JP2011147330A - ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Download PDF

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三郎 間中
Akira Takakura
昭 高倉
Kenji Ogasawara
健治 小笠原
Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
Shotaro Kamiyama
祥太郎 神山
Keishi Honmura
京志 本村
Kosuke Yamamoto
幸祐 山本
Hiroshi Shimizu
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    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
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    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

Abstract

【課題】回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことにより、より安定した回転を可能にすると共に低消費電力化を図る。
【解決手段】ステッピングモータ105の回転によって発生する誘起信号VRsが複数の検出領域を有する検出区間Tにおいて所定の基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを検出する回転検出回路110と、前記各検出領域において誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超えるか否かを表すパターンに基づいてステッピングモータ105の回転状況を判定し、前記判定結果に基づいて相互にエネルギが相違する複数の主駆動パルスP1のいずれか又は各主駆動パルスP1よりもエネルギの大きい補正駆動パルスP2によってステッピングモータ105を駆動制御する制御手段とを備え、少なくとも2つの検出領域間に無効領域Tsが設けられ、前記制御手段は、無効領域Tsにおいて発生する誘起信号VRsを考慮せずにステッピングモータ105の回転状況を判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路及び前記ステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計に関する。
従来から、ロータ収容孔及びロータの停止位置を決める位置決め部を有するステータと、前記ロータ収容孔内に配設されたロータと、コイルとを有し、前記コイルに交番信号を供給して前記ステータに磁束を発生させることによって前記ロータを回転させると共に、前記位置決め部に対応する位置に前記ロータを停止するようにしたステッピングモータがアナログ電子時計等に使用されている。
前記ステッピングモータの制御方式として、ステッピングモータを主駆動パルスP1によって駆動した際に、前記ステッピングモータに生じる誘起信号VRsを検出することによって回転したか否かを検出し、回転したか否かに応じて、パルス幅の異なる主駆動パルスP1に変更して駆動する、あるいは、主駆動パルスP1よりもパルス幅の大きい補正駆動パルスP2によって強制的に回転させるようにした補正駆動方式が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2では、前記ステッピングモータの回転を検出する際に、誘起信号の検出に加え、検出時刻を基準時間と比較判別する手段を設け、主駆動パルスP11でステッピングモータを回転駆動した後、検出信号が所定の基準しきい電圧Vcompを下回ると補正駆動パルスP2を出力し、次の主駆動パルスP1は前記主駆動パルスP11よりエネルギの大きい主駆動パルスP12に変更(パルスアップ)して駆動する。主駆動パルスP12で回転したときの検出時刻が基準時より早いと、主駆動パルスP12から主駆動パルスP11に変更(パルスダウン)する。このように、主駆動パルスで駆動した際のステッピングモータの回転状況を判定することによって、負荷に応じた主駆動パルスP1で回転駆動するようにパルス制御し、消費電流を低減している。
しかしながら、ステッピングモータの回転状況を、誘起信号VRsの発生時刻が前記基準時よりも早いか或いは遅いかのみで判定しようとすると、主駆動パルスのエネルギが負荷に対してどの程度大きいのか或いは不足しているのか等の判定が困難であり、より適正なパルス制御ができず、回転が不安定になったり低消費電力化に限界がある。
特公昭61−15385号公報 WO2005/119377号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことにより、より安定した回転を可能にすると共に低消費電力化を図ることを課題としている。
本発明によれば、ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、複数の検出領域を有する検出区間において前記誘起信号が所定の基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段と、前記複数の検出領域において前記回転検出手段によって検出された誘起信号が前記基準しきい電圧を超えるか否かを表すパターンに基づいて前記ステッピングモータの回転状況を判定し、前記判定結果に基づいて相互にエネルギが相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備え、少なくとも2つの前記検出領域間に無効領域が設けられ、前記制御手段は、前記無効領域において発生する誘起信号を考慮せずに前記ステッピングモータの回転状況を判定することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
また、本発明によれば、時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータ制御回路として、前記ステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るモータ制御回路によれば、回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことにより、より安定した回転を可能にすると共に低消費電力化を図ることが可能になる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことにより、より正確な運針駆動を可能にすると共に低消費電力化を図ることが可能になる。
