JPH10187157A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

Info

Publication number
JPH10187157A
JPH10187157A JP8354596A JP35459696A JPH10187157A JP H10187157 A JPH10187157 A JP H10187157A JP 8354596 A JP8354596 A JP 8354596A JP 35459696 A JP35459696 A JP 35459696A JP H10187157 A JPH10187157 A JP H10187157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic performance
data
random number
sound
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8354596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Tamura
英一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8354596A priority Critical patent/JPH10187157A/ja
Priority to US08/822,361 priority patent/US5996448A/en
Publication of JPH10187157A publication Critical patent/JPH10187157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25GHANDLES FOR HAND IMPLEMENTS
    • B25G1/00Handle constructions
    • B25G1/06Handle constructions reversible or adjustable for position
    • B25G1/063Handle constructions reversible or adjustable for position for screwdrivers, wrenches or spanners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/48Spanners; Wrenches for special purposes
    • B25B13/481Spanners; Wrenches for special purposes for operating in areas having limited access

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動伴奏データメモリに記憶され
ている1種類の自動伴奏データを発音させる際に、各デ
ータごとに確率的な音量変化を与えるとにより、複雑な
装置や操作を必要とせず、簡単かつ安価な構成で、バラ
エティに富んだ表現ができる自動演奏装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明は、自動演奏データを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段から読み出したデータに基づき
音量制御値を演算する演算手段と、前記演算手段が所定
の演算を行なう際に使用する所定の確率分布を有する乱
数を発生する乱数発生手段と、を具備し、前記演算手段
の演算結果に基づいて各データ毎の音量制御を行なうよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの自動演奏パ
ターンに従って自動演奏を行なう電子楽器において、各
データ毎に音量を確率的に制御することにより、演奏に
バリエーションを持たせることができる自動演奏装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自然楽器の人間による演奏は、あらゆる
面で機械的でないゆらぎを内包している。すなわち、楽
音の音量、ピッチ、振幅、音色、演奏のテンポなど、ゆ
らぎのない演奏は現実には存在しない。
【0003】このため、単調なデータ(楽譜)の繰り返
しによる平板な演奏を避けて自動演奏に複雑なバリエー
ションを持たせるために長い自動伴奏データを用意した
り、数種類のパターンを用意して演奏間に演奏されるパ
ターンをランダムに選択することも行なわれている。
【0004】しかしながら、準備されているパターンが
少なければ、選択されるパターンが限定されるため繰り
返しが多くなり演奏が平板になりやすく、多くのパター
ンを用意すると所要メモリが大となり構造も複雑で高価
になるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたものであり、自動伴奏データメモリに記憶
されている1種類の自動伴奏データを発音させる際に、
各データ毎に確率的に音量変化を与えることにより、複
雑な装置や操作を必要とせず、簡単かつ安価な構成で、
バラエティに富んだ変化が表現できる自動演奏装置を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動演奏デー
タを記憶する記憶手段24と、前記記憶手段24から読
み出したデータに基づき音量制御値を演算する演算手段
22と、前記演算手段22が所定の演算を行なう際に使
用する所定の確率分布を有する乱数を発生する乱数発生
手段23と、を具備し、前記演算手段22の演算結果に
基づいて各データ毎の音量制御を行なうように構成され
