)ランダムレジスタ:パターンデータ中のランダム
データを記憶する。 (b)自動伴奏フラグ:自動伴奏中であるかどうかを記
憶する。 (c)イントロフラグ:イントロ演奏中であるかどうか
を記憶する。 (d)エンディングフラグ:エンディング演奏中である
かどうかを記憶する。 (e)リズム番号レジスタ:リズム選択スイッチによっ
て選択されたリズムの番号を記憶する。 (f)乱数バッファ:生成された乱数を一時的に記憶す
るバッファである。 (g)ステップタイムカウンタ:小節先頭からのステッ
プタイムCOUNTを計数する。1ステップの時間はテ
ンポにより決定される。 (h)イントロカウンタ:イントロ演奏の回数をカウン
トする。 (i)エンディングカウンタ:エンディング演奏の回数
をカウントする。 (j)トラックカウンタ:処理中のトラックの番号を記
憶する。 (k)パターンNo.レジスタ:各トラックに割り当て
られているパターンNo.を記憶する。パターンNo.
レジスタは、第1〜第5トラックの各々に対応して設け
られている。
【0047】また、各トラックに対応して、以下のレジ
スタが定義されている。 (l)パターンアドレスレジスタ:現在処理中のパター
ンデータの中の音符データの記憶位置を指定する。 (m)パターンアドレス:8個の演奏データが記憶され
ているパターンメモリ17の先頭アドレスを記憶する。
【0048】次に、上記の構成において、本発明の実施
の形態1の自動伴奏装置の動作について、図4〜図8の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0049】(1)メイン処理 図4は、この自動伴奏装置が適用された電子楽器のメイ
ン処理を行うためのメイン処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。このメイン処理ルーチンは、電源の投入
により起動される。即ち、電源が投入されると、先ず、
初期化処理が行われる(ステップS10)。この初期化
処理では、CPU10の内部がリセットされると共に、
RAM12に定義されているバッファ、レジスタ、カウ
ンタ、フラグ等に初期値が設定される。
【0050】この初期化処理が終了すると、次いで、パ
ネル処理が行われる(ステップS11)。このパネル処
理では、操作パネル14上のスイッチの操作に対応する
処理や、表示器にデータを表示する処理が行われる。こ
のパネル処理の詳細については後述する。
【0051】次いで、鍵盤処理が行われる(ステップS
12)。この鍵盤処理では、発音処理、消音処理等が行
われる。これらの処理によって、鍵盤装置16の操作に
応じた楽音が発生される。
【0052】次いで、自動伴奏処理が行われる(ステッ
プS13)。この自動伴奏処理では、パターンメモリ1
7から読み出されたパターンデータに基づいて伴奏音が
発生される。この自動伴奏処理の詳細については、後述
する。
【0053】次いで、「その他の処理」が行われる(ス
テップS13)。この「その他の処理」では、例えば図
示しないMIDIインタフェース回路を介して外部機器
との間でMIDIデータを送受信する処理等が行われ
る。その後、ステップS11に戻り、以下、同様の処理
が繰り返される。
【0054】このように、メイン処理ルーチンの上記ス
テップS11〜S14の繰り返し実行の過程でパネル操
作又は鍵盤操作が行われると、その操作に対応する処理
が行われる。これにより、電子楽器及び自動伴奏装置と
しての各種機能が実現されている。
【0055】(2)パネル処理 次に、パネル処理の詳細を、図5に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。パネル処理を行うためのパ
ネル処理ルーチンは、メイン処理ルーチンから周期的に
コールされる。
【0056】パネル処理では、先ず、パネルスキャン処
理が行われる(ステップS20)。このパネルスキャン
処理では、操作パネル14からパネルインタフェース回
路13を介してパネルデータ(以下、これを「新パネル
データ」という)が読み込まれる。そして、上記と同様
にして前回のパネル処理で操作パネル14から読み込ま
れ、既にRAM12の所定領域に記憶されているパネル
データ(以下、「旧パネルデータ」という)と上記新パ
ネルデータとの排他的論理和演算が行われる。この演算
