JP2007148057A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、転写ユニットと感光体との接触状態を適切に切り換えて画像形成性能と感光体等の部品の耐久性の双方を向上させるカラー画像形成装置に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、画像データが単色ページであり、少なくともブラックの感光体ドラム22K以外の感光体ドラム22Y、22M、22Cの残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であると、転写ユニット21と全ての感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kが接触する全接触状態で単色画像を形成し、少なくとも感光体ドラム22Y、22M、22Cの残寿命が所定残寿命以下であると、感光体ドラム22Kのみが転写ユニット21に接触する単色接触状態で単色画像を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カラー画像形成装置に関し、詳細には、転写ユニットと感光体との接触状態を適切に切り換えて画像形成性能と感光体等の部品の耐久性の双方を向上させるカラー画像形成装置に関する。
従来からカラー画像形成装置には、種々のタイプのものがあり、その中でも走査光学系に半導体レーザ等を用いた電子写真方式のカラー画像形成装置は、カラー画像信号(カラー画像データ)に応じて変調されたレーザビームを感光体に照射して静電潜像を形成し、この静電潜像を対応する色のトナーで現像した後に、最終的に各色のトナー画像を重ね合わせて用紙に転写してカラー画像を形成する構成となっている。そして、カラー画像形成装置で印刷する通常の文書は、白黒画像で構成されている白黒文書、カラー画像で構成されているカラー文書及び白黒画像とカラー画像が混在している白黒カラー混在文書とに大別される。
このような電子写真方式を利用したカラー画像形成装置には、大きく分けて、1つの感光体ドラムを利用した1ドラム方式と4つの感光体ドラムを利用した4ドラム方式とがある。
1ドラム方式は、1つの感光体ドラム上に1色のトナー画像を生成して中間転写ベルト上に転写する処理をC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の各色毎に繰り返し行なって4色重ねのトナー画像を生成した後、この中間転写ベルト上の4色重ねのトナー画像を1枚の用紙上に一括して転写することで、カラー画像を形成する。
一方、4ドラム方式は、4個の感光体ドラム上にそれぞれ各色のトナー画像を同時に生成した後、最終的に各色のトナー画像を1枚の用紙上に順次重ね合わせて転写することで、カラー画像を形成する。
上記1ドラム方式の場合、カラー印刷モードで印刷を行なうためには、転写処理(感光体ドラムから中間転写ベルトへのトナー画像の転写)を4回行なう必要があるが、白黒印刷モードで印刷を行なうためには、転写処理が1回で済むため、白黒印刷モードの方が、印刷速度が速く、一般的に、白黒印刷モードはカラー印刷モードの4倍程度早く印刷を完了させることができる。
一方、4ドラム方式の場合は、上述のように、4個の感光体ドラム上に同時にそれぞれの色のトナー画像を形成して各色のトナー画像を1枚の用紙に重ね合わせて転写するため、通常、白黒印刷モードとカラー印刷モードとでは1ドラム方式の場合ほど速度差が出ないので、カラー印刷モードと白黒印刷モードとの印刷モードの切り換えを自動的に行なう場合のメリットは、印刷速度よりも、稼動部品等の耐久寿命を延ばしたり、印刷コストを下げることにメリットがある。
そして、4ドラム方式のカラー画像形成装置においては、白黒印刷モードで印刷を行なう場合、K(ブラック)用の感光体ドラムにブラックのトナー画像のみを生成し、このブラックのトナー画像をK用の転写部によって1枚の用紙に転写させるが、その際に他色(CMY)用の転写部は動作させないことが多い。このように白黒印刷モードでの印刷時に、ブラック以外の他の色の転写部を動作させないのは、転写にかかる部品の耐久性を考慮したものであり、白黒印刷モードとカラー印刷モードとでは印刷速度に差があるなどの印刷処理が異なることが理由である。
すなわち、白黒印刷モードまたはカラー印刷モードへの印刷モードの切り換えを行なう際には、なんらかの機械上の切換動作が発生し、通常の印刷速度よりも大きく性能が落ちてしまうことになる。また、機械的な切り換えを数多く行なうことにより、カラー画像形成装置の機械部分(部品)が保証する切換回数を短期間のうちに消費して、部品の寿命を短くすることになる。
したがって、できるだけ印刷モードの切換回数を減らしつつ、白黒画像の印刷を行なうときには、できるだけ白黒印刷モードによりブラック単色での印刷を行なえるようにすることが望ましい。
そこで、従来、印刷情報の連続する白黒ページの区間を、1ページ当たりの白黒印刷速度、カラー印刷速度、カラーモードから白黒モードへの切換時間と白黒モードからカラーモードへの切換時間の和時間を比較してモード切換を行うか否か制御して印刷するカラー/白黒モード切換方法が提案されている(特許文献1参照)。この従来技術は、ページ単位で白黒モードとカラーモードの切換を制御しようとしている。
また、白黒印刷モードまたはカラー印刷モードへの印刷モードの切り換えを印刷データに基づいて自動的に行うとともに、1つの印刷ジョブの実行中は、カラー印刷モードから白黒印刷モードへの切り換えを禁止するカラー印刷装置が提案されている(特許文献2参照)。この従来技術は、印刷ジョブ単位で白黒印刷モードとカラー印刷モードとの切換を制御しようとしている。
特開2001−301240号公報 特開2001−121788号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、印刷処理全体のスループットやカラー画像形成装置の耐久性を向上させるとともに、印刷コストを削減するうえで改良の必要があった。