る。
【0007】前記音量制御は、各データ毎の発音のオン
/オフ制御であり、該発音のオン/オフは、乱数、ステ
ップ番号、拍ステップ数に基づいて決定され、拍子ステ
ップ音は常にオンであるように構成される。
【0008】前記音量制御は、各データ毎の音量制御で
あり、音量制御値は、乱数、ステップ番号、拍ステップ
数、ベロシティに基づいて決定され、拍子ステップ音は
常に自動演奏データに示されている定格の出力で発音さ
れるように構成される。
【0009】前記乱数発生手段23の発生する乱数は、
一様確率分布に従って発生されることを特徴とする。
【0010】前記乱数発生手段23の発生する乱数は、
正規確率分布に従って発生されることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明は、1つの自動演奏パターンを用いて複
雑に変化する自然な演奏を表現するため、拍数に応じた
演奏の骨格となる拍子ステップ音は記憶手段24に記憶
されている自動演奏パターン情報で示される定格の音量
で発音させる。
【0012】一方、その他の音は拍ステップ数やステッ
プ番号、乱数、ベロシティに基づいて決定された制御値
に基づいて発音を制御することにより確率的な変化を与
え、演奏の都度、異なったバリエーションを与えるもの
である。
【0013】このため、本発明の自動演奏装置の演算手
段22は、拍ステップ数やステップ番号、乱数に基づい
て各データ音の制御値を決定し、前記骨格となる拍子ス
テップ音は常に定格通りの音量で出力させ、その他の音
の発音はランダムにオン/オフの制御が行なわれるよう
に構成される。
【0014】また、本発明の自動演奏装置の演算手段2
2は、拍ステップ数やステップ番号、乱数、ベロシティ
に基づいて制御値を決定し、前記骨格となる拍子ステッ
プ音は常に定格通りの音量で出力させ、その他の音の発
音量はランダムに制御されるように構成される。
【0015】これにより、1つの自動演奏データしか持
たない自動演奏装置であっても、演奏の骨格となる音は
そのまま発音され、しかもその他の音は演奏の都度、異
なった音量で発音されるので、簡単な構造で表現力に富
んだ低価格の自動演奏装置が提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動演奏装
置の全体的な構成を示す概略ブロック図である。以下、
図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
【0017】図において、CPU10は、ROM11の
プログラムメモリ部に記憶された制御プログラムに従っ
て当該自動演奏装置の各部を制御するとともに、本発明
の音量変動確率を求めるための乱数の発生や演算処理を
行なうものである。このため、該CPU10には、制御
部21、演算部22、乱数発生部23が設けられてい
る。
【0018】制御部21は、自動演奏装置全般を制御す
るものであり、鍵盤1や操作パネル3から送られてくる
信号に基づき、所要のデータの読み出しや書込みを行な
ったり、演奏時における楽音信号生成のための制御、生
成された信号の楽音信号発生部5への送信等の制御を行
なうものであり、本発明の確率的な音量制御は該制御部
21が行なう。
【0019】演算部22は、発音される音のステップ番
号や拍ステップ数に応じて音量を変化させる音量変動確
率を求めるための演算処理を行なうものであり、該演算
部22により求められた音量制御値は楽音信号発生部5
に送られる。なお、演算部22の演算処理については図
2及び図4の説明で詳述する。
【0020】なお、制御のための演算処理は単純である
ので、当該ステップ時間にノートデータを読み出して発
音させる迄の一連の動作の中で実行する。
【0021】乱数発生部23は、各ステップ毎の音量変
動確率を求める際の基礎となる乱数を発生するものであ
り、該乱数発生部23の機能はプログラムで実現する、
乱数発生回路を使用する、あるいはROM11に乱数テ
ーブル25を設けて該乱数テーブル25からデータを読
み出す等の種々の方法を採用することができ、何れの方
法によってもよい。
【0022】ROM11には、上述したCPU10を動
作させるプログラムの他、音色データ、その他、種々の
固定データを記憶している。なお、このROM11に
は、楽音信号発生部5の内部のオシレータが読み出す楽
音波形データも記憶されている。
【0023】自動演奏データ記憶部24は自動演奏用の
データを記憶するものであり、ROM11に設けられて
いる。なお、該自動演奏データ記憶部24の構成につい
ては図6の説明で詳述する。
【0024】また、本発明の自動演奏装置を通常の演奏
装置と兼用できるように構成し、操作パネル3上に設け
られている自動演奏の切換スイッチ3aが押下されると
該自動演奏データ記憶部24より所定のデータが読み出
されて自動演奏が行なわれるように構成してもよい。
【0025】RAM12にはCPU10の作業用領域、
当該自動演奏装置を制御するための各種レジスタ、カウ
ンタ、フラグ等が定義されている他、ROM11に記憶
されている必要なデータが転送されて一時格納されるデ
ータエリアを有している。
【0026】また、操作パネル3の各キーやスイッチの
状態に対応した放音に必要なデータがセットされた複数
のレジスタ、楽音信号発生部5の各楽音発生回路を未使
用チャンネルに割り付けるためのデータを記憶するアサ
イナメモリ、演奏情報を一時記憶する記憶領域等も該R
AM12に設けられている。
【0027】鍵盤1は発生すべき楽音を指定するために
使用されるものであり、複数のキーと、これらのキーの
押鍵・離鍵動作に連動して開閉するキースイッチとで構
成され、演奏者の押鍵・離鍵動作は押鍵検出部2によっ
て検出され、CPU10の制御のもとに検出された信号
は発音チャンネル割当部に供給される。
