JP2006068087A - 走行用補助車 - Google Patents

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JP2006068087A JP2004252152A JP2004252152A JP2006068087A JP 2006068087 A JP2006068087 A JP 2006068087A JP 2004252152 A JP2004252152 A JP 2004252152A JP 2004252152 A JP2004252152 A JP 2004252152A JP 2006068087 A JP2006068087 A JP 2006068087A
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Abstract

【課題】怪我や疾患により片足が不自由な者や、体調不良な者が容易かつ迅速に道路や病院等の大きな建物内を走行することにより移動することができ、さらに階段や大きな段差があっても容易に折り畳んで持ち運ぶことができ、長距離を移動する場合には、座って休むことができる走行用補助車を提供する。
【解決手段】足載置部11と、上記足載置部11に装着された車輪16と、上記足載置部11に装着され車輪12が回動可能に軸支され、上記車輪12の方向を変更しうるステアリング部13とを有する走行用補助車10であって、上記ステアリング部13は、上記足載置部11に近接した状態で折り畳むことができると共に、非走行時には利用者が着座することができる座部14を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行用補助車に係り、特に、持ち運びが容易で折畳み可能な座部を有し、折畳み時には杖として使用することが可能な走行用補助車に関する。
従来、怪我等により歩行が困難な者が松葉杖代わりに使用することができる簡易な歩行用補助車が存在する(特許文献1)。上記歩行用補助車は、片足を載置可能な足載置台と、支柱状のハンドルと、座席シートと、駆動機構とが備えられる。
また、怪我等により歩行が困難な者が松葉杖代わりに使用することが可能で、未使用時には折畳み可能な車輪付杖が存在する(特許文献2、特許文献3)。
また、小型に折り畳むことが可能な車輪付折畳み椅子が存在する(特許文献4)
特開平11−244345号 実登2552005号 特開平11−332928号 特開2000−316662号
ここで、特許文献1にかかる上記歩行用補助車は、両足を載せて歩行操作を行う駆動機構付歩行用補助車を代用するものであることから、構造が複雑となるとともに、持ち運びを前提とするものではないため、重量が重く、階段昇降や車内の持込等において持ち運ぶことが困難である。
また、上記ハンドル部は折畳み可能に構成されていないため、電車や室内等の比較的混雑した場所に持ち込む場合においても、上記走行用補助車の使用スペースが必要となり、混雑した車内等においての使用は難しい。
また、特許文献2,特許文献3にかかる技術は、折畳み可能に構成された車輪付杖であるが、上記車輪付杖には足載置部が設けられていない。従って、一方の足が不自由な使用者が不自由な足を乗せて移動した場合足に負担がかかることから、足が不自由な者が長時間使用するに際しては、疲労が蓄積されてしまう。
また、特許文献4にかかる技術は、部品点数の少ない車両付の折畳み可能な椅子に関するものであるが、上記折畳み椅子を組立て使用に使用する場合は、長さ方向のみならず、幅方向にも使用スペースを必要とし、病院や混雑した室内など比較的狭い通路を移動するに際し、他の者の障害となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、怪我や疾患により片足が不自由な者や、体調不良な者が容易かつ迅速に道路や病院等の大きな建物内を走行することにより移動することができ、さらに階段や大きな段差があっても容易に折り畳んで持ち運ぶことができ、長距離を移動する場合には、座って休むことができる走行用補助車の提供を図ることにある。
このような技術的課題解決のため、請求項1の記載の発明は、足載置部11と、上記足載置部11に装着された車輪16と、上記足載置部11に装着され車輪12が回動可能に軸支され、上記車輪12の方向を変更しうるステアリング部13とを有する走行用補助車10であって、上記ステアリング部13は、上記足載置部11に近接した状態で折り畳むことができると共に、非走行時には利用者が着座することができる座部14を備えていることを特徴とする。
したがって、請求項1記載の発明にあっては、利用者は上記足載置部11に一方の足を乗せ、他方の足で走行面37を押し出すことにより走行することができる。
また、利用者は上記ステアリング部13を通じて上記車輪12を回動することができ、非走行時においては上記ステアリング部13を折り畳むことにより、利用者は座部14に着座することができる。
請求項2記載の発明は、上記足載置部11は細長板状に形成され、後端部15には一対の後輪44,44が装着されると共に、前端部17にはステアリング部13が装着され、上記ステアリング部13は、下端部19に前輪20が回動可能に軸支されるステアリング軸部18と、このステアリング軸部18の上端部21に固定されたバーハンドル部22とを有し、上記ステアリング部13は、走行時には上記足載置部11上に立設されると共に非走行時には上記足載置部11の長さ方向に沿うように折りたたむことができるように配設されている。
