JP5129568B2 - 脈管注入ラインから気泡を検出し、除去するためのシステム - Google Patents

脈管注入ラインから気泡を検出し、除去するためのシステム Download PDF

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Description

本特許出願は、
(1)2004年5月21日にイーサン.A.ハダッド等が出願したエアトラップ ワン(AIRTRAP ONE)についての現在継続中の米国仮特許出願第60/573,311号(代理人の事件番号第HAD−4 PROV)、及び
(2)2004年11月23日にイーサン.A.ハダッド等が出願した安全麻酔製品(ANESTHESIA SAFTY PRODUCTS)についての現在継続中の米国仮特許出願第60/630,471号(代理人の事件番号第HAD−5 PROV)
の利益を主張するものである。
これらの上述の2つの特許出願に触れたことにより、これらの特許出願に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする。
本発明は、全体として、医療装置及び手順に関し、更に詳細には、液体を患者の脈管系に導入するための医療装置及び手順に関する。
液体を患者の循環器系に注入することを必要とする医療的処置を患者が受けているとき、静脈であろうと動脈であろうと、かなりの大きさの気泡(「ガス容積」又は「ガスボール(gas bolus)」等としても知られている)が患者の脈管系に導入されることは阻止されなければならない。これは、ガス塞栓症が生じることにより、重篤な病態がもたらされ、場合によっては死に至るためである。
ガス塞栓症には、静脈及び動脈で2つの大きな範疇がある。これらの2つの間の主な相違点は、ガスが脈管構造に侵入する経路で決まる。
ガスが動脈系又は静脈系のいずれかに導入されるのには2つの大きな原因がある。即ち、
(i)管部材、カテーテル、注射器、流体加熱装置等を通して空気を誤って注入すること等の器具の取り扱いを原因とするもの、及び
(ii)切り込みを入れた虚脱していない静脈又は凝固させた手術野での静脈内の圧力が大気圧以下であるといった、患者に関する物理的条件を原因とするものがある。
入手できるデータによれば、体重1kg当たり2ccの空気が静脈系に注入された場合、致命的である。これよりも量が少ない場合には、様々な程度の病態を生じうる。このことを考えに入れると、4オンス(約118.30ml)のカップ一杯分の空気が、体重が170ポンド(約77.11kg)の人の静脈に注入された場合、通常、致死量となる。
かくして、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を検出し、液体注入ラインから除去するためのシステムが必要とされている。
本発明は、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を検出し、液体注入ラインから除去するための新規なシステムを提供する。とりわけ、このシステムは、気泡を含む流体の流れを停止し、流体が患者の循環器系に侵入することを許容する前に気泡を取り出すことができるようになっている。
本発明の別の特徴では、流体ライン中の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に流体ラインから気泡を排出するための新規な方法及び装置が提供される。
本発明の別の特徴によれば、脈管注入ラインから気泡を検出して除去するためのシステムにおいて、
流体ラインの中間に配置される使い捨てカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートと、入口ポートと出口ポートとの中間に配置された排出ポートとを備えた可撓性中空管部材とを有する使い捨てカセットと、
使い捨てカセットを受け入れ、可撓性中空管部材を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
可撓性中空管部材を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサと、
可撓性中空管部材を通る流体の流れを停止するピンチバルブとを有するベースユニットと、
(i)センサが気泡を検出していない場合に流体がピンチバルブを通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に流体流れを阻止するようにベースユニットを作動させる電子式制御ユニットとを備えている、システムが提供される。
本発明の別の特徴によれば、脈管注入ラインから気泡を検出するためのシステムにおいて、
流体ラインの中間に配置されるカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートとを備えた通路と、
通路を通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブの第1部分とを有するカセットと、
カセットを受け入れ、通路を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサと、
通路を通る流体流れを選択的に阻止するためのバルブの第2部分とを有するベースユニットと、
(i)センサが気泡を検出していない場合に流体がバルブの第1部分を通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に流体の流れを阻止するようにバルブの第2部分を作動させる電子式制御ユニットとを含む、システムが提供される。
本発明の別の特徴によれば、脈管注入ラインから気泡を検出して除去するための方法において、
流体ラインの中間に配置される使い捨てカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートと、入口ポートと出口ポートとの中間に配置された排出ポートとを備えた可撓性中空管部材とを有する使い捨てカセットと、
使い捨てカセットを受け入れ、可撓性中空管部材を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
