JP2010243249A - ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2010243249A
JP2010243249A JP2009090210A JP2009090210A JP2010243249A JP 2010243249 A JP2010243249 A JP 2010243249A JP 2009090210 A JP2009090210 A JP 2009090210A JP 2009090210 A JP2009090210 A JP 2009090210A JP 2010243249 A JP2010243249 A JP 2010243249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
stepping motor
interval
induced signal
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009090210A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ogasawara
健治 小笠原
Saburo Manaka
三郎 間中
Akira Takakura
昭 高倉
Chikashi Motomura
京志 本村
Takanori Hasegawa
貴則 長谷川
Kosuke Yamamoto
幸祐 山本
Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
Kazuo Kato
一雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2009090210A priority Critical patent/JP2010243249A/ja
Priority to US12/798,293 priority patent/US20100254226A1/en
Priority to CN201010155732A priority patent/CN101860312A/zh
Publication of JP2010243249A publication Critical patent/JP2010243249A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/02Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step specially adapted for single-phase or bi-pole stepper motors, e.g. watch-motors, clock-motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/36Protection against faults, e.g. against overheating or step-out; Indicating faults
    • H02P8/38Protection against faults, e.g. against overheating or step-out; Indicating faults the fault being step-out

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

【課題】駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別できるようにすること。
【解決手段】通常負荷の状態において、ステッピングモータ107の検出区間を、ロータを中心とするXY座標の第3象限においてロータの正方向回転状況を判定する第1区間、第3象限においてロータの正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する第2区間、第3象限におけるロータの最初の逆方向回転状況を判定する第3区間、第3象限におけるロータの最初の逆方向回転後の回転状況を判定する第4区間に区分し、制御回路103は、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間において検出したときは当該第2区間に続く第3区間を長くし、第1区間乃至第4区間における誘起信号VRsのパターンに基づいてステッピングモータ107を駆動制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路及び前記ステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計に関する。
従来から、ロータ収容孔及びロータの停止位置を決める位置決め部を有するステータと、前記ロータ収容孔内に配設されたロータと、コイルとを有し、前記コイルに交番信号を供給して前記ステータに磁束を発生させることによって前記ロータを回転させると共に、前記位置決め部に対応する位置に前記ロータを停止するようにしたステッピングモータがアナログ電子時計等に使用されている。
前記ステッピングモータの制御方式として、ステッピングモータを主駆動パルスによって駆動した際に、前記ステッピングモータの回転自由振動によって生じる誘起信号を検出することによって回転したか否かを検出し、回転したか否かに応じて、パルス幅の異なる主駆動パルスに変更して駆動する、あるいは、主駆動パルスよりもパルス幅の大きい補正駆動パルスによって強制的に回転させる補正駆動方式が使用されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、特許文献4では、前記ステッピングモータの回転を検出する際に、誘起信号の検出に加え、検出時刻を基準時間と比較判別する手段を設け、主駆動パルスP11でステッピングモータを回転駆動した後、誘起信号が所定の基準しきい電圧Vcompを下回ると補正駆動パルスP2を出力し、次の主駆動パルスP1は前記主駆動パルスP11よりエネルギの大きい主駆動パルスP12に変更して駆動する。主駆動パルスP12で回転したときの検出時刻が基準時間より早いと、主駆動パルスP12から主駆動パルスP11に変更することによって、駆動時の負荷に応じた主駆動パルスP1で回転し、消費電流を低減している。
しかしながら、ロータの自由振動による誘起信号のピーク発生時刻は、負荷に比べて駆動エネルギが大きくなると早まり、駆動エネルギが小さくなると遅れる傾向がある。また、輪列負荷変動の影響を受け、時間の経過に比例してピーク電圧のばらつきが大きくなるという問題がある。また、個々のムーブメントにも負荷のばらつきが存在するため、誘起信号のピーク発生時刻に基づいて安定した駆動パルス制御を行うことが難しいという問題がある。
また、ステッピングモータの構造的なバラツキにより、ロータの静止位置がずれていた場合、発生する誘起信号の位相がずれてしまい駆動余裕があるにも拘わらず片側の極性は駆動余裕がないと判断して無駄にパルスアップをしてしまう可能性がある。
また、パルスの長さを変えることによって駆動パルスのエネルギを可変するパルス制御方式においても、駆動パルスが終了するタイミングの違いによって検出時間が遅れ、誤検出の可能性が出てしまうという問題がある。
特公昭63−18148号公報 特公昭63−18149号公報 特公昭57−18440号公報 WO2005/119377号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別できるようにすることを課題としている。
