JP2006151032A - 立ち乗り式小型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】低速でも容易に走行することができ、構成が簡単でコンパクトな立ち乗り式小型車両を提供する。
【解決手段】乗員Mが起立状態で乗車する足載板2と、この足載板2の前端部に立設された把持杆5とを備える。足載板2を前輪3と左右一対の後輪4とによって自立可能に構成する。前記前輪3は、モータ43とバッテリ44とを有する駆動装置6が接続される。前記後輪4は、左右方向に延びる車軸部材31の両端部に回転自在に支持される。車軸部材31の中央部は、足載板2に対して前下がりに傾斜する揺動軸(ボス33)まわりに上下方向に揺動自在に支持されかつ足載板2と平行になるように弾性部材(圧縮コイルばね42)によって弾持されている。
【選択図】 図2
【解決手段】乗員Mが起立状態で乗車する足載板2と、この足載板2の前端部に立設された把持杆5とを備える。足載板2を前輪3と左右一対の後輪4とによって自立可能に構成する。前記前輪3は、モータ43とバッテリ44とを有する駆動装置6が接続される。前記後輪4は、左右方向に延びる車軸部材31の両端部に回転自在に支持される。車軸部材31の中央部は、足載板2に対して前下がりに傾斜する揺動軸(ボス33)まわりに上下方向に揺動自在に支持されかつ足載板2と平行になるように弾性部材(圧縮コイルばね42)によって弾持されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、乗員が起立した状態で乗車し走行する立ち乗り式小型車両に関するものである。
従来のこの種の立ち乗り式小型車両としては、例えば特許文献1に開示されたいわゆるキックボードと呼称されるものがある。この特許文献1に示されたキックボードは、前後方向に細長い板からなる踏板と、この踏板の前端部に操舵可能かつ回転自在に取付けられた1個の前輪と、踏板の後端部に回転自在に取付けられた1個の後輪と、踏板の前端部から上方に延びるハンドルバーなどによって構成されている。前記ハンドルバーは、前輪に一体に回動するように接続されている。
このキックボードは、乗員が一方の足を踏板に載せ、他方の足で地面を蹴り、体重移動により左右方向のバランスをとりながら走行する。また、このキックボードは、踏板に乗車した乗員がハンドルバーを操舵し前輪を左右方向に回動させることによって、走行する方向を左方または右方に変えることができる。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特開2003−312574号公報(図1)
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
しかしながら、上述したように構成された従来の立ち乗り式小型車両は、例えば歩く速さのような低い速度では走行させ難いという問題があった。これは、2輪のため、このような低速ではバランスをとり難いため、頻繁に足を地面に付けなければならないからである。また、従来の立ち乗り式車両は、進行方向を変えるための操舵ハンドルと操舵前輪が必要で、構成が複雑である。さらに、この従来の立ち乗り式車両は、ハンドル操作のためには、身体をハンドルバーからある程度離す必要があることから、踏板は前後方向に長く形成する必要があり、小型化が難しいものであった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、低速でも容易に走行することができ、構成が簡単でコンパクトな立ち乗り式小型車両を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る立ち乗り式小型車両は、乗員が起立した状態で乗車する車輪付き足載板と、この足載板の前端部に立設された把持杆とを備えた立ち乗り式小型車両において、前記足載板を乗員が両脚を揃えた状態で乗車可能に形成するとともに前輪と左右一対の後輪とによって支持し、前記前輪は、モータとバッテリとを有する駆動装置が接続され、前記後輪は、左右方向に延びる車軸部材の両端部に回転自在に支持され、前記車軸部材の中央部は、足載板に対して前下がりに傾斜する揺動軸まわりに上下方向に揺動自在に支持されかつ足載板と平行になるように弾性部材によって弾持されているものである。