【0028】また、当該鍵盤1の押鍵又は離鍵により発
生された演奏情報は一時RAM12の所定のエリアに記
憶され所定のタイミングになるとCPU10により読み
出される。
【0029】押鍵検出部2は、演奏者の押鍵・離鍵動
作、つまり鍵のオン/オフを検出し、検出したオン/オ
フ状態をその鍵番号とともに発音チャンネル割当部に伝
えるものである。CPU10は、この鍵のオン/オフ情
報をRAM12の所定の領域に記憶させる。
【0030】操作パネル部3には、電源スイッチの他、
音色選択スイッチ、モード指定スイッチ、メロディ選択
スイッチ、リズム選択スイッチ等、各種のスイッチや表
示器13が設けられている。
【0031】操作パネル3の各スイッチのセット/リセ
ット状態は、内部に含まれるパネルスキャン回路4によ
って検出されるようになっており、この操作パネル3の
パネルスキャン回路4で検出したスイッチのセット状態
に関するデータはCPU10の制御の下にRAM12に
記憶される。
【0032】楽音信号発生部5は、CPU10から送ら
れた信号に対応する楽音波形データ及びエンベロープデ
ータを波形メモリ6から読み出し、読み出した楽音波形
データにエンベロープを付加して楽音信号として出力す
るものである。
【0033】この楽音信号発生部5が出力した楽音信号
は、D/A変換器7でアナログ信号に変換されて増幅器
8に供給される。このため、楽音信号発生部5には波形
データやエンベロープデータを記憶する波形メモリ6が
接続されている。
【0034】増幅器8は、D/A変換器7から送られた
アナログ楽音信号を所定の利得で増幅するものである。
この増幅器8の出力はスピーカ9に供給されるようにな
っている。
【0035】スピーカ9は、増幅器8より送られた電気
信号としてのアナログ楽音信号を音響信号に変換するも
のである。つまり、発生された楽音信号に応じて楽音を
放音するものである。
【0036】かかる構成の本発明の実施例は、各データ
毎の音量変動確率に応じて発音をオン/オフすることに
より演奏にバリエーションを持たせるものであり、音量
変動確率の求め方について図2を参照しながら説明す
る。なお、本実施例では1拍が24ステップの時間分解
能で構成されているものとして説明する。
【0037】図のように、音量変動確率を求めるにあた
っては、先ずROM11の自動演奏データ記憶部24よ
り発音させる音のステップ番号を読み出す。(ステップ
S11)。次いで読み出された音のステップタイムを、
1拍を構成する拍ステップ数、例えば24で除して剰余
を求めて、さらに1を加算する(ステップS12)。
【0038】剰余に1を加算するのは、0ステップ、2
4ステップ、48ステップ、・・・と拍数に応じて演奏
の骨格をなす音(拍子ステップ音)は自動演奏データの
ベロシティで定められている所定の音量で発音させるた
め、次のステップS13で除算を行なう際の除数を1に
して剰余を常に0にするための処理である。
【0039】次いで、乱数発生部23により乱数を発生
させ、(乱数)mod Xの剰余を求め(ステップS1
3)、続いて求められた剰余が0であるか否かが調べら
れる(ステップS14)。
【0040】その結果、剰余が0であれば自動演奏デー
タのベロシティに示されている音量で発音させるための
発音処理をして(ステップS15)、メインルーチンに
戻る。
【0041】一方、上記ステップS14の判定結果が0
でない場合には当該ステップ音は発音させないので、そ
のまま分岐して何もせずにメインルーチンに戻る。
【0042】このように本実施例によれば、(((乱
数)mod(剰余))+1)の剰余が割り切れて0の場
合には自動演奏データ記憶部24のベロシティに記憶さ
れている定格の音量で発音させ、割り切れず剰余が0で
ない場合には何も発音しない。
【0043】従って、図3に例示するように、骨格とな
る拍子ステップの音は常に発音されるが、その他のステ
ップ音は乱数によりランダムに発音のオン/オフが制御
されて、放音する音のベロシティは自動演奏データ記憶
部24に記憶されているデータの定格通りであるので、
演奏の骨格はくずされることなく、しかも元の演奏とは
異なった感覚を与えるバラエティに富んだ演奏が可能と
なる。
【0044】また、本発明によれば、ROM11に記憶
される自動演奏データは1種類あればよいので余計なメ
モリを必要とせず、しかも乱数の発生や演算処理はプロ
グラムによっても実行可能であり、特に余計なハードを
必要とすることなく、低価格で性能のよい自動演奏装置
を提供可能である。
【0045】次ぎに、例えば0ステップ、24ステッ
プ、48ステップ、・・・と拍数に応じて演奏の骨格を
なす拍子ステップ音は自動演奏データ記憶部24に記憶
されているベロシティで定められている音量で発音さ
せ、その他の中間ステップ音は乱数により変化が与えら
れた音量変動確率に応じて定格の音量を制御する他の実
施例について図4を参照しながら説明する。
【0046】音量変動確率を求めるにあたっては、先ず
ROM11の自動演奏データ記憶部24より発音させる
音のステップ番号を読み出す。(ステップS21)。次
いで読み出された音のステップ番号を、1拍を構成する
拍ステップ数、例えば24で除して剰余を求め、さらに
1を加算する(ステップS22)。
【0047】剰余に1を加算するのは、0ステップ、2
4ステップ、48ステップ、・・・と拍数に応じて演奏
の骨格をなす音(拍子ステップ音)は自動演奏データで
定められている音量を定格で発音させるため、次のステ
ップS23で乱数を除算する際に、拍子ステップ音の場
合は常に除数を1にして剰余を0にするためである。
【0048】次いで、((乱数)mod X)の剰余を
求め、求められた剰余に1を加算する(ステップS2
3)。求められた剰余に1を加算するのは、次のステッ
プ24で自動演奏データ記憶部24から読み出したベロ