本発明によれば、ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、前記誘起信号が所定の検出区間内において所定の基準しきい電圧を超えたか否かによって、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段による検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備えて成り、前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間、前記第2区間よりも後の第3区間及び前記第3区間よりも後の第4区間に区分し、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第2区間において検出したときは当該第2区間に続く第3区間を長くし、前記第1区間乃至第4区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
制御手段は、回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を第2区間において検出したときは当該第2区間に続く第3区間を長くし、第1区間乃至第4区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択してステッピングモータを駆動制御する。
ここで、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間において検出した場合には、当該第1区間に続く第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号を検出したときでも、当該第2区間に続く第3区間を長くしないように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記第3区間を長くした場合、前記検出区間の長さが変わらないように当該第3区間に続く第4区間を短くするように構成してもよい。
また、前記各主駆動パルスは、櫛歯形に構成されると共にパルス幅は同じであるように構成してもよい。
また本発明によれば、ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、前記誘起信号が所定の検出区間内において所定の基準しきい電圧を超えたか否かによって、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段による検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備えて成り、前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第5区間、前記第5区間よりも後の第6区間、前記第6区間よりも後の第3区間及び前記第3区間よりも後の第4区間に区分し、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間では検出せず且つ前記第5区間において検出したときは当該第5区間直後の第3区間を第1所定長だけ長くし、前記第1区間、第3区間乃至第6区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
制御手段は、回転検出手段が基準しきい電圧を超える誘起信号を第1区間では検出せず且つ第5区間において検出したときは当該第5区間直後の第3区間を第1所定長だけ長くし、前記第1区間、第3区間乃至第6区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択してステッピングモータを駆動制御する。
ここで、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間及び第5区間では検出せず且つ前記第6区間において検出したときは当該第6区間に続く第3区間を前記第1所定長よりも長い第2所定長だけ長くし、前記第1区間、第3区間乃至第6区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記第3区間を長くした場合、当該第3区間に続く第4区間を短くするように構成してもよい。
また、前記各主駆動パルスは、矩形波状に構成されると共にパルス幅が異なるように構成してもよい。
また本発明によれば、時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータ制御回路として、前記いずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になるため、正確な計時動作を行うことが可能になる。
本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計に使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明する判定チャートである。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明する判定チャートである。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計のフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係るモータ制御回路及びアナログ電子時計について、図面を用いて説明する。尚、各図において、同一部分には同一符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計のブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
先ず本実施の形態の概要を説明すると、ステッピングモータの回転を検出する検出区間Tを主駆動パルスによる駆動直後の第1区間T1a、第1区間T1aよりも後の第2区間T1b、第2区間T1bよりも後の第3区間T2及び第3区間T2よりも後の第4区間T3に区分する。
通常負荷の状態(例えばステッピングモータ107の負荷が時刻針のみの状態)において、前記第1区間は前記ロータを中心とするXY座標空間の第3象限において前記ロータの正方向回転状況を判定する区間、前記第2区間は前記第3象限において前記ロータの正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、前記第3区間は前記第3象限における前記ロータの最初の逆方向回転状況を判定する区間、前記第4区間は前記第3象限における前記ロータの最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間である。
ステッピングモータの回転自由振動によって発生する誘起信号VRsは、ロータの回転に余力がなくなった場合には、第1区間T1a、第2区間T1bに連続的に出現し、回転余力が減少してきた状態を示す。
主駆動パルスP1の駆動エネルギが通常の駆動エネルギの場合や、駆動力がやや低下した場合には、主駆動パルスの遮断するタイミングが第1区間Taを過ぎてしまうため、所定の基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsは第1区間T1aに出現せず、第2区間T1b以降に出現する。
両者の誘起信号VRsのピーク発生時刻は、ともに第2区間T1bに発生するため、前者か後者かの判別は不能であるが、第1区間T1aの誘起信号VRsの検出結果と組み合わせることで、余力のなくなったロータ回転状態と通常駆動、やや駆動力が低下した状態等の区別が可能となる。
このような特徴を踏まえて、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行う。本実施の形態では、第2区間T1bにおける誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超える場合(判定値が「1」の場合)はぎりぎり回転と判定し、主駆動パルスP1を1ランクアップする。これにより、補正駆動パルスP2駆動を行わずに、効率の良い補正駆動パルス制御が可能となるので、低消費電力化が可能になる。
また、本実施の形態では、第1区間T1aと第2区間T1bの検出区間における誘起信号VRsによってロータの回転状態を検知し、駆動エネルギの同じパルスに維持するか、小さなパルスに変更するかを判断することができる。
例えば、誘起信号VRsと基準しきい電圧Vcompと比較した結果に基づきエネルギを変更した駆動パルスに切り替える。具体例を挙げると、第1区間T1aの誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超え、且つ、第3区間T2の誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超える場合、主駆動パルスP1を変更せずに、エネルギの同じ主駆動パルスP1に維持する。
これにより、通常駆動、駆動力のやや低下したロータ回転状態、ロータ回転余力のない回転状態等を確実に判別することができ、誤判定防止が実現できる。また、ロータが非回転になる直前までの挙動を誘起信号VRsで捉えることが出来、補正駆動P2による駆動制御を行うか否かを効率よく制御可能となるので、低消費電力化にも貢献できる。
更に本実施の形態では、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T1bにおいて検出したときは、当該第2区間に続く第3区間T2を所定時間長くすることにより、ステッピングモータの構造的なバラツキによって誘起信号VRsに位相ずれが生じた場合でも、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うようにしている。これにより、効率の良い補正駆動パルス制御を可能にして、低消費電力化をも可能にしている。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御等の制御を行う制御回路103、ステッピングモータ回転駆動用の複数の主駆動パルスP1から制御回路103からのパルス制御信号に対応する主駆動パルスP1を選択し出力する主駆動パルス発生回路104を備えている。
また、アナログ電子時計は、制御回路103からのパルス制御信号に基づいて強制的にステッピングモータ107を回転駆動するための補正駆動パルスP2を出力する補正駆動パルス発生回路105、主駆動パルス発生回路104からの主駆動パルスP1及び補正駆動パルス発生回路105からの補正駆動パルスP2に応答してステッピングモータ107を回転駆動するモータドライバ回路106、ステッピングモータ107、ステッピングモータ107によって回転駆動されると共に時刻表示用の時刻針を有するアナログ表示部109、ステッピングモータ107の回転に応じて発生する誘起信号VRsを所定の検出期間において検出する回転検出回路108を備えている。
制御回路103は、ステッピングモータ107の回転によって基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを回転検出回路108が検出する時刻と当該誘起信号VRsを検出した区間とを比較して、前記誘起信号VRsがどの区間において検出されたのかを判別する区間判別回路としての機能等をも有している。尚、ステッピングモータ107が回転したか否かを検出する検出期間は4つの区間に区分している。
回転検出回路108は、前記特許文献1に記載された回転検出回路と同様の原理を利用して、ステッピングモータ107の回転駆動後の自由振動によって発生する、所定の基準しきい電圧Vcompを越える誘起信号VRsを検出する。
尚、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部109は表示手段を構成している。回転検出回路108は回転検出手段を構成し、制御回路103は制御手段を構成している。主駆動パルス発生回路104及び補正駆動パルス発生回路105は駆動パルス発生手段を構成している。また、モータドライバ回路106はモータ駆動手段を構成している。
図2は、本発明の実施の形態に使用するステッピングモータ107の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ107は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回されたコイル209を備えている。ステッピングモータ107をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。コイル209は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸が、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(角度θ0位置)に安定して停止している。ロータ202の回転軸(回転中心)を中心とするXY座標空間を4つの象限(第1象限I〜第4象限IV)に区分している。
いま、駆動パルス選択回路104から矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は正方向(図2の反時計回り方向)に180度回転し、磁極軸が角度θ1位置で安定的に停止する。尚、ステッピングモータ107を回転駆動することによって通常動作(本実施の形態では電子時計であるため運針動作)を行わせるための回転方向を正方向とし、その逆を逆方向としている。
次に、駆動パルス選択回路104から、逆極性の矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(前記駆動とは逆極性となるように、第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向(正方向)に180度回転し、磁極軸が角度θ0位置で安定的に停止する。
以後、このように、コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作が繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ矢印方向に連続的に回転させることができるように構成されている。尚、本実施の形態では、駆動パルスとして、後述するように、相互にエネルギの異なる複数の主駆動パルスP10〜P1m及び補正駆動パルスP2を用いている。
図3〜図6は、本実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ107を駆動した場合のタイミング図である。
図3〜図6において、P1は主駆動パルスを表すと共に、ロータ202が主駆動パルスP1によって回転駆動される区間を示している。各主駆動パルスP1は櫛歯形に構成されており、駆動エネルギの大きさとは無関係にパルス幅が一定のパルスである。各主駆動パルスP1を構成する櫛歯のデューティ比が相互に異なるように構成されており、これによって各主駆動パルスP1の駆動エネルギが相互に異なるように構成されている。
検出区間Tは、主駆動パルスP1による駆動直後の所定時間である第1区間T1a、第1区間T1aよりも後の所定時間である第2区間T1b、第2区間よりも後の所定時間である第3区間T2、第3区間T2よりも後の所定時間である第4区間T3に区分されている。このように、主駆動パルスP1による駆動直後から始まる検出区間T全体を複数の区間(本実施の形態では4つの区間T1a〜T3)に区分している。尚、本実施の形態では、誘起信号を検出しない期間であるマスク区間は設けていない。
