JP2010504878A - 車両用ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトであって多用途で使用することができる調節装置を備えた車両のローラ・ブラインドを実現する。
【解決手段】車両用のブラインド、特に自動車用の日よけブラインドが圧縮および/または曲げにおいて剛であり、ブラインド・カーテンと、ウェット領域およびドライ領域における使用が可能であって押し部材9を操作するコンパクトな調節蔵置10とを備えている。この調節装置10は、単線ケーブル窓昇降機であり、少なくとも一部が押し部材9と一緒に封入されている。自動車のドアに配置される窓昇降機30の部品をブラインドの調節装置10の部品へと一体化させること、特に窓昇降機の駆動体33を調節装置10のガイドチャネル20の外形に沿って案内すること、さらに該当する場合は切換歯車を有する共通の駆動部と一体化を行うことによって、高い相乗効果が達成される。
【選択図】 図16

Description

本発明は、請求項1の前提部分にあるように、車両のローラ・ブラインド、特に自動車用の日よけローラ・ブラインドに関する。
EP 1 123 824 A2には、自動車用の日よけローラ・ブラインドであって、回転自在に取り付けられた巻取軸が自動車のドアのドライ空間側の内側ドア・パネルと内側ドア張りとの間に配置されているものが開示されている。ローラ・ブラインド素材、すなわちローラ・ブラインド・ウェブは巻取軸に巻き取られ、その外形が、自動車のドアの横窓の形状をしており、その外縁は巻取軸に固定されている部位と、操作手段によって引っ張られる部位とを有している。操作手段は、駆動手段に接続されており、ドア枠および内側ドア張りのすき間を通って、横窓の移動方向と同じ移動方向に下方から上方へ、すなわち自動車のドアの本体に接してほぼ水平に延びる窓枠の下辺から、ブラインドウェブを巻取軸に引っ張る。
操作手段は、スライド、ガイド、ブロックからなり、自動車のドアにおける巻取軸よりも下方に互いに離間して配置され、圧縮において剛であって比較的曲げに強い円柱形の操作部材が該操作手段の上方に延在している。操作部材の下端が、ガイドチューブを通ってスライドガイドブロックから駆動モータまで、駆動モータの歯車へと延びており、互いに同期して駆動される。操作部材はガイドチューブから離れて配置されるので、操作部材が、巻取軸から離れたローラ・ブラインド・ウェブの上縁に接続されているローラ・ブラインド引っ張り棒、すなわち「バー」を上方へ押し、ローラ・ブラインド・ウェブを巻取軸の回転復帰ばねの作用に逆らって巻取軸から繰り出す。巻取軸から完全または部分的に繰り出された状態において、ローラ・ブラインド・ウェブは、ローラ・ブラインド引張棒への操作部材の力の作用および巻取軸に接続された回転ばねによって、引っ張られて緊張を保つ。
公知のローラ・ブラインドの調節機構は、調節機構を自動車のドアのドライ空間側に配置することを必要とする。なぜならば、操作部材を保持するためのガイドパイプが、この操作部材の案内のみに機能し、電動モータを有しているので、操作部材を駆動する駆動装置を、ドライ空間側に配置する必要があるからである。
本発明は、コンパクトであって多用途で使用することができる調節装置を備えた車両のローラ・ブラインドを実現するという課題にもとづいている。
この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴によって解決される。
本発明の解決手段によれば、車両のローラ・ブラインドのための調節装置のコンパクト化およびその多用途な使用が可能になる。
車両のローラ・ブラインド、特に自動車のローラ・ブラインドにおける本発明の調節装置のコンパクト化および多用途な使用によって、調節装置を単線ケーブル窓昇降機で構成され、該調節装置の少なくとも一部分を封入し、また、調節装置によって駆動される押し部材も同様に少なくとも一部分を封入して、調節装置を車体または車両のドアの任意の位置に配置できるようになっており、これにより車両のドアのウェット空間側にも問題なく配置できるようになっている。調節装置の各調節手段の間に接合部を設けることにより、モジュール式の構造が可能になるので、広い選択範囲の中から調節手段を選択できることによって、車両のドアまたは車体の他の部材、特に、自動車のドアのガラス窓を上昇および下降させるための窓昇降機との組み合わせが可能になる。
本発明によれば、ガラス窓、車両の透明カバー、サンルーフの日よけローラ・ブラインドなどの、車両のローラ・ブラインド、特に、任意の自動車用ローラ・ブラインド、荷物空間のカバー、ならびに前部座席と後部座席との間および客室と荷物置場との間仕切りに使用することができ、車体または車両のドアへの設置、およびドア・モジュールへの組み込み、あるいはベース・プレートまたは車両のドアの内側ドア・パネルへの取り付けに適している。
調節装置を単線ケーブル窓昇降機で構成するため、および押し部材と一緒に封入して配置するために、調節装置は、押し部材に力を伝達する可撓性引張手段と、ローラ・ブラインド駆動部に接続され、可撓性引張手段を押し部材の上昇または下降方向に調節する引張手段駆動部材と、押し部材の調節経路の少なくとも一方の端部に位置し、可撓な引張手段の一部分を案内する引張手段偏向器とを備えている。
押し部材および調節装置の少なくとも一部分が封入される配置は、好ましくは、押し部材および調節装置を保持するハウジングによって実現される。そのようなハウジングは、モジュール式の設計を可能にするために、調節装置のローラ・ブラインド駆動部を囲む駆動部ハウジングを有するとともに、押し部材と、該押し部材およびローラ・ブラインド駆動部に接続されている可撓性引張手段を保持する、好ましくは筒状のガイドチャネルとを有している。
本発明は、調節装置および押し部材を完全に封入するものから、全周および全長の少なくとも一部分が開いている、具体的にはスロットが形成されているガイドチャネルまで、すべての変形例を包含する。完全に封入された場合には、ハウジングが調節装置および押し部材を防塵防水状態で封入しており、こうして封入された自動車のローラ・ブラインドの部品、具体的には調節装置および押し部材を、車体または車両のドアのウェット空間およびドライ空間の両方の領域において使用することができる。
モジュール型の調節装置は、駆動部ハウジングが引張手段駆動部材を有し、引張手段偏向器が引張手段偏向器ハウジング内に配置され、駆動部ハウジングおよび引張手段偏向器ハウジングがガイドチャネルに、好ましくはプラグ接続として防塵防水接続されることで実現される。
駆動部ハウジング、ガイドチャネル、および引張手段偏向器のモジュールをプラグ接続する結果、各種サイズの車両のドアおよびドアの窓切抜部向けの長さの異なるガイドチャネルに、例えば同じローラ・ブラインド駆動部および同じ引張手段偏向器を適用でき、調節装置の機能部品をハウジング内で防塵防水状態に配置するように、簡潔かつ確実に組み立てることができる。ここで、駆動部ハウジングは、ローラ・ブラインド駆動部および引張手段駆動部材のための支承点を備える調節装置のヘッド部として、このヘッド部を本体または取り付けプレートに固定するための固定部や、引張部材のためのガイドを形成してもよく、このように複数の機能を果たすことができる。
また、引張手段を、ガイドチャネルで直接偏向させてもよく、その場合、引張手段偏向器ハウジングの代わりに、引張手段偏向器に隣接するガイドチャネルの端部を閉じる閉鎖カバーが設けられる。閉鎖カバーに密封性をもたせるために、シール、特に、Oリング・シールを設けてもよい。
圧縮において剛でありおよび/または曲げに強い押し部材の下端を、調節装置の可撓性引張手段に直接接続することができ、あるいは可撓性引張手段によって駆動され移動方向に対して直角方向の噛み合いにてガイドチャネルに案内されるローラ・ブラインド駆動体に接続することができる。
押し部材を可撓性引張手段に直接接続することは、小さなローラ・ブラインド・ウェブに適しており費用効果が高いが、噛み合いによってガイドチャネル内を案内されるローラ・ブラインド駆動体に押し部材を接続すれば、押し部材の正確でほとんど遊びのない案内が可能になり、これにより大型のローラ・ブラインド・ウェブであっても、ローラ・ブラインド・ウェブを巻取軸から正確に引き出すことが可能になる。
可撓性引張手段に作用する引張応力により長さが変化する場合でも、可撓性引張手段を緊張した状態に保つことで、引張手段駆動部材および引張手段偏向器における可撓性引張手段を正確に案内して押し部材との衝突を防止するために、ローラ・ブラインド駆動体は、可撓性引張手段を調節するための装置を有しており、さらには/あるいは引張手段駆動部材または引張手段偏向器が、引張手段テンション装置によってガイドチャネルに接続される。
可撓性引張手段を調節すべくローラ・ブラインド駆動体に設けられる装置は、好ましくは、お互いにローラ・ブラインド駆動体の移動方向に調節可能である2つの駆動体部材を有しており、これらの駆動体部材が、それぞれ可撓性引張手段の各端部に接続されるとともに、圧縮ばねによって互いに支えられる。
可撓性引張手段を調節するための装置は、閉じたリング形状ではなく、端部がローラ・ブラインド駆動体によって互いに接続されるオープン型の可撓性引張手段に適している。これに対して、引張手段テンション装置を配置して、引張手段駆動部材および/または引張手段偏向器に接続することは、閉じた形(クローズ型)の可撓性引張手段に適している。この引張手段テンション装置は、好ましくは、引張手段偏向器に接続され、テンションばねを介して閉鎖カバーに支持される伸長レバーで構成される。
可撓性引張手段のローラ・ブラインド駆動体への接続を確実にするために、好ましい実施形態においては、ローラ・ブラインド駆動体に噛合部材を設けることが可能であり、この噛合部材が、可撓性引張手段の対応する噛合部材に接続される。可撓性引張手段の噛合部材は、可撓性引張部材のローラ・ブラインド駆動体への接続点に、例えば可撓性引張手段に型押しを施すことによって配置することが可能であり、あるいは、全体に噛合部材が設けられた、例えば歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルト、またはチェーンで構成される可撓性引張手段を設けることもできる。
押し部材を防塵防水状態で封入するために、ガイドチャネルは、車体に接続される下部関節から、車体のウェット空間とドライ空間との仕切りまで延在する。
巻取軸から窓枠上縁までのローラ・ブラインド・ウェブの引き出し経路の外部において押し部材のほとんどを封入することは、ローラ・ブラインドの調節装置をウェット空間側に配置できることに加えて、押し部材が汚れるのを防ぐことができる。押し部材が窓ガラスとローラ・ブラインド・ウェブとの間に配置され、窓ガラスおよびローラ・ブラインド・ウェブが同時に調節されるか、あるいはローラ・ブラインド・ウェブが窓ガラスの閉じている部分に合致するように調節される。これにより、走行風によって引き起こされる損傷からローラ・ブラインド・ウェブを守り、かつ、ユーザが押し部材にアクセスできないために汚れた押し部材の清掃が不可能になってローラ・ブラインド・ウェブの汚れにつながるという事態を回避する。
ガイドチャネルは、好ましくは、押し部材を保持し、駆動部ハウジングまたは引張手段偏向器から車体のウェット空間とドライ空間との仕切りへと延びる上部ガイドチューブと、ローラ・ブラインド駆動体および可撓性引張手段を保持し、駆動部ハウジングまたは引張手段偏向器から車体に対する調節を行う調節装置の下部関節まで延びる下部ガイドチューブとで構成される。
