JP3756424B2 - ワイヤ式ウィンドレギュレータ - Google Patents

ワイヤ式ウィンドレギュレータ Download PDF

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【0001】
【技術分野】
本発明は、ワイヤ式ウィンドレギュレータに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
ワイヤ式ウィンドレギュレータは一般に、車両ドア内に上下方向に向けてガイドレールを固定し、このガイドレールに昇降自在に支持されたキャリアプレートに窓ガラスを固定している。キャリアプレートに固定されて上下方向に延びる駆動ワイヤは、ガイドレールの上下端部に支持したプーリ(ワイヤガイド部材)にそれぞれ導かれた後、巻取ドラムに巻回され、この巻取ドラムを正逆に回転駆動することで、キャリアプレート(窓ガラス)が昇降する。
【0003】
この従来のワイヤ式ウィンドレギュレータは、ガイドレールを不可欠としている。このガイドレールは、モジュラーパネルとは別体となっており、その別体となったガイドレールがモジュラーパネルに取り付けられている。このため、部品点数、組立工数、軽量化のいずれの点でも問題があり、また、アウタパネルとインナパネルとの間の狭い空間に配置する際の作業性が悪い。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、従来構造では不可欠とされていたガイドレールを必要とせずに軽量化が可能であり、軽量化しても強度を確保できるワイヤ式ウィンドレギュレータを得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、窓ガラスの前後縁のガイド(前後位置規制)は、車両ドアの内外に位置する前方サッシュと後方サッシュによって行う一方、駆動ワイヤを案内する上下のワイヤガイド部材は、インナパネルに固定されるレギュレータパネルに断面係数を増加させるビード部を形成して、このビード部上に支持するという着眼によってなされたものである。すなわち、窓ガラスのガイドを前後のサッシュで行う構造では、ガイドレールを不要として部品点数の削減と軽量化が図れ、昇降機構の剛性は、レギュレータパネルにビード部を形成することで確保することができる。
【0006】
本発明によるワイヤ式ウィンドレギュレータは、アウタパネル、インナパネル及び窓ガラスの前縁と後縁を摺動自在に案内する前方サッシュと後方サッシュを有する車両ドア;車両ドアのインナパネルとは別部材からなり、該インナパネルに固定されるレギュレータパネル;このレギュレータパネルに、上記アウタパネル側に突出させかつ該アウタパネル側の面をワイヤガイド面として曲折形成された窓ガラスの昇降方向に向くビード部;このビード部の上下端部にそれぞれ支持したワイヤガイド部材;前方サッシュと後方サッシュに案内される窓ガラスの下端部に固定されたキャリアプレート;及びこのキャリアプレートに結合されて上下に導かれ、上記ビード部の上下端部のワイヤガイド部材にガイドされる駆動ワイヤ;及びこの上下のワイヤガイド部材を経た駆動ワイヤを一方で巻き取り他方で繰り出して窓ガラスを昇降させる、レギュレータパネルに支持された正逆巻取駆動装置;を備えるものであって、レギュレータパネルのビード部のワイヤガイド面は、窓ガラス及びキャリアプレートとは接触せず、駆動ワイヤとは接触する位置関係で設けたことを特徴としている。
【0007】
前方サッシュ、後方サッシュ及びビード部のワイヤガイド面には、車両前後方向から見て窓ガラスの曲率とほぼ同一の曲率を与え、かつワイヤガイド面を前方サッシュ及び後方サッシュよりも車両の内方に位置させると、窓ガラスとビード部を簡単確実に非接触とすることができる。
【0008】
ビード部のワイヤガイド面には、駆動ワイヤとの接触部に、レギュレータパネルより摩擦係数の小さい低摩擦ピースを装着することが好ましい。また、レギュレータパネルには、窓ガラスの昇降方向に向くビード部に加えて、該上下方向ビード部と交差する横方向のビード部を同一方向に突出させて曲折形成することが好ましい。この横方向ビード部を形成することで、レギュレータパネルの上下方向だけでなく前後方向の曲げ剛性も高めることができる。
【0009】
上下のワイヤガイド部材は、直接ビード部に支持することも可能であるが、少なくとも一方をレギュレータパネルとは別部材からなるワイヤガイド部材ブラケットに支持し、このワイヤガイド部材ブラケットをレギュレータパネルに固定する態様とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図は、本発明によるワイヤ式ウィンドレギュレータをワンボックスカーの後部スライドドアに適用した一実施形態である、図1に示すように、後部スライドドア(車両ドア)10は、アウタパネル11、インナパネル12及びガイドサッシュ13を有する。アウタパネル11とインナパネル12の間に位置するガイドサッシュ13は、両パネルの内外に延び、窓ガラスWの前縁を摺動自在に案内する前方サッシュ(ガイドチャンネル)13a、後縁を摺動自在に案内する後方サッシュ(ガイドチャンネル)13b、及びこの前方サッシュ13aと後方サッシュ13bの上端部間を接続する上方サッシュ13cとを一連に有している。前方サッシュ13aと後方サッシュ13bは、窓ガラスW側を開放したコ字状断面をなしていて、内部に窓ガラスWと摺動するガラスラン13d(図15)が挿入されている。この前方サッシュ13a、後方サッシュ13b及び窓ガラスWは、図4、図14に示すように、車両前後方向から見たとき車両外方に膨らむ曲率が与えられている。
【0011】
インナパネル12には、パネル取付開口12aが穿設されている。このパネル取付開口12aには、インナパネル12とは別部材からなるレギュレータパネル(モジュラーパネル)15に支持されたレギュレータ関連部品が挿入され、レギュレータパネル15の周縁数カ所が該パネル取付開口12aの周縁数カ所に固定される。
【0012】
レギュレータパネル15は、金属材料のプレス成形品からなる。このレギュレータパネル15には、上下方向(窓ガラスWの昇降方向)に長い上下方向ビード部20と、この上下方向ビード部20に交差する横方向(車両前後方向)に長い横方向ビード部21とがそれぞれ曲折形成されている。上下方向ビード部20は、レギュレータパネル15からアウタパネル11側に突出するように曲折形成したもので、平面部15fを基準として、この平面部15fから同一方向(アウタパネル11方向)に立ち上げた左右一対の立ち上げ壁20aと、この一対の立ち上げ壁20aの先端部間を接続するワイヤガイド面20bとを有している。このワイヤガイド面20bには、図4、図14に示すように、車両前後方向から見たとき車両外方に膨らむ、前方サッシュ13a、後方サッシュ13b及び窓ガラスWの曲率とほぼ同一の曲率が与えられている(図10ではワイヤガイド面20bに与える曲率を描いていない)。このワイヤガイド面20bの位置は、前方サッシュ13aと後方サッシュ13bに前後縁を案内されて昇降する窓ガラスWが接触しないように定められている。
【0013】
横方向ビード部21は、方向の違いを除いて、上下方向ビード部20と同様に、平面部15fから立ち上げた一対の立ち上げ壁21aと、この一対の立ち上げ壁21aの先端部間を接続するガイド面21bとを有している。ガイド面21bは、ワイヤガイド面20bより僅かに低い。平板状のレギュレータパネル15に、このように上下方向ビード部20と横方向ビード部21を形成することにより、レギュレータパネル15の上下方向及び左右方向の断面係数を大きくし、両方向の曲げ剛性を高めることができる。すなわち、重量を増加させずに、レギュレータパネル15の全体の剛性を高めることができる。
【0014】
レギュレータパネル15には、上下方向ビード部20の上端部に位置させて、プーリ支持ブラケット(ワイヤガイド部材ブラケット)22が溶接固定されている。また、上下方向ビード部20の下端部には固定ねじ23aで非回転ワイヤガイド部材(ワイヤガイド部材)23が固定されている。プーリ支持ブラケット22には、図5、図6に明らかなように、軸22bでプーリ(ワイヤガイド部材)22cが回転自在に支持されている。非回転ワイヤガイド部材23は、図11、図12に明らかなように、中心部の上下方向のワイヤ通過溝23bと、このワイヤ通過溝23bに続く折返ガイド溝23cとを有し、さらに、その上端部に、ストッパ部23dが形成されている。
【0015】
窓ガラスWの下端部には、上下方向ビード部20のワイヤガイド面20bの位置に対応させてキャリアプレート24が固定ねじ24aで固定されている。このキャリアプレート24は、窓ガラスWが前方サッシュ13aと後方サッシュ13bに案内されて昇降するとき、ワイヤガイド面20bには接触せずに、該ワイヤガイド面20b上を移動するもので、このキャリアプレート24に、一対の駆動ワイヤ25a、25bの端部(ワイヤエンド)が固定されている。駆動ワイヤ25aは、キャリアプレート24から上方に導かれ、プーリ支持ブラケット22のプーリ22cに掛け回された後、レギュレータパネル15上に固定された正逆巻取駆動装置(モータ駆動ユニット)30に導かれている。駆動ワイヤ25bは、キャリアプレート24から下方に導かれ、非回転ワイヤガイド部材23のワイヤ通過溝23bを通り折返ガイド溝23cに掛け回された後、正逆巻取駆動装置30に導かれている。また、このキャリアプレート24の下端部には、非回転ワイヤガイド部材23のストッパ部23dに当接して窓ガラスWの下降端を規制するクッションゴム24bが設けられている。
【0016】
正逆巻取駆動装置30は、駆動ワイヤ25aと25bを巻回する巻取ドラム30aと、この巻取ドラム30aを正逆に駆動する正逆駆動モータユニット30bとを有する。このモータユニット30bによって巻取ドラム30aを正逆に回転駆動すると、駆動ワイヤ25aと25bの一方が巻取ドラム30aに巻き取られ、他方が繰り出される結果、キャリアプレート24(窓ガラスW)が昇降運動する。
【0017】
上下方向ビード部20のワイヤガイド面20bと横方向ビード部21のガイド面21b上にはそれぞれ、レギュレータパネル15より低摩擦性の材料(例えば合成樹脂材料)からなる低摩擦ピース26が嵌着固定されている。駆動ワイヤ25aと25bは、正逆巻取駆動装置30がキャリアプレート24(窓ガラスW)を昇降させるとき、この低摩擦ピース26に当接して移動する。一方、窓ガラスWとキャリアプレート24は、これらの低摩擦ピース26に接触しない。ワイヤガイド面20b(低摩擦ピース26)は、キャリアプレート24(窓ガラスW)の昇降位置に拘わらず、駆動ワイヤ25aと25bの有効長を略一定に保ち、安定した窓ガラスの昇降を保証する。
【0018】
以上のプーリ支持ブラケット22、非回転ワイヤガイド部材23、キャリアプレート24、駆動ワイヤ25a、25b及び正逆巻取駆動装置30は、窓ガラスWを除いて、予めレギュレータパネル15上に支持される。これらの要素を支持したレギュレータパネルアッセンブリは、図1、図2、図5、図6、図11、図12に示すように、その上端部をパネル取付開口12aの中(インナパネル12の車外側)に入れ、下端部をパネル取付開口12aの外(インナパネル12の車内側)に出した状態で、固定ねじ12bでインナパネル12に固定される。この状態で、アウタパネル11とインナパネル12の間に窓ガラスWを挿入して、その前後縁を前方サッシュ13aと後方サッシュ13bにガイドさせ、レギュレータパネル15に穿けた作業穴15a(図1、図2)から作業者が工具を挿入して、キャリアプレート24と窓ガラスWとを固定ねじ24aによって接続すると、基本的なワイヤ式ウィンドレギュレータの組立が完了する。
【0019】
この組立状態で、正逆巻取駆動装置30の正逆駆動モータユニット30bを正逆に駆動すると、駆動ワイヤ25aと25bの一方が巻取ドラム30aに巻き取られ、他方が巻取ドラム30aから繰り出されて、キャリアプレート24(窓ガラスW)が昇降する。窓ガラスWの前後縁は、前方サッシュ13aと後方サッシュ13bによってガイドされているため、窓ガラスWの昇降位置は安定しており、キャリアプレート24及び窓ガラスWは、上下方向ビード部20のワイヤガイド面20bに接触することなく、昇降する。この昇降の際、駆動ワイヤ25aと25bは、ワイヤガイド面20b上の低摩擦ピース26に接触してその有効長の変化が実質的に生じないため、窓ガラスWの昇降動作は安定して行われる。特に、本実施形態では、図4及び図14に示すように、前方サッシュ13a、後方サッシュ13b、窓ガラスW及びワイヤガイド面20bに、車両前後方向から見たとき車両外方に膨らむ、ほぼ同一の曲率が与えられているため、窓ガラスWの昇降動作を円滑に行うことができる。図14では、窓ガラスW、ワイヤガイド面20b等の曲率を誇張して描いている。また、窓ガラスWの下降端は、ストッパ部23dとクッションゴム24bが接触する位置で規制される。
【0020】
そして、本実施形態のワイヤ式ウィンドレギュレータは、従来品のような単独のガイドレールが存在せず、レギュレータパネル15に上下方向ビード部20を形成して強度アップを図り、この上下方向ビード部20の上下にそれぞれ、プーリ支持ブラケット22と非回転ワイヤガイド部材23を支持しているため、部品点数の削減及び軽量化が可能である。図示実施形態では、ワイヤガイド部材としてのプーリ22cをブラケット(ワイヤガイド部材ブラケット)22を介して、非回転ワイヤガイド部材23を直接、それぞれ上下方向ビード部20(レギュレータパネル15)に固定しているが、両方をブラケットを介して固定しても、両方を直接固定してもよい。しかし、ワイヤガイド部材ブラケットをレギュレータパネル15とは別部材とすることで、レギュレータパネル15を大型化することなく、窓ガラスWの可動範囲(キャリアプレート24の可動範囲)を増やすことができるという利点が得られる。下方の非回転ガイド部材23はプーリに代えてもよい。
【0021】
以上の実施形態は、車両の後部スライドドアに本発明を適用したものであるが、他のドアにも適用できる。図示実施形態の正逆巻取駆動装置30は、手動式に代えることができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、ガイドレールを必要しない軽量で、強度的にも十分なワイヤ式ウィンドレギュレータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイヤ式ウィンドレギュレータの一実施形態を示す、レギュレータパネルアッセンブリを車両ドアに固定する前の状態を示す、車内側から見た斜視図である。
【図2】図1のレギュレータパネルアッセンブリを車両ドアに固定した状態を示す、車外側から見た側面図である。
【図3】レギュレータパネルアッセンブリ単独の車外側から見た側面図である。
【図4】レギュレータパネルのビード部の曲率、窓ガラスの曲率、ガラスサッシュの曲率を説明するための正面図である。
【図5】レギュレータパネルのビード部の上端部近傍の側面図である。
【図6】図5のVI‐VI線に沿う断面図である。
【図7】レギュレータパネルのビード部の樹脂ピース近傍の側面図である。
【図8】図7のVIII‐VIII線に沿う断面図である。
【図9】窓ガラスの下端縁に固定されたキャリアプレート近傍の側面図である。
【図10】図9のX‐X線に沿う断面図である。
【図11】レギュレータパネルのビード部の下端部近傍の側面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11のXIII‐XIII線に沿う断面図である。
【図14】窓ガラスが昇降するときの駆動ワイヤとビード部(樹脂ピース)の移動軌跡を示す正面図である。
【図15】図2のXV‐XV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
W 窓ガラス
10 後部スライドドア(車両ドア)
11 アウタパネル
12 インナパネル
12a パネル取付開口
12b 固定ねじ
13 ガイドサッシュ
13a 前方サッシュ(ガイドチャンネル)
13b 後方サッシュ(ガイドチャンネル)
13c 上方サッシュ
13d ガラスラン
15 レギュレータパネル
15a 作業穴
15f 平面部
20 上下方向ビード部
20a 立ち上げ壁
20b ワイヤガイド面
21 横方向ビード部
21a 立ち上げ壁
21b ガイド面
22 プーリ支持ブラケット(ワイヤガイド部材ブラケット)
22a 23a 固定ねじ
22b 軸
22c プーリ
23 非回転ワイヤガイド部材
23b ワイヤ通過溝
23c 折返ガイド溝
23d ストッパ部
24 キャリアプレート
24a 固定ねじ
24b クッションゴム
25a 25b 駆動ワイヤ
26 低摩擦ピース
30 正逆巻取駆動装置
30a 巻取ドラム
30b 正逆駆動モータユニット

Claims (5)

  1. アウタパネル、インナパネル及び窓ガラスの前縁と後縁を摺動自在に案内する前方サッシュと後方サッシュを有する車両ドア;
    上記車両ドアのインナパネルとは別部材からなり、該インナパネルに固定されるレギュレータパネル;
    このレギュレータパネルに、上記アウタパネル側に突出させかつ該アウタパネル側の面をワイヤガイド面として曲折形成された窓ガラスの昇降方向に向くビード部;
    このビード部の上下端部にそれぞれ支持したワイヤガイド部材;
    上記前方サッシュと後方サッシュに案内される窓ガラスの下端部に固定されたキャリアプレート;及び
    このキャリアプレートに結合されて上下に導かれ、上記ビード部の上下端部のワイヤガイド部材にガイドされる駆動ワイヤ;及び
    この上下のワイヤガイド部材を経た駆動ワイヤを一方で巻き取り他方で繰り出して上記窓ガラスを昇降させる、上記レギュレータパネルに支持された正逆巻取駆動装置;
    を有し、
    上記レギュレータパネルのビード部のワイヤガイド面は、窓ガラス及びキャリアプレートとは接触せず、駆動ワイヤとは接触する位置関係で設けられていることを特徴とするワイヤ式ウィンドレギュレータ。
  2. 請求項1記載のワイヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上記前方サッシュ、後方サッシュ、ビード部のワイヤガイド面及び窓ガラスには、車両前後方向から見てほぼ同一の曲率が与えられており、かつワイヤガイド面は前方サッシュ及び後方サッシュよりも車両の内方に位置しているワイヤ式ウィンドレギュレータ。
  3. 請求項1または2記載のワイヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上記ビード部のワイヤガイド面には、駆動ワイヤとの接触部に低摩擦ピースが装着されているワイヤ式ウィンドレギュレータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のワイヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上記レギュレータパネルには、窓ガラスの昇降方向に向く上記ビード部に加えて、該上下方向ビード部と交差する横方向のビード部が同一方向に突出させて曲折形成されているワイヤ式ウィンドレギュレータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載のワイヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上下のワイヤガイド部材は少なくとも一方がレギュレータパネルとは別部材からなるワイヤガイド部材ブラケットに支持されていて、このワイヤガイド部材ブラケットがレギュレータパネルに固定されているワイヤ式ウィンドレギュレータ。
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