JP2010250129A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010250129A
JP2010250129A JP2009100371A JP2009100371A JP2010250129A JP 2010250129 A JP2010250129 A JP 2010250129A JP 2009100371 A JP2009100371 A JP 2009100371A JP 2009100371 A JP2009100371 A JP 2009100371A JP 2010250129 A JP2010250129 A JP 2010250129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
sub
slave
image forming
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009100371A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5388667B2 (ja
Inventor
Atsushi Otani
篤志 大谷
Shigeo Hatake
茂雄 畠
Akihiko Sakai
明彦 酒井
Shoji Takeda
庄司 武田
Satoru Yamamoto
悟 山本
Keita Takahashi
圭太 高橋
Hirotaka Seki
広高 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009100371A priority Critical patent/JP5388667B2/ja
Priority to US12/731,218 priority patent/US8341461B2/en
Priority to CN2010101498232A priority patent/CN101866124B/zh
Publication of JP2010250129A publication Critical patent/JP2010250129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5388667B2 publication Critical patent/JP5388667B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control

Abstract

【課題】分散制御システムを適用するとともに、各制御部におけるエラーの検出精度を向上させる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本画像形成装置は、画像形成装置の全体を制御するマスタ制御部と、画像形成を実行するための複数の機能を制御する複数のサブマスタ制御部と、複数の機能を実現するための負荷を制御する複数のスレーブ制御部とを備える。また、マスタ制御部は、各制御部が接続されている信号線及び前記接続ブリッジを用いて、前記エラーの診断処理を実行するための診断経路を決定し、決定された診断経路に従ってエラーの診断処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、階層構造を有する複数のCPU群を有する分散制御システムによって実現された画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用する画像形成装置のプリンタデバイス制御では、1CPUによる集中制御が行われている。しかし、制御の一点集中によるCPU負荷の増大によって、より高性能なCPUが必要となる。さらに、プリンタデバイスの負荷の増大に伴い制御通信束線を制御CPU基板から離れた負荷ドライバユニットまで引き回す必要があり、長大な制御通信束線が多数必要となっていた。このような問題を解決するために、電子写真システムを構成する各制御モジュールを個々のサブCPUに分割する制御形態が注目されている。
このように複数のCPUにより個々の部分モジュール制御機能を分割して制御システムを構築する例については、複写機以外のいくつかの制御機器製品分野で提案されている。例えば、車両のシステム等において分散制御システムが適用されている。しかし、集中制御による集中管理とは異なり、分散制御システムでは相互に協調しながら動作する複数の基板(CPU)が正しく動作を行うためにエラー検出を厳しく行う必要がある。
例えば、特許文献1では、複数のバス内で定期的に送信される定期メッセージを監視し、当該定期メッセージの通信状況から故障デバイスを検出するゲートウエイ装置が提案されている。また、特許文献2では、故障診断装置より擬似制御情報を送出することにより、自動車の不具合要因の特定を容易に行なう技術が提案されている。
特開2006−191338号公報 特開2002−301997号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。複数のCPUが協調制御を行う分散制御システムでは、個別に協調制御を行うCPUの動作確認と、エラーが発生した場合の故障部位の特定とが重要となる。しかし、集中的に故障を監視するデバイスを設けることで故障ノードの確認は可能であるが、監視専用のノードが必要となりコスト増加の要因となる。また、システムを階層構造で構成した場合に、上位の階層のトラフィックのみで故障の判定を行うと詳細な故障部位の特定を行うことが困難である。
テストモードで故障部位を検出することも有効であるが、画像形成装置に適用した場合に、動作中の不具合によって紙詰まりが発生した状態ではテストできる内容が制限されてしまう。さらに、動的なタイミングエラーが発生した場合や動作中の緊急停止処理の場合には、テストモードでの故障部位の検出は困難である。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、分散制御システムを適用するとともに、各制御部におけるエラーの検出精度を向上させる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成装置の全体を制御するマスタ制御部と、マスタ制御部により制御され、画像形成を実行するための複数の機能を制御する複数のサブマスタ制御部と、サブマスタ制御部により制御され、複数の機能を実現するための負荷を制御する複数のスレーブ制御部と、各制御部の間に接続された接続ブリッジであって、エラーが発生した場合にエラーの診断処理を実行するための接続ブリッジとを備え、マスタ制御部は、各制御部が接続されている信号線及び接続ブリッジを用いて、エラーの診断処理を実行するための診断経路を決定する決定部と、決定された診断経路に従ってエラーの診断処理を実行する実行部とを備えることを特徴とする。
本発明は、例えば、分散制御システムを適用するとともに、各制御部におけるエラーの検出精度を向上させる画像形成装置を提供できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置1000の概観を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成部300の構成例を示す断面図である。 第1の実施形態に係るマスタCPU、サブマスタCPU及びスレーブCPUの関連を模式的に示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るスレーブCPU802の構成例及びデバイス接続を示す図である。 第1の実施形態に係るCPU1401におけるステッピングモータ制御を説明する図である。 第1の実施形態に係るCPU1401におけるソレノイド駆動を説明する図である。 第1の実施形態に係るスレーブCPU602、603の構成例及びデバイス接続を示す図である。 第1の実施形態に係る動作確認時の各制御部におけるシーケンス図である。 第1の実施形態に係る詳細診断処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る搬送モジュールA280の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。 第1の実施形態に係る搬送モジュールA280の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。 第1の実施形態に係る作像モジュール282の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成>
以下では、図1乃至図13を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置1000の概観を示す図である。
画像形成装置1000は、自動原稿搬送装置100、画像読取部200、画像形成部300、及び操作部10を備える。図1に示すように、画像読取部200は、画像形成部300の上に載置されている。さらに、画像読取部200上には、自動原稿搬送装置(DF)100が載置されている。また、本画像形成装置1000は、複数の制御部(CPU)を用いて分散制御を実現する。各CPUの構成については、図3を用いて後述する。
自動原稿搬送装置100は、原稿を自動的に原稿台ガラス上に搬送する。画像読取部200は、自動原稿搬送装置100から搬送された原稿を読み取って画像データを出力する。画像形成部300は、自動原稿搬送装置100から出力された画像データやネットワークを介して接続された外部装置から入力された画像データに従って記録材に画像を形成する。操作部10は、ユーザが各種操作を行うためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を有する。さらに、操作部10は、タッチパネル等の表示部を有し、ユーザに対して情報を提示することもできる。