シティを、前記算出結果の剰余値で除する際に、拍子ス
テップ音の場合の除数をに常に1にし、拍子ステップ音
の音量は定格どおりの100%の出力で発音を行なわせ
るためである。
【0049】次いで、自動演奏データ記憶部24より当
該ステップ音のベロシティを読み出し、読み出されたベ
ロシティ値を、先のステップS23で求めた値Yで除し
て発音処理をする。
【0050】これにより、CPU10は所定のタイミン
グになると、各データ毎の音量制御値を楽音信号発生部
5に送ることにより、所望の音量の楽音が演奏されるこ
とになる。
【0051】このように、本発明によれば、演奏の骨格
となる拍子ステップ音は自動演奏データ記憶部24に記
憶されているベロシティ通りの値で出力され、その他の
中間のステップの音は求められた乱数に応じて減じられ
た制御値で音量が制御される。
【0052】従って、本実施例によれば前記実施例と同
様、ROM11に記憶される自動演奏データは1種類あ
ればよいので余計なメモリを必要とせず、しかも乱数の
発生や演算処理はプログラムによっても実行可能であ
り、特に余計なハードを必要とすることなく、低価格で
性能のよい自動演奏装置を提供可能である。
【0053】図5は、係る方法で放音される音の音量制
御の一例を説明する図である。図のように本実施例にお
いては、骨格となる拍子ステップ音は常に定格の音量で
発音されるとともに、その他の中間ステップ音は乱数に
よりランダムに音量が制御されて発音される。
【0054】このように、本実施例によれば演奏の骨格
はくずされることなく、しかも、演奏の都度、中間ステ
ップの音は元の演奏とは微妙に音量が異なったゆれのあ
る音となり、バラエティに富んだ演奏が可能となる。
【0055】なお、本発明で使用する乱数は、特定の偏
りを避けるため、充分なサイズを有する一様乱数あるい
は正規乱数とする。また、使用される乱数の種類は使用
目的により異なるものであり、これらに限定されず、目
的によっては2項分布等その他の分布に基づく乱数を用
いてもよい。
【0056】また、乱数の発生方法についても、プログ
ラムによる方法に限定されるものではなく、乱数発生回
路を用いる、あるいは乱数テーブル25を用いる等の方
法によってもよい。
【0057】次ぎに、図6を参照しながら自動演奏デー
タ記憶部24の構成について説明する。図において、拍
ステップ数は1拍のステップ数、例えば24を示す値で
あり、演算処理の際の基礎となる数である。
【0058】自動演奏データ記憶部24は、従来の自動
演奏データ記憶部と同様、ステップ番号、ノートナン
バ、ゲートタイム、ベロシティで構成される。
【0059】ノートナンバは音程を示すために便宜的に
付けられた番号であり、ステップ番号は、小節内におけ
る発音時刻を指定する情報で、小節頭から当該音符デー
タのキーオンまでの時間長を示している。
【0060】また、ゲートタイムは、発音すべき時間を
指定する情報であり、キーオンからキーオフまでの時間
長を示している。ベロシティは、発音する音の強さを指
定する情報であり、発音される音の音量を示すデータで
ある。
【0061】かかるデータの構成は、従来の電子楽器等
の自動演奏データの構成と同じであり、本発明の特徴
は、それぞれの方法に応じて、どのようなデータをどの
ように利用するかであり、実施例においては、乱数及び
拍ステップ数とともにステップ番号を使用し、他の実施
例においては、乱数及び拍ステップ数とともにステップ
番号とベロシティを使用している。使用方法については
先に述べたとおりである。
【0062】なお、本実施例は24、即ち1拍のステッ
プ数で制御する場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば半拍や1/4拍毎等
その他の拍ステップ数に基づいて制御してもよい。
【0063】また、音量制御値も各ステップ毎に変える
方法の他、例えば小節ごとに変える、あるいは2ステッ
プごとに変える等各種の制御方法があることは勿論であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば演
奏の骨格たる拍子ステップ音は音量変化なく定格通りの
音量で発音し、その他の音は乱数に基づきランダムに音
量を制御するので、1つの自動演奏データで無限のバリ
エーションを生むことが可能となる。
【0065】また、本発明の自動演奏装置は1つの自動
演奏データがあればよいので、必要とするメモリは少な
く、しかも改めて必要となるハードもないので、簡単な
構造で低価格の自動演奏装置を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動演奏装置の全体構成を説明す
る概略ブロック図である。
【図2】本発明に係る自動演奏装置の音量制御値の決定
動作を説明するフローチャートである。
【図3】図2の音量制御の一例を説明する図である。
【図4】本発明に係る自動演奏装置の音量制御値の他の
決定動作を説明するフローチャートである。
【図5】図4の音量制御の一例を説明する図である。
【図6】本発明の自動演奏データメモリのメモリ構成を
説明する図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵検出部 3 操作パネル 3a 切換スイッチ 4 パネルスキャン回路 5 楽音信号発生部 6 波形メモリ 7 D/A変換器 8 増幅器 9 スピーカ 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 表示部 21 制御部 22 演算部(演算手段) 23 乱数発生部(乱数発生手段) 24 自動演奏データ記憶部(記憶手段) 25 乱数テーブル 26 乱数バッファ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動演奏データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出したデータに基づき音量制御値