結果は、パネルイベントマップとして、RAM12の所
定領域に格納される。その後、新パネルデータが旧パネ
ルデータとしてRAM12の所定領域に格納される。
【0057】次いで、スタート/ストップスイッチのオ
ンイベントがあるかどうかが調べられる(ステップS2
1)。これは、上記イベントマップ中のスタート/スト
ップスイッチに対応するビット及び新パネルデータ中の
スタート/ストップスイッチに対応するビットの双方が
オンになっているかどうかを調べることにより行われ
る。スイッチのオンイベントの有無は、他のスイッチに
ついても同様の方法で調べられる。
【0058】ここで、スタート/ストップスイッチのオ
ンイベントがあることが判断されると、次いで、自動伴
奏フラグが「1」であるかどうかが調べられる(ステッ
プS22)。そして、自動伴奏フラグが「1」であるこ
とが判断されると、自動伴奏中にスタート/ストップス
イッチが押されたことが認識され、自動伴奏フラグが
「0」にクリアされる(ステップS23)。その後、シ
ーケンスはメイン処理ルーチンにリターンする。これに
より、自動伴奏中にスタート/ストップスイッチが押さ
れると自動伴奏が停止される。
【0059】上記ステップS22において、自動伴奏フ
ラグが「0」であることが判断されると、自動伴奏停止
中にスタート/ストップスイッチが押されたことが認識
され、自動伴奏フラグが「1」にセットされる(ステッ
プS24)。以下、自動伴奏を開始させるための処理が
行われる。即ち、ステップタイムカウンタの内容COU
NTがゼロにクリアされる(ステップS25)。次い
で、パターンデータ選択処理が行われる(ステップS2
6)。このパターンデータの選択処理では、複数の演奏
パターンの中から1つを選択する処理(詳細は後述)が
全てのトラックについて行われる。以下、全トラックの
選択された演奏パターンに従って自動伴奏が行われる。
その後、シーケンスはメイン処理ルーチンにリータンす
る。
【0060】上記ステップS21でスタート/ストップ
スイッチのオンイベントがないことが判断されると、次
いで、リズム選択スイッチのオンイベントがあったかど
うかが調べられる(ステップS27)。そして、リズム
選択スイッチのオンイベントがあることが判断される
と、押されたスイッチに対応するリズムの番号がリズム
番号レジスタにセットされる(ステップS28)。これ
により、複数のリズムの中から1つのリズムが選択され
る。その後、シーケンスはメイン処理ルーチンにリター
ンする。
【0061】一方、上記ステップS27で、リズム選択
スイッチのオンイベントがないことが判断されると、次
いで、イントロ/エンディングスイッチのオンイベント
があるかどうかが調べられる(ステップS29)。ここ
で、イントロ/エンディングスイッチのオンイベンがあ
ることが判断されると、次いで、自動伴奏フラグが
「1」であるかどうかが調べられる(ステップS3
0)。そして、自動伴奏フラグが「1」であることが判
断されると、自動伴奏中にイントロ/エンディングスイ
ッチが押されたことが認識され、エンディングフラグが
「1」にセットされ(ステップS31)、エンディング
カウンタがゼロにクリアされる(ステップS32)。そ
の後、シーケンスはメイン処理ルーチンにリターンす
る。この処理により、自動伴奏中にイントロ/エンディ
ングスイッチが押されるとエンディング演奏に移行する
機能が実現されている。
【0062】上記ステップS30で、自動伴奏フラグが
「0」であることが判断されると、自動伴奏停止中にイ
ントロ/エンディングスイッチが押されたことが認識さ
れ、イントロフラグが「1」にセットされる(ステップ
S33)。次いで、イントロカウンタがゼロにクリアさ
れる(ステップS34)。その後、シーケンスはメイン
処理ルーチンにリターンする。これにより、自動伴奏停
止中にイントロ/エンディングスイッチが押されるとイ
ントロの自動伴奏が開始される機能が実現されている。
【0063】上記ステップS29で、イントロ/エンデ
ィングスイッチのイベントがないことが判断されると、
次いで、「その他のスイッチ処理」が行われる(ステッ
プS35)。この処理では、例えばフィルインスイッチ
が押された場合のフィルイン処理、音色選択スイッチが
押された場合の音色選択処理、その他の各種スイッチの
イベントに対する処理が行われる。その後、シーケンス
