JP2012081884A - サンルーフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとのレイアウトに起因する開口部の開口長の縮小化を低減する。
【解決手段】車両の固定ルーフに設けられ、駆動ワイヤに連結したスライダを介して車両前後方向に開閉するルーフパネルと、前記駆動ワイヤを駆動する駆動モータMと、巻取りシャフト32にロール状に巻取り収納され、巻取りシャフト32から引き出されるときには傾斜変位スペースSを経てシェードガイドレール35にガイドされ、室内開口部を車両前後方向に開閉するシェード31と、を備えたサンルーフ装置において、駆動モータMを傾斜変位スペースSの範囲に配置することにより室内開口部の開口長の確保を図る。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両のサンルーフ装置に関する。
車両の固定ルーフに設けられ、駆動ワイヤに連結したスライダを介して車両前後方向に開閉するルーフパネルと、駆動ワイヤを駆動する駆動モータと、を備えたサンルーフ装置の従来例として特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、前記駆動モータが固定ルーフの開口部よりも前側に配置された態様が記載されている。
一方、ルーフパネルの下方に設けられるシェードとしては、シェードを巻取りシャフトにロール状に巻取り収納する、いわゆるロールシェード構造のものがある(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、シェードを巻取りシャフトから引き出したときにシェードの両縁を折り返してシェードガイドレールにガイドさせる技術が記載されている。この技術によれば、折り返されたことによってシェードの縁部には元に戻ろうとする復元力が折返し部全体にわたって連続的に働くので、例えば外的負荷に起因してシェードの縁部が部分的にシェードガイドレールから外れようとしても、その前後の縁部に働く前記復元力に起因してシェードガイドレールに引き戻されるように作用し、シェードの縁部がシェードガイドレールから外れにくくなると思われる。
また、ロールシェード構造に関する先行技術文献として、巻取りシャフトを開口部を挟んで前後一対に設けた技術が特許文献3に記載されている。
特開2006−131163号公報 特開2010−36898号公報 特開2008−137628号公報
ルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとのレイアウトに関し、サンルーフ装置の薄型化の点から両者を上下方向に重ねて配置することは困難であることから両者を車両前後方向にずらして配置する必要がある。ルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとのレイアウトに関する適当な先行技術文献を本発明者は見つけることができなかったが、例えば特許文献1に記載された開口部の前側にルーフパネル用の駆動モータを配置した構造に対して特許文献3に記載のロールシェード構造を適用しようとした場合、開口部の前側にルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとが前後して配置されることとなる。この際、開口部の所定の開口長を確保しつつルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとを配置することが重要である。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、ルーフパネル用の駆動モータとシェードの巻取りシャフトとのレイアウトに起因する開口部の開口長の縮小化を低減できるサンルーフ装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明にかかるサンルーフ装置は、車両の固定ルーフに設けられ、駆動ワイヤに連結したスライダを介して車両前後方向に開閉するルーフパネルと、前記駆動ワイヤを駆動する駆動モータと、巻取りシャフトにロール状に巻取り収納され、前記巻取りシャフトから引き出されるときには傾斜変位スペースを経てシェードガイドレールにガイドされ、室内開口部を車両前後方向に開閉するシェードと、を備え、前記駆動モータが、車両前後方向における前記傾斜変位スペースの範囲に配置されることを特徴とする。
シェードを巻取りシャフトにロール状に巻取り収納するいわゆるロールシェード構造では、巻取りシャフトからの引き出し直後の経路に必ず傾斜変位スペースが形成される。本発明はルーフパネル用の駆動モータを配置するにあたりこの傾斜変位スペースを利用したものであり、車両前後方向に関して、傾斜変位スペースがルーフパネル用の駆動モータの配置スペースを兼ねることになり、その分、室内開口部の開口長を大きくとれる。
また、本発明にかかるサンルーフ装置は、前記シェードの両縁は、前記傾斜変位スペースの範囲に形成された折返しストロークを経て折り返された状態で前記シェードガイドレールにガイドされることを特徴とする。