モジュラー式ローラ・ブラインドの調節装置によれば、引張手段駆動部材を上部および下部ガイドチューブの間に配置し、引張手段偏向器を下部ガイドチューブの下端に配置することができ、あるいは反対に、引張手段駆動部材を下部ガイドチューブの下端に配置し、引張手段駆動部材を上部および下部ガイドチューブの間に配置することもできる。引張手段駆動部材および引張手段偏向器がどちらの配置であっても、ローラ・ブラインド駆動部は、下部ガイドチューブに対して直角または平行に配置することができる。
また、モジュラー式調節装置によれば、ガイドチューブが各用途に対応するローラ・ブラインド駆動部およびケーブル偏向器に、好ましくはプラグ接続によって接続されるので、ガイドチャネルあるいは上部および/または下部ガイドチューブに求められる断面形状をとることができる。これにより、断面が円形または楕円形、あるいは正方形または矩形であるガイドチューブを押し出しにより製造することができる。後者の実施形態においては、正方形または矩形の下部ガイドチューブの前面が、ヒンジにて動いて掛金にて掛けて留めることができるようにしてもよい。
調節装置をベース・プレート、取り付けプレート、または車両のドアの内側ドア・パネルへと固定するために、駆動部ハウジングが固定部材を有し、引張手段駆動部材および/または引張手段偏向器が、それぞれの中心点に配置された孔を有し、下部ガイドチューブから離れた上部ガイドチューブの上端部が、上部ガイドチューブに一致する断面を有する管通しを介して、車体または車両のドアのウェット空間とドライ空間との仕切りに、好ましくはプラグ接続される。
本発明のさらに好ましい実施形態では、車両のドアに配置される窓昇降機の部品を、ローラ・ブラインドの調節装置の部品、特にローラ・ブラインドの調節装置の下部ガイドチューブまたはガイドチャネルを窓昇降機のガイドレールと一体化させるか、あるいはこの2部品を接続している。
共通の駆動部を使用することができるくらいに窓昇降機をローラ・ブラインドと一体化することで、窓昇降機およびローラ・ブラインドの省スペースな配置を可能にし、互いに支持し合うローラ・ブラインドおよび窓昇降機の調節装置の安定性を向上させ、駆動装置が最適に協調できる配置を可能にするという相乗効果が得られる。
特に下部ガイドチューブまたはガイドチャネルを窓昇降機のガイドレールに一体に接続する場合、必要最小限の容積ひいては重量および空間により剛性の向上が達成され、駆動手段が互いに密に隣接する結果、駆動手段の共用が可能になる。
好ましい一実施形態においては、ガイドチャネルの下部ガイドチューブが、窓昇降機のガイドレールとして構成され、さらなる実施形態において、例えばケーブル式の窓昇降機の窓昇降機駆動体を、下部ガイドチューブの外形に沿って案内することができる。
本発明による前記実施形態においては、窓昇降機のガイドレールが、ガイドチャネルまたは下部ガイドチューブによって置き換えられているので、ローラ・ブラインドの調節装置のガイドチャネルを、押し部材、可撓性引張手段、および可能であればローラ・ブラインドの調節装置の駆動体を封入して案内するために使用することができ、さらに窓昇降機の駆動体を案内するために使用することもでき、ローラ・ブラインドが存在しない場合には、単に窓昇降機のためのガイドレールとして使用することができる。このガイドチャネルの多用途性の結果、ローラ・ブラインドおよび窓昇降機用に各種調節部品を保管および準備する必要がなくなり、製造コストおよび組立コストが抑えられる。
また、下部ガイドチューブおよび窓昇降機のガイドレールを、2つの部品にて形成して、互いに平行に延びるように隣接させて配置することができる。
相乗効果によって、組み立てをさらに簡単にして、製造コストを削減するために、ローラ・ブラインドの調節装置およびガラス窓を上昇および下降させるための窓昇降機が、共通のベース・プレート上に配置され、かつ、共通の偏向装置を有する。
さらに、窓昇降機駆動部を、外形がガイドレールとして機能するガイドチャネルの下端に配置できる。窓昇降機ケーブル・ドラムにより、窓昇降機ケーブル用の下部偏向器を形成する一方で、上側の窓昇降機ケーブル偏向器を、ローラ・ブラインド駆動部の一部として形成するか、あるいは別体として、ローラ・ブラインド駆動部の駆動部ハウジングに差し込む。
また、窓昇降機ケーブル・ドラムが、上側の窓昇降機ケーブル偏向器を形成し、窓昇降機駆動部の電動モータが、ガイドチャネルまたは下部ガイドチューブの下端に向かって整列されてもよい。
最大の相乗効果は、電動モータおよび切り換え歯車がローラ・ブラインドの調節装置の駆動および窓昇降機駆動部に兼用され、ローラ・ブラインドの調節装置に接続されるか、あるいは窓昇降機ケーブル・ドラムを駆動すべく窓昇降機に接続されることである。
第1の変形例においては、可撓性引張手段を、鋼製ケーブルとして形成されるローラ・ブラインド・ケーブルで構成する。好ましい実施形態においては、可撓性引張手段がプラスチックで被服された鋼製ケーブルまたはプラスチック製ケーブルとして形成されるローラ・ブラインド・ケーブルで構成され、これによれば、摩擦が低減し、ケーブルが破損することなく小さな巻き半径または偏向半径をとることができる。
ローラ・ブラインド・ケーブルを備える本発明のさらなる実施形態においては、ウェブまたはリブが、下部ガイドチューブに配置され、これらウェブまたはリブが、前記下部ガイドチューブの長手方向に延び、押し部材をローラ・ブラインド・ケーブルのケーブル線から隔てるとともに、ローラ・ブラインド駆動体が嵌め込まれるガイドの一部を形成する。
押し部材を、潤滑剤が付着したローラ・ブラインド・ケーブルのケーブルより線から隔てることで、ローラ・ブラインド・ウェブを汚すおそれのある潤滑剤および塵埃粒子が押し部材に付着するのが防止される。これにより、上述した押し部材へのアクセス性が悪いために専門家による作業を必要とするという問題が解決される。また、ウェブまたはリブで駆動体をガイドする結果、ガイドチャネルまたは下部ガイドチューブにおける駆動体の位置ずれの恐れがなくなり、ローラ・ブラインドの確実な動作が保証される。
本発明のさらなる実施形態は、ローラ・ブラインド・ドラムが、下部ガイドチューブに対して鋭角に配置され、上部ガイドチューブが、下部ガイドチューブと同一直線上に整列していることを特徴とする。
このようなローラ・ブラインド・ドラムおよび上部ガイドチューブの整列および配置によれば、封入される調節装置のコンパクト化が可能になり、つぎの実施形態においては、簡単な構造のローラ・ブラインド駆動部を製造することができる。すなわち、ローラ・ブラインド駆動部が、駆動電子部に接続された電動モータと、ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラムのウォーム・ギアに噛合する駆動ウォームを有する歯車とで構成される場合には、ウォーム・ギアの歯を真っ直ぐな形状とすることで単純な工具によりウォーム・ギアを製造できるように、ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラムを駆動ウォームに対して傾けるのがよい。駆動ウォームおよび駆動ウォームに噛合するウォーム・ギアの軸が互いに直角に配置される場合、ウォーム・ギアの歯はらせん形状となり、ウォーム・ギアおよび駆動ウォームの軸が傾斜している場合、ウォーム・ギアの歯を真っ直ぐな形状とでき、らせん状の歯に比べて大きな製造上の利点がもたらされる。
特にプラスチック製のガイドチャネルまたはガイドチューブの場合には、各用途に合致する必要な断面形状を、必要であれば押し部材をローラ・ブラインド・ケーブルのケーブルより線から隔てるためのリブおよびウェブを内部に備えることで、押し出しによって製造することができる。正方形または矩形の下部ガイドチューブにおいては、壁をヒンジで取り付けることで、駆動体およびローラ・ブラインド・ケーブルの組み立ての際容易にアクセスできる。
ローラ・ブラインドの調節装置用の可撓性引張部材であるローラ・ブラインド・ケーブルに代わる手段として、歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルト特にVベルト、あるいはチェーン特にリンク・チェーンまたはビーズ・チェーンを設けることができる。
歯付ベルト、打抜ベルトおよびチェーンが、ローラ・ブラインド駆動部と引張部材を調節するための可撓性引張手段との間に、噛み合いによる駆動接続を可能にし、ほとんど滑ることなく駆動力を伝達して押し部材を調節する。特にVベルトとして構成される摩擦ベルトは、ローラ・ブラインド駆動部と押し部材との間の滑りを防止する大きな動力伝達面を提供する。
可撓性引張手段としての歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルトまたはチェーンに適合するローラ・ブラインド駆動部は、駆動電子部に接続された電動モータと、駆動ピニオンとして構成された引張手段駆動部材に接続された駆動軸を備えた歯車とを有している。駆動ピニオンとして構成された引張手段駆動部材は、可撓性引張手段の噛合部材に係合する噛合部材を備えている。引張手段偏向器は、軸を可撓性引張手段の移動方向に対して直角に整列させてなる偏向ローラで構成され、噛合部材にて歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルトまたはチェーンとして構成された可撓性引張手段の噛合部材に係合する。
特に、可撓性引張手段は、歯付ベルト、打抜ベルトまたはチェーンの形態の噛合部材が設けられている場合、オープン型の実施形態およびクローズ型の実施形態の両方に適用可能であり、引張手段偏向器に係合する引張手段テンション装置によって、あるいはローラ・ブラインド駆動部と一体化された、例えばオープン型の歯付ベルトの両端を互いに向かって引っ張る引張装置によって引っ張られる。
窓昇降機の部品を、単線ケーブル窓昇降機で構成された車両のローラ・ブラインドのローラ・ブラインド・ウェブ調節用の調節装置と一体化させることは、車両のローラ・ブラインドおよび窓昇降機をモジュールの構成部分とするモジュール式のシステムを可能にする。つまり、該モジュールは窓昇降機の窓ガラス調節用の装置および/または車両用ローラ・ブラインドのローラ・ブラインド駆動部を形成する。そのような車両用ローラ・ブラインドは、ローラ・ブラインド・ウェブを引っ張るための押し部材に接続される。押し部材は圧縮において剛でありおよび/または曲げに強く、調節装置に接続される。調節装置は、単線ケーブル窓昇降機として構成され、少なくとも一部が押し部材と一緒に封入されている。このようにして、窓昇降機の部品を、車両用ローラ・ブラインドの調節装置の部品と一体化させることができる。
モジュールの両構成要素を、別個に使用することも、互いに組み合わせて使用することも可能である。すなわち換言すると、調節装置を、車両用ローラ・ブラインドのローラ・ブラインド・ウェブを調節するために使用することもできるし、あるいは窓昇降機の部品の収容およびガイド装置として使用することもできる。
調節装置が車両用ローラ・ブラインドのローラ・ブラインド・ウェブの調節および窓昇降機のガラス窓の調節の両方に複合的に使用される場合には、駆動時の走行風によるローラ・ブラインド・ウェブの損傷が防止されるように、2つのシステムの独立制御、あるいはローラ・ブラインド・ウェブの引き出し制御または窓ガラスの開閉制御が、ローラ・ブラインド・ウェブの巻き取りに関連付けられる。窓昇降機および車両用ローラ・ブラインドの独立制御の場合には、窓ガラスが部分的に、および/または完全に開いているときに、ローラ・ブラインド・ウェブの引き出しをロックする機能を設けることも同様に可能である。
図面は、本発明について考えられるさらなる応用を多数の変形例にて示している本発明の種々の典型的な実施形態を示しており、その設計および利点を以下で説明する。