はメイン処理ルーチンにリターンする。
【0064】(3)パターンデータ選択処理 次に、自動伴奏に使用する演奏データを決定するための
パターンデータ選択処理を、図6及び図7に示したフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0065】パターンデータ選択処理では、先ず、イン
トロ及びエンディングの何れかの指定があるかどうかが
調べられる(ステップS40)。これは、イントロフラ
グ及びエンディングフラグの何れかが「1」にセットさ
れているかどうかを調べることにより行われる。ここ
で、イントロ及びエンディングの何れかの指定がないこ
とが判断されると、トラックカウンタに「1」が初期設
定される(ステップS41)。これにより、第1トラッ
クから順番に演奏パターンを割り当てる処理が開始され
る。
【0066】次いで、リズム番号レジスタの内容で指定
されるリズムの中の、トラックカウンタの内容で指定さ
れるトラックのランダムデータがランダムレジスタにロ
ードされた後、このランダムレジスタの内容がゼロであ
るかどうかが調べられる(ステップS42)。ここで、
ゼロであることが判断されると、乱数が発生されて乱数
バッファに格納され、この格納された乱数バッファ内の
値が当該トラックのパターンNo.として決定される
(ステップS43)。なお、乱数の発生方法は、公知の
種々の方法を用いることができる。
【0067】一方、上記ステップS42でゼロでないこ
とが判断されると、ランダムレジスタの値に対応するト
ラックのパターンNo.レジスタに格納されているパタ
ーンNo.が読み出される(ステップS44)。そし
て、ステップS43で決定されたパターンNo.及びス
テップS44で読み出されたパターンNo.は、当該ト
ラックに対応するパターンNo.レジスタに設定される
(ステップS45)。
【0068】次いで、パターンNo.レジスタにセット
されたパターンNo.に対応するパターンデータ、つま
り演奏データの先頭アドレスがパターンアドレス0〜7
の中から選択され、当該トラックのパターンアドレスレ
ジスタにセットされる(ステップS46)。次いで、ト
ラックカウンタの内容がインクリメント(+1)される
(ステップS47)。次いで、全トラックに対する処理
が終了したかどうかが調べられる(ステップS48)。
ここで、終了していないことが判断されると、シーケン
スはステップS42に戻り、上述したのと同様の処理が
繰り返される。そして、終了したことが判断されると、
ステップタイムカウンタの内容が「0」にクリアされる
(ステップS49)。
【0069】以上の処理により、全トラックで使用され
るパターンNo.がパターンNo.レジスタに格納され
ると共に、各トラックのパターンアドレスレジスタに
は、当該トラックで使用する演奏データの先頭アドレス
が格納され、自動伴奏開始の準備が完了する。
【0070】上記ステップS40で、イントロ及びエン
ディングの何れかの指定があることが判断されると、イ
ントロ/エンディングパターンデータ選択処理が実行さ
れる(ステップS50)。このイントロ/エンディング
パターンデータ選択処理の詳細は、図7のフローチャー
トに示されている。
【0071】このイントロ/エンディングパターンデー
タ選択処理では、先ず、トラックカウンタに「1」がセ
ットされる(ステップS51)。そして、イントロ及び
エンディングの何れが指定されているかが調べられる
(ステップS52)。ここで、イントロが指定されてい
ることが判断されると、イントロカウンタの内容がイン
クリメント(+1)される(ステップS53)。そし
て、イントロカウンタの内容が予め定められたイントロ
演奏回数に等しくなったかどうかが調べられる(ステッ
プS54)。ここで、イントロカウンタの内容がイント
ロ演奏回数に等しくなっていないことが判断されると、
図示しないイントロパターンテーブルに基づいてイント
ロのパターンデータが決定される(ステップS55)。
【0072】次いで、決定されたパターンデータの先頭
アドレスがパターンアドレスレジスタにセットされる
(ステップS56)。次いで、トラックカウンタの内容
がインクリメント(+1)される(ステップS57)。
次いで、全トラックに対する処理が終了したかどうかが
調べられる(ステップS58)。ここで、終了していな