請求項2に記載した発明に係る立ち乗り式小型車両は、請求項1に記載した立ち乗り式小型車両において、把持杆を足載板に対して車幅方向に延在する軸まわりに前後方向にのみ揺動自在に支持するものである。
請求項3に記載した発明に係る立ち乗り式小型車両は、請求項2に記載した立ち乗り式小型車両において、把持杆を足載板から上方に延びる左右一対の縦板と、これらの縦板の上端部に取付けられた把持部材とによって構成し、前記一対の縦板どうしの間に、前輪を取付けるとともに駆動装置を配設し、この駆動装置を巻掛け式伝動手段を介して前記前輪に接続したものである。
請求項4に記載した発明に係る立ち乗り式小型車両は、請求項3に記載した立ち乗り式小型車両において、把持部材に走行速度調整用操作部材を設けたものである。
本発明に係る立ち乗り式小型車両は、乗員が足載板に両脚を載せて乗車し、駆動装置により前輪が駆動されることによって走行する。また、この車両は、前輪と左右一対の後輪および弾性部材とによって自立し易いから、低速で走行する場合に乗員が足を地面に付ける必要性は少ない。また、この小型車両は、乗員が体重移動により足載板を左右方向に傾斜させることによって、この傾斜する方向に進行方向が変わるため、従来のような操舵ハンドルと操舵前輪は不要で、身体を支えるための把持杆で足り、この結果、足載板も前後に短いもので足りる。
したがって、本発明によれば、低速でも容易に走行することができるとともに構成簡単、コンパクトな立ち乗り式小型車両を提供することができる。
したがって、本発明によれば、低速でも容易に走行することができるとともに構成簡単、コンパクトな立ち乗り式小型車両を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、把持杆を前後方向に揺動させることにより身体のバランスをとり易いとともに、車幅方向には足載板と一体的なため、体重移動による足載板の傾斜がし易い。このため、より一層乗車が容易な立ち乗り式小型車両を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、駆動装置を把持杆の縦板によって支持しかつ側方から覆い隠すことができる。このため、この発明に係る立ち乗り式小型車両においては、車体の一部を構成する把持杆に、駆動装置を支持する機能と、駆動装置が車体の側方に露出することを防ぐカバーとしての機能とをもたせることができる。したがって、この発明によれば、上述した機能毎に機能部品を用いる構造を採る場合に較べて、部品数を低減することができ、コストダウンと軽量化とを図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、乗員が把持部材を把持した手で走行速度調整用部材を操作することができるから、より一層容易に走行することができる。
以下、本発明に係る立ち乗り式小型車両の一実施の形態を図1ないし図12によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る立ち乗り式小型車両の使用形態を示す側面図、図2は本発明に係る立ち乗り式小型車両を示す図で、同図(a)は右側面図、同図(b)は正面図である。この図2(b)は、前輪を支持する部品を省略した状態で描いてある。図3は前輪部分のみを示す正面図、図4は本発明に係る立ち乗り式小型車両の底面図で、同図においては前輪を支持する部品を一部省略した状態で描いてある。図5は前輪を支持する部品の分解斜視図、図6は前輪の車軸の斜視図である。
図1は本発明に係る立ち乗り式小型車両の使用形態を示す側面図、図2は本発明に係る立ち乗り式小型車両を示す図で、同図(a)は右側面図、同図(b)は正面図である。この図2(b)は、前輪を支持する部品を省略した状態で描いてある。図3は前輪部分のみを示す正面図、図4は本発明に係る立ち乗り式小型車両の底面図で、同図においては前輪を支持する部品を一部省略した状態で描いてある。図5は前輪を支持する部品の分解斜視図、図6は前輪の車軸の斜視図である。
