JP2011026167A - 高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及び高強度ソイルセメントスラリーの調製方法 - Google Patents

高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及び高強度ソイルセメントスラリーの調製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】土壌に対するセメントミルクの注入率を下げ、廃棄することとなる建設汚泥の発生量を抑えた場合であっても、調製したソイルセメントスラリーに高流動性を付与することができ、同時に調製したソイルセメントスラリーから高強度の硬化体、具体的には材齢28日の一軸圧縮強度が10N/mm以上となるような高強度の硬化体を得ることができる高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及びかかる流動化剤を用いる高強度ソイルセメントスラリーの調製方法を提供する。
【解決手段】高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤として、下記のA成分、B成分及びC成分から成り、且つ該A成分を25〜97質量%、該B成分を2〜40質量%及び該C成分を1〜35質量%(合計100%)の割合で含有して成るものを用いた。
A成分:分子中に特定の2種類の構成単位を有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体。
B成分:イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体をアルカリ加水分解した質量平均分子量2000〜50000の水溶性ビニル共重合体
C成分:炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムの中から選ばれる一つ又は二つ以上
【選択図】なし

Description

本発明は高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及びこの流動化剤を用いる高強度ソイルセメントスラリーの調製方法に関する。ソイルセメントスラリーは土壌とセメントミルクとを混合して調製したもので、軟弱地盤改良工事、土留め壁工事、地下止水工事、基礎杭工事、埋め戻し工事等で、CRM工法、SMW工法、TRD工法等に使用されている。これらの工法のうちでCRM工法は、掘削により発生した土壌とセメントミルクとを地上設備で混合してソイルセメントスラリーを調製し、このソイルセメントスラリーを掘削孔に戻す工法であり、またSMW工法やTRD工法は、原位置地盤に直接セメントミルクを注入し、地中で混合してソイルセメントスラリーを調製する工法である。いずれの工法においても、土壌に対するセメントミルクの注入率を下げ、廃棄することとなる建設汚泥の発生量を抑えた場合であっても、調製したソイルセメントスラリーに充分な流動性を確保し、同時に調製したソイルセメントスラリーから得られる硬化体が充分な強度を発現することが要求される。例えば調製したソイルセメントスラリーから杭等の高強度の硬化体を得るような場合には、材齢28日の一軸圧縮強度で10N/mm以上の高強度を発現することが要求される。本発明はかかる要求に応える高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及びこの流動化剤を用いる高強度ソイルセメントスラリーの調製方法に関する。
従来、ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤やこれを用いるソイルセメントスラリーの調製方法として各種が知られている(例えば特許文献1〜5参照)。しかし、これら従来の流動化剤を用いる方法では、前記したような要求に応える高強度ソイルセメントスラリーを調製できないという問題がある。
特開平8−12403号公報 特開2000−169209号公報 特開2002−114550号公報 特開2006−131435号公報 特開2007−217255号公報 特開2008−37891号公報
本発明が解決しようとする課題は、土壌に対するセメントミルクの注入率を下げ、廃棄することとなる建設汚泥の発生量を抑えた場合であっても、調製したソイルセメントスラリーに高流動性を付与することができ、同時に調製したソイルセメントスラリーから高強度の硬化体、具体的には材齢28日の一軸圧縮強度が10N/mm以上となるような高強度の硬化体を得ることができる高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤及びかかる流動化剤を用いる高強度ソイルセメントスラリーの調製方法を提供する処にある。
