JP2003306037A - ワイヤ式ウィンドレギュレータ - Google Patents
ワイヤ式ウィンドレギュレータInfo
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- JP2003306037A JP2003306037A JP2002109464A JP2002109464A JP2003306037A JP 2003306037 A JP2003306037 A JP 2003306037A JP 2002109464 A JP2002109464 A JP 2002109464A JP 2002109464 A JP2002109464 A JP 2002109464A JP 2003306037 A JP2003306037 A JP 2003306037A
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- regulator
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- panels
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ワイヤ式ウィンドレギュレータにおいて、レ
ギュレータパネルの剛性を保ち、軽量化を可能とし、分
割したレギュレータパネル同士を正確に位置決めした状
態で溶接しうるようにする。 【解決手段】 レギュレータパネルを二分割してその隣
接部分をオーバラップさせ、該二分割パネルの隣接する
オーバラップ部分の一方に少なくとも二つの貫通穴12
b1を形成し、他方に、この二つの貫通穴に係合して上
記二分割パネルを密着させるとともにその直交二方向の
相対位置を定める、少なくとも二つのクリップ片12a
1を切り起こし片として形成し、これらの貫通穴とクリ
ップ片を係合させた状態で上記二分割パネルを溶接固定
したことを特徴とするワイヤ式ウィンドレギュレータ。
ギュレータパネルの剛性を保ち、軽量化を可能とし、分
割したレギュレータパネル同士を正確に位置決めした状
態で溶接しうるようにする。 【解決手段】 レギュレータパネルを二分割してその隣
接部分をオーバラップさせ、該二分割パネルの隣接する
オーバラップ部分の一方に少なくとも二つの貫通穴12
b1を形成し、他方に、この二つの貫通穴に係合して上
記二分割パネルを密着させるとともにその直交二方向の
相対位置を定める、少なくとも二つのクリップ片12a
1を切り起こし片として形成し、これらの貫通穴とクリ
ップ片を係合させた状態で上記二分割パネルを溶接固定
したことを特徴とするワイヤ式ウィンドレギュレータ。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、ワイヤ式ウィンドレギュレータ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ワイヤ式ウィンドレギュレ
ータは一般に、車両ドア内に上下方向に向けてガイドレ
ールを固定し、このガイドレールに昇降自在に支持され
たキャリアプレートに窓ガラスを固定している。キャリ
アプレートに固定されて上下方向に延びる駆動ワイヤ
は、ガイドレールの上下端部に支持したプーリ(ワイヤ
ガイド部材)にそれぞれ導かれた後、巻取ドラムに巻回
され、この巻取ドラムを正逆に回転駆動することで、キ
ャリアプレート(窓ガラス)が昇降する。
ータは一般に、車両ドア内に上下方向に向けてガイドレ
ールを固定し、このガイドレールに昇降自在に支持され
たキャリアプレートに窓ガラスを固定している。キャリ
アプレートに固定されて上下方向に延びる駆動ワイヤ
は、ガイドレールの上下端部に支持したプーリ(ワイヤ
ガイド部材)にそれぞれ導かれた後、巻取ドラムに巻回
され、この巻取ドラムを正逆に回転駆動することで、キ
ャリアプレート(窓ガラス)が昇降する。
【0003】この従来のワイヤ式ウィンドレギュレータ
は、ガイドレールを不可欠としている。このガイドレー
ルは、モジュラーパネルとは別体となっており、その別
体となったガイドレールがモジュラーパネルに取り付け
られている。このため、部品点数、組立工数、軽量化の
