JP4464999B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

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本発明は、車両のサンルーフ装置に関する。
ルーフパネルを車両前後方向に分割構成し、前寄りのルーフパネルをチルトアップさせて開くとともに、後寄りのルーフパネルをチルトダウンさせて開く構造のサンルーフ装置の従来例として特許文献1、2に記載されたものが挙げられる。
実公平4−26254号公報 特開2002−103977号公報
前記構造のサンルーフ装置では、特に前側の座席だけに乗員が乗っているような状況下では、後寄りのルーフパネルを作動させることなく前寄りのルーフパネルだけを単独作動させて大きく開放させたいというニーズが考えられる。しかし、特許文献1、2に記載の技術はいずれも、2つのルーフパネルを共に全開にしたときのルーフの最大開口寸法を大きく取ることを目的としてなされた技術であり、前寄りのルーフパネル単独の開口寸法を大きく取る技術には対応していない。
本発明はこのような問題を解決するために創作されたものであり、前後方向に分割構成されたルーフパネルのうち、前寄りのルーフパネル単独の開口寸法を大きく取れるサンルーフ装置を提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、車両の固定ルーフの開口部に、チルトアップした状態で駆動スライダを介して移動するフロントパネルと、チルトダウンした状態でリアパネルスライダを介して移動するリアパネルとを備えたサンルーフ装置であって、前記駆動スライダの後端に形成した係脱部と前記リアパネルスライダの前端に形成した係脱部との係脱機構を介して、前記リアパネルの開閉動作を前記フロントパネルの開閉動作に連動させる構成とし、前記駆動スライダと前記リアパネルスライダとの係脱位置を、前記リアパネルの前端よりも車両後方に位置させ、前記リアパネルに取り付けられ、前記リアパネルスライダにカム結合部を介して結合するとともに前端寄りにチルト回転中心部を有するパネル支持ステーと、前記駆動スライダおよび前記リアパネルスライダのスライドをガイドするガイドレールに取り付けられ、前記リアパネルのチルトダウン作動時に前記チルト回転中心部の移動をガイドする回転中心ガイド部材と、を備え、前記係脱機構により前記駆動スライダと前記リアパネルスライダとが係合したときに、前記駆動スライダと前記パネル支持ステーとが車両前後方向に関して重なり代を有し、前記チルト回転中心部が前記係脱位置よりも車両前方に位置する構成としたことを特徴とするサンルーフ装置とした。
このサンルーフ装置によれば、駆動スライダとリアパネルスライダとの係合タイミングを遅らせることができるので、フロントパネルの単独の開口寸法を大きく取ることができる。
そして、このサンルーフ装置によれば、カム結合部とチルト回転中心部との距離を大きく取れ、チルト回転中心部の移動がスムースとなって、リアパネルのチルトダウン動作がスムースに行われる。
また本発明は、前記カム結合部を、前記パネル支持ステーにそれぞれ後上がり状に形成される前後一対のカム溝と、前記リアパネルスライダに形成され、前記各カム溝に係合する前後一対のカムピンとから構成し、前記リアパネルのチルトダウン完了状態において、前記各カムピンを前記各カム溝の後端に位置させることにより、前記リアパネルスライダに対する前記リアパネルの位置決めを行うことを特徴とするサンルーフ装置とした。
このサンルーフ装置によれば、各カムピンが後上がりに形成された各カム溝の後端に位置して、リアパネルスライダに対するリアパネルの位置決めを行うので、リアパネルスライダのスライド時におけるリアパネルのがたつきを防止できる。
本発明によれば、リアパネルをチルトダウンさせることなくフロントパネルのみを大きく開放させることができる。そして、カム結合部とチルト回転中心部との距離を大きく取れ、チルト回転中心部の移動がスムースとなって、リアパネルのチルトダウン動作がスムースに行われる。
図1は本発明に係るサンルーフ装置の平面図、図2は同側面図であり、(a)はフロントパネル周りの側面、(b)はリアパネル周りの側面を示す。図3、図4はそれぞれ左側のガイドフレームにおける係脱機構周りの平面図、外観斜視図である。