いことが判断されると、シーケンスはステップS55に
戻り、上述したのと同様の処理が繰り返される。そし
て、終了したことが判断されると、このイントロ/エン
ディングパターンデータ選択処理ルーチンからリターン
する。以上の処理により、イントロの自動伴奏の準備が
完了する。このように、イントロの演奏パターンは1種
類であるので、上述したベーシック又はフィルインの自
動伴奏のように、演奏パターンを選択する処理は行われ
ない。
【0073】上記ステップS54でイントロカウンタの
内容がイントロ演奏回数に等しくなったことが判断され
ると、イントロ演奏が終了したことが認識されれ、イン
トロフラグがゼロにクリアされる(ステップS59)。
次いで、パターンデータ選択処理が実行される(ステッ
プS60)。これにより、パターンデータ選択処理(図
6参照)のステップS40では、イントロ/エンディン
グの指定がないことが判断されるので、ステップS41
以下のベーシック又はフィルインの自動伴奏に対する処
理が実行され、これらの自動伴奏が継続されることにな
る。
【0074】上記ステップS52で、エンディングが指
定されていることが判断されると、エンディングカウン
タの内容がインクリメント(+1)される(ステップS
61)。そして、エンディングカウンタの内容が予め定
められたエンディング演奏回数に等しくなったかどうか
が調べられる(ステップS62)。ここで、エンディン
グカウンタの内容がエンディング演奏回数に等しくなっ
ていないことが判断されると、図示しないエンディング
パターンテーブルに基づいてエンディングのパターンデ
ータが決定される(ステップS63)。
【0075】次いで、決定されたパターンデータの先頭
アドレスがパターンアドレスレジスタにセットされる
(ステップS64)。次いで、トラックカウンタの内容
がインクリメント(+1)され(ステップS65)る。
次いで、全トラックに対する処理が終了したかどうかが
調べられる(ステップS66)。ここで、終了していな
いことが判断されると、シーケンスはステップS63に
戻り、上述したのと同様の処理が繰り返される。そし
て、終了したことが判断されると、このイントロ/エン
ディングパターンデータ選択処理ルーチンからリターン
する。以上の処理により、エンディングの自動伴奏の準
備が完了する。このように、エンディングの演奏パター
ンは1種類であるので、上述したベーシック又はフィル
インの自動伴奏のように、演奏パターンを選択する処理
は行われない。
【0076】上記ステップS62でエンディングカウン
タの内容がエンディング演奏回数に等しくなったことが
判断されると、エンディング演奏が終了したことが認識
されれ、エンディングフラグがゼロにクリアされる(ス
テップS67)。次いで、自動伴奏フラグが「0」にク
リアされる(ステップS68)。これにより、自動伴奏
が終了する。
【0077】(4)自動伴奏処理 次に、自動伴奏処理の詳細について、図8のフローチャ
ートを参照しながら説明する。この自動伴奏処理ルーチ
ンは、メイン処理ルーチンから周期的にコールされる。
【0078】自動伴奏処理では、先ず、自動伴奏フラグ
が「1」であるかどうかが調べられる(ステップS7
0)。ここで、自動伴奏フラグが「1」でない、つまり
自動伴奏停止中であることがことが判断されると、シー
ケンスはメイン処理ルーチンにリターンする。これによ
り自動伴奏を停止する機能が実現されている。
【0079】一方、自動伴奏フラグが「1」、つまり自
動伴奏中であることが判断されると、パターンデータの
読出タイミングであるかどうかが調べられる(ステップ
S71)。ここで、読出タイミングとは、1ステップタ
イムが経過する毎に到来するタイミングをいう。この読
出タイミングが到来したかどうかは、例えば図示しない
時計機構で計時されている時刻を参照することにより判
断される。このステップS71で、読出タイミングでな
いことが判断されると、シーケンスはメイン処理ルーチ
ンにリターンする。
【0080】上記ステップS71で読出タイミングであ
ることが判断されると、次いで、パターンアドレスレジ
スタで指定される音符データ中のステップタイムSTE
Pとステップタイムカウンタの内容COUNTとが比較
される(ステップS72)。ここで、一致しないことが
判断されると、当該音符データは、未だ発音タイミング
