JP3385545B2 - 自動演奏装置 - Google Patents
自動演奏装置Info
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- JP3385545B2 JP3385545B2 JP12687494A JP12687494A JP3385545B2 JP 3385545 B2 JP3385545 B2 JP 3385545B2 JP 12687494 A JP12687494 A JP 12687494A JP 12687494 A JP12687494 A JP 12687494A JP 3385545 B2 JP3385545 B2 JP 3385545B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イントロの自動演奏を
行う自動演奏装置に関する。
行う自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の、例えば電子キーボード、電子オ
ルガン、電子ピアノ等といった電子楽器は、自動演奏装
置を内蔵していることが多い。この自動演奏装置を用い
れば、演奏者は、自動的に発生される伴奏音(自動演奏
音)をバックに、例えばメロディ等を弾いて演奏を楽し
むことができる。かかる自動演奏装置は、予めメモリに
記憶された1〜数小節分の自動演奏データを繰り返し読
み出して発音することにより、連続的な伴奏音を発生す
る。
ルガン、電子ピアノ等といった電子楽器は、自動演奏装
置を内蔵していることが多い。この自動演奏装置を用い
れば、演奏者は、自動的に発生される伴奏音(自動演奏
音)をバックに、例えばメロディ等を弾いて演奏を楽し
むことができる。かかる自動演奏装置は、予めメモリに
記憶された1〜数小節分の自動演奏データを繰り返し読
み出して発音することにより、連続的な伴奏音を発生す
る。
【0003】この自動演奏装置は、基本的には、一定の
リズム、音色等による自動伴奏音を繰り返して発生する
だけであるので、自動伴奏が単調になることは否めな
い。そこで、かかる単調さを回避するために、曲の導入
部分の演奏パターンを変えて自動伴奏に変化をもたせる
ことにより、全体としてメリハリの効いた伴奏を行い得
る自動演奏装置が開発されている。
リズム、音色等による自動伴奏音を繰り返して発生する
だけであるので、自動伴奏が単調になることは否めな
い。そこで、かかる単調さを回避するために、曲の導入
部分の演奏パターンを変えて自動伴奏に変化をもたせる
ことにより、全体としてメリハリの効いた伴奏を行い得
る自動演奏装置が開発されている。
【0004】かかる自動演奏装置では、例えば主演奏部
の自動演奏(以下、「メイン演奏」という。)及び導入
部分の自動演奏(以下、「イントロ演奏」という。)を
行わせるための自動演奏データを記憶したメモリを備え
ると共に、イントロ演奏を行うかどうかを指定するイン
トロスイッチ及び自動演奏を開始させるためのスタート
スイッチを備えている。ここで、メイン演奏とは、基本
となるリズム乃至音色による演奏パターンである。イン
トロ演奏とは、メイン演奏に先だって演奏される、所定
の特徴ある演奏パターンである。
の自動演奏(以下、「メイン演奏」という。)及び導入
部分の自動演奏(以下、「イントロ演奏」という。)を
行わせるための自動演奏データを記憶したメモリを備え
ると共に、イントロ演奏を行うかどうかを指定するイン
トロスイッチ及び自動演奏を開始させるためのスタート
スイッチを備えている。ここで、メイン演奏とは、基本
となるリズム乃至音色による演奏パターンである。イン
トロ演奏とは、メイン演奏に先だって演奏される、所定
の特徴ある演奏パターンである。
【0005】かかる自動演奏装置で自動演奏を開始させ
る方法には、次の2つがある。第1の方法は、イントロ
スイッチが押されていない状態でスタートスイッチを押
して自動演奏を開始させる方法である。この場合は、メ
イン演奏用の自動演奏データ(以下、「メイン演奏デー
タ」という。)に基づくメイン演奏が直ちに開始され
る。第2の方法は、イントロスイッチを押した後にスタ
ートスイッチを押して自動演奏を開始させる方法であ
る。この場合は、イントロ演奏用の自動演奏データ(以
下、「イントロ演奏データ」という。)に基づくイント
ロ演奏が所定小節分だけ行われ、その後にメイン演奏に
移行する。
る方法には、次の2つがある。第1の方法は、イントロ
スイッチが押されていない状態でスタートスイッチを押
して自動演奏を開始させる方法である。この場合は、メ
イン演奏用の自動演奏データ(以下、「メイン演奏デー
タ」という。)に基づくメイン演奏が直ちに開始され
る。第2の方法は、イントロスイッチを押した後にスタ
ートスイッチを押して自動演奏を開始させる方法であ
る。この場合は、イントロ演奏用の自動演奏データ(以
下、「イントロ演奏データ」という。)に基づくイント
ロ演奏が所定小節分だけ行われ、その後にメイン演奏に
移行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イントロ演
奏やメイン演奏を行わせるための自動演奏データは、例
えばワルツ、マーチ等といったリズム毎(演奏パターン
毎)に作成され、自動演奏データの創作者から提供され
る場合が多い。従って、イントロ演奏やメイン演奏の内
容は汎用性を有するように作成されている。例えば、あ
る演奏パターン用のイントロ演奏データは、あらゆる曲
に対応できるように、リズム、音色、長さ等が決められ
ている。演奏者は、かかる汎用的な演奏パターンの中か
ら所望のものを選択し、この選択した演奏パターンに合
わせて特定曲のメロディ等を弾くことになる。
奏やメイン演奏を行わせるための自動演奏データは、例
えばワルツ、マーチ等といったリズム毎(演奏パターン
毎)に作成され、自動演奏データの創作者から提供され
る場合が多い。従って、イントロ演奏やメイン演奏の内
容は汎用性を有するように作成されている。例えば、あ
る演奏パターン用のイントロ演奏データは、あらゆる曲
に対応できるように、リズム、音色、長さ等が決められ
ている。演奏者は、かかる汎用的な演奏パターンの中か
ら所望のものを選択し、この選択した演奏パターンに合
わせて特定曲のメロディ等を弾くことになる。
【0007】従って、選択した演奏パターンに基づき発
生されるイントロ演奏やメイン演奏は、必ずしも演奏者
が意図した通りに行われるとは限らなかった。例えば、
演奏者が、ある特定の具体的な曲を弾こうとする場合、
最も適する演奏パターンを選択したとしても、演奏者が
満足できる自動演奏となることは少なかった。これは、
演奏する曲が特定の具体的な曲であるのに対し、演奏パ
ターンは汎用性を持たせて作成されているためである。
生されるイントロ演奏やメイン演奏は、必ずしも演奏者
が意図した通りに行われるとは限らなかった。例えば、
演奏者が、ある特定の具体的な曲を弾こうとする場合、
最も適する演奏パターンを選択したとしても、演奏者が
満足できる自動演奏となることは少なかった。これは、
演奏する曲が特定の具体的な曲であるのに対し、演奏パ
ターンは汎用性を持たせて作成されているためである。
【0008】メイン演奏の部分に関しては、演奏者が選
択できる範囲で最適な演奏パターンを選ぶので、演奏に
障害が発生するということは少なかった。従って、イン
トロ演奏を行わずに直接メイン演奏から自動演奏を開始
させる場合は、問題は少なかった。
択できる範囲で最適な演奏パターンを選ぶので、演奏に
障害が発生するということは少なかった。従って、イン
トロ演奏を行わずに直接メイン演奏から自動演奏を開始
させる場合は、問題は少なかった。
【0009】しかしながら、イントロ演奏を行わせた後
にメイン演奏に移る場合は、演奏者が弾こうとする曲と
イントロ演奏の演奏パターンとの不一致が発生し、演奏
者は不自然な演奏を開始せざるをえなかった。例えば、
演奏者が弾こうとする曲のイントロ部の長さが「1小節
と2拍」であるのに、自動演奏データのイントロ部の長
さが「2小節と3拍」であるというような事態がしばし
ば発生する。かかる場合は、演奏者は、曲のイントロ部
を演奏する場合に、何らかの方法により1小節と1拍分
だけ引き伸ばしてやる必要があり、不自然な演奏となる
ことは避けられなかった。
にメイン演奏に移る場合は、演奏者が弾こうとする曲と
イントロ演奏の演奏パターンとの不一致が発生し、演奏
者は不自然な演奏を開始せざるをえなかった。例えば、
演奏者が弾こうとする曲のイントロ部の長さが「1小節
と2拍」であるのに、自動演奏データのイントロ部の長
さが「2小節と3拍」であるというような事態がしばし
ば発生する。かかる場合は、演奏者は、曲のイントロ部
を演奏する場合に、何らかの方法により1小節と1拍分
だけ引き伸ばしてやる必要があり、不自然な演奏となる
ことは避けられなかった。
【0010】かかる問題を解決するためには、イントロ
演奏用の自動演奏データを自ら作成するか又は自動演奏
装置の製造者から提供されイントロ演奏用の自動演奏デ
ータを編集し直す等の処置を行って、演奏者が弾こうと
する曲に適した長さに変更すれば良い。しかしながら、
かかる操作は非常に面倒であると共に、時間がかかると
いう問題があった。
演奏用の自動演奏データを自ら作成するか又は自動演奏
装置の製造者から提供されイントロ演奏用の自動演奏デ
ータを編集し直す等の処置を行って、演奏者が弾こうと
する曲に適した長さに変更すれば良い。しかしながら、
かかる操作は非常に面倒であると共に、時間がかかると
いう問題があった。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡単な操作で自動演奏のイントロ部
