JP2010151641A - ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Download PDF

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昭 高倉
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Chikashi Motomura
京志 本村
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貴則 長谷川
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幸祐 山本
Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
Kazuo Kato
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Abstract

【課題】 ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握することにより、省電力化を図ること。
【解決手段】 ステッピングモータ108の回転検出期間を、主駆動パルスP1による駆動直後のロータの回転によって、少なくとも第2象限で生じる誘起信号を検出する第1区間、第1区間よりも後に設けられ第3象限における誘起信号を検出する第2区間及び第2区間よりも後に設けられた第3区間に区分し、制御回路104は、回転検出回路109が第1区間及び第2区間において基準しきい電圧を超える誘起信号を検出した場合、パルスダウンカウンタ回路103が1回だけパルスダウン制御信号を出力できるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路及び前記ステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計に関する。
従来から、ロータ収容孔及びロータの停止位置を決める位置決め部を有するステータと、前記ロータ収容孔内に配設されたロータと、コイルとを有し、前記コイルに交番信号を供給して前記ステータに磁束を発生させることによって前記ロータを回転させると共に、前記位置決め部に対応する位置に前記ロータを停止するようにしたステッピングモータがアナログ電子時計等に使用されている。
ステッピングモータの制御方式として、ステッピングモータを主駆動パルスによって駆動した際に、前記ステッピングモータに生じる誘起電圧に対応する誘起信号を検出することによって回転したか否かを検出し、回転したか否かに応じて、パルス幅の異なる主駆動パルスに変更して駆動する、あるいは、主駆動パルスよりもパルス幅の大きい補正駆動パルスによって強制的に回転させる補正駆動方式が使用されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2に記載された補正駆動方式は、特許文献1の誘起電圧の検出に加え、主駆動パルスによる駆動直後の検出期間を第1区間、第1区間よりも後ろの第2区間及び第2区間よりも後ろの第3区間に区分し、各々の区間で検出される誘起電圧信号の組み合わせにより、回転駆動を制御するようにしている。これにより、ステッピングモータの回転状況を高精度に把握して、回転状況に応じた適切な駆動パルスを選択して駆動することが可能になる。
回転検出回路の検出結果を受け、回転していないと判断した場合、パルスアップして回転駆動出来る駆動パルスに到達するまで繰り返す。また一定時間毎にパルスダウンし、過剰にパルスアップしていないかを確認する。回転検出した時間でモータの駆動余裕が判断出来るため、駆動余裕がないと判断した場合は、パルスダウンを禁止する。
しかしながら、ステッピングモータのバラツキにより、もう1ランク下の駆動パルスでも駆動出来るのに早めに駆動余裕がないと判断し、パルスダウンを禁止してしまい、無駄な電力を消費する可能性がある。
特公昭61−15385号公報 WO2005/119377号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握することにより、省電力化を図ることを課題としている。
本発明によれば、主駆動パルスをパルスダウン制御するためのパルスダウン制御信号を所定周期で出力するパルスダウンカウンタ回路と、パルス制御信号に対応する主駆動パルス又は補正駆動パルスを出力すると共に、前記パルスダウン制御信号に応答して主駆動パルスをパルスダウンして出力する駆動パルス発生手段と、前記駆動パルス発生手段からの駆動パルスに応答して、ステッピングモータを回転駆動するモータ駆動手段と、前記ステッピングモータの回転によって回転検出期間内に発生した誘起信号が基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段と、前記回転検出手段による検出結果に基づいて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスの中のいずれかの主駆動パルス又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動するように前記駆動パルス発生手段を制御するための前記パルス制御信号を出力する制御手段とを備え、前記回転検出期間を、主駆動パルスによる駆動直後の前記ロータの回転によって、少なくとも第2象限で生じる前記誘起信号を検出する第1区間、前記第1区間よりも後に設けられ第3象限における前記誘起信号を検出する第2区間及び前記第2区間よりも後に設けられた第3区間に区分し、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記第1区間及び第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号を検出した場合に、前記パルスダウンカウンタ回路が前記パルスダウン制御信号を1回だけ出力できるように制御し、前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウンカウンタ回路からのパルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