に至っていないものと判断され、ステップタイムカウン
タの内容COUNTがインクリメントされる(ステップ
S73)。その後、シーケンスはメイン処理ルーチンに
リターンする。これにより、ステップタイムカウンタの
内容を1ステップ毎にインクリメントする機能が実現さ
れている。
【0081】一方、上記比較結果が一致することが判断
されると、その時点でパターンアドレスレジスタにセッ
トされているパターンメモリ17のアドレス位置から4
バイトのデータが読み出される。そして、そのデータは
音色データ、音符データ及びエンドデータの何れである
かが調べられる。ここで、音符データであることが判断
されると、発音処理が行われる(ステップS76)。
【0082】発音処理は、音源19の所定の発音チャン
ネルに発音を割り当て、音符データ中のキーナンバ、ベ
ロシティ、及びその時点で選択されている音色等に基づ
きプログラムメモリ11から音色パラメータを読み出
し、これを音源19に送る処理である。これにより、音
源19の割り当てられた発音チャンネルにおいて、上記
音色パラメータに基づいたデジタル楽音信号が生成さ
れ、これがD/A変換器20、増幅器21及びスピーカ
22に順次送られて伴奏音が発音される。なお、消音
は、図示しない消音処理ルーチンでゲートタイムがゼロ
になった音源19中の発音チャンネルを検索し、この発
音チャンネルに所定のデータを送ることにより行われ
る。
【0083】次いで、パターンアドレスレジスタの内容
をインクリメント(+4)し(ステップS77)、次の
音符データの読み出しに備える。その後、シーケンスは
ステップS72に戻り、以下同様の処理を繰り返す。こ
の繰り返し処理により、音符データを次々にパターンメ
モリ17から読み出し、読み出された音符データに基づ
いて発音することにより、自動伴奏が行われる。
【0084】上記ステップS75で、音色データである
ことが判断されると、音色変更処理が行われる(ステッ
プS78)。即ち、音色データに含まれる音色番号がR
AM12に設けられた音色レジスタにセットされる。こ
れにより、以下で発音される伴奏音は、変更された音色
でなされる。
【0085】上記ステップS75で、エンドデータであ
ることが判断されると、次のパターンデータの選択を行
うべく、パターンデータ選択処理が行われる(ステップ
S79)。このパターンデータ選択処理の内容は既に説
明した。その後、ステップS72に戻って、以下同様の
処理が繰り返される。従って、エンドデータが読み出さ
れる毎に新たな演奏パターンで演奏を開始できる。
【0086】なお、以上では、説明の煩雑さを避けるた
めに、1つのトラックに対する処理について説明した
が、実際には、上記と同様の処理が第1〜第5トラック
のそれぞれについて実行される。
【0087】以上説明したように、この実施の形態1に
係る自動伴奏装置によれば、ランダムデータの値を適宜
設定することによってトラック毎にランダム又は他のト
ラックに依存させた演奏が可能になる。例えば、第1ト
ラックのメロディ、第2トラックの伴奏1及び第4トラ
ックのベースは、ランダムデータの値を「0」に設定
し、第3トラックの伴奏2は「1」に設定し、第5トラ
ックのドラムは「4」に設定することにより、伴奏1及
び伴奏2は同一演奏パターンで演奏され、ベース及びド
ラムは同一演奏パターンで演奏される。従って、伴奏音
及びリズム音の各々は統一性を持たせることができる。
また、メロディ、伴奏1及び伴奏2の組、ベース及びド
ラムの組の各々は演奏パターンがランダムに変化するの
で、複雑な演奏パターンで自動伴奏を行うことができ
る。
【0088】(実施の形態2)この実施の形態2の自動
伴奏装置では、自動伴奏のランダム性を規定するための
指定データ(ランダムデータ)をトラック毎ではなく、
演奏パターン毎に備えている。
【0089】本実施の形態2の自動伴奏装置の構成は、
上述した実施の形態1の電子楽器の構成(図1のブロッ
ク図)と同じである。この実施の形態2の自動伴奏装置
で使用されるパターンデータでは、図9に示すように、
ランダムデータは演奏データの先頭部分に配置されてい
る。このランダムデータは、以下のように定義されてい
る。
【0090】「0」:他のパターンNo.レジスタには
格納しない。 「1」:第1トラックのパターンNo.レジスタにも
「当該トラックと同じパターンNo.+MSB」を格納