したがって、請求項2記載の発明にあっては、利用者は上記バーハンドル部22を回動操作することにより、上記ステアリング軸部18を介して、上記走行用補助車10の走行する方向に前輪20を回動させることができ、非走行時には上記ステアリング部13を上記足載置部11の長さ方向に沿って折り畳むことができる。
請求項3記載の発明は、上記ステアリング軸部18は、下端部19において上記足載置部11に回動可能に固定されると共に、上記座部14は中間部38に設けられていることを特徴とする。
したがって、請求項3記載の発明にあっては、利用者は、上記ステアリング軸部18の中間部38の位置において、着座することができる。
請求項4記載の発明にあっては、上記座部14は、上記ステアリング軸部18に対して一端部23がスライド可能に固定された座部本体24と、この座部本体24をステアリング軸部18に対して固定すると共に、上記ステアリング軸部18の中間折り畳み位置においては下端部25が接地することにより利用者が着座しうる座部14を形成することができる脚部27とを有することを特徴とする。
したがって、請求項4記載の発明にあっては、上記座部14は、上記座部14の一端部23を上記ステアリング軸部18上をスライドさせることにより、上記座部本体24を上記ステアリング軸部18に対して固定させ、上記脚部27の下端部25を接地させるにより、利用者が着座しうる座部14を形成することができる。
請求項5記載の発明は、上記座部本体24は、略長方形状に形成され、上端部28はステアリング軸部18に対してスライド可能に固定される一方、上記脚部27は中間部39において上記ステアリング軸部18に対してステアリング軸部18軸方向に回動可能に軸支され、上記脚部27の上端部40は上記座部14に対して回動可能に軸支されていることを特徴とする。
従って、請求項5記載の発明にあっては、上記座部本体24の上端部28は、上記ステアリング軸部18にスライド可能に形成され、上記座部本体24は、上記脚部27を回動させることにより、利用者が着座しうる座部14を形成することができる。
請求項6記載の発明にあっては、上記バーハンドル部22は、上記ステアリング軸部18上端において略直交するように固定されたハンドル部41と、このハンドル部41の両端部42,42から後方へ延設されるグリップ部32とを備えていることを特徴とする。
したがって、請求項6記載の発明にあっては、上記バーハンドル部22はコ字状に形成され、利用者が上記コ字状に形成されたバーハンドル部22を回動操作することにより、上記ステアリング軸部18を介して前輪20を回動させることができる。
請求項7記載の発明にあっては、上記グリップ部32は、上記ステアリング部13を上記足載置部11に近接させて折り畳んだ場合には、先端部33,33が接地して後輪16,16と共に利用者の体重を支持できるように構成され、利用者は上記座部14上に着座しうるように形成されていることを特徴とする。
したがって請求項7記載の発明にあっては、上記ステアリング部13が折り畳まれることにより、上記グリップ部32,32の先端部33,33と、上記後輪16,16により利用者の体重を支持しうる座部14を形成することができる。
請求項8記載の発明にあっては、上記ハンドル部41,41は、上記ステアリング軸部18との接合部43の近傍においてステアリング軸部18軸方向に沿って、ステアリング軸部18上方へ折り畳むことができるように構成されていることを特徴とする。
したがって、請求項8記載の発明にあっては、上記ハンドル部41,41を上方に折り畳むことができる。
請求項9記載の発明にあっては、上記後輪16にはブレーキ機構34が装備されていることを特徴とする。
従って、請求項9記載の発明にあっては、利用者は上記ブレーキ機構34により上記走行補助車10を減速させ、又は停止させることができる。
請求項10記載の発明にあっては、上記ステアリング部13は、軸方向に対し高さが調整可能に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項10記載の発明にあっては、利用者の身長差によらず、上記ステアリング部13の高さを調整することができる。
請求項11記載の発明にあっては、上記足載置部11の前端部17には、上記ステアリング軸部18の下端部19両側に配置されると共に、折畳み時には、前輪20が内方へ収納されるプレート部35,35が備えられたことを特徴とする。
従って、請求項11記載の発明にあっては、上記ステアリング軸部18の折畳み時には、上記前輪20は上記プレート部35,35内方に収納される。
請求項12記載の発明にあっては、上記前輪20には、車輪固定機構36が備えられていることを特徴とする。
従って、請求項12記載の発明にあっては、上記車輪固定機構36により上記前輪20を固定することができ、上記前輪20を接地面に接地させた場合であっても、上記前輪20の回転を防止することができる。
本発明は、上記のように構成されているので、以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、利用者は上記足載置部11に一方の足を乗せ、他方の足で接地面37を蹴りだすことにより走行することができ、不自由となった足に対し負担をかけずに長時間移動することが可能であるとともに、非走行時においては上記ステアリング部13を折り畳むことにより、利用者は座部14に着座することができる。
請求項2記載の発明によれば、上記バーハンドル部22を回動操作することにより、上記ステアリング軸部18を介して、前輪20を回動させることができ、利用者は上記走行用補助車10を希望する方向に走行させることが可能となる。また、非走行時には上記ステアリング部13を上記足載置部11の長さ方向に沿って折り畳むことができることから、上記走行補助車10をコンパクトに収納することができ、混雑した車内や、階段昇降時等においても他の物や者と干渉せず便宜である。
請求項3記載の発明によれば、上記ステアリング軸部18の中間部38の位置において、上記座部14を回動させることにより上記座部14を形成させることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、上記座部14は、上記座部14の一端部23を上記ステアリング軸部18上をスライドさせることにより形成されるため、上記座部14を上記ステアリング軸部18に対し近接した状態で折り畳むことができる。
従って、利用者は腰を地面まで下ろすことなく、腰部に負担をかけない姿勢において座部14に対し着座することが可能となる。また、上記走行補助車10を収納する場合や、持ち運びする場合においても上記座部14が他の物品や他の人間に対しぶつかることなく搬送することができる。
また、上記座部14は、ステアリング軸部18と、上記脚部27とにより固定されるため、上記座部14は安定して載置面に対し載置され、足や身体が不自由な者が上記座部14に着座する場合であっても、安心して利用することができる。
請求項5記載の発明によれば、上記座部本体24は、略長方形状に形成されていることから、上記走行用補助車10を折り畳んだ場合であっても、上記足載置部11と同様の形状を有していることから、収納時や持ち運び時においてもコンパクトに折り畳むことが可能となり便利である。
また、上記脚部27は、上記座部本体24に回動可能に軸支されていることから、上記走行用補助車10を折り畳んだ場合であっても、上記脚部27が上記走行用補助車10から突出することなく、収納や持ち運び時において便利である。
請求項6記載の発明によれば、上記バーハンドル部22は全体コ字状に形成されていることから、利用者は身体に負担をかけない自然な姿勢で両手で上記グリップ部32を把持することが可能となり、足や身体が不自由な者でも安定した姿勢で上記走行用補助車10で走行することができ、疲労軽減を図ることが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、上記座部14は、上記ステアリング部13を上記足載置部11に近接させて折り畳んだ状態で形成されるため、上記座部14を比較的低い位置で形成させることができ、地面に近い高さ位置において上記座部14への着座が容易となる。
また、上記座部14は、上記グリップ部32,32の先端部33,33と、上記後輪16,16とにより支持されるため、比較的安定して座部14を形成することができ、足や身体が不自由な者でも安心して上記座部14に着座することが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、上記ハンドル部41,41を上方に折り畳むことができ、上記ハンドル部41,41が上記足載置部11の巾寸法よりも小さくなるため、全体として上記走行用補助車の巾寸法を小さくすることができ、上記走行用補助車の小型化を可能とし、持ち運び容易でかつ場所をとらずに収納することができる。
また、利用者は上方に折り畳まれることにより、略L字型となった上記ハンドル部41,41の上記グリップ部32,32を把持することにより、階段の昇降時などにおいて、上記走行用補助車10を身体を支持しうる杖として利用することが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、後輪16に設けられた上記ブレーキ機構34により利用者は上記走行補助車10を適宜必要に応じて減速させ、又は停止させることができる。
請求項10記載の発明によれば、上記ステアリング部13の高さ調整が可能であることから、利用者の身長差によらず、上記グリップ部32,32の高さを調整することができ、利用者は足や身体に負担をかけないで上記走行用補助車10による走行を行うことができる。
請求項11記載の発明によれば、上記前輪20は折畳み時には上記プレート部35,35内方へ収納されることから、上記走行用補助車10を杖として利用する場合に上記プレート部35,35を接地面37に対する杖の先端部として利用することができ、上記前輪20にかかる負担を軽減することができ、上記走行用補助車10の損傷を防止することが可能となる。また上記プレート部35,35を杖の先端部として利用することにより、杖先端の滑りを防止し、安心して杖としての利用をすることが可能となる。