可撓性中空管部材を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサと、
可撓性中空管部材を通る流体の流れを停止するピンチバルブとを有するベースユニットと、
(i)センサが気泡を検出していない場合に流体がピンチバルブを通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に流体流れを阻止するようにベースユニットを作動させる電子式制御ユニットとを含む、システムを提供する工程と、
使い捨てカセットを通る流体流れを開始する工程と、
使い捨てカセットを通って流れる流体を、気泡の発生について監視する工程であって、気泡が検出されたとき、流体ラインを通る流体の流れを阻止する工程とを含む、方法が提供される。
本発明の別の特徴によれば、脈管注入ラインから気泡を検出するための方法において、
流体ラインの中間に配置されるカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートとを備えた通路と、
通路を通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブの第1部分とを有するカセットと、
カセットを受け入れ、通路を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサと、
通路を通る流体流れを選択的に阻止するためのバルブの第2部分とを有するベースユニットと、
(i)センサが気泡を検出していない場合に流体がバルブの第1部分を通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に流体の流れを阻止するようにバルブの第2部分を作動させる電子式制御ユニットとを含む、システムを提供する工程と、
カセットを通る流体流れを開始する工程と、
カセットを通って流れる流体を、気泡の発生について監視する工程であって、気泡が検出されたとき、流体ラインを通る流体の流れを阻止する工程とを含む、方法が提供される。
本発明の別の特徴によれば、可撓性脈管注入ラインから気泡を検出して除去するためのシステムにおいて、
流体ラインの中間に配置されるようになったカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートとを備えた通路とを有するカセットと、
カセットを受け入れ、通路を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサを有するベースユニットと、
可撓性流体ラインと隣接してカセットの上流に配置された電子式制御ユニットであって、可撓性流体ラインを通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブと、センサと通信し、バルブを作動させるための回路とを含み、バルブは、(i)センサが気泡を検出していない場合に流体が可撓性流体ラインを通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に可撓性流体ラインを通る流体流れを阻止するように作動される、電子式制御ユニットと、
患者の上流に且つ電子式制御ユニットの下流に配置された排出ポートとを含む、システムが提供される。
本発明の別の特徴によれば、可撓性脈管注入ラインから気泡を検出して除去するための方法において、
流体ラインの中間に配置されるカセットであって、
本体と、
流体ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポートと、流体ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポートとを備えた通路とを有するカセットと、
カセットを受け入れ、通路を通る流体流れを監視するベースユニットであって、
通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサを有するベースユニットと、
可撓性流体ラインと隣接してカセットの上流に配置された電子式制御ユニットであって、可撓性流体ラインを通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブと、センサと通信し、バルブを作動させるための回路とを含み、バルブは、(i)センサが気泡を検出していない場合に流体が可撓性流体ラインを通って流れることを許容し、(ii)センサが気泡を検出した場合に可撓性流体ラインを通る流体流れを阻止するように作動される、電子式制御ユニットと、
患者の上流に且つ電子式制御ユニットの下流に配置された排出ポートとを含む、システムを提供する工程と、
可撓性流体ライン及びカセットを通る流体流れを開始する工程と、
カセットを通って流れる流体を、気泡の発生について監視する工程であって、気泡が検出されたとき、可撓性流体ラインを通る流体の流れを阻止する工程とを含む、方法が提供される。
本発明の別の特徴では、本明細書中に開示した液体注入ライン空気トラップが提供される。
本発明の別の特徴では、静脈溶液又は動脈溶液を本明細書中に開示したように投与するための方法が提供される。
本発明のこれらの目的及び他の特徴を、本発明の好ましい実施例の以下の詳細な説明により、更に完全に開示し、又は明らかにする。本発明の好ましい実施例は、同様の番号を同様の部分に付してある添付図面とともに考えられるべきである。
本発明は、流体ライン中の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムを提供する。
本発明の1つの好ましい形態では、新規なシステムは、3つの構成要素を備えている。即ち、(i)流体ラインの中間に配置される使い捨てカセットであって、この使い捨てカセットを通って流れる流体が監視され、流体流れ内に気泡が検出された場合には、流体流れが停止され、流体の流れを続行する前に気泡が除去される使い捨てカセットと、(ii)使い捨てカセットを通って流れる流体流れを監視するための装置を形成するベースユニットであって、気泡が検出されたとき、使い捨てカセットを通る流体流れを選択的に停止し、気泡を除去するベースユニットと、(iii)ベースユニットを作動させるための電子式制御装置とを備えている。