図1が、ドア・スロット2を備えている自動車のドア1の縦断面を示しており、ドア1には、外側ドア・スキン、内側ドア・パネルおよび内側ドア張り(図では、ドア・スロットが見えるように取り除かれている)によって区画されたドア・スロット2と、ドア1の長手方向(上下方向)に開閉する窓ガラス4によって蓋をされた切抜き部3とが設けられている。ドア切抜き部3は、上方、側方、および下方を窓枠によって区画されている。車内の加熱を防止するため、および車両の乗員を斜めに入射する太陽光のまぶしさから保護するために、ローラ・ブラインド5が設けられる。ローラ・ブラインド5は、ローラ・ブラインド素材、すなわちローラ・ブラインド・ウェブ6を有しており、ローラ・ブラインド・ウェブ6の外形は、ドア切抜き部3の外形にほぼ一致している。つまり、ローラ・ブラインド5を完全に展開すると、窓ガラス4を閉めたときのドア切抜き部3がほぼ覆われる。
格納状態では、ローラ・ブラインド・ウェブ6は、ローラ・ブラインド・カセット内に配置された巻取軸7に巻き取られ、該カセットは、ドア・スロット2の上側ドア枠に配置されている。ローラ・ブラインド・ウェブ6の巻取軸7とは反対側の縁は、ローラ・ブラインド引張棒、すなわちバー8に接続されており、このバー8を用いてローラ・ブラインド・ウェブ6が、巻取軸7に接続された回転ばねの復元力に抗して、ドア切抜き部3を覆うために巻取軸7から引き出される。
あるいは、巻取軸の代わりに、ローラ・ブラインド・ウェブ6にテンションが加えられていない状態で、ローラ・ブラインド・ウェブ6を畳んで保持する容器、すなわちローラ・ブラインド・カセットを設けるだけでもよい。ここで、ローラ・ブラインドがローラ・ブラインド・カセットから完全に引き出されたときにのみ、例えば引張装置を用いて下縁および上縁を固定することによって、ローラ・ブラインド・ウェブが引っ張られるように、配置を選択してもよい。
ローラ・ブラインド・ウェブを巻取軸7から引き出す、あるいはローラ・ブラインド・ウェブ6を前記ローラ・ブラインド・カセットから引き出すために、巻取軸7またはローラ・ブラインド・カセットの反対側に位置してローラ・ブラインド引張棒8に接続されている縁部が、押し部材9に接続されている。押し部材9は通常は棒状であり、圧縮において剛でありおよび/または曲げに強く、調節装置を用いて自動車のドア1の長手方向(上下方向)に調節可能である
ガラス窓4を開けているときに、ローラ・ブラインド5またはローラ・ブラインド・ウェブ6を走行風による損傷または破壊から保護するために、ローラ・ブラインド5は、窓ガラス4の位置に合わせて、あるいは窓ガラス4の位置に応じて調節される。つまり、ローラ・ブラインド5は、窓ガラス4が途中まで開いているとき、あるいは窓ガラス4が閉じられている場合にのみ、巻取軸7から引き出すことができる。好ましくは、いわゆる「自動動作」において、ローラ・ブラインドは、完全に引っ張られるか、あるいは完全に格納されるかに限定し、ローラ・ブラインド・ウェブ6は、窓ガラス4が完全に閉まっているときにのみ引き出し可能にされる。
図2に示す押し部材9の調節装置10は、単線ケーブル窓昇降機であり、電動ローラ・ブラインド駆動部11を有している。電動ローラ・ブラインド駆動部11は電動モータ12、ケーブル・ドラム14を駆動するための歯車13、駆動電子部15、および自動車または自動車のドアの制御/調節用電子機器への接続用、特に、バス・システムへの接続用のプラグ16を備える。調節装置10は、好ましくは、下部ガイドチューブ21および上部ガイドチューブ22からなる管状ガイドチャネル20を有しており、下部ガイドチューブ21および上部ガイドチューブ22が、ローラ・ブラインド駆動部11を封入する駆動部ハウジング23に防塵防水状態で接続されている。
下部ガイドチューブ21内を、ローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172が延びており、ローラ・ブラインド・ケーブル17は、ケーブル・ドラム14から駆動体18に接続され、ローラ・ブラインド駆動部11とは反対側の下部ガイドチューブ21の端部において、ケーブル偏向器19を用いて向きを変えられている。駆動体18が押し部材9に接続されており、ローラ・ブラインド駆動部11が作動してケーブル・ドラム14がどちらかの回転方向に回転すると、駆動体18がローラ・ブラインド駆動部11に向かって、あるいはローラ・ブラインド駆動部11から離れるように移動して、押し部材9の位置を変化させる。
また、少なくとも一部分が開いているガイドチャネル20を設けてもよく、そのようなガイドチャネル20は、好ましくは、少なくとも全周および全長の一部が開いており、好ましくはスロットが形成されている。そのようなガイドチャネル20によれば、例えば、ガイドチャネル20に配置されて押し部材9を調節するための駆動体18の部品が、ガイドチャネル20の前記スロットに貫通状態で係合して付属部品に接続されたり、移動端位置検出センサ、位置測定素子などを作動させたりする。この実施形態では、防塵防水シールとしてシール部材を設け、シール部材を通して調節装置10の部品がガイドチャネル20内を延出するように設定することもでき、これによりガイドチャネル20の内部空間を塵埃粒子および水分のない状態に保つ。
押し部材9は、同様に上部ガイドチューブ22内に格納された状態で、上部ガイドチューブ22内を案内されている。ケーブル偏向器19は、ケーブル偏向器ハウジング24に封入されている。ケーブル偏向器ハウジング24の下部ガイドチューブ21またはガイドチャネル20への接続部は、密封式の差し込みソケット240により、防塵および防水接続されている。上部ガイドチューブ22の駆動部ハウジング23または下部ガイドチューブ21への接続も、密封式の差し込みソケット232により、防塵および防水接続されている。上部ガイドチューブ22またはガイドチャネル20の長さは、ローラ・ブラインド引張棒8に接続された端部から、押し部材9が内側ドア張り、すなわち車体のウェット空間とドライ空間との仕切りから突き出る長さとなっている。
下部ガイドチューブ21のみを封入して、上部ガイドチューブ22は押し部材9の長手方向(移動方向)の単なるガイドとして機能させてもよい。また、上部ガイドチューブ22を省略してもよい。上部ガイドチューブ22が封入された場合は、押し部材9をローラ・ブラインド引張棒8への横接続部までを格納状態に保持し、一部あるいは全体が引き出された押し部材9では、一部のみが下部ガイドチューブ21および上部ガイドチューブ22、あるいは上部ガイドチューブ22に封入された状態になることは、自明である。
さらに、本発明は、車両のドア1のウェット空間とドライ空間との仕切りがドア枠の下方であっても、上部ガイドチューブ22がドア枠まで案内されるように配置されている。
図2に示されているようにガイドチャネル20を下部ガイドチューブ21と上部ガイドチューブ22とに分割しないで、ガイドチャネル20を、連続する管状(チューブ)とすることも可能である。その場合、ローラ・ブラインド・ケーブル17のための適切なケーブル入口がローラ・ブラインド駆動部11に設けられ、連続的なガイドチャネル20が駆動部ハウジング23およびケーブル偏向器ハウジング24に防塵防水状態で接続される。
ガイドチャネル20、つまり下部および上部ガイドチューブ21、22と、駆動部ハウジング23およびケーブル偏向器ハウジング24との接続は、好ましくは、相応の公差を有する防塵防水用の密封式の差し込みソケット231、232,240によって行われる。調節装置10をベース・プレートまたは取付プレート、すなわち図1に示す自動車のドアの内側ドア・パネルに固定するために、調節装置10は、駆動部ハウジング23に、ガイドチャネル20に関して互いに反対側に位置する2つの固定部25、26を有しており、ケーブル偏向器ハウジング24が、特に自動車のドア1の内側ドア・パネルに接続される固定手段を通すための中央孔27を有している。
図3は、調節装置10の電動モータ12、歯車13、ケーブル・ドラム14、駆動電子部15および該駆動電子部15を自動車のドア1のバス・システムに接続するためのプラグ16を備えているローラ・ブラインド駆動部11の周辺を示す拡大斜視図である。この拡大図が、下部ガイドチューブ21が密封式の差し込みソケット231によって駆動部ハウジング23に防塵防水状態で接続されることを明確に示している。図4に示す駆動部ハウジング23は、駆動部ハウジング・カバー230によって閉じられており、駆動部ハウジング・カバー230を開放することで、ローラ・ブラインド駆動部11の構成部品の組み立て、特に図3の下部ガイドチューブ21内に配設されたケーブルより線171、172からなるローラ・ブラインド・ケーブル17を簡単に接続できる。
上部ガイドチューブ22が、下部ガイドチューブ21とほぼ同一直線上に配置されている一方で、ケーブル・ドラム14は、下部および上部ガイドチューブ21、22からなるガイドチャネル20に対して鋭角に傾いて配置されている。ケーブル・ドラム14は、ローラ・ブラインド・ケーブル17を緊密な嵌め込みにより確実に保持するためのケーブル溝141と、ローラ・ブラインド駆動部11の歯車13の駆動ウォーム130と噛合するウォーム・ギア142とを有している。ケーブル・ドラム14が傾いて側方にオフセットして配置されることで、ウォーム・ギア142を真っ直ぐな歯にて形成することができ、これによりらせん状の歯よりも安価に製造することが可能になる。
特に差し込み式の接続によって互いに接続される調節装置10の調節部材、具体的には、ローラ・ブラインド駆動部11、管状ガイドチャネル20(下部および上部ガイドチューブ21で構成されるか、あるいは連続的に構成される)、およびケーブル偏向器19は、モジュラーシステムの各モジュールを構成し、これにより、各種素材および各種サイズのモジュールを接続でき、自動車の車体またはドアの異なる位置に接続することができる。例えば、異なる長さのガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21によれば、調節装置10を各種自動車のドアに使用することができ、異なるローラ・ブラインド駆動部11を使用することで、必要なレベルの電力とすることができ、上部ガイドチューブ22の長さ、または上部ガイドチューブ22を省略したガイドチャネル20の長さ、すなわちローラ・ブラインド駆動部11までのガイドチャネル20の長さを変えることで、調節装置10を自動車のドアのウェット空間またはドライ空間において使用することができる。
モジュール式の調節装置10のウェット空間での実施形態においては、上部ガイドチューブ22の長さ、または一体のガイドチャネル20の長さは、調節装置10が全長にわたって封入され、この調節装置10のシステムへと塵埃または水分が進入できないように設定される。ガイドチャネル20または上部ガイドチューブ22の位置を安定させるために、ローラ・ブラインド駆動部11とは反対側の上部ガイドチューブ22の上端が、自動車のドアのウェット空間とドライ空間との仕切り、特に、自動車のドアの内側ドア・パネルにおいて、ガイドチャネル20または上部ガイドチューブ22と同じ断面形状を有する防水管通し40(図4)に差し込まれる。
上部ガイドチューブ22または一体のガイドチャネル20の上端は、必要ならば、内側ドア張りまたは内側ドア・パネルに留めて強固に固定される。
図4および5は、ローラ・ブラインド用の調節装置10の使用状態を、図1の自動車のドア1のドア・スロット2の縦断面にて示し、図4と図5は内側ドア・パネルの形状が異なっており、したがって自動車のドアのウェット空間とドライ空間との仕切りの形状が異なっている。同時に、図4および5の縦断面図は、上部および下部ガイドチューブ21、22を、図2および3のローラ・ブラインド駆動部11の駆動部ハウジング23に接続する実施形態を示している。
