JP2006131163A - サンルーフ装置 - Google Patents

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貢市 堀田
Yoshitaka Higuchi
義高 樋口
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Abstract

【課題】 アイドリングチューブをフレームに固定する際に、工数を減らし、作業時間を短縮できるようにする。
【解決手段】 車体の天井に装着された前フレーム40には、把持部42と、閉塞部43とを設ける。そして、プッシュプルケーブル90を引いたときのプッシュプルケーブル90の余長分を収納するアイドリングチューブ110の端部開口周りを、把持部42の角板42A間で把持する。また、このアイドリングチューブ110の端部開口周りを閉塞部43内に挿入することにより、アイドリングチューブ110の端部開口周りを支持すると共にこのアイドリングチューブ110の端部開口を閉塞する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車体に装着されるサンルーフ装置に関するものである。
チルトスライド方式のサンルーフ装置の動作説明を図6に示す。図6はインナスライド式の場合である。(b)はスライドルーフ21が全閉となった状態であり、固定ルーフ22に形成された開口部23を閉塞している。チルトアップの場合、この状態から後上がりに傾斜して(a)に示すようにチルト全開位置となる。スライドオープンの場合には(b)の状態から一旦後下がりにチルトダウンし、その状態で(c)のようにスライドして(d)に示すようにスライド全開位置となる。スライドルーフ21の下部にはチルトスライド機構24を構成するスライダ25が位置し、このスライダ25にはモータに連結した駆動ケーブル、所謂プッシュプルケーブル(図示せず)の一端側が接続している。従って、モータが回転して、プッシュプルケーブルを介してスライダ25が前後方向にスライドすることで、前記したようなスライドルーフ21の各動作がなされる(例えば、特許文献1参照)。また、プッシュプルケーブルには、このプッシュプルケーブルを引いてスライドルーフ21をフロント側に駆動したときのプッシュプルケーブルの余長分を収容するためのアイドリングチューブが設けられている。
特開2002−274182号公報(段落0005、0006、図2)
ところで、前記した特許文献1によれば、アイドリングチューブの開口端から塵埃等の異物が侵入するのを防止するために、前記アイドリングチューブの開口端をプレス成形等により平たく押し潰して、この潰した部位をボルト等を用いて車体のフレームに固定している。しかし、このようなアイドリングチューブの固定方法は、作業に時間がかかり、工数が増えてコストが増大するという問題がある。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、アイドリングチューブを車体のフレームに固定する際に、工数を減らし、作業時間を短縮できるようにしたサンルーフ装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明のサンルーフ装置は、車体の固定ルーフと、前記固定ルーフに形成された開口を開閉するように設けられたサンルーフパネルと、前記開口の周縁下部に配設され、左右一対のガイドレールを有するフレームと、前記サンルーフパネルに連結してガイドレールに沿って移動可能となったスライダと、前記スライダを前記ガイドレールに沿って移動させるため、モータに噛合して一端側が前記スライダに接続されたプッシュプルケーブルと、前記プッシュプルケーブルの余長分を収容するアイドリングチューブとを備え、前記フレームには、前記アイドリングチューブの端部開口周りを支持してかつ閉塞する支持手段が形成されていることを特徴としている。
このような構成により、アイドリングチューブの端部開口周りを支持手段に係合させるだけで、この端部開口周りをフレームに固定した状態で安定して支持することができる。また、支持手段によりアイドリングチューブの端部開口を容易に閉塞することができ、この端部開口から塵埃等の異物が侵入するのを防止することができる。
本発明によれば、アイドリングチューブをフレームに固定する際に、工数を減らし、作業時間を短縮することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係るサンルーフ装置を装備した車両の平面図であり、図2は、図1中の前フレームを裏面側からみた図である。図3は、図2中のアイドリングチューブ、把持部および閉塞部を拡大して示す斜視図であり、図4は、閉塞部を第3の板部側からみた斜視図である。図5は、アイドリングチューブを取り外した状態を示す図3と同様の斜視図である。