サンルーフ装置1は、いわゆるツインパネル構造のサンルーフ装置であって、車両の固定ルーフ2の開口部3に車両前後方向に分割して装着され、ルーフパネル4を構成するフロントパネル4Fおよびリアパネル4Rを備える。図2において、フロントパネル4Fは、その両側部に取り付けた前寄りの第1スライダ11および後寄りの第2スライダ12の前後方向の移動によりチルトアップした状態で後方に移動して開き、リアパネル4Rは、その両側部に取り付けたリアパネルスライダ13の前後方向の移動によりチルトダウンした状態で後方に移動して開く。フロントパネル4F、リアパネル4Rは例えばガラス製のパネルからなり、各周縁にはシール機能を担うゴム材等のウェザストリップ8、9が取り付けられる。
図1において、開口部3の両側縁の下部には、車両の前後方向に延設する左右一対のガイドフレーム5が配設される。この一対のガイドフレーム5は互いに前部フレーム6、後部フレーム7によって連結される。ガイドフレーム5は、駆動モータM(図1)により前後移動するプッシュプルケーブル14を挿通させるためのケーブル溝15と、前記第1スライダ11(図2)、第2スライダ12およびリアパネルスライダ13のスライドをガイドするガイドレール溝16と、雨水等を排水するためのドレン溝17とを有した断面形状からなり、例えばアルミニウム合金の押出形材から構成される。ケーブル溝15の上部には、フロントパネル4Fの開きぎわの押し上げおよび閉じぎわの引き込みをアシストするアンカ(図示せず)と、後に詳述するピンガイド部材37とを配置するための収容溝18が形成される。第2スライダ12は、プッシュプルケーブル14と連結して駆動スライダとして機能するものであり、以降、駆動スライダ12と称して説明する。なお、駆動モータMの配設位置について、図1ではルーフパネル4の後方に位置させた場合を示しているが、これに限定されず、ルーフパネル4の前方に位置させてもよい。
図2(a)において、フロントパネル4Fの下面には支持ブラケット21を介してパネル支持ステー22が取り付けられている。第1スライダ11および駆動スライダ12にはそれぞれカム溝11a、12aが形成され、パネル支持ステー22にはこれらカム溝11a、12aに係合するカムピン22a、22bが突設されている。
図5はフロントパネル4Fに関する動作説明図である。図5(a)はフロントパネル4Fの全閉状態を示しており、このとき第1スライダ11および駆動スライダ12は最前進位置にある。この状態から、プッシュプルケーブル14(図4)を介して駆動スライダ12が若干後方にスライドすると、カムピン22bがカム溝12a内の後端位置から前端位置に移動して上昇し、カムピン22aもカム溝11a内を一端側から他端側に移動して、図5(b)に示すように、パネル支持ステー22が後上がりに傾動してフロントパネル4Fがチルトアップした状態となる。この状態では第1スライダ11は未だスライドしておらず、フロントパネル4Fがスライドしていない状態である。そして、駆動スライダ12がさらに後方にスライドすると、パネル支持ステー22の介在により、つまりカムピン22aがカム溝11aを後方に押圧することで、第1スライダ11が駆動スライダ12と連動して後方にスライドし、図5(c)に示すように、フロントパネル4Fはチルトアップした状態として後方にスライドする。
なお、以上のフロントパネル4Fのチルトアップ機構は、1枚のルーフパネルからなるサンルーフ装置に適用した場合としては公知であり、例えば実用新案登録第2528547号公報に記載されている。
次にリアパネル4Rについて説明する。図2(b)に示すように、リアパネル4Rの下面には支持ブラケット23を介してパネル支持ステー24が取り付けられている。パネル支持ステー24は、その板面を鉛直方向に沿わせて車両前後方向に延設された部材であり、その前端はリアパネル4Rの前端(リアパネル4Rの車幅方向中央における前端)4Raよりも前方に位置し、後端は概ねリアパネル4Rの後端の下方に位置している。なお、本実施形態において、リアパネル4Rの周縁には前記したようにウェザストリップ9が取り付けられており、リアパネル4Rの前端4Raとは、厳密にいえばリアパネル4Rの前縁に取り付けられたウェザストリップ9の前端を指す。前記パネル支持ステー24には前後一対としてカム溝25、26が形成されており、これらカム溝25、26は共に後上がりの溝として形成されるが、係合するカムピン27、28の移動軌跡の違いから溝形状は互いに若干異なる。