本発明によれば、シェードの両縁が折り返された状態でシェードガイドレールにガイドされる構造のサンルーフ装置において、室内開口部の開口長を大きくとれる。
また、本発明にかかるサンルーフ装置は、前記巻取りシャフトは前記室内開口部を挟んで前後一対として配置され、それぞれの巻取りシャフトに巻かれる前シェードと後シェードが室内開口部の中間部で突き合うことにより室内開口部を閉じる構成からなり、前記駆動モータが、前記前シェードと前記後シェードのどちらか一方の傾斜変位スペースの範囲に配置されることを特徴とする。
巻取りシャフトが1つからなるサンルーフ装置であれば、例えば室内開口部を挟んで前側にルーフパネル用の駆動モータを、後側に巻取りシャフトを配置することにより室内開口部周りのレイアウト設計に余裕を持たせることも期待できる。しかし、巻取りシャフトが室内開口部を挟んで前後一対として配置されている場合には、ルーフパネル用の駆動モータはどちらかの巻取りシャフトと並設されることになるので、室内開口部周りのレイアウト設計において制約を受けやすい。しかし、本発明のように、ルーフパネル用の駆動モータを、前側の巻取りシャフトに巻かれる前シェードと後側の巻取りシャフトに巻かれる後シェードのどちらか一方の傾斜変位スペースの範囲に配置することにより、前記制約が低減され、室内開口部の開口長を大きくとれる。
本発明によれば、シェードの巻取りシャフトとシェードガイドレールとの間に形成される傾斜変位スペースを利用してルーフパネル用の駆動モータを配置することから、車両前後方向において駆動モータの配置スペースを別途に要することのない分、室内開口部の開口長を大きくとれる。
本発明に係るサンルーフ装置の外観図であり、(a)、(b)はそれぞれルーフパネルが閉じた状態、開いた状態を示す。 本発明に係るサンルーフ装置の平面図である。 ルーフパネルのチルト動作およびスライド動作を示す側面作用図である。 図2におけるA−A断面図である。 ルーフパネル用の駆動モータとシェードとを示す側面図である。 ルーフパネル用の駆動モータとシェードとシェードガイドレールとを示す側面図である。 ルーフパネル用の駆動モータとシェードとを示す平面図であり、(a)、(b)はそれぞれシェードが閉じた状態、開いた状態を示す。
本発明に係るサンルーフ装置1は、図1等に示すように車両の固定ルーフ2に装着されるルーフパネル3と、図5等に示すようにこのルーフパネル3の下方に設けられるシェード31とを備えている。
「ルーフパネル3の関連構成」
図1に示すように、サンルーフ装置1は、車両の固定ルーフ2に対して開閉自在に設けられ、開時にはチルトアップして後方に移動するルーフパネル3を備える。さらに固定ルーフ2には、ルーフパネル3の後方に位置するように固定パネル4が取り付けられ、ルーフパネル3の前方に位置するように車幅方向に長尺のフロントガーニッシュ5が取り付けられ、ルーフパネル3および固定パネル4の両側に位置するように前後方向に長尺のサイドガーニッシュ6が取り付けられている。固定パネル4、フロントガーニッシュ5およびサイドガーニッシュ6はいずれも固定ルーフ2に対して固定されている。ルーフパネル3および固定パネル4は例えばガラス製のパネルであり、フロントガーニッシュ5およびサイドガーニッシュ6は例えば樹脂製のパネルである。図3に示すように、ルーフパネル3の縁部にはゴム材等からなるウェザストリップ24が取り付けられ、固定パネル4の前縁にはゴム材等からなるウェザストリップ25が取り付けられている。ルーフパネル3の全閉時、ウェザストリップ24は弾性変形を伴ってウェザストリップ25、フロントガーニッシュ5およびサイドガーニッシュ6に圧接される。
ルーフパネル3は比較的大型で重量のあるパネルであり、開時にはパネルの四隅周りが図2に示す左右の前部スライダ7および後部スライダ8によって重量支持される。閉じた状態のルーフパネル3の側縁部の下方には前部スライダ7の摺動をガイドする前部ガイドレール9が配設され、固定パネル4の側縁部の下方には後部スライダ8の摺動をガイドする後部ガイドレール10が配設されている。前部ガイドレール9、後部ガイドレール10は例えばアルミニウム合金の押出形材から構成される。符号26は室内開口部を示す。
前部スライダ7および後部スライダ8は駆動ワイヤであるプッシュプルケーブル11に連結されている。プッシュプルケーブル11を駆動する駆動モータMはフロントガーニッシュ5の下方に配置されている。プッシュプルケーブル11は、駆動モータMと前部ガイドレール9との間においてはガイドパイプ12によりガイドされ、前部ガイドレール9と後部ガイドレール10との間においては接続パイプ13によりガイドされる。
ここで、ルーフパネル3のチルト機構について簡単に説明する。図3に示すように、ルーフパネル3の第1パネルブラケット14に形成された第1リフトガイドピン15は前部スライダ7に形成された第1リフトガイド溝16に摺動可能に係合している。ルーフパネル3の第2パネルブラケット17に形成された第1連結ピン18にはリンクアーム19の一端に形成された長孔20が連結している。リンクアーム19の他端には第2連結ピン21が形成され、この第2連結ピン21は後部ガイドレール10に対し回転自在かつ後部ガイドレール10に沿って移動自在に連結されている。リンクアーム19の中程には第2リフトガイドピン22が取り付けられており、この第2リフトガイドピン22は後部スライダ8に形成された第2リフトガイド溝23に摺動可能に係合している。
図3(a)に示すルーフパネル3の全閉状態から、駆動モータM(図2)の駆動によりプッシュプルケーブル11(図2)を介して前部スライダ7および後部スライダ8が一体で後方に移動すると、第1リフトガイド溝16、第2リフトガイド溝23の各内壁が第1リフトガイドピン15、第2リフトガイドピン22をそれぞれ上方に押し上げることにより、図3(b)、(c)に示すようにリンクアーム19が起立してルーフパネル3がチルトアップする。チルトアップ完了後、さらに前部スライダ7および後部スライダ8が後方に移動すると、第1リフトガイド溝16、第2リフトガイド溝23の各溝端の内壁が第1リフトガイドピン15、第2リフトガイドピン22をそれぞれ後方に押しやることにより、図3(d)に示すようにルーフパネル3が後方に移動する。なお、ルーフパネル3の移動時には、第2パネルブラケット17とリンクアーム19は固定パネル4とサイドガーニッシュ6との隙間を通過する。
「シェード31の関連構成」
次にシェード31の関連構成について説明する。図5に示すように、シェード31は巻取りシャフト32にロール状に巻取り収納されるいわゆるロールシェードであり、フレキシブルな材質から構成されている。本実施形態のシェード31は前シェード31Aと後シェード31Bとに2分割されたタイプであり、これに合わせて巻取りシャフト32は室内開口部26を挟んで前後一対として配置されている。すなわち、前シェード31Aを巻き取る前巻取りシャフト32Aがその軸方向を車幅方向として室内開口部26の前方に配置され、後シェード31Bを巻き取る後巻取りシャフト32Bがその軸方向を車幅方向として室内開口部26の後方に配置される。図2に示すように、前巻取りシャフト32Aおよび後巻取りシャフト32Bはともに図示しないブラケットに固設されたホルダ37に回転自在に支承されている。
図5に示すように、前シェード31Aと後シェード31Bとは室内開口部26の中間部で突き合うことにより、具体的には前シェード31Aの先端縁に形成された前把手33と後シェード31Bの先端縁に形成された後把手34とが突き合うことにより室内開口部26が閉じられる。室内開口部26を全開にしたときの前把手33、後把手34の位置が仮想線にて示される。符号38は車室天井を構成するルーフライニングである。なお、前シェード31A、後シェード31Bを任意の開度位置で保持する保持機構についての説明は本発明の趣旨から外れるため省略する。
図2、図4、図7に示すように、前部ガイドレール9よりも車両内側にシェードガイドレール35が配設されている。シェードガイドレール35は例えばアルミニウム合金の押出形材から構成される。図7に示すように、シェードガイドレール35には前把手33の側部に突設されたスライドシュー33Aが車両前後方向に摺動可能に係合している。図示しないが、後把手34側についても同様のスライドシューが突設されている。
図6、図7に示すように、シェードガイドレール35の前端には多機能ストッパー39が取り付けられている。多機能ストッパー39は例えば樹脂成形品からなる。多機能ストッパー39は、前記スライドシュー33Aに当接することにより前シェード31Aの全開位置の位置決めを行うストッパー機能と、後記する傾斜変位スペースSとシェードガイドレール35との間の前シェード31Aの動きをスムースにガイドするガイド機能とを有する部材である。
さて、前シェード31Aが巻取りシャフト32にロール状に巻取り収納されるロールシェード構造においては、巻取りシャフト32からの引き出し直後の経路に、図6に示すように側面視傾斜状の傾斜変位スペースSが形成される。なお、図6では、巻取りシャフト32上で前シェード31Aが多く巻かれた状態での前シェード31Aの引き出し経路を実線にて示し、前シェード31Aが少なく巻かれた状態での前シェード31Aの引き出し経路を仮想線にて示している。
このように巻取りシャフト32とシェードガイドレール35との間には必ず傾斜変位スペースSが形成されることとなるが、仮に傾斜変位スペースSの車両前後方向の寸法を縮めようとすると、つまり巻取りシャフト32とシェードガイドレール35との間隔を詰めると、前シェード31Aの傾斜角度θが大きくなる。この傾斜角度θが大きくなると、鉛直方向成分が大きくなることから、前把手33(図5)による水平方向の操作荷重の分力ロスが大きくなり、前把手33に大きな手動操作力を要することになる。このことから、傾斜変位スペースSの車両前後方向の寸法にはある程度余裕のある寸法が必要である。特に、後記するように折返しストロークS1が形成される場合には、傾斜変位スペースSの車両前後方向の寸法として折返しストロークS1以上の寸法が必要となる。
本実施形態においては、前巻取りシャフト32Aから引き出された前シェード31Aはその両縁が折返しストロークS1を経て折り返された状態でシェードガイドレール35にガイドされ、室内開口部26を車両前後方向に開閉する。折返しストロークS1は傾斜変位スペースSの範囲内に形成される。図4に示すように、前シェード31Aの縁は上方側に折り返された折返し部36としてシェードガイドレール35の溝によってガイドされる。折返し部36の形成により前シェード31Aの縁部には元に戻ろうとする復元力が折返し部36全体にわたって連続的に働くので、例えば室内側から前シェード31Aに外的負荷が加わり、前シェード31Aの縁部が部分的にシェードガイドレール35から外れようとしても、その前後の縁部に働く前記復元力に起因して前シェード31Aの縁部がシェードガイドレール35に引き戻されるように作用する。これにより、前シェード31Aの縁部がシェードガイドレール35から外れにくい構造となる。後シェード31Bについても同様である。
このように前巻取りシャフト32Aから引き出される前シェード31Aの縁を途中で折り返す構造において、前シェード31Aに縒れを生ずることなしに折返し部36をシェードガイドレール35内でこのシェードガイドレール35と平行に移動させるためには、ある程度余裕のある折返しストロークS1が必要である。例えば折返し寸法Lを10mm程度とした場合、折返しストロークS1としては最低でも10cm前後は必要となり、傾斜変位スペースSの車両前後方向の寸法としてはこれ以上の寸法が必要となる。
以上のサンルーフ装置1において、仮に駆動モータMを前巻取りシャフト32Aの前方に配置すると、室内開口部26の前方に駆動モータMの配置スペースと前巻取りシャフト32Aの配置スペースと傾斜変位スペースSを確保するスペースとが車両前後方向に並んで必要なこととなり、その分、室内開口部26の開口長を大きくとれないおそれがある。
これに対し本発明は、図6、図7に示すように駆動モータMを、傾斜変位スペースSの範囲に、具体的には車両前後方向における折返しストロークS1の範囲(図7に斜線で示される範囲)に配置したので、室内開口部26の前方には、前巻取りシャフト32Aの配置スペースと、駆動モータMの配置スペースを兼ねた傾斜変位スペースSのみで足りることとなり、車両前後方向において駆動モータMの配置スペースを別途に要することのない分、室内開口部26の開口長を大きくとれる。駆動モータMはその全体が傾斜変位スペースSの範囲に収まる必要はなく、駆動モータMの一部が傾斜変位スペースSの範囲から若干外れるように配置しても差し支えない。駆動モータMの下方には前シェード31Aが位置することから、駆動モータMはその上方側で図示しないブラケットにより取り付け支持される。ガイドパイプ12も前シェード31Aの上方に引き回されることで前シェード31Aと干渉することはない。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。説明した実施形態では、駆動モータMを前シェード31Aの傾斜変位スペースSの範囲に配置したが、駆動モータMを室内開口部26よりも後方側に配置した場合には、駆動モータMを後シェード31Bの傾斜変位スペースSの範囲に配置することも可能である。
また、シェード31が1枚からなるサンルーフ装置の場合にも本発明が適用可能であることは勿論である。
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 ルーフパネル
7 前部スライダ
8 後部スライダ
9 前部ガイドレール
10 後部ガイドレール
11 プッシュプルケーブル(駆動ワイヤ)
31 シェード
31A 前シェード
31B 後シェード
32 巻取りシャフト
32A 前巻取りシャフト
32B 後巻取りシャフト
35 シェードガイドレール
36 折返し部
M 駆動モータ
S 傾斜変位スペース
S1 折返しストローク

Claims (3)

  1. 車両の固定ルーフに設けられ、駆動ワイヤに連結したスライダを介して車両前後方向に開閉するルーフパネルと、
    前記駆動ワイヤを駆動する駆動モータと、
    巻取りシャフトにロール状に巻取り収納され、前記巻取りシャフトから引き出されるときには傾斜変位スペースを経てシェードガイドレールにガイドされ、室内開口部を車両前後方向に開閉するシェードと、
    を備え、
    前記駆動モータが、車両前後方向における前記傾斜変位スペースの範囲に配置されることを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 前記シェードの両縁は、前記傾斜変位スペースの範囲に形成された折返しストロークを経て折り返された状態で前記シェードガイドレールにガイドされることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
  3. 前記巻取りシャフトは前記室内開口部を挟んで前後一対として配置され、それぞれの巻取りシャフトに巻かれる前シェードと後シェードが室内開口部の中間部で突き合うことにより室内開口部を閉じる構成からなり、
    前記駆動モータが、前記前シェードと前記後シェードのどちらか一方の傾斜変位スペースの範囲に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサンルーフ装置。
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