図4および5に示した縦断面図は、外側ドア・スキンを省略して、自動車のドアのドア・スロットの領域において自動車のドアを切断したもので、車両のドアのウェット空間に配置された窓ガラス4と、隣接する内側スロット補強部材28と、異なる形状の内側ドア・パネル27ならびにシール・ホイル29の配置とを示しており、シール・ホイル29により、シール・ホイル29の左側に広がるドライ空間Tとシール・ホイル29の右側に広がるウェット空間Nとが隔てられている。
図4に示す内側ドア・パネル27は、上部ドア枠から、ローラ・ブラインド・ウェブ6を巻き取るローラ・ブラインドの巻取軸7を保持しているローラ・ブラインド・カセットの下方へと延びている。さらに、内側ドア・パネル27の垂直部分が隣接し、次いでこの垂直部が、ローラ・ブラインド駆動部のケーブル・ドラム14の上方においてスロット補強部材28に向かって曲げられ、ローラ・ブラインドの調節装置10と窓ガラス4との間を延びている部位に合流している。上部ガイドチューブ22が内側ドア・パネル27に2箇所で支持される結果、押し部材9を案内する上部ガイドチューブ22が安定して取り付けられ、内側ドア・パネル27を貫く上部ガイドチューブ22の上部通し孔は、防水管通し40として設けられ、押し部材9を通すための開口から上部ガイドチューブ22へ水分が進入するのを防いでいる。
上部ガイドチューブ22および下部ガイドチューブ21の駆動部ハウジング23への接続は、充分なシール面を得るように充分な長さを有する密封式の差し込みソケット231、232によって行われる。さらに図4および5は、ケーブル・ドラム14の下部および上部ガイドチューブ21、22に対する配置および配列、駆動ウォーム130の配置、ならびにローラ・ブラインド・ケーブル17の下部ガイドチューブ21への貫通を示している。駆動体18は、移動方向に直角な方向への変位を不能にする嵌め合いによって、下部ガイドチューブ21に案内されており、この駆動体18が、ローラ・ブラインド・ケーブル17に接続されている。ローラ・ブラインド・ケーブル17は、ケーブル偏向器19により向きを変えられ、ケーブル偏向器19はケーブル偏向器ハウジング24内に防塵防水状態で保護されるように配置され、ケーブル偏向器ハウジング24は密封式の差し込みソケット240によって下部ガイドチューブ21に接続されている。ここで、下部のケーブル偏向器19は、ケーブル・ローラまたは摺動部としてもよく、その場合ケーブル・ローラは、ケーブル偏向器ハウジング24の軸受箱に取り付けられる。
ドア・スロットの上部のみを示している図5の実施形態においては、内側ドア・パネル27が、巻取軸7を保持するためのローラ・ブラインド・カセットの下方に延びる部位の後ろで、垂直方向に延びている。すなわち、調節装置10に対して窓ガラス4とは反対側を延びている。したがって、上部ガイドチューブ22の上部のみが、内側ドア・パネル27を貫く防水管通し40に支持され、上部ガイドチューブ22の下端は、駆動部ハウジング23に密封式の差し込みソケット232によって支持されて、駆動部ハウジング23は、図2および3に示す固定部25、26によって、内側ドア・パネル27あるいは図1に示す自動車のドア1のドア・スロット2内のベース・プレートまたは取り付けプレートに固定されている。
調節装置10の各モジュール部分を多様な寸法および形状とできるうえに、調節装置10のモジュラーシステムは、ローラ・ブラインド駆動部11のさまざまな配置および配列も可能にする。これを、図6〜8に示した調節装置10の実施例を参照して説明する。
図6は、上述の図1〜5の実施形態において説明したように配置・配列されたローラ・ブラインド駆動部11を有する調節装置10を示している。
図7は、ローラ・ブラインド駆動部11が、ガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の下端に取り付けられ、ローラ・ブラインド・ケーブル偏向器19が、反対側である下部ガイドチューブ21の上端に位置している。
図8は、図6のローラ・ブラインド駆動部11の変形例を示しており、図6による配置構成と比較すると、モータ12、歯車、駆動電子部15、およびプラグ16が、ガイドチャネル20に直角ではなく、ガイドチャネル20に平行に配列されて、駆動ウォームの歯とウォーム・ギアとを互いに整列させることにより、駆動ウォームが横方向にオフセットされてケーブル・ドラム14のウォーム歯に噛合しており、これによって、ウォーム・ギアが真っ直ぐな歯を有することができるようになっている。
図9は、ケーブル偏向器19を備えるガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の下方の部位を示す平面断面図で、ケーブル偏向器19が、下端に配置されてケーブル偏向器ハウジング24内に覆われており、ローラ・ブラインド・ケーブル17および駆動体18のガイドが図示されている。つまり、このガイドは、移動方向に直角な方向への変位を不能にする嵌め合いによってガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の内部を案内され押し部材9を調節する。
図10は、線X‐Xに沿ってガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21を通過する断面において、押し部材9が内部に配置されたガイドチャネル20またはガイドチューブ21、ならびにガイドチャネル20またはガイドチューブ21の内部を延びるローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172の断面形状を示している。鋼製ケーブルとして通常は潤滑されているローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172を、押し部材9(上述のように押し部材9がローラ・ブラインド・ウェブ6と窓ガラス4との間を案内される結果としてローラ・ブラインド・ウェブ6が汚れるという問題)から隔てるために、ウェブまたはリブ201、202が、ガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の内部に配置されており、これらのウェブまたはリブ201、202が、ガイドチャネル20の壁面からガイドチャネル20の内部空間へと突出している。ローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172を押し部材9から隔てることで、ローラ・ブラインド・ウェブ6を汚しかねない塵埃粒子または水分が押し部材9に付着することがない。
同時に、ガイドチャネル20の内部へのリブまたはウェブ201、202の配置は、駆動体18の付加的なガイドとして機能し、その結果、がたつきの騒音が防止され、ガイドチャネル20の内部における駆動体18のずれも防止される。
図11は、図9の線XI‐XIに沿った断面について、ガイドチャネル20の内部における駆動体18の位置を、押し部材9およびローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172の配置との関連において示している。この図から、駆動体18がガイドチャネル20の内部空間をほぼ完全に満たしており、ガイドチャネル20の側壁からガイドチャネル20の内部空間へと突き出すリブ201、202が切込部に収容していることを、見て取ることができる。
図10および11に示したガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の断面形状以外にも、他の任意の断面形状も可能であり、本発明による調節装置に使用することができる。ガイドチャネル20および下部ガイドチューブ21が、好ましくは押し出し成形によって製造されるので、追加の費用を必要とすることなく、断面形状を広範囲にて自由に選択することができる。また、押し出し技法を使用する場合、内向きに配列したリブまたはウェブ201、202を形成しても、追加の費用をほとんど必要としない。
図12は、円形断面のガイドチャネル20を示しており、同様に押し部材9をローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172から隔てるための内向きに配列したリブまたはウェブ201、202を備えている。
図13は、矩形断面のガイドチャネル20を示しており、同様に内向きに配列したリブまたはウェブ201、202を備えている。矩形のガイドチャネル20の各辺の寸法を任意に選択することができ、正方形の断面も包含する。
図14は、矩形断面のガイドチャネル20を示しており、前壁203がヒンジで一方の側壁204に接続されており、反対側の側壁205に引っ掛けて固定されている。前壁203を図14に示した両矢印の方向に動かすことができ、かつ側壁205へと引っ掛けることができるようにしたことで、駆動体18の挿入ならびにその他の組立および保守作業のために、ガイドチャネル20を開くことができ、防塵防水状態で再び閉じることができる。
図15〜31は、図1〜14に基づいて上述したローラ・ブラインド5の変形例を示しており、このローラ・ブラインド5の調節装置10は、好ましくはモジュール式である。ローラ5の上述の変形例によれば、窓昇降システムの部品が、図1に示すローラ・ブラインド5の調節装置10に接続されるか、あるいは調節装置10および窓昇降システムによって共通に利用されるべく構成部品が設けられることによる相乗効果をもたらす。図15〜31に示した典型的な実施形態および以下の説明は、ローラ・ブラインドの調節装置を単線式窓昇降機に接続するものに関するが、他の任意の窓昇降機にも同様に転用可能である。
窓昇降システムをローラ・ブラインドの調節装置10に統合した場合、ローラ・ブラインドが設置されるか否かにかかわらず、ローラ・ブラインド5の調節装置10のガイドチャネル20が設けられるモジュラーシステムの相乗効果を得ることができる。この変形例の実施形態においては、ローラ・ブラインドを窓昇降システムとは独立して配置すること、すなわち窓昇降システムを別途設けて配置すること、ローラ・ブラインドの調節装置を窓昇降システムに組み合わせること、および窓昇降システムを単独で配置することが可能である。窓昇降システムを単独で配置する場合には、ローラ・ブラインドのガイドチャネル20が空のままであるが、ローラ・ブラインドおよび窓昇降システムに共通に設けられるベース・プレートならびに共通のケーブル偏向器を、上述の調節装置と昇降システムを組み合わせた場合のように、窓昇降システムによって利用することができる。
押し部材9によってローラ・ブラインド・ウェブ6を調節する上述の調節装置10が、異なる方向からの斜視図にて図15および16に示されており、その正面、側面、および背面図がそれぞれ図17〜19に示されている。ここで、調節装置10のガイドチャネル20の一部分、すなわち調節装置10の下部ガイドチューブ21の全体が、ケーブル式の窓昇降機30のガイドレールとして使用されている。窓昇降機30は窓昇降機駆動部31、窓昇降機駆動体33用のガイドレールとして作用するガイドチャネル20、窓昇降機ケーブル32、および上部、下部ケーブル偏向器34、35で構成される。
窓昇降機駆動部31は、電動モータ310、歯車311、および窓昇降機ケーブル32用の窓昇降機ケーブル・ドラム312で構成されている。窓昇降機ケーブル・ドラム312が、歯車311の出力側に接続され、ケーブル・ドラム312のらせん形のケーブル溝に巻き取られている。窓昇降機ケーブル32は、上部および下部のケーブル偏向器34、35を過ぎて案内されて、ケーブル・ニップルによって窓昇降機駆動体33に接続されている。
調節装置10は、上述のように構成され、ローラ・ブラインド駆動部11が、ガイドチャネル20の長手方向に対して横方向に配列され、ローラ・ブラインド・ケーブルを保持するためのケーブル・ドラム14が、調節装置10の駆動部ハウジング23に、ガイドチャネル20の長手方向に対して鋭角に配置されている。
窓昇降装置31が、ローラ・ブラインド駆動部11に隣接して配置され、窓昇降機ケーブル32の一方のケーブル線が窓昇降機ケーブル・ドラム312の該当の入り口を経由して案内されるように、窓昇降機ケーブル・ドラム312が配置および配列されている。窓昇降システム30の上部ケーブル偏向器34を、窓昇降機駆動部31のハウジングと一体化するか、あるいは別体としてこのハウジングに差し込んでもよい。
モジュール式の(日よけ)ローラ・ブラインドの調節装置10の改良のために、窓昇降機駆動部31も、モジュール式としてもよく、あるいは窓昇降機システムの機能的部材を包むハウジングに、ローラ・ブラインド駆動部11を一緒に配置してもよい。モジュール式の窓昇降機駆動部31においては、ローラ・ブラインド駆動部11のハウジング23の固定部25、26が窓昇降機駆動部31を固定するためにも機能するように、窓昇降機駆動部31のハウジングとローラ・ブラインド駆動部11のハウジング23との間に接続部31が設けられる。
ローラ・ブラインド・ケーブル17用のケーブル偏向器19と窓昇降機ケーブル32用のケーブル偏向器35とは、互いに同心に配置され、特に図17による概略平面図から見て取ることができるとおり、共通のハウジングに配置される。共通のハウジングは、例えば防塵防水状態でローラ・ブラインドの調節装置10のガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21に差し込まれるローラ・ブラインド・ケーブルの偏向器19用のケーブル偏向器ハウジング24である。
図20は、ローラ・ブラインドの調節装置10のガイドチャネル20の下方の部位を示す正面図で、ガイドチャネル20の内部に配置された駆動体18、ローラ・ブラインド・ケーブル17および押し部材9、ならびにガイドチャネル20の下端に防塵防水状態で差し込まれた下部ローラ・ブラインド・ケーブル偏向器19を示している。
窓昇降機駆動体33が、ローラ・ブラインドの調節装置10のガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21上を案内されている。この窓昇降機駆動体33は、力伝達部材として機能する窓昇降機ケーブル32のケーブルより線321、322に接続されて、ガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21上での位置を変化させる。図20の線XXI‐XXIに沿った断面図である図21に示すように、窓昇降機駆動体33は、2つの駆動体パッド331、332を有しており、駆動体パッド331、332間に、窓ガラス4が、例えば窓ガラス4に設けられた孔を用いて嵌め込んだ状態でクランプされ、クリップされ、または挿入されている。駆動体パッド331、332は、窓昇降機駆動体33のガイド部330に接続されており、窓昇降機駆動体33は、内部に押し部材9およびローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線が配置されているガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の外面に嵌め込むように位置している。窓昇降機ケーブル32のケーブル・ニップル323のケーブル・ニップル収容部333が、ガイド部330の一部として形成されている。さらに、図21は、窓昇降機ケーブル32の2本のケーブル線321、322を断面で示している。
図22は、図20の線XXII‐XXIIに沿った断面図で、ローラ・ブラインド駆動体18と押し部材9との嵌め込みの接続部分、および押し部材9とローラ・ブラインド・ケーブル17のケーブルより線171、172との間のシールを示している。ローラ・ブラインド駆動体18は移動方向に対して直角に嵌め込まれた状態でガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21にて案内される。
図23〜26は、図2〜6のローラ・ブラインドの調節装置10の実施形態に対する窓昇降機駆動部31の種々の配置、配列、および実施形態を示しており、同様にモジュール式の窓昇降機システムの実現性を示している。
上述した実施形態による窓昇降機駆動部31の配置と対照的に、図23では、ガイドチャネル20の下端に窓昇降機駆動部31が配置されており、ガイドチャネル20は外面形状がガイドレールとして機能する。窓昇降機ケーブル・ドラム312が、同時に窓昇降機ケーブル32の下部偏向器をも形成し、上側の窓昇降機ケーブル偏向器34は、ローラ・ブラインド駆動部11の一部として形成されるか、あるいはローラ・ブラインド駆動部11の駆動部ハウジング23へと差し込まれる。
図24による実施形態においては、窓昇降機ケーブル・ドラム312が、上側の窓昇降機ケーブル偏向器34を構成しており、図15〜19の実施形態と対照的に、電動モータ310が反対の方向、すなわち、ガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21の下端に向かって整列している。
図25による実施形態においては、ローラ・ブラインドの駆動および窓昇降機の駆動の両方に共通の電動モータ50が設けられる点で、さらなる相乗効果が得られる。この電動モータ50の出力軸を、切り換え歯車51によってローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム14または窓昇降機ケーブル・ドラム312に選択的に接続できる。さらに、共通の電動モータ50を設けることで、ローラ・ブラインドの調節装置および窓昇降機システムに共通の駆動電子部、ならびに、例えばバス・システムのドアに接続するための共通の差し込み式の接続口を設けることが可能になる。
ローラ・ブラインドの調節装置10および窓昇降機システム用の共通の駆動電子部または共通の駆動電子部の接続口により、ローラ・ブラインド・ウェブを、窓ガラスの閉じ高さまでに調節できる。好ましくは、窓ガラスが閉じられているときにのみローラ・ブラインドが上端または下端位置へと移動する、いわゆる自動動作が設けられる。
図26の実施形態においては、窓昇降機駆動部31をローラ・ブラインド用調節装置10から離して配置することができるように、窓昇降機システムが、窓昇降機ケーブル32を上側および下側の窓昇降機ケーブル偏向器34、35に案内するためのボーデン・ケーブル60を有している。この実施形態によれば、ローラ・ブラインドの調節装置10および窓昇降機駆動部31を、自動車のドアの内側ドア・パネル上の別個の取り付けプレートまたは別個の箇所へと離して配置することが可能になる。また、この実施形態によれば、例えば、窓昇降機駆動部31を自動車のドアのドライ空間側に配置し、ローラ・ブラインドの調節装置10を自動車のドアのウェット空間側に配置することが可能になる。
図27〜31は、ローラ・ブラインドの調節装置と窓昇降機システムとの一体化について、種々の実施形態を示しているが、これらの図は、単なる図示・説明のためのもので、これらに限定されるものではない。
図27〜31は、ローラ・ブラインドの調節装置と窓昇降機との一体化について、2つの部分からなる構造を概略断面図にて示しており、図27は、別体であるが直接に隣接している窓昇降機のガイドレール36とローラ・ブラインドの調節装置のガイドチャネル20との配置を示している。窓昇降機のガイドレール36およびガイドチャネル20の相互の支持によって、安定性の向上およびベース・プレートまたは取付プレートへの共通の取り付けが達成される。
図28は、ローラ・ブラインドの調節装置のガイドチャネル20と従来のガイドレールへとの一体化を示しており、押し部材9およびローラ・ブラインド・ケーブルの引っ張りケーブル171、172を防塵防水状態でシールするように、従来からのガイドレールの空洞をカバー210によって閉じることで、ガイドチャネル20が形成されている。ガイドチャネル20および窓昇降機のガイドレール36のサイズ、形状は、窓昇降機のガイドレール36に沿って窓昇降機の駆動体がスライド移動するのを妨げることがないように、設定される必要がある。
また、この実施形態においても、押し部材9がローラ・ブラインド・ケーブルのケーブルより線171、172に接触することにより押し部材9が汚れるのを、ウェブまたはリブを追加することによって防止することができる。
図29の実施形態においては、ローラ・ブラインドの調節装置のガイドチャネル20が、従来のガイドレールの外側に取り付けられるキャップ211によって構成されており、押し部材9およびローラ・ブラインド・ケーブル17が、キャップ211と窓昇降機のガイドレール36の外側との間に形成される空洞に配置されている。
図30および31は、相乗効果を最適に使用できるローラ・ブラインド5の調節装置10のガイドチャネル20と窓昇降機のガイドレール36との一体接続を示している。
図30に示されている断面が、図15〜19に基づいて上述した実施形態に相当し、図31による変形例においては、ガイドチャネル20が、窓昇降機のガイドレール36の一部として形成されている。すなわち、窓昇降機の駆動体を保持するためのガイド部が、ローラ・ブラインド5の調節装置10のガイドチャネル20から側方への突出部分として形成されている。
これらの実施形態においても、ガイドチャネル20の内部にリブまたはウェブを追加することにより、押し部材9をローラ・ブラインド・ケーブルのケーブルより線171、172から分離することができ、これにより、押し部材9が汚れるのを防止することができ、結果的にローラ・ブラインド・ウェブが汚れるのも防止できる。
図32〜35は、ローラ・ブラインドの押し部材9用の第2の調節装置10’の斜視図、正面図および側面図、ならびに斜視詳細図をそれぞれ示しており、さらに図36および37に上端および下端の拡大斜視図がそれぞれで示されている。該第2の調節装置10’は、単線ケーブルの窓昇降機からなり、第1の調節装置10と比較すると、可撓性引っ張り手段として、噛合部材を備える歯付きベルト72を有している。調節装置10’は、電動式のローラ・ブラインド駆動部11を備えており、ローラ・ブラインド駆動部11は、電動モータ12と、歯車13と、駆動電子部15と、ローラ・ブラインド駆動部11を自動車または自動車のドアの制御/調節電子部、特に、バス・システムに接続するためのプラグ16と、下部ガイドチューブ21および上部ガイドチューブ22を有する好ましくは管状のガイドチャネル20と、ガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21に防塵防水状態で接続される駆動部ハウジングつまりヘッド部23と、偏向ローラ・ハウジングつまりフット部74とで構成されている。
歯付ベルト72は、開いたものであっても、閉じたものであってよく、下部ガイドチューブ21内を延び、駆動部ハウジングつまりヘッド部23内で、駆動ピニオン71の歯および偏向ローラ73の嵌め合い歯と噛合している。駆動ピニオン71は、駆動軸52によってローラ・ブラインド駆動部11の歯車装置13に接続されており、偏向ローラ73は偏向ローラ・ハウジングつまりフット部74に配置されている。さらに、歯付ベルト72は、下部ガイドチューブ21内に配置されて押し部材9に接続されている駆動体80の嵌め合い歯に噛合して接続されている。ローラ・ブラインド駆動部11が作動することで駆動ピニオン71が一方または他方の回転方向に回転する結果、歯付ベルト72が駆動ピニオン71および偏向ローラ73の周囲を同じ回転方向に回転し、これにより駆動体80がヘッド部23に向かって、あるいはヘッド部23から離れるように移動して、押し部材9を下部ガイドチューブ21から出し入れする。