いずれの点でも問題がある。
は、ガイドレールを不可欠としている。このガイドレー
ルは、モジュラーパネルとは別体となっており、その別
体となったガイドレールがモジュラーパネルに取り付け
られている。このため、部品点数、組立工数、軽量化の
いずれの点でも問題がある。
【0004】このような問題意識に基づき、本出願人
は、従来構造では不可欠とされていたガイドレールを必
要とせずに軽量化が可能なワイヤ式ウィンドレギュレー
タを提案した(特願2001‐172434号)。この
レギュレータは、車両ドアのインナパネルに固定するレ
ギュレータパネルの上方と下方に直接ワイヤガイド部材
を支持し、窓ガラスを昇降させる正逆巻取駆動装置をレ
ギュレータパネルに支持したものである。この構成によ
ると、ガイドレールが不要となるが、反面、レギュレー
タパネルの強度確保のため、レギュレータパネルの板厚
を確保しなければならず、その重量増が問題となった。
は、従来構造では不可欠とされていたガイドレールを必
要とせずに軽量化が可能なワイヤ式ウィンドレギュレー
タを提案した(特願2001‐172434号)。この
レギュレータは、車両ドアのインナパネルに固定するレ
ギュレータパネルの上方と下方に直接ワイヤガイド部材
を支持し、窓ガラスを昇降させる正逆巻取駆動装置をレ
ギュレータパネルに支持したものである。この構成によ
ると、ガイドレールが不要となるが、反面、レギュレー
タパネルの強度確保のため、レギュレータパネルの板厚
を確保しなければならず、その重量増が問題となった。
【0005】また、レギュレータパネルを2分割し、分
割した両パネルの隣接する端部同士を板厚方向にオーバ
ラップさせ、このオーバラップ部分を溶接してレギュレ
ータパネルを完成させる場合は、分割したパネル同士を
溶接する際に両パネルを正確に位置決めするのが容易で
ないため、所望寸法のレギュレータパネルが得られるよ
うに溶接作業を行うのが難しい。
割した両パネルの隣接する端部同士を板厚方向にオーバ
ラップさせ、このオーバラップ部分を溶接してレギュレ
ータパネルを完成させる場合は、分割したパネル同士を
溶接する際に両パネルを正確に位置決めするのが容易で
ないため、所望寸法のレギュレータパネルが得られるよ
うに溶接作業を行うのが難しい。
【0006】
【発明の目的】本発明は、以上の問題意識に基づき、レ
ギュレータパネルの上方と下方に直接ワイヤガイド部材
を支持してガイドレールを不要としたワイヤ式ウィンド
レギュレータにおいて、レギュレータパネルの剛性を保
ちつつ、軽量化を可能とするとともに、分割したレギュ
レータパネル同士を正確に位置決めした状態で溶接しう
るようにすることにより、所望寸法のレギュレータパネ
ルを簡単に得られるようにすることを目的とする。
ギュレータパネルの上方と下方に直接ワイヤガイド部材
を支持してガイドレールを不要としたワイヤ式ウィンド
レギュレータにおいて、レギュレータパネルの剛性を保
ちつつ、軽量化を可能とするとともに、分割したレギュ
レータパネル同士を正確に位置決めした状態で溶接しう
るようにすることにより、所望寸法のレギュレータパネ
ルを簡単に得られるようにすることを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、アウタパネル、インナパネル
及び該インナパネルに固定されるレギュレータパネルを
有する車両ドア;このレギュレータパネルの上方と下方
にそれぞれ支持したワイヤガイド部材;上記車両ドア内
に位置する窓ガラスの下端部に固定されたキャリアプレ
ートに結合されて上下に導かれ、上記上下のワイヤガイ
ド部材にガイドされる駆動ワイヤ;及びこの上下のワイ
ヤガイド部材を経た駆動ワイヤを一方で巻き取り他方で
繰り出して上記窓ガラスを昇降させる、上記レギュレー
タパネルに支持された正逆巻取駆動装置;を有するワイ
ヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上記レギュレータ
パネルを二分割してその隣接部分をオーバラップさせ、
該二分割パネルの隣接するオーバラップ部分の一方に少
なくとも二つの貫通穴を形成し、他方に、この二つの貫
通穴に係合して上記二分割パネルを密着させるとともに