図1ないし図3に示すように、サンルーフ装置10は、固定ルーフ30、前フレーム40、左サイドフレーム50、右サイドフレーム60、サンルーフパネル70、減速機付きモータ80、一方のプッシュプルケーブル90(以下、プッシュプルケーブル90という)、他方のプッシュプルケーブル91(以下、プッシュプルケーブル91という)、一方のガイドチューブ100(以下、ガイドチューブ100という)、他方のガイドチューブ101(以下、ガイドチューブ101という)、一方のアイドリングチューブ110(以下、アイドリングチューブ110という)、および他方のアイドリングチューブ111(以下、アイドリングチューブ111という)によって概ね構成されている。
固定ルーフ30は、車体である自動車の天井部を構成し、その中央には、略四角形状をなす開口30Aが形成されている。そして、固定ルーフ30の開口30Aの周縁下部には、開口30Aの左右両側縁に沿って前後方向に延在する左サイドフレーム50および右サイドフレーム60と、開口30Aの前縁に沿って左右方向に延在する前フレーム40とが、平面視略コ字状をなすように相互に結合された状態で配設されている。また、前フレーム40の長手方向中間部に位置する後記の第1の突出フレーム40Bには減速機付きモータ80が装着されている。さらに、左サイドフレーム50および右サイドフレーム60には、サンルーフパネル70の下面に取り付けられた左側,右側のスライダ(図6参照)を前後方向に摺動可能に案内する左側,右側のガイドレール(図示せず)が形成されている。
前フレーム40は、図2に示すように金属板を用いて略長方形状に形成されている。そして、前フレーム40は、左右方向に延びるフレーム本体40Aと、フレーム本体40Aの長手方向中間部から前方に突出した第1の突出フレーム40Bと、フレーム本体40Aの左右両側から前方に突出した第2の突出フレーム40Cおよび第3の突出フレーム40Dとを備えている。
プッシュプルケーブル90(図3参照)は、その一端側が前記右側のスライダに接続されている。そして、プッシュプルケーブル90は、その途中部位が減速機付きモータ80のピニオンに噛合している。そして、プッシュプルケーブル90は、前記右側のスライダと減速機付きモータ80との間に位置する部位がガイドチューブ100内に収納されている。また、プッシュプルケーブル90は、プッシュプルケーブル90を引いたときの余長分がアイドリングチューブ110内に収納されている。
また、プッシュプルケーブル91は、その一端側が前記左側のスライダに接続されている。そして、プッシュプルケーブル91についても、その途中部位が減速機付きモータ80のピニオンに噛合している。そして、プッシュプルケーブル91は、前記左側のスライダと減速機付きモータ80との間に位置する部位がガイドチューブ101内に収納されている。また、プッシュプルケーブル91は、プッシュプルケーブル91を引いたときの余長分がアイドリングチューブ111内に収納されている。
サンルーフパネル70は、例えばガラス製のパネルとして形成され、その全周縁部にはゴム材等の弾性体からなるウェザストリップ(図示せず)が取り付けられている。そして、サンルーフパネル70は、減速機付きモータ80で第1,第2のプッシュプルケーブル90,91を押し引き駆動することにより前記左右のスライダが左右のガイドレールに沿って前後方向に移動し、開口30Aを開閉するようになっている。
ここで、フレーム本体40Aの左端側には、ガイドチューブ100を径方向両側から把持する把持部41Aが形成されている。また、第2の突出フレーム40C、第1の突出フレーム40Bについても、ガイドチューブ100を径方向両側から把持する把持部41B,41Cが形成されている。さらに、第1の突出フレーム40B、第3の突出フレーム40Dには、アイドリングチューブ110を径方向両側から把持する把持部41D,41Eが形成されている。
また、図2ないし図4に示すように、アイドリングチューブ110の端部開口周りは、把持部42により支持されると共に、支持手段である閉塞部43内に挿入されている。そして、この把持部42は、2枚の角板42A,42Aからなり、これら角板42A,42Aは互いに前後方向に平行に配置され、フレーム本体40Aに設けられている。これにより、アイドリングチューブ110の端部開口周りは2枚の角板42A,42Aにより径方向両側から把持されている。そして、閉塞部43は、把持部42に近接して配置されている。
また、閉塞部43は、一端側がフレーム本体40Aに溶接された第1の板部43Aと、第1の板部43Aの他端側から略L字状に屈曲して延びてフレーム本体40Aに溶接された第2の板部43Bと、第1,第2の板部43A,43Bおよびフレーム本体40Aで囲まれた略四角形の開口を塞ぐ第3の板部43C(図4参照)とを有している。そして、アイドリングチューブ110の端部開口周りは、閉塞部43内に挿入されており、この状態で、当該端部開口を第3の板部43Cに突き当てている。これにより、アイドリングチューブ110の端部開口から塵埃等の異物が侵入するのを防止している。
一方、フレーム本体40Aの右端側には、ガイドチューブ101を径方向両側から把持する把持部41Fが形成されている。また、第3の突出フレーム40D、第1の突出フレーム40Bについても、ガイドチューブ101を径方向両側から把持する把持部41G,41Hが形成されている。さらに、第1の突出フレーム40B、第2の突出フレーム40Cには、アイドリングチューブ111を径方向両側から把持する把持部41J,41Kが形成されている。
また、図2に示すように、アイドリングチューブ111の端部開口周りについても、アイドリングチューブ110と同様に、把持部44により支持されると共に、支持手段である閉塞部45内に挿入されて、アイドリングチューブ111の端部開口が閉塞部45により閉塞されている。なお、把持部44および閉塞部45は、それぞれ前記把持部42および前記閉塞部43と同様の形状を有している。
このように構成される本実施形態では、アイドリングチューブ110,111の端部開口周りを把持部42,44に係合させるだけで、アイドリングチューブ110,111を前フレーム40のフレーム本体40Aに安定して支持させることができ、従来技術で述べたようにアイドリングチューブ110,111をわざわざボルト止めする必要がなくなり、作業性を向上することができる。
また、本実施形態では、アイドリングチューブ110,111の端部開口周りを閉塞部43,45内に挿入するだけで、把持部42,44と共にアイドリングチューブ110,111をフレーム本体40Aに一層安定して支持させることができ、アイドリングチューブ110,111をフレーム本体40Aに装着するときの作業性等をより高めることができる。
さらに、アイドリングチューブ110,111の端部開口周りを閉塞部43,45内に挿入するだけで、当該端部開口を閉塞することができ、アイドリングチューブ110,111内に塵埃等の異物が侵入するのを防止することができる。従って、従来技術で述べたように、保護チューブ100,101の開口端をプレス成形等により平たく押し潰す作業を省略することができ、作業性を向上することができる。
なお、本実施形態では、アイドリングチューブ110,111の端部開口周りを閉塞するために、アイドリングチューブ110,111を、閉塞部43,45内に挿入する構成とした場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、閉塞部43,45に替えて、アイドリングチューブ110,111の内径に対応した外径を有する円柱部材(棒状部材)を、アイドリングチューブ110,111内に差し込むようにしてもよい。
一実施形態に係るサンルーフ装置を装備した車両の平面図である。 図1中のサンルーフ装置を拡大して示す拡大図である。 図2中のアイドリングチューブ、把持部および閉塞部を拡大して示す斜視図である。 閉塞部を第3の板部側からみた斜視図である。 アイドリングチューブを取り外した状態を示す図3と同様の斜視図である。 サンルーフの側面作用説明図である。
符号の説明
10 サンルーフ装置
30 固定ルーフ
30A 開口
70 サンルーフパネル
80 減速機付きモータ
90 一方のプッシュプルケーブル
91 他方のプッシュプルケーブル
110 一方のアイドリングチューブ
111 他方のアイドリングチューブ
43,45 閉塞部(支持手段)

Claims (1)

  1. 車体の固定ルーフと、前記固定ルーフに形成された開口を開閉するように設けられたサンルーフパネルと、前記開口の周縁下部に配設され、左右一対のガイドレールを有するフレームと、前記サンルーフパネルに連結してガイドレールに沿って移動可能となったスライダと、前記スライダを前記ガイドレールに沿って移動させるため、モータに噛合して一端側が前記スライダに接続されたプッシュプルケーブルと、前記プッシュプルケーブルの余長分を収容するアイドリングチューブとを備えるサンルーフ装置であって、
    前記フレームには、前記アイドリングチューブの端部開口周りを支持してかつ閉塞する支持手段が形成されていることを特徴とするサンルーフ装置。
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