<画像形成部>
次に、図2を参照して、画像形成部300の詳細について説明する。図2は、第1の実施形態に係る画像形成部300の構成例を示す断面図である。なお、本実施形態の画像形成部300は電子写真方式を採用している。なお、図2の参照番号の末尾に示すアルファベットY、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのトナーに対応した各エンジンを示す。以下では、全てのトナーに対応するエンジンを示す場合は末尾のアルファベットY、M、C、Kを省略して参照番号を記載し、個別に示す場合は参照番号の末尾にアルファベットY、M、C、Kを付記して記載する。
像担持体としてフルカラー静電画像を形成するための感光ドラム(以下、単に「感光体」と称する。)225は、モータで矢印Aの方向に回転可能に設けられる。感光体225の周囲には、一次帯電装置221、露光装置218、現像装置223、転写装置220、クリーナ装置222、除電装置271が配置されている。
現像装置223Kはモノクロ現像のための現像装置であり、感光体225K上の潜像をKのトナーで現像する。また現像装置223Y、M、Cはフルカラー現像のための現像装置であり、現像装置223Y、M、Cは、感光体225Y、M、C上の潜像をそれぞれY、M、Cのトナーで現像する。感光体225上に現像された各色のトナー像は、転写装置220によって中間転写体である転写ベルト226に一括で多重転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
転写ベルト226は、ローラ227、228、229に張架されている。ローラ227は、駆動源に結合されて転写ベルト226を駆動する駆動ローラとして機能し、ローラ228は転写ベルト226の張力を調節するテンションローラとして機能する。また、ローラ229は、2次転写装置231としての転写ローラのバックアップローラとして機能する。転写ローラ脱着ユニット250は、2次転写装置231を転写ベルト226に接着させるか、又は離脱させるための駆動ユニットである。2次転写装置231を通過した後の転写ベルト226の下部にはクリーナブレード232が設けられており、転写ベルト226上の残留トナーがブレードで掻き落とされる。
給紙カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材(記録紙)は、レジストローラ255、給紙ローラ対235及び縦パスローラ対236、237によってニップ部、つまり2次転写装置231と転写ベルト226との当接部に給送される。なお、その際2次転写装置231は、転写ローラ脱着ユニット250によって転写ベルト226に当接されている。転写ベルト226上に形成されたトナー像は、このニップ部で記録材上に転写される。その後、トナー像が転写された記録材は、定着装置234でトナー像が熱定着されて装置外へ排出される。
給紙カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材の有無を検知するためのシートなし検知センサ243、244、245を備える。また、給紙カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材のピックアップ不良を検知するための給紙センサ247、248、249を備える。
ここで、画像形成部300による画像形成動作について説明する。画像形成が開始されると、給紙カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材は、ピックアップローラ238、239、254により1枚毎に給紙ローラ対235に搬送される。記録材は、給紙ローラ対235によりレジストローラ255へと搬送されると、その直前のレジストセンサ256により記録材の通過が検知される。
レジストセンサ256により記録材の通過が検知された時点で、本実施形態では所定の時間が経過した後に一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は停止しているレジストローラ255に突き当たり搬送が停止されるが、その際記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように搬送位置が固定され、記録材の搬送方向が搬送経路に対してずれた状態の斜行が補正される。以下では、この処理を位置補正と称する。位置補正は、以降の記録材に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。位置補正後、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は、2次転写装置231へ供給される。なお、レジストローラ255は、駆動源に結合され、クラッチによって駆動が伝えられることで回転駆動を行う。
次に、一次帯電装置221に電圧を印加して感光体225の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、帯電された感光体225上の画像部分が所定の露光部電位になるようにレーザスキャナ部からなる露光装置218で露光を行い潜像が形成される。露光装置218はプリンタ制御I/F215を介してコントローラ460より送られてくる画像データに基づいてレーザ光をオン、オフすることによって画像に対応した潜像を形成する。
また、現像装置223の現像ローラには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、上記潜像は、現像ローラの位置を通過する際にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は、転写装置220により転写ベルト226に転写され、さらに2次転写装置231で、給紙部より搬送された記録材に転写された後、レジスト後搬送パス268を通過し、定着搬送ベルト230を介して、定着装置234へと搬送される。
定着装置234では、まずトナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器251、252で帯電され、さらに定着ローラ233でトナー画像が熱定着される。その後、記録材は、排紙フラッパ257により排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙ローラ270によってそのまま排紙トレイ242に排紙される。感光体225上に残留したトナーは、クリーナ装置222で除去、回収される。最後に、感光体225は、除電装置271で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
画像形成装置1000によるカラーの画像形成開始タイミングは、Y、M、C、Kの同時転写であるため転写ベルト226上の任意の位置に画像形成を行うことが可能である。しかし、感光体225Y、M、C上のトナー像を転写する位置のずれ分をタイミング的にシフトさせながら画像形成開始タイミングを決定する必要がある。
なお、画像形成部300においては、記録材を連続的に給紙カセット240、241及び手差し給紙部253より給送させることが可能である。この場合、先行する記録材のシート長を考慮し、記録材が重なり合わないような最短の間隔で給紙カセット240、241及び手差し給紙部253からの給紙を行う。上述したように、位置補正後に、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は2次転写装置231へ供給されるが、2次転写装置231に到達すると、再びレジストローラ255が一時停止される。これは、後続の記録材に対して先行する記録材と同様に位置補正を行うためである。
次に、記録材の裏面に画像を形成する場合の動作について詳細に説明する。記録材の裏面に画像を形成する際には、まず記録材の表面への画像形成が先行して実行される。表面のみの画像形成であれば、定着装置234でトナー像が熱定着された後に、そのまま排紙トレイ242に排紙される。一方、引き続き裏面の画像形成を行なう場合、センサ269で記録材が検知されると、排紙フラッパ257により裏面パス259側に搬送パスが切り替えられ、それに併せた反転ローラ260の回転駆動により記録材が両面反転パス261に搬送される。その後、記録材は、送り方向幅の分だけ両面反転パス261に搬送された後に反転ローラ260の逆回転駆動により進行方向が切り替えられ、表面に画像形成された画像面を下向きにして両面パス搬送ローラ262の駆動により両面パス263に搬送される。
続いて、記録材は、両面パス263を再給紙ローラ264に向かって搬送されると、その直前の再給紙センサ265により通過が検知される。再給紙センサ265により記録材の通過が検知されると、本実施形態では所定の時間が経過した後に一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は、停止している再給紙ローラ264に突き当たり搬送が一時停止されるが、その際記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように位置が固定され、記録材の搬送方向が再給紙パス内の搬送経路に対してずれる斜行が補正される。以下では、この処理を再位置補正と称する。