ロータ202を中心として、その回転によってロータ202の主磁極が位置するXY座標空間領域を第1象限I〜第4象限IVに区分した場合、第1区間T1a〜第4区間T3は次のように表すことができる。
即ち、負荷が時刻針のみの場合等のように負荷が通常駆動する負荷(通常負荷)の状態では、第1区間T1aは第3象限IIIにおいてロータ202の正方向(反時計回り方向)回転状況を判定する区間、第2区間T1bは第3象限IIIにおいてロータ202の正方向回転状況及び最初の逆方向(時計回り方向)回転状況を判定する区間、第3区間T2は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転状況を判定する区間、第4区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間である。
また、通常負荷に対して小さい負荷が増えた状態(負荷増分小)では、第1区間T1aは第2象限IIにおいてロータ202の回転状況を判定する区間、第2区間T1bは第2象限IIにおけるロータ202の回転状況及び第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、第3区間T2は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向及び最初の逆方向の回転状況を判定する区間、第4区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間である。
Vcompはステッピングモータ107で発生する誘起信号VRsの電圧レベルを判定する基準しきい電圧であり、ステッピングモータ107が回転した場合等のようにロータ202が一定の大きい動作を行った場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超え、回転しない場合等のようにロータ202が一定の大きい動作を行わない場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超えないように基準しきい電圧Vcompは設定されている。
図7は本実施の形態の動作をまとめた判定チャートであり、制御回路103に予め記憶されている。図7において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」と表している。また、「0/1」は、判定値が「1」、「0」のどちらでもよいことを表している。
図7に示すように、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsの有無を検出すると、制御回路103は、前記誘起信号の検出時期を判定したパターン(第1区間T1aの判定値,第2区間T1bの判定値,第3区間T2の判定値,第4区間T3の判定値)を生成し、制御回路103内部に記憶した図7の判定チャートを参照して主駆動パルス発生回路104及び補正駆動パルス発生回路105を制御して、主駆動パルスP1のパルスアップやパルスダウンあるいは補正駆動パルスP2による駆動等の駆動パルス制御を行ってステッピングモータ107を回転制御する。
例えば、制御回路103は、図3に示すようにパターン(1,0,1,0)の場合、そのときの主駆動パルスP1によるステッピングモータ107の駆動では駆動エネルギに余裕がなく適切なエネルギの回転(余裕ない回転)と判定して、主駆動パルスP1のランクは変更せずに維持するように制御する(ランク維持)。この場合、第1区間T1aの判定値が「1」であり、又、第2区間T1bの判定値が「0」でもあるため、制御回路103は誘起信号VRsの位相ずれは無いと判定して、第3区間T2の区間制御は行わない。
また、制御回路103は、図4に示すようにパターン(1,0,0,1)の場合、そのときの主駆動パルスP1によるステッピングモータ107の駆動では駆動エネルギがぎりぎりで次回駆動時に非回転となる恐れがある回転(ぎりぎり回転)と判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく早めに主駆動パルスP1のランクを1ランクアップするように制御する(ランクアップ)。この場合も、第1区間T1aの判定値が「1」であり、又、第2区間T1bの判定値が「0」でもあるため、制御回路103は誘起信号VRsの位相ずれは無いと判定して、第3区間T2の区間制御は行わない。
一方、制御回路103は、図5に示すようにパターン(0,1,0,1)になるような場合を想定すると、区間制御を行わない場合には、そのときの主駆動パルスP1によるステッピングモータ107の駆動はぎりぎり回転と判定して、主駆動パルスP1のランクを1ランクアップするように制御する(ランクアップ)。
しかしながら、本実施の形態では、第1区間T1aの判定値が「0」であり且つ第2区間T1bの判定値が「1」であるため、制御回路103は誘起信号VRsの位相ずれが生じていると判定して、図6に示すように、第3区間T2の区間制御を行うことによって前記第2区間T1bに続く第3区間T2を所定時間だけ長くする。即ち、制御回路103は、図3のパターンが一定時間遅れて発生した(位相がずれた)ものと判断して、第3区間T2を所定時間長くする。
これにより、制御回路103は、前記主駆動パルスP1による駆動によって生じたパターンは(0,1,1,0)と判定して、ランクアップせずにランク維持する。
図12は、本実施の形態の処理を示すフローチャートであり、主として制御回路103の処理を示している。
以下、図1〜図7、図12を参照して、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を詳細に説明する。
図1において、発振回路101は所定周波数の信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生し、制御回路103及び主駆動パルス発生回路104に出力する。
制御回路103は、所定エネルギの主駆動パルスP1でステッピングモータ107を回転駆動するように主駆動パルス発生回路104に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS1201)。主駆動パルス発生回路104は、主駆動パルス制御信号に応答して、対応する前記所定エネルギの主駆動パルスP1をモータドライバ回路106に出力する。モータドライバ回路106は前記主駆動パルスP1によってステッピングモータ107を回転駆動する。ステッピングモータ107は前記主駆動パルスP1によって回転駆動されて、表示部109を駆動する。これにより、ステッピングモータ107は、正常に機能している場合、前記主駆動パルスP1によって確実に回転するように構成されているため、表示部109では時刻針による現在時刻表示等が正常に行われる。
回転検出回路108は基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した時点で制御回路103にその旨を通知する。
制御回路103は、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1a、第2区間T1b、第3区間T2、第4区間T3のいずれの区間でも検出していない(第1区間T1a、第2区間T1b、第3区間T2、第4区間T3のいずれにおいても回転していない)(検出パターンが(0,0,0,0))と判定、即ち非回転と判定すると(ステップS1202、S1203、S1204、1205)、補正駆動パルスP2を出力するように補正駆動パルス発生回路105に補正駆動パルス制御信号を出力して制御する(ステップS1206)。
補正駆動パルス発生回路105は前記補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2をモータドライバ回路106に出力する。
モータドライバ回路106は補正駆動パルスP2によってステッピングモータ107を回転駆動する。ステッピングモータ107は補正駆動パルスP2によって強制的に回転駆動され、その結果、表示部109が駆動され、表示部109では時刻針による現在時刻表示等が行われる。
同時に制御回路103は、主駆動パルス発生回路104にパルスアップ制御信号を出力して、主駆動パルスP1を1ランクアップするように制御する(ステップS1207)。モータドライバ回路106は次回駆動時に1ランクアップした主駆動パルスによりステッピングモータ107を回転駆動することになる。
制御回路103は、処理ステップS1205において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第4区間T3において検出した(検出パターンが(0,0,0,1))と判定、即ち、ぎりぎり回転と判定すると、補正駆動パルスP2を出力することなく処理ステップS1207に移行してパルスアップする。
制御回路103は、処理ステップS1204において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出した(検出パターンが(0,0,1,0/1)と判定、即ち、余裕回転と判定すると、主駆動パルスP1のランク制御は行わない。
制御回路103は、処理ステップS1203において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T1bにおいて検出した(最初の2区間のパターンが(0,1))と判定すると、区間制御を行って第3区間T2を所定時間長くした後、処理ステップS1204に移行する(ステップS1209)(図5、図6参照)。
一方、制御回路103は、処理ステップS1202において回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1aにおいて検出したと判定した場合、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出していないと判定したときには処理ステップS1205に移行し、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出したと判定したときにはランク制御は行わない(ステップS1208)。
以上述べたように、本実施の形態に係るステッピングモータ制御回路によれば、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1aでは検出せず第2区間において検出したときは当該第2区間に続く第3区間を長くし、第1区間乃至第4区間における誘起信号VRsのパターンに基づいてステッピングモータ107を駆動制御するようにしている。
このように、第2区間T1bにおいて判定値が「1」の場合、誘起信号VRsの位相ずれが生じたと判定して第3区間T2を所定時間長くするようにしているため、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になる。
また、本実施の形態に係るアナログ電子時計によれば、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になるため、正確な計時動作を行うことが可能になる等の効果を奏する。
次に、本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計について説明する。
本他の実施の形態におけるブロック図及びステッピングモータの構成図は図1及び図2と同一である。
図8〜図10は、本他の実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ107を駆動した場合のタイミング図である。
図8〜図10において、P1は主駆動パルスを表すと共に、ロータ202が主駆動パルスP1によって回転駆動される区間を示している。各主駆動パルスP1は矩形波状に構成されており、駆動エネルギの大きさに比例してパルス幅が変化するパルスである。
検出区間Tは、主駆動パルスP1による駆動直後の所定時間である第1区間T1a、第1区間T1aよりも後の所定時間である第5区間T1b、第5区間T1bよりも後の所定時間である第6区間T1c、第6区間よりも後の所定時間である第3区間T2、第3区間T2よりも後の所定時間である第4区間T3に区分されている。このように、主駆動パルスP1による駆動直後から始まる検出区間T全体を複数の区間(本実施の形態では5つの区間T1a〜T3)に区分している。即ち、前記実施の形態における第2区間T1bを第5区間T1b及び第6区間T1cに等分した構成となっている。尚、本実施の形態においても、誘起信号VRsを検出しない期間であるマスク区間は設けていない。
ロータ202を中心として、その回転によってロータ202の主磁極が位置するXY座標空間領域を第1象限I〜第4象限IVに区分した場合、第1区間T1a〜第4区間T3は次のように表すことができる。
即ち、ロータ202の回転を検出する検出区間を、主駆動パルスP1による駆動直後の第1区間T1a、第1区間T1aよりも後の第5区間T1b、第5区間T1bよりも後の第6区間T1c、第6区間T1cよりも後の第3区間T2及び第3区間T2よりも後の第4区間T3に区分し、通常負荷の状態において、第1区間T1aはロータ202を中心とするXY座標空間の第3象限IIIにおいてロータ202の正方向回転状況を判定する区間、第5区間T1b及び第6区間T1cは第3象限IIIにおいてロータ202の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第3区間T2は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転状況を判定する区間、第4区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間である。
図11は本他の実施の形態の動作をまとめた判定チャートであり、制御回路103に予め記憶されている。
図11に示すように、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsの有無を検出すると、制御回路103は、前記誘起信号VRsの検出時期を判定したパターン(第1区間T1aの判定値,第5区間T1bの判定値,第6区間T1cの判定値,第3区間T2の判定値,第4区間T3の判定値)を生成し、制御回路103内部に記憶した図11の判定チャートを参照して主駆動パルス発生回路104及び補正駆動パルス発生回路105を制御して、主駆動パルスP1のパルスアップやパルスダウンあるいは補正駆動パルスP2による駆動等の駆動パルス制御を行ってステッピングモータ107を回転制御する。
例えば、制御回路103は、図8に示すようにパターン(1,0,0,1,0)の場合、そのときの主駆動パルスP1によるステッピングモータ107の駆動では駆動エネルギに余裕がなく適切なエネルギの回転(余裕ない回転)と判定して、主駆動パルスP1のランクは変更せずに維持するように制御する(ランク維持)。この場合、第1区間T1aの判定値が「1」であるため、制御回路103は適切な誘起信号VRsが第1区間T1aで発生しており、誘起信号VRsの位相ずれは無いと判定して、第3区間T2の区間制御は行わない。
一方、制御回路103は、図9に示すように第1区間T1aが「0」で第5区間T1bが「1」の場合、誘起信号VRsの位相ずれが生じたと判定して、第3区間T2の区間制御を行うことによって前記第5区間T1b直後の第3区間T2を所定時間だけ長くする。即ち、制御回路103は、(第1区間T1a,第5区間T1b)のパターンが(0,1)の場合、本来ならば誘起信号VRsが第1区間T1aで発生すべきであるにも拘わらず、誘起信号VRsが一定時間遅れて発生した(位相がずれた)ものと判定して、前記第5区間T1b直後の前記第3区間T2を第1所定時間だけ長くする。
したがって、図9の例では、区間制御を行わない場合にはパターン(0,1,0,0,1)となるため、ぎりぎり回転と判定されて不必要にパルスアップすることになってエネルギを浪費することになるが、区間制御を行うことによってパターン(0,1,0,1,0)が得られるため、余裕ない回転と判定されて主駆動パルスP1は変更されずに維持され、適正な主駆動パルスP1による駆動が行われて、エネルギが浪費されるのを抑制することができる。
また、制御回路103は、図10に示すように第1区間T1a及び第5区間T1bが「0」で第6区間T1cが「1」の場合、誘起信号VRsの大きな位相ずれが生じたと判定して、第3区間T2の区間制御を行うことによって前記第6区間T1cに続く第3区間T2を所定時間だけ長くする。即ち、制御回路103は、(第1区間T1a,第5区間T1b,第6区間T1c)のパターンが(0,0,1)の場合、誘起信号VRsが大きな一定時間遅れて発生した(位相がずれた)ものと判定して、前記第3区間T2を前記第1所定時間よりも所定時間長い第2所定時間だけ長くする。
したがって、図10の例では、区間制御を行わない場合にはパターン(0,0,1,0,1)となるため、ぎりぎり回転と判定されて不必要にパルスアップすることになってエネルギを浪費することになるが、区間制御を行うことによってパターン(0,0,1,1,0)が得られるため、余裕ない回転と判定されて主駆動パルスP1は変更されずに維持され、適正な主駆動パルスP1による駆動が行われて、エネルギが浪費されるのを抑制することができる。
図13は、本他の実施の形態の処理を示すフローチャートであり、主として制御回路103の処理を示している。
以下、図1、図2、図8〜図11、図13を参照して、前記実施の形態と相違する部分について、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明する。
図13において、制御回路103は、所定エネルギの主駆動パルスP1でステッピングモータ107を回転駆動するように主駆動パルス発生回路104に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS1301)。
制御回路103は、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1a、第5区間T1b、第6区間T1c、第3区間T2、第4区間T3のいずれの区間でも検出していない(第1区間T1a、第5区間T1b、第6区間T1c,第3区間T2、第4区間T3のいずれにおいても回転していない)(検出パターンが(0,0,0,0,0))と判定、即ち非回転と判定すると(ステップS1302、S1303、S1304、S1305、S1306)、補正駆動パルスP2を出力するように補正駆動パルス発生回路105に補正駆動パルス制御信号を出力して制御した後(ステップS1307)、主駆動パルス発生回路104にパルスアップ制御信号を出力して、主駆動パルスP1を1ランクアップするように制御する(ステップS1308)。モータドライバ回路106は次回駆動時に1ランクアップした主駆動パルスP1によりステッピングモータ107を回転駆動することになる。
制御回路103は、処理ステップS1306において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第4区間T3において検出した(検出パターンが(0,0,0,0,1))と判定、即ちぎりぎり回転と判定すると、補正駆動パルスP2を出力することなく処理ステップS1308に移行してパルスアップする。
制御回路103は、処理ステップS1305において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出した(検出パターンが(0,0,0,1,0/1))と判定、即ち、余裕回転と判定すると、主駆動パルスP1のランク制御は行わない。
制御回路103は、処理ステップS1304において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第6区間T1cにおいて検出した(最初の3区間のパターンが(0,0,1))と判定すると、区間制御を行って前記第6区間T1cに続く第3区間T2を第2所定時間長くした後、処理ステップS1305に移行する(ステップS1311)(図10参照)。
制御回路103は、処理ステップS1303において、回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第5区間T1bにおいて検出した(最初の2区間のパターンが(0,1))と判定すると、区間制御を行って前記第5区間T1b直後の第3区間T2を第1所定時間長くした後、処理ステップS1305に移行する(ステップS1310)(図9参照)。
一方、制御回路103は、処理ステップS1302において回転検出回路108が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1aにおいて検出したと判定した場合、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出していないと判定したときには処理ステップS1306に移行し、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T2において検出したと判定したときにはランク制御は行わない(ステップS1309)。
以上述べたように、本他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路によれば、第1区間T1aの判定値が「0」且つ第5区間T1bの判定値が「1」の場合、前記第5区間T1b直後の第3区間T2を第1所定長だけ長くし、又、第1区間Ta及び第5区間T1bの判定値が「0」且つ第6区間T1cの判定値が「1」の場合、前記第6区間T1cに続く第3区間T2を前記第1所定長よりも長い第2所定長だけ長くし、第1区間T1a、第3区間T2乃至第6区間T1cにおける誘起信号VRsのパターンに基づいて駆動パルスを選択してステッピングモータ107を駆動制御するようにしているため、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になる。
また、本他の実施の形態に係るアナログ電子時計によれば、駆動余力を正確に判別して適切な駆動パルスによる駆動制御を行うと共に、ステッピングモータのバラツキ等によって誘起信号の位相がずれた場合でも駆動余力を正確に判別することが可能になるため、正確な計時動作を行うことが可能になる等の効果を奏する。
尚、前記実施の形態では、各主駆動パルスP1のエネルギを変えるために、デューティ比又はパルス幅が異なるように構成したが、パルス電圧を変える等によっても、駆動エネルギを変えることが可能である。
また、時刻針以外にも、カレンダ等を駆動するためのステッピングモータに適用可能である。
また、ステッピングモータの応用例として電子時計の例で説明したが、モータを使用する電子機器に適用可能である。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
