JP2010517642A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 先端を画定する先端領域を有する長尺状シャフトと、
   前記長尺状シャフト内を延び、先端開口にて終端する第１排出管腔と、
   前記長尺状シャフト内を延びる第２高圧管腔であって、該第２高圧管腔は加圧流体の供給源に接続されてこれに連通し、前記第１排出管腔は吸引源に接続されてこれに連通し、前記第２高圧管腔は、第１排出管腔を少なくとも部分的に横切る流体噴流を供給するために第１排出管腔に近接して終端する、第２高圧管腔と、
   作動可能なフィルタフレーム上に配置された膜を備える拡張可能な血栓フィルタであって、その一端において長尺状ワイヤに固定される、血栓フィルタと
   を備える血栓除去システム。
2. 前記長尺状シャフトの第２高圧管腔が、第１排出管腔の先端開口に近接して該先端開口に概ね指向させられた１つ以上の流体噴射口を備える、請求項１に記載の血栓除去システム。
3. 前記長尺状シャフトは、血栓フィルタが固定される前記長尺状ワイヤのための管腔をさらに備える、請求項１に記載の血栓除去システム。
4. 前記長尺状シャフトは、血栓フィルタに固定される前記長尺状ワイヤに隣接して配置される、請求項１に記載の血栓除去システム。
5. 前記長尺状シャフトが傾斜先端開口を備える、請求項１に記載の血栓除去システム。
6. 前記血栓フィルタが第１ループ及び第２ループを備える、請求項１に記載の血栓除去システム。
7. 前記長尺状シャフトの第２高圧管腔の１つ以上の流体噴射口が前記血栓フィルタの第１ループに近接して配置される、請求項２に記載の血栓除去システム。
8. 前記長尺状シャフトの第２高圧管腔の１つ以上の流体噴射口が前記血栓フィルタの第２ループに近接して配置される、請求項２に記載の血栓除去システム。
9. 先端を画定する先端領域を有する長尺状シャフトと、
   前記長尺状シャフト内を延び、吸引源に接続されてこれに連通する排出管腔と、
   前記長尺状シャフト内を延び、加圧流体の供給源に接続されてこれに連通する高圧管腔であって、排出管腔を少なくとも部分的に横切る流体噴流を供給するために排出管腔近傍で終端する、高圧管腔と、
   前記長尺状シャフト内を延びるワイヤ管腔と、
   前記ワイヤ管腔内に配置され、そこから先端側に延びる捕捉装置と
   を備える血栓除去装置。
10. 前記高圧管腔は前記排出管腔と並んで延在する、請求項９に記載の血栓除去装置。
11. 前記高圧管腔は前記排出管腔内に配置される、請求項９に記載の血栓除去装置。
12. 前記長尺状シャフト内を延びるガイドワイヤ管腔をさらに備える、請求項９に記載の血栓除去装置。
13. 前記捕捉装置は開放形態と閉鎖形態との間で作動可能である、請求項９に記載の血栓除去装置。
14. 前記捕捉装置は、フレームと、該フレームの上に配置された膜とを備える、請求項９に記載の血栓除去装置。
15. 前記膜は、血液に対して少なくとも実質的に透過性である、請求項１４に記載の血栓除去装置。
16. 前記排出管腔は前記長尺状シャフトの先端まで延在する、請求項９に記載の血栓除去装置。
17. 前記高圧管腔は前記長尺状シャフトの先端に近接した位置まで延在する、請求項１６に記載の血栓除去装置。
18. 前記排出管腔は、前記長尺状シャフトの先端領域内の側面開口において終端する、請求項９に記載の血栓除去装置。
19. 前記高圧管腔は、前記側面開口の先端側の位置まで延在する、請求項１８に記載の血栓除去装置。
20. 前記高圧管腔は、前記側面開口を横断する中間の位置まで延在する、請求項１８に記載の血栓除去装置。
21. 前記高圧管腔は、該高圧管腔の端に配置された噴射口を備える、請求項９に記載の血栓除去装置。
22. 前記高圧管腔は、該高圧管腔の側面に配置された噴射口を備える、請求項９に記載の血栓除去装置。
23. 吸引源に接続されてこれに連通する吸引管腔および加圧流体の供給源に接続されてこれに連通する高圧管腔を備えた第１カテーテルシャフト部分であって、高圧管腔は、吸引管腔を少なくとも部分的に横切る流体噴流を供給するために吸引管腔近傍で終端する、第１カテーテルシャフト部分と、
    ワイヤ管腔および該ワイヤ管腔内に少なくとも部分的に配置された捕捉装置を備えた第２カテーテルシャフト部分と
    を備えるアセンブリ。
24. 第１カテーテルシャフト部分および第２カテーテルシャフト部分は、単一のカテーテルシャフトとなるように組み合わせられる、請求項２３に記載のアセンブリ。
25. 第１カテーテルシャフト部分は第１カテーテルの一部として形成され、第２カテーテルシャフト部分は、第１カテーテルとは異なる第２カテーテルの一部として形成される、請求項２３のアセンブリ。
26. 加圧流体の供給源に接続されてこれに連通する高圧管腔および吸引源に接続されてこれに連通する低圧管腔を画定する長尺状シャフトを備えた血栓除去システムであって、前記高圧管腔は前記低圧管腔の先端付近で終端し、前記高圧管腔は、少なくとも部分的に低圧管腔を横切る流体噴流を供給するために、低圧管腔の軸線に直交する方向と、基端方向の低圧管腔内における軸線方向とのほぼ間に向けられた先端開口にて終端する、血栓除去システム。
27. 前記高圧管腔の先端に関連付けられた栓体をさらに備え、前記栓体は、低圧管腔の軸線に直交する方向と、基端方向の低圧管腔内における軸線方向とのほぼ間に向けられた先端開口を備える、請求項２６に記載の血栓除去システム。