しかして本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤としては、特定の3成分を特定の割合で含有する一液型のものを用いるのが正しく好適であることを見出した。
すなわち本発明は、下記のA成分、B成分及びC成分から成り、且つ該A成分を25〜97質量%、該B成分を2〜40質量%及び該C成分を1〜35質量%(合計100%)の割合で含有して成ることを特徴とする高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤に係る。また本発明は、土壌とセメントミルクとを混合して高強度ソイルセメントスラリーを調製するに際し、土壌1m当たり前記の本発明に係る流動化剤が5〜30kgの割合となるよう、セメントミルクに含有させて用いることを特徴とする高強度ソイルセメントスラリーの調製方法に係る。
A成分:分子中に下記の構成単位Lを40〜60モル%及び下記の構成単位Mを60〜40モル%(合計100モル%)の割合で有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体。
構成単位L:マレイン酸から形成された構成単位及びマレイン酸塩からから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
構成単位M:分子中に10〜80個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するα−アリル−ω−メチル−ポリオキシエチレンから形成された構成単位及び分子中に合計10〜80個のオキシエチレン単位のみ又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位の双方で構成されたポリオキシアルキレン基を有するα−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリオキシアルキレンから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
B成分:イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体をアルカリ加水分解した質量平均分子量2000〜50000の水溶性ビニル共重合体
C成分:炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムの中から選ばれる一つ又は二つ以上
先ず、本発明に係る高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤(以下単に本発明の流動化剤という)について説明する。本発明の流動化剤は、A成分とB成分とC成分とから成るものである。A成分は、分子中に構成単位Lを40〜60モル%、好ましくは45〜55モル%、また構成単位Mを60〜40モル%、好ましくは55〜45モル%(合計100モル%)の割合で有し、質量平均分子量が2000〜70000、好ましくは3000〜50000、より好ましくは4000〜35000の水溶性ビニル共重合体である。本発明において、質量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフ法(GPC法)で測定したプルラン換算の質量平均分子量を意味する。
構成単位Lとしては、1)マレイン酸から形成された構成単位、2)マレイン酸塩から形成された構成単位、及び3)マレイン酸から形成された構成単位とマレイン酸塩から形成された構成単位の双方が挙げられる。ここで、マレイン酸塩から形成された構成単位としては、マレイン酸のリチウム、ナトリウム又はカリウム等のアルカリ金属塩から形成された構成単位、マレイン酸のジエタノールアミン又はトリエタノールアミン等の有機アミン塩から形成された構成単位が挙げられるが、なかでもマレイン酸のアルカリ金属塩から形成された構成単位が好ましく、マレイン酸のナトリウム塩から形成された構成単位がより好ましい。
構成単位Mとしては、1)分子中に10〜80個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するα−アリル−ω−メチル−ポリオキシエチレンから形成された構成単位、2)分子中に10〜80個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するα−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリオキシエチレンから形成された構成単位、及び3)分子中に合計10〜80個のオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位とで構成されたポリオキシエチレンポリオキシプロピレン基を有するα−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンから形成された構成単位が挙げられる。3)の場合、ポリオキシエチレン基とポリオキシプロピレン基の結合様式はブロック状であってもランダム状であってもよい。