また、本発明に係る電子時計は、カレンダ機能付きアナログ電子腕時計、カレンダ機能付きアナログ電子置時計等の各種カレンダ機能付きアナログ電子時計をはじめ、各種のアナログ電子時計に適用可能である。
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・制御回路
104・・・主駆動パルス発生回路
105・・・補正駆動パルス発生回路
106・・・モータドライバ回路
107・・・ステッピングモータ
108・・・回転検出回路
109・・・アナログ表示部
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・コイル
210、211・・・可飽和部
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子

Claims (9)

  1. ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、前記誘起信号が所定の検出区間内において所定の基準しきい電圧を超えたか否かによって、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段による検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備えて成り、
    前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間、前記第2区間よりも後の第3区間及び前記第3区間よりも後の第4区間に区分し、 前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第2区間において検出したときは当該第2区間に続く第3区間を長くし、前記第1区間乃至第4区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間において検出した場合には、当該第1区間に続く第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号を検出したときでも、当該第2区間に続く第3区間を長くしないことを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記制御手段は、前記第3区間を長くした場合、前記検出区間の長さが変わらないように当該第3区間に続く第4区間を短くすることを特徴とする請求項1又は2記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記各主駆動パルスは、櫛歯形に構成されると共にパルス幅は同じであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  5. ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、前記誘起信号が所定の検出区間内において所定の基準しきい電圧を超えたか否かによって、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段による検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備えて成り、
    前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第5区間、前記第5区間よりも後の第6区間、前記第6区間よりも後の第3区間及び前記第3区間よりも後の第4区間に区分し、
    前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間では検出せず且つ前記第5区間において検出したときは当該第5区間直後の第3区間を第1所定長だけ長くし、前記第1区間、第3区間乃至第6区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  6. 前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える誘起信号を前記第1区間及び第5区間では検出せず且つ前記第6区間において検出したときは当該第6区間に続く第3区間を前記第1所定長よりも長い第2所定長だけ長くし、前記第1区間、第3区間乃至第6区間における誘起信号のパターンに基づいて駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とする請求項5記載のステッピングモータ制御回路。
  7. 前記制御手段は、前記第3区間を長くした場合、当該第3区間に続く第4区間を短くすることを特徴とする請求項5又は6記載のステッピングモータ制御回路。
  8. 前記各主駆動パルスは、矩形波状に構成されると共にパルス幅が異なることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  9. 時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、
    前記ステッピングモータ制御回路として、請求項1乃至8のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計。
JP2009090210A 2009-04-02 2009-04-02 ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Withdrawn JP2010243249A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009090210A JP2010243249A (ja) 2009-04-02 2009-04-02 ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
US12/798,293 US20100254226A1 (en) 2009-04-02 2010-04-01 Stepping motor control circuit and analog electronic watch
CN201010155732A CN101860312A (zh) 2009-04-02 2010-04-02 步进电机控制电路以及模拟电子钟表

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009090210A JP2010243249A (ja) 2009-04-02 2009-04-02 ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010243249A true JP2010243249A (ja) 2010-10-28

Family

ID=42826092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009090210A Withdrawn JP2010243249A (ja) 2009-04-02 2009-04-02 ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100254226A1 (ja)
JP (1) JP2010243249A (ja)
CN (1) CN101860312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054107A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Seiko Instruments Inc ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP2014200163A (ja) * 2012-09-07 2014-10-23 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169650A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Seiko Instruments Inc ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP5626199B2 (ja) * 2011-12-27 2014-11-19 カシオ計算機株式会社 電子時計、及び、電子時計の操作検出方法
JP6162513B2 (ja) * 2012-09-07 2017-07-12 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP2014171344A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Hitachi Ltd 撮像装置、モータ駆動装置、および撮像方法
JP6287997B2 (ja) * 2015-08-06 2018-03-07 カシオ計算機株式会社 モータ駆動装置および電子時計

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091221A (en) * 1994-12-08 2000-07-18 Citizen Watch Co., Ltd. Motor driving apparatus for perfoming high-speed rotation by phase detection control
JP3728866B2 (ja) * 1997-05-19 2005-12-21 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び画像形成装置用多相ステッピングモータの制御方法
JP4215064B2 (ja) * 2006-04-03 2009-01-28 セイコーエプソン株式会社 ステッピングモータの制御方法、ステッピングモータの制御装置およびプリンタ
JP4172492B2 (ja) * 2006-04-03 2008-10-29 セイコーエプソン株式会社 ステッピングモータの制御方法、ステッピングモータの制御装置およびプリンタ
JP2009065806A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Panasonic Corp ステッピングモータ駆動装置及びステッピングモータ駆動方法
JP2011002443A (ja) * 2009-05-21 2011-01-06 Seiko Instruments Inc ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054107A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Seiko Instruments Inc ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP2014200163A (ja) * 2012-09-07 2014-10-23 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計

Also Published As

Publication number Publication date
CN101860312A (zh) 2010-10-13
US20100254226A1 (en) 2010-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4863871B2 (ja) アナログ電子時計及びモータ制御回路
JP5363167B2 (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2010243249A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2011203136A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2012233858A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2010243473A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2010154673A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2010145106A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2010220461A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2012063346A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
US20110188352A1 (en) Stepping motor control circuit and analogue electronic watch
JP5363269B2 (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
US8139445B2 (en) Stepping motor control circuit and analog electronic watch
JP2010256137A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2011002443A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2006271190A (ja) モータ駆動装置及びアナログ電子時計
JP2010151641A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2011147330A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2008228559A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2011075463A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP6134487B2 (ja) ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP6257709B2 (ja) ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP2013242193A (ja) ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計
JP2010243448A (ja) ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計
JP2008170424A (ja) ステッピングモータ制御回路及び電子時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120201

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20121105