リアパネルスライダ13の上部の前後にはそれぞれカム溝25、26に係合するカムピン27、28が形成されており、これらのカム結合部によりリアパネル4Rとリアパネルスライダ13とが連結される。具体的には、図3、図4に示すように、リアパネルスライダ13の前寄りおよび後寄りはそれぞれ左右一対の壁部として形成されており、各壁部間にカムピン27、28が掛け渡され、各壁部間の空間はパネル支持ステー24の逃げ空間をなす。
パネル支持ステー24の前端近傍には水平状にピンが突設されている。このピンはチルト回転中心部29を構成する。ガイドフレーム5のガイドレール溝16には、後下がりの回転中心ガイド溝30aを有した回転中心ガイド部材30が固定されており、回転中心ガイド溝30aにチルト回転中心部29が係合する。回転中心ガイド溝30aの後端は、チルト回転中心部29を後方に外せるように、開放されている。
次いで、主に図3、図4を参照して駆動スライダ12の後端に形成した係脱部(係合溝43)とリアパネルスライダ13の前端に形成した係脱部(リフター34の係合ピン35)との係脱機構31について説明する。ここで、駆動スライダ12の後端に形成した係脱部とリアパネルスライダ13の前端に形成した係脱部とを係脱させる構造は、限られた閉空間であるガイドレール溝16内で前後に位置する両スライダを簡単な機構・形状で係脱させる場合に有効な構造となる。
リアパネルスライダ13の前寄りかつ車両内側寄りの側面には平面視L字状の軸支持部32が突設され、前記側面と軸支持部32との間にピンからなる支軸33が水平に掛け渡されている。本実施形態では、支軸33とカムピン27とは同軸上に位置している。支軸33にはアーム状のリフター34の後端が回転自在に取り付けられている。リフター34の前端には左右にそれぞれ延設するように係合ピン35、ガイドピン36が互いに同軸上に突設されており、ガイドピン36がピンガイド部材37のピンガイド溝37aに係合することで、リフター34は略車両前後方向に延設するようにレイアウトされる。ピンガイド部材37はガイドフレーム5の収容溝18内に固定される部材であって、ピンガイド溝37aは、ガイドフレーム5に沿う水平溝37a1と、この水平溝37a1の前端から前上がりに傾斜し、支軸33回りのガイドピン36の移動を許容する傾斜溝37a2とからなる。
リアパネルスライダ13の前寄りかつ車両外側寄りの壁面は、リフター34の前端と同程度まで前方に延設され、その延設部38の前端周りには係合ピン35を回動規制するためのピン規制孔39が形成される。なお、リフター34の回動は、ガイドピン36を介してピンガイド溝37aにより規制されるので、場合によってはピン規制孔39を設けなくてもよい。延設部38にはばね取り付け部40が突設され、このばね取り付け部40に捩りばね41が外嵌されている。捩りばね41の一端は延設部38に突設した係止部42に係止し、他端はリフター34の下縁に係止する。この捩りばね41により、リフター34は常に上方に向けて回動付勢される。
駆動スライダ12の後端には、前下がりで溝後端が開放された係合溝43が形成され、この係合溝43に前記係合ピン35が係脱することで、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係脱がなされる。図6は係脱機構31の作用側面図であり、(a)は捻りばね41の付勢力によりリフター34が上昇した状態を示している。オープン時、この状態から駆動スライダ12が後方に移動すると、係合ピン35が係合溝43内に入り込み((b)の状態)、前寄りの溝壁面43aが係合ピン35を捻りばね41の付勢力に抗して押圧することで、リフター34が支軸33回りに回動して係合ピン35が(c)に示すように溝の下端部まで押し込まれ、また図4に示したガイドピン36においては傾斜溝37a2の上端から下端へと位置し、以降、図6(c)の状態でリアパネルスライダ13は駆動スライダ12と一体となって後方にスライドする。つまり、リアパネル4Rはフロントパネル4Fに連動して開く。リアパネルスライダ13のスライド時にはガイドピン36(図4)は水平溝37a1に位置しているので、(c)に示す係合状態がそのまま維持される。
クローズ時は、係合溝43の下端部が係合ピン35を引っ張るかたちで、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13とが一体となって前方にスライドする。つまり、リアパネル4Rはフロントパネル4Fに連動して閉まる。そして、図4に示したガイドピン36が傾斜溝37a2の下端に達し、次いで傾斜溝37a2にガイドされて、また捻りばね41の付勢力も介在して、ガイドピン36が傾斜溝37a2の上端へと移動し、これによりリアパネルスライダ13の前方移動が規制される。この間、係合ピン35は係合溝43の上端に移動し、係合ピン35が溝後端の開放部から抜き出ることで駆動スライダ12のみが前方にスライドしていく。