すなわち、特許文献1記載の従来技術にあっては、ページ単位で白黒モードとカラーモードの切換を制御しているため、印刷する文書によっては、印刷モードを切り換えることで、逆にパフォーマンスが低下したり、装置(部品)の耐久性が低下するという問題がある。
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、ジョブ単位で印刷モードの切り換えを行っているため、カラー画像と白黒画像が混在する文書では、カラー画像を白黒画像として印刷したり、白黒画像であってもカラー印刷モードで印刷する事態が発生し、印刷コストの上昇や装置(部品)の耐久性を低下を招くという問題があった。
そこで、本発明は、白黒カラー混在文書を印刷する場合においても、印刷処理全体のスループットや装置の耐久性を向上させるとともに、印刷コストを削減することのできるカラー画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のカラー画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成して当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態とを生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、少なくとも前記単色用感光体以外の感光体の残寿命を検知する感光体寿命検知手段を備え、画像データが単色ページのときに、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記単色接触状態として、単色画像を形成することにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明のカラー画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成し当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態と生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、前記離接駆動手段の残寿命を検知する離接駆動寿命検知手段を備え、画像データが単色ページのときに、当該接離駆動寿命検知手段が当該接離駆動手段の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記離接駆動手段によって前記単色接触状態として、単色画像を形成し、当該接離駆動寿命検知手段が当該接離駆動手段の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記全接触状態で単色画像を形成することにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明のカラー画像形成装置は、回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成し当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態と生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、少なくとも前記単色用感光体以外の感光体の残寿命を検知する感光体寿命検知手段と、前記離接駆動手段の残寿命を検知する離接駆動寿命検知手段とを備え、画像データが単色ページのときに、前記接離駆動寿命検知手段が前記接離駆動手段の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、前記接離駆動寿命検知手段が前記接離駆動手段の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記感光体寿命検知手段の検知結果を判別して、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記単色接触状態として、単色画像を形成することにより、上記目的を達成している。
上記各場合において、例えば、請求項4に記載するように、前記カラー画像形成装置は、画像形成速度を優先させる速度優先モードを備え、画像データが単色ページのときに、当該速度優先モードに設定されていると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該速度優先モードに設定されていないと、前記感光体寿命検知手段または/及び前記接離駆動寿命検知手段の検出結果に基づいて前記全接触状態と前記単色接触状態とを切り換えて単色画像を形成するものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記カラー画像形成装置は、耐久性を優先させる耐久性優先モードを備え、画像データが単色ページのときに、当該耐久性優先モードに設定されていると、前記単色接触状態で単色画像を形成し、当該耐久性優先モードに設定されていないときに、前記感光体寿命検知手段または/及び前記接離駆動寿命検知手段の検出結果に基づいて前記全接触状態と前記単色接触状態とを切り換えて単色画像を形成するものであってもよい。
本発明のカラー画像形成装置によれば、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、転写ユニットと感光体とを、全接触状態と単色接触状態とに切り換えて画像形成するに際して、画像データが単色ページのときに、感光体の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であると、全接触状態で単色画像を形成し、感光体の残寿命が所定残寿命以下であると、単色接触状態として、単色画像を形成するので、画像形成コストを削減しつつ、画像品質の向上と画像処理速度を向上させることができるとともに、感光体の寿命を適切に延ばすことができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図6は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置1を含む印刷システムPSのシステム構成図である。