本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計に使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明する判定チャートである。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計のフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計のフローチャートである。 本発明の各実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計に共通するフローチャートである。 本発明の各実施の形態に使用する駆動パルス選択回路及び回転検出回路の部分詳細回路図である。 本発明の各実施の形態に使用する駆動パルス選択回路及び回転検出回路の部分詳細回路図である。 本発明の各実施の形態に使用する駆動パルス選択回路及び回転検出回路の部分詳細回路図である。 本発明の更に他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るモータ制御回路を用いたアナログ電子時計のブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御等の制御を行う制御回路103、制御回路103からの制御信号に基づいてモータ回転駆動用の駆動パルスを選択し出力する駆動パルス選択回路104、駆動パルス選択回路104からの駆動パルスによって回転駆動されるステッピングモータ105、ステッピングモータ105によって回転駆動され時刻を表示する時刻針(図1の例では時針107、分針108、秒針109の3種類)を有するアナログ表示部106を備えている。
また、アナログ電子時計は、ステッピングモータ105のロータの回転によって発生し所定の基準しきい電圧を超える誘起信号VRsを所定の検出区間Tにおいて検出する回転検出回路110、回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した時点と検出した区間とを比較して、当該誘起信号VRsがどの区間において検出されたのかを判別する検出区間判別回路111を有している。尚、詳細は後述するが、検出区間Tは複数の区間(本実施の形態では3つの区間)に区分され、各区間はステッピングモータ105が回転したか否かを検出する検出領域を有し、又、少なくとも2つの検出領域間には無効領域が設られている。
回転検出回路110は、前記特許文献1に記載された回転検出回路と同様の原理を利用して誘起信号VRsを検出する構成のものであり、ステッピングモータ105が回転した場合等のように回転動作が速い場合には所定の基準しきい電圧Vcompを越える誘起信号VRsが発生し、モータ105が回転しなかった場合等のように回転動作が遅い場合には誘起信号VRsは基準しきい電圧Vcompを越えないように基準しきい電圧Vcompが設定されている。
尚、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部106は時刻表示手段を構成している。回転検出回路110は回転検出手段を構成し、制御回路103、駆動パルス選択回路104及び検出区間判別回路111は制御手段を構成している。
図2は、本発明の実施の形態に使用するステッピングモータ105の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ105は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回されたコイル209を備えている。ステッピングモータ105をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。コイル201は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(角度θ0位置)に安定して停止している。ロータ202の回転軸(回転中心)を中心とするXY座標空間を4つの象限(第1象限I〜第4象限IVに区分している。
いま、駆動パルス選択回路104から矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は図2の矢印方向に180度回転し、磁極軸Aが角度θ1位置で安定的に停止する。尚、ステッピングモータ105を回転駆動することによって通常動作(本実施の形態ではアナログ電子時計であるため運針動作)を行わせるための回転方向(図2では反時計回り方向)を正方向とし、その逆(時計回り方向)を逆方向としている。
次に、駆動パルス選択回路104から、逆極性の矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(前記駆動とは逆極性となるように、第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向(正方向)に180度回転し、磁極軸Aが角度θ0位置で安定的に停止する。
以後、このように、コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作が繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ矢印方向に連続的に回転させることができるように構成されている。尚、本実施の形態では、駆動パルスとして、後述するように、相互にエネルギの異なる複数の主駆動パルスP10〜P1m及び補正駆動パルスP2を用いている。
図3は、本実施の形態において主駆動パルスP1によってステッピングモータ105を駆動した場合のタイミング図で、主駆動パルスP1のエネルギと負荷の大きさとの関係に基づく回転の状態、ロータ202の回転位置を示す回転挙動、誘起信号VRsが発生するタイミング、駆動余力を含む回転状況を表すパターン及びパルスダウン等のパルス制御動作をあわせて示している。
図3において、P1は主駆動パルスP1を表すと共にロータ202が主駆動パルスP1によって回転駆動される区間を表し、又、a〜eは主駆動パルスP1の駆動停止後の自由振動によるロータ202の回転位置を表す領域である。
主駆動パルスP1による駆動直後の所定時間を第1区間T1、第1区間T1よりも後の所定時間を第2区間T2、第2区間よりも後の所定時間を第3区間T3としている。このように、主駆動パルスP1による駆動直後から始まる検出区間T全体を複数の区間(本実施の形態では3つの区間T1〜T3)に区分している。また、第1区間T1と第2区間T2に跨るように無効領域Tsを設けている。無効領域Tsはステッピングモータ105の回転状況の判定に用いない領域である。各区間T1〜T3は基本的には基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が発生したか否かを検出する検出領域であるが、区間T1及び区間T2はステッピングモータ105の回転状況の判定に用いない無効領域Tsを含んでいる。