図7は後輪部分を拡大して示す側面図で、同図は足載板から後輪支持用ブラケットを取外した状態で図面右側を前方にして描いてある。図8は後輪部分の後面図で、同図は後輪と車軸部材とを破断した状態で描いてある。図9は後輪支持用の部材を分解して示す断面図、図10は後輪の車軸部材と後輪支持用ブラケットを示す斜視図、図11は後輪の操舵時の動作を説明するための図で、同図(a)は直進状態を示し、同図(b)は操舵時の状態を示す。図12は右側へ操舵時の後輪の変位を示す平面図である。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による立ち乗り式小型車両を示す。この小型車両1は、図1および図2に示すように、乗員Mが起立した状態で乗車する足載板2と、この足載板2を支える1個の前輪3および左右一対の後輪4,4と、足載板2の前端部から上方に延びる把持杆5と、この把持杆5の下端部に設けられた前輪駆動用の駆動装置6などによって構成されている。
前記足載板2は、金属製の板材からなり、乗員が脚を左右方向に揃えた状態で乗車するために必要最小限の大きさに形成されている。また、この足載板2の前端部であって左右方向の中央部には、図4に示すように、前方に向けて開放する凹部7が形成されている。この凹部7の内部には、後述する前輪3と把持杆5とが挿入されている。
前記前輪3は、図5および図6中に符号11で示す車軸に回転自在に取付けられており、この車軸11を介して足載板2に取付けられている。前記車軸11は、円柱状に形成された軸本体12と、この軸本体12の両端部に設けられた六角ナット状の係合突部13と、この係合突部13から軸方向に沿って突出する支持用ボルト14とによって構成されている。なお、図5および図6においては、反対側の支持用ボルト14は図示していない。
前記軸本体12は、前輪3の軸心部を貫通し、前輪3を回転自在に支持している。前記係合突部13は、下方に延びるアジャストボルト15が設けられており、図5に示すように、把持杆5の下端部に形成された係合穴16に嵌合する大きさに形成されている。前記把持杆5は、前記軸本体12を両側から挟む一対の縦板17,17と、この縦板17の上端部に取付けられ上方に延びる把持部材18(図2参照)とから構成されている。
前記アジャストボルト15は、後述する駆動装置6の伝動用ベルト21(図3参照)の張力を調節するためのもので、図5に示すように、前記縦板17の下端部に形成された前記係合穴16を通り、縦板17の下端部に取付けられた板部材22を貫通しており、下端部にナット23が締め付けられている。このジャストボルト15とナット23とかなるアジャスト機構においては、ナット23を締め込むことによって、車軸11に対して縦板17が上方に移動することになり、この移動により前記伝動用ベルト21の張力を増大させることができる。
車軸11の前記支持用ボルト14は、図5に示すように、左右のスペーサ24と前輪支持用ブラケット25を貫通し、先端部にナット26が締め付けられている。この前輪支持用ボルト14は、前記スペーサ24と前輪支持用ブラケット25とに回動自在に支持されている。前記左右の前輪支持用ブラケット25は、図2(a)および図5に示すように、足載板2の左右前端部の下面に固定用ボルト27によって固定されている。
すなわち、前輪3は、車軸11によって足載板2に操舵不能となる状態で回転自在に支持されている。また、把持杆5は、車軸11によって足載板2に対して前後方向にのみ揺動自在に支持されている。この把持杆5は、図4に示すように、足載板2の前記凹部7内に上方から挿入されており、車軸11まわりに傾斜させると凹部7の側壁7aまたは後壁7bに当たることによって、図1および図2に示す起立した状態に保持される。把持杆5を前傾させた場合、後傾したときよりも大きな前傾角のところで把持杆5が凹部7の側壁7aまたは後壁7bに当たる。
前記左右一対の後輪4,4は、図8の後面図に示すように、左右方向に延びる車軸部材31の両端部にそれぞれ軸受32によって回転自在に支持されている。前記車軸部材31は、図9に示すように、左右方向の中央部に円柱状のボス33が設けられており、このボス33が貫通する後輪支持用ブラケット34に上下方向に揺動自在に支持されている。前記ボス33は、図9および図10に示すように、後輪支持用ブラケット34の前面に露出する前端部に抜け止め用のディスク35がボルト36によって取付けられている。