図1において、印刷システムPSは、カラー画像形成装置1とクライアント装置2がネットワーク3に接続されており、ネットワーク3としては、LAN(Local Area Network)等が用いられている
クライアント装置2は、ユーザの使用するパーソナルコンピュータであり、OS(Operating System)、アプリケーション及びプリンタドライバ等を搭載している。クライアント装置2では、ユーザがアプリケーションを使用して作成したデータの印刷指示が当該アプリケーションで行われる。クライアント装置2は、印刷指示が実行されると、当該データをクライアント装置2の搭載するOS上のプリンタドライバに渡し、プリンタドライバが印刷データと印刷要求を生成する。クライアント装置2は、プリンタドライバの生成した印刷ジョブと印刷要求を印刷ジョブとしてネットワーク3を介してカラー画像形成装置1に送信する。
カラー画像形成装置1は、4ドラム方式の電子写真方式でクライアント装置2から送信されてきた印刷ジョブのデータを用紙に記録出力するものであり、カラーのプリンタ、複写装置、ファクシミリ装置等が用いられる。カラー画像形成装置1は、印刷ジョブが送られてくると、当該印刷ジョブの内容に対応するプログラム、多くの場合は、プリンタ記述言語の処理系プログラムを起動し、印刷ジョブを逐次処理して、印刷を実行する。
このカラー画像形成装置1は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、表示・入力部14及び記憶部15等を備えているとともに、エンジンコントローラ、プリントエンジン20及び給紙部30(図2及び図3参照)等を備えており、上記主要各部は、バス16により接続されている。
ROM12は、カラー画像形成装置1用のOS、印刷プロセスに必要な各種制御プログラムや後述する印刷モード切換制御処理を伴う印刷処理プログラム、PDL処理系やシステムの初期設定値等が格納されており、RAM13は、CPU11のワークメモリとして利用される。
CPU11は、ROM12内のプログラムに基づいて、カラー画像形成装置1全体の動作の制御を行って、カラー画像形成装置1としての処理を実行するとともに、後述する印刷モード切換制御処理を伴う印刷処理プログラムを実行する。
表示・入力部14は、カラー画像形成装置1を操作するのに必要な各種キーを備えているとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)やLED(Light Emitting Diode)等のランプを備え、操作キーからは、カラー画像形成装置1を利用した画像出力処理に必要な各種操作や後述するように印刷モード切換制御処理を伴う印刷処理プログラムでの各種操作が行われ、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やカラー画像形成装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
記憶部15は、例えば、ハードディスク(HDD)や外部装着されたフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−RW(Compact Disc Rewritable )等で構成され、複数ページの印刷データ(白黒印刷データまたはカラー印刷データ)やこれらの印刷データに基づいて作成されるイメージデータ等の各種データを記憶する。このイメージデータは、ラスタライズ(ビットマップ)化されたものである。
プリントエンジン20及び給紙部30は、図2及び図3に示すように概略構成されており、プリントエンジン20は、所定長さにわたって配設された転写ユニット21に沿って用紙の搬送方向(図2及び図3の左方向)に上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kが並んで配設されており、図示しないが、これらの各感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kの周囲には、各感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kに各色のトナー画像を形成するのに必要な各部、例えば、除電部、帯電部、光書込部、現像部及びクリーニング部等の現像ユニットが配設されている。
転写ユニット21は、用紙搬送方向下流側端部分を中心として、用紙搬送方向上流側端部が上下方向に揺動可能に取り付けられており、図示しないリフトモータ(離接駆動手段)によって駆動されることで、図2に示すように、全ての感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kに接触している全接触状態と、図3に示すように、単色用感光体であるブラックの感光体ドラム22Kのみが接触し他の感光体ドラム22Y、22M、22Cが離れたブラック接触状態(単色接触状態)との2つの状態に揺動する。なお、本実施例では、転写ユニット21が揺動することで転写ユニット21と感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kとを接離しているが、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kが転写ユニット21に対して離接方向に移動することで、離接してもよい。
この転写ユニット21の下流側には、定着部23が配設されており、定着部23は、トナー画像の転写された用紙を搬送しつつ加熱・加圧して、用紙上のトナー画像を用紙に定着させる。
