JP3662847B2 - ブラインド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載の窓等に用いられる展開、収納可能なブラインド、スクリーン等の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例として、実公昭58-161033号公報を示されたブラインド装置が知られている。この従来例は、図4及び図5に示すように、中空円筒状のドラム1と、ドラム1に送り出し自在に巻き付けられたブラインド2と、ブラインド2の先端縁に取り付けられた張板3と、軒先等の壁体5へ取付固定されると共にドラム1を回転自在に支承する支持体4と、張板3と支持体4とを連結するアーム6とを備えている。アーム6はブラインド展開方向へ屈伸自在に形成されており、且つ図示されないバネによってブラインド2の張板3に対してブラインド展開方向への押出力を付与するように構成されている。すなわち、アーム6でブラインド2へ張り出し力を付与する押出機構を構成している。
【0003】
ドラム1は、支持体4に固定されている固定軸7,8に軸受9、10を介して回転自在に支承されており、またドラム1の内部には図5に示されるように、回転動力源である減速機付の電動機15がドラム内壁1aと接触せぬように、且つ固定軸7に固定された状態で挿入収容されている。
【0004】
電動機15の回転軸12は、ワンウェイクラッチ13を介してドラム1へ取り付けられている。このワンウェイクラッチ13は回転軸12がブラインド巻き取り方向へ回転するときにこの回転力をドラム1へ伝達する働きをする。
【0005】
また、固定軸7は中空状に形成されており、電動機15の口出線14をこの固定軸7内部を通して外部へ送り出すように構成されている。
【0006】
次に、以上の構成におけるドラム1によるブラインド2の展開、および巻き取り動作を説明すると、まず、ブラインド2が図4中の一点鎖線で示されるように、ドラム1に巻き取られている状態で電動機15のロックをはずしてブラインド展開方向へ回転させると、ブラインド2はワンウェイクラッチ13によって送り出し速度を電動機15の回転速度に規制されながらアーム6の押出力によって展開終端位置まで送り出される。そして、ブラインド2が所定位置まで送り出されると、ドラム1の回転停止機構(図示せず)によってドラム1が回転停止力を受け、電動機15はワンウェイクラッチ13によってドラム1との連結状態が完全に解放されるため、回転軸12は空転状態となる。これにより、電動機15の送り出し回転時間を少し長めに設定するだけで、ブラインド2の逆巻き或いは弛み等の問題を確実に防止することができる。一方、ブラインド2を展開した状態で電動機15をブラインド巻き取り方向へ回転させると、回転軸12はワンウェイクラッチ13を介してドラム1と連結され、回転軸12の回転力でドラム1を回転させてブラインド2を巻き取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のブラインド装置では、ブラインド2の上限位置及び下限位置を検出するために、スイッチなどの検出機構が必要であった。そのうえブラインド2の展開終了後、及び巻き取り動作後にドラム1の回転停止機構、及びドラム1のロック機構がそれぞれ必要であった。しかも、ブラインド2の巻き取り後には、電動機15の回転慣性の影響をなくすために、電動機15の内部の回転子と回転軸とを摩擦クラッチや磁気クラッチ等で連結して、過負荷状態のときに回転軸がスリップするような機構が必要であり、この結果、ブラインド装置の構成が複雑化して、安価な製品が提供できないという問題があった。
【0008】
また、従来ではドラム1内に電動機15を配置してあるために、減速用の歯車は、平歯車、ハスバ歯車、遊星歯車等しか用いることができず、動作音が大きいという問題もあった。