    を演算する演算手段と、 前記演算手段が所定の演算を行なう際に使用する所定の
    確率分布を有する乱数を発生する乱数発生手段と、を具
    備し、 前記演算手段の演算結果に基づいて各データ毎の音量制
    御を行なうことを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記音量制御は、各データ毎の発音のオ
    ン/オフ制御であり、該発音のオン/オフは、乱数、ス
    テップ番号、拍ステップ数に基づいて決定され、拍子ス
    テップ音は常にオンであることを特徴とする請求項1乃
    至2のいずれかに記載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記音量制御は、各データ毎の音量制御
    であり、音量制御値は、乱数、ステップ番号、拍ステッ
    プ数、ベロシティに基づいて決定され、拍子ステップ音
    は常に自動演奏データに示されている定格の出力で発音
    されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記
    載の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記乱数発生手段の発生する乱数は、一
    様確率分布に従って発生されることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の自動演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記乱数発生手段の発生する乱数は、正
    規確率分布に従って発生されることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の自動演奏装置。
JP8354596A 1996-12-20 1996-12-20 自動演奏装置 Pending JPH10187157A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354596A JPH10187157A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動演奏装置
US08/822,361 US5996448A (en) 1996-12-20 1997-03-20 Socket wrench

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354596A JPH10187157A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動演奏装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10187157A true JPH10187157A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18438630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8354596A Pending JPH10187157A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 自動演奏装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5996448A (ja)
JP (1) JPH10187157A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5943924A (en) * 1995-03-06 1999-08-31 Jarvis; Jack D. Integral multi-sized socket tool
US6336383B1 (en) * 2001-01-26 2002-01-08 Kun Chih Hung Wrench structure
US6651346B1 (en) * 2001-11-13 2003-11-25 Sturgis Tools, Inc. Hand tool with interchangeable implements
US7025331B2 (en) * 2002-10-08 2006-04-11 Whelan Patrick J Prying tool with positionable handle
TWI259125B (en) * 2005-06-24 2006-08-01 Hou-Fei Hu Driving tool assembly
US7908726B2 (en) * 2005-10-27 2011-03-22 Robert Bosch Gmbh Wrench for tamper switch installation
US7712397B2 (en) * 2006-04-13 2010-05-11 Bobby Hu Wrench assembly
US7472630B1 (en) 2007-05-21 2009-01-06 Richard Velluzzi Hand tool with extensible handle
US20090107301A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Lambert J Ewing Wrench with slim profile
US20110000342A1 (en) * 2009-07-02 2011-01-06 TR Tools, L.L.C. Wrench