する。 「2」:第2トラックのパターンNo.レジスタにも
「当該トラックと同じパターンNo.+MSB」を格納
する。 「3」:第3トラックのパターンNo.レジスタにも
「当該トラックと同じパターンNo.+MSB」を格納
する。 「4」:第4トラックのパターンNo.レジスタにも
「当該トラックと同じパターンNo.+MSB」を格納
する。 「5」:第5トラックのパターンNo.レジスタにも
「当該トラックと同じパターンNo.+MSB」を格納
する。
【0091】RAM12に定義されたバッファ、レジス
タ、カウンタ、フラグ等は、図3に示したものと同じで
ある。
【0092】次に、上記の構成において、本発明の実施
の形態2の自動伴奏装置の動作を、図10に示したフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0093】この実施の形態2に係る自動伴奏装置の動
作を制御する処理ルーチンは、パターンデータ選択処理
ルーチン(図6)を除き、実施の形態1の処理ルーチン
をそのまま用いることができる。この実施の形態2のパ
ターンデータ選択処理ルーチンは、実施の形態1のパタ
ーンデータ選択処理ルーチン(図6)を図10のように
変更することにより構成できる。以下、図10のフロー
チャートを参照しながら、この実施の形態2のパターン
データ選択処理について説明する。
【0094】この実施の形態2に係るパターンデータ選
択処理では、現在処理中のトラックが第1トラックであ
るかどうかが調べられ(ステップS80)、第1トラッ
クである場合に、強制的に乱数が発生されて乱数バッフ
ァに格納され、この格納された乱数バッファ内の値が当
該トラックのパターンNo.として決定される(ステッ
プS81)。
【0095】一方、第2〜第5トラックである場合は、
他のトラックを関連付ける処理が行われる(ステップS
82)。即ち、上記ステップS81で決定されたパター
ンNo.に対応する演奏データを読み出し、この読み出
された演奏データの先頭部分に格納されているランダム
データの値を有するトラックのパターンNo.レジスタ
に、第1トラックと同じパターンNo.が記憶される。
この際、記憶されるパターンNo.のMSBが「1」に
設定される。このMSBの値は、後にそのトラックのラ
ンダム性を検査する際に、既に上位のトラックにて優先
的に指定されたパターンNo.が格納されていることを
知り、そのトラック単体でのランダム処理を抑止するた
めに使用される。
【0096】以下、ステップS82では、第3〜第5ト
ラックについても、先に決定されたパターンNo.に対
応する演奏データを読み出し、この読み出された演奏デ
ータの先頭部分に格納されているランダムデータの値を
有するトラックのパターンNo.レジスタに、当該トラ
ックと同じパターンNo.を格納する処理が順次行われ
る。この際、格納しようとするパターンNo.レジスタ
に既に記憶されているパターンNo.のMSBが「1」
であれば、それを優先し、そのトラックのパターンN
o.レジスタには新たなパターンNo.は書き込まれな
い。また、当該トラックのパターンNo.が未だ決定さ
れていない場合は、強制的に乱数が発生されて乱数バッ
ファに格納され、この格納された乱数バッファ内の値が
当該トラックのパターンNo.として決定される。
【0097】以上説明したように、この実施の形態2に
係る自動伴奏装置によれば、演奏データ毎にランダムデ
ータを有しているので、演奏データに基づいて自動伴奏
音を発生する場合に、その演奏データと同じ演奏パター
ンで演奏したいトラックをランダムデータで指定するこ
とができる。従って、或る演奏データに基づく自動伴奏
が行われる場合にのみ、同じ演奏パターンで自動伴奏を
行うトラックを指定できるので、ランダムな演奏パター
ンで自動伴奏を行うか、他のトラックと同じ演奏パター
ンで自動伴奏を行うかの制御を細かく行うことができ
る。
【0098】なお、この実施の形態2においては、上記
ランダムデータは、以下に示すように、各トラックを1
ビットに対応させたデータで構成することもできる。
【0099】ビット0:不使用 ビット1:「1」の場合は第1トラックのパターンN
o.レジスタにも当該トラックと同じパターンNo.を
格納し、「0」の場合は無視する。 ビット2:「1」の場合は第2トラックのパターンN