請求項12記載の発明によれば、上記車輪固定機構36により上記前輪20を固定させることにより、上記走行用補助車10を杖として利用する場合に上記前輪20を歩行面において突く杖の先端部として利用することができ、上記杖として利用した場合の杖先端部の滑りを防止でき、安心して利用することが可能となる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本発明にかかる走行用補助車10を詳細に説明する。
本実施の形態に係る走行用補助車10は、図1に示すように、 足載置部11と、上記足載置部11に装着された車輪16と、上記足載置部11に装着され車輪12が回動可能に軸支され、上記車輪12の方向を変更しうるステアリング部13とを有する走行用補助車10であって、上記ステアリング部13は、上記足載置部11に近接した状態で折り畳むことができると共に、非走行時には利用者が着座することができる座部14を備えている。
また、上記足載置部11は細長板状に形成され、後端部15には一対の後輪44,44が装着されると共に、前端部17にはステアリング部13が装着され、上記ステアリング部13は、下端部19に前輪20が回動可能に軸支されるステアリング軸部18と、このステアリング軸部18の上端部に固定されたバーハンドル部22とを有し、上記ステアリング部13は、走行時には上記足載置部11上に立設されると共に非走行時には上記足載置部11の長さ方向に沿うように折りたたむことができるように配設されている。
また、上記ステアリング軸部18は、下端部19において上記足載置部11に回動可能に固定されると共に、上記座部14は中間部38に設けられている。
また、上記座部14は、上記ステアリング軸部18に対して一端部23がスライド可能に固定された座部本体24と、この座部本体24をステアリング軸部18に対して固定すると共に、上記ステアリング軸部18の中間折り畳み位置においては下端部25が接地することにより利用者が着座しうる座部14を形成することができる脚部27とを有する。
また、上記座部本体24は、略長方形状に形成され、上端部28はステアリング軸部18に対してスライド可能に固定される一方、上記脚部27は中間部39において上記ステアリング軸部18に対してステアリング軸部18軸方向に回動可能に軸支され、上記脚部27の上端部40は上記座部14に対して回動可能に軸支されている。
また、上記バーハンドル部22は、上記ステアリング軸部18上端において略直交するように固定されたハンドル部41と、このハンドル部41の両端部42,42から後方へ延設されるグリップ部32とを備えている。
また、上記グリップ部32は、上記ステアリング部13を上記足載置部11に近接させて折り畳んだ場合には、先端部33,33が接地して後輪16,16と共に利用者の体重を支持できるように構成され、利用者は上記座部14上に着座しうるように形成されている。
また、上記後輪16にはブレーキ機構34が装備されている。また、上記ステアリング部13は、軸方向に対し高さが調整可能に形成されている。
また、上記足載置部11の前端部17には、上記ステアリング軸部18の下端部19両側に配置されると共に、折畳み時には、前輪20が内方へ収納されるプレート部35,35が備えられ。また、上記前輪20には、車輪固定機構36が備えられている。
本実施例に係る走行用補助車10は、図1に示すように、利用者は上記足載置部11に一方の足を乗せ、他方の足で接地面37を蹴ることにより身体にかかる荷重を軽減させた状態で接地面37上を走行するために用いられる。
図1に示すように、走行用補助車10は、細長板状の足載置部11と、上記足載置部11に装着された後輪16,16と、上記足載置部11に装着され前輪20が回動可能に軸支され、上記前輪20の方向を変更しうるステアリング部13とを有している。
図1、図8に示すように上記足載置部11の後端部15の両側端において、横断面コ字状の車輪固定部82,82が設けられ、上記後輪16,16は、上記車輪固定部82,82内方に設けられる。
上記後輪16,16は、上記車輪固定部82と、上記後輪16とに挿通される後輪軸部45により、上記後輪軸部45,45を中心に回転しうるように軸支される。
図8に示すように、上記後輪16にはブレーキ機構34が装備されている。上記ブレーキ機構34は、ブレーキシュー部83と、上記ブレーキシュー部83を上方に付勢しうるブレーキシュー付勢バネ部84と、上記ブレーキシュー部83下端に設けられたブレーキワイヤー固定ネジ部85と、所定の引っ張り操作が行われた場合には、上記ブレーキシュー部83を降下させ、上記ブレーキシュー部83を、上記後輪16,16に当接させうるブレーキワイヤー部78により構成されている。
上記ブレーキシュー部83は、上記足載置部11の後端部15において、上記後輪16,16の上方に配設され、上記後輪16,16の車輪固定部82,82側方に設けられたブレーキシュー回動軸部86,86により、上記後輪16,16方向に対し回動可能に固定され、上記後輪16,16を夫々覆うように形成され断面半円状に形成される。
上記ブレーキシュー部83は、上記ブレーキワイヤー部78が引張されることにより、上記ブレーキワイヤー固定ネジ部85により係合された上記ブレーキシュー部83の内面が上記後輪16,16の表面に当接され、上記ブレーキシュー部83と、上記後輪16,16とにより発生される摩擦によって上記後輪16,16の回転を制止することが可能となる。
図1に示すように、上記ステアリング部13は断面略円形軸状に形成され、下端部19に前輪20が回動可能に軸支されたステアリング軸部18と、上記ステアリング軸部18の上端部に固定されたバーハンドル部22とを有する。
図7に示すように、上記ステアリング軸部18は、上記足載置部11の前端部17に設けられた、横断面方形状の連結フレーム部47により、上記足載置部11の長さ方向に沿うように折畳み可能に係合される。
上記足載置部11の前端部17には、上記ステアリング部13を上記足載置部11に折畳み可能に係合することができる連結フレーム部47が係合され、上記連結フレーム部47は、上記足載置部11の前端部17に設けられた回動連結部46により、上記ステアリング部13は上記足載置部11に対し、上記足載置部11の長さ方向に沿うように折りたたむことができるように配設されている。
図7に示すように、上記回動連結部46は、上記足載置部11の前端部17に設けられた、所定間隔を置いて対向して配置された2枚の側面略扇形形状のプレート48,48を有するハウジング92により形成され、上記連結フレーム部47は、上記2枚のプレート48,48の間において上記足載置部11の幅方向に沿って挿通された回動軸部49により回動可能に軸支されている。
図7に示すように、上記ハウジング92は、上記扇形のプレート48,48の間に配置される底面部93が上記足載置部11に固定され、上記底面部93に対して所定角度に配置された側面部94が上記足載置部11の前方に設けられ、上記足載置部11平面に対し略直角方向に立設される。
上記連結フレーム部47は、上記プレート48,48間に設けられた回動軸部49により、回動可能に軸支され、上記連結フレーム部の長さ方向略中央位置には、上記足載置部11の幅方向に沿って設けられた楕円形状の回動軸部挿通孔部81が上記連結フレーム部47の長さ方向に沿って設けられている。
上記回動軸部挿通孔部81内には、上記足載置部11の幅方向に沿って設けられたステアリング係合軸部87が挿通され、上記プレート48,48には、上記ステアリング軸部18を上記足載置部11に対し立設させた状態において、上記楕円形状回動軸部挿通孔部81の下端部位置において上記ステアリング係合軸部87が係合しうる高さに設けられた、ステアリング係合軸受け溝88,88が設けられている。
また、上記ステアリング軸部18を上記足載置部11に対し近接させ、上記ステアリング軸部18を折り畳んだ状態において、上記楕円形状回動軸部挿通孔部81の下端部位置において上記ステアリング係合軸部87が係合しうる高さに設けられた、折畳み時ステアリング係合軸受け溝89,89が設けられている。
上記ステアリング係合軸部87は、上記連結フレーム部47内方において、上記回動軸部49に対し回動軸部引張バネ91により引張され、上記ステアリング係合解除突起部80は、上記ステアリング係合軸部87と係合され、上記連結フレーム部47内方において、上記連結フレーム部47の長さ方向に対し移動可能に配設されている。
図1に示すように、上記ステアリング軸部18は、上記前輪20が装着された前輪支柱部51と上記前輪支柱軸部51上端において連接されたステアリング軸支柱部50により形成される。
上記前輪支柱軸部51と上記ステアリング軸支柱部50との間には、上記前輪支柱軸部51と上記ステアリング軸支柱部50の軸を軸中心に回動可能に軸支される接続リング部52が設けられる。
図1、図7に示すように、上記前輪支柱部51下端には、上記前輪20を軸支する断面コ字状の車輪固定部53が設けられ、上記前輪20は、上記車輪固定部53内方に設けられている。
上記前輪20は、上記車輪固定部53と、上記前輪20とに挿通される前輪回転軸部54により、回転可能に軸支される。
図2に示すように、上記ステアリング軸支柱部50には、略長方形状に形成された座部14が設けられ、上記座部14の上端部28にはコ状の切欠部55が設けられた座部本体24と、上記切欠部55内方において配置された座部本体24を軸支しうる座部固定軸57が設けられる。
上記ステアリング軸支柱部50の中間部38には、座部本体24の切欠部55内に固定され、座部本体24を上記ステアリング軸支柱部50の軸方向に対しスライド可能に固定しうる断面C状の座部スライド固定部58が係合される。
上記座部スライド固定部58の先端部は、上記切欠部55に設けられた座部固定軸57により固定され、上記座部本体24を上記ステアリング軸支柱部50に対しスライド可能に固定されている。
図2に示すように、上記座部本体24の裏面60の略中間位置には、上記座部本体24の幅方向に沿って脚部回動固定部61が設けられる。
上記脚部固定部61は、上記座部本体24の裏面60の幅方向の略中間位置において、上記座部本体24の幅方向に沿って係合された長方形状の脚部回動固定部62と、上記脚部回動固定部62の両端部において上記座部本体24の裏面部に対し直角方向に突設され、上記脚部27,27の上端部が回動可能に固定される脚部固定片部63、63が設けられている。
図2に示すように、上記脚部27は、一対の脚片部27a,27bにより構成され、全体として平面略X字状に折曲して形成され、上記脚片部27a,27bの中間部39において、凹部65,65が夫々対向して形成され、これら凹部65,65の間には固定軸部66が設けられ、一対の脚片部27a,27bを相互に固定している。
上記固定軸部66は上記ステアリング軸支柱部50の直径寸法よりも大きな長さ寸法に形成されている。
図2に示すように、上記脚部27の上端部40は、扁平板状に形成され上記軸部64、64を介して脚部固定片部63,63に回動可能に固定されている。
図1に示すように上記ステアリング部13は、下端部19に前輪20が回動可能に軸支されるステアリング軸部18と、このステアリング軸部18の上端部に固定されたバーハンドル部22とを有する。
図3に示すように、上記バーハンドル部22は、上記ステアリング軸部18上端において略直交するように固定されたハンドル部41と、このハンドル部41の両端部42,42から後方へ延設されるグリップ部32,32が設けられる。
上記グリップ部32,32はエラストマー素材などにより形成され、利用者が手で把持しやすい太さ寸法に形成される。
図3に示すように、上記ステアリング軸支柱部50の上端には、上記ハンドル部41,41が挿入されうる内径に形成された接続部67が設けられ、上記ハンドル部41,41は、上記接続部67の穴部71,71内に、夫々挿入固定されて、上記ステアリング軸部18に略直交するように配設されている。
また、上記ハンドル部41,41の反グリップ部32,32側の端部にはネジ部(図示せず)が形成されていると共に、上記穴部71,71には上記ネジ部に螺合しうる逆ネジ部が形成されている。
従って、図3に示すように、上記ハンドル部41,41は、上記ハンドル部41,41の先端部に設けられたネジ部と上記接続部67の係合穴部71,71内に設けられた逆ネジ部を螺合させることによりハンドル部41,41は接続部67の穴部71,71に着脱可能に固定されるように構成されている。
また、図4に示すように、上記ハンドル部41,41には、上記接続部67の上方には一対の穴部72,72が開設されており、この穴部72,72も上記穴部71,71と同様にハンドル部41,41が挿入されうる内径に形成されており、内部には上記穴部71,71と同様に逆ネジ部が形成されている。
従って、上記ハンドル部41,41を上記穴部71,71から取り外した場合には、上記一対の穴部72,72内にハンドル部41,41の反グリップ部側端部を挿入して上記ネジ部を逆ネジ部に螺合させることにより、バーハンドル部22を折りたたむようにしてステアリング軸支柱部50に沿うように接続部67の上方へ接合することができるように構成されている。
図1に示すように、上記ステアリング軸支柱部50は、上方部73と下方部74とにより形成され、上記上方部73は、上記下方部74内に係合される。
上記ステアリング軸支柱部50は、上記前輪支柱軸部51に固定された下方部74と、上記下方部74の上端部に係合され上記バーハンドル部22が設けられた上方部73とにより構成されている。
上記上方部73は、上記下方部74の径寸法よりも小さい径寸法に形成され、上記上方部73を上記下方部74に挿入することにより、上記下方部74と上記上方部73とが接合固定されている。
上記上方部73は上記下方部74の上端において設けられたクランプ部75により調整固定され、上記クランプ部の開放又は締め付けを行うことにより、上記上方部73は、上記下方部74の上端において長さ方向における位置調整がなされると共に固定されるように形成されている。
図1に示すように、上記ステアリング軸支柱部50には、上記ステアリング軸部係合解除レバー76が設けられ、利用者は上記ステアリング軸部係合解除レバー76を把持することにより、上記ステアリング軸部係合解除レバー76に係合されたステアリング軸部係合解除ワイヤー部90が引張され、図7に示すように、上記ステアリング軸部係合解除ワイヤー部90に係合されたステアリング係合解除突起部80が上方へ引張され、上記連結フレーム部47内方において係合された上記ステアリング係合軸部87が同様に上方へ引張される。
その結果、上記ステアリング係合軸部87は、上記ステアリング係合軸部87は上記プレート48,48に設けられた上記ステアリング係合軸受け溝88,88から離脱するため、上記ステアリング軸部18は上記回動軸部49を軸中心に足載置部11方向へ回動可能な状態となり、ステアリング軸部18を足載置部11方向へ折りたたむことができる。
図1に示すように、上記グリップ部32下端には、ブレーキレバー77が設けられ、利用者は上記ブレーキレバー部を把持することにより、上記ブレーキレバー77に設けられたブレーキワイヤー部78が引張され、図8に示すように、上記ブレーキシュー83に設けられたブレーキワイヤー固定ネジ部85を介して上記ブレーキシュー83が、ブレーキシュー付勢バネ部84の付勢力に抗して下方に引張されることにより、上記ブレーキシュー83内方が上記後輪16,16に当接し、必要な制動が行われるものである。
以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明に係る走行用補助車10の作用について詳細に説明する。
上記走行用補助車10は、図1に示すように、利用者が上記ステアリング部13上方に設けられたバーハンドル部22のグリップ部32、32を把持した状態で、足載置部11に不自由な一方の足を載置しながら、他方の足で接地面37を蹴ることにより車輪12,16が回転することにより自走して走行することができる。
従って、利用者が一方の足にハンディキャップを有する場合であっても、不自由となった足に負担をかけることなく、楽にかつ迅速に目的地へ移動をすることができる。
また、非走行時においては、図9に示すように、上記ステアリング部13を上記足載置部11に近接させた状態で折り畳むことにより、コンパクトに収納することができ、混雑した車内等に持ち運ぶのにも便利である。
上記ステアリング部13の折畳みは、図1に示すように、利用者が上記ステアリング部13上方に設けられたステアリング軸部係合解除レバー部76を把持することにより、上記ステアリング軸部係合解除レバー部76に係合されたステアリング軸部係合解除ワイヤー部90が引張され、上記連結フレーム部47内方に設けられた、上記回動軸部引張バネを介して、上記ステアリング係合軸部87を引張することにより、上記ステアリング係合軸受け溝88から上記ステアリング係合軸部87が離脱することにより係合が解除され、利用者が上記ステアリング13を足載置部11方向に、上記軸部49を中心に回動させて引き倒すことにより行われる。
即ち、図6に示すように、上記ステアリング13のステアリング係合軸受け溝88への係合状態が解除された状態において、ステアリング軸部18を上記足載置部に近接させることにより、上記走行用補助車10を折り畳むことが可能となる。
この場合、図7に示すように上記ステアリング係合軸部87を、上記ハウジング部92のプレート48,48に設けられた下方ステアリング係合軸受け溝89,89に係合させることにより、上記ステアリングの折畳み状態を保持することが可能となる。
上記の場合、上記ステアリング係合軸部87は、上記連結フレーム部47内方に設けられた回動軸部引張バネ91により、上記ステアリング係合軸部87を上記回動軸部に対し引張し、上記ステアリング係合軸部87は上記回動軸部挿通孔部81の下端部方向に押圧されるため、通常の使用においては、上記ステアリング軸部18の折畳み状態は解除されない。
また、利用者が本実施の形態にかかる走行用補助車10を杖として使用する場合には、
図9に示すように、上記走行用補助車10を折り畳んだ状態において、上記ステアリング軸部18の接続部67へのハンドル部41,41の螺合状態を解除し、上記ハンドル部41,41を、上記接続部67の上方に開設された穴部71,71に、反グリップ部側端部から挿入させて、穴部71,71内に形成されたネジ部に螺合させることにより、上記一対のハンドル部41,41をステアリング軸部18に連続する把持部として形成することができる。
その結果、利用者は上記ステアリング軸部18上端に設けられたグリップ部32,32を把持し、上記足載置部11前端部に設けられたプレート部35,35を杖の礎として地面に突きながら歩行することにより、不自由な足や身体を支持しうる杖として使用することができる。
また、図6に示すように、上記ステアリング軸部18を折り畳んだ状態において、上記グリップ部32,32の先端部33,33を地面に接地させることにより、上記後輪16,16と上記先端部33,33とにより支持しうる座部14が形成され、利用者は上記座部14に着座することもできる。
また、図5に示すように、利用者は上記ステアリング軸部18を回動させることによりステアリング軸部18を略45度程度の角度の状態にさせると共に、上記座部スライド固定部58を上記ステアリング軸部18上においてスライドさせ、上記一対の脚部27,27を、下端部25,25を下方へ回動させるようにして、上記脚部27,27の下端部25,25を地面に接地させることにより、上記座部本体24を上記地面と略平行に保持することができる。
したがって、足の不自由な者や身体に障害を持った者は、上記走行用補助車10を用いて長距離を走行することにより疲労した場合にあっても、上記座部14を手軽に形成することができ、着座することにより疲労の蓄積を防ぐことができる。
本件発明は、一方の足を足載置部に乗せながら、他方の足で走行面を押し出すことにより走行することができる走行用補助車に適用できるものである。
図1は、本発明に係る走行用補助車の一実施例を示す全体斜視図である。 図2は、本発明に係る走行用補助車の座部の裏面を示す斜視図である。 図3は、本発明に係る走行用補助車の一実施例に係り、バーハンドル部を横方向に配置させた状態を示す斜視図である。 図4は、本発明に係る走行用補助車の一実施例に係り、バーハンドル部を上方向に配置させた状態を示す斜視図である。 図5は、本発明に係る走行用補助車の一実施例に係り、ステアリング軸部の中間折り畳み位置において座部を形成した状態を示す斜視図である。 図6は、本発明に係る走行用補助車の一実施例に係り、ステアリング部を完全に折り畳んだ状態を示す斜視図である。 図7は、本発明にかかる走行用補助車の一実施例に係り、一方のプレート部を取り外した状態の回動連結部を示す後方斜視図である。 図8は、本発明にかかる走行用補助車の一実施例に係り、後輪の下方斜視図である。 図9は、本発明にかかる走行用補助車の一実施例に係り、プレート部を取り外し、ステアリング部を完全に折り畳み、ハンドル部をステアリング軸部の軸方向に沿って、ステアリング軸部上方へ折り畳んだ状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 走行用補助車
11 足載置部
12 車輪
13 ステアリング部
14 座部
15 後端部
16 車輪
17 前端部
18 ステアリング軸部
19 下端部
20 前輪
21 上端部
22 バーハンドル部
23 一端部
24 座部本体
25 下端部
26 中間折畳み位置)
27 脚部
28 上端部
32 グリップ部
33 先端部
34 ブレーキ機構
35 プレート部
36 車輪固定機構
37 走行面
38 中間部
39 中間部
40 上端部
41 ハンドル部
42 両端部
43 接合部
44 後輪
45 後輪軸部
46 回動連結部
47 連結フレーム部
48 プレート
49 回動軸部
50 ステアリング軸支柱部
51 前輪支柱軸部
52 接続リング部
53 車輪固定部
54 前輪回転軸部
55 切欠部
57 座部固定軸部
58 座部スライド固定部
60 裏面
61 脚部回動固定部
62 脚部回動固定部基台部
63 固定軸部
64 脚部回動固定部軸
65 凸部
66 固定軸部
67 接続部
71 穴部
72 穴部
73 上方部
74 下方部
75 位置調整係合部
76 ステアリング軸部係合解除レバー部
77 ブレーキレバー部
78 ブレーキワイヤー部
79 ワイヤー固定片部
80 ステアリング係合解除突起部
81 回動軸部挿通孔部
82 車輪固定部
83 ブレーキシュー部
84 ブレーキシュー付勢バネ部
85 ブレーキワイヤー固定ネジ部
86 ブレーキシュー回動ネジ部
87 ステアリング係合軸部
88 ステアリング係合軸受け溝
89 折畳み時ステアリング係合軸受け溝
90 ステアリング軸部係合解除ワイヤー部
91 回動軸部引張バネ
92 ハウジング
93 底面部
94 側面部

Claims (12)

  1. 足載置部と、上記足載置部に装着された車輪と、上記足載置部に装着され車輪が回動可能に軸支され、上記車輪の方向を変更しうるステアリング部とを有する走行用補助車であって、
    上記ステアリング部は、上記足載置部に近接した状態で折り畳むことができると共に、非走行時には利用者が着座することができる座部を備えていることを特徴とする走行用補助車。
  2. 上記足載置部は細長板状に形成され、後端部には一対の後輪が装着されると共に、前端部にはステアリング部が装着され、上記ステアリング部は、下端部に前輪が回動可能に軸支されるステアリング軸部と、このステアリング軸部の上端部に固定されたバーハンドル部とを有し、
    上記ステアリング部は、走行時には足載置部上に立設されると共に非走行時には上記足載置部の長さ方向に沿うように折りたたむことができるように配設されていることを特徴とする請求項1記載の走行用補助車。
  3. 上記ステアリング軸部は、下端部において上記足載置部に回動可能に固定されると共に、上記座部は中間部に設けられていることを特徴とする請求項2記載の走行用補助車。
  4. 上記座部は、上記ステアリング軸部に対して一端部がスライド可能に固定された座部本体と、この座部本体をステアリング軸部に対して固定すると共に、上記ステアリング軸部の中間折り畳み位置においては下端部が接地することにより利用者が着座しうる座部を形成することができる脚部とを有することを特徴とする請求項3記載の走行用補助車。
  5. 上記座部本体は、略長方形状に形成され、上端部はステアリング軸部に対してスライド可能に固定される一方、上記脚部は中間部において上記ステアリング軸部に対してステアリング軸部軸方向に回動可能に軸支され、上記脚部の上端部は座部に対して回動可能に軸支されている請求項5記載の走行用補助車。
  6. 上記バーハンドル部は、上記ステアリング軸部上端において略直交するように固定されたハンドル部と、このハンドル部の両端部から後方へ延設されるグリップ部とを備えている請求項5記載の走行用補助車。
  7. 上記グリップ部は、上記ステアリング部を上記足載置部に近接させて折り畳んだ場合には、先端部が接地して後輪と共に利用者の体重を支持できるように構成され、利用者は上記座部上に着座しうるように形成されている請求項6記載の走行用補助車。
  8. 上記ハンドル部は、上記ステアリング軸部との接合部の近傍においてステアリング軸部の軸方向に沿って、ステアリング軸部上方へ折り畳むことができるように構成されている請求項6記載の走行用補助車。
  9. 上記後輪にはブレーキ機構が装備されている請求項2記載の走行用補助車。
  10. 上記ステアリング軸部は、軸方向に対し高さが調整可能に形成されていることを特徴とする請求項2記載の走行用補助車。
  11. 上記足載置部の前端部には、上記ステアリング軸部の下端部両側に配置されると共に、折畳み時には、前輪が内方へ収納されるプレート部が備えられたことを特徴とする請求項2記載の走行用補助車。
  12. 上記前輪には、車輪固定機構が備えられていることを特徴とする請求項2記載の走行用補助車。
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