カラー画像形成装置1の本体筐体1aの側面には、排紙トレイ24が配設されており、画像形成されて定着の完了した用紙が排紙トレイ24上に排出される。
上記給紙部30は、複数枚の用紙を収納する給紙トレイ31及び給紙ローラ32等を備えており、給紙ローラ32によって給紙トレイ31内の用紙を1枚ずつ分離してプリントエンジン20に供給する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のカラー画像形成装置1は、ページ画像データがカラーか白黒(モノクロ)であるかによって転写ユニット21の状態を全接触状態とブラック接触状態とに切り換えるとともに、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kの寿命や転写ユニット21をリフトさせるリフトモータの寿命に基づいて転写ユニット21の状態を全接触状態とブラック接触状態とに切り換える。
すなわち、カラー画像形成装置1は、図4に示すように、ネットワーク3を介してクライアント装置2から印刷データが送られてくると、当該印刷データをROM12内のプログラムに基づいて解析し、RAM13内にマッピングされている描画領域に印刷データ(描画データ)を格納する。CPU11は、この印刷データのRAM13への格納に際して、ROM12のプログラム(印刷データ管理プログラム)により、上記生成した1ページ目の描画データがカラー画像(カラーページ)であるか白黒(モノクロ)画像(白黒ページ)であるかを判別し(ステップS101)、カラー画像であると、転写ユニット21を図2に示した全接触状態のカラーモードとして、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるカラー画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS102)。
ステップS101で、描画データがモノクロ画像であると、CPU11は、印刷速度(画像形成速度)を優先させる速度優先モードが設定されているかチェックする(ステップS103)。このモード設定は、表示・入力部14のキー操作またはクライアント装置2からのコマンドによって、設定することができ、設定可能なモードとしては、上記速度優先モードと、状況に応じて速度と耐久性の双方を優先させる速度優先/高耐久両用モードがあり、ユーザが適宜設定することができる。
ステップS103で、速度優先モードに設定されていると、CPU11は、印刷速度(画像形成速度)を優先させるために、転写ユニット21を図3に示したブラック接触状態へと切り換えることなく、図2に示した全接触状態のまま、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるモノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。この全接触状態でのモノクロ印刷を行う場合、実際に印刷に使用されるのは、ブラックの感光体ドラム22Kのみであるが、他の感光体ドラム22Y、22M、22Cも回転駆動されるため、これらの感光体ドラム22Y、22M、22Cを駆動させるためのメーカ機構や感光体ドラム22Y、22M、22Cが消耗され、これらの耐久性に影響を与えるが、転写ユニット21のカラーモードからモノクロモードへの動作変更を行わないため、カラー画像とモノクロ画像の混在する混在画像を印刷する場合においても、高速での印刷処理を行うことができる。
ステップS103で、速度優先モードに設定されていないときには、CPU11は、速度優先/高耐久両用モードに設定されているかチェックし(ステップS105)、速度優先/高耐久両用モードに設定されているときには、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの寿命が所定の残寿命となったことを示す感光体ドラム寿命ニアエンドセンサ(感光体寿命検知手段)が検出されたかチェックする(ステップS106)。
ステップS106で、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサが検出されないときには、CPU11は、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの寿命が十分にあると判断して、速度を優先させて、図2に示した全接触状態のまま、モノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。
ステップS106で、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサが検出されたときには、CPU11は、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの寿命があまりないと判断して、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kの高耐久を優先させて、リフトモータによって転写ユニット21を図3に示したブラック接触状態へと切り換え、ブラックの感光体ドラム22Kのみを使用してブラック1色によるモノクロ画像の印刷を行って、処理を終了する(ステップS107)。
また、ステップS105で、設定モードが速度優先/高耐久両用モードではないときには、CPU11は、通常の耐久モードであると判断して、リフトモータによって転写ユニット21を図3に示したブラック接触状態へと切り換え、ブラックの感光体ドラム22Kのみを使用してブラック1色によるモノクロ画像の印刷を行って、処理を終了する(ステップS107)。