再位置補正は、以降の記録材裏面に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。再位置補正後、再給紙ローラ264を起動させることにより、記録材は、表裏が逆転した状態で再度給紙パス266上に搬送される。その後の画像形成動作については、上述した表面の画像形成動作と同じであるためここでは省略する。このように表裏両面に画像形成された記録材は、そのまま排紙フラッパ257より排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙トレイ242に排紙される。
なお、本画像形成部300においては、両面印刷時においても、記録材の連続給送が可能である。しかしながら、記録材への画像形成や形成されたトナー像の定着などを行うための装置は1系統しか有していないため、表面への印刷と裏面への印刷を同時に行うことはできない。したがって、両面印刷時においては、画像形成部300に対し、給紙カセット240、241及び手差し給紙部253からの記録材と、裏面印刷のために反転させて画像形成部に再度給送された記録材とは交互に画像形成されることとなる。
本画像形成部300は、図2に示す各負荷を、後述する搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282、定着モジュール283という4つの制御ブロックに分けて各々が自律的に制御されている。さらに、これらの4つの制御ブロックを統括して画像形成装置として機能させるためのマスタモジュール284を有する。以下では、各モジュールの制御構成について図3を用いて説明する。
図3は、第1の実施形態に係るマスタCPU、サブマスタCPU及びスレーブCPUの関連を模式的に示す図である。本実施形態において、マスタモジュール284に備えられるマスタCPU(マスタ制御部/第1層制御部)1001は、プリンタ制御I/F215を介してコントローラ460より送られる指示及び画像データに基づいて画像形成装置1000の全体を制御する。また、画像形成を実行するための搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282、及び定着モジュール283は、各機能を制御するサブマスタCPU(サブマスタ制御部/第2層制御部)601、901、701、801を備える。サブマスタCPU601、901、701、801はマスタCPU1001により制御される。さらに、各機能モジュールは、さらに、各機能を実行するための負荷を動作させるためのスレーブCPU(スレーブ制御部/第3層制御部)602、603、604、605、902、903、702、703、704、705、706、802、803を備える。スレーブCPU602、603、604、605はサブマスタCPU601に、スレーブCPU902、903はサブマスタCPU901に、スレーブCPU702、703、704、705、706はサブマスタCPU701に、スレーブCPU802、803はサブマスタCPU801に制御される。
図3に示すように、マスタCPU1001と複数のサブマスタCPU601、701、801、901は共通のネットワーク型通信バス(第1信号線)1002によってバス接続される。サブマスタCPU601、701、801、901同士の間もネットワーク型通信バス(第1信号線)1002によってバス接続される。なお、マスタCPU1001と複数のサブマスタCPU601、701、801、901はリング接続されるものでもよい。サブマスタCPU601は、さらに、高速シリアル通信バス(第2信号線)612、613、614、615を介して、複数のスレーブCPU602、603、604、605のそれぞれと1対1接続(ピアツーピア接続)されている。同様に、サブマスタCPU701は、高速シリアル通信バス(第2信号線)711、712、713、714、715を介して、それぞれスレーブCPU702、703、704、705、706と接続される。サブマスタCPU801は、高速シリアル通信バス(第2信号線)808、809を介して、それぞれスレーブCPU802、803と接続される。サブマスタCPU901は、高速シリアル通信バス(第2信号線)909、910を介して、それぞれスレーブCPU902、903と接続される。ここで、高速シリアル通信バスは、短距離高速通信に用いられる。
本実施形態に係る画像形成装置1000において、タイミングに依存した応答性が必要とされる制御に関しては、各サブマスタCPUに統括された機能モジュール内で実現されるように機能分割されている。そのため、末端の負荷を駆動するための各スレーブCPUと各サブマスタCPUとの間の通信は、応答性のよい高速シリアル通信バスによって接続されている。つまり、上記第2信号線には、上記第1信号線よりもデータ転送のタイミング精度が高い信号線が用いられる。
一方、サブマスタCPU601、701、801、901とマスタCPU1001との間では、精密な制御タイミングを必要としない、画像形成動作の大まかな処理の流れを統括するようなやり取りだけが行われる。例えば、マスタCPU1001はサブマスタCPUに、画像形成前処理開始、給紙開始、画像形成後処理開始といった指示を出す。また、マスタCPU1001はサブマスタCPUに、コントローラ460から指示されたモード(例えばモノクロモードや両面画像形成モードなど)に基づいた指示を画像形成開始の前に出す。サブマスタCPU601、701、801、901のそれぞれの間でも、精密なタイミング制御を必要としないやり取りだけが行われる。すなわち、画像形成装置の制御を、相互に精密なタイミング制御を必要としない制御単位に分け、それぞれのサブマスタCPUがそれぞれの制御単位を精密なタイミングで制御する。これにより、本画像形成装置1000では、通信トラフィックを最小限に抑え、低速で安価なネットワーク型通信バス1002で接続することを可能としている。なお、マスタCPU、サブマスタCPU、及びスレーブCPUについては、実装される制御基板が必ずしも一律である必要はなく、装置実装上の事情に合わせて可変的に配置させることが可能である。
次に、図4を参照して、本実施形態における具体的なマスタCPU、サブマスタCPU、スレーブCPUの基板構成上の配置について説明する。図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。
本実施形態によれば、図4に示すように、様々な制御基板の構成を採用することができる。例えば、サブマスタCPU601とスレーブCPU602、603、604、605とは、同一の基板上に実装されている。また、サブマスタCPU701及びスレーブCPU702、703、704、又は、サブマスタCPU801及びスレーブCPU802、803のように、サブマスタCPUと個々のスレーブCPUが独立の基板として実装されてもよい。また、スレーブCPU705、706のように一部のスレーブCPUが同一の基板上に実装されてもよい。また、サブマスタCPU901及びスレーブCPU902のように、サブマスタCPUとスレーブCPUの一部だけが同一基板上に配置されてもよい。
また、図4に示すように、サブマスタCPUとスレーブCPU間のサブモジュール毎のシリアルバスにはサブモジュールを接続する接続ブリッジ(接続線)が備えられている。この接続はエラーが発生した場合に診断処理を実行するために使用される。接続線612bはマスタCPU1001とサブマスタCPU601の制御シリアルバス612を接続する。接続線612aは、サブマスタCPU601の制御シリアルバス612とスレーブCPU706とを接続する。接続線711aはサブマスタCPU701の制御シリアルバス711とスレーブCPU803とを接続する。接続線808aはサブマスタCPU801の制御シリアルバス808とスレーブCPU903とを接続する。接続線909bはマスタCPU1001とサブマスタCPU901の制御シリアルバス909とを接続する。
ここで、シリアルバス612、711、808、909は複数のバスマスタを許容するインタフェース形式になっている。スレーブCPU706はシリアルバス612上ではマスタとして動作する。同様に、スレーブCPU803、スレーブCPU903、及びマスタCPU1001は、それぞれシリアルバス711、シリアルバス909、シリアルバス612、909上でマスタとして動作する。
<スレーブCPU>
次に、図5乃至図8を参照して、スレーブCPUによる制御について説明する。図5は、第1の実施形態に係るスレーブCPU802の構成例及びデバイス接続を示す図である。図3のマスタCPU1001、サブマスタCPU801、スレーブCPU802、803を詳細に記載したもので、スレーブCPU802の内部構造と、デバイス接続を示した図でサブマスタCPU801とスレーブCPU802の構成モデルを示している。スレーブCPU802は、図5に示すようなデバイスを制御する。しかし、この構成例は制御内容を説明するためのもので、実際の機器構成を反映したものではない。
スレーブCPU802は、CPU1401、フラッシュメモリ1402、SRAM1403、ウォッチドックタイマ1404、割り込みコントローラ1405、汎用タイマ1406、1413、シリアルI/F1407、D/Aコンバータ1408、A/Dコンバータ1409、PWM生成器1410、1411、及びGPIO1412を備える。
CPU1401は、プログラムに従って周辺回路を使用しながら種々のデバイスを制御する。フラッシュメモリ1402は、CPU1401によって実行されるプログラムや、データを保持する。SRAM(Static Random Access Memory)1403は、CPU1401のワーク用のメモリである。