即ち、制御回路103は、回転検出回路110によって検出された基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが属する区間T1〜T3のパターンによってステッピングモータ105の回転状況を判定するが、無効領域Tsにおいて発生する誘起信号VRsは考慮せずにステッピングモータ105の回転状況を判定する。したがって、区間T1における検出領域は区間T1全体から区間T1内の無効領域Ts(図3の例では区間T1の後部の所定領域)を除いた領域であり、区間T2における検出領域は区間T2全体から区間T2内の無効領域Ts(図3の例では区間T2の前部の所定領域)を除いた領域であり又、区間T3における検出領域は区間T3の全領域である。
このように本実施の形態では、検出区間Tは検出領域を有し連続する複数の区間T1〜T3に区分され、少なくとも2つの検出領域間には無効領域Tsが設けられている。
無効領域Tsは少なくとも主駆動パルスP1による駆動直後に設けられた第1区間T1の後部領域に設けるように構成することができる。
また、検出区間Tは少なくとも主駆動パルスP1による駆動直後の第1区間T1及び第1区間T1よりも後の第2区間T2に区分され、無効領域Tsは第1区間T1及び第2区間T2に跨るように設けるよう構成することができる。
また、検出区間Tは少なくとも主駆動パルスP1による駆動直後の第1区間T1、第1区間T1よりも後の第2区間T2及び第2区間T2よりも後の第3区間T3に区分され、無効領域Tsは第1区間T1及び第2区間T2に跨るように設けるよう構成することができる。
制御回路103は、無効領域Tsにおいて発生する誘起信号VRsを考慮せずに、検出領域で発生する誘起信号VRsに基づいてステッピングモータ105の回転状況を判定するようにしている。
したがって、本実施の形態のように、回転検出回路110は検出領域でのみ基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出すると共に、検出区間判別回路111は回転検出回路110が検出した基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間T1〜T3に属するのかを判別し、制御回路103は、検出区間判別回路111が判別した結果に基づいて回転状況を判定するように構成することができる。
尚、回転検出回路110は区間T1〜T3の全領域で基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出すると共に、検出区間判別回路111は回転検出回路110が検出した基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間の検出領域に属するのかを判別することによって基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間に属するのかを判別し、制御回路103は、検出区間判別回路111が判別した結果に基づいて回転状況を判定するように構成してもよい。
また、回転検出回路110は全区間T1〜T3で基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出すると共に、検出区間判別回路111は回転検出回路110が検出した基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間T1〜T3に属するのかを判別し、制御回路103は、検出区間判別回路111は検出区間判別回路111が判別した結果に基づいて、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間の検出領域に属するのかを判定することによって前記誘起信号VRsがどの区間に属するのかを判別し、これによって回転状況を判定するように構成してもよい。
回転検出回路110は、ステッピングモータ105の自由振動によって発生する誘起信号VRsを、所定のサンプリング周期で検出するため、少なくとも1回のサンプリングによって検出される誘起信号VRsを考慮しないように構成できればよいため、無効領域Tsの時間幅は少なくとも誘起信号VRsのサンプリング周期以上であればよい。
ロータ202を中心として、その回転によってロータ202の主磁極が位置するXY座標空間を第1象限I〜第4象限IVに区分した場合、第1区間T1〜第3区間T3は次のように表すことができる。
即ち、通常駆動の状態において、第1区間T1はロータ202を中心とする空間の第3象限IIIにおいてロータ202の最初の正方向(ロータ202が回転する方向)回転状況を判定する区間、第2区間T2は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間である。
ここで、通常駆動とは通常時の駆動状態を意味し、本実施の形態では、所定の主駆動パルスP1によって時刻針(時針107、分針108、秒針109)を駆動する状態を通常駆動としており、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのに余裕のある回転(余裕回転)である。
また、通常駆動に対して小さな負荷が増えた状態で前記主駆動パルスP1によって駆動する状態(負荷増分小駆動)では、第1区間T1は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、第2区間T2は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の逆方向の回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。負荷増分小駆動は、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのにやや余裕のない回転(やや余裕なし回転)である。
通常駆動よりもエネルギが大きい主駆動パルスP1によって通常駆動時の負荷を駆動する状態(高エネルギ駆動)は、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのに余裕のある回転(余裕回転)である。
また、通常駆動に対して中程度の負荷が増えた状態で前記主駆動パルスP1によって駆動する状態(負荷増分中駆動)は、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのに余裕のない回転(余裕なし回転)である。