その直交二方向の相対位置を定める、少なくとも二つの
クリップ片を切り起こし片として形成し、これらの貫通
穴とクリップ片を係合させた状態で上記二分割パネルを
溶接固定したことを特徴としている。
及び該インナパネルに固定されるレギュレータパネルを
有する車両ドア;このレギュレータパネルの上方と下方
にそれぞれ支持したワイヤガイド部材;上記車両ドア内
に位置する窓ガラスの下端部に固定されたキャリアプレ
ートに結合されて上下に導かれ、上記上下のワイヤガイ
ド部材にガイドされる駆動ワイヤ;及びこの上下のワイ
ヤガイド部材を経た駆動ワイヤを一方で巻き取り他方で
繰り出して上記窓ガラスを昇降させる、上記レギュレー
タパネルに支持された正逆巻取駆動装置;を有するワイ
ヤ式ウィンドレギュレータにおいて、上記レギュレータ
パネルを二分割してその隣接部分をオーバラップさせ、
該二分割パネルの隣接するオーバラップ部分の一方に少
なくとも二つの貫通穴を形成し、他方に、この二つの貫
通穴に係合して上記二分割パネルを密着させるとともに
その直交二方向の相対位置を定める、少なくとも二つの
クリップ片を切り起こし片として形成し、これらの貫通
穴とクリップ片を係合させた状態で上記二分割パネルを
溶接固定したことを特徴としている。
【0008】上記二分割パネルは上下に分割されてい
て、その貫通穴は、略前後方向に長い長穴からなり、こ
の長穴の上下面及び前後面に上記クリップ片が係合して
二分割パネルの直交二方向の相対位置が定まるようにす
ることができる。
て、その貫通穴は、略前後方向に長い長穴からなり、こ
の長穴の上下面及び前後面に上記クリップ片が係合して
二分割パネルの直交二方向の相対位置が定まるようにす
ることができる。
【0009】上記正逆巻取駆動装置の少なくとも一部は
上記隣接するオーバラップ部分に固定されているのが好
ましい。
上記隣接するオーバラップ部分に固定されているのが好
ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図は、本発明によるワイヤ式ウィ
ンドレギュレータをワンボックスカーの後部スライドド
アに適用した一実施形態である。図1に示すように、後
部スライドドア(車両ドア)10は、アウタパネル11
a、インナパネル11b及びレギュレータパネル12を
有する。レギュレータパネル12は、インナパネル11
bの開口11cを塞ぐ形でインナパネル11bに固定さ
れる。車両ドア10はまたアウタパネル11aとインナ
パネル11bの間に位置する窓ガラスWのガイドサッシ
ュ13を備えている。ガイドサッシュ13は、両パネル
の内外に延び、窓ガラスWの前縁を摺動自在に案内する
前方サッシュ(ガイドチャンネル)13a、後縁を摺動
自在に案内する後方サッシュ(ガイドチャンネル)13
b、及びこの前方サッシュ13aと後方サッシュ13b
の上端部間を接続する上方サッシュ13cとを一連に有
している。前方サッシュ13aと後方サッシュ13b
は、窓ガラスW側を開放したコ字状断面をなしていて、
内部に窓ガラスWと摺動するガラスラン(図示せず)が
挿入されている。図1、2および図5の符号30は、車
両ドア10の各種のロック機能を司るロックコントロー
ラである。
ンドレギュレータをワンボックスカーの後部スライドド
アに適用した一実施形態である。図1に示すように、後
部スライドドア(車両ドア)10は、アウタパネル11
a、インナパネル11b及びレギュレータパネル12を
有する。レギュレータパネル12は、インナパネル11
bの開口11cを塞ぐ形でインナパネル11bに固定さ
れる。車両ドア10はまたアウタパネル11aとインナ
パネル11bの間に位置する窓ガラスWのガイドサッシ
ュ13を備えている。ガイドサッシュ13は、両パネル
の内外に延び、窓ガラスWの前縁を摺動自在に案内する
前方サッシュ(ガイドチャンネル)13a、後縁を摺動
自在に案内する後方サッシュ(ガイドチャンネル)13
b、及びこの前方サッシュ13aと後方サッシュ13b
の上端部間を接続する上方サッシュ13cとを一連に有
している。前方サッシュ13aと後方サッシュ13b
は、窓ガラスW側を開放したコ字状断面をなしていて、