o.レジスタにも当該トラックと同じパターンNo.を
格納し、「0」の場合は無視する。 ビット3:「1」の場合は第3トラックのパターンN
o.レジスタにも当該トラックと同じパターンNo.を
格納し、「0」の場合は無視する。 ビット4:「1」の場合は第4トラックのパターンN
o.レジスタにも当該トラックと同じパターンNo.を
格納し、「0」の場合は無視する。 ビット5:「1」の場合は第5トラックのパターンN
o.レジスタにも当該トラックと同じパターンNo.を
格納し、「0」の場合は無視する。 ビット6:不使用 ビット7:不使用
【0100】この場合、全ビットが「0」の場合は、乱
数バッファの値が当該トラックのパターンNo.レジス
タのみに格納される。この構成によれば、或る演奏デー
タの先頭部分に記憶された1つのランダムデータのみ
で、ランダムに選択された演奏パターンを全トラックで
共通に使用することが可能になる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
自動伴奏の単調さを解消すると共に演奏者の意図に沿っ
た曲想の伴奏音を発生できる電子楽器の自動伴奏装置及
び自動伴奏方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器で使用されるパターンデータの一例を
示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器で使用されるRAM12の割り当ての
一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器のメイン処理の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器のパネル処理の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器のパターンデータ選択処理の一例を示
す図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器のイントロ/エンディングパターンデ
ータ選択処理の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器の自動伴奏処理の一例を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態2に係る自動伴奏装置が適
用された電子楽器で使用されるパターンデータの一例を
示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る自動伴奏装置が
適用された電子楽器のパターンデータ選択処理の一例を
示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 プログラムメモリ 12 RAM 13 パネルインタフェース回路 14 操作パネル 15 鍵盤インタフェース回路 16 鍵盤装置 17 パターンメモリ 18 波形メモリ 19 音源 20 増幅器 21 スピーカ 30 システムバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏パターンにそれぞれ対応する
    複数の演奏データと前記複数の演奏パターンの中の1つ
    を指定するための指定データとから成るパターンデータ
    を複数のトラックの各々に対応させて記憶する記憶手段
    と、 前記複数のトラックの各パターンデータ中の前記指定デ
    ータによって指定される演奏パターンを選択する選択手
    段と、 前記選択手段で選択された前記複数のトラックの全ての
    演奏パターンに対応する演奏データを前記記憶手段から
    読み出し、該読み出された演奏データに基づいて自動伴
    奏音を発生する自動伴奏手段、とを備えた電子楽器の自
    動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のトラックの各パターンデータ
    中の前記指定データは、前記複数の演奏パターンの中か
    ら1つをランダムに選択すべきこと指定するデータ及び
    前記複数の演奏パターンの中から他のトラックの演奏パ
    ターンと同一の演奏パターンを選択すべきことを指定す