このように、本実施例のカラー画像形成装置1は、画像データがカラー画像であるか単色画像(モノクロ画像)であるかをページ単位で判別して、転写ユニット21と感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kとを、全接触状態とブラック接触状態(単色接触状態)とを切り換えて画像形成するに際して、画像データが単色ページのときに、少なくともブラックの感光体ドラム22K(単色用感光体)以外の感光体ドラム22Y、22M、22Cの残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であると、全接触状態で単色画像を形成し、感光体ドラム22K(単色用感光体)以外の感光体ドラム22Y、22M、22Cの残寿命が所定残寿命以下であると、ブラック接触状態で単色画像を形成している。
したがって、画像品質の向上と画像処理速度を向上させることができるとともに、感光体の寿命を適切に延ばすことができる。
なお、上記処理においては、モノクロ画像の場合、速度優先/高耐久両用モードに設定されていると、感光体ドラムの寿命が所定の残寿命となったことを示す感光体ドラム寿命ニアエンドセンサの検出結果に基づいて、全接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とブラック接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とを切り換えているが、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサの検出結果にのみ基づく切換処理に限るものではなく、例えば、図5に示すように、転写ユニット21を駆動させるリフトモータの寿命が所定の残寿命となったことを示すリフトモータ寿命ニアエンドセンサの検出結果に基づいて、全接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とブラック接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とを切り換えてもよい。なお、図5においては、図4の印刷モード切換制御処理を伴う印刷処理の処理ステップと同様の処理ステップには、同一のステップナンバーを付して、説明を簡略化する。
すなわち、カラー画像形成装置1は、図5に示すように、ネットワーク3を介してクライアント装置2から印刷データが送られてくると、当該印刷データをROM12内のプログラムに基づいて解析し、RAM13内にマッピングされている描画領域に印刷データ(描画データ)を格納する。CPU11は、この印刷データのRAM13への格納に際して、ROM12の印刷データ管理プログラムにより、上記生成した1ページ目の描画データがカラー画像(カラーページ)であるか白黒(モノクロ)画像(白黒ページ)であるかを判別し(ステップS101)、カラー画像であると、転写ユニット21を図2に示した全接触状態のカラーモードとして、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるカラー画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS102)。
ステップS101で、描画データがモノクロ画像であると、CPU11は、速度優先モードが設定されているかチェックし(ステップS103)、速度優先モードに設定されていると、図2に示した全接触状態のまま、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるモノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。
ステップS103で、速度優先モードに設定されていないときには、CPU11は、速度優先/高耐久両用モードに設定されているかチェックし(ステップS105)、速度優先/高耐久両用モードに設定されているときには、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されたかチェックする(ステップS201)。
ステップS201で、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されたときには、CPU11は、リフトモータの寿命があまりないと判断して、リフトモータの寿命を優先して、リフトモータを駆動させることなく、図2に示した全接触状態のまま、モノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。すなわち、リフトモータ等のモータは、ユーザが部品交換可能なものではなく、サービスマンを呼んで交換してもらう必要があり、負担がかからない制御とする必要があるため、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されたときには、リフトモータを駆動させて、図2の全接触状態から図3に示した離間したブラック接触状態へと移行するのではなく、リフトモータを駆動させることなく、図2に示した全接触状態のまま、モノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する。
ステップS201で、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されないときには、CPU11は、リフトモータの寿命が十分にあると判断して、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの高耐久を優先させて、転写ユニット21を図3に示したブラック接触状態へと切り換え、ブラックの感光体ドラム22Kのみを使用してブラック1色によるモノクロ画像の印刷を行って、処理を終了する(ステップS107)。
このようにすると、画像品質の向上と画像処理速度を向上させることができるとともに、リフトモータの寿命を適切に延ばすことができる。