の長さを演奏者が任意に指示することのできる自動演奏
装置を提供することにある。
ので、その目的は、簡単な操作で自動演奏のイントロ部
の長さを演奏者が任意に指示することのできる自動演奏
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動演
奏装置は、上記目的を達成するために、イントロ演奏用
の自動演奏データを記憶した記憶手段と、イントロ演奏
の長さを指示する長さ指示手段と、イントロ演奏の開始
を指示する開始指示手段と、該開始指示手段による指示
に応じて、前記記憶手段に記憶されたイントロ演奏用の
自動演奏データのうちの前記長さ指示手段で指示された
イントロ演奏の長さに対応した自動演奏データに基づい
て自動演奏を行う自動演奏手段、とを具備したことを特
徴とする。
奏装置は、上記目的を達成するために、イントロ演奏用
の自動演奏データを記憶した記憶手段と、イントロ演奏
の長さを指示する長さ指示手段と、イントロ演奏の開始
を指示する開始指示手段と、該開始指示手段による指示
に応じて、前記記憶手段に記憶されたイントロ演奏用の
自動演奏データのうちの前記長さ指示手段で指示された
イントロ演奏の長さに対応した自動演奏データに基づい
て自動演奏を行う自動演奏手段、とを具備したことを特
徴とする。
【0013】また、同様の目的で、請求項2に記載の自
動演奏装置は、少なくともイントロ演奏用の自動演奏デ
ータとメイン演奏用の自動演奏データとを記憶した記憶
手段と、イントロ演奏の長さを指示する長さ指示手段
と、イントロ演奏の開始を指示する開始指示手段と、該
開始指示手段による指示に応じて、前記記憶手段に記憶
されたイントロ演奏用の自動演奏データのうちの前記長
さ指示手段で指示されたイントロ演奏の長さに対応した
自動演奏データに基づいて自動演奏を行い、引き続いて
前記記憶手段に記憶されたメイン演奏用の自動演奏デー
タに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段、とを具備し
たことを特徴とする。
動演奏装置は、少なくともイントロ演奏用の自動演奏デ
ータとメイン演奏用の自動演奏データとを記憶した記憶
手段と、イントロ演奏の長さを指示する長さ指示手段
と、イントロ演奏の開始を指示する開始指示手段と、該
開始指示手段による指示に応じて、前記記憶手段に記憶
されたイントロ演奏用の自動演奏データのうちの前記長
さ指示手段で指示されたイントロ演奏の長さに対応した
自動演奏データに基づいて自動演奏を行い、引き続いて
前記記憶手段に記憶されたメイン演奏用の自動演奏デー
タに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段、とを具備し
たことを特徴とする。
【0014】また、同様の目的で、請求項3に記載の自
動演奏装置は、長さ指示手段として、操作パネルのスイ
ッチを用いたことを特徴とする。
動演奏装置は、長さ指示手段として、操作パネルのスイ
ッチを用いたことを特徴とする。
【0015】また、同様の目的で、請求項4に記載の自
動演奏装置は、長さ指示手段として鍵盤装置の鍵を用い
たことを特徴とする。
動演奏装置は、長さ指示手段として鍵盤装置の鍵を用い
たことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明においては、演奏者は、
本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立って、長
さ指示手段を用いてイントロ演奏の長さを指示する。こ
の状態で開始指示手段を用いてイントロ演奏の開始を指
示すれば、自動演奏手段は、記憶手段に記憶されている
イントロ演奏用の自動演奏データのうちの、長さ指示手
段で指示されたイントロ演奏の長さに対応した自動演奏
データに基づいて自動演奏を行う。
本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立って、長
さ指示手段を用いてイントロ演奏の長さを指示する。こ
の状態で開始指示手段を用いてイントロ演奏の開始を指
示すれば、自動演奏手段は、記憶手段に記憶されている
イントロ演奏用の自動演奏データのうちの、長さ指示手
段で指示されたイントロ演奏の長さに対応した自動演奏
データに基づいて自動演奏を行う。
【0017】例えば、演奏パターンに対応して記憶手段
に記憶されているイントロ演奏用の自動演奏データは2
小節分であるとする。ところが、演奏者が演奏しようと
する曲のイントロ部は1小節と2拍で構成されていると
する。この場合に、演奏者は長さ指示手段を用いて、イ
ントロ演奏に使用する自動演奏データの長さとして1小
節と2拍を指示する。かかる状態で、演奏者が開始指示
手段を用いてイントロ演奏を開始させると、1小節と2
拍分のイントロ演奏用の自動演奏データに基づきイント
ロ演奏が行われる。従って、イントロ演奏の長さは1小
節と2拍で終了し、演奏者が演奏しようとする曲のイン
トロ部の長さと一致する。
に記憶されているイントロ演奏用の自動演奏データは2
小節分であるとする。ところが、演奏者が演奏しようと
する曲のイントロ部は1小節と2拍で構成されていると
する。この場合に、演奏者は長さ指示手段を用いて、イ
ントロ演奏に使用する自動演奏データの長さとして1小
節と2拍を指示する。かかる状態で、演奏者が開始指示
手段を用いてイントロ演奏を開始させると、1小節と2
拍分のイントロ演奏用の自動演奏データに基づきイント
ロ演奏が行われる。従って、イントロ演奏の長さは1小
節と2拍で終了し、演奏者が演奏しようとする曲のイン
トロ部の長さと一致する。
【0018】このように、イントロ演奏の長さを指定す
るだけという簡単な操作で、イントロ演奏の長さを演奏
者が任意に指示することができる。従って、個々の曲に
適した長さのイントロ演奏を行わせることができるの
で、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されてい
ることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなってい
る。
るだけという簡単な操作で、イントロ演奏の長さを演奏
者が任意に指示することができる。従って、個々の曲に
適した長さのイントロ演奏を行わせることができるの
で、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されてい
ることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなってい
る。
【0019】請求項2に記載の発明においては、演奏者
は、本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立っ
て、長さ指示手段を用いて、イントロ演奏の長さを指示
する。この状態で開始指示手段を用いてイントロ演奏の
開始を指示すれば、自動演奏手段は、記憶手段に記憶さ
れているイントロ演奏用の自動演奏データのうちの、長
さ指示手段で指示された自動演奏データに基づいて自動
演奏を行う。そして、指定された長さのイントロ演奏が
終了すると、引き続いてメイン演奏用の自動演奏データ
に基づいてメイン演奏を開始する。
は、本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立っ
て、長さ指示手段を用いて、イントロ演奏の長さを指示
する。この状態で開始指示手段を用いてイントロ演奏の
開始を指示すれば、自動演奏手段は、記憶手段に記憶さ
れているイントロ演奏用の自動演奏データのうちの、長
さ指示手段で指示された自動演奏データに基づいて自動
演奏を行う。そして、指定された長さのイントロ演奏が
終了すると、引き続いてメイン演奏用の自動演奏データ
に基づいてメイン演奏を開始する。
【0020】従って、上記の例でいえば、1小節と2拍
分のイントロ演奏用の自動演奏データに基づくイントロ
演奏が行われた後に直ちにメイン演奏に移行する。この
ように、本発明によれば、メイン演奏に先立って個々の
曲に適した長さのイントロ演奏を行わせることができる
ので、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されて
いることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなって
いる。
分のイントロ演奏用の自動演奏データに基づくイントロ
演奏が行われた後に直ちにメイン演奏に移行する。この
ように、本発明によれば、メイン演奏に先立って個々の
曲に適した長さのイントロ演奏を行わせることができる
ので、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されて
いることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなって
いる。
【0021】請求項3に記載の発明においては、長さ指
示手段として操作パネルのスイッチを用いている。従っ
て、演奏者は、スイッチを操作して予めイントロ演奏の
長さを指示することにより、所望の長さのイントロ演奏
を行わせることができる。
示手段として操作パネルのスイッチを用いている。従っ
て、演奏者は、スイッチを操作して予めイントロ演奏の
長さを指示することにより、所望の長さのイントロ演奏
を行わせることができる。
【0022】請求項4に記載の発明においては、長さ指
示手段として鍵盤装置の鍵を用いている。従って、演奏
者は、鍵盤装置の鍵盤を操作して予めイントロ演奏の長
さを指示することにより、所望の長さのイントロ演奏を