前記後輪支持用ブラケット34は、図9に示すように、前記ボス33が嵌合する嵌合孔37が形成されたブラケット本体38と、このブラケット本体38の上端部に一体に形成された取付板39とから構成されている。この取付板39は、図7に示すように、足載板2の下面との間にラバースペーサ40が介装された状態で前記下面に3本の取付用ボルト41によって取付けられている。
前記ラバースペーサ40は、足載板2の下面に接する上面に対して下面が前下がりに傾斜するように形成されている。このため、後輪支持用ブラケット34と車軸部材31は、図7に示すように傾斜した状態で足載板2に取付けられることになる。この結果、車軸部材31の前記ボス33は、軸線が前下がりに傾斜する。このボス33によって、本発明でいう前下がりに傾斜する揺動軸が構成されている。
前記取付板39の両側部と前記車軸部材31との間には、本発明でいう弾性部材としての一対の圧縮コイルばね42,42が弾装されている。すなわち、車軸部材31は、これらの圧縮コイルばね42によって、足載板2と平行になるように弾持されている。この圧縮コイルばね42は、図8に示すように、足載板2を乗員の体重移動によって左右方向に傾斜させるときに乗員の体重を受ける。
例えば、足載板2の車体右側の端部に乗員が体重を集中させることによって、車体右側に位置する圧縮コイルばね42は、図11(a)に示す通常状態から同図(b)に示す圧縮状態になる。このとき、車軸部材31は、図12に示す平面視において、足載板2に対して左方(反時計方向)に僅かに向きを変えることになる。図12においては、直進時の車軸部材31の軸線(後輪4の軸線)を一点鎖線C1によって示し、上記傾斜状態での軸線を一点鎖線C2で示す。このように車軸部材31が左方に向きを変える理由は、車軸部材31のボス33の軸線が上述したように前下がりに傾斜しているからである。
もし、足載板2を車体左側に傾斜させれば、図12において、軸線C1は足載板2に対して右方に向きを変える。この立ち乗り式小型車両1においては、このように足載板2を傾斜させる方向と逆方向に車軸部材31の向きが変わることによって足載板2の後端がその方向の振られ、この結果、足載板2の傾斜方向と同方向に操舵することができる。
前記駆動装置6は、図3に示すように、前輪3のハブ3aの車体左側の端部に巻掛けられた前記伝動用ベルト21によって前輪3を駆動するためのモータ43と、給電用バッテリ44と、モータ43の動作を制御する制御装置45とから構成されている。この実施の形態による駆動装置6は、前記把持杆5の一対の縦板17,17どうしの間に収容されている。また、この実施の形態においては、前記伝動用ベルト21によって、本発明でいう巻掛け式伝動手段が構成されている。
前記モータ43は、軸線方向が左右方向を指向する状態で把持杆5の縦板17に図示していないブラケットによって固定されている。
前記バッテリ44は、前記モータ43の上方に位置付けられ、図示していないブラケットによって縦板17に着脱可能に取付けられている。このバッテリ44は、把持杆5から取外した状態で充電できるように構成されている。
前記バッテリ44は、前記モータ43の上方に位置付けられ、図示していないブラケットによって縦板17に着脱可能に取付けられている。このバッテリ44は、把持杆5から取外した状態で充電できるように構成されている。
前記制御装置45は、把持杆5の把持部材18に設けられたアクセルレバー46{図1および図2(a)参照}の操作量に対応するようにモータ43の回転速度を増減させる回路が採られている。詳述すると、この制御装置45は、乗員Mがアクセルレバー46を引く量が多くなるにしたがってモータ43の回転速度を増大させ、乗員がアクセルレバー46を離したときにはモータ43への給電を停止させ、蛇行中の前輪側からモータ43の逆駆動により回生制動がかかるように構成されている。この実施の形態においては、前記アクセルレバー46によって本発明でいう走行速度調整用部材が構成されている。
このように構成された立ち乗り式小型車両1は、図1に示すように、乗員Mが足載板2に両脚を揃えた状態で乗車し、把持杆5の把持部材18に設けられたアクセルレバー46を操作することによって走行する。また、この小型車両1は、前輪3と左右一対の後輪4および一対の圧縮コイルばね42とによって自立し易いから、停止状態を含めて低速で走行する場合に乗員Mが両脚を載せて乗車する状態を容易に維持することができる。