また、通常駆動に対して大きな負荷が増えた状態で前記主駆動パルスP1によって駆動する状態(負荷増分大駆動)は、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのにぎりぎりの状態の回転(ぎりぎり回転)である。
また、通常駆動に対して極めて大きな負荷が増えた状態で前記主駆動パルスP1によって駆動する状態(負荷増分極大駆動)は、主駆動パルスP1のエネルギがステッピングモータ105を回転させるのに不足している状態の駆動であり、ステッピングモータ105を回転させることができない駆動状態(非回転)である。
基準しきい電圧Vcompはステッピングモータ105で発生する誘起信号VRsの電圧レベルを判定する基準電圧であり、ステッピングモータ105が回転した場合等のようにロータ202が一定の速い動作を行った場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超え、回転しない場合等のようにロータ202が一定の速い動作を行わない場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超えないように基準しきい電圧Vcompは設定されている。
例えば、図3において通常駆動の状態では、領域bで生じた誘起信号VRsは第1区間T1の検出領域において検出され、領域cで生じた誘起信号VRsは第2区間T2の検出領域において検出され、領域c後に生じた誘起信号VRsは第3区間T3の検出領域において検出される。
回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」とすると、図3の通常駆動の例では、回転状況を表すパターン(第1区間T1の判定値,第2区間T2の判定値,第3区間T3の判定値)として(0,1,0)が得られており、制御回路103は通常駆動(余裕回転)と判定して、主駆動パルスP1のエネルギを1ランクダウン(パルスダウン)するようにパルス制御を行う。
また、負荷増分中駆動の状態においては、領域aで生じた誘起信号VRsは第1区間T1の検出領域において検出され、領域bで生じた誘起信号は第2区間T2の検出領域において検出され、領域cで生じた誘起信号は第2区間T2の検出領域及び第3区間T3の検出領域において検出される。図3の例では、パターン(1,1,0)が得られており、制御回路103は余裕なし回転と判定して、主駆動パルスP1のエネルギを変更せずに維持するようにパルス制御を行う。
図4は本実施の形態の動作をまとめた判定チャートである。図4において、前述したとおり、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」と表している。また、「1/0」は、判定値が「1」、「0」のどちらでもよいことを表している。
図4に示すように、回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsの有無を検出し、検出区間判別回路111が前記誘起信号VRsの検出時期を判定したパターンに基づいて、制御回路103内部に記憶した図4の判定チャートを参照して、制御回路103及び駆動パルス選択回路104は主駆動パルスP1のパルスアップやパルスダウンあるいは補正駆動パルスP2による駆動等の後述する駆動パルス制御を行ってステッピングモータ105を回転制御する。
例えば、制御回路103は、パターン(1/0,0,0)の場合、ステッピングモータ105が回転していない(非回転)と判定して、補正駆動パルスP2によってステッピングモータ105を駆動するように駆動パルス選択回路104を制御した後、次回駆動時に1ランクアップ(パルスアップ)した主駆動パルスP1に変更して駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
制御回路103は、パターン(1/0,0,1)の場合、ステッピングモータ105は回転したが、駆動状態は通常負荷に対して大きい負荷が増えた状態での駆動(負荷増分大駆動)であり、次回駆動時に非回転になる恐れがある(ぎりぎり回転)と判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく、非回転となる前に早めに、次回駆動時に1ランクアップした主駆動パルスP1に変更して駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
このとき、第1区間T1と第2区間T2に跨るように所定時間幅の無効領域Tsを設けているため、本来であれば第1区間T1において検出されるべき誘起信号VRsが、負荷増分大駆動の場合に遅く発生して第2区間T2において検出され(例えばパターン(1,0,1)と検出されるべきものがパターン(1,1,1)と検出され)、主駆動パルスP1をパルスアップすべきにも拘わらず変更せずに維持するようにパルス制御することを防止できる。
制御回路103は、パターン(1,1,1/0)の場合、ステッピングモータ105は回転し、駆動状態は通常負荷に対して中程度の負荷が増えた状態の駆動(負荷増分中)であり、やや余裕なし回転と判定して、主駆動パルスP1を変更せずに駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
制御回路103は、パターン(0,1,1/0)の場合、ステッピングモータ105は回転し、駆動状態は通常駆動又は高エネルギ駆動であり余裕回転と判定して、次回駆動時に1ランクダウンした主駆動パルスP1に変更して駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
このとき、第1区間T1と第2区間T2に跨るように所定時間幅の無効領域Tsを設けているため、本来であれば第2区間T2において検出されるべき誘起信号VRsが、高エネルギ駆動の場合に早めに発生して第1区間T1において検出され(例えばパターン(0,1,0)と検出されるべきものがパターン(1,1,0)と検出され)、主駆動パルスP1がパルスダウンされずに維持されてエネルギを浪費するような事態の発生を防止できる。尚、この場合は少なくとも第1区間T1に無効領域Tsが設けられていれば正確な判定が可能である。
図5及び図7は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を示すフローチャートで、図5は本実施の形態に特有の処理を示すフローチャート、図7は後述する他の実施の形態と共通の処理を示すフローチャートである。
以下、図1〜図5、図7を参照して、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を詳細に説明する。