ウォッチドックタイマ1404は、CPU1401の動作状態を監視する。割り込みコントローラ1405は、シリアル通信などの内部の状態変化や、外部IOからの信号の変化を受けてCPU1401の処理の中断を促し、処理を切り替えるための割り込み要因を受け付け、状態変化に即応した処理を行なうために用いられる。汎用タイマ1406は、1ms周期の割り込みとして使用される。汎用タイマ1413は、モータ駆動信号を生成するための高速周期割り込みを発生する。本例では20μs周期の割り込みを発生させる。
シリアルI/F1407は、サブマスタCPU801及びスレーブCPU803との間でシリアル通信を行う。D/Aコンバータ1408は、デジタル信号をアナログ信号に変換し、複数のチャネルを備える。A/Dコンバータ1409は、アナログ信号をデジタル信号に変換し、複数のチャネルを備える。
PWM(パルス幅変調)生成器1410,1411は、汎用タイマを使用してPWM信号を生成する。GPIO(General Purpose I/O)1412は、複数の汎用入出力ポートを有する。
スレーブCPU802に接続された各負荷について説明する。1421は検出値をアナログ値で出力するアナログセンサを示す。1422は入力されるクロック周波数に応じてモータの励磁パターンを更新し、ステッピングモータを駆動するモータドライバを示す。1423,1430,1432は、複数のコイルを備え、コイルに流れる電流パターンに応じて回転するステッピングモータを示す。1424は入力される電圧を電流に変換しソレノイドを駆動するソレノイドドライバを示す。1425はコイルを流れる電流に応じて次回を発生させ内部のアクチュエータを吸引するソレノイドを示す。1426は入力される電圧を電流に変換し、ファンを駆動するファンドライバを示す。1427は機体冷却用のファンを示す。1428はLED(発光ダイオード)とフォトトランジスタで構成され、フォトトランジスタの入射光に応じて出力が変化するフォトインタラプタを示す。1429,1431は複数の相励磁パターン信号の入力に応じてモータの励磁パターンを更新するモータドライバを示す。
図5ではモータドライバへの制御信号は20μsの汎用タイマ1413に接続するように記載している。しかし、これはフラッシュメモリ1402に格納されたファームウェアがモータドライバ1422へのタイミング信号の生成を20μsの周期に設定した汎用タイマ1413の割り込みを使用してタイミング信号を生成していることを示しているだけである。実際には、GPIO1412のポートと接続されている。
<ステッピングモータ制御>
次に、CPU1401の処理内容について説明する。まず、図6を参照して、ステッピングモータ制御について説明する。図6は、第1の実施形態に係るCPU1401におけるステッピングモータ制御を説明する図である。
スレーブCPU802のCPU1401は、モータドライバ1422への駆動信号を汎用タイマ1413の周期で更新する。CPU1401は、シリアルI/F1407を介してサブマスタCPU801と制御情報を授受しながら、モータドライバ1422への駆動信号を制御することによりステッピングモータ1423,1430,1432の加減速制御を行う。
図6に示すstm_on、stm_stopコマンドはサブマスタCPU801からスレーブCPU802への指示コマンドを表す。モータが停止状態でstm_onコマンドが入力されると、CPU1401は、初期ホールドを行い、加速して定速搬送を行う。また、定速搬送中にstm_stopコマンドが入力されると、CPU1401は、減速させて、ホールド処理後に励磁をオフする。
<ソレノイド駆動>
次に、図7を参照して、ソレノイド駆動について説明する。図7は、第1の実施形態に係るCPU1401におけるソレノイド駆動を説明する図である。図7に示すSL_on、SL_offコマンドはサブマスタCPU801からスレーブCPU802への指示コマンドを示す。
SL_onコマンドが入力されると、CPU1401は、1601のホールドデューティでのPWM駆動を行う。また、ホールド時間が経過すると、CPU1401は、1602の定常駆動デューティでの駆動を継続する。一方、SL_offコマンドが入力されると、CPU1401は、1603に示すようにオンデューティを徐々に減らしながら励磁オフ状態に制御する。この場合、オンデューティの更新は1msの周期で行われる。
図8は、第1の実施形態に係るスレーブCPU602、603の構成例及びデバイス接続を示す図である。図8は、マスタCPU1001、サブマスタCPU601、スレーブCPU602〜605を詳細に記載したものであり、スレーブCPU602、603の内部構造と、デバイス接続を示す。スレーブCPU602の内部構成又はスレーブCPU602に接続されるデバイスは参照番号の末尾に”a”を付し、スレーブCPU603の内部構成又はスレーブCPU603接続されるデバイスは参照番号の末尾に”b”を付す。
スレーブCPU602は、カセット240に関連したピックアップローラ238を駆動させるための駆動源モータ606、シートなし検知センサ243、及び給紙センサ247を制御負荷とし、給紙パス266に記録材を引き渡すまでの制御を行う。スレーブCPU603は、カセット241に関連したピックアップローラ239を駆動させるための駆動源モータ607、シートなし検センサ244、給紙センサ248を制御負荷とし、給紙パス266に記録材を引き渡すまでの制御を行う。
スレーブCPU602の動作をスレーブCPU603で確認するためスレーブCPU602と制御デバイスとの接続線(信号線)の一部は動作の確認のためにスレーブCPU603に接続されている。確認のための接続図は簡単のためにスレーブCPU602とデバイスの接続部位をスレーブCPU603がモニタできる接続を示す。しかし、実際には相互に監視できるようにスレーブCPU603とデバイスの接続部位をスレーブCPU602がモニタできるように接続するようにすれば相互に動作を確認することができる。接続部分の説明を行う。なお、スレーブCPUの構成は、図5を用いて説明した構成と同様であるため、説明を省略する。
1802はアナログセンサ1421aの出力をA/Dコンバータ1409bでもモニタするための接続線を示す。1803はD/Aコンバータ1408aからアナログセンサ1421aへの基準電圧出力をA/Dコンバータ1409bでモニタするための接続線を示す。1804はPWM生成器1411aからのPWM波形をPWM生成器1410bに接続するための接続線を示す。1805は給紙センサ247からの状態信号をGPIO1412bに入力するための接続線を示す。1406はモータドライバ1429aの制御入力をGPIO1412bでモニタするための接続線を示す。1807はモータドライバ1429aの出力をモニタするための接続線を示し、電圧変換器1801及び接続線1808を経由してGPIO1412bに接続される。
スレーブCPU602とスレーブCPU603とは異なる給紙カセットから記録紙をピックアップして搬送する処理を制御する。したがって、この2つのスレーブCPU602、603は基本的に排他的に動作する。
<動作確認制御>
次に、図9を参照して、本実施形態における動作確認制御について説明する。ここで、動作確認制御とは、ある制御部が他の制御部の動作をモニタし、エラー検出を行う制御を示す。本実施形態によれば、動作中の他の制御部の動作を監視する制御部は、非動作中の制御部となる。したがって、各制御部は、他の制御部の動作を監視して、エラー診断を行う監視部を有する。図9は、第1の実施形態に係る動作確認時の各制御部におけるシーケンス図である。ここでは、プリントジョブを実行する際のマスタCPU1001、サブマスタCPU601、スレーブCPU602、スレーブCPU603及びスレーブCPU605の処理について説明する。
ステップS2001でユーザからプリントジョブの開始を受け付けると、マスタCPU1001は、プリントジョブを開始し、ステップS2002において、サブマスタCPU601にジョブ通知と動作要求を命令する。続いて、ステップS2003において、サブマスタCPU601は、マスタCPU1001に応答(Ack)を通知する。さらに、ステップS2004において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU603に対して、スレーブCPU602の動作を監視するように要求する。ここでは、プリントジョブにおいて、スレーブCPU602を介して給紙制御が行われることを前提としているため、スレーブCPU603に対して監視要求が通知される。ステップS2005において、スレーブCPU603は、監視要求に対する応答をサブマスタCPU601に対して通知する。
次に、ステップS2006において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU602に対してモータを駆動し紙ピックアップ搬送を行う要求(stm_onコマンド)を通知する。これに対して、ステップS2007において、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601に対してAckを通知する。ここで、ステップS2008、S2009において、スレーブCPU603は、サブマスタCPU601とスレーブCPU602間の通信をモニタする。図9では、ステップS2008、S2009のように、スレーブCPU603の監視動作を点線矢印で示している。