A成分自体は公知の方法で合成できる。例えば、特公昭58−38380号公報、特開2005−132955号公報及び特開2008−273766号公報に記載されている方法が適用できる。
B成分は、イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体をアルカリ加水分解した質量平均分子量2000〜50000、好ましくは5000〜35000の水溶性ビニル共重合体である。イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体をアルカリ加水分解するときのアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物が挙げられるが、かかるアルカリ金属水酸化物の水溶液を用いるのが好ましく、工業的見地から安価な水酸化ナトリウム水溶液がより好ましい。B成分としての水溶性ビニル共重合体は、イソブチレンと無水マレイン酸との共重合物のアルカリ加水分解による部分中和物であっても又は完全中和物であってもよい。
B成分自体は公知の方法で合成できる。例えば、特開2006−131435号公報に記載されている方法が適用できる。具体的には、溶媒としてのエチルベンゼン、無水マレイン酸、ラジカル連鎖移動剤及びラジカル開始剤をオートクレーブに仕込み、反応系を窒素置換した後、イソブチレンを圧入し、温度60〜120℃で圧力2〜5kg/cmの条件下に2〜10時間ラジカル重合させて共重合体を沈殿物として得た後、アルカリ水溶液で加水分解してアルカリ加水分解物の塩を得る。所望の質量平均分子量を有するイソブチレンと無水マレイン酸との共重合体を得るためには、ラジカル開始剤やラジカル連鎖移動剤の種類及び使用量、溶媒の種類及び使用量、重合温度、重合時間等を適宜選択する。例えば、ラジカル開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ系開始剤、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、クメンハイドロパーオキサイド等の非水系の開始剤等が挙げられる。また、イソブチレンと無水マレイン酸の共重合物の共重合比率は、イソブチレン/無水マレイン酸=45〜55/55〜45(モル比)となるものが好ましく、50/50(モル比)に近い比率となるものがより好ましい。
C成分は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムの中から選ばれる一つ又は二つ以上である。なかでも炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムが好ましく、安価で経済性が良い観点から、炭酸ナトリウムがより好ましい。
以上説明した本発明の流動化剤は、A成分とB成分とC成分とから成るものであり、A成分を25〜97質量%、B成分を2〜40質量%及びC成分を1〜35質量%(合計100%)の割合で含有するものである。本発明の流動化剤は、簡便に使用できるように一液型のものとして調製し、使用できることも特長であり、冬季の低温下(例えば10℃程度)でも分離や沈殿物が生じないこと等の必要性の観点から、A成分を40〜90質量%、B成分を4〜30質量%及びC成分を3〜30質量%(合計100%)の割合で含有するものが好ましい。
次に本発明に係る高強度ソイルセメントスラリーの調製方法(以下単に本発明の調製方法という)について説明する。本発明の調製方法は、土壌とセメントミルクとを混合して高強度ソイルセメントスラリーを調製する際に、前記した本発明の流動化剤を、該セメントミルクに含有させて用いる方法である。かかるセメントミルクに用いるセメントとしては、普通ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント等が挙げられるが、高炉セメントが好ましく、なかでも汎用の高炉B種セメントがより好ましい。セメントの使用量は、土壌とセメントミルクとを混合して高強度ソイルセメントスラリーとするときに、土壌1m当たり通常は200〜500kgとなるようにするが、好ましくは300〜450kgとなるようにする。
調製する高強度ソイルセメントスラリーの流動性は、土壌の種類(粘土質土壌、シルト質土壌、砂質土壌等)によって変動し、特に粒子径の細かい粘土を多く含む粘土質土壌は含水比が高く流動性が低下し易いため、相応の流動化剤が必要となる。また高強度ソイルセメントスラリーを調製するためには、土壌と混合するセメントミルクの水/セメント比をできるだけ小さくすることが重要であり、この場合も相応の流動化剤が必要となる。得られる硬化体の材齢28日の一軸圧縮強度が10N/mm以上となるような高強度ソイルセメントスラリーを調製するためには、土壌と混合するセメントミルクの水/セメント比を25〜80%とするのが好ましく、30〜65%にするのがより好ましい。また土壌も水を含んでおり、粘土質土壌等は含水比で30〜100%も含水しているので、かかる土壌の水を考慮して、調製する高強度ソイルセメントスラリーにおける水/セメント比が130〜250%となるようにするのが好ましい。
本発明の調製方法では、セメントと水とを混ぜてセメントミルクを調製する際に前記した本発明の流動化剤の所定量を添加して混合し、次にかかるセメントミルクと土壌とを混合して高強度ソイルセメントスラリーを調製する。このときの本発明の流動化剤の使用量は、土壌1m当たり2〜30kgの割合となるようにするが、5〜20kgの割合となるようにするのが好ましく、10〜15kgの割合となるようにするのがより好ましい。
本発明の調製方法では、合目的的に他の剤を併用することができる。かかる他の剤としては、消泡剤、凝結遅延剤、材料分離防止剤、防水剤等が挙げられる。セメントミルクを調製する際のセメントミルクの分離防止やセメントミルクと土壌とから調製したソイルセメントスラリーの水分逸散防止等の目的で、ベントナイトを用いる場合があるが、その使用量は土壌1m当たり1〜50kgとなるようにするのが好ましく、3〜30kgとなるようにするのがより好ましい。
本発明によると、土壌に対するセメントミルクの注入率を下げ、廃棄することとなる建設汚泥の発生量を抑えた場合であっても、調製したソイルセメントスラリーに高流動性を付与することができ、同時に調製したソイルセメントスラリーから高強度の硬化体、具体的には材齢28日の一軸圧縮強度が10N/mm以上となるような高強度の硬化体を得ることができる。
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に限定されるというものではない。なお、以下の実施例等において、別に記載しない限り、%は質量%を、また部は質量部を意味する。
試験区分1(A成分としての水溶性ビニル共重合体の合成)
・水溶性ビニル共重合体(a−1)の合成
無水マレイン酸98g及びα−アリル−ω−メチル−ポリ(n=33)オキシエチレン(nはオキシエチレン単位の数、以下同じ)512gを反応容器に仕込み、徐々に加温して攪拌しながら均一に溶解した後、反応容器内の雰囲気を窒素置換した。反応系の温度を温水中にて80℃に保ち、過酸化ベンゾイル3gを投入してラジカル重合反応を開始した。更に過酸化ベンゾイル3gを分割投入し、ラジカル重合反応を4時間継続して、共重合体を得た。得られた共重合体に水を加えて加水分解し、水溶性ビニル共重合体(a−1)の40%水溶液を得た。水溶性ビニル共重合体(a−1)を分析したところ、マレイン酸から形成された構成単位/α−アリル−ω−メチル−ポリ(n=33)オキシエチレンから形成された構成単位=50/50(モル比)の割合で有する質量平均分子量22000の水溶性ビニル共重合体であった。
・水溶性ビニル共重合体(a−2)、(a−3)及び(ar−1)〜(ar−3)の合成
水溶性ビニル共重合体(a−1)と同様にして、水溶性ビニル共重合体(a−2)、(a−3)及び(ar−1)〜(ar−3)を合成した。
・水溶性ビニル共重合体(a−4)の合成
α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=18)オキシエチレン850g(1.0モル)、マレイン酸116g(1.0モル)及び水1000gを反応容器に仕込み、撹拌しながら均一に溶解した後、雰囲気を窒素置換した。反応系の温度を温水浴にて80℃に保ち、過硫酸ナトリウムの20%水溶液15gを加えてラジカル重合反応を開始した。更に過硫酸ナトリウムの20%水溶液5gを加え、ラジカル重合反応を5時間継続して、共重合体を得た後、48%水酸化ナトリウム水溶液167g(2.0モル)を加えて中和し、また水を372g加えて水溶性ビニル共重合体(a−4)の40%水溶液を得た。水溶性ビニル共重合体(a−4)を分析したところ、マレイン酸ナトリウムから形成された構成単位/α−アリル−ω−メチル−ポリ(n=18)オキシエチレンから形成された構成単位=50/50(モル比)の割合で有する質量平均分子量18500の水溶性ビニル共重合体であった。
・水溶性ビニル共重合体(a−5)、(a−6)及び(ar−4)〜(ar−8)の合成
水溶性ビニル共重合体(a−4)と同様にして、水溶性ビニル共重合体(a−5)、(a−6)及び(ar−4)〜(ar−8)を合成した。
以上で合成した水溶性ビニル共重合体の内容を表1にまとめて示した。
Figure 2011026167
表1において、
構成単位L,構成単位M:各構成単位を形成することとなる単量体名で表示した
L−1:マレイン酸
L−2:マレイン酸ナトリウム
M−1:α−アリル−ω−メチル−ポリ(n=33)オキシエチレン
M−2:α−アリル−ω−メチル−ポリ(n=68)オキシエチレン
M−3:α−アリル−ω−メチル−ポリ(n=23)オキシエチレン
M−4:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=15)オキシエチレン
M−5:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=30)オキシエチレンポリ(m=4)オキシプロピレン(mはオキシプロピレン単位の数、以下同じ)
M−6:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=50)オキシエチレンポリ(m=5)オキシプロピレン
M−7:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=105)オキシエチレン
M−8:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=5)オキシエチレン
M−9:α−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=5)オキシエチレンポリ(m=2)オキシプロピレン
試験区分2(B成分としての水溶性ビニル共重合体の合成)
・水溶性ビニル共重合体(b−1)の合成
無水マレイン酸98g(1モル)、溶媒としてエチルベンゼン640g、分子量調節剤として3−メルカプトプロピオン酸0.5g及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル2gをオートクレーブに仕込み、撹拌しながら均一に溶解した後、雰囲気を窒素置換した。次にイソブチレン59g(1.05モル)を圧入し、反応系の温度を85℃まで加温して、85℃に保ちながらラジカル重合反応を6時間継続した。重合反応終了後、反応系の温度を室温まで冷却して、脱気し、撹拌を止めて沈殿した共重合体を取り出し、濾過して乾燥し、淡黄色粉末状の共重合体144gを得た。これを分析したところ、無水マレイン酸から形成された単位/イソブチレンから形成された単位=50/50(モル比)の割合で有するものであった。次いで、この共重合体100g、48%水酸化ナトリウム水溶液106g及び水道水145gを反応容器に入れ、撹拌しながら加温して均一溶解し、共重合体をアルカリ加水分解により完全中和した水溶性ビニル共重合体(b−1)の40質量%の水溶液を得た。水溶性ビニル共重合体(b−1)の質量平均分子量は19800であった。
・水溶性ビニル共重合体(b−2)、(b−3)及び(br−1)、(br−2)の合成
水溶性ビニル共重合体(b−1)と同様にして、水溶性ビニル共重合体(b−2)、(b−3)及び(br−1)、(br−2)を合成した。以上で合成した水溶性ビニル共重合体の内容を表2にまとめて示した。
Figure 2011026167
試験区分3(高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤の調製)
・実施例1{流動化剤(P−1)の調製}
A成分として試験区分1で合成した水溶性ビニル共重合体(a−1)の40%水溶液800部、B成分として試験区分2で合成した水溶性ビニル共重合体(b−1)の40%水溶液100部及びC成分として炭酸ナトリウムの40%水溶液100部を混合して、実施例1の流動化剤(P−1)の40%水溶液を調製した。
・実施例2〜15及び比較例1〜19{流動化剤(P−2)〜(P−15)及び(R−1)〜(R−19)の調製}
実施例1の流動化剤(P−1)の調製と同様にして、実施例2〜15及び比較例1〜19の流動化剤(P−2)〜(P−15)及び(R−1)〜(R−19)を調製した。
以上で調製した各例の流動化剤の内容を表3にまとめて示すと共に、各例の流動化剤の安定性を次のように評価し、結果を表3にまとめて示した。
安定性の評価
各例の流動化剤の水溶液を100mlのメスシリンダーに入れ、5℃の温度下で1か月間静置したときの溶液の安定性を下記の基準で評価した。
○:均一で沈殿物なし
×:沈殿物が認められた




























Figure 2011026167
表3において、
a−1〜a−6,ar−1〜ar−8:試験区分1で合成した水溶性ビニル共重合体
b−1〜b−3,br−1,br−2:試験区分2で合成した水溶性ビニル共重合体
c−1:炭酸ナトリウム
c−2:炭酸カリウム
c−3:炭酸水素ナトリウム
c−4:炭酸水素カリウム
試験区分4(高強度ソイルセメントスラリーの調製及び評価)
実施例16〜32及び比較例20〜40
・高強度ソイルセメントスラリーの調製
表3で調製した流動化剤を用いて、次のように高強度ソイルセメントスラリーを調製した。表5に記載した各配合No.のソイルセメントスラリーの組成となるよう、表4に記載した物性値の土壌(地盤を掘削して得た粘土質土壌/珪砂=3/1(質量比)の割合で混合したもの)と、セメントミルクとをホバートミキサーに投入し、混合してソイルセメントスラリーを調製した。セメントミルクは、表6に記載した使用量となるよう、試験区分3で調製した流動化剤を混合したものを用いた。またセメントの使用量は、調製した高強度ソイルセメントスラリーから得られる硬化体の材齢28日の一軸圧縮強度が10N/mm以上となるようにした。
Figure 2011026167
表4において、
含水比:土壌の乾燥物100質量部当たりの水の質量部
Figure 2011026167
表5において、
セメント:高炉B種セメント(密度=3.04g/cm、ブレーン値3850cm/g)
*1:セメントミルクの水/セメント比(質量%)
*2:土壌に含まれる水を加算した高強度ソイルセメントスラリーにおける水/セメント比(質量%)
注入率:土壌1m当たり注入したセメントミルクの容積比率(%)
・高強度ソイルセメントスラリーの物性評価
調製した各例の高強度ソイルセメントスラリーについて、練り混ぜ直後のフロー値、練り混ぜてから90分経過後のフロー値、フロー残存率及び得られた硬化体について一軸圧縮強度を次のように求め、結果を表6にまとめて示した。
・フロー値:調製した各例の高強度ソイルセメントスラリーについて、JIS−R5201に準拠し、練り混ぜ直後と90分静置後のフロー試験を行ない、15回落差後のフロー値(mm)を測定した。
・フロー残存率:(90分間静置後のフロー値/練り混ぜ直後のフロー値)×100で求めた。
・一軸圧縮強度試験:JIS−A1108に準拠し、直径50mm×高さ100mmの型枠を用いて成形した成形品について、材齢28日の圧縮強度(N/mm)を測定した。



Figure 2011026167
表6において、
P−1〜P−15,R−1〜R−19:表3に記載した流動化剤
使用量:土壌1m当たり使用した流動化剤の量(固形分としての量)
*3:流動化剤の使用量を加減しても目標の流動性が得られなかったので測定しなかった。
表6の結果からも明らかなように、各実施例の高強度ソイルセメントスラリーは、直後及び90分後においていずれもフロー値が200mm以上の良好な流動性を有し、同時に目標とする優れた一軸圧縮強度の硬化体が得られているが、各比較例の高強度ソイルセメントスラリーでは、流動性と強度の双方を同時に満足できるものが得られなかった。

Claims (5)

  1. 下記のA成分、B成分及びC成分から成り、且つ該A成分を25〜97質量%、該B成分を2〜40質量%及び該C成分を1〜35質量%(合計100%)の割合で含有して成ることを特徴とする高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤。
    A成分:分子中に下記の構成単位Lを40〜60モル%及び下記の構成単位Mを60〜40モル%(合計100モル%)の割合で有する質量平均分子量2000〜70000の水溶性ビニル共重合体。
    構成単位L:マレイン酸から形成された構成単位及びマレイン酸塩からから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
    構成単位M:分子中に10〜80個のオキシエチレン単位で構成されたポリオキシエチレン基を有するα−アリル−ω−メチル−ポリオキシエチレンから形成された構成単位及び分子中に合計10〜80個のオキシエチレン単位のみ又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位の双方で構成されたポリオキシアルキレン基を有するα−アリル−ω−ヒドロキシ−ポリオキシアルキレンから形成された構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上
    B成分:イソブチレンと無水マレイン酸との共重合体をアルカリ加水分解した質量平均分子量2000〜50000の水溶性ビニル共重合体
    C成分:炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムの中から選ばれる一つ又は二つ以上
  2. A成分を40〜90質量%、B成分を4〜30質量%及びC成分を3〜30質量%(合計100%)の割合で含有するものである請求項1記載の高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤。
  3. C成分が炭酸ナトリウムである請求項1又は2記載の高強度ソイルセメントスラリー調製用の流動化剤。
  4. 土壌とセメントミルクとを混合して高強度ソイルセメントスラリーを調製するに際し、土壌1m当たり請求項1〜3のいずれか一つの項記載の流動化剤が2〜30kgの割合となるよう、セメントミルクに含有させて用いることを特徴とする高強度ソイルセメントスラリーの調製方法。
  5. セメントミルクがセメントとして高炉B種セメントを用いたものである請求項4記載の高強度ソイルセメントスラリーの調製方法。
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