図1において、発振回路101は所定周波数の基準クロック信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生し、制御回路103に出力する。
制御回路103は、前記時計信号を計数して計時動作を行い、先ず主駆動パルスP1nのランクn及び駆動余力がある回転状況(駆動状態が余裕回転及びやや余裕なし回転)の連続発生回数Nを0にして(図7のステップS501)、最小パルス幅(最小エネルギランク)の主駆動パルスP10でステッピングモータ105を回転駆動するように制御信号を出力する(ステップS502、S503)。
駆動パルス選択回路104は、制御回路103からの制御信号に応答して、主駆動パルスP10によってステッピングモータ105を回転駆動する。ステッピングモータ105は主駆動パルスP10によって回転駆動されて、時刻針107〜109を回転駆動する。これにより、ステッピングモータ105が正常に回転した場合には、表示部106では、時刻針107〜109によって現在時刻が随時表示される。
制御回路103は、回転検出回路110が所定の基準しきい電圧Vcompを超えるステッピングモータ105の誘起信号VRsを検出したか否かの判定、及び、検出区間判別回路111が前記誘起信号VRsの検出時刻tは区間T1内と判定したか否かの判定(即ち、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1の検出領域内で検出したか否かの判定)を行う(ステップS504)。
制御回路103は、処理ステップS504において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1の検出領域内で検出していないと判定した場合には(パターンが(0,x,x)の場合である。ここで、判定値「x」は判定値が「1」か「0」かを問わないことを意味している。)、前記同様にして、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出したか否かを判定する(ステップS505)。
制御回路103は、処理ステップS505において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出していないと判定した場合(パターンが(0,0,x)の場合である。)、前記同様にして、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T3内で検出したか否かを判定する(ステップS506)。
制御回路103は、処理ステップS506において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T3内で検出していないと判定した場合(パターンが(x,0,0)の場合であり、図3及び図4の非回転の場合である。)、補正駆動パルスP2によってステッピングモータ105を駆動した後(ステップS507)、当該主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmでない場合には主駆動パルスP1を1ランクアップして主駆動パルスP1(n+1)に変更した後に処理ステップS502に戻り、次回の駆動はこの主駆動パルスP1(n+1)によって駆動する(ステップS508、S510)。
制御回路103は、処理ステップS508において当該主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmの場合には、主駆動パルスP1を所定量エネルギの小さい主駆動パルスP1(n−a)に変更して処理ステップS502に戻り、次回の駆動はこの主駆動パルスP1(n−a)によって駆動する(ステップS509)。この場合、主駆動パルスP1中の最大エネルギの駆動パルスP1mでも回転不能な状態であるため、次回駆動時に最大エネルギの主駆動パルスP1mで駆動することによるエネルギの無駄を少なくすることができる。尚、このとき、大きな省電力効果を得るために、最小エネルギの主駆動パルスP10に変更するようにしてもよい。
制御回路103は、処理ステップS506において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T3内で検出したと判定した場合(パターンが(x,0,1)の場合である。)、当該主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmでない場合には主駆動パルスP1を1ランクアップして主駆動パルスP1(n+1)に変更して処理ステップS502に戻り、次回の駆動はこの主駆動パルスP1によって駆動する(ステップS511、S510;図3及び図4の負荷増分大駆動、ぎりぎり回転の場合である。)。このように早めにランクアップして非回転になることを防止する。
制御回路103は、処理ステップS511において当該主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmの場合にはランク変更できないため、主駆動パルスP1は変更せずに処理ステップS502に戻り、次回の駆動はこの主駆動パルスP1によって駆動する(ステップS513)。
制御回路103は、処理ステップS504において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1の検出領域内で検出したと判定した場合(パターンが(1,x,x)の場合である。)、前記同様にして、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出したか否かを判定する(ステップS512)。
制御回路103は、処理ステップS512において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出していないと判定した場合(パターンが(1,0,x)の場合である。)、処理ステップS506に移行して前記処理を行う。
制御回路103は、処理ステップS512において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出したと判定した場合(パターンが(1,1,x)の場合である。)、処理ステップS513に移行する。
一方、制御回路103は、処理ステップS505において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出したと判定した場合(パターンが(0,1,x)の場合であり、図3及び図4では、通常駆動又は高エネルギ駆動の場合であり、余裕回転の場合である。)、主駆動パルスP1のランクnが最低ランク0のときは(図5のステップS514)、ランクを下げることができないためランクを変更せずに処理ステップS502に戻る(図7のステップS518)。
制御回路103は、処理ステップS514において主駆動パルスP1のランクnが最低ランク0ではないと判定したきは、回数Nに1加算する(ステップS515)。制御回路103は、加算後の回数Nが所定回数(本実施の形態では80回)に到達したと判定した場合(ステップS516)、主駆動パルスP1を1ランクダウンすると共に回数Nを0にして処理ステップS502に戻り(ステップS517)、回数Nが所定回数(本実施の形態では80)に到達していないと判定した場合には、主駆動パルスP1を変更せずに処理ステップS502に戻る(ステップS518)。これにより、主駆動パルスのエネルギに余力のある駆動状態が所定回数連続して発生した場合にパルスダウンが行われるため、安定した駆動状態の下でパルスダウンが行われ、パルスダウン後にエネルギ不足によって非回転となることを防止できると共に、省電力化が可能になる。
また、負荷増分による駆動状態を考慮して設定した任意のパルス幅から開始しても、同様にパルスダウン後にエネルギ不足によって非回転となることを防止できると共に、省電力化の効果を得ることができることは言うまでもない。
図6は図7とともに本発明の他の実施の形態の動作を示すフローチャートで、図6のフローチャートは本他の実施の形態に特有の処理を示している。
前記実施の形態と本他の実施の形態との相違点は図6に示す処理であり、ブロック図等の構成は同一である。以下、図1〜図4、図6、図7を用いて前記相違点について説明する。
制御回路103は、図7の処理ステップS505において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2の検出領域内で検出したと判定した場合、主駆動パルスP1のランクnが最低ランク0のときは(図5のステップS514)、ランクを下げることができないためランクを変更せずに処理ステップS502に戻る(図7のステップS518)。
制御回路103は、処理ステップS514において主駆動パルスP1のランクnが最低ランク0ではないと判定したきは、直ちに主駆動パルスP1のランクを1ランクダウンして処理ステップS502に戻る(ステップS602)。これにより、主駆動パルスのエネルギに余力のある駆動状態が1回発生した場合にパルスダウンが行われるため、大幅な省電力化が可能になる。
以上述べたように前記各実施の形態によれば、ステッピングモータ105のロータ202の回転によって発生する誘起信号VRsを検出し、複数の検出領域を有する検出区間Tにおいて誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを検出する回転検出回路110と、前記複数の検出領域において回転検出回路110によって検出された誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超えるか否かを表すパターンに基づいてステッピングモータ105の回転状況を判定し、前記判定結果に基づいて相互にエネルギが相違する複数の主駆動パルスP1のいずれか又は前記各主駆動パルスP1よりもエネルギの大きい補正駆動パルスP2によってステッピングモータ105を駆動制御する制御手段とを備え、少なくとも2つの前記検出領域間に無効領域Tsが設けられ、前記制御手段は、無効領域Tsにおいて発生する誘起信号VRsを考慮せずにステッピングモータ105の回転状況を判定するようにしている。
したがって、主駆動パルスP1のエネルギの大小によって誘起信号VRsの発生タイミングが変化した場合でも、駆動余力を含む回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことが可能になり、より安定した回転を可能にすると共に低消費電力化を図ることが可能になる。
また、簡単な構成で、エネルギの異なる複数の主駆動パルスのパルス制御を、誤判定すること無く適正に行うことが可能となる。
また、主駆動パルスP1のエネルギ可変範囲が広範囲に設定されている場合に、負荷に比べて過大なエネルギの主駆動パルスP1によって駆動したときでも、回転状況を正確に判定することが可能になる。
また、第1区間T1の後部領域を無効領域Tsとすることにより、主駆動パルスP1のエネルギが大の場合に誘起電圧VRsが早い時点で発生しても、誘起信号VRsは無効領域Ts内に入るため回転状況を正確に判定することが可能になり、正常にランクダウンすることが可能になる。
また、第1区間T1の後部領域と第2区間T2の前部領域に跨って無効領域Tsを設けることにより、前記効果を奏するばかりでなく、主駆動パルスP1のエネルギが小の場合に誘起信号VRsが遅れて発生した場合でも、誘起信号VRsは無効区間Ts内に入るため回転状況を正確に判定することが可能になり、正常にランクアップすることが可能になる。
前記各実施の形態では、無効領域Tsにおいて発生する誘起信号VRsを考慮せずに回転状況を判定するように構成しているため、回転検出回路110は、無効領域Tsでは、誘起信号VRsを必ずしも検出する必要がない。したがって、例えば回転検出回路110は、ステッピングモータ105の駆動状態を検出ループ(その説明は後述する。)に維持するように構成する、あるいは、ステッピングモータ105の駆動状態を閉ループ(その説明は後述する。)に維持するように構成することが可能である。また、無効領域Tsにおいて検出ループと閉ループを所定周期で交互に繰り返す動作を行うが誘起信号VRsを検出しないように構成する、あるいは、無効領域Tsにおいて検出した誘起信号VRsは回転状況の判定には使用しないように構成する等の変更も可能である。
尚、前記検出ループと閉ループに関する詳細な説明は後述するが、ここで簡単に説明すると、検出ループとはステッピングモータ102のコイル209と直列に誘起信号VRs検出用の検出素子を挿入してループを構成した状態を意味し、閉ループとはステッピングモータ102のコイル209を短絡してループを構成した状態を意味している。
以下に述べる本発明の更に他の実施の形態では、回転検出回路110は、無効領域Tsでは、ステッピングモータ105の駆動状態を閉ループに維持するように構成しており、これによって回転検出の精度を向上させている。
以下、本発明の更に他の実施の形態について説明する。本発明の更に他の実施の形態の構成の構成や動作は前記各実施の形態の図1、図2、図4〜図7と同じであり、以下、相違点についてのみ説明する。
図8は、駆動パルス選択回路104及び回転検出回路110の一部を詳細に示す回路図で、公知のものである。図9及び図10はステッピングモータ105が回転したか否かを検出するための回転検出動作の動作説明図である。
図9は検出ループを構成した状態を示す図で、誘起信号VRs検出用の検出素子(検出用抵抗301または302)をステッピングモータ102のコイル209と直列に接続してループを構成した状態である。
図10は閉ループを構成した状態を示す図で、ステッピングモータ102のコイル209を短絡してループを構成した状態である。
図8において、PチャネルMOSトランジスタQ1、Q2、NチャネルMOSトランジスタQ3、Q4は駆動パルス選択回路104の構成要素で、トランジスタQ1及びトランジスタQ3のソース接続点と、トランジスタQ2及びトランジスタQ4のソース接続点との間には、ステッピングモータ105のコイル209が接続されている。
一方、NチャネルMOSトランジスタQ3〜Q6、トランジスタQ5に直列接続された検出用抵抗301、トランジスタQ6に直列接続された検出用抵抗302は回転検出回路110の構成要素である。
各トランジスタQ1〜Q6のゲートは制御回路103によってオン/オフ制御される。検出用抵抗301とコイル209の接続点OUT2、及び、検出用抵抗302とコイル209の接続点OUT1は、回転検出回路110内のコンパレータ(図示せず)の入力部に接続されている。また、前記コンパレータの基準入力部には、予め定めた所定の基準しきい電圧Vcompが入力され、前記コンパレータによって検出した誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを判定する。
尚、トランジスタQ3は第1スイッチ素子、トランジスタQ1は第2スイッチ素子、トランジスタQ4は第3スイッチ素子、トランジスタQ2は第4スイッチ素子、トランジスタQ5は第5スイッチ素子、トランジスタQ6は第6スイッチ素子、検出用抵抗301は第1検出用素子、検出用抵抗302は第2検出用素子を構成している。トランジスタQ5と検出用抵抗301は第1直列回路を、又、トランジスタQ6と検出用抵抗302は第2直列回路を構成している。
ステッピングモータ105を回転駆動する回転駆動期間においてステッピングモータ105を回転駆動する場合には、制御回路103からの回転駆動用制御パルスに応答して、トランジスタQ2、Q3を同時にオン状態とする、あるいは、トランジスタQ1、Q4を同時にオン状態とすることによってコイル209に対して正方向あるいは逆方向に電流を供給し、これによってステッピングモータ105を回転駆動する。
前記回転駆動期間に続く検出区間Tにおいて、回転駆動によってステッピングモータ105に生じる誘起信号VRsを検出する場合、制御回路103からの回転検出用制御パルスに応答して、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態で、トランジスタQ3を所定周期でオン/オフスイッチング制御することによって検出用抵抗301に発生する検出信号(ステッピングモータ105の回転によって発生する誘起信号VRsに相当する信号)を取り出して基準しきい電圧Vcompと比較する、あるいは、トランジスタQ3、Q6をオンに保持した状態で、トランジスタQ4を所定周期でオン/オフスイッチング制御することによって検出用抵抗302に発生する検出信号(ステッピングモータ105の回転によって発生する誘起信号VRsに相当する信号)を取り出して基準しきい電圧Vcompと比較する。これにより、回転検出回路110によって検出区間Tにおいて基準しきい値電圧Vcompを超える誘起信号VRsが発生したか否かが検出される。
即ち、検出区間Tにおいて誘起信号VRsを検出する場合、制御回路103からの回転検出用制御パルスに応答して、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3をオフにする状態(図9の検出ループ)と、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3をオンにする状態(図10の閉ループ)とを所定周期で交互に繰り返す。
このとき、図9の検出ループの状態では、トランジスタQ4、Q5、検出用抵抗301、302、コイル209によってループが構成されるためステッピングモータ105には制動がかからない。
しかしながら、図10の閉ループの状態では、トランジスタQ3、Q4及びコイル209によってループが構成されてコイル209が短絡されるためステッピングモータ105には制動がかかり、前記制動の影響によってステッピングモータ105の自由回転運動が抑制される。
本他の実施の形態では、無効領域Tsでは閉ループにすることにより、ぎりぎり回転時の誘起信号VRsのレベルが小さくなり、ぎりぎり回転時に、区間T3の誘起信号VRsを抑えて、回転余裕がないにも拘わらず区間T3で発生した誘起信号VRsが誤って区間T2で検出され余裕回転と判定される等の誤検出を防止する。
図11は、主駆動パルスP1によってステッピングモータ105を駆動した場合のタイミング図で、図3に対応付けて描いた図である。
図11において、前述したように無効領域Tsではステッピングモータ105を閉ループにしているため、制動がかかり誘起信号VRsが発生していない。他の動作は図3において説明した動作と同じである。
このように、回転検出回路110は、無効領域Tsの間は閉ループにしてステッピングモータ105に制動をかけているため、誘起信号VRsの発生を抑圧あるいは遅くすることができる。
したがって、主駆動パルスP1のエネルギランクが駆動エネルギの小さい駆動パルスから駆動エネルギの大きい駆動パルスまで広範囲に変化するように設定されている場合、主駆動パルスP1の駆動エネルギが小さく本来であれば区間T3に発生する誘起信号VRsが早まって区間T2に入ってしまうような事態が生じるときがあるが、無効領域Ts内で制動をかけることにより、誘起信号VRsのレベルを基準しきい電圧Vcomp以下に抑圧したり、誘起信号VRsの発生が早まるのを抑えることによって区間T2で検出されないようにすることができ、誤検出を防止することができる。
また、主駆動パルスP1の駆動エネルギが小さい場合、誘起信号VRsが本来であれば区間T1に発生してランクアップする。しかしながら、誘起信号VRsの発生時刻が遅くなって区間T2に入った場合、ランクアップせずにランクダウン又はランク維持という誤まった判定となるが、本他の実施の形態によればこれを防止することができる。即ち、何らかの原因によって誘起信号VRsの発生時刻が遅くなる事態が生じた場合でも、誘起信号VRsが無効領域Ts内に入って検出されないため、正常にランクアップすることができる。
また、主駆動パルスP1のエネルギが大きい場合、主駆動パルスP1遮断後の誘起信号VRsが本来であれば区間T2に発生してランクダウンと判定すべきときでも、誘起信号VRsが早いタイミングで出現して区間T1に入ってランク維持と誤まって判定するような事態の発生を防止することができる。