行わせることができる。更にこの場合、電子楽器に一般
的に備えられている鍵盤装置を用いてイントロ演奏の長
さを指示するので、イントロ演奏の長さを指示するため
に特別のスイッチを設ける必要がなく、スイッチの数を
減らすことができるという利点がある。
示手段として鍵盤装置の鍵を用いている。従って、演奏
者は、鍵盤装置の鍵盤を操作して予めイントロ演奏の長
さを指示することにより、所望の長さのイントロ演奏を
行わせることができる。更にこの場合、電子楽器に一般
的に備えられている鍵盤装置を用いてイントロ演奏の長
さを指示するので、イントロ演奏の長さを指示するため
に特別のスイッチを設ける必要がなく、スイッチの数を
減らすことができるという利点がある。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1は、本発明の自動演奏装置が
適用された電子楽器の実施例の概略的な構成を示すブロ
ック図である。本発明の自動演奏装置は、図1に示され
た電子楽器に組み込まれている。本発明の自動演奏装置
においては、その自動演奏機能は、電子楽器のハードウ
エアの殆どを使用し、主として中央処理装置(以下、
「CPU」という。)10の処理により実現されてい
る。
がら詳細に説明する。図1は、本発明の自動演奏装置が
適用された電子楽器の実施例の概略的な構成を示すブロ
ック図である。本発明の自動演奏装置は、図1に示され
た電子楽器に組み込まれている。本発明の自動演奏装置
においては、その自動演奏機能は、電子楽器のハードウ
エアの殆どを使用し、主として中央処理装置(以下、
「CPU」という。)10の処理により実現されてい
る。
【0024】本発明の自動演奏装置は、記憶手段と、長
さ指示手段と、開始指示手段と、自動演奏手段とで構成
されている。記憶手段は、外部記憶装置15で構成され
ている。長さ指示手段は、操作パネル13に設けられた
セレクトスイッチ22又は鍵盤装置14の鍵で構成され
ている。開始指示手段は、操作パネル13に設けられた
イントロスイッチ20で構成されている。自動演奏手段
は、CPU10、音源17、増幅器18及びスピーカ1
9により構成されている。これらの詳細については以下
に詳述する。
さ指示手段と、開始指示手段と、自動演奏手段とで構成
されている。記憶手段は、外部記憶装置15で構成され
ている。長さ指示手段は、操作パネル13に設けられた
セレクトスイッチ22又は鍵盤装置14の鍵で構成され
ている。開始指示手段は、操作パネル13に設けられた
イントロスイッチ20で構成されている。自動演奏手段
は、CPU10、音源17、増幅器18及びスピーカ1
9により構成されている。これらの詳細については以下
に詳述する。
【0025】本発明の自動演奏装置が適用された電子楽
器は、図1に示されるように、CPU10、リードオン
リメモリ(以下、「ROM」という。)11、ランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」という。)12、操
作パネル13、鍵盤装置14、外部記憶装置15、外部
信号インタフェース回路16及び音源(トーンジェネレ
ータ)17で構成され、これらはシステムバス30を介
して相互に接続されている。システムバス30は、例え
ばアドレスバス、データバス及び制御信号バス等で構成
されており、上記各要素間のデータの送受を行うために
使用される。また、音源17には増幅器18が接続さ
れ、この増幅器18にはスピーカ19が接続されてい
る。
器は、図1に示されるように、CPU10、リードオン
リメモリ(以下、「ROM」という。)11、ランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」という。)12、操
作パネル13、鍵盤装置14、外部記憶装置15、外部
信号インタフェース回路16及び音源(トーンジェネレ
ータ)17で構成され、これらはシステムバス30を介
して相互に接続されている。システムバス30は、例え
ばアドレスバス、データバス及び制御信号バス等で構成
されており、上記各要素間のデータの送受を行うために
使用される。また、音源17には増幅器18が接続さ
れ、この増幅器18にはスピーカ19が接続されてい
る。
【0026】CPU10は、ROM11に記憶されてい
る制御プログラムに従って電子楽器の各部を制御するも
のである。このCPU10の処理によって自動演奏手段
としての機能の一部が実現されている。このCPU10
としては、例えばマイクロコンピュータ、その他のプロ
セッサを用いることができる。このCPU10の動作の
詳細については後述する。
る制御プログラムに従って電子楽器の各部を制御するも
のである。このCPU10の処理によって自動演奏手段
としての機能の一部が実現されている。このCPU10
としては、例えばマイクロコンピュータ、その他のプロ
セッサを用いることができる。このCPU10の動作の
詳細については後述する。
【0027】ROM11は、上述したように、CPU1
0を制御するための制御プログラムを記憶している他、
CPU10が各種処理に使用する種々の固定データを記
憶している。また、このROM11は、音色(例えば楽
器音)に対応して複数の音色パラメータを記憶してい
る。音色パラメータは、音源17に送られて所定音色の
楽音信号を発生するために使用される。この音色パラメ
ータは、例えば、波形アドレス、周波数データ、エンベ
ロープデータ、フィルタ係数等で構成されている。
0を制御するための制御プログラムを記憶している他、
CPU10が各種処理に使用する種々の固定データを記
憶している。また、このROM11は、音色(例えば楽
器音)に対応して複数の音色パラメータを記憶してい
る。音色パラメータは、音源17に送られて所定音色の
楽音信号を発生するために使用される。この音色パラメ
ータは、例えば、波形アドレス、周波数データ、エンベ
ロープデータ、フィルタ係数等で構成されている。
【0028】また、このROM11には、図5に示され
るような、レングスナンバとイントロ長との関係を定義
したイントロ長テーブルが格納されている。ここで、
「レングスナンバ」はイントロ長を指定するための番号
であり、「イントロ長」はイントロ演奏の長さを小節数
及び拍数で指定するデータである。このイントロ長テー
ブルは各演奏パターン毎に用意されている。なお、図5
は1つの演奏パターンに対応するイントロ長テーブルを
示している。
るような、レングスナンバとイントロ長との関係を定義
したイントロ長テーブルが格納されている。ここで、
「レングスナンバ」はイントロ長を指定するための番号
であり、「イントロ長」はイントロ演奏の長さを小節数
及び拍数で指定するデータである。このイントロ長テー
ブルは各演奏パターン毎に用意されている。なお、図5
は1つの演奏パターンに対応するイントロ長テーブルを
示している。
【0029】図5に示した例では、レングスナンバ
「1」にデフォルト値が2小節として定義されており、
レングスナンバ「2」が1小節、以下レングスナンバが
増加するにつれて1拍単位で増加し、最長「1小節+3
拍」のイントロ長が定義されている。しかし、デフォル
ト値及び増加単位は上記に限定されず、任意の値をとる
ことができる。
「1」にデフォルト値が2小節として定義されており、
レングスナンバ「2」が1小節、以下レングスナンバが
増加するにつれて1拍単位で増加し、最長「1小節+3
拍」のイントロ長が定義されている。しかし、デフォル
ト値及び増加単位は上記に限定されず、任意の値をとる
ことができる。
【0030】RAM12は、CPU10が処理する種々
のデータを一時的に記憶する。このRAM12には、レ
ジスタ、カウンタ、フラグ等が定義されている。このR
AM12に定義されているレジスタ、カウンタ、フラグ
等の種類については、後に必要の都度説明する。
のデータを一時的に記憶する。このRAM12には、レ
ジスタ、カウンタ、フラグ等が定義されている。このR
AM12に定義されているレジスタ、カウンタ、フラグ
等の種類については、後に必要の都度説明する。
【0031】操作パネル13には、例えば図2に示され
るように、イントロスイッチ20、セレクトスイッチ2
2、アップダウンスイッチ24及び表示器25が搭載さ
れている。なお、この操作パネル13には、上記以外に
も各種スイッチや表示器が搭載されているが、本発明と
は直接に関係しないので図示を省略してある。
るように、イントロスイッチ20、セレクトスイッチ2
2、アップダウンスイッチ24及び表示器25が搭載さ
れている。なお、この操作パネル13には、上記以外に
も各種スイッチや表示器が搭載されているが、本発明と
は直接に関係しないので図示を省略してある。
【0032】イントロスイッチ20は、開始指示手段と
して機能するものであり、イントロ演奏を開始させるた
めに使用される。
して機能するものであり、イントロ演奏を開始させるた
めに使用される。
【0033】セレクトスイッチ22は、長さ指示手段と
して機能するものであり、イントロ演奏の長さを指定す
るために使用される。このセレクトスイッチ22が押下
されると、レングスナンバが、例えば「・・・1→2→
3→4→5→1→2・・・」というように循環しながら
増加するように制御される(詳細は後述する)。
して機能するものであり、イントロ演奏の長さを指定す
るために使用される。このセレクトスイッチ22が押下
されると、レングスナンバが、例えば「・・・1→2→
3→4→5→1→2・・・」というように循環しながら
増加するように制御される(詳細は後述する)。
【0034】アップダウンスイッチ24は、アップスイ
ッチ24a及びダウンスイッチ24bとで構成されてい
る。このアップダウンスイッチ24は、アップスイッチ
24aとダウンスイッチ24bとが同時に押されること
により、項目選択スイッチとして機能する。この項目と
しては、例えば、演奏パターンつまり自動演奏データの
選択、音色の選択、音響効果の種類の選択、デモ曲の選
択等が用意されている。即ち、アップスイッチ24aと
ダウンスイッチ24bとが同時に押されると、上記各項
目が循環しながら順次選択される。この際、表示器25
には、選択された項目で定義されている複数のパラメー
タ、又は選択された項目に与えるべきデータの入力フィ
ールドが表示される。
ッチ24a及びダウンスイッチ24bとで構成されてい
る。このアップダウンスイッチ24は、アップスイッチ
24aとダウンスイッチ24bとが同時に押されること
により、項目選択スイッチとして機能する。この項目と
しては、例えば、演奏パターンつまり自動演奏データの
選択、音色の選択、音響効果の種類の選択、デモ曲の選
択等が用意されている。即ち、アップスイッチ24aと
ダウンスイッチ24bとが同時に押されると、上記各項
目が循環しながら順次選択される。この際、表示器25
には、選択された項目で定義されている複数のパラメー
タ、又は選択された項目に与えるべきデータの入力フィ
ールドが表示される。
【0035】また、上記アップスイッチ24a又はダウ
ンスイッチ24bは、単独で操作されることにより、上
述した各項目内で定義されている複数のパラメータを選
択するために、又は上述した各項目に与えるべきデータ
を入力するために使用される。例えば、アップスイッチ
24aとダウンスイッチ24bとが同時に押されること
により「演奏パターン」の項目が選択されると、演奏パ
ターンの一覧(例えばワルツ、マーチ、タンゴ、・・・
等)が表示されるので、アップスイッチ24a又はダウ
ンスイッチ24bを単独で操作して所望の演奏パターン
を選択する。同様にして、例えば「音色」の項目を選択
するとデータの入力フィールドが表示されるので、アッ
プスイッチ24a又はダウンスイッチ24bを単独で操
作して所望の数値(音色番号)を入力する。その他の項
目においても、上記と同様に、所定のパラメータを選択
し又は所定のデータを入力することができる。
ンスイッチ24bは、単独で操作されることにより、上
述した各項目内で定義されている複数のパラメータを選
択するために、又は上述した各項目に与えるべきデータ
を入力するために使用される。例えば、アップスイッチ
24aとダウンスイッチ24bとが同時に押されること
により「演奏パターン」の項目が選択されると、演奏パ
ターンの一覧(例えばワルツ、マーチ、タンゴ、・・・
等)が表示されるので、アップスイッチ24a又はダウ
ンスイッチ24bを単独で操作して所望の演奏パターン
を選択する。同様にして、例えば「音色」の項目を選択
するとデータの入力フィールドが表示されるので、アッ
プスイッチ24a又はダウンスイッチ24bを単独で操
作して所望の数値(音色番号)を入力する。その他の項
目においても、上記と同様に、所定のパラメータを選択
し又は所定のデータを入力することができる。
【0036】上記表示器25は、例えば、7セグメント
のLED、LCD、CRT等で構成することができる。
この表示器25は、例えばアップダウンスイッチ24の
操作とあいまって、各項目の各種パラメータを表示し、
又はデータの入力フィールドを表示するために使用され
る。また、この表示器25は、各種メッセージを表示す
るためにも使用される。
のLED、LCD、CRT等で構成することができる。
この表示器25は、例えばアップダウンスイッチ24の
操作とあいまって、各項目の各種パラメータを表示し、
又はデータの入力フィールドを表示するために使用され
る。また、この表示器25は、各種メッセージを表示す
るためにも使用される。
【0037】上記のように構成される操作パネル13
は、図示しないパネルインタフェース回路を介してCP
U10に接続されている。パネルインタフェース回路
は、操作パネル13とCPU10との間のデータの送受
を制御する。即ち、パネルインタフェース回路は操作パ
ネル13に対してスキャン信号を送出し、このスキャン
信号に応答して操作パネル13から返送される各スイッ
チのオン/オフを示す信号を入力する。そして、この信
号から各スイッチのオン/オフを1ビットに対応させた
パネルデータ(以下、これらを「新パネルデータ」とい
う。)を生成し、CPU10に送る。
は、図示しないパネルインタフェース回路を介してCP
U10に接続されている。パネルインタフェース回路
は、操作パネル13とCPU10との間のデータの送受
を制御する。即ち、パネルインタフェース回路は操作パ
ネル13に対してスキャン信号を送出し、このスキャン
信号に応答して操作パネル13から返送される各スイッ
チのオン/オフを示す信号を入力する。そして、この信
号から各スイッチのオン/オフを1ビットに対応させた
パネルデータ(以下、これらを「新パネルデータ」とい
う。)を生成し、CPU10に送る。
【0038】CPU10は、この新パネルデータを参照
してパネルイベント(スイッチのオン又はオフ)の有無
を判断する。即ち、上記と同様にして前回のスキャンで
操作パネル13から読み込んで既にRAM12に記憶さ
れているパネルデータ(以下、「旧パネルデータ」とい
う。)と上記新パネルデータとを比較し、相違するビッ
トをオンにしたパネルイベントマップを作成する。この
パネルイベントマップ中にオンになっているビットが存
在する場合に、パネルイベントがあったことが判断され
る。
してパネルイベント(スイッチのオン又はオフ)の有無
を判断する。即ち、上記と同様にして前回のスキャンで
操作パネル13から読み込んで既にRAM12に記憶さ
れているパネルデータ(以下、「旧パネルデータ」とい
う。)と上記新パネルデータとを比較し、相違するビッ
トをオンにしたパネルイベントマップを作成する。この
パネルイベントマップ中にオンになっているビットが存
在する場合に、パネルイベントがあったことが判断され
る。
【0039】例えば、イントロスイッチ20がオンにさ
れたかどうかは、上記パネルイベントマップ中のイント
ロスイッチ20に対応するビット及び新パネルデータ中
のイントロスイッチ20に対応するビットの双方がオン
になっているか否かによって判断される。セレクトスイ
ッチ22、アップスイッチ24a、ダウンスイッチ24
bの各スイッチがオンにされたかどうかも、上記イント
ロスイッチ20と同様にして調べられる。
れたかどうかは、上記パネルイベントマップ中のイント
ロスイッチ20に対応するビット及び新パネルデータ中
のイントロスイッチ20に対応するビットの双方がオン
になっているか否かによって判断される。セレクトスイ
ッチ22、アップスイッチ24a、ダウンスイッチ24
bの各スイッチがオンにされたかどうかも、上記イント
ロスイッチ20と同様にして調べられる。
【0040】また、パネルインタフェース回路は、CP
U10から送られてきた表示用データを操作パネル13
の表示器25に送る。これにより、表示器25に所定の
数字、英文字、記号等が表示される。
U10から送られてきた表示用データを操作パネル13
の表示器25に送る。これにより、表示器25に所定の
数字、英文字、記号等が表示される。
【0041】鍵盤装置14は、音高を指定するための複
数の鍵を有している。この鍵盤装置14の各鍵には、押
鍵又は離鍵に連動して開閉する2つのキースイッチが設
けられている。この鍵盤装置14は、図示しない鍵盤イ
ンタフェース回路を介してCPU10に接続されてい
る。鍵盤インタフェース回路は、鍵盤装置14とCPU
10との間のデータの送受を制御する。即ち、鍵盤イン
タフェース回路は鍵盤装置14に対してスキャン信号を
送出し、このスキャン信号に応答して鍵盤装置14から
返送される各キースイッチのオン/オフを示す信号を入
力する。そして、この信号から各キースイッチのオン/
オフを1ビットに対応させたキーデータ(以下、これら
を「新キーデータ」という。)を生成し、CPU10に
送る。また、鍵盤インタフェース回路は、1つの鍵に設
けられた2つのキースイッチがオンにされた時間差を計
測することにより押鍵の速さを検出し、これをタッチデ
ータとしてCPU10に送る。
数の鍵を有している。この鍵盤装置14の各鍵には、押
鍵又は離鍵に連動して開閉する2つのキースイッチが設
けられている。この鍵盤装置14は、図示しない鍵盤イ
ンタフェース回路を介してCPU10に接続されてい
る。鍵盤インタフェース回路は、鍵盤装置14とCPU
10との間のデータの送受を制御する。即ち、鍵盤イン
タフェース回路は鍵盤装置14に対してスキャン信号を
送出し、このスキャン信号に応答して鍵盤装置14から
返送される各キースイッチのオン/オフを示す信号を入
力する。そして、この信号から各キースイッチのオン/
オフを1ビットに対応させたキーデータ(以下、これら
を「新キーデータ」という。)を生成し、CPU10に
送る。また、鍵盤インタフェース回路は、1つの鍵に設
けられた2つのキースイッチがオンにされた時間差を計
測することにより押鍵の速さを検出し、これをタッチデ
ータとしてCPU10に送る。
【0042】CPU10は、新キーデータを参照してキ
ーイベント(押鍵又は離鍵)の有無を判断する。即ち、
上記と同様にして前回のスキャンで鍵盤装置14から読
み込んで既にRAM12に記憶されているキーデータ
(以下、「旧キーデータ」という。)と上記新パネルデ
ータとを比較し、相違するビットをオンにしたキーイベ
ントマップを作成する。このキーイベントマップ中にオ
ンになっているビットが存在する場合に、キーイベント
があったことが判断される。
ーイベント(押鍵又は離鍵)の有無を判断する。即ち、
上記と同様にして前回のスキャンで鍵盤装置14から読
み込んで既にRAM12に記憶されているキーデータ
(以下、「旧キーデータ」という。)と上記新パネルデ
ータとを比較し、相違するビットをオンにしたキーイベ
ントマップを作成する。このキーイベントマップ中にオ
ンになっているビットが存在する場合に、キーイベント
があったことが判断される。
【0043】例えば、鍵盤装置14の所定の鍵の押鍵が
あったかどうかは、上記キーイベントマップ中の上記所
定の鍵に対応するビット及び新キーデータ中の上記所定
の鍵に対応するビットの双方がオンになっているか否か
によって判断される。同様に、鍵盤装置14の所定の鍵
の離鍵があったかどうかは、上記キーイベントマップ中
の上記所定の鍵に対応するビットがオンになっており、
且つ、新キーデータ中の上記所定の鍵に対応するビット
がオフになっているか否かによって判断される。
あったかどうかは、上記キーイベントマップ中の上記所
定の鍵に対応するビット及び新キーデータ中の上記所定
の鍵に対応するビットの双方がオンになっているか否か
によって判断される。同様に、鍵盤装置14の所定の鍵
の離鍵があったかどうかは、上記キーイベントマップ中
の上記所定の鍵に対応するビットがオンになっており、
且つ、新キーデータ中の上記所定の鍵に対応するビット
がオフになっているか否かによって判断される。
【0044】CPU10は、上記のようにして鍵のオン
イベント又はオフイベントの有無を判断し、オンイベン
トがあったことが判断されると発音処理を行う。この発
音処理では、CPU10は、音源17中の所定のオシレ
ータ(図示しない。)に発音を割り当て、上記オンイベ
ントのあった鍵のキーナンバ、タッチデータ、その時点
で選択されている音色等に基づいてROM11から音色
パラメータを読み出し、音源17に送る。これにより、
音源17の割り当てられたオシレータで、上記音色パラ
メータに基づいた楽音信号が生成され増幅器18に送ら
れる。増幅器18は受け取った楽音信号を所定の増幅率
で増幅しスピーカ19に送る。そして、スピーカ19を
介して楽音が放音される。
イベント又はオフイベントの有無を判断し、オンイベン
トがあったことが判断されると発音処理を行う。この発
音処理では、CPU10は、音源17中の所定のオシレ
ータ(図示しない。)に発音を割り当て、上記オンイベ
ントのあった鍵のキーナンバ、タッチデータ、その時点
で選択されている音色等に基づいてROM11から音色
パラメータを読み出し、音源17に送る。これにより、
音源17の割り当てられたオシレータで、上記音色パラ
メータに基づいた楽音信号が生成され増幅器18に送ら
れる。増幅器18は受け取った楽音信号を所定の増幅率
で増幅しスピーカ19に送る。そして、スピーカ19を
介して楽音が放音される。
【0045】一方、鍵のオフイベントがあったことが判
断されると消音処理が行われる。即ち、オフイベントが
あった鍵に割り当てられている音源17中のオシレータ
が検索され、所定のデータが送られることにより消音が
行われる。
断されると消音処理が行われる。即ち、オフイベントが
あった鍵に割り当てられている音源17中のオシレータ
が検索され、所定のデータが送られることにより消音が
行われる。
【0046】外部記憶装置15は記憶手段に対応するも
のである。この外部記憶装置15としては、例えば、フ
ロッピーディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリを
備えたICカード、その他の種々の記憶媒体を使用する
ことができる。
のである。この外部記憶装置15としては、例えば、フ
ロッピーディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリを
備えたICカード、その他の種々の記憶媒体を使用する
ことができる。
【0047】外部記憶装置15には、複数の演奏パター
ンによる自動演奏を可能にするべく、演奏パターン毎に
複数の自動演奏データが記憶されている。各演奏パター
ンを実現するための自動演奏データは、イントロ、メイ
ン、エンディング及びフィルインの4種類の自動演奏デ
ータで構成されている。従って、1つの演奏パターンを
選択すると、イントロ、メイン、エンディング、フィル
インの各自動演奏データが選択される。このことは、1
つの演奏パターンを選択することにより、音色、リズ
ム、長さ等が一意的に決定されることを意味する。な
お、エンディング及びフィルインについては本発明とは
直接関係しないので、以下において、説明は省略する。
ンによる自動演奏を可能にするべく、演奏パターン毎に
複数の自動演奏データが記憶されている。各演奏パター
ンを実現するための自動演奏データは、イントロ、メイ
ン、エンディング及びフィルインの4種類の自動演奏デ
ータで構成されている。従って、1つの演奏パターンを
選択すると、イントロ、メイン、エンディング、フィル
インの各自動演奏データが選択される。このことは、1
つの演奏パターンを選択することにより、音色、リズ
ム、長さ等が一意的に決定されることを意味する。な
お、エンディング及びフィルインについては本発明とは
直接関係しないので、以下において、説明は省略する。
【0048】ここで、イントロ演奏データは、本実施例
では2小節分のデータで構成される。なお、イントロ演
奏データは2小節に限定されないことは上述した通りで
ある。このイントロ演奏データは、上述したように、メ
イン演奏を開始させるに先だって、所定の特徴ある自動
演奏を行わせるために使用される。即ち、自動演奏の停
止中にイントロスイッチ20が押されると、このイント
ロ演奏データが読み出され、セレクトスイッチ22で選
択された長さのイントロ演奏が行われる。そして、イン
トロ演奏が終了するとメイン演奏に移る。
では2小節分のデータで構成される。なお、イントロ演
奏データは2小節に限定されないことは上述した通りで
ある。このイントロ演奏データは、上述したように、メ
イン演奏を開始させるに先だって、所定の特徴ある自動
演奏を行わせるために使用される。即ち、自動演奏の停
止中にイントロスイッチ20が押されると、このイント
ロ演奏データが読み出され、セレクトスイッチ22で選
択された長さのイントロ演奏が行われる。そして、イン
トロ演奏が終了するとメイン演奏に移る。
【0049】メイン演奏データは、1〜数小節分のデー
タで構成され、上述したように、リズム乃至音色の基本
的な演奏パターンを自動演奏するために使用される。上
記イントロ演奏が終了すると、このメイン演奏データが
繰り返し読み出されてメイン演奏が行われる。
タで構成され、上述したように、リズム乃至音色の基本
的な演奏パターンを自動演奏するために使用される。上
記イントロ演奏が終了すると、このメイン演奏データが
繰り返し読み出されてメイン演奏が行われる。
【0050】なお、外部記憶装置15に記憶されている
自動演奏データを、所定のタイミング(例えば電源投入
時、特定のスイッチが操作された時等)で一旦RAM1
2にロードし、このRAM12を記憶手段として用いて
自動演奏を行わせるように構成することもできる。この
構成によれば、自動演奏データを読み出す速度が遅い外
部記憶装置15であっても、本発明の記憶手段として用
いることができるという利点がある。
自動演奏データを、所定のタイミング(例えば電源投入
時、特定のスイッチが操作された時等)で一旦RAM1
2にロードし、このRAM12を記憶手段として用いて
自動演奏を行わせるように構成することもできる。この
構成によれば、自動演奏データを読み出す速度が遅い外
部記憶装置15であっても、本発明の記憶手段として用
いることができるという利点がある。
【0051】外部信号インタフェース回路16は、本電
子楽器の外部に接続される外部装置(図示しない)、例
えばシーケンサ、他の電子楽器等と本電子楽器との間の
楽音データの送受を制御するものである。この楽音デー
タとしては、例えばMIDI規格に則ったデータ(MI
DIデータ)を用いることができる。外部装置から受信
したMIDIデータを用いて本電子楽器を制御すること
により、鍵盤装置14の鍵を操作し又は操作パネル13
のスイッチを操作した場合と同様の動作を行わせること
ができる。また、本電子楽器が生成した楽音データを外
部装置に送信することにより、外部装置を用いて放音さ
せることができる。
子楽器の外部に接続される外部装置(図示しない)、例
えばシーケンサ、他の電子楽器等と本電子楽器との間の
楽音データの送受を制御するものである。この楽音デー
タとしては、例えばMIDI規格に則ったデータ(MI
DIデータ)を用いることができる。外部装置から受信
したMIDIデータを用いて本電子楽器を制御すること
により、鍵盤装置14の鍵を操作し又は操作パネル13
のスイッチを操作した場合と同様の動作を行わせること
ができる。また、本電子楽器が生成した楽音データを外
部装置に送信することにより、外部装置を用いて放音さ
せることができる。
【0052】また、自動演奏データを、外部信号インタ
フェース回路16を介して受信し、音源17に与えるよ
うに構成すれば、シーケンサや他の電子楽器が有してい
る自動演奏データを用いて自動演奏を行わせることもで
きる。この場合は、外部記憶装置15が不要になるとい
う利点がある。
フェース回路16を介して受信し、音源17に与えるよ
うに構成すれば、シーケンサや他の電子楽器が有してい
る自動演奏データを用いて自動演奏を行わせることもで
きる。この場合は、外部記憶装置15が不要になるとい
う利点がある。
【0053】音源17は自動演奏手段の一部に対応する
ものであり、例えば複数のオシレータ、波形メモリ(何
れも図示しない。)等を備えている。波形メモリは、例
えばROMで構成されている。この波形メモリに記憶さ
れる波形データは、例えば、放音された楽音を電気信号
に変換し、これをパルスコード変調(PCM)して作成
される。この波形メモリには、複数種類の音色を実現す
るべく、各音色と各音域に対応した複数種類の波形デー
タが記憶されている。
ものであり、例えば複数のオシレータ、波形メモリ(何
れも図示しない。)等を備えている。波形メモリは、例
えばROMで構成されている。この波形メモリに記憶さ
れる波形データは、例えば、放音された楽音を電気信号
に変換し、これをパルスコード変調(PCM)して作成
される。この波形メモリには、複数種類の音色を実現す
るべく、各音色と各音域に対応した複数種類の波形デー
タが記憶されている。
【0054】この音源17は、CPU10からの音色パ
ラメータと発音開始指令を受けて楽音信号の生成を開始
する。即ち、音源17は、音色パラメータに含まれる波
形アドレスを用いて波形メモリ中の波形データを特定
し、これを音色パラメータに含まれる周波数データに応
じた速度で読み出す。そして、読み出された波形データ
に音色パラメータに含まれるエンベロープデータに応じ
たエンベロープを付加して楽音信号を生成する。
ラメータと発音開始指令を受けて楽音信号の生成を開始
する。即ち、音源17は、音色パラメータに含まれる波
形アドレスを用いて波形メモリ中の波形データを特定
し、これを音色パラメータに含まれる周波数データに応
じた速度で読み出す。そして、読み出された波形データ
に音色パラメータに含まれるエンベロープデータに応じ
たエンベロープを付加して楽音信号を生成する。
【0055】このようにして生成された楽音信号は、増
幅器18に供給される。増幅器18は、入力された楽音
信号を所定の増幅率で増幅するものである。この増幅器
18で増幅された楽音信号は、スピーカ19に送られ
る。スピーカ19は、電気信号としての楽音信号を音響
信号に変換して出力する周知のものである。
幅器18に供給される。増幅器18は、入力された楽音
信号を所定の増幅率で増幅するものである。この増幅器
18で増幅された楽音信号は、スピーカ19に送られ
る。スピーカ19は、電気信号としての楽音信号を音響
信号に変換して出力する周知のものである。
【0056】次に、上記構成において、本発明の動作に
つき、イントロ演奏を行わせる場合の動作を中心に、図
3及び図4に示したフローチャートを参照しながら詳細
に説明する。
つき、イントロ演奏を行わせる場合の動作を中心に、図
3及び図4に示したフローチャートを参照しながら詳細
に説明する。
【0057】図3は、イントロ演奏処理を示すフローチ
ャートであり、主としてCPU10の処理により実現さ
れるものである。
ャートであり、主としてCPU10の処理により実現さ
れるものである。
【0058】自動演奏を開始させるに先立って、先ず、
「演奏パターンの選択」が行われる。この「演奏パター
ンの選択」に係る処理は図示されていないが、大略、次
のようにして行われる。即ち、演奏者が演奏パターンを
選択するために操作パネル13のアップダウンスイッチ
24を操作すると、CPU10は、上述したようにアッ
プスイッチ24a又はダウンスイッチ24bのイベント
があったことを検出し、そのイベントに対応して所定の
演奏パターンが選択されたことを認識する。ここで認識
された演奏パターンは、演奏パターン番号としてRAM
12の所定領域(以下、「演奏パターン番号レジスタ」
という。)に格納される。
「演奏パターンの選択」が行われる。この「演奏パター
ンの選択」に係る処理は図示されていないが、大略、次
のようにして行われる。即ち、演奏者が演奏パターンを
選択するために操作パネル13のアップダウンスイッチ
24を操作すると、CPU10は、上述したようにアッ
プスイッチ24a又はダウンスイッチ24bのイベント
があったことを検出し、そのイベントに対応して所定の
演奏パターンが選択されたことを認識する。ここで認識
された演奏パターンは、演奏パターン番号としてRAM
12の所定領域(以下、「演奏パターン番号レジスタ」
という。)に格納される。
【0059】このようにして演奏パターン番号が演奏パ
ターン番号レジスタに記憶された状態で、イントロ演奏
処理ルーチンが実行される。このイントロ演奏処理ルー
チンは、図示しないメインルーチンから一定周期でコー
ルされるものである。なお、メインルーチンは、例え
ば、操作パネル13のスイッチのイベント、鍵盤装置1
4のイベント、外部信号インタフェース回路16のイベ
ント等が発生するのを待って待機するルーチンで構成す
ることができる。
ターン番号レジスタに記憶された状態で、イントロ演奏
処理ルーチンが実行される。このイントロ演奏処理ルー
チンは、図示しないメインルーチンから一定周期でコー
ルされるものである。なお、メインルーチンは、例え
ば、操作パネル13のスイッチのイベント、鍵盤装置1
4のイベント、外部信号インタフェース回路16のイベ
ント等が発生するのを待って待機するルーチンで構成す
ることができる。
【0060】このイントロ演奏処理ルーチンでは、先
ず、イントロスイッチ20がオンにされているかどうか
が調べられる(ステップS10)。これは上述した方法
で行われる。そして、イントロスイッチ20がオンにさ
れていないことが判断されると、このステップS10を
繰り返し実行しながら待機する。この待機状態では、図
中には示されていないが、操作パネル13の他のスイッ
チのイベント、鍵盤装置14のイベント、外部信号イン
タフェース回路16のイベント等(以下、「その他のイ
ベント」という。)に対応する処理が行われる。
ず、イントロスイッチ20がオンにされているかどうか
が調べられる(ステップS10)。これは上述した方法
で行われる。そして、イントロスイッチ20がオンにさ
れていないことが判断されると、このステップS10を
繰り返し実行しながら待機する。この待機状態では、図
中には示されていないが、操作パネル13の他のスイッ
チのイベント、鍵盤装置14のイベント、外部信号イン
タフェース回路16のイベント等(以下、「その他のイ
ベント」という。)に対応する処理が行われる。
【0061】この待機状態で、イントロスイッチ20が
オンにされたことが判断されると、次いで、セレクトフ
ラグがオンであるかどうかが調べられる(ステップS1
1)。セレクトフラグは、RAM12に定義されるフラ
グであり、イントロ長がデフォルト値であるか又は変更
されたかを記憶するために使用される。
オンにされたことが判断されると、次いで、セレクトフ
ラグがオンであるかどうかが調べられる(ステップS1
1)。セレクトフラグは、RAM12に定義されるフラ
グであり、イントロ長がデフォルト値であるか又は変更
されたかを記憶するために使用される。
【0062】ここでセレクトフラグがオンであることが
判断されると、イントロ長の変更があったものと認識さ
れ、セレクトスイッチ22で選択されたイントロ長がイ
ントロ長カウンタにセットされる(ステップS13)。
ここでイントロ長カウンタはRAM12に設けられるカ
ウンタであり、イントロ演奏の長さを管理するために使
用されるものである。なお、セレクトスイッチ22で選
択されたイントロ長は、後述するイントロ長設定処理ル
ーチン(図4)において、RAM12に設けられたイン
トロ長バッファにセットされている。
判断されると、イントロ長の変更があったものと認識さ
れ、セレクトスイッチ22で選択されたイントロ長がイ
ントロ長カウンタにセットされる(ステップS13)。
ここでイントロ長カウンタはRAM12に設けられるカ
ウンタであり、イントロ演奏の長さを管理するために使
用されるものである。なお、セレクトスイッチ22で選
択されたイントロ長は、後述するイントロ長設定処理ル
ーチン(図4)において、RAM12に設けられたイン
トロ長バッファにセットされている。
【0063】一方、上記ステップS11でセレクトフラ
グがオンでないことが判断されると、イントロ長の変更
はなかったものと認識され、デフォルトのイントロ長
(イントロ長テーブルに記憶されている。)がイントロ
長カウンタにセットされる(ステップS13)。
グがオンでないことが判断されると、イントロ長の変更
はなかったものと認識され、デフォルトのイントロ長
(イントロ長テーブルに記憶されている。)がイントロ
長カウンタにセットされる(ステップS13)。
【0064】次いで、イントロ演奏データの読み出しが
開始される(ステップS14)。即ち、先ず、演奏パタ
ーン番号レジスタに記憶されている演奏パターン番号に
対応するイントロ演奏データの先頭アドレス(外部記憶
装置15のアドレス)が、RAM12に設けられたアド
レスレジスタにセットされる。以後のイントロ演奏デー
タに基づく発音は、このアドレスレジスタで示される外
部記憶装置15のアドレス位置からイントロ演奏データ
を順次読み出しながら行われる。
開始される(ステップS14)。即ち、先ず、演奏パタ
ーン番号レジスタに記憶されている演奏パターン番号に
対応するイントロ演奏データの先頭アドレス(外部記憶
装置15のアドレス)が、RAM12に設けられたアド
レスレジスタにセットされる。以後のイントロ演奏デー
タに基づく発音は、このアドレスレジスタで示される外
部記憶装置15のアドレス位置からイントロ演奏データ
を順次読み出しながら行われる。
【0065】次いで、イントロ演奏データに基づく発音
が行われる(ステップS15)。即ち、上記アドレスレ
ジスタにセットされたアドレス位置からイントロ演奏デ
ータが取り出される。そして、このイントロ演奏データ
が発音タイミングにあるかどうか(これは、例えば自動
演奏データ中に含まれるステップタイム等を調べること
により判断される。以下においても同じ。)が調べら
れ、発音タイミングであることが判断されるとそのイン
トロ演奏データが音源17に送られる。
が行われる(ステップS15)。即ち、上記アドレスレ
ジスタにセットされたアドレス位置からイントロ演奏デ
ータが取り出される。そして、このイントロ演奏データ
が発音タイミングにあるかどうか(これは、例えば自動
演奏データ中に含まれるステップタイム等を調べること
により判断される。以下においても同じ。)が調べら
れ、発音タイミングであることが判断されるとそのイン
トロ演奏データが音源17に送られる。
【0066】これにより、CPU10は、音源17中の
所定のオシレータ(図示しない。)に発音を割り当て、
上記イントロ演奏データに含まれるキーナンバ、タッチ
データ、その時点で選択されている音色等に基づいてR
OM11から音色パラメータを読み出し、音源17に送
る。これにより、音源17の割り当てられたオシレータ
で、上記音色パラメータに基づいた楽音信号が生成され
増幅器18に送られる。増幅器18は受け取った楽音信
号を所定の増幅率で増幅しスピーカ19に送る。そし
て、スピーカ19を介して楽音が放音される。
所定のオシレータ(図示しない。)に発音を割り当て、
上記イントロ演奏データに含まれるキーナンバ、タッチ
データ、その時点で選択されている音色等に基づいてR
OM11から音色パラメータを読み出し、音源17に送
る。これにより、音源17の割り当てられたオシレータ
で、上記音色パラメータに基づいた楽音信号が生成され
増幅器18に送られる。増幅器18は受け取った楽音信
号を所定の増幅率で増幅しスピーカ19に送る。そし
て、スピーカ19を介して楽音が放音される。
【0067】このイントロ演奏の発音処理が終了し、又
はそのイントロ演奏データが発音タイミングにないこと
が判断されると、次いで、指定されたイントロ長の演奏
は終了したかどうかが調べられる(ステップS16)。
これは、イントロ長カウンタがゼロになったかどうかを
調べることにより行われる。ここで、終了していないこ
とがが判断されるとステップS15に戻り、上述したイ
ントロ演奏データに基づく発音処理が行われる。以下、
ステップS14及びステップS15を繰り返し実行しな
がらイントロ演奏が行われる。この繰り返し実行の過程
では、図中には示されていないが、その他のイベントに
対する処理が行われる。この繰り返し実行の過程で、ス
テップS16で指定されたイントロ長の演奏が終了した
ことが判断されると、イントロ演奏処理が終了する。こ
のイントロ演奏処理が終了すると直ちにメイン演奏に移
行するが、本発明には直接関係しないので説明は省略す
る。
はそのイントロ演奏データが発音タイミングにないこと
が判断されると、次いで、指定されたイントロ長の演奏
は終了したかどうかが調べられる(ステップS16)。
これは、イントロ長カウンタがゼロになったかどうかを
調べることにより行われる。ここで、終了していないこ
とがが判断されるとステップS15に戻り、上述したイ
ントロ演奏データに基づく発音処理が行われる。以下、
ステップS14及びステップS15を繰り返し実行しな
がらイントロ演奏が行われる。この繰り返し実行の過程
では、図中には示されていないが、その他のイベントに
対する処理が行われる。この繰り返し実行の過程で、ス
テップS16で指定されたイントロ長の演奏が終了した
ことが判断されると、イントロ演奏処理が終了する。こ
のイントロ演奏処理が終了すると直ちにメイン演奏に移
行するが、本発明には直接関係しないので説明は省略す
る。
【0068】図4は、イントロ長設定処理を示すフロー
チャートであり、主としてCPU10の処理により実現
されるものである。
チャートであり、主としてCPU10の処理により実現
されるものである。
【0069】イントロ長設定処理では、先ず、レングス
ナンバnがゼロに初期設定される(ステップS20)。
レングスナンバnは、例えばRAM12に設けられたテ
ンポラリカウンタで計数される。次いで、セレクトフラ
グがオフにされる(ステップS21)。
ナンバnがゼロに初期設定される(ステップS20)。
レングスナンバnは、例えばRAM12に設けられたテ
ンポラリカウンタで計数される。次いで、セレクトフラ
グがオフにされる(ステップS21)。
【0070】次いで、セレクトスイッチ22がオンにさ
れているかどうかが調べられる(ステップS22)。こ
れは上述した方法で行われる。そして、セレクトスイッ
チ22がオンにされていないことが判断されると、次い
で、設定終了であるかどうかが調べられる(ステップS
23)。これは、例えば、本イントロ長設定処理ルーチ
ンの処理が開始されてから一定時間が経過したかどうか
で判断するように構成することができる。また、操作パ
ネル13に設けられた特定のスイッチ(図示しない)が
押されたかどうかで判断するように構成することもでき
る。
れているかどうかが調べられる(ステップS22)。こ
れは上述した方法で行われる。そして、セレクトスイッ
チ22がオンにされていないことが判断されると、次い
で、設定終了であるかどうかが調べられる(ステップS
23)。これは、例えば、本イントロ長設定処理ルーチ
ンの処理が開始されてから一定時間が経過したかどうか
で判断するように構成することができる。また、操作パ
ネル13に設けられた特定のスイッチ(図示しない)が
押されたかどうかで判断するように構成することもでき
る。
【0071】ここで設定終了でないことが判断される
と、ステップS22に戻って同様の処理を繰り返しなが
ら待機する。この待機状態では、図中には示されていな
いが、その他のイベントに対する処理が行われる。この
待機状態で、セレクトスイッチ22がオンにされたこと
が判断されると、レングスナンバnがインクリメント
(+1)される(ステップS24)。
と、ステップS22に戻って同様の処理を繰り返しなが
ら待機する。この待機状態では、図中には示されていな
いが、その他のイベントに対する処理が行われる。この
待機状態で、セレクトスイッチ22がオンにされたこと
が判断されると、レングスナンバnがインクリメント
(+1)される(ステップS24)。
【0072】次いで、イントロ長テーブルから、インク
リメントされたレングスナンバnに対応するイントロ長
データが読み出される(ステップS25)。そして、読
み出されたイントロ長データは、イントロ長バッファに
セットされる(ステップS26)。次いで、セレクトフ
ラグがオンにされ(ステップS27)、その後、ステッ
プS22に戻る。以下の処理は、上述したと同じであ
る。
リメントされたレングスナンバnに対応するイントロ長
データが読み出される(ステップS25)。そして、読
み出されたイントロ長データは、イントロ長バッファに
セットされる(ステップS26)。次いで、セレクトフ
ラグがオンにされ(ステップS27)、その後、ステッ
プS22に戻る。以下の処理は、上述したと同じであ
る。
【0073】上記ステップS23で設定終了であること
が判断されると、このイントロ長設定処理ルーチンから
リターンし、図示しないメインルーチンに戻る。このス
テップS23で設定終了であることが判断された際に、
セレクトフラグがオフであれば、セレクトスイッチ22
が1回も押されずに終了に至ったことを意味する。この
場合は、イントロ演奏処理ルーチンのステップS13に
示されるように、イントロ長としてデフォルト値が使用
される。
が判断されると、このイントロ長設定処理ルーチンから
リターンし、図示しないメインルーチンに戻る。このス
テップS23で設定終了であることが判断された際に、
セレクトフラグがオフであれば、セレクトスイッチ22
が1回も押されずに終了に至ったことを意味する。この
場合は、イントロ演奏処理ルーチンのステップS13に
示されるように、イントロ長としてデフォルト値が使用
される。
【0074】一方、ステップS23で設定終了であるこ
とが判断された際にセレクトフラグがオンであれば、セ
レクトスイッチ22が1回以上押されて終了に至ったこ
とを意味する。この場合、セレクトスイッチ22を押下
することにより選択されたイントロ長はイントロ長バッ
ファに格納されている。従って、イントロ演奏処理ルー
チンのステップS12に示されるように、イントロ長と
してイントロ長バッファの内容が使用される。
とが判断された際にセレクトフラグがオンであれば、セ
レクトスイッチ22が1回以上押されて終了に至ったこ
とを意味する。この場合、セレクトスイッチ22を押下
することにより選択されたイントロ長はイントロ長バッ
ファに格納されている。従って、イントロ演奏処理ルー
チンのステップS12に示されるように、イントロ長と
してイントロ長バッファの内容が使用される。
【0075】以上詳述したように、本実施例によれば、
例えば本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立っ
て、演奏者がセレクトスイッチ22を用いて、イントロ
演奏の長さを指示し、この状態でイントロスイッチ20
を用いてイントロ演奏を開始させると、CPU10は、
外部記憶装置15から、セレクトスイッチ22で指示さ
れたイントロ演奏の長さに対応するイントロ演奏データ
を読み出して音源17に供給する。これにより、音源1
7で楽音信号が生成され、増幅器18及びスピーカ19
を介してイントロの演奏音が発生される。そして、指定
されたイントロ長に対応した自動演奏データに基づくイ
ントロ演奏が終了すると、引き続いてメイン演奏用の自
動演奏データに基づいてメイン演奏が開始される。
例えば本自動演奏装置で自動演奏を開始させるに先立っ
て、演奏者がセレクトスイッチ22を用いて、イントロ
演奏の長さを指示し、この状態でイントロスイッチ20
を用いてイントロ演奏を開始させると、CPU10は、
外部記憶装置15から、セレクトスイッチ22で指示さ
れたイントロ演奏の長さに対応するイントロ演奏データ
を読み出して音源17に供給する。これにより、音源1
7で楽音信号が生成され、増幅器18及びスピーカ19
を介してイントロの演奏音が発生される。そして、指定
されたイントロ長に対応した自動演奏データに基づくイ
ントロ演奏が終了すると、引き続いてメイン演奏用の自
動演奏データに基づいてメイン演奏が開始される。
【0076】従って、メイン演奏に先立って個々の曲に
適した長さのイントロ演奏を行わせることができるの
で、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されてい
ることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなってい
る。
適した長さのイントロ演奏を行わせることができるの
で、従来のように、イントロ演奏の長さが固定されてい
ることに伴う不自然な演奏を回避できるものとなってい
る。
【0077】なお、上記実施例では、イントロ長を指定
するために操作パネル13に設けられたセレクトスイッ
チ22を用いるように構成したが、セレクトスイッチ2
2の代わりに鍵盤装置14の特定の鍵を用いてイントロ
長を指定するように構成することもできる。この場合、
図4に示したイントロ長設定処理ルーチンのステップS
22で、セレクトスイッチ22がオンであるかどうかを
調べる代わりに、鍵盤装置14の上記特定の鍵がオンで
あるかどうかを調べることにより実現できる。この場
合、電子楽器に一般的に備えられている鍵盤装置14を
用いてイントロ演奏の長さを指定するので、イントロ演
奏の長さを指示するために特別のスイッチを設ける必要
がなく、スイッチの数を減らすことができるという利点
がある。
するために操作パネル13に設けられたセレクトスイッ
チ22を用いるように構成したが、セレクトスイッチ2
2の代わりに鍵盤装置14の特定の鍵を用いてイントロ
長を指定するように構成することもできる。この場合、
図4に示したイントロ長設定処理ルーチンのステップS
22で、セレクトスイッチ22がオンであるかどうかを
調べる代わりに、鍵盤装置14の上記特定の鍵がオンで
あるかどうかを調べることにより実現できる。この場
合、電子楽器に一般的に備えられている鍵盤装置14を
用いてイントロ演奏の長さを指定するので、イントロ演
奏の長さを指示するために特別のスイッチを設ける必要
がなく、スイッチの数を減らすことができるという利点
がある。
【0078】また、上記実施例では、イントロ演奏デー
タの読み出し開始を、イントロ演奏データの先頭から行
うようにした(図3のイントロ演奏処理ルーチンのステ
ップS14の説明参照)。従って、イントロ長が変更さ
れた場合のイントロ演奏は、イントロ演奏データの先頭
からイントロ長で指定された長さ分について行われる。
しかしながら、本発明では、イントロ演奏に使用される
イントロ演奏データの部分は上記に限定されず、イント
ロ演奏データの任意の部分を使用するように構成するこ
とができる。これは、図3のイントロ演奏処理ルーチン
のステップS13で、アドレスレジスタにセットするア
ドレスを調整することにより実現できる。
タの読み出し開始を、イントロ演奏データの先頭から行
うようにした(図3のイントロ演奏処理ルーチンのステ
ップS14の説明参照)。従って、イントロ長が変更さ
れた場合のイントロ演奏は、イントロ演奏データの先頭
からイントロ長で指定された長さ分について行われる。
しかしながら、本発明では、イントロ演奏に使用される
イントロ演奏データの部分は上記に限定されず、イント
ロ演奏データの任意の部分を使用するように構成するこ
とができる。これは、図3のイントロ演奏処理ルーチン
のステップS13で、アドレスレジスタにセットするア
ドレスを調整することにより実現できる。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
簡単な操作で自動演奏のイントロ部の長さを演奏者が任
意に指示することのできる自動演奏装置を提供できる。
簡単な操作で自動演奏のイントロ部の長さを演奏者が任
意に指示することのできる自動演奏装置を提供できる。
【図1】本発明の自動演奏装置が適用された電子楽器の
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例で使用される操作パネルの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の実施例の動作(イントロ演奏処理)を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例の動作(イントロ長設定処理)
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例で使用するイントロ長テーブル
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 操作パネル
14 鍵盤装置
15 外部記憶装置
16 外部信号インタフェース回路
17 音源
18 増幅器
19 スピーカ
20 イントロスイッチ
22 セレクトスイッチ
24 アップダウンスイッチ
24a アップスイッチ
24b ダウンスイッチ
25 表示器
Claims (4)
- 【請求項1】 イントロ演奏用の自動演奏データを記憶
した記憶手段と、前記イントロ演奏用の前記自動演奏デ
ータに対して複数のイントロ演奏長さの何れかを選択可
能であり、 前記複数のイントロ演奏の長さのうちの1つを選択する
長さ選択手段と、 前記イントロ演奏の開始を指示する開始指示手段と、 該開始指示手段による指示に応じて、前記記憶手段に記
憶された前記イントロ演奏用の自動演奏データを、前記
選択されたイントロ演奏長さ分、自動演奏する自動演奏
手段、 とを具備したことを特徴とする自動演奏装置。 - 【請求項2】 少なくともイントロ演奏用の自動演奏デ
ータとメイン演奏用の自動演奏データとを記憶した記憶
手段と、前記イントロ演奏用の前記自動演奏データに対
して複数のイントロ演奏長さの何れかを選択可能であ
り、 前記複数のイントロ演奏の長さのうちの1つを選択する
長さ選択手段と、 前記イントロ演奏の開始を指示する開始指示手段と、 該開始指示手段による指示に応じて、前記記憶手段に記
憶された前記イントロ演奏用の自動演奏データを、前記
選択されたイントロ演奏長さ分、自動演奏を行い、引き
続いて前記記憶手段に記憶された前記メイン演奏用の自
動演奏データに基づいて自動演奏を行う自動演奏手段、 とを具備したことを特徴とする自動演奏装置。 - 【請求項3】 前記長さ指示手段は、操作パネルのスイ
ッチであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載の自動演奏装置。 - 【請求項4】 前記長さ指示手段は、鍵盤装置の鍵であ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動
演奏装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12687494A JP3385545B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 自動演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12687494A JP3385545B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 自動演奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311575A JPH07311575A (ja) | 1995-11-28 |
JP3385545B2 true JP3385545B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=14945987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12687494A Expired - Fee Related JP3385545B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 自動演奏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385545B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003108126A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12687494A patent/JP3385545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07311575A (ja) | 1995-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021210 |
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