制御手段は、回転検出手段が第1区間及び第2区間において基準しきい電圧を超える誘起信号を検出した場合に、パルスダウンカウンタ回路がパルスダウン制御信号を1回だけ出力できるように制御し、駆動パルス発生手段は、パルスダウンカウンタ回路からのパルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスをモータ駆動手段に出力する。
ここで、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記第1区間及び第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号が検出した場合、前記パルスダウンカウンタ回路が前記パルスダウン制御信号を出力するように制御すると共に、前記駆動パルス発生手段にパルス制御信号を出力して補正駆動パルスを出力するように制御し、前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力した後、前記補正駆動パルスを出力し、前記モータ駆動手段は、前記駆動パルス発生手段からの主駆動パルス及び補正駆動パルスに応答して、前記ステッピングモータを前記主駆動パルスによって駆動した後、前記補正駆動パルスによって駆動するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記補正駆動パルスに変えてパルスダウン前の主駆動パルスを出力するように駆動パルス発生手段にパルス制御信号を出力し、前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力した後、前記パルスダウン前の主駆動パルスを出力し、前記モータ駆動手段は、前記ステッピングモータをパルスダウンした主駆動パルスによって駆動した後、パルスダウン前の主駆動パルスによって駆動するように構成してもよい。
また、本発明によれば、時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータ制御回路として、前記いずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明によれば、ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握することにより、省電力化を図ることが可能になる。
また、本発明によれば、ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握することにより、省電力化可能なアナログ電子時計が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計のブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御等の制御を行う制御回路104、分周回路102からの時計信号を所定時間計時すると主駆動パルスをパルスダウンするためのパルスダウン制御信号を出力するパルスダウンカウンタ回路103、制御回路104からのパルス制御信号に基づいてステッピングモータ回転駆動用の主駆動パルスP1を選択し出力する主駆動パルス発生回路105を備えている。
また、アナログ電子時計は、制御回路104からのパルス制御信号に基づいて強制的にステッピングモータ108を回転駆動するための補正駆動パルスP2を出力する補正駆動パルス発生回路106、主駆動パルス発生回路105からの主駆動パルスP1及び補正駆動パルス発生回路106からの補正駆動パルスP2に応答してステッピングモータ108を回転駆動するモータドライバ回路107、ステッピングモータ108、ステッピングモータ108によって回転駆動されると共に時刻表示用の時刻針を有するアナログ表示部110、ステッピングモータ108の回転に応じて発生する誘起電圧信号を所定の回転検出期間において検出する回転検出回路109を備えている。
パルスダウンカウンタ回路103は、所定の周期でパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力する機能を有しており又、制御回路104によって指示されたときに前記パルスダウン制御信号を出力するように制御される。
制御回路104は、ステッピングモータ108の回転によって基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号を回転検出回路109が検出する時刻と当該誘起信号を検出した区間とを比較して、前記誘起信号がどの区間において検出されたのかを判別する区間判別回路としての機能等をも有している。尚、後述するように、ステッピングモータ108が回転したか否かを検出する回転検出期間は3つの区間に区分している。
回転検出回路109は、前記特許文献1に記載された回転検出回路と同様の構成のものであり、ステッピングモータ108の回転駆動後の自由振動によって発生する、所定の基準しきい電圧Vcompを越える誘起信号を検出する。
尚、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部111は表示手段を構成している。回転検出回路109は回転検出手段を構成し、制御回路104は制御手段を構成している。主駆動パルス発生回路105及び補正駆動パルス発生回路106は駆動パルス発生手段を構成している。また、モータドライバ回路107はモータ駆動手段を構成している。
図2は、本発明の実施の形態に使用するステッピングモータ108の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ108は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回されたコイル209を備えている。ステッピングモータ108をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。コイル209は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。
ロータ202が回転する空間は、ロータ202の回転軸を中心として、4つの象限(第1象限I〜第4象限IV)に区分されている。
コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(磁気が流れる方向Xに対して所定角度位置θ0)に安定して停止している。
いま、モータドライバ回路107から矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極とする第1極性の信号による駆動)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は正方向(図2の反時計回り方向)に180度回転し、磁極軸が角度位置θ1に安定的に停止する。
次に、モータドライバ回路107から、前記第1極性とは逆極性の矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極とする第2極性の信号による駆動)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向に180度回転し、所定角度位置θ1に安定的に停止する。
以後、このように、コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作が繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ正方向に連続的に回転させることができるように構成されている。尚、本実施の形態では、駆動パルスとして、後述するように、相互にエネルギの異なる複数の主駆動パルスP10〜P1m及び補正駆動パルスP2を用いている。
図3〜図7は、本実施の形態において、ステッピングモータ108の駆動タイミング、回転検出タイミング及び使用する駆動パルスの種類を示すタイミング図で、主駆動パルスP1及び補正駆動パルスP2によってステッピングモータ108を駆動した場合のタイミング図である。本実施の形態では、主駆動パルスP1として櫛歯状のパルスを使用している。
主駆動パルスP1によって駆動する駆動期間の直後にステッピングモータ108が回転したか否かを検出する回転検出期間が設けられている。回転検出期間は複数の区間に区分けされている。
本実施の形態では、回転検出期間は、3つの区間(主駆動パルスP1による駆動直後のロータ202の回転によって、少なくとも第2象限IIで生じる誘起信号VRsを検出する第1区間T1、第1区間T1よりも後に設けられ第3象限IIIにおける誘起信号VRsを検出する第2区間T2及び第2区間T2よりも後に設けられた第3区間T3)に区分けされており、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間T1〜T3で検出されたかに基づいてステッピングモータ108の回転状況を判定し、ステッピングモータ108を適切な駆動パルスによって駆動制御(パルス制御)するようにしている。また、パルスダウンカウンタ回路103のパルスダウン制御信号の出力制御にも区間T1〜T3にける検出結果を利用している。
図3において、制御回路104の制御によって主駆動パルス発生回路105から主駆動パルスP1を出力し、モータドライバ回路107によりステッピングモータ108を回転駆動する。本例では、区間T1〜T3中の出区間T2においてのみ所定の基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが回転検出回路109によって検出されており、制御回路104はステッピングモータ108は回転しているが主駆動パルスP1の駆動エネルギが過剰(余裕回転)と判定する。
この場合、制御回路104は、所定時間後の駆動時に1ランク駆動エネルギをランクダウン(パルスダウン)した主駆動パルスP1に変更して駆動するため、パルスダウンカウンタ回路103がパルスダウン制御信号を出力することを禁止しない。したがって、パルスダウンカウンタ回路103は所定周期が到来すると、主駆動パルスP1の駆動エネルギを1ランクパルスダウンするためのパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力する。主駆動パルス発生回路105は、前記パルスダウン制御信号に応答して主駆動パルスP1を1ランクパルスダウンし、当該主駆動パルスP1により、モータドライバ回路107を介してモータ108を回転制御する。
図4は、本実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を駆動した場合、第1区間T1及び第2区間T2において、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが回転検出回路109によって検出された場合の例である。
この場合、制御回路104は、ステッピングモータ108は回転しており主駆動パルスP1の駆動エネルギは最適(余裕ない回転)と判定し、次回の駆動も同じ主駆動パルスP1によって行うように主駆動パルス発生回路105を制御する。同時に、制御回路104は、パルスダウンカウンタ回路103が所定周期を計時した場合でもパルスダウン制御信号を出力しないように制御する。これにより、パルスダウンカウンタ回路103はパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力しないため、主駆動パルスP1のパルスダウンは行われない。
図5は、本実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を駆動した場合、第3区間T3においてのみ、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が回転検出回路109によって検出された場合の例である。
この場合、制御回路104は、ステッピングモータ108は回転しているが、主駆動パルスP1の駆動エネルギが不足しており(ぎりぎり回転)、同じ主駆動パルスP1による次回駆動時に非回転となる可能性があると判定し、補正駆動パルスP2によって駆動することなく次回駆動時に1ランク駆動エネルギをランクアップ(パルスアップ)した主駆動パルスP1によって駆動するように主駆動パルス発生回路105を制御する。
同時に、制御回路104は、パルスダウンカウンタ回路103が前記所定周期を計時した場合でもパルスダウン制御信号を出力しないように制御する。これにより、パルスダウンカウンタ回路103はパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力しないため、主駆動パルスP1のパルスダウンが禁止される。
図6は、本実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を駆動した場合、第1区間T1〜第3区間T3のいずれにおいても、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が回転検出回路109によって検出されなかった場合の例である。
この場合、制御回路104は、ステッピングモータ108は回転しておらず、主駆動パルスP1の駆動エネルギが不足している(非回転)と判定し、補正駆動パルスP2によって強制的に回転駆動するように補正駆動パルス発生回路106を制御した後、次回駆動時に1ランクアップした主駆動パルスP1によって駆動するように主駆動パルス発生回路105を制御する。これにより、補正駆動パルス発生回路106は補正駆動パルスP2によって駆動し、次回の駆動時に、主駆動パルス発生回路105は1ランクアップした主駆動パルスP1によって駆動する。
同時に、制御回路104は、パルスダウンカウンタ回路103が所定周期を計時してもパルスダウン制御信号を出力しないように制御する。これにより、パルスダウンカウンタ回路103はパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力しないため、主駆動パルスP1のパルスダウンが行われない。
図7は、図6と同様に、第1区間T1〜第3区間T3のいずれにおいても、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が回転検出回路109によって検出されなかった場合のタイミング図であるが、後述するように、主駆動パルスP13を1ランクダウンした主駆動パルスP12によって駆動した後、パルスダウン前の主駆動パルスP13によって駆動する例である。
回転駆動期間や回転検出期間とステッピングモータ108の回転動作との関係を図2に沿って説明すると、主駆動パルスによって駆動する領域をaとすると、第2象限II内の領域a’で生じた誘起信号は第1区間T1において正極性で検出され、第3象限IIIの領域bで発生した誘起信号は区間T1及び区間T2にまたがって逆極性で検出され、第3象限IIIの領域cで発生した誘起信号は区間T3において正極性で検出される(区間T3よりも区間T2において検出された方が駆動エネルギの余裕が大きい。)。
即ち、誘起信号VRsは、駆動パルスが終了した後のロータ振動によって発生するため、第1区間T1に誘起される誘起信号の発生するタイミングは、余力のない回転駆動(ほとんど停止)からある程度の駆動余裕のある領域に限られ、十分に回転力がある場合には発生しない特徴がある(図2の領域a’がそれにあたる)。
駆動余力が十分ある場合は、領域bで駆動パルスが終了するため誘起信号は逆位相に出力される。また、ロータ202の運動により第1区間T1における誘起信号の高さは駆動余力の減少に反比例する。このようにして駆動余裕の程度を判別することができる。
本実施の形態ではこのような特徴を捉え、第1区間T1に基準しきい電圧Vcompを超えた誘起信号が発生した場合、回転余力が減少してきたと判別し、パルスダウンカウンタ回路103はパルスダウンせずに維持することで、エネルギの小さな駆動パルスに変更しないようにしている。
図8は、回転検出結果と駆動パルスのランク操作との関係を、前記した関係も含めてまとめた判定チャートである。
図8において、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が区間T2のみ、又は、T2及びT3のみにおいて検出された場合、駆動エネルギに余裕がある回転(余裕回転)と判定し、主駆動パルスP1を1ランクダウンする。
基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が区間T1〜T3の全て、又は、区間T1及びT2のみ(少なくとも区間T1及びT2)において検出された場合、駆動エネルギをランクダウンする余裕がない回転(余裕ない回転)と判定し、主駆動パルスP1を変更せずに現状を維持する。
基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が区間T1及びT3のみ、又は、区間T3のみにおいて検出された場合、駆動エネルギがぎりぎりの回転(ぎりぎり回転)と判定し、主駆動パルスP1を1ランクアップする。
また、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号が区間T1のみにおいて検出された場合、又は、いずれの区間T1〜T3においても検出されなかった場合、非回転と判定し、補正駆動パルスP2によって駆動した後、主駆動パルスP1を1ランクアップするようにしている。
図9は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を示すフローチャートで、パルスダウンカウンタ回路103の制御に関する部分のフローチャートである。
図9の処理は、通常行うシーケンスのフローであり、回転検出回路109が検出期間において検出した誘起信号VRsの検出パターン(第1区間T1,第2区間T2、第3区間T3)が(1,1,1/0)(「1/0」は不問)の組み合わせになると、制御回路104は、検出パターンが本当に(1,1,1/0)なのかを確認するために、制御回路104内部のダウン許可フラグを「1」にセットして、処理ステップS911の分岐により、所定時間(本実施の形態では80秒)経過後に1回だけ主駆動パルスP1をパルスダウンするようにしている。
ここで、ダウン許可フラグは、検出パターンが(1,1,1/0)の組み合わせになったら「1」にセットし、主駆動パルスP1を1回パルスダウンしたら「0」にセットするフラグである。また、ダウン禁止フラグは、1回パルスダウンしたら「1」にセットし又、検出パターンが(1,1,1/0)以外の組み合わせになったら「1」にセットするフラグである。
以下、図1〜図9を参照して、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を詳細に説明する。
図1において、発振回路101は所定周波数の信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生し、パルスダウンカウンタ回路103及び制御回路104に出力する。
パルスダウンカウンタ回路103は、分周回路102からの時計信号を計数して計時動作を行い、所定周期が経過する毎にパルスダウン制御信号を主駆動パルス発生回路105に出力するように動作開始する。
また、制御回路104は、所定エネルギの主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS901)。主駆動パルス発生回路105は、主駆動パルス制御信号に応答して、前記所定エネルギの主駆動パルスP1をモータドライバ回路107に出力する。モータドライバ回路107は前記主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を回転駆動する。ステッピングモータ108は前記主駆動パルスP1によって回転駆動されて、表示部110を駆動する。これにより、ステッピングモータ108は、正常に機能している場合、前記主駆動パルスP1によって確実に回転するように構成されているため、表示部110では時刻針による現在時刻表示等が正常に行われる。
回転検出回路109は基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号を検出した時点で制御回路104にその旨を通知する。
制御回路104は、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1、第2区間T2、第3区間T3のいずれの区間でも検出していない(第1区間T1、第2区間T2、第3区間T3のいずれにおいても回転していない)(検出パターンが(0,0,0))と判定、即ち非回転と判定すると(ステップS902、S903、S904)、補正駆動パルスP2を出力するように補正駆動パルス発生回路106に補正駆動パルス制御信号を出力して制御する(ステップS905)。
補正駆動パルス発生回路106は前記補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2をモータドライバ回路107に出力する。
モータドライバ回路107は補正駆動パルスP2によってステッピングモータ108を回転駆動する。ステッピングモータ108は補正駆動パルスP2によって強制的に回転駆動されて、表示部110を駆動する。これにより、ステッピングモータ108が強制的に回転し、表示部110では、時刻針による現在時刻表示等が行われる。
同時に制御回路104は、主駆動パルス発生回路105にパルスアップ制御信号を出力して、主駆動パルスP1を1ランクアップするように制御した後(ステップS906)、制御回路104内に設けてあるダウン禁止フラグを0にセットする(ステップS907)。
制御回路104は、処理ステップS904において、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第3区間T3において検出した(検出パターンが(0,0,1))と判定、即ち、ぎりぎり回転と判定すると、補正駆動パルスP2を出力することなく処理ステップS906に移行してパルスアップする。
制御回路104は、処理ステップS903において、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出した(検出パターンが(0,1,1/0))と判定、即ち、余裕回転と判定すると、ダウン禁止フラグを「0」にセットしてパルスダウン可能な状態にする(ステップS912)。
次に、制御回路104は、制御回路104内のカウンタが所定時間(本実施の形態では80秒)計時していた場合には、主駆動パルスP1を1ランク小さい主駆動パルスP1にパルスダウンし、制御回路104内のカウンタが未だ80秒計時していない場合には処理ステップS901に戻る(ステップS913、ステップS914)。これにより、駆動余裕の場合には、所定時間毎のパルスダウン制御が行われる。
一方、制御回路104は、処理ステップS902において回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1において検出したと判定した場合、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出していないと判定したときには処理ステップS904に移行する(ステップS908)。
制御回路104は、処理ステップS908において回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出したと判定した場合(検出パターンが(1,1,1/0))、ダウン禁止フラグが「1」にセットされていなければダウン許可フラグを「1」にセットした後に処理ステップS911に移行し、ダウン禁止フラグが「1」にセットされていれば直ちに処理ステップS911に移行する(ステップS909、S910)。
制御回路104は、処理ステップS911において、ダウン許可フラグが「1」にセットされていないと判定した場合には処理ステップS901に戻り、ダウン許可フラグが「1」にセットされていると判定した場合には処理ステップS913に移行して所定時間経過後にパルスダウンする。