噛み合い部材を有する歯付ベルト72を可撓性引っ張り手段として備えている第2の調節装置10’は、可撓性引っ張り手段としてローラ・ブラインド・ケーブルを有している第1の調節装置10と同様に、少なくとも一部分が開いているガイドチャネル20を有している。そのようなガイドチャネル20は、少なくとも外周の一部において開いており、好ましくスロットが形成されており、押し部材9の調節のためにガイドチャネル20内に配置される駆動体18の部品が、ガイドチャネル20の前記スロットを通って係合し、他の部品に接続されたり、移動端位置検出センサ、位置測定素子などを作動させたりすることができる。防塵防水用シールとして、調節装置10の部品をガイドチャネル20を通って延在させ、ガイドチャネル20の内部空間を塵埃粒子および水分のない状態に保つシールを設けることができる。
押し部材9は、封入された状態で上部ガイドチューブ22内を案内され、偏向ローラ73は、偏向ローラ・ハウジング74によって収納されている。偏向ローラ・ハウジングつまりフット部74、および駆動部ハウジングつまりヘッド部23を下部ガイドチューブ21つまりガイドチャネル20に接続する構造は、好ましくは防塵防水接続である。駆動部ハウジングつまりヘッド部23の筒から外部へ案内される上部ガイドチューブ22またはガイドチャネル20の長さは、ローラ・ブラインド引張棒8に接続された端部から、押し部材9が、内側ドア張りすなわち車体のウェット空間とドライ空間との仕切りから突き出るように設定されている。
下部ガイドチューブ21のみを封入して、上部ガイドチューブ22を押し部材9のための長手に延びる単なるガイドとして機能させてもよい。また、上部ガイドチューブ22を省略してもよい。さらに、上部ガイドチューブ22が封入された形態であっても、押し部材9が収納された状態において押し部材9がローラ・ブラインド引張棒8に接続する箇所まで上方に完全に保持する一方で、押し部材9が途中まであるいは完全に引き出された状態では、押し部材9の一部のみが、下部および上部ガイドチューブ21,22あるいは上部ガイドチューブ22に収納された状態となることは自明である。
調節装置10’をベース・プレートまたは取付プレート、あるいは自動車のドア1の内側ドア・パネルへと固定するために、調節装置10’は、駆動部ハウジングつまりヘッド部23に、ガイドチャネル20に対して互いに反対側に位置する2つの固定部25、26を有しており、偏向ローラ・ハウジング74が、特に自動車のドア1の内側ドア・パネルに接続される固定手段を挿通するための固定孔75を有している。
図36は、調節装置10’における、電動モータ12、歯車13、駆動軸52、歯付ベルト72に噛合する駆動ピニオン71、駆動電子部15、および駆動電子部15を特に自動車のドア1のバス・システムに接続するためのプラグ16を有するローラ・ブラインド駆動部11付近の拡大斜視図である。この拡大図が、駆動部ハウジングまたはヘッド部23に下部ガイドチューブ21を防塵防水接続すること、ならびにヘッド部23の固定部25、26を明示している。上部ガイドチューブ22は、簡単な構造であって、下部ガイドチューブ21の同一直線に延長して配列しておりで、駆動軸52と歯付ベルト72に噛合している駆動ピニオン71とが、下部ガイドチューブ21に対して直角に配列されている。
図37は、調節装置10’における下部ガイドチューブ21の下端部の拡大斜視図であり、下部ガイドチューブ21は防塵防水仕様のプラグ接続によって偏向ローラ・ハウジングまたはフット部74に接続されている。偏向ローラ・ハウジング74内には、偏向ローラ73を備えた歯付ベルト偏向器と、調節装置10’をガイドチューブ21の下部において、例えば自動車のドア1の内側ドア・パネルに接続するための固定孔75とが配置されている。
プラグ接続によって互いに接続される調節装置10’の調節部材、具体的には駆動部ハウジングつまりヘッド部23に配置されたローラ・ブラインド駆動部11、下部および上部ガイドチューブ21、22で構成されるか、あるいは連続に構成される好ましくは管状のガイドチャネル20、および偏向ローラ・ハウジング74に配置された偏向ローラ73は、モジュラーシステムの各モジュールを構成し、これにより、各種材料および各種サイズのモジュールを接続でき、自動車の車体やドアのさまざまな位置に設置することができる。例えば、各種長さのガイドチャネル20または下部ガイドチューブ21によれば、調節装置10’をさまざまな自動車のドアに使用することができ、各種ローラ・ブラインド駆動部11を使用することで、さまざまなレベルの出力を提供することができる。また、上部ガイドチューブ22の長さ、または上部ガイドチューブ22がなくなる点までのガイドチャネル20の長さ、すなわちローラ・ブラインド駆動部11までのガイドチャネル20の長さを変えることで、調節装置10’を自動車のドアのウェット空間またはドライ空間において使用することができる。
モジュール式の調節装置10’のウェット空間での実施形態においては、上部ガイドチューブ22の長さ、または一体構造のガイドチャネル20の長さが、調節装置10’が全長にわたって封入され、封入された調節装置10’のシステムに、塵埃または水分が進入できないように設定される。ガイドチャネル20または上部ガイドチューブ22の位置を安定させるために、ローラ・ブラインド駆動部11とは反対に位置する上部ガイドチューブ22の上端が、自動車のドアのウェット空間とドライ空間との仕切り、特に、自動車のドアの内側ドア・パネルにおいて、ガイドチャネル20または上部ガイドチューブ22に一致する断面形状を有する防水管通しへと差し込まれる。
ガイドチャネル20または上部ガイドチューブ22を堅固に固定するために、上部ガイドチューブ22または連続的なガイドチャネル20の上端を、内側ドア張りまたは内側ドア・パネルに留めてもよい。
拡大斜視図である図38と長手方向の断面図である図39には、下部ガイドチューブ21において案内される、歯付ベルト72を押し部材9に接続するための駆動体80が示されている。歯付ベルト72が、オープンベルトタイプであり、その端部721、722が、駆動体80において一体に接続され、それらの歯を駆動体80の嵌め合い歯に噛み合わせることで接続されている。駆動体ハウジング81と一体化された長さ補償装置が、歯付ベルト72に作用する引っ張り力によって歯付きベルトの長さが変化した場合に、歯付ベルト72の長さを補償するように機能する。この長さ補償装置は、歯付ベルトの一端721に接続されて駆動体ハウジング81内をスライドするように案内される駆動体キャリッジ82と、駆動体キャリッジ82に接続されるばねピン84と、駆動体ハウジング81上のばね支持部86とばねピンの先端85との間に配置された圧縮ばね83とを備えている。圧縮ばね83によってばねピン84の先端85およびばね支持部86に加えられる圧力が、歯付きベルト72の一端721を駆動体キャリッジ82にクランプした状態で、駆動体キャリッジ82を歯付ベルト72の他端722(同様に、嵌め合い歯によって噛み合い状態で駆動体ハウジング81に接続されている)へ動かそうとする。
ブラケット87が、噛み合いまたは押し込み接続ができるように設計され、押し部材9を駆動体80に接続するように機能する。
クローズベルトタイプの歯付ベルト72を押し部材9に接続するものとして、図40〜44に、駆動体ハウジング91内に歯付ベルト保持溝92および円柱形の押し部材9を収容する孔を有している駆動体90が示されており、歯付ベルト保持溝92には、歯付ベルト72の噛合部材と対応する噛合部材として、嵌め合い歯93が形成されている。凹所94が、歯付ベルト保持溝92に平行に形成されており、駆動体90へ向かうまたは駆動体90を通過したのちの歯付ベルト72の歯部を、スペースをとらないように案内する。
図45が、可撓性引張手段のための偏向装置の領域における第1または第2の調節装置10、10’の下端を、概略の断面図にて示している。この偏向装置は、ローラ・ブラインド・ケーブル17用のローラ・ブラインド・ケーブル偏向器19として、Vベルト用のVベルト・ローラとして、あるいは歯付ベルト72、打抜ベルトまたはチェーン用の偏向ローラ73として具現化されている。下部ガイドチューブ21を防塵防水状態で閉じるために、Oリング・シール44によって下部ガイドチューブ21の端部を密封する閉鎖カバー41が設けられている。
図45のように下部ガイドチューブ21が閉鎖カバー41によって密封される場合であっても、可撓性引張手段がオープン型またはクローズ型のどちらの実施形態であるかにかかわらず、可撓性引張手段の長さを補償するため、調節装置10または10’の下端を通過する概略の長手断面である図46に示すように、引張手段テンション装置は伸長レバー42からなり、伸長レバー42は、引張手段偏向器19、73に接続され、閉鎖カバー41上のテンションばね43によって支持されている。
ローラ・ブラインドおよびローラ・ブラインドの調節装置を有する自動車のドアの縦断面図である。 可撓性引張手段としてローラ・ブラインド・ケーブルを備えた調節装置の第1実施形態を示す斜視図である。 第1の調節装置の駆動部ハウジングをガイドチャネルまたはガイドチューブに接続する部分の拡大斜視図である。 ローラ・ブラインド用の第1の調節装置が内部に設置されている自動車のドアの縦断面図である。 図4とは異なる形状の内側ドア・パネルを備えた場合の自動車のドアの縦断面図である。 第1の調節装置の正面図である。 ローラ・ブラインド駆動部を異なる場所に配置した変形例の正面図である。 ローラ・ブラインド駆動部をさらに異なる場所に配置した変形例の正面図である。 第1の調節装置のガイドチャネルの下端を示す部分図である。 図9のX‐X線に沿ったガイドチャネルの断面図である。 ローラ・ブラインド駆動体が位置している領域である、図9のXI‐XI線に沿ったガイドチャネルの断面図である。 第1の調節装置のガイドチャネルまたはガイドチューブの断面形状の変形例である。 図12とは別の変形例である。 図12,13とはさらに別の変形例である。 ローラ・ブラインドの第1の調節装置と一体化されたケーブル式の窓昇降機の斜視図である。 図15を異なる視認方向から視た斜視図である。 ローラ・ブラインドの第1の調節装置と一体化されたケーブル式の窓昇降機の正面図である。 ローラ・ブラインドの第1の調節装置と一体化されたケーブル式の窓昇降機の側面図である。 ローラ・ブラインドの第1の調節装置と一体化されたケーブル式の窓昇降機の背面図である。 ローラ・ブラインド駆動体が内部を案内され、ケーブル式の窓昇降機の窓昇降機駆動体が外形に沿って案内されるローラ・ブラインド用第1の調節装置のガイドチャネルの下端の平面図である。 図20のXXI‐XXI線に沿ったガイドチャネルの断面図である。 図20のXXII‐XXII線に沿ったガイドチャネルの断面図である。 窓昇降機駆動部を異なる位置に配置した変形例を示す正面図である。 窓昇降機駆動部をさらに異なる位置に配置した変形例を示す正面図である。 窓昇降機駆動部をさらに異なる位置に配置した変形例を示す正面図である。 窓昇降機駆動部をさらに異なる位置に配置した変形例を示す正面図である。 窓昇降機のガイドレールおよびローラ・ブラインドのガイドチャネルの配置および配列を示す概略断面図である。 窓昇降機のガイドレールおよびローラ・ブラインドのガイドチャネルの異なる配置および配列を示す概略断面図である。 窓昇降機のガイドレールおよびローラ・ブラインドのガイドチャネルのさらに異なる配置および配列を示す概略断面図である。 窓昇降機のガイドレールとローラ・ブラインドのガイドチャネルとを一体化させた実施形態を示す概略断面図である。 窓昇降機のガイドレールとローラ・ブラインドのガイドチャネルとを一体化させた異なる実施形態を示す概略断面図である。 歯付ベルトの形態である噛み合い式の可撓性引張手段を備えた第2の調節装置の斜視図である。 歯付ベルトの形態である噛み合い式の可撓性引張手段を備えた第2の調節装置の正面図である。 歯付ベルトの形態である噛み合い式の可撓性引張手段を備えた第2の調節装置の側面図である。 第2の調節装置の分解斜視図である。 第2の調節装置の駆動部ハウジングつまりヘッド部が、ガイドチャネルまたはガイドチューブに接続する部分を示す拡大斜視図である。 第2の調節装置の偏向器ハウジングがガイドチャネルまたはガイドチューブに接続する部分を示す拡大斜視図である。 オープン型歯付ベルト用の長さ補償装置を備えたローラ・ブラインド駆動体の拡大斜視図である。 図38のローラ・ブラインド駆動体の長手断面図である。 クローズ型ベルト設計の歯付ベルト保持用の噛合部材を備えたローラ・ブラインド駆動体の平面図である。 クローズ型ベルト設計の歯付ベルト保持用の噛合部材を備えたローラ・ブラインド駆動体の側面図である。 クローズ型ベルト設計の歯付ベルト保持用の噛合部材を備えたローラ・ブラインド駆動体の背面図である。 歯付ベルトに接続された図40〜42に示すローラ・ブラインド駆動体の斜視図である。 歯付ベルトに接続された図40〜42に示すローラ・ブラインド駆動体の側面図である。 密封式の閉鎖カバーを備えた引張手段の偏向の領域におけるガイドチューブまたはガイドチャネルの下端の概略断面図である。 引張手段テンション装置を備えた引張手段の偏向の領域におけるガイドチューブまたはガイドチャネルの下端の概略断面図である。
符号の説明
1 自動車のドア
2 ドア・スロット
3 ドア切抜き部
4 窓ガラス
5 ローラ・ブラインド
6 ローラ・ブラインド・ウェブ
7 巻取軸
8 ローラ・ブラインド引張棒
9 押し部材
10、10’ 調節装置
11 ローラ・ブラインド駆動部
12 電動モータ
13 歯車
14 ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム
15 駆動電子部
16 プラグ
17 ローラ・ブラインド・ケーブル
18、80、90 ローラ・ブラインド駆動体
19 ローラ・ブラインド・ケーブル偏向器
20 ガイドチャネル
21 下部ガイドチューブ
22 上部ガイドチューブ
23 駆動部ハウジング/ヘッド部
24 ケーブル偏向器ハウジング
25、26 固定部
240 固定孔
27 ドア内側パネル
28 スロット補強部材
29 シール・ホイル
30 窓昇降機
31 窓昇降機駆動部
32 窓昇降機ケーブル
33 窓昇降機駆動体
34 上部窓昇降機ケーブル偏向器
35 下部窓昇降機ケーブル偏向器
36 案内レール
40 防水管通し
41 閉鎖カバー
42 伸長レバー
43 テンションばね
44 Oリング・シール
50 共通の電動モータ
51 切換伝達部
52 駆動軸
60 ボーデン・ケーブル
71 駆動ピニオン
72 歯付ベルト
73 偏向ローラ
74 偏向ローラ・ハウジング
75 固定孔
81、91 駆動体ハウジング
82 駆動体キャリッジ
83 圧縮ばね
84 ばねピン
85 ばねピンの先端
86 ばね支持部
87 ブラケット
91 駆動体ハウジング
92 歯付ベルト保持溝
93 嵌め合い歯
94 凹所
130 駆動ウォーム
141 ケーブル溝
142 ウォーム歯
171、172 ケーブルより線
201、202 ウェブまたはリブ
203 前壁
204、205 側壁
210 カバー
220 キャップ
230 駆動部ハウジング・カバー
231、232 密封式差込ソケット
310 電動モータ
311 歯車
312 窓昇降機ケーブル・ドラム
313 プラグ
321、322 ケーブルより線
323 ケーブル・ニップル
330 案内部
331、332 駆動体パッド
333 ケーブル・ニップル収容部
721、722 歯付ベルトの端部
T ドライ空間
N ウェット空間

Claims (51)

  1. 光をさえぎるローラ・ブラインド・ウェブ(6)と、
    圧縮および/または曲げにおいて剛であり、前記ローラ・ブラインド・ウェブ(6)に接続されて、ローラ・ブラインド・ウェブ(6)を引っ張る押し部材(9)と、
    前記押し部材(9)を操作する調節装置(10)とを備えた車両のローラ・ブラインド、特に自動車用の日よけローラ・ブラインドにおいて、
    前記調節装置(10)が、単線ケーブル窓昇降機からなり、少なくとも一部分が前記押し部材(9)と一緒に封入されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  2. 請求項1において、調節装置(10)が、
    前記押し部材(9)に力を伝達するための可撓性引張手段(17、72)と、
    ローラ・ブラインド駆動部(11)に接続され、前記可撓性引張手段(17、72)を、前記押し部材(9)の上昇または下降する方向に調節する引張手段駆動部材(14、71)と、
    前記押し部材(9)の調節経路の少なくとも一方の端部に、前記可撓性引張手段(17、72)の一部を案内する引張手段偏向器(19、73)と、
    を備えていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  3. 請求項1または2において、前記押し部材(9)および調節装置(10)は、ハウジング(20〜24)に配置され、前記ハウジング(20〜24)がローラ・ブラインド駆動部(11)用の駆動部ハウジング(23)と、前記押し部材(9)および可撓性引張手段(17,72)を保持する、好ましくは管状のガイドチャネル(20;21)とを有することを特徴とするローラ・ブラインド。
  4. 請求項3において、前記ハウジング(20〜24)が、調節装置(10)および押し部材(9)を防塵防水状態で封入していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  5. 請求項3において、前記ガイドチャネル(20;21、22)の少なくとも一部分が開いていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  6. 請求項5において、前記ガイドチャネル(20;21、22)が、少なくとも全周および全長の一部分において開いており、好ましくはスロットが形成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、前記駆動部ハウジング(23)が、前記引張手段駆動部材(14、71)を備えていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、前記引張手段偏向器(19、73)が、引張手段偏向器ハウジング(24、74)内に配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、前記駆動部ハウジング(23)および引張手段偏向器ハウジング(24、74)を前記ガイドチャネル(20;21、22)に防塵防水接続、好ましくは差し込み式接続することを特徴とするローラ・ブラインド。
  10. 請求項1〜6のいずれか一項において、前記引張手段偏向器(19、73)が、前記ガイドチャネル(20;21)内に配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  11. 請求項10において、前記引張手段偏向器(19、73)に隣接する、前記ガイドチャネル(20;21)の端部が、閉鎖カバー(41)によって閉じられていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  12. 請求項11において、シール、好ましくはOリングシール(44)が、前記閉鎖カバー(41)と前記ガイドチャネル(20;21)との間に配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項において、前記可撓性引張手段(17、72)および前記押し部材(9)が、移動方向に対して直角方向に嵌め込むことによって前記ガイドチャネル(20;21)に案内されるローラ・ブラインド駆動体(18;80、90)に接続されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  14. 請求項13において、前記ローラ・ブラインド駆動体(80)が、前記可撓性引張手段(72)を調節するための装置(81〜86)を備えていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  15. 請求項14において、前記可撓性引張手段(17、72)を調節するための装置(81〜86)が、前記ローラ・ブラインド駆動体(80)の移動方向に互いに調節可能であり、さらに、前記可撓性引張手段(72)の各端部(721、722)にそれぞれ接続されている2つの駆動体部材(81、82)により、該装置(81〜86)が構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  16. 請求項15において、前記駆動体部材(81、82)が、ばね部材、特に押しばね(83)によって互いに支持されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項において、前記引張手段駆動部材(14、71)および/または前記引張手段偏向器(19、73)が、引張手段テンション装置(42、43)によって前記ガイドチャネル(20;21)に接続されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  18. 請求項17において、前記引張手段テンション装置(42、43)が、前記引張手段偏向器(19、73)に接続され、テンションばね(43)を介して前記閉鎖カバー(41)に支持される伸長レバー(42)で構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  19. 請求項11〜18のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド駆動体(90)が、前記可撓性引張手段(72)の噛合部材に接続される噛合部材(93)を有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項において、前記ガイドチャネル(20;21、22)が、車体(1)に接続される下部関節から、前記車体(1)のウェット空間とドライ空間との仕切りまで延びることを特徴とするローラ・ブラインド。
  21. 請求項1〜20のいずれか一項において、前記ガイドチャネル(20;21、22)が、前記押し部材(9)を保持し、前記駆動部ハウジング(23)または引張手段偏向器(19、73)から車体(1)のウェット空間とドライ空間との仕切りまで延びる上部ガイドチューブ(22)と、
    前記押し部材(9)、ローラ・ブラインド駆動体(18;80、90)、および可撓性引っ張り手段(17、72)を保持し、前記駆動部ハウジング(23)または引張手段偏向器(19、73)から前記調節装置(10)の車体(1)への下部関節まで延びる下部ガイドチューブ(21)とで構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  22. 請求項1〜21のいずれか一項において、前記引張手段駆動部材(14、71)が、上部および下部ガイドチューブ(22、21)の間に配置され、前記引張手段偏向器(19、73)が、前記下部ガイドチューブ(21)の下端に配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  23. 請求項1〜21のいずれか一項において、前記引張手段駆動部材(14、71)が、前記下部ガイドチューブ(21)の下端に配置され、前記引張手段偏向器(19、73)が、前記上部および下部ガイドチューブ(22、21)の間に配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  24. 請求項1〜23のいずれか一項において、前記ガイドチャネル(20)または下部ガイドチューブ(21)が、円形または楕円形の断面を有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  25. 請求項1〜24のいずれか一項において、前記ガイドチャネル(20)または下部ガイドチューブ(21)が、正方形または矩形の断面を有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  26. 請求項25において、前記正方形あるいは矩形のガイドチャネル(20)または下部ガイドチューブ(21)の前壁(203)が、ヒンジで動いて掛金を掛けることができるように構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  27. 請求項1〜26のいずれか一項において、前記駆動部ハウジング(23)が、前記調節装置(10)を前記車体(1)に固定するための固定部(25、26)を有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  28. 請求項1〜27のいずれか一項において、前記ガイドチャネル(20)または上部ガイドチューブ(22)の上端が、車体(1)のウェット空間とドライ空間との仕切りにおいて、ガイドチャネル(20)または上部ガイドチューブ(22)の断面形状と一致する形状を有する防水管通し(40)に差し込まれていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  29. 請求項1〜28のいずれか一項において、車両のドア(1)に配置される窓昇降機(30)の部品が、ローラ・ブラインド(5)用の調節装置(10)の部品と一体化されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  30. 請求項29において、前記下部ガイドチューブ(21)が、前記窓昇降機(30)のガイドレール(40)と連続して接続されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  31. 請求項30において、前記下部ガイドチューブ(21)が、前記窓昇降機(30)のガイドレールを構成することを特徴とするローラ・ブラインド。
  32. 請求項31において、窓昇降機の駆動体(33)が、前記下部ガイドチューブ(21)の外形上を案内されることを特徴とするローラ・ブラインド。
  33. 請求項29において、前記下部ガイドチューブ(21)および前記窓昇降機(30)のガイドレール(40)が、2つの部品にて形成され、互いに隣接して平行に延びるように配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  34. 請求項1〜33のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド(5)用の調節装置(10)および前記ガラス窓(4)の窓昇降機(30)が、共通のベース・プレートに配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  35. 請求項1〜34のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド(5)用の調節装置(10)および前記ガラス窓(4)の窓昇降機(30)が、共通の偏向装置を有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  36. 請求項1〜35のいずれか一項において、
    窓昇降機駆動部(31)が、外形がガイドレールとして機能する前記ガイドチャネル(20)の下端に配置され、
    窓昇降機ケーブル・ドラム(312)が、窓昇降機ケーブル(32)用の下部偏向器を形成し、
    上側の窓昇降機ケーブル偏向器(34)が、前記ローラ・ブラインド駆動部(11)の一部として形成されるか、あるいは前記ローラ・ブラインド駆動部(11)の駆動部ハウジング(23)に差し込まれている、
    ことを特徴とするローラ・ブラインド。
  37. 請求項1〜36のいずれか一項において、
    前記窓昇降機ケーブル・ドラム(312)が、上側の窓昇降機ケーブル偏向器(34)を形成し、
    前記窓昇降機駆動部(31)の電動モータ(310)が、前記ガイドチャネル(20)または下部ガイドチューブ(21)の下端に向かって整列している、
    ことを特徴とするローラ・ブラインド。
  38. 請求項1〜37のいずれか一項において、ローラ・ブラインド(5)用の調節装置(10)および前記ガラス窓(4)の窓昇降機(30)に共通の電動モータ(50)であって、窓昇降機ケーブル・ドラム(312)および/またはローラ・ブラインド(5)の調節装置(10)を駆動するために切り替える切換歯車(51)を備えている電動モータ(50)を特徴とするローラ・ブラインド。
  39. 請求項1〜38のいずれか一項において、可撓性引張手段が、ローラ・ブラインド駆動部(11)に接続されたローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム(14)と、ケーブル偏向器ハウジング(24)に配置されたローラ・ブラインド・ケーブル偏向器(19)との間を延びるローラ・ブラインド・ケーブル(17)で構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  40. 請求項39において、前記ローラ・ブラインド・ケーブル(17)が、プラスチックで被服された鋼製ケーブルまたはプラスチック製ケーブルであることを特徴とするローラ・ブラインド。
  41. 請求項39または40において、ウェブまたはリブ(201、202)が、前記下部ガイドチューブ(21)に配置されており、前記ウェブまたはリブ(201、202)が、前記下部ガイドチューブ(21)の長手方向に延びて前記押し部材(9)を前記ローラ・ブラインド・ケーブル(17)のケーブルより線(171、172)から隔てるとともに、前記ローラ・ブラインド駆動体(18)が嵌め込まれるガイドの一部を形成していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  42. 請求項1〜41のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド駆動部(11)が、駆動電子部(15)に接続された電動モータ(12)と、ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム(14)のウォーム・ギア(142)に噛合する駆動ウォーム(130)を備える歯車(13)とを有していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  43. 請求項1〜42のいずれか一項において、ローラ・ブラインド駆動部(11)が、駆動ウォーム(130)の長手軸がガイドチャネル(20)に直角に延びるように配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  44. 請求項39〜42のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド駆動部(11)が、駆動ウォーム(130)の長手軸が前記ガイドチャネル(20)に平行に延びるように配置されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  45. 請求項39〜44のいずれか一項において、前記ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム(14)が、前記下部ガイドチューブ(21)に対して鋭角に配置されており、前記上部ガイドチューブ(22)が、前記下部ガイドチューブ(21)と同一直線上に延びるように整列していることを特徴とするローラ・ブラインド。
  46. 請求項39〜45のいずれか一項において、ウォーム・ギア(142)が真っ直ぐな歯を有することができるように、前記ローラ・ブラインド・ケーブル・ドラム(14)が、歯車(13)の駆動ウォーム(130)に対して傾けられていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  47. 請求項1〜38のいずれか一項において、可撓性引張手段(72)が、歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルト、特にVベルト、あるいはチェーン、特にリンク・チェーンまたはビーズ・チェーンで構成されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  48. 請求項47において、
    前記ローラ・ブラインド駆動部(11)が、駆動電子部(15)に接続された電動モータ(12)と、駆動ピニオン(71)として構成された引張手段駆動部材に接続された駆動軸(52)を備えた歯車(13)とを有しており、
    該引張手段駆動部材が、歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルト、またはチェーンとして構成された可撓性引張手段(72)の噛合部材に係合する噛合部材を備えていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  49. 請求項47または48において、引張手段偏向器が、偏向ローラ(73)で構成されており、該偏向ローラ(73)の軸が、前記可撓性引張手段(72)の移動方向に対して直角に配列されていることを特徴とするローラ・ブラインド。
  50. 請求項49において、前記偏向ローラ(73)が、噛み合い部材にて、歯付ベルト、打抜ベルト、摩擦ベルト、またはチェーンとして構成された可撓性引張手段(72)の噛合部材に係合することを特徴とするローラ・ブラインド。
  51. 押し部材(9)に接続された、窓昇降機(30)の窓ガラスおよび/または車両のローラ・ブラインド(5)のローラ・ブラインド・ウェブ(6)を調節する装置であって、
    押し部材(9)は前記ローラ・ブラインド・ウェブ(6)を引っ張るためのもので、圧縮および/または曲げにおいて剛であり、調節装置(10)に接続されている装置において、
    前記調節装置(10)が、単線ケーブル窓昇降機で構成され、少なくとも一部分が押し部材(9)と一緒に封入されており、
    窓昇降機(30)の部品(30〜36)が、車両ローラ・ブラインド(5)用の調節装置(10)の部品(19、20、24)と一体化されている、
    ことを特徴とする装置。
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