    るデータの何れかである、請求項1に記載の電子楽器の
    自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】 複数の演奏パターンにそれぞれ対応する
    複数の演奏データから成るパターンデータであって、各
    演奏データは、前記複数の演奏パターンの中の1つを指
    定するための指定データを含むパターンデータを複数の
    トラックの各々に対応させて記憶する記憶手段と、 前記複数のトラックの中の所定のトラックについては、
    前記複数の演奏パターンの中から1つをランダムに選択
    し、他のトラックについては、前記記憶手段から演奏デ
    ータが読み出された時に該演奏データに含まれる指定デ
    ータによって指定される演奏パターンを選択する選択手
    段と、 前記選択手段で選択された前記複数のトラックの全ての
    演奏パターンに対応する演奏データを前記記憶手段から
    読み出し、該読み出された演奏データに基づいて自動伴
    奏音を発生する自動伴奏手段、とを備えた電子楽器の自
    動伴奏装置。
  4. 【請求項4】 前記パターンデータは、曲の途中で演奏
    されるベーシック及びフィルインの少なくとも1つの演
    奏データから成り、曲の始まりで演奏されるイントロ及
    び曲の終わりで演奏されるエンディングの演奏データを
    含まない、請求項2又は3に記載の電子楽器の自動伴奏
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の演奏パターンにそれぞれ対応する
    複数の演奏データと前記複数の演奏パターンの中の1つ
    を指定するための指定データとから成るパターンデータ
    を複数のトラックの各々に対応させて記憶し、 前記複数のトラックの各パターンデータ中の前記指定デ
    ータによって指定される演奏パターンを選択し、 前記選択された前記複数のトラックの全ての演奏パター
    ンに対応する演奏データを読み出し、該読み出された演
    奏データに基づいて自動伴奏音を発生する、電子楽器の
    自動伴奏方法。
  6. 【請求項6】 前記複数のトラックの各パターンデータ
    中の前記指定データは、前記複数の演奏パターンの中か
    ら1つをランダムに選択すべきこと指定するデータ及び
    前記複数の演奏パターンの中から他のトラックの演奏パ
    ターンと同一の演奏パターンを選択すべきことを指定す
    るデータの何れかである、請求項5に記載の電子楽器の
    自動伴奏方法。
  7. 【請求項7】 複数の演奏パターンにそれぞれ対応する
    複数の演奏データから成るパターンデータであって、各
    演奏データは、前記複数の演奏パターンの中の1つを指
    定するための指定データを含むパターンデータを複数の
    トラックの各々に対応させて記憶し、 前記複数のトラックの中の所定のトラックについては、
    前記複数の演奏パターンの中から1つをランダムに選択
    し、他のトラックについては、前記記憶手段から演奏デ
    ータが読み出された時に該演奏データに含まれる指定デ
    ータによって指定される演奏パターンを選択し、 前記選択手段で選択された前記複数のトラックの全ての
    演奏パターンに対応する演奏データを前記記憶手段から
    読み出し、該読み出された演奏データに基づいて自動伴
    奏音を発生する、電子楽器の自動伴奏方法。
  8. 【請求項8】 前記パターンデータは、曲の途中で演奏
    されるベーシック及びフィルインの少なくとも1つの演
    奏データから成り、曲の始まりで演奏されるイントロ及
    び曲の終わりで演奏されるエンディングの演奏データを
    含まない、請求項6又は7に記載の電子楽器の自動伴奏
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008164969A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Yamaha Corp 演奏パターン再生装置及びそのコンピュータプログラム
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