JPH0913856A - 手動電動兼用ロールブラインド - Google Patents

手動電動兼用ロールブラインド

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Publication number
JPH0913856A
JPH0913856A JP16597195A JP16597195A JPH0913856A JP H0913856 A JPH0913856 A JP H0913856A JP 16597195 A JP16597195 A JP 16597195A JP 16597195 A JP16597195 A JP 16597195A JP H0913856 A JPH0913856 A JP H0913856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
manual
roll
planetary gear
gear mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP16597195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Okuda
浩光 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toso KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toso KK filed Critical Toso KK
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Publication of JPH0913856A publication Critical patent/JPH0913856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】手動電動兼用ロールブラインドのモータ回転軸
に設けていた電磁クラッチを省略して配線コストを低減
する。 【構成】両側のブラケット14、15の間において回転自在
に支持されたロール10と、一方にブラケット14、15に支
持された手動機構20及び他方のブラケット15に支持され
たモータ30と、ロール10に太陽歯車が一体回転するよう
に設けられたサイクロギヤリング(遊星歯車機構)とか
らロールブラインドを構成し、手動機構20の手動用回転
軸21を遊星歯車軸に、モータ30のモータ回転軸31を遊星
歯車機構のキャリアにそれぞれ連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手動電動兼用ロールブラ
インドの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手でコードを操作してスクリーンを昇降
させることも、リモコンスイッチ等を操作してモータで
スクリーンを昇降させることも可能な従来の手動電動兼
用ロールブラインドは、モータの停止中に電動を手動に
切り替える電磁クラッチ等を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロールブラインドのロ
ール内に配線を必要とするクラッチを設けると、配線構
造が複雑になって、組立に手間がかかるためコストが高
くなるという問題があった。本発明はこの問題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、電磁クラッチ等を使用せずに手動と電動でスクリー
ンを昇降させることができるロールブラインドを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、遊星歯車機構を介してロ
ールブラインドのロールと、手動用回転軸と、モータ回
転軸とを連結したことにある。例えば、図1及び図2に
示すサイクロギヤリング16はS−C−P形遊星歯車機構
であり、太陽歯車Sとしてのサイクロイド内歯車をロー
ルに一体回転するように固定し、キャリアCとしての偏
心板の回転軸にモータ回転軸31を直結し、遊星歯車Pと
しての曲線板の回転軸に手動用回転軸21を連結する。
【0005】
【作用】モータの停止中、手で滑車にかけたコード等を
操作すると、滑車と同軸の手動用回転軸が回転する。こ
のとき、キャリアCはモータ回転軸と共に固定するか
ら、太陽歯車Sは手動用回転軸と一体回転し、それによ
ってロールも回転し、スクリーンが昇降する。コード等
の停止中、モータを作動させると、キャリアCがモータ
回転軸と共に回転する。このとき、遊星歯車Pは手動用
回転軸と共に固定するから、太陽歯車Sはモータと同一
方向に大幅に減速して回転する。
【0006】このように、手動用回転軸もモータ回転軸
も、停止中に他方が回転しても、その影響を受けること
はない。モータの回転は大幅に減速してロールに伝達す
ることができるから、モータに別の減速機構を設ける必
要もない。
【0007】
【実施例】本発明のロールブラインドを図面に示す実施
例に基づいて説明する。図3に示すように、第1実施例
ロールブラインドのスクリーン17を巻いたロール10はセ
ットバー13の両側のブラケット14、15の間において回転
自在に支持される。そのロール10の片側のクラウン11は
手動機構20の手動用回転軸21に回転自在に外嵌され、反
対側のクラウン12はモータ30の固定部33に回転自在に外
嵌される。手動機構20はセットバー13の片側のブラケッ
ト14に、モータ30は反対側のブラケット15にそれぞれ支
持される。手動機構20からは手動用回転軸21を回転させ
るコード22が垂下する。図示していないが、手動機構20
の内部には、コード22を掛けた滑車と、その滑車から手
動用回転軸21への回転は伝達するがその逆の回転は阻止
する公知のクラッチブレーキが設けられている。モータ
30の回転は制御装置32により制御される。
【0008】ロール10の内部にS−C−P形遊星歯車機
構のサイクロギヤリング16を配置し、その内歯車(太陽
歯車)をロール10に同軸にかつ一体に固定する。サイク
ロギヤリング16の偏心回転する偏心板(キャリヤ)の回
転軸にモータ回転軸31を直結し、曲線板(遊星歯車)の
回転軸に手動用回転軸21を直結する。サイクロギヤリン
グ16は曲線板を固定して偏心板を回転すると、内歯車は
偏心板と同一方向に大幅に減速して回転し、偏心板を固
定して曲線板回転軸を回転すると、内歯車は曲線板と一
体となって回転する。したがって、モータ30を停止させ
てコード22を手で引き、滑車を介して手動用回転軸21を
回すと、ロール10が一体回転するから、ロール10に巻か
れるスクリーン17が昇降する。コードを停止させ、制御
装置32を介してモータ30を起動し、モータ回転軸31を回
転すると、ロール10はモータ回転軸と同一方向に回る
が、その回転は大幅に減速するから、スクリーン17は適
当なスピードで昇降する。
【0009】図4に示す第2実施例は、負荷の小さいス
クリーン下降時に弾性反発力を蓄積し、負荷の大きいス
クリーン上昇時にその弾性反発力を放出する補助スプリ
ング18を手動用回転軸21に遊嵌している。補助スプリン
グ18の一端はブラケット14に固定したスリーブ19に止着
し、他端はロール10と一体回転するリング23に止着す
る。スリーブ19はクラウン11を回転自在に支持する。第
1実施例と同様にに、手動用回転軸21とモータ回転軸31
はサイクロギヤリング16の曲線板(遊星歯車)回転軸と
偏心板(キャリヤ)回転軸にそれぞれ直結し、ロール10
はサイクロギヤリング16の内歯車(太陽歯車)と同軸か
つ一体に固定する。したがって、コード22の停止中、す
なわち手動用回転軸21を固定したとき、制御装置32を介
してモータ30を始動すると、その回転は減速してロール
10に伝達され、スクリーン17は適当な速度で昇降する。
又、モータ30の停止中、コード22を操作して手動用回転
軸21を回すと、それに応じてロール10が回転し、スクリ
ーン17が昇降する。
【0010】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の手動電動兼用ロ
ールブラインドは、モータの停止時に手動と電動を切り
替える電磁クラッチ等を必要としていた従来のものとは
異なり、減速機能を有する遊星歯車機構を介して手動用
回転軸とモータ回転軸を連結する方式であるから、配線
構造は簡単となり、組立に要するコストが大幅に低減す
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施例に使用する遊星歯車機構のギ
ヤリングを示す図、
【図2】は図1の遊星歯車機構の分解斜視図、
【図3】は本発明のロールブラインドの第1実施例を一
部断面で示す正面図、
【図4】は第2実施例の図2に相当する図、
【符号の説明】
10:ロール、 11、12:クラウン、 13:セットバー、 14、15:ブラケット、 16:サイクロギヤリング(遊星歯車機構)、 17:スクリーン、 18:補助スプリング、 19:スリーブ、 20:手動機構、 21:手動用回転軸、 22:コード、 30:モータ、 31:モータ回転軸、 32:制御装置、 33:モータ固定部、 C:キャリヤ、 P:遊星歯車、 S:太陽歯車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側のブラケット(14、15)の間におい
    て回転自在に支持されたロール(10)と、前記ブラケッ
    ト(14、15)の一方に支持された手動機構(20)及び他
    方に支持されたモータ(30)と、前記ロールに太陽歯車
    が一体回転するように設けられた遊星歯車機構(16)と
    からなり、前記手動機構の手動用回転軸(21)に前記遊
    星歯車機構の遊星歯車軸が、前記モータのモータ回転軸
    (31)に前記遊星歯車機構のキャリアがそれぞれ連結さ
    れたことを特徴とする手動電動兼用ロールブラインド。
  2. 【請求項2】 ロール(10)内にスクリーン上昇時に弾
    性反発力が貯えられ、スクリーン下降時に弾性反発力が
    放出される補助スプリング(18)が設けられたことを特
    徴とする請求項1記載の手動電動兼用ロールブライン
    ド。
  3. 【請求項3】 遊星歯車機構は太陽歯車がサイクロイド
    内歯車として、遊星歯車が曲線板として、キャリアが偏
    心板として構成されたS−C−P形遊星歯車機構である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の手動電動兼用ロ
    ールブラインド。
JP16597195A 1995-06-30 1995-06-30 手動電動兼用ロールブラインド Pending JPH0913856A (ja)

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