JP2010520120A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 三輪のスクータであって、
   前部及び後部を有し、かつ、長軸を定義する車体と、
   前部に旋回しないように取り付けられた一つの前輪と、
   後部に対して同軸上に取り付けられ、ニュートラル位置とヨーイング位置との間で長軸に対してヨーイング可能な一対の後輪と、
   後軸と、その後軸から外方に延伸された旋回シャフトとから構成されるトラニオンと
   を備え、前記旋回シャフトは後軸を車体に対して旋回可能に相互に連結し、
   前記後輪は、後軸の両端部に取り付けられ、
   前記旋回シャフトは、後軸がその旋回シャフトの周りを旋回して、前記長軸に対する後輪のヨーイングを生じるように配向され、
   前記スクータの操舵は、長軸に対する後輪の角度のあるヨーイングによってもたらされるスクータ。
2. 請求項１に記載のスクータにおいて、
   前記支持アセンブリは、その横揺れが後輪の角度のあるヨーイングをもたらすように構成されたスクータ。
3. 請求項１に記載のスクータにおいて、
   ハンドルアセンブリの横方向の運動が、後輪のヨーイングを容易にするように支持アセンブリに強固に連結されたハンドルアセンブリをさらに備えるスクータ。
4. 請求項１に記載のスクータにおいて、
   前記トラニオンは、前記長軸に対する後軸のヨーイング性能が少なくとも４５度の半角であるように構成されるスクータ。
5. 請求項１に記載のスクータにおいて、
   前記旋回シャフトは、前記長軸に対して傾いた旋回軸を定義するスクータ。
6. 請求項５に記載のスクータにおいて、
   前記旋回軸は、前記後部から前部の方向に沿って下方に配向されているスクータ。
7. 請求項１に記載のスクータにおいて、
   前記トラニオンに作動的に連結されて、前記後軸をニュートラル位置に向かって付勢するように構成されるバイアス部材を更に備えるスクータ。
8. 請求項５に記載のスクータにおいて、
   前記車体はハンドルアセンブリを備え、かつ、前記支持アセンブリを前記ハンドルアセンブリに対して相互に連結する関節ジョイントを備え、
   その関節ジョイントは、ハンドルアセンブリに対する支持アセンブリの横揺れを許容するように構成されるスクータ。
9. 三輪のスクータであって、
   前部及び後部を有し、かつ、長軸を定義する車体と、
   前部に旋回しないように取り付けられた一つの前輪と、
   後部に対して同軸上に取り付けられ、ニュートラル位置とヨーイング位置との間で長軸に対してヨーイング可能な一対の後輪と、
   前記後輪のそれぞれは、前記支持アセンブリに独立して旋回可能に取り付けられ、
   前記後輪のそれぞれは、角度のあるヨーイングが互いに一致するように機械的に連結されたスクータ。
10. 請求項９に記載のスクータにおいて、
    一対のスピンドルと連結機構とをさらに備え、
    前記スピンドルのそれぞれは、対応する後輪の一つを支持アセンブリに旋回可能に取り付けるために構成され、
    前記連結機構は、後輪に機械的に連結されるように構成されるスクータ。
11. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前記前輪の直径は、後輪の直径の６倍から１０倍であるスクータ。
12. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前記支持アセンブリは、起立する操縦者を支持するためのフットサポートを備えるスクータ。
13. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前記車体はさらに、車体から横方向外方に延伸され、かつ、着座する操縦者を支持するパーチを備えるスクータ。
14. 請求項１３に記載のスクータにおいて、
    前記パーチは、ハンドルアセンブリに対してほぼ平行に旋回されて折りたたみ可能に構成されるスクータ。
15. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前輪及び後輪のうちの少なくとも一つに駆動可能に連結され、スクータの推進のための回転運動を与えるモータをさらに備えるスクータ。
16. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前輪及び後輪のうちの少なくとも一つに作動的に連結され、車体に対して垂直な偏位を許容するように構成されるサスペンションシステムをさらに備えるスクータ。
17. 請求項１に記載のスクータにおいて、
    前記車体は、前記支持アセンブリの前方に配置されるとともにその支持アセンブリから上方に延伸され、かつ、操縦者による把持のための垂直なアーム部材を有するハンドルアセンブリを備えるスクータ。
18. 請求項１７に記載のスクータにおいて、
    前記ハンドル部材は、操縦者による把持のための垂直なアーム部材から外方に延伸した一対の対向する横方向のアーム部材をさらに備えるスクータ。
19. 起立した操縦者のための三輪のスクータであって、
    前部及び後部を有し、かつ、長軸を定義する車体と、
    起立した操縦者を支持するために前部に配置されたフットサポートと、
    前部に配置され、かつ、操縦者の手によって把持可能なハンドルアセンブリと、
    車体の前部に旋回しないように取り付けられた一つの前輪と、
    後部に対して同軸上に取り付けられ、ニュートラル位置とヨーイング位置との間で長軸に対してヨーイング可能な一対の後輪と
    を備え、前記スクータの操舵は、長軸に対する後輪の角度のあるヨーイングによってもたらされるスクータ。
20. 請求項１９に記載のスクータにおいて、
    フットサポートは前記長軸の周りに回動可能であり、後軸はスクータの操舵のために、固定された旋回軸の周りにヨーイング可能であり、固定された旋回軸は、後軸のヨーイングのため、及び、フットサポートが左に回動した時にスクータを左に操舵し、フットサポートが右に回動した時にスクータを右に操舵するために、中心軸に関して傾斜しているスクータ。
21. 請求項２０に記載のスクータにおいて、
    後軸、及び、その後軸に装着された旋回シャフトを備えたトラニオンをさらに有し、前記旋回シャフトは後軸をフットサポートに対して旋回可能に相互に連結し、旋回シャフトは固定された旋回軸に対して同軸上に配列され、
    後輪は後軸の両端部にそれぞれ取り付けられ、
    前記旋回シャフトは、後軸がその旋回シャフトの周りを旋回して、前記長軸に対する後輪のヨーイングを生じるように配向されているスクータ。
22. 請求項１９のスクータにおいて、
    前輪はフットサポートよりも高い位置に配置された前輪回転軸を備えるスクータ。
23. 請求項２２のスクータにおいて、
    前記前輪の直径は、後輪の直径の６倍から１０倍であるスクータ。
24. 請求項１９のスクータにおいて、
    前記後輪の接触パッチは前記前輪の接触パッチよりも大きいスクータ。
25. 請求項２０のスクータにおいて、
    前記固定された旋回軸は長軸の平面内に配置され、かつ、長軸に対して傾斜しているスクータ。
26. 請求項２５のスクータにおいて、
    前記固定された旋回軸は後部から前部に向かう方向に沿って下方に配向されているスクータ。
27. 請求項２０のスクータにおいて、
    前記ハンドルアセンブリはハンドルバーを備えるスクータ。