【0009】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、簡単な機構により安価で低騒音のブラインド装置を提供するにあり、また他の目的とするところは、ブラインドの展開動作後のブラインドの弛み等を防止でき、また、モータ内の機構部品の寿命を長く伸ばすことができ、また、ブラインドに挟まれてもすぐにロック解除できて安全性の面でも有利な動作で制御でき、さらに、動作音を低減できるブラインド装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、ブラインド2が巻回されたドラム1と、ドラム1をブラインド展開方向B又はブラインド巻き取り方向Cに回転させてブラインド2の送り出し又は巻き取りを行うためのモータ11と、ブラインド2の先端縁をブラインド展開方向Bに向けてバネ付勢するための屈伸自在なアーム6からなる押出機構と、モータ11がブラインド巻き取り方向Cに回転するときにモータ11の回転力をドラム1に伝達するためのワンウェイクラッチ13とを備えたブラインド装置において、ブラインドの展開終端位置でアーム6の移動を規制してアーム6によるブラインド2ヘの付勢力をなくすためのストッパー50と、ブラインド2の巻き取り時にモータロック電流を検知する手段とを備え、上記ストッパー50によるアーム6の位置規制で上記ワンウェイクラッチ13が空転してモータ11が予め設定された時間だけ動作して停止し、且つ、上記ストッパー50によるアーム6の位置規制でブラインド2の展開方向Bの停止位置の検出を行うと共に、上記モータロック電流の検知でブラインド2の巻き取り方向Cの停止位置の検出を行うことを特徴としており、このように構成することで、ブラインド展開動作時には、ストッパー50によりブラインド2を展開終端位置で停止させるだけで、ブラインド2の下限位置を検出でき、一方、ブラインド巻き取り動作時にはモータロック電流の検知によってブラインド2の上限位置を検出できる。これにより従来のようなブラインドの上下限位置検出機構(スイッチ等)を廃止できると共に、ブラインド2の展開終了後、及び巻き取り動作後におけるドラム1の回転停止機構、及びドラム1のロック機構をそれぞれ廃止できるようになる。しかも、ブラインド2が展開終端位置にくると、ブラインド2に付勢しているアーム6がストッパー50に当接して、アーム6の移動が規制され、ブラインド2ヘの付勢力がなくなるが、本発明ではブラインド2が展開終端位置で停止した後に、モータ11によりブラインド2をブラインド巻き取り方向に一定短時間駆動させるようにしているので、ブラインド2に発生する弛みを防止できるようになり、外観を損なうことがない。
【0011】
また請求項2記載の発明は、請求項1において、ブラインド展開方向Bにモータ11を所定時間駆動後、ブラインド2の展開終端位置でモータ11を停止し、その後、モータ11をブラインド巻き取り方向Cに一定短時間駆動させることを特徴とするのが好ましく、この場合、アーム6の位置規制によりブラインド2に張り出し力が付勢されなくなることによるブラインド2の弛み等を防止できる。
【0012】
また請求項3記載の発明は、請求項1において、ブラインド2が巻き取り動作時にモータロック電流を検知した後にモータ11を停止し、その後、モータ11をブラインド展開方向Bに一定短時間駆動させることを特徴とするのが好ましく、この場合、モータ11内にかかっている負荷を取り除いて、モータ11内の機構部品の寿命を長く伸ばすことができる。
【0013】
また請求項4記載の発明は、請求項1において、ブラインド2の巻き取り途中位置でモータロック電流を検出したときにモータ11を停止し、その後モータ11をブラインド展開方向Bに一定短時間駆動させることを特徴とするのが好ましく、この場合、ブラインド2の巻き取り動作中に障害物等を挟み込んだ場合に、障害物の取り除きが容易に行えるようになる。
【0014】
また請求項5記載の発明は、請求項1において、モータ11の出力軸40とドラム1の回転軸22との間に、駆動側のウォーム16と従動側のウォームホイール45とからなる減速機構46を介在させると共に、ブラインド2の展開動作時に駆動側のウォーム16からウォームホイール45のスラスト方向にかかる荷重の方向とアーム6からドラム1の回転軸22を介してウォームホイール45のスラスト方向にかかる荷重の方向とが同一方向になるように、ウォーム16及びウォームホイール45の歯車のねじれ角を設定したことを特徴とするのが好ましく、この場合、ブラインド2の展開動作時には、ウォームホイール45は常にスラスト方向の一方側A3(A4)に押されながら回転することとなり、スラスト方向へのがたつきの発生を防止でき、展開動作時の動作音を低減できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図3は本発明の実施形態の一例を説明する車載用ブラインド装置を示している。本実施形態の車載用車載用ブラインド装置は、車の窓枠等に取付固定される横長形状をしたフレーム26の内部に、ブラインド2が巻回されたドラム1が回転自在に収納されていると共に、フレーム26の下面開口からブラインド2が送り出し自在となっている。フレーム26の外部には、ドラム1をブラインド展開方向B又はブラインド巻き取り方向Cに回転させて、自動でブラインド2を展開、収納させるための駆動源であるモータ11が配置されており、モータ11の回転を利用してブラインド2を自動でドラム1に巻き取る構造となっている。なお、ブラインド2は、スクリーン等の日除け部材を含む広い概念である。
【0017】
上記モータ11の出力軸40とドラム1の回転軸22との間には、減速機構46と駆動伝達機構47とが配置されている。減速機構46は、モータ11の出力軸40に固定された駆動側のウォーム16とこれに噛み合う従動側のウォームホイール45とからなる。本例では、ウォーム16及びウォームホイール45の歯車のねじれ角を設定するにあたり、図3に示すように、ブラインド2の展開動作時に駆動側のウォーム16からウォームホイール45のスラスト方向にかかる荷重の方向A4と、アーム6からドラム1の回転軸22、プーリー20、タイミングベルト19を介してウォームホイール45のスラスト方向にかかる荷重の方向A3とが同一方向になるように、歯車のねじれ角を設定してある。これにより、後述のように、ブラインド2の展開動作時においてウォームホイール45のスラスト方向のがたつきをがたつきを押さえ動作音を低減できる構造となる。
【0018】
上記駆動伝達機構47は、ウォームホイール45と駆動側プーリー17とを一体化した歯車51を備えており、タイミングベルト19は駆動側プーリー17と従動側プーリー20とに巻装されており、従動側プーリー20がワンウェイクラッチ13を介してドラム1の回転軸22に連結されている。ワンウェイクラッチ13はモータ11の出力軸40がブラインド巻き取り方向Cに回転しているときに、その回転力をドラム1へ伝達する働きをする。なお、図3中の23,24は、回転軸22とドラム1とを接続するためのブッシュ、27はモータ11を制御するための制御回路、28,29は歯車51、軸等を保持するためのケースである。
【0019】
ブラインド2の先端縁には張板3が取り付けられており、この張板3にく字状をした屈伸自在なアーム6の一端が回転自在に保持されている。アーム6の他端はフレーム26に回転自在に保持されている。アーム6は、スプリングケース70に収納されたバネ(図示せず)によって、ブラインド展開方向Bへ付勢されており、アーム6によってブラインド2にはブラインド展開方向Bに向かって常に張り出し力が付与されている。
【0020】
フレーム26の左右両側には、ストッパー50がそれぞれ設けられている。各ストッパー50は両側のアーム6の上端部にそれぞれ対向して設けられている。このストッパー50は、ブラインド2の展開終端位置でアーム6に当接して、アーム6の位置規制を行うものであり、後述のようにアーム6の位置規制によってブラインド2の下限位置が検出され、一方、ブラインド2の巻き取り方向の停止位置の検出は、モータロック電流を検知することで行われるようになっている。
【0021】
次に、本発明のドラム1によるブラインド2の展開、および巻き取り動作を説明する。
【0022】
まず、ブラインド2がドラム1に巻き取られている状態で、モータ11を駆動してドラム1をブラインド展開方向Bへ回転させると、ブラインド2はアーム6の押出力によって送り出される。このとき、ブラインド2はワンウェイクラッチ13によって送り出し速度が規制されながらアーム6の付勢力によって送り出される。更にモータ11が回転して、ブラインド2が送り出されていくとブラインド2に付勢しているアーム6がストッパー50に当接して、アーム6の移動が規制され、ブラインド2ヘの付勢力がなくなる。この状態では、まだモータ11は回転を続けているが、ブラインド2ヘの付勢力がなくなっているためにワンウェイクラッチ13が空転し、モータ11内の歯車51、及び従動側プーリー20はそれぞれ回転しているが、ドラム1は回転せず、ブラインド2の逆巻き取りといった現象には至らない。モータ11は予め設定された時間だけ動作すると停止し、更にその後、短時間だけブラインド巻き取り方向Cに逆回転して、ブラインド2の弛みを取り除く動作を行う。
【0023】
また、ブラインド2を展開した状態でモータ11をブラインド巻き取り方向Cへ回転させると、モータ11の回転は歯車51、駆動側プーリー17、タイミングベルト19、従動側プーリー20、ワンウェイクラッチ13を介してドラム1に伝えられ、ドラム1が回転することによりブラインド2が巻き取られていく。更にモータ11が回転しブラインド2を巻き取っていくと最終的にはブラインド2先端の張板3がアーム6又はフレーム26に当接し、これによりドラム1の回転が規制され、モータ11もロック状態となる。このロック状態に至るとモータ11は周知の通り電流値が増えるので、このモータロック電流の電流値を検出することにより、ブラインド2の巻き取り時の停止位置を検出する。またこのロック状態では、モータ11内部の機構部品(歯車51、プーリー、タイミングベルト19等)に大きな負荷がかかった状態となっているので、モータロック検出後にモータ11を短時間だけ、ブラインド展開方向Bに回転させることにより、モータ11内にかかっていた大きな負荷を取り除くことができる。
【0024】
しかして、ブラインド2の展開終端位置でアーム6を位置規制するストッパー50と、ブラインド2の巻き取り時にモータロック電流を検知する手段とを備え、上記ストッパー50によるアーム6の位置規制でブラインド2の展開方向Bの停止位置の検出を行い、且つ上記モータロック電流検知手段によるモータロック電流の検知でブラインド2の巻き取り方向Cの停止位置を検出するようにしたので、従来のようなブラインド2の上下限位置検出機構(スイッチ等)を廃止できると共に、ブラインド2の展開終了後、及び巻き取り動作後におけるドラム1の回転停止機構、及びドラム1のロック機構をそれぞれ廃止でき、その結果、簡単な構成で、安価なブラインド装置を提供できる。
【0025】
また、モータ11はドラム1の外側に配置されているため、減速機構46として動作音の小さいウォーム16とウォームホイール45とを用いることが可能となる。また、ブラインド2の巻き取り動作終了後においては、ウォーム16とウォームホイール45のセルフロック機構を利用することで、モータ11の回転慣性の影響をなくすことができるので、従来のようなブラインド2の巻き取り後のドラム1のロック機構や、モータ11の内部の摩擦クラッチや磁気クラッチ等を廃止でき、そのうえ過負荷状態のときに回転軸22がスリップすることもないので、回転軸22のスリップを止めるための機構も廃止でき、構造が一層簡易となる。
【0026】
またブラインド2の展開停止位置に達した時点で、ストッパー50にてアーム6の位置を規制すると、ブラインド2に張り出し方向への付勢力がなくなり、ブラインド2に弛みが発生する恐れがあるが、本例では、上記のようにブラインド2が展開終端位置で停止した後に、モータ11によりブラインド2をブラインド巻き取り方向Cに一定短時間駆動させるようにしているので、ブラインド2に発生する弛みを防止できるようになり、外観を損なうことがないものである。
【0027】
さらに、ブラインド巻き取り方向Cの停止位置検出をモータロック電流により検出し、モータ11をロックさせる構造にすると、モータ11内に常に負荷がかかった状態になり、モータ11内の機構部品の強度面での寿命が心配されるが、本例では上記のようにモータロック電流でモータ11が停止した後にモータ11をブラインド展開方向Bに一定短時間駆動させるようにしているので、モータ11内にかかっている負荷を取り除いて、モータ11内の機構部品の寿命を長く伸ばすことができるものである。
【0028】
また、上記のようなモータロック電流検知のブラインド展開方向Bへの逆転動作は、ブラインド2の巻き取り動作中に障害物等を挟み込んだ場合にも機能するようにしている。つまり、障害物を挟み込んでブラインド2が停止した後にブラインド展開方向Bに逆転動作を行い、モータ11、ブラインド2のロック状態を解除することで、障害物の取り除きが容易に行える。さらに、ブラインド2の巻き取り途中位置でモータロック電流を検出するとモータ11を停止し且つその後モータ11をブラインド展開方向Bに一定短時間駆動させることで、障害物を安易に取り外せることができ、特に人が挟まれたりした場合においても、前述の逆転動作が働くことで、ロック状態が解除され、ブラインド2に挟まれても一時的なもので、すぐにロック解除され安全性の面でも有利な動作で制御できるようになる。
【0029】
また、図2、図3において、動作音が大きくなるブラインド2の展開動作時において、ウォーム16の回転によりウォームホイール45がスラスト方向に移動させられようとしている方向A4と、上記ブラインド2に働いている付勢力によりウォームホイール45がスラスト方向に移動しようとしている方向A3とが一致するように、歯車のねじれ角を設定している。詳述すると、アーム6によってブラインド2には常に一定方向(ブラインド展開方向B)の付勢力A1が働いており、この付勢力A1は、ブラインド2、ドラム1、ブッシュ23,24、ワンウェイクラッチ13、従動側プーリー20、タイミングベルト19、駆動側プーリー17を介して、ウォームホイール45に対して図2の反時計方向A2に加わり、ウォームホイール45にはスラスト方向A3に移動させようとする分力が働き、この分力は図3の制御回路27側に向かっている。一方、ブラインド2の展開時にモータ11を出力軸40側から見て反時計方向に回転させると、ウォームホイール45の歯車51のスラスト方向における力の分力の方向A3は、図3の制御回路27側に向かっている。従って、ウォームホイール45は制御回路27の方向に押し付けられた状態で回転することとなり、スラスト方向へのがたつきが発生しないという効果が得られる。なお、ブラインド2の巻き取り時には、モータ11が出力軸40側からみて時計方向に回転するために、アーム6の付勢力によるウォームホイール45のスラスト方向の分力の方向A3と、ウォーム16の回転によりウォームホイール45にかかる軸方向の力の方向A6とは逆向きとなるが、ブラインド2の巻き取り時には歯車にかかる負荷が大きいため、ウォーム16とウォームホイール45の噛み合い部分の摩擦抵抗がアーム6による付勢力の分力よりも充分大きくなるため、アーム6の付勢力による分力にうち勝って、ウォームホイール45はケース28側に押された状態でがたつきなく回転するようになる。この結果、巻き取り動作時においてもウォームホイール45のスラスト方向へのがたつきを押さえることができ、いずれの場合もブラインド装置の動作音を低減できるようになる。また歯車のねじれ角を工夫することで、動作時の騒音が低いブラインド装置を安価で提供できるようになる。
【0030】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、ブラインドの展開終端位置でアームの移動を規制してアームによるブラインドヘの付勢力をなくすためのストッパーと、ブラインドの巻き取り時にモータロック電流を検知する手段とを備え、上記ストッパーによるアームの位置規制で上記ワンウェイクラッチが空転してモータが予め設定された時間だけ動作して停止し、且つ、上記ストッパーによるアームの位置規制でブラインドの展開方向の停止位置の検出を行うと共に、上記モータロック電流の検知でブラインドの巻き取り方向の停止位置の検出を行うので、従来のようなブラインドの上下限位置検出機構(スイッチ等)を廃止できると共に、ブラインドの展開終了後、及び巻き取り動作後におけるドラムの回転停止機構、及びドラムのロック機構等をそれぞれ廃止できる。しかもブラインドの展開終端位置でアームをストッパーにて機械的に位置規制することで、ブラインドの展開方向の停止位置の検出を行うものであるが、このとき、ブラインドに張り出し方向への付勢力がなくなり、ブラインドに弛みが発生する恐れがあるため、本発明ではブラインドが展開終端位置で停止した後に、モータによりブラインドをブラインド巻き取り方向に一定短時間駆動させるようにしているので、ブラインドに発生する弛みを防止できるようになり、外観を損なうことがない。その結果、簡単な構成で、安価なブラインド装置を提供できるものである。
【0031】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、ブラインド展開方向にモータを所定時間駆動後、ブラインドの展開終端位置でモータを停止し、その後、モータをブラインド巻き取り方向に一定短時間駆動させるので、アームの位置規制によりブラインドに張り出し力が付勢されなくなることによるブラインドの弛み等を、ブラインドの展開動作後に、ブラインド巻き取り方向にモータを回転させることで防止できるようになる。
【0032】
また請求項3記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、ブラインドが巻き取り動作時にモータロック電流を検知した後にモータを停止し、その後、モータをブラインド展開方向に一定短時間駆動させるので、モータ内にかかっている負荷を取り除いて、モータ内の機構部品の寿命を長く伸ばすことができる結果、ブラインド装置の長寿命化を図ることができる。
【0033】
また請求項4記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、ブラインドの巻き取り途中位置でモータロック電流を検出したときにモータを停止し、その後モータをブラインド展開方向に一定短時間駆動させるので、モータロック電流検知後のブラインド展開方向への逆転動作を、ブラインドの巻き取り動作中に障害物等を挟み込んだ場合にも行うことで、障害物の取り除きが容易に行えるようになり、特に人が挟まれたりした場合においても、ブラインドの逆転動作が働くことで、ロック状態が解除され、ブラインドに挟まれても一時的なもので、すぐにロック解除され安全性の面でも有利な動作で制御できるようになる。
【0034】
また請求項5記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、モータの出力軸とドラムの回転軸との間に、駆動側のウォームと従動側のウォームホイールとからなる減速機構を介在させると共に、ブラインドの展開動作時に駆動側のウォームからウォームホイールのスラスト方向にかかる荷重の方向とアームからドラムの回転軸を介してウォームホイールのスラスト方向にかかる荷重の方向とが同一方向になるように、ウォーム及びウォームホイールの歯車のねじれ角を設定したので、ブラインドの展開動作時には、ウォームホイールは常にスラスト方向の一方側に押されながら回転することとなり、スラスト方向へのがたつきの発生を防止でき、ブラインド装置の動作音を低減できるものである。また歯車のねじれ角を工夫するだけで動作時の騒音が低いブラインド装置を安価で提供できるものである。さらに、減速機構として、セルフロック機能を有するウォームとウォームホイールとを用いることで、モータの回転慣性の影響をなくすことができると共に、従来のようなブラインドの巻き取り後のドラムのロック機構や、モータの内部の摩擦クラッチや磁気クラッチ等を廃止でき、さらに過負荷状態のときに回転軸がスリップすることもないので、回転軸のスリップを止めるための機構も廃止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す正面図である。
【図2】同上の駆動部内部の側面断面図である。
【図3】同上の駆動部内部の平面断面図である。
【図4】従来の正面図である。
【図5】従来の平面断面図である。
【符号の説明】
1 ドラム
2 ブラインド
6 アーム
11 モータ
13 ワンウェイクラッチ
16 ウォーム
22 回転軸
40 出力軸
45 ウォームホイール
50 ストッパー
B ブラインド展開方向
C ブラインド巻き取り方向
Claims (5)
- ブラインドが巻回されたドラムと、ドラムをブラインド展開方向又はブラインド巻き取り方向に回転させてブラインドの送り出し又は巻き取りを行うためのモータと、ブラインドの先端縁をブラインド展開方向に向けてバネ付勢するための屈伸自在なアームからなる押出機構と、ドラムがブラインド巻き取り方向に回転するときにモータの回転力をドラムに伝達するためのワンウェイクラッチとを備えたブラインド装置において、ブラインドの展開終端位置でアームの移動を規制してアームによるブラインドヘの付勢力をなくすためのストッパーと、ブラインドの巻き取り時にモータロック電流を検知する手段とを備え、上記ストッパーによるアームの位置規制で上記ワンウェイクラッチが空転してモータが予め設定された時間だけ動作して停止し、且つ、上記ストッパーによるアームの位置規制でブラインドの展開方向の停止位置の検出を行うと共に、上記モータロック電流の検知でブラインドの巻き取り方向の停止位置の検出を行うことを特徴とするブラインド装置。
- ブラインド展開方向にモータを所定時間駆動後、ブラインドの展開終端位置でモータを停止し、その後、モータをブラインド巻き取り方向に一定短時間駆動させることを特徴とする請求項1記載のブラインド装置。
- ブラインドが巻き取り動作時にモータロック電流を検知した後にモータを停止し、その後、モータをブラインド展開方向に一定短時間駆動させることを特徴とする請求項1記載のブラインド装置。
- ブラインドの巻き取り途中位置でモータロック電流を検出したときにモータを停止し、その後モータをブラインド展開方向に一定短時間駆動させることを特徴とする請求項1記載のブラインド装置。
- モータの出力軸とドラムの回転軸との間に、駆動側のウォームと従動側のウォームホイールとからなる減速機構を介在させると共に、ブラインドの展開動作時に駆動側のウォームからウォームホイールのスラスト方向にかかる荷重の方向とアームからドラムの回転軸を介してウォームホイールのスラスト方向にかかる荷重の方向とが同一方向になるように、ウォーム及びウォームホイールの歯車のねじれ角を設定したことを特徴とする請求項1記載のブラインド装置。
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