また、上記各処理においては、モノクロ画像の場合、速度優先/高耐久両用モードに設定されていると、感光体ドラムの寿命が所定の残寿命となったことを示す感光体ドラム寿命ニアエンドセンサの検出結果と転写ユニット21を駆動させるリフトモータの寿命が所定の残寿命となったことを示すリフトモータ寿命ニアエンドセンサの検出結果のいずれかに基づいて、全接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とブラック接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とを切り換えているが、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサの検出結果とリフトモータ寿命ニアエンドセンサの検出結果のいずれかにのみ基づく切換処理に限るものではなく、例えば、図6に示すように、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサとリフトモータ寿命ニアエンドセンサの双方の検出結果に基づいて、全接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とブラック接触状態でのモノクロ画像の印刷処理とを切り換えてもよい。なお、図6においては、図4の印刷モード切換制御処理を伴う印刷処理の処理ステップと同様の処理ステップには、同一のステップナンバーを付して、説明を簡略化する。
すなわち、カラー画像形成装置1は、図6に示すように、ネットワーク3を介してクライアント装置2から印刷データが送られてくると、当該印刷データをROM12内のプログラムに基づいて解析し、RAM13内にマッピングされている描画領域に印刷データ(描画データ)を格納する。CPU11は、この印刷データのRAM13への格納に際して、ROM12の印刷データ管理プログラムにより、上記生成した1ページ目の描画データがカラー画像(カラーページ)であるか白黒(モノクロ)画像(白黒ページ)であるかを判別し(ステップS101)、カラー画像であると、転写ユニット21を図2に示した全接触状態のカラーモードとして、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるカラー画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS102)。
ステップS101で、描画データがモノクロ画像であると、CPU11は、速度優先モードが設定されているかチェックし(ステップS103)、速度優先モードに設定されていると、図2に示した全接触状態のまま、全接触状態でのモノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。
ステップS103で、速度優先モードに設定されていないときには、CPU11は、速度優先/高耐久両用モードに設定されているかチェックし(ステップS105)、速度優先/高耐久両用モードに設定されているときには、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されたかチェックする(ステップS301)。
ステップS301で、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されたときには、CPU11は、リフトモータの寿命があまりないと判断して、リフトモータの寿命を優先して、リフトモータを駆動させることなく、図2に示した全接触状態のまま、4つの感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kを使用して4色によるモノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。
ステップS301で、リフトモータ寿命ニアエンドセンサが検出されないときには、CPU11は、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサが検出されたかチェックし(ステップS302)、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサが検出されないときには、CPU11は、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの寿命が十分にあると判断して、速度を優先させて、図2に示した全接触状態のまま、モノクロ画像の印刷処理を行って処理を終了する(ステップS104)。
ステップS302で、感光体ドラム寿命ニアエンドセンサが検出されたときには、CPU11は、ブラック以外の他の3個の感光体ドラム22Y、22M、22Cの寿命があまりないと判断して、高耐久を優先させて、転写ユニット21を図3に示したブラック接触状態へと切り換え、ブラックの感光体ドラム22Kのみを使用してモノクロ画像の印刷を行って、処理を終了する(ステップS107)。
このようにすると、画像品質の向上と画像処理速度を向上させることができるとともに、感光体ドラム22Y、22M、22C、22Kとリフトモータの双方の寿命を適切に延ばすことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
カラーモードと単色モードで感光体ドラムと転写ユニットを相対的に接離させて画像形成するカラー画像形成装置一般に適用することができる。
本発明のカラー画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置を含む印刷システムのシステム構成図。 図1のカラー画像形成装置の転写ユニットが各色の感光体ドラムに接触する全接触状態のプリントエンジン及び給紙部の概略構成図。 図1のカラー画像形成装置の転写ユニットがブラックのみの感光体ドラムに接触するブラック接触状態のプリントエンジン及び給紙部の概略構成図。 図1のカラー画像形成装置による感光体寿命に基づく転写ユニットの状態切換処理を含む画像印刷処理を示すフローチャート。 図1のカラー画像形成装置によるリフトモータ寿命に基づく転写ユニットの状態切換処理を含む画像印刷処理を示すフローチャート。 図1のカラー画像形成装置による感光体寿命とリフトモータ寿命に基づく転写ユニットの状態切換処理を含む画像印刷処理を示すフローチャート。