更に詳細には、次に、図1乃至図4を参照すると、これらの図には、本発明の一つの好ましい形態の使い捨てカセット5が示してある。使い捨てカセット5は、流体ライン(例えばIVライン)の中間に配置されるようになっており、使い捨てカセットを通って流れる流体が監視され、流体流れ中で気泡(例えば空気の泡)が検出された場合には、流体流れが停止されて、流体流れを続行する前に気泡を除去することができる。使い捨てカセット5は、管部材15を含む本体10を備えている(図1参照)。管部材15は、入口ポート20と、出口ポート25と、排出(purge)ポート30とを有する。本体10及び管部材15は、管部材15が、センサステーション35及びピンチ位置40(例えば、これらの場所には開口部が設けられている)のところで露出されるように配置されている。入口ポート20及び出口ポート25は、適当な継手(ルアー(Luer)、雄部材、雌部材、係止用「T」型部材、ストップコック、等)を備えて形成されている。そのため、使い捨てカセット5の管部材15は、患者に入る流体ラインの中間に連結できる。排出ポート30は、管部材15の内部に対して選択的アクセス(例えば、取り外し自在のキャップを介して)を提供し、これによって、以下に述べるように、流体ライン中の気泡を除去できる。本発明の1つの好ましい形態では、使い捨てカセット5は、本体10に溝45を設ける(図2参照)ことにより形成することができる。溝45は、管部材15(図3参照)を受け入れるように形成されており、カバー50(図4参照)が管部材15を溝45内に固定する。
本体10及びカバー50は、好ましくは、医療等級の、軟質の又は半軟質の、殺菌可能な、透明な又は半透明のPVCやウレタン等のプラスチックで形成されている。
管部材15は、FDA等級6の透明なプラスチック管部材であり、以下に述べるように、ベースユニットのピンチバルブの「狭窄」要件を満たすデュロメーター硬度を備えている。管部材15は、IV流体ラインの流量要件を満たすような大きさを備えている。限定でなく例として、成人に対して、及び高いIV流量要件については、内径が1/8インチ(約3.175mm)であり且つ外径が3/16インチ(約4.763mm)の管部材15を使用してもよい。
好ましくは、使い捨てカセット5は、予め組み立てられた形態(即ち、管部材15を溝45に装入し、カバー50で所定位置にシールした状態)で使用者に提供される。使い捨てカセットは、殺菌されたパッケージ内にシールされており、使用時に開封される。
次に、図5乃至図9を参照すると、これらの図には、本発明の1つの好ましい形態のベースユニット100が示してある。ベースユニット100は、使い捨てカセット5を受け入れ、使い捨てカセットを通る流体流れを監視し、気泡が検出された場合、使い捨てカセットを通る流体の流れを選択的に停止し、気泡を除去するようになっている。ベースユニット100は、全体に、使い捨てカセット5を着座するための座部105(図5参照)を備えている。ベースユニット100は、更に、使い捨てカセットの管部材15を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するためのセンサ110を備えている。本発明の1つの形態では、センサ110は超音波センサを備え(図6参照)、本発明の1つの特に好ましい形態では、センサ110は、110Cで互いにヒンジ止めされた2つの半部110A、110Bを有する超音波センサを備える。各半部110A、110Bは、面の長さに沿って延びる適当な矩形の超音波結晶Cを含む。ベースユニット110は、更に、使い捨てカセット5の管部材15を選択的に摘まむことによって、管部材を通る流体流れを選択的に停止するためのピンチバルブ115(図5参照)を含む。ピンチバルブ115は、限定でなく例として、可動部材を有するソレノイドを備えていてもよい。可動部材は、(i)その伸張位置に配置されたときに管部材15と係合し、これにより管部材15を挟んで閉鎖し、(ii)後退位置に配置されたときに管部材15と係合解除し、これにより管部材15がその最大直径にまで拡張できるようにする。図7及び図8に示すように、使い捨てカセット5及びベースユニット100は、使い捨てカセット5が座部105上に受け入れられたとき、使い捨てカセット5のセンサステーション35がベースユニット100のセンサ110と隣接して位置決めされ、使い捨てカセット5のピンチ位置40がベースユニット100のピンチバルブ115と隣接して配置されるように形成されている。
以下に更に詳細に述べるように、使い捨てカセット5の管部材15のジグザグ(switchback)形態のため、管部材15の2つの脚部がセンサステーション35でセンサ110を通過する(図7及び図9参照)。かくして、管部材15は、2つの位置L1及びL2でセンサ110によって監視されることとなる。これらの位置L1とL2との間の管部材15の長さを「センサループ」SLと称する。
更に、所定長さの管部材がセンサ位置L2と排出ポート30との間を延びているということは理解されよう。管部材のこの長さが「遅延ループ」を提供する。以下にこれを説明する。
次に図10を参照すると、この図には、本発明の1つの好ましい形態の電子式制御ユニット200が示してある。電子式制御ユニット200は、以下に述べるように、ベースユニット100を作動させるようになっている。電子式制御ユニット200は、全体として、ハウジング203、オン/オフスイッチ205、消音スイッチ210、システムリセットスイッチ215、緑色ライト220、システム赤色ライト225、音響赤色ライト230、電子式制御ユニット200をベースユニット100に接続するための臍帯コード235、及びハウジング203に収容された様々な従来の電子部品(図示せず)を備え、以下に説明するように作動するようになっている。
とりわけ、臍帯コード235は、電子式制御ユニット200をベースユニットのセンサ110に接続し、これによってセンサを作動し(即ち電力を供給し且つ読み取りを行い)、臍帯コード235は、電子式制御ユニット200をベースユニットのピンチバルブ115に接続し、これによってピンチバルブを作動させる(即ちバルブに電力を供給し且つ制御する)。
電子式制御ユニット200は、好ましくは、12vの充電式電池パックを内蔵しているが、外部電源によって、例えば壁面の電気差し込み口部に連結することによって電力が供給されてもよい。
作動にあたっては、使い捨てカセット5を殺菌されたパッケージから取り出し、ベースユニット100に装填する。これは、センサ110を開放し、カセットのセンサステーション35がベースユニットのセンサ110と隣接して配置されるように、及び使い捨てカセットのピンチ位置40がベースユニットのピンチバルブ115と隣接して配置されるように、使い捨てカセット5をベースユニットの座部に着座させ、次いでセンサ110を閉鎖することによって行われる。
次に、流体ラインの「供給源側」(例えばIVライン)をカセットの入口ポート20に連結し、カセットの出力ポート25をIVラインの「患者側」に連結する。
次いで、IVラインの注入や空気の除去等を行い、患者への注入にいつでも流体ラインを使用できるようにする。
その後、オン/オフスイッチ205を押すことによってシステムをオン状態にする。
次に、流体を流体源から使い捨てカセット5の管部材15に流すことができる。流体が管部材を通って流れるとき、センサ110が流体流れを監視し、気泡の存在を感知する。気泡が検出されない限り、流体を中断なく流すことができ、これによって、患者に所望の流体を注入できる。システムがオン状態にあり且つセンサ110が気泡を検出していない場合には緑色ライト220が点灯する。
センサ110が流体中に気泡(例えば空気の泡)の存在を検出したとき、電子式制御ユニット200は赤色ライト225を点灯し、電子式制御ユニット200の、耳に聞こえる警報音を鳴らし、ピンチバルブ115を作動し、これによって流体の流れを阻止する。
オペレータは、次いで、消音スイッチ210を作動でき、一時的に警報音を切り、次いで排出ポート30を使用して気泡をシステムから抜く。センサがセンサステーション35で気泡をもはや検出しなくなると直ぐに、気泡がラインから排出されたことを示して、緑色ライト220が再び点灯し、システムがリセットされてよいことを表示する。オペレータは、次いで、システムリセットスイッチ215を作動し、これによってシステムをリセットする。システムがリセットされたとき、ピンチバルブ115が再度開放し、これによって流体流れを再開できる。
消音スイッチ210が押されたが、システム障害が幾らかの特定の時間(例えば1分間)内に正されなかった場合には、電子式制御ユニット200は警報音を再びオンにする。
リセットスイッチ215が作動されたが、障害状態が正されていない場合には、システムはリセットされない。
上述のように、使い捨てカセットの管部材15は、2つの位置、即ちL1及びL2でセンサ110を通過するということは理解されるべきである。
所望であれば、システムは、位置L1又はL2のいずれかで気泡が検出されたとき、センサ110及び電子式制御ユニット200が障害状態を開始させる(trigger)ように構成することができる。
しかしながら、更に好ましくは、システムはガスの容積が位置L1及びL2の両方で同時に検出されたときにだけ、センサ110及び電子式制御ユニット200が障害状態を開始させるように構成されている。これは、位置L1及びL2の両方で気泡が同時に検出されるということが、流体ライン中に大きな気泡が存在する、即ち1つの気泡がセンサループSLを完全に満たしているということを示すことができるため、有利である。その結果、使い捨てカセット5をそのセンサループSLが所定の大きさであるように形成することによって、システムは、異なる大きさの気泡を識別することができ、気泡が特定の大きさを越えたときにだけ障害状態を開始させる。換言すると、本発明のこの形態では、センサループSLの長さ及びその内部容積が、障害状態が開始される前に回路内に存在しうるガスの量を決める。この特徴は、成人が、幼児等よりも大きな気泡を安全に許容できるため、有利である。更に、気泡は、多くのIV回路で一般的に存在し、小さな気泡は、一般的には無害であると考えられており、患者に脅威を与えると考えられるのは比較的大きな気泡だけである。障害状態を決定する際、システムが異なる大きさの気泡を識別することができるようにすることによって、システムの有用性を犠牲にすることなく、擬陽性(false positives)を最少にできる。
本発明の1つの好ましい形態では、センサループSLは、容積が1ccであるように形成される。
更に、様々なシステム構成要素には、通常、これらの構成要素と関連した応答時間の遅延があるということは理解されるべきである。かくして、例えば、位置L1及び/又はL2で障害状態が生じたときと、センサ110によって障害状態が検出されたときと、ピンチバルブ115を閉鎖できるときとの間には、通常、遅延が存在する。この目的のため、センサステーション35と排出ポート30との間に遅延ループDLを設けるのが有利である。遅延ループDLの長さを、システム構成要素の応答遅延時間の合計に対して適切に設定することによって、流体流れを丁度よい時間に停止し、遅延ループ内の望ましからぬガス容積を安全に除去するために確実に捕捉する性能をシステムに備えることができる。
本発明の1つの好ましい形態では、遅延ループDLは、10cmの長さを有するように形成されている。
使い捨てカセット5は、好ましくは、使用後に廃棄される。
次に、図11乃至図16を参照すると、これらの図には、使い捨てカセット5及びベースユニット100についての変形例の構造が示してある。とりわけ、本発明のこの形態は、(i)図1乃至図10に示すものとは異なる更にコンパクトな形状を使用し、(ii)一体(one−piece)センサ110、及び(iii)管部材15の複数の部分を包囲する真空形成されたカセット本体10を使用する。これによって、本体溝45及びカバー50の使用をなくす。
次に、図17乃至図21を参照すると、これらの図には、使い捨てカセット5及びベースユニット100についての他の変形例の構造が示してある。とりわけ、本発明のこの形態は、(i)図1乃至図16に示すものとは異なる更にコンパクトな形状を使用し、(ii)大きな平坦な本体10及びカバー50がなくしてあり、使い捨てカセット5の構造を形成する(ここでは、固定構造が本体10を構成するものと考えられる)ようにまとめて固定(例えば、接着剤、成形技術、等によって)されたインライン(inline)積み重ね形態の管部材15を備えたカセット5を使用し、及び(iii)変更した使い捨てカセット5を受け入れるように変更したベースユニット100を使用する。
次に、図22、図23、及び図24を参照すると、これらの図には、使い捨てカセット5及びベースユニット100についての更に他の変形例の構造が示してある。とりわけ、本発明のこの形態は、(i)図1乃至図21に示すものとは異なる更にコンパクトな形状を使用し、(ii)L型本体10、及びまとめて固定(例えば、接着剤、成形技術、等によって)されたインライン積み重ねコイル形態の管部材15を備えた使い捨てカセット5を使用し、(iii)手動で起こされる(cocked)ピンチバルブ115を使用するベースユニット100を使用する。
この手動式ピンチバルブ構造は、ピンチバルブの大きさを更に小さくでき、ひいては、ベースユニット100の大きさを小さくできるという点で有利になりうる。本発明のこの実施例では、障害を検出してこれを正した後、バルブのばね負荷されたピンチバーを、所定位置で起こされるまで押すことによって、システムを手作業でリセットしなければならない。センサループ内で気泡を検出したとき、係止機構は電子的に解放される。
次に図25を参照すると、使い捨てカセットの管部材15は、所望のセンサループSL及び遅延ループDLを提供するように、所望の通りに構成できるということがわかるであろう。
次に、図26乃至図34を参照すると、これらの図には、気泡を検出してこれを液体注入ラインから除去するための更に別の新規なシステムが示してある。本発明のこの形態では、ベースユニット100及び電子式制御ユニット200は、同じハウジング内に収容されている。システムに電力を供給するための取り外し可能な電池パック300もまた示してある。
自動流体逸らし装置を備えたシステム
上文中に説明したシステムは、気泡を検出したときに患者への流体流れを停止するようになっており、次いで、オペレータが介入して気泡をラインの外に手作業で抜いた後、システムをリセットすることを必要とする。
変形例の構造において、この介入は、気泡の検出時に液体(例えばIV液)の流れを、センサ110がIVライン内で液体を再び検出するまで、収集袋内に逸らすという意味で、自動化される。センサ110がIVライン内で液体を再び検出したとき、センサ110と流体逸らし機構との間の気泡は、流れが再び患者に逸らされる前に、システムから一気に流し出される。これは、様々な方法で行うことができる。限定でなく例として、
(i)手順の開始時に、オペレータが、電子式制御ユニット200に設けられた制御装置を、見積もったIV流量を反映するように設定できる。この流量は、逸らし機構についての遅延時間を設定し、これによって、センサ110が再び液体を検出した後に流れが患者に再び逸らされることを遅延させる。又は、
(ii)第2気泡センサ(図示せず)をシステムの逸らし機構のところに位置決めし、センサ110及び第2気泡センサの両方がライン内の液体を検出した後に流体が患者に流し戻される流体流れの切り換えを制御する。
逸らし機構は、多くの様々な形態をとることができる。例えば、逸らし機構は、使い捨てカートリッジ5に型成形された、使い捨てカートリッジと一体である使い捨てY型コネクタであってもよく、Y型の下部は、使い捨てカートリッジ5の液体遅延ループDLの下流でセンサ110に連結されている。第2気泡センサは、Y型の中央部分内の気泡を検出するように位置決めされる。両側(two−sided)ピンチバルブ115が、Y型の2つの上部に取り付けられている。このピンチバルブは、二つのピンチステーションを有し、一方のステーションが開放しているときに他方のステーションが閉鎖するように構成されている。ピンチバルブ115の常開側は、Y型の上側フォークの一方に位置決めされ、ピンチバルブ115の常閉の部分は、Y型の上部のフォークの他方の側に位置決めされる。こうして、ピンチバルブ115を作動させるだけで、流れを使い捨てカートリッジのY型の一方の側から他方の側に逸らすことができる。適当な側を患者に連結し、他方の側は、収集袋に連結される。
別の装置形態により、更に、第3気泡センサ(図示せず)を装置に組み込むことができる。第3気泡センサは、IV袋又は他の流体源の僅かに下流で管部材に位置決めできるクランプ式(clamp−on)センサであってもよく、IV袋が空になったときにこれを検出し、流れを中止するか或いは流れを患者から逸らした後、警報を鳴らし、IV袋が空になったことを知らせる。
以上の開示では、(流体の流れが気泡を含んでいる場合)流体の流れを患者から選択的に逸らした後、(気泡がラインから排出されたとき)患者への流体流れを自動的に再開するための手段を開示した。
本発明の別の形態では、気泡を検出したとき、上文中に開示した幾つかの方法のうちの任意の方法を使用して、又はガス栓子を逸らすための任意の他の適当な手段を使用して流体の流れを患者から自動的に逸し、患者の安全を維持する。しかし、この場合には、流体流れが患者に再び自動的に逸らされることはなく、むしろ、付き添い者が装置をリセットするまで患者から逸らされ続ける。これにより、付き添い者は、状況を評価でき、適当な場合にシステムをリセットできる。
以上の実施例は、任意の他のシステムに単独で又は組み合わせて組み込むことができる。
ピンチバルブ115を作動させるための、又は流体流れの経路を収集袋に向けるか或いは患者に戻すための別の電子的方法は、センサ110が管部材内の気泡を感知する時間を、電子的に計算することを必然的に伴う。例として、所定量のガスがセンサ110を通過したとき、「ガス」を示す電子的信号が、ガスボールが来入したときに発せられ、電子式制御ユニット200は、「ガス信号」が来た時間を感知する。管部材15の内部断面積は知られている。ラインを通過するガスの容積について自動的に計算が行われる。一つのセンサを使用した場合には、通過するガスの容積は、仮定の流量を使用して計算する。これにより、更に、流体の速度を計算できる。また、これにより、管部材での圧力降下を計算でき、流通するガスの容積調整をすることができる。この計算は、リアルタイムで行われ、その情報が連続的に更新され、所定のガス容積が感知されたとき、システムはその作用モード(遮断、警報、流体の逸らし、等)を開始する。
性能を更に精密にするためには、所定の距離だけ離して位置決めした直列の二つのセンサを使用してもよい。センサの形態及び位置は、流体を患者に放出する前の作動に十分な時間を掛けることができるように、システムの基本的パラメータに従わなければならない。
変更
上文中に開示した実施例に様々な変更を加えることができる。限定ではなく、例として、
(1)センサ110は、気泡の存在を検出するためにIR(赤外線)を使用できる。
(2)センサ110は、気泡の存在を検出するために電気抵抗を使用できる。
(3)センサ110は、気泡の存在を検出するために音響に基づく技術(例えばドップラー技術)を使用できる。
(4)センサ110は、流体流れを通したり遮断したりするため、液体回路内に浮動装置(float)を備えていてもよく、この構成では、浮動装置は、液体が存在する場合に上昇し、出口ポートを開放するが、気泡が存在する場合には浮動装置が沈み、出口ポートを閉鎖し、次いで抵抗検出器又は磁気検出器が浮動装置の位置を検出し、システム障害を知らせる信号を発する。
(5)使い捨てカセット5がベースユニット100に正確に(又は不正確に)係合していることを自動的に表示するための安全装置を組み込むことができる。
(6)適切な、管部材を挟む力が加えられていることを示すインジケータが設けられていてもよい。
(7)ベースユニット100と電子式制御ユニット200との間に無線接続が設けられていてもよく、かくして、例えば、図35に示すように、使い捨てカセット5及びベースユニット100を電子式制御ユニット200から分離して、これらのユニットが無線接続を通して通信するようにしてもよく、又は所望であれば、ピンチバルブ115を電子式制御ユニット200に配置してもよく(図36参照)、及び/又は所望であれば、使い捨てカセット5、ベースユニット100、及び電子式制御ユニット200を全てIVポールから取り付けてもよい(図37参照)。
(8)使い捨てカセット5のセンサステーション35(センサ110と隣接して位置決めされる)を、ワセリンやウォータージェル等の超音波結合媒体又はこの他の適当な材料で処理し、超音波センサ110に対する十分な結合を保証してもよい。コーティングは、センサ110及びセンサステーション35を清浄にするための溶剤及び/又は研磨剤を含んでいてもよい。
(9)上記したものの代わりに、又は上記したものと組み合わせて、使い捨てカセット5をセンサ110と隣接して取り付けたとき、センサ110を清浄にするための手段が設けられていてもよい。例として、これは、使い捨て管部材15を覆う機械的シールドによって行うことができる。このシールドは、取り除いたとき、センサキャビティを清浄にする。
(10)カセット5は必ずしも使い捨てでなくてもよく、所望であれば、再使用できる。
(11)カセット5には通路が形成されており、通路の複数部分だけが可撓性管部材を備えており、通路の残りは本体10を通る流路として、又は剛性管部材として、形成されていてもよい。
(12)流体流れを選択的に閉鎖する構造は、可撓性管部材及びピンチバルブ以外であってもよく、例えば、限定でなく例として、カセット5が従来の流量バルブを含み、ベースユニット100が、この流量制御バルブを開放するための機構(例えばソレノイド)を含んでいてもよい。
(13)所望であれば、排出ポートはなくてもよい。
この他の変更
本発明の更に他の実施例は、当業者には以上の開示から明らかであるということは理解されよう。本発明は、いかなる意味においても、ここに開示し及び/又は添付図面に示した特定の構造に限定されず、本発明の範囲内の全ての変形及び等価物を含む、ということは理解されるべきである。
本発明に従って形成された使い捨てカセットを示す概略図。 図1に示す使い捨てカセットの構成要素を示す概略図。 図1に示す使い捨てカセットの構成要素を示す概略図。 図1に示す使い捨てカセットの構成要素を示す概略図。 本発明に従って形成されたベースユニットを示す概略図。 図5に示すベースユニットの構成要素を示す概略図。 図5のベースユニットに取り付けた図1の使い捨てカセットを示す概略図。 図5のベースユニットに取り付けた図1の使い捨てカセットを示す概略図。 使い捨てカセットのセンサループ及び遅延ループを示す概略図。 本発明に従って形成された電子式制御ユニットを示す概略図。 使い捨てカセットの変形例の形態を示す概略図。 図11に示す使い捨てカセットの管部材構成要素を示す概略図。 図11に示す使い捨てカセットの別の概略図。 ベースユニットの変形例の形態を示す概略図。 図11及び図13の使い捨てカセットを図14のベースユニットと共に示す概略図。 図11及び図13の使い捨てカセットを図14のベースユニットと共に示す概略図。 使い捨てカセットの変形例の形態を示す概略図。 使い捨てカセットの変形例の形態を示す概略図。 ベースユニットの変形例の形態を示す概略図。 ベースユニットの変形例の形態を示す概略図。 図17及び図18の使い捨てカセットを図19及び図20のベースユニットと共に示す概略図。 使い捨てカセットの変形例の形態を示す概略図。 図22の使い捨てカセットを変形例のベースユニットと共に示す概略図。 図22の使い捨てカセットを変形例のベースユニットと共に示す概略図。 使い捨てカセットの更なる変形例の形態を示す概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 流体ライン内の気泡を検出し、気泡を捕捉し、気泡が患者の脈管系に侵入する前に気泡を排出するための新規なシステムの別の好ましい実施例の概略図。 変形例の使い捨てカセットを、遠隔取り付けのための感知ユニットを組み込んだ変形例のベースと共に示す概略図。 ピンチバルブを組み込んだ変形例の電子式制御ユニットの概略図。 図35の変形例の使い捨てカセット、図35の変形例のベースユニット、及び図36の変形例の電子式制御ユニットを全てIVポールに取り付けたシステム形態を示す概略図。
符号の説明
5 使い捨てカセット
10 本体
15 管部材
20 入口ポート
25 出口ポート
30 排出ポート
35 センサステーション
40 ピンチ位置
45 溝
50 カバー
100 ベースユニット
105 座部
110 センサ
110A 半部
110B 半部
C 超音波結晶
115 ピンチバルブ
200 電子制御ユニット
203 ハウジング
205 オン/オフスイッチ
210 消音スイッチ
215 システムリセットスイッチ
220 緑色ライト
225 システム赤色ライト
230 音響赤色ライト
235 臍帯コード
300 電池パック

Claims (32)

  1. 脈管注入ラインから気泡を検出して除去するためのシステムにおいて、
    前記注入ラインの中間に配置される使い捨てカセット(5)であって、
    本体(10)と、
    前記注入ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポート(20)と、前記注入ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポート(25)と、前記入口ポート(20)と前記出口ポート(25)との中間に配置された排出ポート(30)とを備えた可撓性中空管部材(15)とを有し、前記可撓性中空管部材(15)は、センサループ(SL)を形成するようにジグザグ形態で配置されている使い捨てカセット(5)と、
    前記使い捨てカセット(5)を受け入れ、前記可撓性中空管部材(15)を通る流体流れを監視するベースユニット(100)であって、
    前記可撓性中空管部材(15)を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサ(110)と、
    前記可撓性中空管部材(15)を通る流体の流れを停止するピンチバルブ(115)とを有し、前記使い捨てカセット(5)が、前記ベースユニット(100)に取り付けられたとき、前記センサ(110)と隣接して配置された前記可撓性中空管部材(15)の部分は、遅延ループ(DL)を形成するように、前記排出ポート(30)からずれているベースユニット(100)と、
    (i)前記センサ(110)が気泡を検出していない場合に流体が前記ピンチバルブ(115)を通って流れることを許容し、(ii)前記センサ(110)が気泡を検出した場合に流体流れを阻止するように前記ベースユニット(100)を作動させる電子式制御ユニット(200)とを備えている、システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)の前記本体(10)に、前記可撓性中空管部材(15)を受け入れるように形成された溝(45)が設けられている、システム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)に、前記可撓性中空管部材(15)を前記溝(45)内に固定するためのカバー(50)が設けられている、システム。
  4. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)の前記本体(10)は、前記可撓性中空管部材(15)の少なくとも一部を保持する、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)は、選択された形態で配置された前記可撓性中空管部材(15)を備えており、前記本体(10)は、前記可撓性中空管部材(15)を前記形態で保持し安定させるための構造を備えている、システム。
  6. 請求項5に記載のシステムにおいて、
    前記可撓性中空管部材(15)は、積み重ねた形態で配置されている、システム。
  7. 請求項5に記載のシステムにおいて、
    前記可撓性中空管部材(15)は、平坦なインライン形態で配置されている、システム。
  8. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記本体(10)に、L型形状が与えられている、システム。
  9. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサループ(SL)は、約1ccの容積を持つように大きさが定められている、システム。
  10. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記遅延ループ(DL)は、約10cmの長さを持つように形成されている、システム。
  11. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)の前記本体(10)に、前記可撓性中空管部材(15)を前記センサ(110)と隣接して位置決めするのを容易にする開口部(35)が設けられている、システム。
  12. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記使い捨てカセット(5)の前記本体(10)に、前記可撓性中空管部材(15)を前記ピンチバルブ(115)と隣接して位置決めするのを容易にする開口部(40)が設けられている、システム。
  13. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は超音波センサである、システム。
  14. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は、互いにヒンジ止めされた2つの部分(110A、110B)を備えている、システム。
  15. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は赤外線センサである、システム。
  16. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は、気泡の存在を検出するために電気抵抗を使用するように構成されている、システム。
  17. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は、気泡の存在を検出するためにドップラー技術を使用するように構成されている、システム。
  18. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は、(i)液体が存在する場合に上昇し、気泡が存在する場合に沈む、流体中に配置された浮動装置と、(ii)前記浮動装置の位置を検出するための装置とを備えている、システム。
  19. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記センサ(110)は、前記可撓性中空管部材(15)の少なくとも二つの部分(L1、L2)を通って流れる流体中の気泡の存在を同時に検出する、システム。
  20. 請求項19に記載のシステムにおいて、
    前記可撓性中空管部材(15)は、前記可撓性中空管部材(15)の前記二つの部分(L1、L2)が互いに隣接するように形成されている、システム。
  21. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ピンチバルブ(115)は、手動で開弁されるように構成されている、システム。
  22. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ピンチバルブ(115)は、ソレノイドを備えている、システム。
  23. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記ピンチバルブ(115)は、前記可撓性中空管部材(15)の壁を選択的に潰すことによって、前記可撓性中空管部材(15)を通る流体の流れを阻止するように形成されている、システム。
  24. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記電子式制御ユニット(200)は、前記ベースユニット(100)に対して配線されている、システム。
  25. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記電子式制御ユニット(200)は、前記ベースユニット(100)と無線通信する、システム。
  26. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記電子式制御ユニット(200)は、充電式電源によってその内部に電力が供給される、システム。
  27. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記電子式制御ユニット(200)は、外部電源によって電力が供給される、システム。
  28. 脈管注入ライン中の気泡を検出するためのシステムにおいて、
    前記注入ラインの中間に配置される使い捨てカセット(5)であって、
    本体(10)と、
    前記注入ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポート(20)と、前記注入ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポート(25)とを備えた通路と、
    前記通路を通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブの第1部分とを有し、前記通路は、センサループ(SL)を形成するようにジグザグ形態で配置されている使い捨てカセット(5)と、
    前記使い捨てカセット(5)を受け入れ、前記通路を通る流体流れを監視するベースユニット(100)であって、
    前記通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサ(110)と、
    前記通路を通る流体流れを選択的に阻止するための前記バルブの第2部分とを有し、前記使い捨てカセット(5)が、前記ベースユニット(100)に取り付けられたとき、前記センサ(110)と隣接して配置された前記通路の部分は、遅延ループ(DL)を形成するように、排出ポート(30)からずれているベースユニット(100)と、
    (i)前記センサ(110)が気泡を検出していない場合に流体が前記バルブの前記第1部分を通って流れることを許容し、(ii)前記センサ(110)が気泡を検出した場合に流体の流れを阻止するように前記バルブの前記第2部分を作動させる電子式制御ユニット(200)とを含む、システム。
  29. 請求項28に記載のシステムにおいて、
    前記バルブの前記第1部分は、流体の流れに対して前記通路を遮断するように変形するように構成されている可撓性の壁を前記通路に設けることによって形成される、システム。
  30. 請求項29に記載のシステムにおいて、
    前記バルブの前記第2部分は、前記通路の前記可撓性の壁を変形するためのアクチュエータを含む、システム。
  31. 請求項28に記載のシステムにおいて、
    前記バルブの前記第1部分は、バルブハウジングと、弁座と、該弁座と選択的に係合するためのバルブ部材を含み、前記バルブの前記第2部分は、前記バルブ部材を移動するためのアクチュエータを含む、システム。
  32. 可撓性脈管注入ラインから気泡を検出して除去するためのシステムにおいて、
    前記注入ラインの中間に配置されるカセット(5)であって、
    本体(10)と、
    前記注入ラインの供給側に連結されるように形成された入口ポート(20)と、前記注入ラインの患者側に連結されるように形成された出口ポート(25)とを備えた通路とを有し、前記通路は、センサループ(SL)を形成するようにジグザグ形態で配置されているカセット(5)と、
    前記カセット(5)を受け入れ、前記通路を通る流体流れを監視するベースユニット(100)であって、
    前記通路を通って流れる流体中の気泡の存在を検出するセンサ(110)を有し、前記カセット(5)が、前記ベースユニット(100)に取り付けられたとき、前記センサ(110)と隣接して配置された前記通路の部分は、遅延ループ(DL)を形成するように、排出ポート(30)からずれているベースユニット(100)と、
    前記可撓性注入ラインと隣接して前記カセット(5)の上流に配置された電子式制御ユニット(200)であって、前記可撓性注入ラインを通る流体の流れを選択的に阻止するためのバルブと、前記センサ(110)と通信し、前記バルブを作動させるための回路とを含み、前記バルブは、(i)前記センサ(110)が気泡を検出していない場合に流体が前記可撓性注入ラインを通って流れることを許容し、(ii)前記センサ(110)が気泡を検出した場合に前記可撓性注入ラインを通る流体流れを阻止するように作動される、電子式制御ユニット(200)とを含み、
    前記排出ポート(30)は、前記患者の上流に且つ前記電子式制御ユニット(200)の下流に配置されている、システム。
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