JP6627423B2 - 移動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動装置に関するものである。
従来、移動装置としては、例えば特許文献1に記載されたサンルーフ装置が知られている。このサンルーフ装置は、可動パネル(移動体)と、車両の幅方向に間隔をあけて前後方向に延在する一対のガイドレールと、両ガイドレールに沿って移動自在に装着され可動パネルの車両の幅方向両側縁部に連係される一対の連結ガイドと、両連結ガイドを移動駆動する一対のケーブル(駆動ベルト)とを備える。そして、両ケーブルにより両連結ガイドが移動駆動されると、これに伴って可動パネルの状態(位置等)が変化する。
なお、連結ガイドは、その骨格をなす鉄板(連結部)に樹脂(シュー)をアウトサート成形することで製造されている。
特許第4411985号公報
ところで、特許文献1では、連結ガイドとして左右対称な2種類が必要となり、それらを構成する鉄板及び樹脂、並びにそれらを成型する金型も自ずと2種類が必要となる。このため、連結ガイドの製造工数の増大を余儀なくされる。
本発明の目的は、製造工数をより削減できる移動装置を提供することにある。
上記課題を解決する移動装置は、移動体と、前記移動体の移動方向に直交する一方向両側で当該移動方向に延在する一対のガイドレールであって、前記一方向において互いに対称な第1ガイド及び第2ガイドと、前記一方向においてそれら第1ガイド及び第2ガイドの間に挟まれる第3ガイド前記一対のガイドレールの各々が有するガイドレールと、前記移動体の前記一方向両側端部に設けられた、前記一方向において互いに対称な一対の連結部と、前記両連結部の一方に係合状態で取り付けられて該当側の前記ガイドレールの前記第1ガイド及び前記第3ガイドを摺動する第1シューと、前記両連結部の他方に係合状態で取り付けられて該当側の前記ガイドレールの前記第2ガイド及び前記第3ガイドを摺動する、前記第1シューと同一形状の第2シューと、前記第1ガイドにおいて前記第1シューと一体で移動するように連結され、該第1シューを移動駆動する第1駆動ベルトと、前記第2ガイドにおいて前記第2シューと一体で移動するように連結され、該第2シューを移動駆動する第2駆動ベルトとを備えた移動装置であって、前記第1及び第2駆動ベルトに連結され、それら第1及び第2駆動ベルトを移動駆動する電気的駆動源を備え、前記第1シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第1ガイド及び前記第2ガイドは、前記第1駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第1シューの側に延びる部位を案内する第1ベルトガイド及び前記第2駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第2シューの反対側に延びる部位を案内する第2余りベルトガイドをそれぞれ構成し、前記第2シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第2ガイド及び前記第1ガイドは、前記第2駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第2シューの側に延びる部位を案内する第2ベルトガイド及び前記第1駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第1シューの反対側に延びる部位を案内する第1余りベルトガイドをそれぞれ構成する
この構成によれば、前記第1シュー及び前記第2シューは、該当側の前記ガイドレールの前記第1ガイド及び前記第2ガイドにおいて前記第1駆動ベルト及び前記第2駆動ベルトにそれぞれ一体で移動するように連結されるかたちで互いに同一形状としたことで、前記一方向両側で共用できるとともに成型のための金型も共用でき、製造工数を削減することができる。
この構成によれば、前記第1シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第2ガイド及び前記第2シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第1ガイドをそれぞれ前記第2余りベルトガイド及び前記第1余りベルトガイドとして利用することで、例えば前記第1駆動ベルト及び前記第2駆動ベルトの当該部位を案内するためのケーシングパイプなどを省略することができる。
本発明は、製造工数をより削減できる効果がある。
シェード装置の一実施形態が適用されるルーフの斜視図。 同実施形態のシェード装置についてその構造を示す平面図。 図2の3−3線に沿った断面図。 第1シュー及び第2シューを示す斜視図。
以下、移動装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。
図1に示すように、自動車などの車両のルーフ10には、略四角形の開口11が形成されるとともに、ガラス製又は樹脂製の略四角形の可動パネル12及び固定パネル13が設置されている。可動パネル12は、電動により開口11の前部を開閉可能に取り付けられている。一方、固定パネル13は、開口11の後部を常時閉塞するように取り付けられている。
図2に示すように、ルーフ10には、開口11の車両の幅方向両側縁部において、例えばアルミニウム合金の押出材からなる一対のガイドレール14が前後方向に延びるように設けられている。つまり、両ガイドレール14は、車両の幅方向に間隔をあけて互いに平行に前後方向に延在する。また、ルーフ10には、開口11の前縁部及び後縁部において、例えば樹脂材からなるフロントハウジング15及びリアハウジング16が車両の幅方向にそれぞれ延びるように設けられている。両ガイドレール14の前端同士及び後端同士は、フロントハウジング15及びリアハウジング16によりそれぞれ接続されている。そして、リアハウジング16上で車両の幅方向に延在する略円筒状の巻取軸31が当該方向に延びる軸線の周りに回転自在に支持されている。
巻取軸31の外周部には、遮光シート32の一側端部がその車両の幅方向の全長に亘って接続・固定されている。そして、巻取軸31は、その回転に伴い遮光シート32を巻き取り及び巻き出し可能となっている。なお、巻取軸31には、遮光シート32を巻き取る側に常時付勢するための付勢部材(例えば捩りばねなど、図示略)が内蔵されている。
遮光シート32の他側端部は、車両の幅方向に延在する棒状のガーニッシュ35に固着されている。このガーニッシュ35は、車両の幅方向両端部において両ガイドレール14にそれぞれ摺動自在に支持されている。
そして、ガーニッシュ35と共に遮光シート32が両ガイドレール14に沿って車両の前方に移動すると、巻取軸31を一方向に回転させつつ該巻取軸31から遮光シート32がシート状に巻き出されて展開状態になることで、可動パネル12等を通過する光を遮断する(クローズ作動)。あるいは、ガーニッシュ35と共に遮光シート32が両ガイドレール14に沿って車両の後方に移動すると、巻取軸31を逆方向に回転させつつ該巻取軸31に遮光シート32がロール状に巻き取られて格納状態になることで、可動パネル12等の光の通過を許容する(オープン作動)。なお、ガーニッシュ35が前後方向に移動する際、遮光シート32の車両の幅方向両縁部は両ガイドレール14内でそれらに摺動自在に支持されている。
フロントハウジング15の長手方向中間部には、例えば出力ギヤを有する電動モータなどの電気的駆動源17が設置されている。この電気的駆動源17は、例えば樹脂材からなる略帯状の第1駆動ベルト18A及び第2駆動ベルト18Bを介してガーニッシュ35の両端部に連結されており、該ガーニッシュ35を前後方向に移動駆動する。
次に、ガイドレール14及び該ガイドレール14によるガーニッシュ35の車両の幅方向各端部の案内構造について説明する。
図3に示すように、両ガイドレール14(以下、「ガイドレール14R,14L」と記して区別することもある)は、車両の幅方向において互いに対称(左右対称)となっている。両ガイドレール14R,14Lは、同一の押出材からそれらの前後方向の寸法に合わせて切り出した後、それら両ガイドレール14R,14Lの片側の向きを前後方向に反転させることで車両の幅方向において互いに対称となっている。
各ガイドレール14は、前後方向(紙面に直交する方向)に延在する略長尺状の底壁14aを有するとともに、該底壁14aの車外側端及び車両の幅方向中間部に上向きに立設された側壁14b及び縦壁14cを有する。側壁14bは、縦壁14cよりも上方に突出している。また、各ガイドレール14は、縦壁14cの上端から車外側に突設された断面略L字状の上壁14dを有するとともに、車両の幅方向で上壁14dに対向して側壁14bから車内側に突設された断面略L字状の上壁14eを有する。さらに、各ガイドレール14は、車両の幅方向における上壁14dの先端(車外側端)の位置及び上壁14eの先端(車内側端)の位置で底壁14aにそれぞれ上向きに立設された略リブ状の一対の抜け止め片14f,14gを有する。また、各ガイドレール14は、側壁14bの上端から車内側に突設された天壁14hを有する。なお、天壁14hは、底壁14aと略平行に前後方向に延在する略長尺形状を呈しており、その車内側端は縦壁14cよりも車内側に位置する。天壁14hが上壁14d,14eよりも上方に位置することはいうまでもない。上壁14d,14e及び天壁14h間の車両の高さ方向の隙間は挿入孔24を形成する。
そして、各ガイドレール14は、縦壁14cを含むその車外側に、底壁14a、上壁14d及び抜け止め片14fの協働で第1ガイド21を形成するとともに、側壁14bを含むその車内側に、底壁14a、上壁14e及び抜け止め片14gの協働で第2ガイド22を形成する。第1ガイド21及び第2ガイド22は、車両の幅方向において互いに対称(左右対称)となっている。また、各ガイドレール14は、車両の幅方向における第1及び第2ガイド21,22間に第3ガイド23を形成する。
なお、一側のガイドレール14Rの第1ガイド21及び第2ガイド22は、第1ベルトガイド21R及び第2余りベルトガイド22Rをそれぞれ構成する。他側のガイドレール14Lの第2ガイド22及び第1ガイド21は、第2ベルトガイド22L及び第1余りベルトガイド21Lをそれぞれ構成する。
一方、ガーニッシュ35は、例えば樹脂材にて棒状に成形されて車両の幅方向に延在する移動体としてのガーニッシュ本体36を有する。このガーニッシュ本体36の車両の幅方向(移動体の移動方向に直交する一方向)両端部には、例えば鉄板からなる略羽根板状の一対の連結部36aが車外側に向かって突設されている。両連結部36aは、互いに同一形状となるそれら両連結部36aの片側の向きを前後方向に反転させることで車両の幅方向において互いに対称(左右対称)とされている。
ガイドレール14R側の連結部36aには、挿入孔24を通過するその先端部が嵌挿する状態(係合状態)で、例えば樹脂材からなる第1シュー37が取り付けられている。この第1シュー37は、第1ベルトガイド21R及び第3ガイド23に合わせてその外形が成形されている。
すなわち、第1シュー37は、第1ベルトガイド21Rに嵌合状態で前後方向に移動可能に挿入される断面略コの字状のベルト連結部41を有するとともに、該ベルト連結部41から車外側に延出して底壁14aに前後方向に移動可能に支持される略ブロック状の支持部42を有する。そして、第1シュー37は、各連結部36aの先端部が支持部42の上端部に嵌挿された状態でこれを支持する。第1シュー37は、ベルト連結部41が第1ベルトガイド21Rに嵌合され、支持部42が底壁14aに支持された状態で連結部36a(ガーニッシュ本体36)と共に前後方向に移動する。
ガイドレール14L側の連結部36aには、挿入孔24を通過するその先端部が嵌挿する状態(係合状態)で、例えば樹脂材からなる第2シュー38が取り付けられている。この第2シュー38は、第2ベルトガイド22L及び第3ガイド23に合わせてその外形が成形されている。
すなわち、第2シュー38は、第2ベルトガイド22Lに嵌合状態で前後方向に移動可能に挿入される断面略コの字状のベルト連結部41を有するとともに、該ベルト連結部41から車内側に延出して底壁14aに前後方向に移動可能に支持される略ブロック状の支持部42を有する。そして、第2シュー38は、各連結部36aの先端部が支持部42の上端部に嵌挿された状態でこれを支持する。第2シュー38は、ベルト連結部41が第2ベルトガイド22Lに嵌合され、支持部42が底壁14aに支持された状態で連結部36a(ガーニッシュ本体36)と共に前後方向に移動する。
つまり、図4に併せ示すように、第2シュー38は、第1シュー37と同一形状を呈しており、該第1シュー37を車両の幅方向に平行移動させた形状に重なる。ガイドレール14R側の第1シュー37及びガイドレール14L側の第2シュー38が車両の幅方向において互いに非対称(左右非対称)となることはいうまでもない。
ここで、ガイドレール14Rの第1ベルトガイド21Rは、第1シュー37を移動駆動する第1駆動ベルト18Aの電気的駆動源17との連結部位に対して第1シュー37の側に延びる部位の前後方向の移動を嵌合状態で案内する。基本的に嵌合状態で第1ベルトガイド21Rを移動する第1駆動ベルト18Aは、第1シュー37のベルト連結部41の位置に合わせて形成された切り欠きに嵌合させるかたちで第1シュー37に連結されている。一方、ガイドレール14Rの第2余りベルトガイド22Rは、第2シュー38を移動駆動する第2駆動ベルト18Bの電気的駆動源17との連結部位に対して第2シュー38の反対側に延びる部位の前後方向の移動を嵌合状態で案内する。
同様に、ガイドレール14Lの第2ベルトガイド22Lは、第2駆動ベルト18Bの電気的駆動源17との連結部位に対して第2シュー38の側に延びる部位の前後方向の移動を嵌合状態で案内する。基本的に嵌合状態で第2ベルトガイド22Lを移動する第2駆動ベルト18Bは、第2シュー38のベルト連結部41の位置に合わせて形成された切り欠きに嵌合させるかたちで第2シュー38に連結されている。一方、ガイドレール14Lの第1余りベルトガイド21Lは、第1駆動ベルト18Aの電気的駆動源17との連結部位に対して第1シュー37の反対側に延びる部位の前後方向の移動を嵌合状態で案内する。
なお、第1シュー37及び第2シュー38は、該当のガイドレール14R,14Lの天壁14hの下面(第3ガイド23)に弾性的に接触する略弓形の上部撓み部43を有する。また、第1シュー37及び第2シュー38は、略弓形の側部撓み部44を有する。第1シュー37の側部撓み部44は、ガイドレール14Rの上壁14e及び抜け止め片14gの車内側面(第3ガイド23)に弾性的に接触し、第2シュー38の側部撓み部44は、ガイドレール14Lの上壁14d及び抜け止め片14fの車外側面(第3ガイド23)に弾性的に接触する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、第1シュー37及び第2シュー38の各々は、各連結部36aに係合状態で取り付けられることで、例えばアウトサート成形する場合に比べて製造工数を削減することができる。また、第1シュー37及び第2シュー38は、該当側のガイドレール14R,14Lの第1ガイド21及び第2ガイド22において第1駆動ベルト18A及び第2駆動ベルト18Bにそれぞれ一体で移動するように連結されるかたちで互いに同一形状とした。このため、車両の幅方向両側で共用できるとともに成型のための金型も共用でき、製造工数を更に削減することができる。
(2)本実施形態では、第1シュー37が配置される側のガイドレール14Rの第2ガイド22及び第2シュー38が配置される側のガイドレール14Lの第1ガイド21をそれぞれ第2余りベルトガイド22R及び第1余りベルトガイド21Lとして利用した。このため、例えば第1及び第2駆動ベルト18A,18Bの当該部位を案内するためのケーシングパイプやその固定具、それらの配置に要するスペースなどを省略することができる。
特に、十分な開口量が設定される場合には、第1及び第2駆動ベルト18A,18Bの移動量の増加に伴ってそれを案内するケーシングパイプを長くしたり、その固定具の個数を増やしたりすることが必要になる。しかしながら、開口量に合わせて長くなるガイドレール14R,14L(余りベルトガイド)を利用していることで、このような対策を不要にすることができる。
(3)本実施形態では、両連結部36aが互いに同一形状であることで、即ち車両の幅方向両側で共用できるとともに成型のための金型も共用できることで、製造工数をいっそう削減することができる。
(4)本実施形態では、第1及び第2シュー37,38は、各連結部36aにアウトサート成形されたものではないことで、部品コストを削減することができる。あるいは、アウトサート成形に係る設備が不要であることで、生産拠点の自由度を向上させることが可能である。
(5)本実施形態では、第1及び第2シュー37,38の各々は、第3ガイド23に弾性的に接触する上部撓み部43及び側部撓み部44(複数の撓み部)を有する。従って、該当のガイドレール14R,14Lにおける第1及び第2シュー37,38の各々の姿勢をより安定化することができ、ひいては品質をより安定化することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、両連結部36aは、左右対称であれば、互いに非同一形状であってもよい。
・前記実施形態において、第1駆動ベルト18Aの電気的駆動源17との連結部位に対して第1シュー37の反対側に延びる部位は、ガイドレール14L(第1余りベルトガイド21L)とは別設のケーシングパイプなどで案内してもよい。同様に、第2駆動ベルト18Bの電気的駆動源17との連結部位に対して第2シュー38の反対側に延びる部位は、ガイドレール14R(第2余りベルトガイド22R)とは別設のケーシングパイプなどで案内してもよい。
・前記実施形態においては、第1ガイド21及び第2ガイド22をガイドレール14の車内側及び車外側にそれぞれ配置したが、それらの配置関係は互いに逆であってもよい。
・前記実施形態において、第1及び第2シュー37,38の各々は、各連結部36aに対し、例えばねじなどの締結具にて取り付けられていてもよい。
・前記実施形態においては、前後方向に移動する遮光シート32(ガーニッシュ35)について説明したが、例えば車両の幅方向や高さ方向に移動する遮光シートであってもよい。
・本発明は、移動体としてのサンルーフの可動パネルや該可動パネルの姿勢を制御するシュー部材(駆動シュー、従動シュー等)、シェードパネルの移動(開閉)を案内するシュー部材などに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)上記移動装置において、
前記両連結部は、互いに同一形状となるそれら両連結部の片側を前記移動方向に反転させることで前記一方向において互いに対称とされた、移動装置。
この構成によれば、前記両連結部が互いに同一形状であることで、即ち前記一方向両側で共用できるとともに成型のための金型も共用できることで、製造工数をいっそう削減することができる。
(ロ)上記移動装置において、
前記第1シュー及び前記第2シューの各々は、前記第3ガイドに弾性的に接触する複数の撓み部を有した、移動装置。
この構成によれば、該当の前記ガイドレールにおける前記第1シュー及び前記第2シューの各々の姿勢をより安定化することができる。
(ハ)上記移動装置において、
前記第1シュー及び前記第2シューの各々は、前記第3ガイドに支持される支持部において、前記連結部を支持する、移動装置。
14,14L,14R…ガイドレール、17…電気的駆動源、18A…第1駆動ベルト、18B…第2駆動ベルト、21…第1ガイド、21L,22R…ベルトガイド、21R…第1ベルトガイド、22…第2ガイド、22L…第2ベルトガイド、23…第3ガイド、36…ガーニッシュ本体(移動体)、36a…連結部、37…第1シュー、38…第2シュー。

Claims (1)

  1. 移動体と、
    前記移動体の移動方向に直交する一方向両側で当該移動方向に延在する一対のガイドレールであって、前記一方向において互いに対称な第1ガイド及び第2ガイドと、前記一方向においてそれら第1ガイド及び第2ガイドの間に挟まれる第3ガイド前記一対のガイドレールの各々が有するガイドレールと、
    前記移動体の前記一方向両側端部に設けられた、前記一方向において互いに対称な一対の連結部と、
    前記両連結部の一方に係合状態で取り付けられて該当側の前記ガイドレールの前記第1ガイド及び前記第3ガイドを摺動する第1シューと、
    前記両連結部の他方に係合状態で取り付けられて該当側の前記ガイドレールの前記第2ガイド及び前記第3ガイドを摺動する、前記第1シューと同一形状の第2シューと、
    前記第1ガイドにおいて前記第1シューと一体で移動するように連結され、該第1シューを移動駆動する第1駆動ベルトと、
    前記第2ガイドにおいて前記第2シューと一体で移動するように連結され、該第2シューを移動駆動する第2駆動ベルトとを備えた移動装置であって、
    前記第1及び第2駆動ベルトに連結され、それら第1及び第2駆動ベルトを移動駆動する電気的駆動源を備え、
    前記第1シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第1ガイド及び前記第2ガイドは、前記第1駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第1シューの側に延びる部位を案内する第1ベルトガイド及び前記第2駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第2シューの反対側に延びる部位を案内する第2余りベルトガイドをそれぞれ構成し、
    前記第2シューが配置される側の前記ガイドレールの前記第2ガイド及び前記第1ガイドは、前記第2駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第2シューの側に延びる部位を案内する第2ベルトガイド及び前記第1駆動ベルトの前記電気的駆動源との連結部位に対して前記第1シューの反対側に延びる部位を案内する第1余りベルトガイドをそれぞれ構成する、移動装置。
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