ステップS2010において、スレーブCPU602は、モータ607を駆動し、紙ピックアップ搬送を実行する。紙搬送を実行し、給紙センサ247のレベル変化(紙検知状態:rise)を検知すると、ステップS2011において、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601に対して給紙センサ247のステータス変化を通知する。これに対して、ステップS2012において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU602に対してAckを通知する。なお、ステップS2013、S2014において、スレーブCPU603は、サブマスタCPU601とスレーブCPU602との間で送受信されるコマンドを監視する。
給紙センサ247のレベル変化の通知を受けると、ステップS2015において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU605に対してモータ609〜611の駆動開始(stm_onコマンド)を通知する。これに対して、ステップS2016において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU601に対してAckを通知する。さらに、ステップS2017において、スレーブCPU605は、モータの駆動を開始する。その後、レジストセンサ256の変化を検出(紙検知状態:rise)すると、ステップS2018において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU601にレジストセンサ256のステータス変化を通知する。これに対して、ステップS2019において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU605に対してAckを通知する。
次に、ステップS2020、S2022において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU605に対してモータ609−611の駆動停止を、スレーブCPU602に対してモータ607の駆動停止(stm_stopコマンド)を通知する。これに対して、ステップS2021、S2023において、スレーブCPU605、スレーブCPU602は、それぞれサブマスタCPU601に対してAckを通知する。なお、ステップS2024、S2025において、スレーブCPU603は、サブマスタCPU601とスレーブCPU602との間で送受信されるコマンドを監視する。
ここで、ステップS2026において、スレーブCPU603は、例えば、停止命令を受信したにもかかわらずスレーブCPU602がモータ607の駆動を継続していることを検出する。すると、ステップS2027において、スレーブCPU603はサブマスタCPU601に対してエラー通知を行う。これに対して、ステップS2028において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU603に対してAckを通知する。
エラー通知を受けると、ステップS2029において、サブマスタCPU601は、マスタCPU1001に異常の検出を通知する。これに対して、ステップS2030において、マスタCPU1001は、サブマスタCPU601に対してAckを通知し、ステップS2031において異常が検出された情報を操作部10に対してエラー表示を行うように制御する。
次に、ステップS2032において、サブマスタCPU601は、モータの緊急停止を行うためにハード又はコマンドによるリセット要求をスレーブCPU602に発行し、モータの緊急停止を促すとともに、モータ電源の強制オフ処理を行なう。これに対して、ステップS2033において、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601に対してAckを通知する。なお、ステップS2034、S2035において、スレーブCPU603は、サブマスタCPU601とスレーブCPU602との間で送受信されるコマンドを監視する。
次に、ステップS2036、S2040において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU602とスレーブCPU603に対して詳細診断要求を通知する。これに対して、ステップS2037、S2041において、スレーブCPU602、スレーブCPU603は、サブマスタCPU601に対してAckを通知するとともに、ステップS2042において、互いに協調しながら詳細診断を実行する。ここでの詳細診断は、例えば、エラー内容及びエラー箇所を特定する。
その後、ステップS2043、S2045において、スレーブCPU602、スレーブCPU603は、それぞれの判定結果であるエラー内容及びエラー箇所を含むエラー情報をサブマスタCPU601に通知する。これに対して、ステップS2044、S2046において、サブマスタCPU601は、それぞれスレーブCPU602及びスレーブCPU603に対してAckを通知する。さらに、ステップS2047において、サブマスタCPU601は、各スレーブCPUの通知結果を照合して故障部位の詳細判定を行い、マスタCPU1001に結果を通知する。ステップS2048において、マスタCPU1001は、結果通知を受けエラー内容の詳細をユーザに報知(例えば、表示部に表示する。)し、ユーザがエラー修復を容易に行えるようにサポートする。
本実施形態では、図4に示す接続線612b、612a、711a、808a、909bを使用してサブモジュール外のスレーブCPU又はマスタCPU1001が他のサブモジュールの動作を監視する。例えば、スレーブCPU705は接続線612aを介して、サブマスタCPU601の制御シリアルバス612と接続されている。スレーブCPU705はカラーのY色に関わる制御を担当しており、モノクロモードではIDLEとなる。従ってモノクロモードでは、サブマスタCPU601とスレーブCPU602〜605の動作状態をシリアルバスの通信をモニタすることにより監視することが可能である。
<詳細診断処理>
次に、図10を参照して、図9のステップS2042における詳細診断処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る詳細診断処理の処理手順を示すフローチャートである。詳細診断では、故障している基板、通信線を特定する制御が行われる。システム内でエラーが発生すると、マスタCPU1001の指示により詳細診断処理が行なわれる。詳細診断処理は、第1診断処理と、第2診断処理とを含み、第1診断処理では通信路のチェックを行い、第2診断処理では故障個所を特定する。
詳細診断処理を開始すると、ステップS2100において、マスタCPU1001は、自らのプログラムデータの破損確認、ワークRAMの動作の確認、ネットワーク型通信バス1002との接続確認等の自分自装置の診断を行う。さらに、マスタCPU1001は、診断結果が正常であるか否かを判定する。ここで、正常である場合はステップS2101に進み、異常である場合はステップS2160に進む。ステップS2160において、マスタCPU1001は、コントローラ460に対してエラー通知を行い、コントローラ460に異常処理の実行を指示するとともに、電源の供給及びコマンドの発行を強制停止させる。
一方、診断結果が正常である場合は、ステップS2101において、マスタCPU1001は、ネットワーク型通信バス1002の通信確認を行う。続いて、ステップS2102において、マスタCPU1001は、上位ネットワークの全てのノードとの通信が正常であるか否かを判定する。つまり、全てのサブマスタCPUが通信可能であるか否かを判定する。ここで、全てのサブマスタCPUの通信が正常であればステップS2103に進み、少なくとも1つのサブマスタCPUの通信が異常であればステップS2120に進む。
ステップS2103において、マスタCPU1001は、決定部として機能し、診断経路を決定する。具体的には、マスタCPU、サブマスタCPU、及びスレーブCPUを含む各CPUを接続した複数の接続線のうち、何れの接続線を経由して詳細診断処理を実行するかが決定される。ここで、診断経路は、サブマスタCPU経由として決定される。診断経路を決定すると、ステップS2104において、マスタCPU1001は、実行部として機能し、全サブマスタCPUに対して、サブモジュール単位の第1診断処理の実行を指示する。第1診断処理では、サブモジュール構成要素の通信可否の確認と、各サブマスタCPU、スレーブCPUの自己診断が行われる。ステップS2105において、マスタCPU1001は、第1診断処理が終了したか否かを判定する。ここで、各サブマスタCPU及びスレーブCPUは、自装置の第1診断処理が終了すると、診断結果をマスタCPU1001に通知する。したがって、マスタCPU1001は、全てのCPUから第1診断処理の終了通知を受信したか否かを判定する。全てCPUにおいて、第1診断処理が終了すると、ステップS2106に進む。ステップS2106において、マスタCPU1001は、操作部10の表示部に第1診断処理の結果を表示する。
第1診断処理が終了すると、ステップS2107において、マスタCPU1001は、詳細な故障部位を特定するために第2診断処理の実行を各サブマスタCPUに指示する。第1診断処理と同様に、ステップS2108において、マスタCPU1001は、各サブマスタCPUから第2診断処理の結果を受信したと判定すると、ステップS2109に進み、第2診断処理の結果を操作部10の表示部に表示し、詳細診断処理を終了する。