このように、本他の実施の形態によれば、回転検出回路110は、ステッピングモータ105に発生する誘起信号VRsを検出素子301、302によって検出する検出ループと、ステッピングモータ105を短絡することによってステッピングモータ105に制動をかける閉ループとを所定周期で繰り返すことによって誘起信号VRsを検出するように構成されて成り、無効領域Tsでは前記閉ループにしてステッピングモータ105に制動をかけることを特徴としている。したがって、簡単な構成で、駆動エネルギの異なる複数の駆動パルスによって駆動する場合でも、回転状況を誤判定すること無く、正確なパルス制御を行うことが可能になる。
また、本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計によれば、時刻針107〜109を回転駆動するステッピングモータ105と、ステッピングモータ105を制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータ制御回路として、前記いずれかの実施の形態に係るステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴としているため、ステッピングモータ105の回転状況をより正確に判定して適正なパルス制御を行うことにより、より正確な運針駆動を可能にすると共に低消費電力化を図ることが可能になる。
尚、前記各実施の形態では検出区間Tは3つの区間T1〜T3を有するように構成したが、少なくとも2つ以上の区間を有するように構成することができる。
また、前記各実施の形態では、各主駆動パルスP1のエネルギを変えるために、パルス幅が異なるようにしたが、櫛歯状パルスのパルス数を変える、あるいは、パルス電圧を変える等によっても、エネルギを変えることが可能である。
また、ステッピングモータの応用例としてアナログ電子時計の例で説明したが、モータを使用する電子機器に適用可能である。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
また、本発明に係るアナログ電子時計は、アナログ電子腕時計、アナログ電子置時計等の各種のアナログ電子時計に適用可能である。
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・制御回路
104・・・駆動パルス選択回路
105・・・ステッピングモータ
106・・・アナログ表示部
107・・・時針
108・・・分針
109・・・秒針
110・・・回転検出回路
111・・・検出区間判別回路
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・コイル
210、211・・・可飽和部
Q1〜Q6・・・トランジスタ
301、302・・・検出用抵抗
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子

Claims (8)

  1. ステッピングモータのロータの回転によって発生する誘起信号を検出し、複数の検出領域を有する検出区間において前記誘起信号が所定の基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段と、前記複数の検出領域において前記回転検出手段によって検出された誘起信号が前記基準しきい電圧を超えるか否かを表すパターンに基づいて前記ステッピングモータの回転状況を判定し、前記判定結果に基づいて相互にエネルギが相違する複数の主駆動パルスのいずれか又は前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動制御する制御手段とを備え、
    少なくとも2つの前記検出領域間に無効領域が設けられ、
    前記制御手段は、前記無効領域において発生する誘起信号を考慮せずに前記ステッピングモータの回転状況を判定することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記検出区間は前記検出領域を有し連続する複数の区間に区分され、少なくとも1つの前記区間は前記検出領域及び前記無効領域を有することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記無効領域は少なくとも主駆動パルスによる駆動直後に設けられた第1区間の後部領域に設けられて成ることを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記検出区間は少なくとも主駆動パルスによる駆動直後の第1区間及び前記第1区間よりも後の第2区間に区分され、前記無効領域は前記第1区間及び第2区間に跨るように設けられて成ることを特徴とする請求項2又は3記載のステッピングモータ制御回路。
  5. 前記検出区間は少なくとも主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間及び前記第2区間よりも後の第3区間に区分され、前記無効領域は前記第1区間及び第2区間に跨るように設けられて成ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  6. 通常駆動の状態において、前記第1区間は前記ロータを中心とする空間の第3象限において前記ロータの最初の正方向回転状況を判定する区間、前記第2区間は前記第3象限において前記ロータの最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、前記第3区間は前記第3象限において前記ロータの最初の逆方向回転後の回転状況を判定する区間であることを特徴とする請求項5記載のステッピングモータ制御回路。
  7. 前記回転検出手段は、前記ステッピングモータに発生する誘起信号を検出素子によって検出する検出ループと、前記ステッピングモータを短絡することによって前記ステッピングモータに制動をかける閉ループとを所定周期で繰り返すことによって前記誘起信号を検出するように構成されて成り、前記無効領域では前記閉ループにして前記ステッピングモータに制動をかけることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  8. 時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、
    前記ステッピングモータ制御回路として、請求項1乃至7のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計。
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