内部に窓ガラスWと摺動するガラスラン(図示せず)が
挿入されている。図1、2および図5の符号30は、車
両ドア10の各種のロック機能を司るロックコントロー
ラである。
【0011】レギュレータパネル12は、図2に明らか
なように、上下に分割された上分割パネル12aと下分
割パネル12bとから構成されている。この上下の分割
パネル12aと12bは金属材料のプレス成形品からな
るもので、上分割パネル12aの下端部と下分割パネル
12bの上端部とには、それぞれ前後一対の下向係止片
(クリップ片)12a1と係止穴(貫通穴)12b1が
設けられている。下向係止片12a1は切り起こし片で
あり、適度な弾性を具備している。図3に示すように、
上下に離間した状態にある上分割パネル12aと下分割
パネル12bを、互いに接近する方向に相対移動させ
て、図4に示すように、両者の下端部と上端部とを板厚
方向に重合させ、かつ、両下向係止片12a1を対応す
る係止穴12b1に弾性係合させることにより、上分割
パネル12aと下分割パネル12bが互いに結合(仮止
め)される。このとき、両分割パネル12aと12bの
互いに重合しているオーバラップ部分12cの対向面は
密着している。また、図4に示すように、下向係止片1
2a1が係止穴12b1の上下両端縁に弾性接触するの
で、両分割パネル12aと12bの上下方向のがたつき
が防止されている。さらに、下向係止片12a1の前後
両端面が係止穴12a2の前後両面に当接するので、両
分割パネル12aと12bの前後方向のがたつきも防止
されている。そして、このように両分割パネル12aと
12bを仮止めすると、レギュレータパネル12全体の
上下長が所望の寸法となるので、両分割パネル12aと
12bのオーバラップ部分12cを溶接にて固定する。
溶接部分の例を図2に×で示した。
なように、上下に分割された上分割パネル12aと下分
割パネル12bとから構成されている。この上下の分割
パネル12aと12bは金属材料のプレス成形品からな
るもので、上分割パネル12aの下端部と下分割パネル
12bの上端部とには、それぞれ前後一対の下向係止片
(クリップ片)12a1と係止穴(貫通穴)12b1が
設けられている。下向係止片12a1は切り起こし片で
あり、適度な弾性を具備している。図3に示すように、
上下に離間した状態にある上分割パネル12aと下分割
パネル12bを、互いに接近する方向に相対移動させ
て、図4に示すように、両者の下端部と上端部とを板厚
方向に重合させ、かつ、両下向係止片12a1を対応す
る係止穴12b1に弾性係合させることにより、上分割
パネル12aと下分割パネル12bが互いに結合(仮止
め)される。このとき、両分割パネル12aと12bの
互いに重合しているオーバラップ部分12cの対向面は
密着している。また、図4に示すように、下向係止片1
2a1が係止穴12b1の上下両端縁に弾性接触するの
で、両分割パネル12aと12bの上下方向のがたつき
が防止されている。さらに、下向係止片12a1の前後
両端面が係止穴12a2の前後両面に当接するので、両
分割パネル12aと12bの前後方向のがたつきも防止
されている。そして、このように両分割パネル12aと
12bを仮止めすると、レギュレータパネル12全体の
上下長が所望の寸法となるので、両分割パネル12aと
12bのオーバラップ部分12cを溶接にて固定する。
溶接部分の例を図2に×で示した。
【0012】このオーバラップ部分12cには、図6に
明らかなように、断面形状において閉じられた空洞部2
0A、20B、20C、20Dが設けられている。空洞
部20Aは、図8に拡大して示すように、車両前後方向
の異なる位置に位置する、互いに接触する前後方向接触
面20c1と互いに接触しない前後方向非接触面20d
2、及び、前後方向接触面20c1と前後方向非接触面
20d2との間にあって互いに接触しない傾斜非接触面
20d1によって構成されている。同様に、空洞部20
Bは、前後方向非接触面20d2と互いに接触する前後
方向接触面20c2、及び、前後方向非接触面20d2
と前後方向接触面20c2との間にあって互いに接触し
ない傾斜非接触面20d3によって構成され、空洞部2
0Cは、前後方向接触面20c2と互いに接触しない前
後方向非接触面20d5、及び、前後方向接触面20c
2と前後方向非接触面20d5との間にあって互いに接
触しない傾斜非接触面20d4によって構成されてい
る。これに対し、空洞部20Dは、前後方向非接触面2
0d5と互いに接触する前後方向接触面20c3、及
び、前後方向非接触面20d5と前後方向接触面20c
3との間にあって互いに接触しない傾斜非接触面20d
6と前後方向非接触面20d7とによって構成されてい
る。前後方向非接触面20d2と20d5は車外側に位
置し、前後方向接触面20c1、20c2及び20c3
は、車内側に位置している。
明らかなように、断面形状において閉じられた空洞部2
0A、20B、20C、20Dが設けられている。空洞
部20Aは、図8に拡大して示すように、車両前後方向
の異なる位置に位置する、互いに接触する前後方向接触
面20c1と互いに接触しない前後方向非接触面20d
2、及び、前後方向接触面20c1と前後方向非接触面
20d2との間にあって互いに接触しない傾斜非接触面
20d1によって構成されている。同様に、空洞部20
Bは、前後方向非接触面20d2と互いに接触する前後
方向接触面20c2、及び、前後方向非接触面20d2
と前後方向接触面20c2との間にあって互いに接触し
ない傾斜非接触面20d3によって構成され、空洞部2
0Cは、前後方向接触面20c2と互いに接触しない前
後方向非接触面20d5、及び、前後方向接触面20c
2と前後方向非接触面20d5との間にあって互いに接
触しない傾斜非接触面20d4によって構成されてい
る。これに対し、空洞部20Dは、前後方向非接触面2
0d5と互いに接触する前後方向接触面20c3、及
び、前後方向非接触面20d5と前後方向接触面20c
3との間にあって互いに接触しない傾斜非接触面20d
6と前後方向非接触面20d7とによって構成されてい
る。前後方向非接触面20d2と20d5は車外側に位
置し、前後方向接触面20c1、20c2及び20c3
は、車内側に位置している。
【0013】別言すると、分割パネル12aと12bは
それぞれ、これらの前後方向接触面20ciと非接触面
20di(i=1、2・・)によって構成された上下方
向に伸びる波形断面部を備えており、これらの波形断面
部を重ね合わせたオーバラップ部分12cに上下方向に
伸びる複数の空洞部20A〜20Dが形成されている。
このように、空洞部20A〜20Dを保持したまま溶接
固定されたレギュレータパネル12は、単独の分割パネ
ル12a、12bに比して断面の剛性が向上しているの
で、重量増加を抑えて剛性アップを図ることができる。
また、図6から明らかなように、上分割パネル12aが
下分割パネル12bより車外側に位置しているので、イ
ンナパネル11bとアウタパネル11aから構成される
ドアパネルの上面開口から雨水が侵入しても、雨水がオ
ーバラップ部分12cを通ってレギュレータパネル12
の室内側に入るおそれはない。
それぞれ、これらの前後方向接触面20ciと非接触面
20di(i=1、2・・)によって構成された上下方
向に伸びる波形断面部を備えており、これらの波形断面
部を重ね合わせたオーバラップ部分12cに上下方向に
伸びる複数の空洞部20A〜20Dが形成されている。
このように、空洞部20A〜20Dを保持したまま溶接
固定されたレギュレータパネル12は、単独の分割パネ
ル12a、12bに比して断面の剛性が向上しているの
で、重量増加を抑えて剛性アップを図ることができる。
また、図6から明らかなように、上分割パネル12aが
下分割パネル12bより車外側に位置しているので、イ
ンナパネル11bとアウタパネル11aから構成される
ドアパネルの上面開口から雨水が侵入しても、雨水がオ
ーバラップ部分12cを通ってレギュレータパネル12
の室内側に入るおそれはない。
【0014】上分割パネル12aの車外側の面の上方に
は、ワイヤガイド部材(プーリ)21を回転自在に支持
した上ブラケット21aが溶接固定され、下分割パネル
12bの車外側の面の下方には、ワイヤガイド部材22
を固定した下ブラケット22aが溶接固定されている。
そして、上下の分割パネル12a、12bのオーバラッ
プ部分12cには、正逆巻取駆動ユニット(装置)23
の少なくとも一部が支持されている。正逆巻取駆動ユニ
ット23は、周知のように、内蔵モータ23aを正逆に
回転駆動することにより、巻取ドラム23bに巻回され
た駆動ワイヤ24を一方で巻き取り、他方で繰り出すも
ので、該ユニット23の巻取ドラム23bから上下に引
き出された一対の駆動ワイヤ24はそれぞれ、ワイヤガ
イド部材21、22を経て、ガラスブラケット25に固
定されている。上下のブラケット21a、22aは、ワ
イヤガイド部材21、22から出てガラスブラケット2
5に向かう駆動ワイヤ24が、上下の分割パネル12a
と12bの波形断面部によって形成される車外側の上下
方向の空間20S内に位置するように、分割パネル12
a、12bに固定されている。ガラスブラケット25
は、窓ガラスWの下端に固定されており、従って、正逆
巻取駆動ユニット23を正逆に駆動すると、窓ガラスW
が昇降運動する。
は、ワイヤガイド部材(プーリ)21を回転自在に支持
した上ブラケット21aが溶接固定され、下分割パネル
12bの車外側の面の下方には、ワイヤガイド部材22
を固定した下ブラケット22aが溶接固定されている。
そして、上下の分割パネル12a、12bのオーバラッ
プ部分12cには、正逆巻取駆動ユニット(装置)23
の少なくとも一部が支持されている。正逆巻取駆動ユニ
ット23は、周知のように、内蔵モータ23aを正逆に
回転駆動することにより、巻取ドラム23bに巻回され
た駆動ワイヤ24を一方で巻き取り、他方で繰り出すも
ので、該ユニット23の巻取ドラム23bから上下に引
き出された一対の駆動ワイヤ24はそれぞれ、ワイヤガ
イド部材21、22を経て、ガラスブラケット25に固
定されている。上下のブラケット21a、22aは、ワ
イヤガイド部材21、22から出てガラスブラケット2
5に向かう駆動ワイヤ24が、上下の分割パネル12a
と12bの波形断面部によって形成される車外側の上下
方向の空間20S内に位置するように、分割パネル12
a、12bに固定されている。ガラスブラケット25
は、窓ガラスWの下端に固定されており、従って、正逆
巻取駆動ユニット23を正逆に駆動すると、窓ガラスW
が昇降運動する。
【0015】すなわち、以上のワイヤ式ウィンドレギュ
レータの動作自体は従来装置と同様である。レギュレー
タパネル12を開口11cを塞ぐ形でインナパネル11
bに固定し、正逆巻取駆動ユニット23から上下に出る
駆動ワイヤ24をガラスブラケット25に接続し、ガラ
スブラケット25を窓ガラスWに固定した状態におい
て、正逆巻取駆動ユニット23を駆動すると、ガラスブ
ラケット25から上下に出る駆動ワイヤ24の一方が巻
取ドラム23bに巻き取られ、他方が巻取ドラム23b
から繰り出されて、ガラスブラケット25(窓ガラス
W)が昇降する。窓ガラスWの前後縁は、前方サッシュ
13aと後方サッシュ13bによってガイドされている
ため、窓ガラスWの昇降位置は安定している。この昇降
の際、駆動ワイヤ24は、上下の分割パネル12aと1
2bの波形断面部によって形成されるワイヤ通過空間2
0S内に位置しているため、駆動ワイヤ24と両分割パ
ネル12a、12bとの距離が十分確保されるので、両
部材が接触しない。よって、摩擦や異音が生じない。
レータの動作自体は従来装置と同様である。レギュレー
タパネル12を開口11cを塞ぐ形でインナパネル11
bに固定し、正逆巻取駆動ユニット23から上下に出る
駆動ワイヤ24をガラスブラケット25に接続し、ガラ
スブラケット25を窓ガラスWに固定した状態におい
て、正逆巻取駆動ユニット23を駆動すると、ガラスブ
ラケット25から上下に出る駆動ワイヤ24の一方が巻
取ドラム23bに巻き取られ、他方が巻取ドラム23b
から繰り出されて、ガラスブラケット25(窓ガラス
W)が昇降する。窓ガラスWの前後縁は、前方サッシュ
13aと後方サッシュ13bによってガイドされている
ため、窓ガラスWの昇降位置は安定している。この昇降
の際、駆動ワイヤ24は、上下の分割パネル12aと1
2bの波形断面部によって形成されるワイヤ通過空間2
0S内に位置しているため、駆動ワイヤ24と両分割パ
ネル12a、12bとの距離が十分確保されるので、両
部材が接触しない。よって、摩擦や異音が生じない。
【0016】以上の実施形態では、分割パネル12aと
12bを上下方向に分割したが、左右方向に分割し、あ
るいは斜めに分割してもよい。この場合も、オーバラッ
プ部分に上記の下向係止片と係止穴を設けるようにす
る。左右に分割する場合には、上下方向に連続するオー
バラップ部分の上下に、ワイヤガイド部材21、22も
しくは正逆巻取駆動ユニット23を固定することが望ま
しい。また、オーバラップ部分の空洞部の形成態様は、
一例であり、種々の変形が可能である。要は、分割パネ
ルのオーバラップ部分に、断面の剛性を向上させる空洞
部を形成して溶接固定すればよい。
12bを上下方向に分割したが、左右方向に分割し、あ
るいは斜めに分割してもよい。この場合も、オーバラッ
プ部分に上記の下向係止片と係止穴を設けるようにす
る。左右に分割する場合には、上下方向に連続するオー
バラップ部分の上下に、ワイヤガイド部材21、22も
しくは正逆巻取駆動ユニット23を固定することが望ま
しい。また、オーバラップ部分の空洞部の形成態様は、
一例であり、種々の変形が可能である。要は、分割パネ
ルのオーバラップ部分に、断面の剛性を向上させる空洞
部を形成して溶接固定すればよい。
【0017】以上の実施形態は、車両の後部スライドド
アに本発明を適用したものであるが、他のドアにも適用
できる。図示実施形態の正逆巻取駆動ユニット23は、
パワー式(モータ式)ではなく、手動式に代えることが
できる。また、本実施形態はガイドレールを必要としな
いワイヤ式ウィンドレギュレータに本発明を適用したも
のであるが、本発明は、キャリアプレート(ガラスブラ
ケット)をガイドするためのガイドレールを備えるタイ
プのワイヤ式ウィンドレギュレータにも適用できる。
アに本発明を適用したものであるが、他のドアにも適用
できる。図示実施形態の正逆巻取駆動ユニット23は、
パワー式(モータ式)ではなく、手動式に代えることが
できる。また、本実施形態はガイドレールを必要としな
いワイヤ式ウィンドレギュレータに本発明を適用したも
のであるが、本発明は、キャリアプレート(ガラスブラ
ケット)をガイドするためのガイドレールを備えるタイ
プのワイヤ式ウィンドレギュレータにも適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、レギュレータパネルの
剛性を保ちつつ、軽量化を図ることができる。また、分
割したレギュレータパネル同士を正確に位置決めした状
態で溶接できるので、所望寸法のレギュレータパネルを
簡単に得られる。
剛性を保ちつつ、軽量化を図ることができる。また、分
割したレギュレータパネル同士を正確に位置決めした状
態で溶接できるので、所望寸法のレギュレータパネルを
簡単に得られる。
【図1】本発明の一実施形態を示す、レギュレータパネ
ルアッセンブリを車両ドアに固定する前の状態を車内側
から見た斜視図である。
ルアッセンブリを車両ドアに固定する前の状態を車内側
から見た斜視図である。
【図2】図1のレギュレータパネルアッセンブリの分割
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】両分割パネルの端部同士が上下に分離している
状態を示す縦断正面図である。
状態を示す縦断正面図である。
【図4】両分割パネルの端部同士が結合(仮止め)され
た状態を示す縦断正面図である。
た状態を示す縦断正面図である。
【図5】レギュレータパネルアッセンブリ単独の車外側
から見た側面図である。
から見た側面図である。
【図6】図5のVI‐VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII‐VII線に沿う断面図である。
【図8】図6のVIII部拡大図である。
W 窓ガラス
10 後部スライドドア(車両ドア)
11a アウタパネル
11b インナパネル
12 レギュレータパネル
12a 上分割パネル
12a1 下向係止片(クリップ片)
12b 下分割パネル
12b1 係止穴(貫通穴)
12c オーバラップ部分
13 ガイドサッシュ
20A 20B 20C 20D 空洞部
20S ワイヤ通過空間
20ci(i=1、2・・) 前後方向接触面
20di(i=1、2・・) 非接触面
21 22 ワイヤガイド部材
21a 22a ブラケット
23 正逆巻取駆動ユニット(装置)
23a モータ
23b 巻取ドラム
24 駆動ワイヤ
25 ガラスブラケット
Claims (3)
- 【請求項1】 アウタパネル、インナパネル及び該イン
ナパネルに固定されるレギュレータパネルを有する車両
ドア;このレギュレータパネルの上方と下方にそれぞれ
支持したワイヤガイド部材;上記車両ドア内に位置する
窓ガラスの下端部に固定されたキャリアプレートに結合
されて上下に導かれ、上記上下のワイヤガイド部材にガ
イドされる駆動ワイヤ;及びこの上下のワイヤガイド部
材を経た駆動ワイヤを一方で巻き取り他方で繰り出して
上記窓ガラスを昇降させる、上記レギュレータパネルに
支持された正逆巻取駆動装置;を有するワイヤ式ウィン
ドレギュレータにおいて、 上記レギュレータパネルを二分割してその隣接部分をオ
ーバラップさせ、 該二分割パネルの隣接するオーバラップ部分の一方に少
なくとも二つの貫通穴を形成し、 他方に、この二つの貫通穴に係合して上記二分割パネル
を密着させるとともにその直交二方向の相対位置を定め
る、少なくとも二つのクリップ片を切り起こし片として
形成し、 これらの貫通穴とクリップ片を係合させた状態で上記二
分割パネルを溶接固定したことを特徴とするワイヤ式ウ
ィンドレギュレータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のワイヤ式ウィンドレギュ
レータにおいて、上記二分割パネルは上下に分割されて
いて、その貫通穴は、略前後方向に長い長穴からなり、
この長穴の上下面及び前後面に上記クリップ片が係合し
て二分割パネルの直交二方向の相対位置が定まるワイヤ
式ウィンドレギュレータ。 - 【請求項3】 請求項2記載のワイヤ式ウィンドレギュ
レータにおいて、上記正逆巻取駆動装置の少なくとも一
部は上記隣接するオーバラップ部分に固定されているワ
イヤ式ウィンドレギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002109464A JP2003306037A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ワイヤ式ウィンドレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002109464A JP2003306037A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ワイヤ式ウィンドレギュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003306037A true JP2003306037A (ja) | 2003-10-28 |
Family
ID=29392923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002109464A Pending JP2003306037A (ja) | 2002-04-11 | 2002-04-11 | ワイヤ式ウィンドレギュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003306037A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8844196B2 (en) | 2012-12-10 | 2014-09-30 | Hyundai Motor Company | Curtain integrated door regulator structure |
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-
2002
- 2002-04-11 JP JP2002109464A patent/JP2003306037A/ja active Pending
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