ステップS2102で少なくとも1つのサブマスタCPUの通信が異常であると判定すると、ステップS2120において、マスタCPU1001は、図4に示す接続線612b、612a、711a、808a、909bを使用して診断経路を決定する。診断経路を決定すると、ステップS2121において、マスタCPU1001は、決定した複数の診断経路を経由してサブモジュールに対して第1診断処理の実行を指示する。その後、ステップS2122において、マスタCPU1001は、全てのサブモジュール単位での第1診断処理が終了したか否かを判定し、終了したと判定するとステップS2123に進む。ステップS2123において、マスタCPU1001は、各サブモジュールから受信した診断結果を、操作部10の表示部に表示する。
次に、ステップS2124において、マスタCPU1001は、各サブマスタCPUが通信可能か否かの情報に基づき、第2診断処理の実行が可能であるか否かを判定する。ここで、第2診断処理の実行が可能なサブマスタCPUがあると判定すると、ステップS2125に進み、マスタCPU1001は、第2診断処理の実行が可能なサブマスタCPUに対して第2診断処理の実行を指示する。続いて、ステップS2126において、マスタCPU1001は、全てのサブマスタCPUでの第2診断処理が終了したか否かを判定し、終了するとステップS2127に進み、診断結果を操作部10の表示部に表示し、詳細診断処理を終了する。
一方、ステップS2124で第2診断処理の実行が不可能であると判定されたサブマスタCPUに対しては、ステップS2128において、マスタCPU1001は、第2診断処理を行うことなく、通信確認状況を操作部10の表示部に表示し、詳細診断処理を終了する。
以下では、図11乃至図13を参照して、故障状況に応じた、各CPU間の診断処理時のコマンドフローについて説明する。診断処理は、全サブモジュールについて行なわれるが、簡単のため1つのモジュールについてのみ記載する。
図11は、第1の実施形態に係る搬送モジュールA280の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。図11では、ネットワーク型通信バス1002の通信においてサブマスタCPU601の通信のみが途絶したことを想定している。なお、図11では、各コマンドに対する応答(Ack)についても記載しているが、説明を容易にするため、Ackについての説明は省略する。また、図11において、コマンドに対するAckが記載されていない場合は、当該コマンド通知の失敗を示す。つまり、ステップS2203及びS2205のコマンド通知は、正常な応答が戻されていないため、失敗していることを示す。
まず、ステップS2203において、マスタCPU1001は、搬送モジュールA280を統括するサブマスタCPU601に対して通信確認要求を発行する。ここで、要求に対する応答が無いため、ステップS2204において、マスタCPU1001は、全てのサブモジュールに対してリセット信号線を使用してハードウエアリセットを発行する。その後、ステップS2205において、マスタCPU1001は、サブマスタCPU601に対して再び通信確認要求を発行する。ここで、サブマスタCPU601の応答が無いため、ステップS2206において、マスタCPU1001は、診断経路をサブマスタCPU701経由に切り替え、サブマスタCPU701に対して搬送モジュールA280の通信確認要求を発行する。
通信確認要求を受けると、ステップS2208において、サブマスタCPU701は、接続線612aを介してスレーブCPU605に対して通信確認要求を送信する。通信確認要求を受信すると、ステップS2209において、スレーブCPU605は、自らのプログラムデータの破損確認、ワークRAMの動作の確認、シリアルバス612との接続確認等の自己診断を行う。その後、ステップS2220において、スレーブCPU605は、シリアルバス612を介してサブマスタCPU601との通信を試みる。コマンドを受信すると、ステップS2221において、サブマスタCPU601は、自己診断を行い、ステップS2222おいてスレーブCPU605に自己診断結果を付加して返信する。
以降同様に、ステップS2223〜S2231において、スレーブCPU605はシリアルバス612に接続されるスレーブCPU602〜604に対して通信確認を行う。各スレーブCPUは、自己診断を行い、自己診断結果を付加して返信する。搬送モジュールA280の全デバイスとの通信確認が終了すると、ステップS2232において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU701に対して確認結果を通知する。その後、ステップS2234において、サブマスタCPU701は、マスタCPU1001に対して受信した確認結果を通知する。
通信確認が終了すると、ステップS2236において、マスタCPU1001は、診断すべき項目を通信確認結果に応じて決定し、通信確認を行ったパスを経由して第2診断処理をサブマスタCPU701に対して要求する。ステップS2238において、サブマスタCPU701は、スレーブCPU605に対して第2診断処理の実行を要求する。ステップS2240において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU601に対して第2診断処理の実行を要求する。
ステップS2242において、サブマスタCPU601は、マスタCPU1001との通信が不良となっている理由を通信確認で使用したパスを介して送受レベルを確認し、マスタCPU1001とネットワーク型通信バス1002との接続状態を確認する。次に、ステップS2243〜S2252において、サブマスタCPU601は、各スレーブCPU602〜605に対して、第2診断処理の実行要求を通知し、複数のスレーブCPUを連携させながら、相互の動作確認を指示する。その後、ステップS2253において、搬送モジュールA280は、モジュール全体で相互診断を行う。その後、ステップS2260〜S2268において、各スレーブCPUは、診断結果をサブマスタCPU601に送信する。
診断結果を受信すると、ステップS2270において、サブマスタCPU601は、スレーブCPU605に対して、診断結果を送信する。ステップS2272において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU701に対して診断結果を送信する。さらに、ステップS2274において、サブマスタCPU701は、マスタCPU1001に対して、診断結果を送信する。ステップS2276において、マスタCPU1001は、診断結果を操作部10の表示部に表示するとともに、エラー状態を回避する処理、電源の一部遮断等のエラー処理を行う。
<変形例>
次に、図12を参照して、図11のコマンドフローにおける変形例について説明する。図12は、第1の実施形態に係る搬送モジュールA280の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。図12では、ネットワーク型通信バス1002の通信がすべて途絶したことを想定している。なお、図12では、各コマンドに対する応答(Ack)についても記載しているが、説明を容易にするため、Ackについての説明は省略する。また、図12において、コマンドに対するAckが記載されていない場合は、当該コマンド通知の失敗を示す。つまり、ステップS2303、S2305及びS2306のコマンド通知は、正常な応答が戻されていないため、失敗していることを示す。
まず、ステップS2303において、マスタCPU1001は、搬送モジュールA280を統括するサブマスタCPU601に対して通信確認要求を発行する。ここで、要求に対する応答が無いため、ステップS2304において、マスタCPU1001は、全てのサブモジュールに対してリセット信号線を使用してハードウエアリセットを発行する。その後、ステップS2305において、マスタCPU1001は、サブマスタCPU601に対して再び通信確認要求を発行する。ここで、サブマスタCPU601の応答が無いため、ステップS2306において、マスタCPU1001は、診断経路をサブマスタCPU701経由に切り替え、サブマスタCPU701に対して搬送モジュールA280の通信確認要求を発行する。ここで、サブマスタCPU701からの応答が無いため、ステップS2308において、マスタCPU1001は、接続線612bを介して、スレーブCPU605に対して搬送モジュールA280の通信確認要求を発行する。
通信確認要求を受けると、ステップS2309において、スレーブCPU605は、自らのプログラムデータの破損確認、ワークRAMの動作の確認、シリアルバス612との接続確認等の自己診断を行う。その後、ステップS2320において、スレーブCPU605は、シリアルバス612を介してサブマスタCPU601との通信を試みる。コマンドを受信すると、ステップS2321において、サブマスタCPU601は、自己診断を行い、ステップS2322においてスレーブCPU605に自己診断結果を付加して返信をする。
以降同様に、ステップS2323〜S2331において、スレーブCPU605はシリアルバス612に接続されるスレーブCPU602〜604に対して通信確認を行う。各スレーブCPUは、自己診断を行い、自己診断結果を付加して返信する。搬送モジュールA280の全デバイスとの通信確認が終了すると、ステップS2340において、スレーブCPU605は、マスタCPU1001に対して確認結果を通知する。
通信確認が終了すると、ステップS2342において、マスタCPU1001は、診断すべき項目を通信確認状態に応じて決定し、通信確認を行ったパスを経由して第2診断処理をスレーブCPU605に対して要求する。ステップS2344において、スレーブCPU605は、サブマスタCPU601に対して第2診断処理の実行を要求する。
ステップS2346において、サブマスタCPU601は、マスタCPU1001との通信が不良となっている理由を通信確認で使用したパスを介して送受レベルを確認し、マスタCPU1001とネットワーク型通信バス1002との接続状態を確認する。次に、ステップS2347〜S2356において、サブマスタCPU601は、各スレーブCPU602〜605に対して、第2診断処理の実行要求を通知し、複数のスレーブCPUを連携させながら、相互の動作確認を指示する。その後、ステップS2357において、搬送モジュールA280は、モジュール全体で相互診断を行う。その後、ステップS2360〜S2369において、各スレーブCPUは、診断結果をサブマスタCPU601に送信する。
ステップS2370において、サブマスタCPU601は、受信した診断結果を、スレーブCPU605に送信する。ステップS2372において、スレーブCPU605は、受信した診断結果をマスタCPU1001に送信する。ステップS2374において、マスタCPU1001は、受信した診断結果を操作部10の表示部に表示し、エラー状態を回避する処理、電源の一部遮断等のエラー処理を行う。
次に、図13を参照して、作像モジュールにおける詳細診断処理について説明する。図13は、第1の実施形態に係る作像モジュール282の診断を行う際のコマンドフローを示す図である。図13では、ネットワーク型通信バス1002及び作像モジュール282内部での通信エラーが発生したことを想定している。なお、図13は、図11及び図12と基本的なフローは同じであるため、簡略化して説明する。また、図13では、各コマンドに対する応答(Ack)についても記載しているが、説明を容易にするため、Ackについての説明は省略する。また、図13において、コマンドに対するAckが記載されていない場合は、当該コマンド通知の失敗を示す。つまり、ステップS2403、S2408、S2410、S2411、S2420、S2425及びS2435のコマンド通知は、正常な応答が戻されていないため、失敗していることを示す。
まず、ステップS2403において、マスタCPU1001は、作像モジュール282を統括するサブマスタCPU701に対して通信確認要求を発行する。ここで、応答が無いため、ステップS2304において、マスタCPU1001は、ハードウエアリセットを発行し、ステップS2408でサブマスタCPU701に対して再び通信確認要求を発行する。ここで、応答が無いため、通信確認のためのパスを順次切り替えて通信確認を行う。
ステップS2410〜S2414において、マスタCPU1001は、各CPUに通信確認を行い、通信が正常に行えるCPUを特定する。ここでは、スレーブCPU903との通信が正常であることとする。その後、ステップS2420〜S2440において、スレーブCPU903は、他のCPUに対して通信確認を行い、ステップS2442においてマスタCPU1001に対して津新結果を通知する。ステップS2444において、マスタCPU1001は、サブマスタCPU701との通信ができなかったため、第2診断処理の実行は行なわず、通信確認の結果を操作部10の表示部に表示し、エラー状態を回避する処理、電源の一部遮断等のエラー処理を行う。
以上説明したように、本実施形態では、通常動作では使用しない診断用の接続線612b、612a、711a、808a、909bを設ける。これにより、本実施形態では、通常動作の通信にエラーが発生した場合であっても、上記接続線を使用して診断処理を実行するための通信パスを確保することができる。単純に通信ラインを二重化した場合、通信ライン故障に対する保証は可能であるが、階層構造をもった本発明のような形態では複数の通信パスを備えた形態の方が様々な状況のエラーに対応でき、故障時の診断精度の向上を図ることができる。よって、本実施形態に係る画像形成装置では、機器故障時の修復が容易化され、必要最小限の修理で復旧させることが可能となる。
<他の実施形態>
次に、他の実施形態について説明する。第1の実施形態では、シリアルバス612、711、808、909が複数のバスマスタを許容するインタフェース形式になっている。したがって、スレーブCPU706はシリアルバス612上ではマスタとして動作する。同様に、スレーブCPU803、スレーブCPU903、マスタCPU1001は、それぞれシリアルバス711、シリアルバス909、シリアルバス612及びシリアルバス909上でマスタとして動作する。
しかし、シリアルバス形式が単一のマスタのみしか許容しないバスも想定される。したがって、通常は上記CPUをスレーブとして動作させ、各シリアルバスのマスタがシリアルバスを使用した通信を正常に行えないときのみマスタとして動作させるようにしてもよい。
601:サブマスタCPU、602:スレーブCPU、603:スレーブCPU、604:スレーブCPU、605:スレーブCPU、701:サブマスタCPU、801:サブマスタCPU、901:サブマスタCPU、1000:画像形成装置、1001:マスタCPU

Claims (7)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成装置の全体を制御するマスタ制御部と、
    前記マスタ制御部により制御され、画像形成を実行するための複数の機能を制御する複数のサブマスタ制御部と、
    前記サブマスタ制御部により制御され、前記複数の機能を実現するための負荷を制御する複数のスレーブ制御部と、
    各制御部の間に接続された接続ブリッジであって、エラーが発生した場合にエラーの診断処理を実行するための前記接続ブリッジと
    を備え、
    前記マスタ制御部は、
    各制御部が接続されている信号線及び前記接続ブリッジを用いて、前記エラーの診断処理を実行するための診断経路を決定する決定部と、
    決定された前記診断経路に従って前記エラーの診断処理を実行する実行部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定部は、
    前記信号線を介して各制御部と通信を行い、正常な応答を戻した制御部への信号線を用いて前記診断経路を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定部は、
    前記信号線を介して各制御部と通信を行い、正常な応答を戻した制御部への信号線及び前記接続ブリッジを用いて前記診断経路を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 各スレーブ制御部は、
    非動作中である場合に、動作中の他の前記スレーブ制御部の動作を監視してエラー診断を行う監視部を備え、
    前記マスタ制御部は、
    前記監視部によってエラーが検知された場合に、前記エラーの診断処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記診断処理は、エラーの箇所及び内容を特定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記実行部は、
    前記診断処理の結果を、ユーザに対して報知することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記マスタ制御部と、前記複数のサブマスタ制御部との間は、第1信号線によって接続され、
    前記複数のサブマスタ制御部と、前記複数のスレーブ制御部との間は、前記第1信号線よりもデータ転送のタイミング精度が高い第2信号線によって接続されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP2009100371A 2009-04-16 2009-04-16 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5388667B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009100371A JP5388667B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 画像形成装置
US12/731,218 US8341461B2 (en) 2009-04-16 2010-03-25 Image forming apparatus
CN2010101498232A CN101866124B (zh) 2009-04-16 2010-04-16 图像形成设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009100371A JP5388667B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010250129A true JP2010250129A (ja) 2010-11-04
JP5388667B2 JP5388667B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42957896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009100371A Expired - Fee Related JP5388667B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8341461B2 (ja)
JP (1) JP5388667B2 (ja)
CN (1) CN101866124B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198822A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Fujitsu Ltd 情報処理装置、制御装置および異常ユニット判定方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5542787B2 (ja) * 2011-12-08 2014-07-09 シャープ株式会社 画像形成装置
JP6816345B2 (ja) * 2015-04-24 2021-01-20 富士電機株式会社 駆動制御装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129656A (ja) * 1988-11-09 1990-05-17 Ricoh Co Ltd 複写機システム制御方法
JPH05181760A (ja) * 1991-12-27 1993-07-23 Sharp Corp Cpuの暴走監視装置
JPH05183673A (ja) * 1992-01-07 1993-07-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH11146116A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP2001016382A (ja) * 1999-04-27 2001-01-19 Ricoh Co Ltd デジタル複写機およびデジタル複写機システム
JP2004158000A (ja) * 2002-10-18 2004-06-03 Canon Inc 電子機器およびその異常を診断する方法
JP2004287673A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 故障診断システム、情報処理装置に使用される接続デバイス、プログラム
JP2006293138A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2132050B (en) 1982-10-18 1986-10-22 Canon Kk Facsimile system
JP2001169032A (ja) 1999-09-30 2001-06-22 Ricoh Co Ltd デジタル複写機、画像形成システム、およびデジタル複写機のスレーブ機
US7006249B2 (en) 2001-01-18 2006-02-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming system
JP2002301997A (ja) 2001-04-04 2002-10-15 Mitsubishi Electric Corp 自動車の故障診断装置
EP1376344A3 (en) * 2002-06-17 2005-08-24 Seiko Epson Corporation Apparatus and method of rewriting firmware
JP2004093599A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および回路基板
DE10250189A1 (de) 2002-10-28 2004-05-13 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Verwaltung einer Steuervariablen eines Drucksystems mit Hilfe einer Datenbasis
JP4343515B2 (ja) 2002-10-31 2009-10-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
DE10333932A1 (de) * 2003-07-25 2005-02-24 Robert Bosch Gmbh Synchronisation von datenverarbeitenden Einheiten
JP2006021359A (ja) 2004-07-06 2006-01-26 Seiko Epson Corp 印刷制御装置、印刷管理装置、印刷制御方法、印刷管理方法、印刷制御プログラム、印刷管理プログラム
JP2006095828A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2006191338A (ja) 2005-01-06 2006-07-20 Fujitsu Ten Ltd バス内のデバイスの故障診断を行うゲートウエイ装置
JP2006256275A (ja) 2005-03-18 2006-09-28 Canon Inc 装置および画像形成装置
JP4804215B2 (ja) * 2006-04-25 2011-11-02 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
JP4987450B2 (ja) * 2006-12-15 2012-07-25 株式会社リコー 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129656A (ja) * 1988-11-09 1990-05-17 Ricoh Co Ltd 複写機システム制御方法
JPH05181760A (ja) * 1991-12-27 1993-07-23 Sharp Corp Cpuの暴走監視装置
JPH05183673A (ja) * 1992-01-07 1993-07-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH11146116A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP2001016382A (ja) * 1999-04-27 2001-01-19 Ricoh Co Ltd デジタル複写機およびデジタル複写機システム
JP2004158000A (ja) * 2002-10-18 2004-06-03 Canon Inc 電子機器およびその異常を診断する方法
JP2004287673A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 故障診断システム、情報処理装置に使用される接続デバイス、プログラム
JP2006293138A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012198822A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Fujitsu Ltd 情報処理装置、制御装置および異常ユニット判定方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101866124A (zh) 2010-10-20
CN101866124B (zh) 2012-11-21
US20100268989A1 (en) 2010-10-21
JP5388667B2 (ja) 2014-01-15
US8341461B2 (en) 2012-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5480598B2 (ja) 画像形成装置
JP5646866B2 (ja) 媒体搬送装置
JP5610799B2 (ja) 画像形成装置
JP5366600B2 (ja) 画像形成装置
JP5388667B2 (ja) 画像形成装置
JP6065453B2 (ja) 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP5539075B2 (ja) 情報処理装置
JP5676950B2 (ja) 画像形成装置
JP2006293138A (ja) 画像形成装置
JP5486297B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2004034577A (ja) 印刷装置
JP5388836B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2001117436A (ja) 電子写真装置
JP2014230237A (ja) 故障診断装置、画像形成装置及び故障診断システム
US8503013B2 (en) Image forming apparatus
JPH0990820A (ja) 画像形成装置およびオプション機器
JP4031667B2 (ja) 画像形成装置
JP2021135360A (ja) 画像形成装置
JP2010193225A (ja) シリアル転送装置、シリアル転送システム及びシリアル転送システムを備えた画像形成装置
JP2011107423A (ja) 画像形成装置
JP2011013418A (ja) 画像形成装置
JP2007148057A (ja) カラー画像形成装置
JP2011164976A (ja) 電子機器
JP2012014056A (ja) 画像形成装置
JPH1144982A (ja) 現像装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131008

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees