JP2011027400A - 電算機室の空調システムおよび建物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに対向する電算機ラックRのラック前面R1同士の間を給気空間S1とし、ラック背面R2同士の間を排気空間S2とするとともに、給気空間S1の天井裏空間C1に給気ダクトD1を設け、排気空間S2の天井裏空間C1に排気ダクトD2を設け、これらを送風ファンFで接続するとともに、電算機ラックRのラック背面R2に対向して冷却パネルPを設ける。従って、二重床を構築しなくても冷却用の空気を循環させて、電算機ラックRからの排気を直ぐに小型の冷却パネルPで冷却することができることから、イニシャルおよびランニングコストが低減でき、かつ冷却効率を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
特許文献1に記載の空調システムでは、電算機室の外に空気調和装置を設けておき、空気調和装置からの冷風を二重床と床スラブとの間に流入させるとともに、二重床から電算機室内に吹き出させることによって、機器に冷風を送り込むような方式が採用されている。機器を搭載したラックは、例えば、その前面から冷風を給気して背面などから排気する。このように機器を冷却して排気された空気は、ラックの上方の空間や天井裏を介して空気調和装置に吸引され、再び冷却されてから二重床下を介して電算機室に循環されるようになっている。
また、電算機ラックの近傍に設けた冷却手段で空気を冷却するとともに、互いに近距離に設けられる給気ダクトと排気ダクトとを接続して排気空間から給気空間に循環手段で空気を循環させることで、冷却手段や循環手段に要する動力を小さくすることができ、空調システム設置のランニングコストを低減させることができる。
さらに、電算機ラックの近傍に設けた冷却手段で空気を冷却することで、複数列の電算機ラックごとの偏熱を防止して冷却効率を向上させることができ、冷却手段に要する動力をさらに低下させることができる。
このような構成によれば、隣り合う電算機ラックの一方側および他方側の側面同士を対向させることで、一方側の側面同士で挟まれた空間を給気空間とし、他方側の側面同士で挟まれた空間を排気気空間とすることができ、別途の仕切り壁などを設ける必要がなく、電算機室の構築にかかるイニシャルコストをさらに低減することができる
このような構成によれば、電算機ラックと天井とに隙間を設けて、この隙間(離隔部分)に設けた遮蔽手段で給気空間と排気空間とを遮蔽することで、電算機ラックへ供給する冷気とラックからの排気とが混合されず、ショートサーキットを防止して冷却効率を一層向上させることができる。また、電算機ラックの上面を直に天井と連結することも考えられるが、その場合には、ラック自体の熱が天井に伝達されることから、電算機室全体の温度が上がってしまうこととなるが、電算機ラックと天井とに隙間を設けることで、ラック自体の熱が天井に伝達されることがなく、電算機室全体の温度上昇を抑制して冷却効率の低下を防止することができる。
このような構成によれば、排気空間における電算機ラックの他方側面に対向して冷却手段を設けることで、電算機ラックからの排気を直ぐに冷却手段で冷却し、この冷却した空気を排気ダクト、循環手段および給気ダクトを介して給気空間に供給することができる。従って、メンテナンス用の空間とした給気空間の温度を低く保つことができ、メンテナンス作業を快適に実施することができる。さらに、排気ダクト、循環手段および給気ダクトには冷却された空気が循環されることから、これらのダクトなどが加熱されることがなく、電算機室全体の温度上昇を抑制することができ、冷却効率をさらに向上させることができる。
このような構成によれば、天井裏に給気ダクト、排気ダクトおよび循環手段を設けることで、これらの設置やメンテナンスを容易に実施することができるとともに、床下に設置する場合と比較してイニシャルコストをより一層低減させることができる。また、給気ダクトや排気ダクト、循環手段が加熱されたとしても、その熱が給気空間や排気空間に伝達されにくくでき、電算機室全体の温度上昇を抑制して高い冷却効率を確保ことができる。
このような構成によれば、冷却手段が移動手段を備えるとともに供給源との接続および分離が接続手段で切り替え可能に構成されていることで、冷却手段を容易に搬入または搬出することができるとともに、冷却対象の電算機ラックに応じて冷却手段を容易に移動させることができる。さらに、冷却対象の電算機ラックの稼働状況や温度に応じて冷却手段を設置または増設することもできるし、冷却する必要がない電算機ラックに対しては冷却手段を設置しないようにもできるなど、冷却手段の柔軟な運用が可能になり、電算機ラックや収容される電算機の稼働状況に応じて効率よく冷却することができ、省力化を図ることができる。
このような構成によれば、電算機ラックと冷却手段とを接続ダクトで接続する、すなわち冷却対象の電算機ラックごとに冷却手段を設置することで、その電算機ラックや収容される電算機の稼働状況に応じた個別冷却が可能になり、冷却効率を高めて一層の省力化を図ることができる。
このような構成によれば、電算機ラックに収容される電算機ごとにファンを設置し、その風量を個別に制御することで、個々の電算機の稼働状況に応じた個別冷却が可能になり、冷却効率をさらに高めて省力化を促進させることができる。
このような発明によっても、前述と同様に、従来のような大規模な二重床を構築する必要がなく、空調システム設置のイニシャルコストを低減させることができるとともに、冷却手段や循環手段に要する動力を小さくすることができ、空調システム設置のランニングコストを低減させることができる。
このような構成によれば、熱電素子を有した冷却手段を用いることで、冷却水等の液状やガス状の冷媒を用いる必要がなくなることから、漏水やガス漏れ等による電算機への悪影響の可能性を排除することができる。さらに、熱電素子へ供給するエネルギーが電力であり、電源や電線等のエネルギー供給源を設置すればよいので、冷却水等を供給する場合と比較してエネルギー供給源の設置コストを抑制することができる。
このような構成によれば、電算機ラックの内部や周辺の温度や湿度に応じて冷却手段や循環手段を駆動制御することで、電算機ラックや収容される電算機の稼働状況に応じた個別冷却が可能になり、冷却効率をより一層高めて省力化を図ることができる。
このような構成によれば、所定数の電算機ごとに冷却手段や循環手段を設けて個別に駆動制御することで、個々の電算機の稼働状況に応じて冷却することができ、冷却効率をさらに一層高めることができる。
このような本発明によれば、前述した空調システムと同様に、大型の空気調和装置や二重床の設置が不要にできることから、空調システム設置のイニシャルコストを低減させることができるとともに、冷却手段や循環手段に要する動力を小さくしてランニングコストを低減させることができる。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
図1〜図4において、本実施形態の空調システムを適用した電算機室MRは、建物の内部に設けられ、床スラブS、天井Cおよび壁Wで上下左右が囲まれるとともに、壁Wに設けられたドアDを介して電算機室MRに出入りできるように構成されている。この電算機室MRの内部には、サーバ装置などのコンピュータ機器を収容する電算機ラックRが複数列で並設されている。これら複数列の電算機ラックRは、その一方側側面であるラック前面R1同士を対向させるとともに、他方側側面であるラック背面R2同士を対向させた状態で、床スラブSに支持されて交互に配列されている。また、電算機ラックRの内部には、適宜な間隔で通気ファンRFが設けられ、ラック前面R1に設けられた吸気口RH1から取り込んだ空気を、ラック背面R2に設けられた排気口RH2から排気することで、電算機ラックR内部のコンピュータ機器を空冷によって冷却するようになっている。
なお、給気空間S1は、電算機室MRにおける電算機ラックRのメンテナンス用の空間として利用可能であり、給気空間S1におけるラック前面R1側から、電算機ラックR内部のコンピュータ機器にアクセスできるようになっている。
また、排気空間S2における電算機ラックRのラック背面R2に対向して冷却パネルPを設けることで、排気ダクトD2や給気ダクトD1に冷気を通過させることができ、これらのダクトの温度上昇も抑制することができる。また、電算機室MRにおいて、冷気が供給される給気空間S1を電算機ラックRのメンテナンス用の空間として利用できることで、メンテナンス作業を快適に実施することができる。
この冷却パネルPでは、床スラブS等に設けられたコンセントから電力が熱電素子に供給されるようになっている。また、排気空間S2において、一対(2枚)の冷却パネルPは、互いに対向して設けられるとともに、これらの上部が遮蔽板P2で閉鎖されることで、一対の冷却パネルP間に排熱空間S3が形成されている。この排熱空間S3には、排気ダクトD3が接続されるとともに、図示しない給気ダクトを介して給気可能に構成されている。従って、冷却パネルPを介して排気空間S2の空気と排熱空間S3の空気とで熱交換することで、排気空間S2の空気を冷却するとともに、加熱された排熱空間S3中の空気が排気ダクトD3を介して外部に排気されるようになっている。
図6において、冷却パネルPは、移動手段としてのキャスターP3と、当該冷却パネルP内部のコイルに接続された冷媒管P4とを備え、床スラブS上を移動可能であるとともに、冷媒の供給源である床スラブSの冷媒管P1に対して接続手段である1タッチ式ジョイントJと冷媒管P5とを介して、接続および分離を切り替え可能に構成されている。なお、冷却パネルPが熱電素子を有して構成され、電力(エネルギー)が供給される場合には、接続手段としてコンセントおよび電線で構成されていればよい。
図7において、冷却パネルPは、接続ダクトPDによって電算機ラックRと接続され、この接続ダクトPDは、上面、下面および左右の側面を囲んで形成されているている。すなわち、所定幅あるいは所定台数の電算機ラックRごとに接続ダクトPDを介して冷却パネルPを一対一で対応させて接続することで、電算機ラックRの稼働状況に応じて冷却パネルPの運転を制御することができ、冷却効率を高めるとともに、冷却の必要がない電算機ラックRに対しては、冷却パネルPの運転を抑制したり停止させることで、省力化を図ることができる。
図8において、冷却パネルPは、電算機ラックRに収容される複数の電算機に対応し、各電算機ごとに設けられた排気口RH2の前方に位置する複数のファンPFを有して構成されている。これら複数のファンPFは、各々個別に風量制御可能に構成されており、個々の電算機の稼働状況に応じてファンPFの運転を制御することで、冷却効率をさらに高めるとともに省力化を一層促進させることができるようになっている。
次に、本発明の第2実施形態の空調システムについて、図9〜図15に基づいて説明する。
図9〜図12において、電算機室MRは、床スラブSの上方に位置する二重床Gを備えて構成され、この二重床G上に電算機ラックRが設置されている。そして、二重床Gの床下空間G1内部に給気ダクトD1、排気ダクトD2、送風ファンFおよび冷却パネルPが設置されている。そして、給気ダクトD1は、給気空間S1に開口して設けられ、排気ダクトD2は、排気空間S2に開口して設けられている。このような空調システムにおいて、給気ダクトD1、排気ダクトD2、送風ファンFおよび冷却パネルPは、所定幅あるいは所定台数の電算機ラックRごとにユニット化されており、所定の電算機ラックRに対応して、その床下空間G1に設置または取り外し(交換)できるようになっている。さらに、各ユニットごとの送風ファンFおよび冷却パネルPの少なくとも一方は、対応した電算機ラックR内部の温度や湿度、あるいは電算機ラックR周辺の温度や湿度に応じて、図示しない制御手段によって個別に駆動制御されるようになっている。なお、制御手段としては、各ユニットごとに設けられるコントローラーでもよいし、制御室等に設けられて各ユニットを集中的に制御する制御装置であってもよい。
図10の空調システムでは、排気ダクトD2に隣接して送風ファンFの吸入側が設けられるとともに、この送風ファンFの送出側に冷却パネルPが設けられ、冷却パネルPに隣接して給気ダクトD1が設けられている。従って、電算機ラックRから排気空間S2に排気された空気は、送風ファンFによって排気ダクトD2に引き込まれるとともに、送風ファンFを通過してから冷却パネルPで冷却され、給気ダクトD1から給気空間S1に供給され、このように冷却された空気が電算機ラックR内部に取り込まれることで、その内部の電算機が冷却される。
図12の空調システムでは、排気ダクトD2に隣接して床スラブS上に冷却パネルPが設けられ、この冷却パネルPの反対側に隣接して給気ダクトD1が設けられ、給気ダクトD1の給気空間S1側の開口部に送風ファンFが設けられている。従って、電算機ラックRから排気空間S2に排気された空気は、送風ファンFによって排気ダクトD2に引き込まれるとともに、冷却パネルPで冷却されてから給気ダクトD1を通過し、送風ファンFを通って給気空間S1に供給され、このように冷却された空気が電算機ラックR内部に取り込まれることで、その内部の電算機が冷却される。
図14の空調システムにおいて、給気ダクトD1は、給気空間S1下方の床下空間G1に設けられ、排気ダクトD2は、排気空間S2下方の床下空間G1に設けられ、これらの給気ダクトD1および排気ダクトD2が床下空間G1を介して連通されるようになっている。そして、給気ダクトD1における給気空間S1側の開口部に送風ファンFが設けられるとともに、この送風ファンFの下側に冷却パネルPが設けられ、排気ダクトD2における排気空間S2側の開口部に送風ファンFが設けられるとともに、この送風ファンFの下側に冷却パネルPが設けられている。従って、電算機ラックRから排気空間S2に排気された空気は、送風ファンFによって排気ダクトD2に引き込まれ、冷却パネルPを通過して冷却されてから床下空間G1に送られ、給気ダクトD1に取り込まれて冷却パネルPを通過して再度冷却されてから送風ファンFを介して給気空間S1に供給され、このように冷却された空気が電算機ラックR内部に取り込まれることで、その内部の電算機が冷却される。
図15の空調システムは、給気ダクトD1および排気ダクトD2の各々において送風ファンFの上側に冷却パネルPが設けられる点が図14の空調システムと相違するものの、その他の構成は各空調システムで共通である。
例えば、前記第1実施形態では、電算機ラックRの他方側であるラック背面R2に対向して冷却手段としての冷却パネルPを設置したが、冷却手段を電算機ラックRの一方側であるラック前面R1に対向して設置してもよい。この場合には、冷却手段で冷却した冷気を直ぐに電算機ラックRに供給することができる。また、前記実施形態では、電算機ラックRの内部に通気ファンRFが設けられ、この通気ファンRFによって電算機ラックRの吸気および排気が行われるようになっていたが、これに限らず、冷却手段に通気ファンなどの通気手段を設け、この通気手段によって電算機ラックへの給気や排気を実施するようにしてもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (13)
- 床、天井および壁で囲まれるとともに並設される複数列の電算機ラックを収容する電算機室の内部温度を調整する電算機室の空調システムであって、
前記複数列の電算機ラックのうち、所定列の電算機ラックの一方側に形成されて当該電算機ラックに給気する給気空間と、
前記所定列の電算機ラックの他方側に形成されて当該電算機ラックから排気される排気空間と、
前記給気空間の上部に位置する天井裏または下部に位置する床下に設けられて当該給気空間に空気を供給する給気ダクトと、
前記排気空間の上部に位置する天井裏または下部に位置する床下に設けられて当該排気空間の空気を回収する排気ダクトと、
前記排気ダクトで回収した空気を前記給気ダクトに送って前記排気空間から前記給気空間に空気を循環させる循環手段と、
前記給気空間における前記電算機ラックの一方側面に対向するかまたは前記排気空間における前記電算機ラックの他方側面に対向して設けられる冷却手段とを備えることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1に記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記複数列の電算機ラックは、隣り合う他の電算機ラックと互いの一方側の側面を対向させ、かつ互いの他方側の側面を対向させて並設されていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1または請求項2に記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記電算機ラックと前記天井とが所定距離を隔てて離隔され、当該離隔部分には、前記給気空間と前記排気空間とを遮蔽する遮蔽手段が設けられていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記冷却手段は、前記排気空間における前記電算機ラックの他方側面に対向して設けられ、前記給気空間は、当該電算機ラックのメンテナンス用の空間とされていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記給気ダクト、前記排気ダクトおよび前記循環手段は、前記天井裏に設けられていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記冷却手段は、前記床上を移動可能な移動手段と、当該冷却手段に冷媒またはエネルギーを供給する供給源との接続および分離を切り替え可能な接続手段とを有して構成されていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記電算機ラックと前記冷却手段とが接続ダクトで接続されていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記冷却手段は、前記電算機ラックに収容される複数の電算機に対応した複数のファンを有し、当該複数のファンが個別に風量制御可能に構成されていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 床、天井および壁で囲まれるとともに並設される複数列の電算機ラックを収容する電算機室の内部温度を調整する電算機室の空調システムであって、
前記複数列の電算機ラックのうち、所定列の電算機ラックの一方側に形成されて当該電算機ラックに給気する給気空間と、
前記所定列の電算機ラックの他方側に形成されて当該電算機ラックから排気される排気空間と、
前記給気空間の上部に位置する天井裏または下部に位置する床下に設けられて当該給気空間に空気を供給する給気ダクトと、
前記排気空間の上部に位置する天井裏または下部に位置する床下に設けられて当該排気空間の空気を回収する排気ダクトと、
前記排気ダクトで回収した空気を前記給気ダクトに送って前記排気空間から前記給気空間に空気を循環させる循環手段と、
前記循環手段の給気ダクト側および排気ダクト側の少なくとも一方に設けられて循環する空気を冷却する冷却手段とを備えることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記冷却手段は、熱電素子を有して構成されていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項10のいずれかに記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記電算機ラック内部の温度または湿度、あるいは前記電算機ラック周辺の温度または湿度に応じて前記冷却手段および循環手段の少なくとも一方を駆動制御する制御手段を備えていることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項11に記載の電算機室の空調システムにおいて、
前記冷却手段および循環手段は、前記電算機ラックに収容された所定数の電算機ごとに設けられるとともに、各々の冷却手段および循環手段が前記制御手段によって個別に駆動制御されることを特徴とする電算機室の空調システム。 - 請求項1から請求項12のいずれかに記載の空調システムによって内部温度が調整される電算機室を備えることを特徴とする建物。
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