以上の構成からなる駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係脱機構31において、本発明は、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係脱位置P1(図7(a))を、リアパネル4Rの前端4Raよりも車両後方に位置させたことを主な特徴とする。本実施形態において、係脱位置P1とは、前記両スライダの係脱部同志の係合動作の開始および離脱動作の完了の位置、すなわち図6(b)に示したように、係合ピン35が係合溝43内の上端に位置した時点での係合ピン35の車両前後方向の位置であり、ガイドピン36においては傾斜溝37a2の上端での位置である。
また、本実施形態において、係脱位置P1は、車両前後方向におけるチルト回転中心部29とカム結合部(カム溝25、26とカムピン27、28との結合部を指し、具体的には車両前寄りに形成されるカム溝25とカムピン27との結合部を指す)との間に位置している。
以下、サンルーフ装置1の一連の動作について説明する。フロントパネル4Fとリアパネル4Rが共に閉まっている状態からのオープン時には、先ずフロントパネル4Fのみが開いていく。その動きは既に図5を参照して説明したのでここでは省略し、図7を参照してフロントパネル4Fとリアパネル4Rとの連動以降について説明する。図7はフロントパネル4Fおよびリアパネル4Rの動作説明図であり、図7(a)の状態は図5(c)の状態からフロントパネル4Fがさらに後方に移動し、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13とが係合を開始した状態(図6(b)の状態)を示している。
図7(a)において、仮に係脱位置P1がリアパネル4Rの前端4Raの位置よりも前方にあるとすると、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係合タイミングが早まり、フロントパネル4F単独の最大開口寸法Lが小さくなる。これに対して、係脱位置P1をリアパネル4Rの前端4Raの位置よりも後方に位置させることにより、駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係合タイミングを遅らせて、フロントパネル4F単独の最大開口寸法Lを大きく取ることができ、リアパネル4Rをチルトダウンさせることなくフロントパネル4Fのみを大きく開放させたいというニーズに容易に対応できる。リアパネル4Rの前端4Raから後方の係脱位置P1までの距離mは適宜に設定される。
次いで図7(a)の状態から、係脱機構31においては図6(b)から図6(c)の状態になって駆動スライダ12とリアパネルスライダ13との係合が完了し、図6(c)の状態が維持されて両スライダが一体となって後方に移動する。リアパネルスライダ13が移動することにより、リアパネル4Rは、カム溝25、26を介してカムピン27、28により下方に押圧され、回転中心ガイド溝30aにガイドされて後下がりに移動するチルト回転中心部29を瞬間中心としてチルトダウンする(図7(b))。
ここで、リアパネルスライダ13に対してパネル支持ステー24を相対移動させるべく回転中心ガイド部材30に係合するチルト回転中心部29の位置に関しては、なるべくカム結合部(カム溝25、カムピン27)から距離を空けた方が、回転中心ガイド溝30a内におけるチルト回転中心部29の移動がスムースとなる。そこで、本実施形態では、係脱機構31により駆動スライダ12とリアパネルスライダ13とが係合したときに駆動スライダ12とパネル支持ステー24とが車両前後方向に関して重なり代を有し、チルト回転中心部29が係脱位置P1よりも車両前方に位置する構成としている。これにより、カム結合部(カム溝25、カムピン27)とチルト回転中心部29との距離を大きく取れ、チルト回転中心部29の移動がスムースとなって、リアパネル4Rのチルトダウン動作がスムースに行われる。
そして、図7(b)の状態からリアパネルスライダ13がさらに後方にスライドすると、図7(c)に示すようにカムピン27、28がカム溝25、26の後端に位置して、リアパネル4Rのチルトダウン動作が終了する。以降、チルト回転中心部29が回転中心ガイド溝30aの開放された後端から抜き出て、フロンパネル4Fとリアパネル4Rとが一体となって後方に開いていく。カムピン27、28は、後上がりに形成されたカム溝25、26の後端に位置するため、リアパネルスライダ13に対するリアパネル4Rの位置決めが確実になされ、リアパネルスライダ13のスライド時におけるリアパネル4Rのがたつきを防止することができる。
なお、クローズ時の動作は以上のオープン時の動作と逆であり、また係脱機構31における離脱動作については既述したので、クローズ時の動作説明は省略する。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。本発明の構成要素、特に係脱機構については図面に記載されたものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能である。また、実施形態ではツインパネル方式のサンルーフ装置について説明したが、本発明のフロントパネルとリアパネルとの関係を有する構造であれば、3枚以上のパネルを有するサンルーフ装置であっても本発明に包含される。
本発明に係るサンルーフ装置の平面図である。 本発明に係るサンルーフ装置の側面図であり、(a)はフロントパネル周りの側面、(b)はリアパネル周りの側面を示す。 左側のガイドフレームにおける係脱機構周りの平面図である。 左側のガイドフレームにおける係脱機構周りの外観斜視図である。 フロントパネルに関する動作説明図である。 係脱機構の作用側面図である。 フロントパネルおよびリアパネルの動作説明図である。
符号の説明
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4F フロントパネル
4R リアパネル
4Ra 前端
5 ガイドフレーム
12 第2スライダ(駆動スライダ)
13 リアパネルスライダ
24 パネル支持ステー
25、26 カム溝(カム結合部)
27、28 カムピン(カム結合部)
29 チルト回転中心部
30 回転中心ガイド部材
30a 回転中心ガイド溝
31 係脱機構
35 係合ピン(係脱部)
43 係合溝(係脱部)
L フロントパネル単独の最大開口寸法
P1 係脱位置

Claims (2)

  1. 車両の固定ルーフの開口部に、チルトアップした状態で駆動スライダを介して移動するフロントパネルと、チルトダウンした状態でリアパネルスライダを介して移動するリアパネルとを備えたサンルーフ装置であって、
    前記駆動スライダの後端に形成した係脱部と前記リアパネルスライダの前端に形成した係脱部との係脱機構を介して、前記リアパネルの開閉動作を前記フロントパネルの開閉動作に連動させる構成とし、
    前記駆動スライダと前記リアパネルスライダとの係脱位置を、前記リアパネルの前端よりも車両後方に位置させ
    前記リアパネルに取り付けられ、前記リアパネルスライダにカム結合部を介して結合するとともに前端寄りにチルト回転中心部を有するパネル支持ステーと、
    前記駆動スライダおよび前記リアパネルスライダのスライドをガイドするガイドレールに取り付けられ、前記リアパネルのチルトダウン作動時に前記チルト回転中心部の移動をガイドする回転中心ガイド部材と、
    を備え、
    前記係脱機構により前記駆動スライダと前記リアパネルスライダとが係合したときに、前記駆動スライダと前記パネル支持ステーとが車両前後方向に関して重なり代を有し、前記チルト回転中心部が前記係脱位置よりも車両前方に位置する構成としたことを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 前記カム結合部を、前記パネル支持ステーにそれぞれ後上がり状に形成される前後一対のカム溝と、前記リアパネルスライダに形成され、前記各カム溝に係合する前後一対のカムピンとから構成し、
    前記リアパネルのチルトダウン完了状態において、前記各カムピンを前記各カム溝の後端に位置させることにより、前記リアパネルスライダに対する前記リアパネルの位置決めを行うことを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置。
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