CN105479382A (zh) * 2015-12-18 2016-04-13 合保电气(芜湖)有限公司 便捷式绝缘操作扳手
US20220152793A1 (en) * 2020-11-16 2022-05-19 Shifukang Industrial.Co., Ltd. Driving tool

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1473436A (en) * 1922-07-07 1923-11-06 North Bros Mfg Co Handle for socket wrenches
US1578065A (en) * 1922-09-08 1926-03-23 Thomas A Bemus Wrench set
FR885760A (fr) * 1942-09-08 1943-09-24 Clé pour écrous
US2691316A (en) * 1952-12-18 1954-10-12 Tubing Appliance Company Inc Box ratchet wrench
US2864418A (en) * 1957-02-21 1958-12-16 Rudolph M Vaughn Screw driver
US2951405A (en) * 1957-12-09 1960-09-06 Bahco Ab Multiple grip wrench
US3343434A (en) * 1965-08-27 1967-09-26 Schroeder Rudolf Extensible tool driver device
US3376768A (en) * 1967-04-13 1968-04-09 Louis F. Fortunato Linkage bar for wrenches
US3779107A (en) * 1972-10-19 1973-12-18 T Avery Ratchet wrench tool head positioner
US4334445A (en) * 1979-03-19 1982-06-15 R. T. Tool Co. Ltd. Z Style speed wrench
US4596167A (en) * 1984-07-26 1986-06-24 White Jr Roy Torque multiplier wrench set
JPS6334080A (ja) * 1986-07-24 1988-02-13 ダイヤ精工株式会社 ラチエツトハンドル
US5280740A (en) * 1990-07-11 1994-01-25 Mac Tools Inc. Flexible head socket wrench
US5218891A (en) * 1990-11-13 1993-06-15 Snap-On Tools Corporation Double-ended reversible box wrench with 71/2 degree swing clearance
US5295422A (en) * 1993-04-23 1994-03-22 Jessie Chow Wrench having a greater driving strength

Also Published As

Publication number Publication date
US5996448A (en) 1999-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5406024A (en) Electronic sound generating apparatus using arbitrary bar code
JPH10187157A (ja) 自動演奏装置
JPH01179090A (ja) 自動伴奏装置
JP3439312B2 (ja) 電子楽器のピッチ制御装置
JP3933070B2 (ja) アルペジオ生成装置及びプログラム
JP3630266B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH06348258A (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JPH0527762A (ja) 電子楽器
JP3385545B2 (ja) 自動演奏装置
JP3307742B2 (ja) 電子楽器の伴奏内容表示装置
JP2953937B2 (ja) 電子楽器の音量調整装置
JPH10319949A (ja) 電子楽器
JPH07175480A (ja) 電子楽器のデータ設定装置
JPH07146681A (ja) 電子楽器
JP3505292B2 (ja) アルペジエータ
JP3529123B2 (ja) 自動演奏装置及び自動演奏方法
JPH0816166A (ja) リズム選択装置
JPH09319372A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法
JPH06314096A (ja) 電子楽器の前コード検出装置
JPH06250650A (ja) 電子楽器
JPH07121172A (ja) 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置
JPH10124052A (ja) タッチ検出装置
JPH07181973A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPH06230782A (ja) 電子楽器
JPH07121176A (ja) 伴奏内容検出装置及び自動伴奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees