JP2018012620A - ソイルセメント用流動化剤組成物、セメント系懸濁液及びソイルセメント - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、カルボン酸又はその1価塩を主要構成単量体単位とする低分子量重合体及びアルカリ金属炭酸塩からなることを特徴とするソイルセメント用流動化剤が開示されている。
特許文献2には、(イ)エチレン性不飽和モノカルボン酸及びエチレン性不飽和ジカルボン酸から選ばれた少なくとも1種の重合体及び共重合体及びそれらの水溶性塩の少なくとも1種を含む重合体成分と、及び(ロ)水溶性重炭酸塩の少なくとも1種を含む重炭酸塩成分とを含む地盤改良セメント組成物用添加剤が開示されている。
特許文献3には、特定のリン酸エステル系重合体を含有するソイルセメント用添加剤が開示されている。そして、リン酸エステル系重合体と、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム又は炭酸ナトリウムとを併用した添加剤が記載されている。
また、特許文献4には、(メタ)アクリル酸アルカリ土類金属塩(A)単位と共重合モノマー(B)単位から構成される共重合体(X)を含有する組成物であって、(メタ)アクリル酸アルカリ土類金属塩(A)単位が20〜85モル%、共重合モノマー(B)単位が15〜80モル%であることを特徴とするソイルセメント分散剤が開示されている。そして、炭酸ナトリウムを更に含有してもよいと記載されている。
しかしながら、最近、都市部において、下記のア)〜エ)の事由等により、上記流動性保持時間の延長化を求める工事が増えつつある。
ア)近隣住民の環境対策(騒音・振動に対する配慮)として、昼食時間帯の施工中断及び夕方5時又は6時以降の施工中止
イ)交通渋滞及び現場周辺の交通規制による工事関係車両の搬入・搬出の遅延(遅延による施工中断)
ウ)上記ア)及びイ)の施工中断による1工程(削孔開始から応力材の建て込み完了まで)当たりの施工時間の遅延
エ)都市部の狭隘な土地の有効活用や公共インフラ整備等による大深度化
更に、1工程の施工時間の遅延が度々発生する場合には、ソイルセメントの流動性保持時間を考えると、複数の工程施工後に応力材をまとめて建て込むことができないことから、その後、応力材を建て込んだすぐ隣を削孔することになり、この場合、削孔時の撹拌翼・撹拌用高圧エアの影響により、先の施工で建て込んだ応力材が揺れ動き、結果的に建て込み精度が低下する。
本発明は、以下に示される。
[1](A)水溶性重合体、(B)炭酸アルカリ金属塩、及び、(C)重炭酸アルカリ金属塩を含有するソイルセメント用流動化剤組成物であって、上記炭酸アルカリ金属塩(B)、及び、上記重炭酸アルカリ金属塩(C)の含有量は、上記水溶性重合体(A)100質量部に対して、それぞれ、10〜1300質量部及び10〜1300質量部であり、上記炭酸アルカリ金属塩(B)、及び、上記重炭酸アルカリ金属塩(C)の合計含有量は、上記水溶性重合体(A)100質量部に対して、100〜1500質量部であることを特徴とするソイルセメント用流動化剤組成物。
[2]上記水溶性重合体(A)が、エチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位であって、COO結合を有する構造単位を含み、重量平均分子量が50000以下である上記[1]に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
[3]上記水溶性重合体(A)が、アクリル酸又はその塩に由来する構造単位を含む重合体である上記[1]又は[2]に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
[4]上記炭酸アルカリ金属塩(B)が炭酸ナトリウムであり、上記重炭酸アルカリ金属塩(C)が重炭酸ナトリウムである上記[1]乃至[3]のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
[5]地盤改良工法、地中連続壁工法、基礎杭工法又は埋め戻し工法で用いられる上記[1]乃至[3]のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
[6]上記[1]乃至[5]のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物と、セメントと、水とを含有することを特徴とするセメント系懸濁液。
[7]上記[6]に記載のセメント系懸濁液と、土とを含有することを特徴とするソイルセメント。
本明細書において、重合体の重量平均分子量(以下、「Mw」ともいう。)は、ゲル・パーミエーションクロマトグラフィー(以下、「GPC」ともいう。)により測定された標準ポリアクリル酸ナトリウム換算値である。「(メタ)アクリル」の記載は、アクリル及びメタクリルを意味する。また、「(共)重合体」の記載は、単独重合体及び共重合体を意味する。
本発明のソイルセメント用流動化剤組成物及びセメント系懸濁液によれば、ソイルセメントを調製した時点から、テーブルフロー値が150mm未満となるまでの時間(流動性保持時間)が2〜4時間程度であった、従来のソイルセメントよりも更に長い6時間以上の流動性保持時間を有するソイルセメント、即ち、セメント及び土の分散保持性に優れたソイルセメントを与えることができる。従って、上記工法における施工が長時間に渡っても、不具合を抑制することができる。
上記ビニル系(共)重合体に含まれる親水性基は、分子末端に位置していてよいし、側鎖に含まれていてもよい。
上記ビニル系(共)重合体は、上記親水性基の少なくとも1つを有するビニル系単量体に由来する構造単位(親水性基含有構造単位)を含むことが好ましい。この場合、親水性基含有構造単位の含有割合は、ビニル系(共)重合体を構成するすべての構造単位の合計を100質量%とした場合に、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上であり、更に好ましくは70質量%以上である。尚、上限値は100質量%である。
本発明においては、ソイルセメントの流動性、ソイルセメントが固化した場合の強度等に優れることから、高炉セメントが好ましく、高炉セメントB種が好ましい。
尚、固化後の強度が得られにくいとされるローム質土、腐植土等については、特殊土用として市販されているセメント系固化材を用いることができる。
一般に、セメント系懸濁液に含まれるソイルセメント用流動化剤の必須成分の固形分合計量は、土1m3あたり、好ましくは2〜40kgである。2kg未満の場合、必須成分の不足により効果が全く得られない。一方、40kg超の場合、所望の流動性保持時間が得られなかったり、ソイルセメントが速やかに固化せず、強度が著しく低下することも少なくない。
土が砂質土である場合、土1m3あたりの、ソイルセメント用流動化剤の必須成分の固形分合計量は、好ましくは4〜20kgである。
土が礫質土である場合、土1m3あたりの、ソイルセメント用流動化剤の必須成分の固形分合計量は、好ましくは2〜10kgである。
また、対象土が粘性土、砂質土、礫質土の3土質で構成される場合の必須成分の固形分合計量は、上記の各土質の好ましい固形分合計量と各土質の構成割合(容積比)とを加重平均して算出すればよい。例えば、各土質の混合割合が、粘性土:砂質土:礫質土=1:1:1である場合、土1m3あたり、4.7〜23.3kgとなる。
本発明のソイルセメントを調製した時点から、テーブルフロー値が150mm未満となるまでの時間(流動性保持時間)は、好ましくは6時間以上、より好ましくは8時間以上で任意にコントロールすることができる。
また、本発明のソイルセメントを調製した時点から、テーブルフロー値が200mm未満となるまでの時間(流動性保持時間)は、好ましくは5時間以上、より好ましくは7時間以上で任意にコントロールすることができる。
(1)水溶性重合体の水溶液
GPCによるMwが6000のポリアクリル酸ナトリウム(A1)の43.0%水溶液(W1)又はMwが19000のポリアクリル酸ナトリウム(A2)の42.1%水溶液(W2)を用いた。
[GPC測定条件]
装置 :HLC8020システム(東ソー社製)
カラム :G4000PWxl、G3000PWxl及びG2500PWxl(東ソー社製)を連結
溶離液 :0.1M−NaCl+リン酸バッファー(pH7)
流量 :0.8mL/分
カラム温度:40℃
検出器 :RI
標準物質 :ポリアクリル酸ナトリウム
炭酸ナトリウム粉末又は炭酸カリウム粉末を用いた。
(3)重炭酸アルカリ金属塩粉末
重炭酸ナトリウム(炭酸水素ナトリウム)粉末又は重炭酸カリウム(炭酸水素カリウム)粉末を用いた。
上記原料を用いて、ソイルセメント用流動化剤を製造し、得られたソイルセメント用流動化剤と、下記の沖積粘性土又は洪積粘性土とを用いて、セメント系懸濁液及びソイルセメントを製造した。
・沖積粘性土(P):東京都江東区新砂三丁目地先で採取した、湿潤密度が1.817g/cm3、含水比が36.5%の沖積粘性土
・沖積粘性土(Q):東京都中央区勝どき一丁目地先で採取した、湿潤密度が1.706g/cm3、含水比が47.1%の沖積粘性土
・洪積粘性土(R):茨城県つくば市柳橋地先で採取した、湿潤密度が1.700g/cm3、含水比が49.6%の洪積粘性土
・洪積粘性土(S):茨城県潮来市小泉南地先で採取した、湿潤密度が1.693g/cm3、含水比が49.9%の洪積粘性土
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末6.25kgと、重炭酸ナトリウム粉末1.25kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S11)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S11)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は291部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は58部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S11)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C11)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が6.25kg、重炭酸ナトリウムの含有量が1.25kgとなるように、セメント系懸濁液(C11)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L11)を得た。
また、ソイルセメント(L11)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末5.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末2.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S12)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S12)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は233部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は116部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S12)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C12)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が5.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が2.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C12)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L12)を得た。
得られたソイルセメント(L12)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L12)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末3.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末3.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S13)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S13)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は174部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は174部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S13)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C13)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が3.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が3.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C13)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L13)を得た。
得られたソイルセメント(L13)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L13)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末2.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末5.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S14)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S14)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は116部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は233部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S14)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C14)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が2.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が5.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C14)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L14)を得た。
得られたソイルセメント(L14)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L14)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末1.25kg部と、重炭酸ナトリウム粉末6.25kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S15)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S15)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は58部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は291部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S15)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C15)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が1.25kg、重炭酸ナトリウムの含有量が6.25kgとなるように、セメント系懸濁液(C15)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L15)を得た。
得られたソイルセメント(L15)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L15)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)9.0kgと、炭酸ナトリウム粉末6.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末6.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S16)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S16)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は174部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は174部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S16)22.5kg(固形分17.37kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C16)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.87kg、炭酸ナトリウムの含有量が6.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が6.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C16)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L16)を得た。
得られたソイルセメント(L16)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L16)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)9.0kgと、炭酸ナトリウム粉末6.75kgと、重炭酸カリウム粉末6.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S17)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S17)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は174部であり、重炭酸カリウムの含有量は174部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S17)22.5kg(固形分17.37kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C17)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.87kg、炭酸ナトリウムの含有量が6.75kg、重炭酸カリウムの含有量が6.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C17)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L17)を得た。
得られたソイルセメント(L17)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L17)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)9.0kgと、炭酸カリウム粉末6.75kgと、重炭酸カリウム粉末6.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S18)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S18)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸カリウムの含有量は174部であり、重炭酸カリウムの含有量は174部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S18)22.5kg(固形分17.37kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C18)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.87kg、炭酸カリウムの含有量が6.75kg、重炭酸カリウムの含有量が6.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C18)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L18)を得た。
得られたソイルセメント(L18)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L18)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)9.0kgと、炭酸カリウム粉末6.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末6.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S19)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S19)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸カリウムの含有量は174部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は174部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S19)22.5kg(固形分17.37kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C19)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.87kg、炭酸カリウムの含有量が6.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が6.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C19)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L19)を得た。
得られたソイルセメント(L19)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L19)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W2)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末3.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末3.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S20)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S20)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A2)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は178部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は178部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S20)12.5kg(固形分9.61kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C20)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A2)の含有量が2.11kg、炭酸ナトリウムの含有量が3.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が3.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C20)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L20)を得た。
得られたソイルセメント(L20)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L20)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S21)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S21)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表1参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S21)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水368kgとを混合し、セメント系懸濁液(C21)を得た。その後、上記沖積粘性土(P)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が9.65kgとなるように、セメント系懸濁液(C21)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L21)を得た。
得られたソイルセメント(L21)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L21)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表1に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末7.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S22)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S22)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は249部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は249部である(表2参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S22)22.00kg(固形分18.01kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C22)を得た。その後、上記沖積粘性土(Q)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸カリウムの含有量が7.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が7.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C22)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L22)を得た。
得られたソイルセメント(L22)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L22)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表2に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S23)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S23)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表2参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S23)17.50kg(固形分13.51kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C23)を得た。その後、上記沖積粘性土(Q)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸ナトリウムの含有量が10.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C23)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L23)を得た。
得られたソイルセメント(L23)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L23)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表2に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末15.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S24)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S24)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は498部である(表2参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S24)22.00kg(固形分18.01kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C24)を得た。その後、上記沖積粘性土(Q)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸ナトリウムの含有量が15.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C24)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L24)を得た。
得られたソイルセメント(L24)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L24)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表2に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S25)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S25)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、重炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表2参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S25)17.50kg(固形分13.51kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C25)を得た。その後、上記沖積粘性土(Q)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C25)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L25)を得た。
得られたソイルセメント(L25)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L25)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表2に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末15.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S26)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S26)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、重炭酸ナトリウムの含有量は498部である(表2参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S26)22.00kg(固形分18.01kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C26)を得た。その後、上記沖積粘性土(Q)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、重炭酸ナトリウムの含有量が15.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C26)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L26)を得た。
得られたソイルセメント(L26)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L26)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表2に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S27)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S27)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S27)28.00kg(固形分24.01kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C27)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸カリウムの含有量が10.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C27)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L27)を得た。
得られたソイルセメント(L27)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L27)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末5.25kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S28)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S28)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は174部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S28)22.75kg(固形分18.76kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C28)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸カリウムの含有量が10.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が5.25kgとなるように、セメント系懸濁液(C28)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L28)を得た。
得られたソイルセメント(L28)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L28)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S29)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S29)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は332部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は332部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S29)27.00kg(固形分23.01kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C29)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸カリウムの含有量が10.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C29)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L29)を得た。
得られたソイルセメント(L29)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L29)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)14.0kgと、炭酸ナトリウム粉末14.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末7.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S30)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S30)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は233部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は116部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S30)35.00kg(固形分27.02kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C30)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が6.02kg、炭酸カリウムの含有量が14.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が7.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C30)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L30)を得た。
得られたソイルセメント(L30)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L30)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)16.5kgと、炭酸ナトリウム粉末5.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末5.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S31)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S31)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は78部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は78部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S31)27.50kg(固形分18.10kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C31)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が7.10kg、炭酸カリウムの含有量が5.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が5.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C31)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L31)を得た。
得られたソイルセメント(L31)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L31)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)17.5kgと、炭酸ナトリウム粉末8.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末8.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S32)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S32)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は116部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は116部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S32)35.00kg(固形分25.03kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C32)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が7.53kg、炭酸カリウムの含有量が8.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が8.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C32)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L32)を得た。
得られたソイルセメント(L32)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L32)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)7.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S33)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S33)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表3参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S33)17.50kg(固形分13.51kg)と、高炉セメントB種170kgと、水442kgとを混合し、セメント系懸濁液(C33)を得た。その後、上記洪積粘性土(R)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が3.01kg、炭酸カリウムの含有量が10.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C33)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L33)を得た。
得られたソイルセメント(L33)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L33)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表3に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末3.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末3.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S34)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S34)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は174部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は174部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S34)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C34)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が3.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が3.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C34)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L34)を得た。
得られたソイルセメント(L34)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L34)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末7.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S35)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S35)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S35)20.0kg(固形分17.15kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C35)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が7.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が7.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C35)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L35)を得た。
得られたソイルセメント(L35)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L35)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S36)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S36)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は465部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は465部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S36)25.0kg(固形分22.15kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C36)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が10.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C36)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L36)を得た。
得られたソイルセメント(L36)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L36)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)4.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S37)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S37)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は581部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は581部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S37)24.0kg(固形分21.72kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C37)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が1.72kg、炭酸ナトリウムの含有量が10.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C37)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L37)を得た。
得られたソイルセメント(L37)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L37)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)15.0kgと、炭酸ナトリウム粉末3.75kgと、重炭酸ナトリウム粉末3.75kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S38)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S38)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は58部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は58部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S38)22.5kg(固形分13.95kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C38)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が6.45kg、炭酸ナトリウムの含有量が3.75kg、重炭酸ナトリウムの含有量が3.75kgとなるように、セメント系懸濁液(C38)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L38)を得た。
得られたソイルセメント(L38)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L38)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)3.5kgと、炭酸ナトリウム粉末10.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S39)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S39)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は664部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は664部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S39)23.5kg(固形分21.51kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C39)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が1.51kg、炭酸ナトリウムの含有量が10.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C39)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L39)を得た。
得られたソイルセメント(L39)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L39)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)4.0kgと、炭酸ナトリウム粉末12.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末12.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S40)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S40)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は581部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は581部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S40)29.0kg(固形分26.72kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C40)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が1.72kg、炭酸ナトリウムの含有量が12.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が12.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C40)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L40)を得た。
得られたソイルセメント(L40)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L40)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W2)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末7.5kgと、重炭酸ナトリウム粉末7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S41)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S41)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A2)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は356部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は356部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S41)20.0kg(固形分17.11kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C41)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A2)の含有量が2.11kg、炭酸ナトリウムの含有量が7.5kg、重炭酸ナトリウムの含有量が7.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C41)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L41)を得た。
得られたソイルセメント(L41)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L41)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S42)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S42)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S42)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C42)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が7.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C42)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L42)を得た。
得られたソイルセメント(L42)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L42)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)3.0kgと、炭酸ナトリウム粉末10.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末10.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S43)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S43)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は775部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は775部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S43)23.0kg(固形分21.29kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C43)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が1.29kg、炭酸ナトリウムの含有量が10.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が10.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C43)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L43)を得た。
得られたソイルセメント(L43)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L43)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末1.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末1.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S44)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S44)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は47部であり、重炭酸ナトリウムの含有量は47部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S44)7.0kg(固形分4.15kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C44)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が1.0kg、重炭酸ナトリウムの含有量が1.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C44)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L44)を得た。
得られたソイルセメント(L44)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L44)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、重炭酸ナトリウム粉末7.5kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S45)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S45)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、重炭酸ナトリウムの含有量は349部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S45)12.5kg(固形分9.65kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C45)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、重炭酸ナトリウムの含有量が7.5kgとなるように、セメント系懸濁液(C45)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L45)を得た。
得られたソイルセメント(L45)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L45)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(W1)5.0kgと、炭酸ナトリウム粉末20.0kgとを混合し、ソイルセメント用流動化剤(S46)を得た。このソイルセメント用流動化剤(S46)の構成は、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量を100部とした場合に、炭酸ナトリウムの含有量は930部である(表4参照)。
次いで、このソイルセメント用流動化剤(S46)25.0kg(固形分22.15kg)と、高炉セメントB種160kgと、水480kgとを混合し、セメント系懸濁液(C46)を得た。その後、上記洪積粘性土(S)1m3に、ポリアクリル酸ナトリウム(A1)の含有量が2.15kg、炭酸ナトリウムの含有量が20.0kgとなるように、セメント系懸濁液(C46)を添加し、これらを混合することにより、ソイルセメント(L46)を得た。
得られたソイルセメント(L46)について、実施例1と同様にして、テーブルフロー値を測定した。また、ソイルセメント(L46)を調製してから、テーブルフロー値が150mm未満又は200mm未満となるまでの時間を求めた。
以上の結果を表4に示す。
Claims (7)
- (A)水溶性重合体、
(B)炭酸アルカリ金属塩、
及び、
(C)重炭酸アルカリ金属塩
を含有するソイルセメント用流動化剤組成物であって、
前記炭酸アルカリ金属塩(B)、及び、前記重炭酸アルカリ金属塩(C)の含有量は、前記水溶性重合体(A)100質量部に対して、それぞれ、10〜1300質量部及び10〜1300質量部であり、
前記炭酸アルカリ金属塩(B)、及び、前記重炭酸アルカリ金属塩(C)の合計含有量は、前記水溶性重合体(A)100質量部に対して、100〜1500質量部であることを特徴とするソイルセメント用流動化剤組成物。 - 前記水溶性重合体(A)が、エチレン性不飽和結合を有する単量体に由来する構造単位であって、COO結合を有する構造単位を含み、重量平均分子量が50000以下である請求項1に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
- 前記水溶性重合体(A)が、アクリル酸又はその塩に由来する構造単位を含む重合体である請求項1又は2に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
- 前記炭酸アルカリ金属塩(B)が炭酸ナトリウムであり、前記重炭酸アルカリ金属塩(C)が重炭酸ナトリウムである請求項1乃至3のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
- 地盤改良工法、地中連続壁工法、基礎杭工法又は埋め戻し工法で用いられる請求項1乃至4のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のソイルセメント用流動化剤組成物と、セメントと、水とを含有することを特徴とするセメント系懸濁液。
- 請求項6に記載のセメント系懸濁液と、土とを含有することを特徴とするソイルセメント。
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