符号の説明
PS 印刷システム
1 カラー画像形成装置
1a 本体筐体
2 クライアント装置
3 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・入力部
15 記憶部
16 バス
20 プリントエンジン
21 転写ユニット
22Y、22M、22C、22K 感光体ドラム
23 定着部
24 排紙トレイ
30 給紙部
31 給紙トレイ
32 給紙ローラ

Claims (5)

  1. 回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成して当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態とを生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、少なくとも前記単色用感光体以外の感光体の残寿命を検知する感光体寿命検知手段を備え、画像データが単色ページのときに、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記単色接触状態として、単色画像を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成し当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態と生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、前記離接駆動手段の残寿命を検知する離接駆動寿命検知手段を備え、画像データが単色ページのときに、当該接離駆動寿命検知手段が当該接離駆動手段の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記離接駆動手段によって前記単色接触状態として、単色画像を形成し、当該接離駆動寿命検知手段が当該接離駆動手段の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記全接触状態で単色画像を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 回転駆動される複数の感光体と、各色用の画像データに基づいて前記各感光体に各色の静電潜像を形成し当該静電潜像に各色の現像剤を供給して各色のトナー画像を形成する現像ユニットと、当該各感光体上の各色のトナー画像を用紙または中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する転写ユニットと、前記転写ユニットと前記各色の感光体のうち単色画像を形成するための単色用感光体以外の感光体とを相対的に移動させて、前記全ての感光体と前記転写ユニットとを接触させた全接触状態と前記単色用感光体のみと前記転写ユニットとを接触させた単色接触状態と生成する離接駆動手段と、を備え、画像データがカラー画像であるか単色画像であるかをページ単位で判別して、前記転写ユニットと前記感光体とを、当該画像データがカラーページであると、前記離接駆動手段で前記全接触状態としてカラー画像を形成し、当該画像データが単色ページであると、前記接離駆動手段で前記単色接触状態として単色画像を形成するカラー画像形成装置であって、少なくとも前記単色用感光体以外の感光体の残寿命を検知する感光体寿命検知手段と、前記離接駆動手段の残寿命を検知する離接駆動寿命検知手段とを備え、画像データが単色ページのときに、前記接離駆動寿命検知手段が前記接離駆動手段の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、前記接離駆動寿命検知手段が前記接離駆動手段の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記感光体寿命検知手段の検知結果を判別して、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が所定の残寿命よりも長い残寿命であることを検出すると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該感光体寿命検知手段が当該感光体の残寿命が前記所定残寿命以下であることを検知すると、前記単色接触状態として、単色画像を形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 前記カラー画像形成装置は、画像形成速度を優先させる速度優先モードを備え、画像データが単色ページのときに、当該速度優先モードに設定されていると、前記全接触状態で単色画像を形成し、当該速度優先モードに設定されていないと、前記感光体寿命検知手段または/及び前記接離駆動寿命検知手段の検出結果に基づいて前記全接触状態と前記単色接触状態とを切り換えて単色画像を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記カラー画像形成装置は、耐久性を優先させる耐久性優先モードを備え、画像データが単色ページのときに、当該耐久性優先モードに設定されていると、前記単色接触状態で単色画像を形成し、当該耐久性優先モードに設定されていないときに、前記感光体寿命検知手段または/及び前記接離駆動寿命検知手段の検出結果に基づいて前記全接触状態と前記単色接触状態とを切り換えて単色画像を形成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098612A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Ricoh Elemex Corp 画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法

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