JP5169619B2 - 車両ルーフのベルト保持装置及び車両用ルーフ装置 - Google Patents

車両ルーフのベルト保持装置及び車両用ルーフ装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両ルーフのベルト保持装置及び車両用ルーフ装置に関するものである。
従来、車両用ルーフ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用ルーフ装置は、車両幅方向両側に配設された一対のガイドレールを備えるとともに、これらガイドレールの前端部分を連結するフロントハウジングを備え、更に各ガイドレールによって案内され可動パネルを支持する作動機構を備える。そして、各作動機構には、フロントハウジングの中央部に設けられ駆動源により回転駆動される駆動歯車と噛合する歯付きベルトが連結されている。そして、この3次元的に変形可能な歯付きベルトは、その外形に合わせて四角筒状に成形されフロントハウジングに係止されたケーシングに移動可能に収容されている。従って、作動機構に駆動力を伝達すべく駆動歯車を回転駆動して歯付きベルトを移動させる際、該歯付きベルトは、ケーシングによりその移動が案内されて経路が保持されることで、無秩序な撓みを生じることなく作動機構に駆動力を伝達することができる。
特開2004−299477号公報
ところで、特許文献1では、四角筒状のケーシングを別設し、あるいはフロントハウジング又はガイドレールにケーシングを係止するための成形部を設けたりする必要があるために部品点数等の増大を余儀なくされ、且つ、該ケーシングをフロントハウジング等に係止する必要があるために製造工数の増大を余儀なくされている。また、四角筒状のケーシングでは、歯付きベルトを円滑に移動させるためにその曲げ量を制限する必要があり、該歯付きベルトの経路の自由度が低減されてしまう。
さらに、ケーシング長さのばらつきを吸収するために、該ケーシングを係止するフロントハウジングの成形部に余裕が必要である。
本発明の目的は、部品点数及び製造工数の増大を抑制し、且つ、歯付きベルトの経路の自由度を増大することができる車両ルーフのベルト保持装置及び車両用ルーフ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動源により回転駆動される駆動歯車と噛合する歯付きベルトの経路を保持する車両ルーフのベルト保持装置であって、前記歯付きベルトが車両ルーフの幅方向各側に設けられる作動機構に連結されて該作動機構の支持する可動パネルにて前記車両ルーフに設けられた開口部を開閉する車両ルーフのベルト保持装置において、底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記歯付きベルトの移動方向に並設されたラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容する樹脂材からなるハウジングを備え、前記ハウジングは、前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部と、前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁及び前記第2側壁に沿って前記底壁を車両高さ方向に開口する透孔とを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記歯付きベルトは、前記ラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記ハウジングに移動可能に収容されるとともに、前記押さえ部により車両高さ方向に抜け止めされる。このように、前記歯付きベルトの経路の保持を1部品である前記ハウジングのみで行うことで、部品点数及び製造工数の増大を抑制することができる。また、前記第1及び第2側壁等は、前記ハウジング(底壁)上であれば前記歯付きベルトの保持しようとする経路に合わせて適宜配置できるため、該歯付きベルトの経路の自由度を増大することができる。
特に、請求項5のように、前記ハウジングの成形に際し、前記押さえ部の配置されない一般位置では、前記第1側壁、前記第2側壁、並びに前記第1及び第2側壁側となる前記底壁の内壁面を第1金型で成形するとともに、前記第1及び第2側壁の反対側となる前記底壁の外壁面を第2金型で成形するとする。そして、前記押さえ部の配置された位置では、前記透孔の位置に合わせて前記第2金型が突出するとともに、前記押さえ部及び前記第1側壁間の間隙の位置に合わせて前記第1金型が突出するように、これら第1及び第2金型を型割りしたとする。この場合、前記第2側壁の前記第1側壁に対向する対向面及び該対向面に繋がる前記押さえ部の内側面が前記第2金型で成形されるとともに、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面及び前記押さえ部の外側面が前記第1金型で成形される。つまり、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面、即ち前記ラック歯の対向する面は、前記押さえ部の配置・非配置に関わらず常に前記第1金型で全て成形される。従って、前記第1側壁の前記ラック歯の対向する面において、例えば当該面を異なる金型で成形した場合のような型の継ぎ目に生じる線状の盛り上がったライン(以下、「パーティングラインPL」ともいう)を解消することができる。これにより、前記歯付きベルトの移動時に前記ラック歯がパーティングラインPLに引っ掛かって異音を発生したりすることを回避できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、前記第2側壁は、前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁から離隔する側に凹設された凹部を備えたことを要旨とする。
前記第2側壁の前記第1側壁に対向する対向面、即ち前記歯付きベルトの前記背面の対向する面は、前記押さえ部の配置されない一般位置では前記第1金型で成形され、一方、前記押さえ部の配置される位置では前記第2金型で成形される。従って、前記押さえ部の配置される位置では、前記第2側壁の前記背面の対向する面にパーティングラインPLが生じる。同構成によれば、前記第2側壁は、前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁から離隔する側に凹設された凹部を備えることで、前記パーティングラインPLを相対的に引っ込めることができ、例えば前記歯付きベルトの端末の前記背面に繋がる角部がパーティングラインPLに引っ掛かったりすることを抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、前記第2側壁は、前記凹部の前記歯付きベルトの移動方向中央部に、前記第1側壁に近付く側に湾出された突部を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記歯付きベルトの移動に伴い、その端末が前記凹部に入り込んでも、前記突部に案内されて再び出られるため、前記歯付きベルトの移動を円滑に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、前記第1側壁の高さは、少なくとも前記押さえ部の配置された位置で、前記第2側壁の高さよりも低く設定されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記第1側壁の高さは、少なくとも前記押さえ部の配置された位置で、前記第2側壁の高さよりも低く設定されていることで、前記押さえ部及び前記第1側壁間の間隙の位置に合わせて突出する前記第1金型の突出長をその分、短くすることができ、該第1金型の強度を向上することができる。
請求項5に記載の発明は、駆動源により回転駆動される駆動歯車と噛合する歯付きベルトの経路を保持する車両ルーフのベルト保持装置であって、前記歯付きベルトが車両ルーフの幅方向各側に設けられる作動機構に連結されて該作動機構の支持する可動パネルにて前記車両ルーフに設けられた開口部を開閉する車両ルーフのベルト保持装置において、第1金型及び第2金型の形成するキャビティ内に溶解状態の樹脂が充填されることで成形されてなる、底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記歯付きベルトの移動方向に並設されたラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容するハウジングを備え、前記ハウジングは、前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部を備え、前記押さえ部の配置されない一般位置では、前記第1側壁、前記第2側壁、並びに前記第1及び第2側壁側となる前記底壁の内壁面が前記第1金型で成形されるとともに、前記第1及び第2側壁の反対側となる前記底壁の外壁面が前記第2金型で成形され、前記押さえ部の配置された位置では、前記第1及び第2金型の型割りにより、前記第2側壁の前記第1側壁に対向する対向面及び該対向面に繋がる前記押さえ部の内側面が前記第2金型で成形されるとともに、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面及び前記押さえ部の外側面が前記第1金型で成形されることを要旨とする。
同構成によれば、前記歯付きベルトは、前記ラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記ハウジングに移動可能に収容されるとともに、前記押さえ部により車両高さ方向に抜け止めされる。このように、前記歯付きベルトの経路の保持を1部品である前記ハウジングのみで行うことで、部品点数及び製造工数の増大を抑制することができる。また、前記第1及び第2側壁等は、前記ハウジング(底壁)上であれば前記歯付きベルトの保持しようとする経路に合わせて適宜配置できるため、該歯付きベルトの経路の自由度を増大することができる。
特に、前記ハウジングの成形に際し、前記押さえ部の配置されない一般位置では、前記第1側壁、前記第2側壁、並びに前記第1及び第2側壁側となる前記底壁の内壁面が前記第1金型で成形されるとともに、前記第1及び第2側壁の反対側となる前記底壁の外壁面が前記第2金型で成形される。また、前記押さえ部の配置された位置では、前記第1及び第2金型の型割りにより、前記第2側壁の前記第1側壁に対向する対向面及び該対向面に繋がる前記押さえ部の内側面が前記第2金型で成形されるとともに、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面及び前記押さえ部の外側面が前記第1金型で成形される。この場合、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面、即ち前記ラック歯の対向する面は、前記押さえ部の配置・非配置に関わらず常に前記第1金型で全て成形される。従って、前記第1側壁の前記ラック歯の対向する面において、例えばパーティングラインPLを解消することができる。これにより、前記歯付きベルトの移動時に前記ラック歯がパーティングラインPLに引っ掛かって異音を発生したりすることを回避できる。
請求項6に記載の発明は、車両ルーフに設けられた開口部を開閉可能にする可動パネルと、前記開口部の車両幅方向の両側縁部に前後に延びて配置される一対のガイドレールと、前記ガイドレールによって案内され前記可動パネルを支持する作動機構と、駆動源により回転駆動される駆動歯車と、長手方向に並設されたラック歯を有し、前記駆動歯車と噛合して前記作動機構に連結される歯付きベルトと、底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記第1側壁及び前記第2側壁に前記歯付きベルトの前記ラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部と、前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁及び前記第2側壁に沿って前記底壁を車両高さ方向に開口する透孔とを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、部品点数及び製造工数の増大を抑制し、且つ、歯付きベルトの経路の自由度を増大することができる車両用ルーフ装置を提供することができる。
本発明では、部品点数及び製造工数の増大を抑制し、且つ、歯付きベルトの経路の自由度を増大することができる車両ルーフのベルト保持装置及び車両用ルーフ装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る車両ルーフのベルト保持装置が適用される車両用ルーフ装置としてのサンルーフ装置10を示す平面図である。同図に示されるように、サンルーフ装置10は、四角形の開口部12が形成された車両ルーフ11に搭載されている。このサンルーフ装置10は、開口部12の車両幅方向(車両ルーフ11の幅方向)の両側縁部に配置・固定される一対のガイドレール13を備える。各ガイドレール13は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して車両前後方向(車両ルーフ11の前後方向)に延在する。
各ガイドレール13には、作動機構14が移動可能に案内支持されている。そして、両作動機構14には、これらの間に橋渡しされる態様で、例えばガラス板からなる四角形の可動パネル15の車両幅方向の両側縁部が固定・支持されている。作動機構14は、ガイドレール13に沿う移動に伴い該ガイドレール13と連係して、可動パネル15を移動、チルトアップ又はチルトダウンさせる。この可動パネル15の移動等により、開口部12が開閉される。つまり、作動機構14は、ガイドレール13との連係によって開口部12の開閉時における可動パネル15の姿勢を制御する。
また、サンルーフ装置10は、車両幅方向に延在して両ガイドレール13の前端部分を連結する樹脂材からなるハウジングとしてのフロントハウジング21を備える。このフロントハウジング21の長手方向中間部には、駆動源としての電動モータ22により回転駆動される平歯車からなる駆動歯車23が設置されている。この駆動歯車23は、車両高さ方向に延びる回転軸を中心にフロントハウジング21に回転可能に支持されている。
フロントハウジング21には、前記駆動歯車23の配置される長手方向中間部からその前縁部に沿って車両幅方向一側(図1の下側)に延出するとともに当該側の端部において車両後方に向けて曲成されて車両幅方向一側のガイドレール13に繋がるガイド溝21aが形成されている。また、フロントハウジング21には、前記駆動歯車23の配置される長手方向中間部からその前縁部に沿って車両幅方向他側(図1の上側)に延出するガイド溝21bが形成されている。さらに、フロントハウジング21には、前記駆動歯車23の配置される長手方向中間部からその後縁部に沿って車両幅方向他側(図1の上側)に延出するとともに当該側の端部において車両後方に向けて曲成されて車両幅方向他側のガイドレール13に繋がるガイド溝21cが形成されている。また、フロントハウジング21には、前記駆動歯車23の配置される長手方向中間部からその後縁部に沿って車両幅方向一側(図1の下側)に延出するとともに前記ガイド溝21aに突き当たる位置でヘアピン状に折り返されてなるガイド溝21dが形成されている。ガイド溝21a〜21dは、車両上側に開口するU字溝形状を呈しており、ガイド溝21a,21bの合計の長さは、ガイド溝21c,21dの合計の長さと略同等に設定されている。
ガイド溝21a,21bには、駆動歯車23の前部で該駆動歯車23と噛合する樹脂材からなるラックギヤ状の1本の歯付きベルト24が移動可能に収容されている。同様に、ガイド溝21c,21dには、駆動歯車23の後部で該駆動歯車23と噛合する樹脂材からなるラックギヤ状の1本の歯付きベルト25が移動可能に収容されている。つまり、歯付きベルト24は、ガイド溝21a,21bによりその移動が案内されて経路が保持されており、歯付きベルト25は、ガイド溝21c,21dによりその移動が案内されて経路が保持されている。これにより、歯付きベルト24,25は、無秩序な撓みを生じることなく作動機構14に駆動力を伝達することができる。なお、歯付きベルト24,25には、その長手方向に沿って中心線の延びる複数(2本)の金属線W(図2参照)が埋設されており、該金属線Wにより歯付きベルト24,25が所要の強度に保持されている。
ガイド溝21aに沿って一方のガイドレール13内に進入した歯付きベルト24の一方の端部は、当該ガイドレール13に支持された前記作動機構14に連結されている。同様に、ガイド溝21cに沿って他方のガイドレール13内に進入した歯付きベルト25の一方の端部は、当該ガイドレール13に支持された前記作動機構14に連結されている。
このような構成において、電動モータ22の駆動により、駆動歯車23を図示反時計方向に回転させたとする。このとき、歯付きベルト24,25は、ガイド溝21a,21cに沿って、作動機構14に連結される先端部がそれぞれガイドレール13内に進入する側に押し出され、該作動機構14がガイドレール13に沿って車両後方に移動する。その際、歯付きベルト24,25の自由端側となる先端部がそれぞれガイド溝21b,21dから抜け出ようとする側に移動する。
一方、電動モータ22の駆動により、駆動歯車23を図示時計方向に回転させたとする。このとき、歯付きベルト24,25は、ガイド溝21a,21cに沿って、作動機構14に連結される先端部がそれぞれガイドレール13内から抜け出る側に引っ張られ、該作動機構14がガイドレール13に沿って車両前方に移動する。その際、歯付きベルト24,25の自由端側となる先端部がそれぞれガイド溝21b,21d内に進入するように移動する。
なお、電動モータ22の駆動により作動機構14に連結される先端部が互いに同一方向に移動する歯付きベルト24,25は、ガイドレール13内への進入長が互いに同等になるように配索されている。従って、電動モータ22の駆動により、歯付きベルト24,25を介して両作動機構14が同期して作動する。そして、作動機構14の前後移動に伴い、前述の可動パネル15の移動、チルトアップ又はチルトダウンが行われる。
次に、ガイド溝21a(フロントハウジング21)による歯付きベルト24の保持構造について図2に基づいて更に説明する。なお、図2(a)は、図1の範囲Aを示す拡大図であり、図2(b)(c)は、図2(a)のB−B線及びC−C線に沿った断面図である。また、図2(d)は、図2(a)に相当する位置でのフロントハウジング21の斜視図である。
図2(a)(b)に示されるように、フロントハウジング21は、その平面視の外形の略全体に亘って広がる平板状の底壁31並びに該底壁31から車両高さ方向に垂直に立設された互いに平行な平板状の第1側壁32及び第2側壁33を一体的に有する。そして、前記ガイド溝21aは、基本的に第1及び第2側壁32,33側となる底壁31の内壁面31a、第1側壁32の第2側壁33に対向する対向面32a、第2側壁33の第1側壁32に対向する対向面33aからなるU字形状によって形成されている。
ガイド溝21aに収容される歯付きベルト24は、長手方向に並設されたラック歯26が第1側壁32(対向面32a)に対向され、該ラック歯26の反対側となる背面27が第2側壁33(対向面33a)に対向されるように配置されている。なお、歯付きベルト24の幅は、第1及び第2側壁32,33間の離隔距離Lよりも若干、小さく設定されており、移動時にはラック歯26及び背面27が第1側壁32(対向面32a)及び第2側壁33(対向面33a)にそれぞれ摺接することがある。
また、図2(d)に示されるように、第2側壁33の上部には、該上部から車両上方に隆起して台状をなす隆起部34が一体形成されている。そして、図2(a)(c)に示されるように、隆起部34の中央部(歯付きベルト24の移動方向に一致する第2側壁33の長手方向における中央部)には、第1及び第2側壁32,33間の離隔距離Lよりも短い第2側壁33からの突出長Pを有して第1側壁32側に突出する庇状の押さえ部35が一体形成されている。つまり、押さえ部35は、隆起部34を基端とする片持ち支持構造となっている。この押さえ部35は、歯付きベルト24に対向する内側面35aが前記歯付きベルト24の上端面に近接するように成形されており、該歯付きベルト24を車両高さ方向に抜け止めする。なお、押さえ部35及び第1側壁32(対向面32a)間には、離隔距離L及び突出長Pの偏差分の間隙S(=L−P)が設定されている。この間隙Sは、歯付きベルト24の幅よりも小さく設定されている。
さらに、隆起部34の押さえ部35を挟む両側(歯付きベルト24の移動方向に一致する第2側壁33の長手方向における両側)には、第1側壁32から離隔するように凹設された凹部34aが形成されている。
一方、前記底壁31には、押さえ部35の配置された位置で、第1及び第2側壁32,33に沿って車両高さ方向に開口する透孔36が形成されている。この透孔36は、平面視において押さえ部35及び両凹部34aを内包する台形状に成形されている。従って、この透孔36は、押さえ部35の配置されない一般位置での第2側壁33よりも該第2側壁33の板厚方向に引っ込んでいる。そして、第2側壁33には、押さえ部35の内側面35aを上限に透孔36の平面視に略一致して第1側壁32から離隔するように板厚方向に凹設された凹部37が形成されている。また、第2側壁33には、凹部37の中央部(歯付きベルト24の移動方向に一致する第2側壁33の長手方向における中央部)に、第1側壁32に近付く側に湾出された突部38が形成されている。この突部38は、押さえ部35の配置されない一般位置での第2側壁33の対向面33aよりも該第2側壁33の板厚方向に引っ込んでいる。
なお、図2に示した押さえ部35及びその周辺構造は、ガイド溝21aの長手方向に沿って、例えば所定間隔ごとに間欠的に複数配設されている。その他のガイド溝21b〜21dによる歯付きベルト24,25の保持構造についても前記同様であるため、その説明を割愛する。
次に、フロントハウジング21の成形態様について図3に基づき説明する。なお、図3(a)(b)は、図2(b)(c)に相当する位置での成形態様を示す模式図であるが、ガイド溝21a〜21dについて共通である。同図に示されるように、フロントハウジング21は、第1金型41及び第2金型42の形成するキャビティ43内に溶解状態の樹脂が充填されることで成形される。同図では、便宜的にキャビティ43に、成形後のガイド溝21a〜21dが有する各部の符号を付している。
第1及び第2金型41,42の型開き方向は、第1及び第2側壁32,33の立設方向に一致しており、図3(a)に示すように、押さえ部35の配置されない一般位置では、第1側壁32、第2側壁33、並びに底壁31の内壁面31aが第1金型41で成形されるとともに、第1及び第2側壁32,33の反対側となる底壁31の外壁面31bが第2金型42で成形される。
また、図3(b)に示すように、押さえ部35の配置された位置では、第1及び第2金型41,42の型割り線kが、押さえ部35の第1側壁32側の先端から該第1側壁32の基端側となる底壁31に向かって斜めに延びている。つまり、第1金型41は、押さえ部35及び第1側壁32間の間隙Sの位置に合わせて下向きに突出する爪状の突出部41aを有しており、第2金型42は、透孔36の位置に合わせて上向きに突出する爪状の突出部42aを有する。このような第1及び第2金型41,42の型割りにより、第2側壁33の対向面33a(凹部37、突部38)及び該対向面33aに繋がる押さえ部35の内側面35aが第2金型42で成形されるとともに、第1側壁32の対向面32a及び押さえ部35を含む隆起部34の外側面34bが第1金型41で成形される。
つまり、第1側壁32の対向面32a、即ちラック歯26の対向する面は、押さえ部35の配置・非配置に関わらず常に第1金型41で全て成形される。従って、第1側壁32のラック歯26の対向する面(対向面32a)において、パーティングラインPLを解消することができる。これにより、歯付きベルト24の移動時にラック歯26がパーティングラインPLに引っ掛かって異音を発生したりすることを回避できる。なお、底壁31の透孔36は、第2側壁33の対向面33a(凹部37、突部38)及び押さえ部35の内側面35aの成形に際し、第2金型42(突出部42a)を突出させることで成形されるものである。
一方、第2側壁33の対向面33a(凹部37、突部38)及び該対向面33aに繋がる押さえ部35の内側面35aは、押さえ部35の配置されない一般位置とは異なって、第2金型42で成形される。従って、押さえ部35の配置される位置では、第2側壁33の対向面33a、即ち歯付きベルト24,25の背面27の対向する面にパーティングラインPLが生じる。しかしながら、第2側壁33は、押さえ部35の配置された位置で凹部37を備えることで、パーティングラインPLを相対的に引っ込めることができ、例えば歯付きベルト24,25の端末の背面27に繋がる角部がパーティングラインPLに引っ掛かったりすることを抑制できる。
また、第2側壁33は、凹部37の中央部に、第1側壁32に近付く側に湾出された突部38を備える。従って、歯付きベルト24,25の移動に伴い、その端末が凹部37に入り込んでも、突部38に案内されて再び出られるため、歯付きベルト24,25の移動を円滑に行うことができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、歯付きベルト24,25は、ラック歯26及び背面27が第1及び第2側壁32,33にそれぞれ対向されるようにフロントハウジング21(ガイド溝21a〜21d)に移動可能に収容されるとともに、押さえ部35により車両高さ方向に抜け止めされる。このように、歯付きベルト24,25の経路の保持を1部品であるフロントハウジング21のみで行うことで、部品点数及び製造工数の増大を抑制することができ、ひいてはコストを削減することができる。また、第1及び第2側壁32,33等は、フロントハウジング21(底壁31)上であれば歯付きベルト24,25の保持しようとする経路に合わせて適宜配置できるため、該歯付きベルト24,25の経路の自由度を増大することができる。さらに、底壁31並びに第1及び第2側壁32,33を一体的に有するフロントハウジング21が相対的に高剛性化されることで、第1及び第2側壁32,33(ガイド溝21a〜21d)の膨張・収縮等による経路長さの変動が抑制され、作動機構14の可動パネル15との連結部に必要なその変動分の直線区間を削減して、該連結部をより小型化することができる。
特に、フロントハウジング21の成形に際し、第1側壁32の対向面32a、即ちラック歯26の対向する面は、押さえ部35の配置・非配置に関わらず常に第1金型41で全て成形される。従って、第1側壁32のラック歯26の対向する面において、パーティングラインPLを解消することができる。これにより、歯付きベルト24,25の移動時にラック歯26がパーティングラインPLに引っ掛かって異音を発生したりすることを回避できる。
(2)本実施形態では、第2側壁33は、押さえ部35の配置された位置で凹部37を備えることで、パーティングラインPLを相対的に引っ込めることができ、例えば歯付きベルト24,25の端末の背面27に繋がる角部がパーティングラインPLに引っ掛かったりすることを抑制できる。
(3)本実施形態では、第2側壁33は、凹部37の中央部に、第1側壁32に近付く側に湾出された突部38を備える。従って、歯付きベルト24,25の移動に伴い、その端末が凹部37に入り込んでも、突部38に案内されて再び出られるため、歯付きベルト24,25の移動を円滑に行うことができる。
(4)本実施形態では、作動機構14への駆動力の伝達を、断面略四角形の縦長の歯付きベルト24,25で行ったことで、例えば断面円形のケーブルなどで行う場合に比べてフロントハウジング21(底壁31)上の配置スペースをよりコンパクト化することができ、その経路の自由度を更に増大することができる。また、こうした断面形状の歯付きベルト24,25は、ガイド溝21a〜21d内で回り止めされるため、該歯付きベルト24,25に連結される作動機構14に不要な回転力が加わることを抑制することができ、該作動機構14の姿勢をより安定化することができる。さらに、断面略四角形の歯付きベルト24,25は、その平坦部を作動機構14に突き合わせる態様で該作動機構14に簡易に連結することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図4に示すように、少なくとも押さえ部35の配置された位置で、前記第2側壁33の高さよりも低い高さに設定された第1側壁51を採用してもよい。この場合、第1側壁51の対向面32aを成形する第1金型41の突出部52の下方への突出長P1をその分、短くすることができ、該第1金型41(突出部52)の強度を向上することができる。
・前記実施形態において、フロントハウジング21(底壁31)上に、ガイド溝21a〜21d等の補強用のリブを一体形成してもよい。
・前記実施形態において、駆動歯車23の配置される位置で車両幅方向両側に2分割されたフロントハウジングを採用してもよい。
・前記実施形態において、透孔36は台形状に限定されず、例えば方形状であってもよい。
本発明の一実施形態を示す平面図。 (a)は図1の範囲Aを示す拡大図であり、(b)(c)は(a)のB−B線及びC−C線に沿った断面図であり、(d)は(a)に相当する位置での斜視図。 (a)(b)は、同実施形態の成形態様を示す模式図。 本発明の変形形態及びその成形態様を示す模式図。
符号の説明
11…車両ルーフ、12…開口部、13…ガイドレール、14…作動機構、15…可動パネル、21…フロントハウジング(ハウジング)、22…電動モータ(駆動源)、23…駆動歯車、24,25…歯付きベルト、26…ラック歯、27…背面、31…底壁、31a…内壁面、31b…外壁面、32,51…第1側壁、32a,33a…対向面、33…第2側壁、34b…外側面、35…押さえ部、35a…内側面、36…透孔、37…凹部、38…突部、41…第1金型、42…第2金型、43…キャビティ。

Claims (6)

  1. 駆動源により回転駆動される駆動歯車と噛合する歯付きベルトの経路を保持する車両ルーフのベルト保持装置であって、前記歯付きベルトが車両ルーフの幅方向各側に設けられる作動機構に連結されて該作動機構の支持する可動パネルにて前記車両ルーフに設けられた開口部を開閉する車両ルーフのベルト保持装置において、
    底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記歯付きベルトの移動方向に並設されたラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容する樹脂材からなるハウジングを備え、
    前記ハウジングは、
    前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部と、
    前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁及び前記第2側壁に沿って前記底壁を車両高さ方向に開口する透孔とを備えたことを特徴とする車両ルーフのベルト保持装置。
  2. 請求項1に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、
    前記第2側壁は、
    前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁から離隔する側に凹設された凹部を備えたことを特徴とする車両ルーフのベルト保持装置。
  3. 請求項2に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、
    前記第2側壁は、
    前記凹部の前記歯付きベルトの移動方向中央部に、前記第1側壁に近付く側に湾出された突部を備えたことを特徴とする車両ルーフのベルト保持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両ルーフのベルト保持装置において、
    前記第1側壁の高さは、少なくとも前記押さえ部の配置された位置で、前記第2側壁の高さよりも低く設定されていることを特徴とする車両ルーフのベルト保持装置。
  5. 駆動源により回転駆動される駆動歯車と噛合する歯付きベルトの経路を保持する車両ルーフのベルト保持装置であって、前記歯付きベルトが車両ルーフの幅方向各側に設けられる作動機構に連結されて該作動機構の支持する可動パネルにて前記車両ルーフに設けられた開口部を開閉する車両ルーフのベルト保持装置において、
    第1金型及び第2金型の形成するキャビティ内に溶解状態の樹脂が充填されることで成形されてなる、底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記歯付きベルトの移動方向に並設されたラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が前記第1側壁及び前記第2側壁にそれぞれ対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、
    前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部を備え、
    前記押さえ部の配置されない一般位置では、前記第1側壁、前記第2側壁、並びに前記第1及び第2側壁側となる前記底壁の内壁面が前記第1金型で成形されるとともに、前記第1及び第2側壁の反対側となる前記底壁の外壁面が前記第2金型で成形され、
    前記押さえ部の配置された位置では、前記第1及び第2金型の型割りにより、前記第2側壁の前記第1側壁に対向する対向面及び該対向面に繋がる前記押さえ部の内側面が前記第2金型で成形されるとともに、前記第1側壁の前記第2側壁に対向する対向面及び前記押さえ部の外側面が前記第1金型で成形されることを特徴とする車両ルーフのベルト保持装置。
  6. 車両ルーフに設けられた開口部を開閉可能にする可動パネルと、
    前記開口部の車両幅方向の両側縁部に前後に延びて配置される一対のガイドレールと、
    前記ガイドレールによって案内され前記可動パネルを支持する作動機構と、
    駆動源により回転駆動される駆動歯車と、
    長手方向に並設されたラック歯を有し、前記駆動歯車と噛合して前記作動機構に連結される歯付きベルトと、
    底壁並びに該底壁から車両高さ方向に立設された互いに平行な第1側壁及び第2側壁を一体的に有し、前記第1側壁及び前記第2側壁に前記歯付きベルトの前記ラック歯及び該ラック歯の反対側となる背面が対向されるように前記歯付きベルトを移動可能に収容するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、
    前記第2側壁に一体形成され、前記第1側壁及び前記第2側壁間の離隔距離よりも短い突出長を有して前記第1側壁側に突出し、前記歯付きベルトを車両高さ方向に抜け止めする押さえ部と、
    前記押さえ部の配置された位置で、前記第1側壁及び前記第2側壁に沿って前記底壁を車両高さ方向に開口する透孔とを備えたことを特徴とする車両用ルーフ装置。
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