このため、この実施の形態による小型車両1は、従来のキックボードのように低速走行時に乗員が片足で地面を蹴ったり片足を地面に付けて体重を支える必要はない。また、この実施の形態による小型車両1は、乗員Mの体重移動により足載板2を傾斜させた方向に旋回し走行するため、従来のような操舵ハンドルと操舵前輪に代えて身体を支える把持杆と固定前輪で足り、足載板にしても前後方向に短いものに形成することができる。
このため、この実施の形態による小型車両1は、従来のキックボードのように低速走行時に乗員が片足で地面を蹴ったり片足を地面に付けて体重を支える必要はない。また、この実施の形態による小型車両1は、乗員Mの体重移動により足載板2を傾斜させた方向に旋回し走行するため、従来のような操舵ハンドルと操舵前輪に代えて身体を支える把持杆と固定前輪で足り、足載板にしても前後方向に短いものに形成することができる。
したがって、この実施の形態による小型車両1は、従来のいわゆるキックボードに較べて容易に走行させることができるとともに、構成が簡単で、保管スペースも小さくてすむ。また、この実施の形態による立ち乗り式小型車両1は、乗員Mが把持部材18を把持した手の指によってアクセルレバー46を操作することができるから、より一層容易に走行させることができる。
この実施の形態による立ち乗り式小型車両1は、把持杆5を足載板2に対して前輪3の車軸11まわりに前後に傾動させることにより、身体のバランスをとり易いとともに、車幅方向には足載板2と一体的なため、体重移動による足載板2の傾斜が容易である。
この実施の形態による立ち乗り式小型車両1は、把持杆5の一対の縦板17,17どうしの間に駆動装置6が配設されているから、駆動装置6を縦板17によって支持しかつ側方から覆い隠すことができる。このため、この立ち乗り式小型車両1においては、車体の一部を構成する把持杆5(縦板17)に、駆動装置6を支持する機能と、駆動装置6が車体の側方に露出することを防ぐカバーとしての機能とをもたせることができる。
この実施の形態による立ち乗り式小型車両1においては、把持杆5が前輪3の車軸11によって足載板2に回動自在に支持されているから、把持杆5を把持して持ち上げることによって、足載板2が下方へ延びる状態で把持杆5の下に吊り下げられる。このため、この小型車両1は、上述したように持ち運ぶときに占有スペースが走行状態に較べて狭くなり、容易に持ち運ぶことができる。
なお、この実施の形態による立ち乗り式小型車両1において、把持杆5は前輪3の車軸11まわりに枢支されているが、車軸11とは平行な他の軸に枢支させてもよい。
1…立ち乗り式小型車両、2…足載板、3…前輪、4…後輪、5…把持杆、6…駆動装置、11…前輪用車軸、17…縦板、18…把持部材、25…前輪支持用ブラケット、31…車軸部材、34…後輪支持用ブラケット、43…モータ、42…圧縮コイルばね、44…バッテリ、46…アクセルレバー。
Claims (4)
- 乗員が起立した状態で乗車する車輪付き足載板と、この足載板の前端部に立設された把持杆とを備えた立ち乗り式小型車両において、前記足載板を乗員が両脚を揃えた状態で乗車可能に形成するとともに前輪と左右一対の後輪とによって支持し、前記前輪は、モータとバッテリとを有する駆動装置が接続され、前記後輪は、左右方向に延びる車軸部材の両端部に回転自在に支持され、前記車軸部材の中央部は、足載板に対して前下がりに傾斜する揺動軸まわりに上下方向に揺動自在に支持されかつ足載板と平行になるように弾性部材によって弾持されていることを特徴とする立ち乗り式小型車両。
- 請求項1記載の立ち乗り式小型車両において、把持杆を足載板に対して車幅方向に延在する軸まわりに前後方向にのみ揺動自在に支持することを特徴とする立ち乗り式小型車両。
- 請求項2記載の立ち乗り式小型車両において、把持杆を足載板から上方に延びる左右一対の縦板と、これらの縦板の上端部に取付けられた把持部材とによって構成し、前記一対の縦板どうしの間に、前輪を取付けるとともに駆動装置を配設し、この駆動装置を巻掛け式伝動手段を介して前記前輪に接続したことを特徴とする立ち乗り式小型車両。
- 請求項3記載の立ち乗り式小型車両において、把持部材に走行速度調整用操作部材を設けた立ち乗り式小型車両。
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