図10は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を示すフローチャートで、パルスダウンカウンタ回路103の制御に関する部分のフローチャートである。
図10の処理は、検出パターンが(1,1,1/0)の組み合わせを検出したときに、(0,1,1/0)ではなく(1,1,1/0)であることを確認するために、1回だけパルスダウンする場合の処理フローである。第1区間T1及び第2区間T2における検出結果の組み合わせで元の主駆動パルスにパルスアップするか否かを判断し、必ず補正駆動パルスP2によって駆動すると共にダウン禁止フラグを「1」にセットしてパルスダウンを禁止するようにしている。
図10において、制御回路104は、所定エネルギの主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS1001)。主駆動パルス発生回路105は、主駆動パルス制御信号に応答して、前記所定エネルギの主駆動パルスP1をモータドライバ回路107に出力する。モータドライバ回路107は前記主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を回転駆動する。ステッピングモータ108は前記主駆動パルスP1によって回転駆動されて、表示部110を駆動する。これにより、ステッピングモータ108は、正常に機能している場合、前記主駆動パルスP1によって確実に回転するように構成されているため、表示部110では時刻針による現在時刻表示等が正常に行われる。
制御回路104は、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1、第2区間T2のいずれの区間でも検出していない(検出パターンが(0,0,1/0))と判定、即ちぎりぎり回転又は非回転と判定すると(ステップS1002、S1003)、主駆動パルスP1を1ランクアップする(試みにパルスダウンする前の主駆動パルスP1にパルスアップする。)ように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力して制御する(ステップS1004)。
次に制御回路104は、ダウン許可フラグを「0」にセットし(ステップS1005)、ダウン禁止フラグを「1」にセットした後(ステップS1006)、補正駆動パルスP2によって駆動するように補正駆動パルス発生回路106に補正駆動パルス制御信号を出力して制御する(ステップS1007)。
補正駆動パルス発生回路106は前記補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2をモータドライバ回路107に出力する。モータドライバ回路107は前記補正駆動パルスP2によってステッピングモータ108を回転駆動する。これにより、試しにパルスダウンして駆動したときに回転駆動できない場合でも確実に回転させることができる。
尚、処理ステップS1007では、図7に示したように、補正駆動パルスP2の代わりに、パルスダウンする前の主駆動パルスを用いて駆動するようにしてもよい。これによっても、確実に回転駆動が可能になる。
制御回路104は、処理ステップS1003において、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出した(検出パターンが(0,1,1/0))と判定、即ち、余裕回転と判定すると、パルスアップすることなく処理ステップS1005に移行する。
制御回路104は、処理ステップS1002において、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第1区間T1において検出したと判定した場合、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出していないときには処理ステップS1004に移行してパルスアップし、回転検出回路109が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを第2区間T2において検出したときには(検出パターンが(1,1,1/0))、余裕ない回転と判定してパルスアップせずに処理ステップS1005に移行する(ステップS1008)。
以上述べたように、本他の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路によれば、回転検出期間を、主駆動パルスP1による駆動直後のロータ202の回転によって、少なくとも第2象限IIで生じる誘起信号VRsを検出する第1区間T1、第1区間T1よりも後に設けられ第3象限IIIにおける誘起信号VRsを検出する第2区間T2及び第2区間T2よりも後に設けられた第3区間T3に区分し、制御回路104は、回転検出回路109が第1区間T1及び第2区間T2において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが検出した場合(検出パターンが(1,1、1/0))、パルスダウンカウンタ回路103がパルスダウン制御信号を出力するように制御する。
このように、主駆動パルスで駆動し、回転検出の結果、駆動余裕がないと判断した場合でも、次のパルスダウンを1回のみ許可し、1ランク下の主駆動パルスで駆動余裕を判断し、回転可能と判断した場合はパルスランクを維持したまま補正駆動パルスを出力する。また、回転がぎりぎりと判断した場合は1ランク上のパルスに戻し、補正駆動パルスを出力するようにしている。
したがって、ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握して、省電力化を図ることが可能になる。
また、ステッピングモータや輪列負荷のバラツキにより、もう1ランク下の主駆動パルスでも駆動出来るのに早めに駆動余裕がないと判断してしまっても1ランク下の主駆動パルスで回転可能かを判断できるため無駄な電力消費を防止出来る等の効果を奏する。
また、確認のためにパルスダウンした主駆動パルスによって駆動した後に補正駆動パルスによって駆動するようにしているため、パルスダウンによって非回転となる場合でも確実に回転させることが可能になる。
また、本実施の形態によれば、ステッピングモータの駆動状況をより正確に把握することにより、省電力化可能なアナログ電子時計が提供される。
尚、前記各実施の形態では、各主駆動パルスP1のエネルギを変えるために、パルス幅が異なるように構成したが、パルス電圧を変える等によっても、駆動エネルギを変えることが可能である。
また、時刻針以外にも、カレンダ等を駆動するためのステッピングモータに適用可能である。
また、ステッピングモータの応用例として電子時計の例で説明したが、モータを使用する電子機器に適用可能である。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
また、本発明に係る電子時計は、カレンダ機能付きアナログ電子腕時計、カレンダ機能付きアナログ電子置時計等の各種カレンダ機能付きアナログ電子時計をはじめ、各種のアナログ電子時計に適用可能である。
本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計に使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を説明する判定チャートである。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・パルスダウンカウンタ回路
104・・・制御回路
105・・・主駆動パルス発生回路
106・・・補正駆動パルス発生回路
107・・・モータドライバ回路
108・・・ステッピングモータ
109・・・回転検出回路
110・・・入力回路
111・・・アナログ表示部
112・・・電池
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・コイル
210、211・・・可飽和部
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子

Claims (4)

  1. 主駆動パルスをパルスダウン制御するためのパルスダウン制御信号を所定周期で出力するパルスダウンカウンタ回路と、
    パルス制御信号に対応する主駆動パルス又は補正駆動パルスを出力すると共に、前記パルスダウン制御信号に応答して主駆動パルスをパルスダウンして出力する駆動パルス発生手段と、
    前記駆動パルス発生手段からの駆動パルスに応答して、ステッピングモータを回転駆動するモータ駆動手段と、
    前記ステッピングモータの回転によって回転検出期間内に発生した誘起信号が基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段と、
    前記回転検出手段による検出結果に基づいて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスの中のいずれかの主駆動パルス又は、前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動するように前記駆動パルス発生手段を制御するための前記パルス制御信号を出力する制御手段とを備え、
    前記回転検出期間を、主駆動パルスによる駆動直後の前記ロータの回転によって、少なくとも第2象限で生じる前記誘起信号を検出する第1区間、前記第1区間よりも後に設けられ第3象限における前記誘起信号を検出する第2区間及び前記第2区間よりも後に設けられた第3区間に区分し、
    前記制御手段は、前記回転検出手段が前記第1区間及び第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号を検出した場合に、前記パルスダウンカウンタ回路が前記パルスダウン制御信号を1回だけ出力できるように制御し、
    前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウンカウンタ回路からのパルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記制御手段は、前記回転検出手段が前記第1区間及び第2区間において前記基準しきい電圧を超える誘起信号が検出した場合、前記パルスダウンカウンタ回路が前記パルスダウン制御信号を出力するように制御すると共に、前記駆動パルス発生手段にパルス制御信号を出力して補正駆動パルスを出力するように制御し、
    前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力した後、前記補正駆動パルスを出力し、
    前記モータ駆動手段は、前記駆動パルス発生手段からの主駆動パルス及び補正駆動パルスに応答して、前記ステッピングモータを前記主駆動パルスによって駆動した後、前記補正駆動パルスによって駆動することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記制御手段は、前記補正駆動パルスに変えてパルスダウン前の主駆動パルスを出力するように駆動パルス発生手段にパルス制御信号を出力し、
    前記駆動パルス発生手段は、前記パルスダウン制御信号に応答してパルスダウンした主駆動パルスを前記モータ駆動手段に出力した後、前記パルスダウン前の主駆動パルスを出力し、
    前記モータ駆動手段は、前記ステッピングモータをパルスダウンした主駆動パルスによって駆動した後、パルスダウン前の主駆動パルスによって駆動することを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、
    前記ステッピングモータ制御回路として、請求項1乃至3のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計。
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