JP2014219231A - ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計 Download PDF

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Abstract

【課題】ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止する。【解決手段】ステッピングモータ109駆動後に設けられ検出区間Tを構成する複数の区間T1〜T3において基準しきい値Vcompを超える誘起信号VRsが検出されたか否かを表すパターンによってステッピングモータ109の回転状況を検出する回転検出部と、ステッピングモータ109の回転状況に基づいて駆動パルスを選択してステッピングモータ109を駆動する制御部とを備えて成り、回転検出部は、最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3における誘起信号VRsの検出感度を高くする。【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路、前記ステッピングモータ制御回路を備えたムーブメント及び前記ムーブメントを備えたアナログ電子時計に関する。
従来から、アナログ電子時計では、ステッピングモータを主駆動パルスP1によって駆動した後の検出区間Tにおいてステッピングモータの自由振動によって発生する誘起信号VRsを検出し、検出した誘起信号VRsに基づいて回転状況を検出する回転検出回路が設けられている(特許文献1〜3参照)。
また、前記回転検出回路の検出方式として、検出区間Tを複数の区間に区分すると共に、各区間において誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを検出し、各区間において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出したか否かを表すパターンに基づいて、ステッピングモータが回転したか否かあるいは負荷に対する主駆動パルスP1の余裕の程度を表す回転状況を検出し、適切な駆動パルスを選択して駆動するようにした発明が開発されている(特許文献4参照)。
前記従来の回転検出回路は、誘起信号VRsを検出するために、ステッピングモータの自由振動によって駆動コイルに流れる電流を誘起信号VRsに電圧変換するための電流−電圧変換用検出抵抗Rsを1種類用い、主駆動パルスP1印加終了後にステッピングモータの駆動コイルを含むループを断続的に開閉し、このときのロータの振動により駆動コイルに発生する誘起電圧を誘起信号VRsとして検出するように構成されている。
このように構成された回転検出回路では、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える場合でも、回転検出が正確に行われない場合がある。
例えば、重量が大きい秒針等の慣性モーメントが大きい時刻針が取り付けられている場合、主駆動パルスP1のエネルギ自体には余裕があってもステッピングモータの回転速度が遅いため小さな誘起信号VRsしか得られず、回転したにも拘わらず回転しなかったと誤検出してしまう恐れがある。
このように、回転したにも拘わらず非回転と判定した場合、補正駆動パルスP2による駆動が行われ、その結果、電力を無駄に消費してしまうという問題がある。
特公昭57−018440号公報 特公昭63−018148号公報 特公昭63−018149号公報 特開2009−288133号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することを課題としている。
本発明の第1の視点によれば、ステッピングモータ駆動後に設けられた検出区間を構成する複数の区間において前記ステッピングモータが発生する誘起信号が所定の基準しきい値を超えたか否かを検出し、前記各区間において前記基準しきい値を超える誘起信号が検出されたか否かを表すパターンによって前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出部と、前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの回転状況に基づいて駆動パルスを選択し、前記選択した駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動する制御部とを備えて成り、前記回転検出部は、前記複数の区間中の最初の区間における誘起信号の検出結果に基づいて前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、前記最初の区間以外の区間における誘起信号の検出感度を高くすることを特徴としている。
本発明の第2の視点によれば、前記ステッピングモータ制御回路を備えて成ることを特徴とするムーブメントが提供される。
本発明の第3の視点によれば、前記ムーブメントを備えて成ることを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能になる。
また、本発明に係るムーブメントによれば、ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能なアナログ電子時計を構築することができる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能なため、正確な運針が可能になる。
本発明の各実施の形態に係るステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計に共通するブロック図である。 本発明の各実施の形態で使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の各実施の形態に共通するタイミング図である。 本発明の各実施の形態に共通する判定チャートである。 本発明の第1の実施の形態の部分詳細回路図である。 本発明の第1の実施の形態のタイミング図である。 本発明の第2の実施の形態の部分詳細回路図である。 本発明の第2の実施の形態のタイミング図である。 本発明の第3の実施の形態の部分詳細回路図である。 本発明の第3の実施の形態のタイミング図である。
図1は、本発明の各実施の形態に係るステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計に共通するブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、アナログ電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御(パルス制御)等の制御を行う制御回路103、相互にエネルギが異なる複数種類の主駆動パルスP1及び前記各主駆動パルスP1よりも大きい補正駆動パルスP2の中から制御回路103からの駆動パルス制御信号に対応する主駆動パルスP1又は補正駆動パルスP2を選択し出力する駆動パルス発生回路104を備えている。
また、アナログ電子時計は、駆動パルス発生回路104からの主駆動パルスP1又は補正駆動パルスP2によってステッピングモータ109を駆動するモータ駆動回路106、ステッピングモータ109、時計ケース110を備えている。
また、アナログ電子時計は、時計ケース110の外面側に配設され、ステッピングモータ109によって回転駆動されて時刻や日にちを表示する時刻針(秒針113、時針114、分針115)及びカレンダ表示部116を有するアナログ表示部112、時計ケース110の内部に配設されたムーブメント111を備えている。
また、アナログ電子時計は、ステッピングモータ109のロータの自由振動によって発生し所定の基準しきい電圧(基準しきい値)Vcompを超える誘起信号VRsを所定の検出区間Tにおいて検出する回転検出回路107、回転検出回路107が所定の基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した時刻と区間とを比較して前記誘起信号VRsがどの区間において検出されたのかを判定する検出区間判別回路105、回転検出回路107の検出感度を設定する検出感度切り替え回路108を備えている。
尚、後述するように本発明の実施の形態では、ステッピングモータ109が回転したか否かを検出する検出区間Tは3つの区間T1〜T3に区分している。誘起信号VRsはステッピングモータ109の回転状況を表す信号である。
回転検出回路107は前記特許文献1〜4に記載された回転検出回路と同じ原理を利用して誘起信号VRsを検出する構成のものである。回転検出回路107は、ステッピングモータ109の駆動コイルとステッピングモータ109が発生する誘起信号VRsを検出する検出素子とを含む第1閉回路(第1状態)を形成する第1時間と、前記駆動コイルと低インピーダンス素子とによって第2閉回路(第2状態)を形成する第2時間とから成る検出周期によって構成される検出区間Tにおいて、ステッピングモータ107の回転状況を検出する。検出区間Tは、交互に繰り返される複数の第1時間と第2時間によって構成されている。尚、定インピーダンス素子のインピーダンスは実質的に0であるため、第2閉回路は駆動コイルを短絡する回路を構成することになる、
基準しきい電圧Vcompはステッピングモータ105で発生する誘起信号VRsの電圧レベルを判定する基準値であり、ステッピングモータ107が回転した場合等のようにロータの回転動作が速い場合には基準しきい電圧Vcompを越える誘起信号VRsが発生し、ステッピングモータ107が回転しなかった場合等のようにロータの回転動作が遅い場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを越えないように基準しきい電圧Vcompは設定されている。
検出感度切り替え回路108は、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える状態であると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える状態のときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3における誘起信号VRsの検出感度が高くなるように回転検出回路107の検出感度を切り替えるように制御する。
発振回路101、分周回路102、制御回路103、駆動パルス発生回路104、検出区間判別回路105、モータ駆動回路106、回転検出回路107、検出感度切り替え回路108、ステッピングモータ109は、ムーブメント111の構成要素である。
一般に、時計の動力源、時間基準などの装置からなる時計の機械体をムーブメントと称する。電子式のものをモジュールと呼ぶことがある。時計としての完成状態では、ムーブメントには文字板、針が取り付けられ、時計ケースの中に収容される。
ここで、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部112は表示手段を構成している。検出区間判別回路105、回転検出回路107及び検出感度切り替え回路108は回転検出部を構成している。発振回路101、分周回路102、制御回路103、駆動パルス発生回路104及びモータ駆動回路106は制御部を構成している。制御回路103及び検出感度切り替え回路108は検出感度設定部を構成している。また、発振回路101、分周回路102、制御回路103、駆動パルス発生回路104、検出区間判別回路105、モータ駆動回路106、回転検出回路107及び検出感度切り替え回路108はステッピングモータ制御回路を構成している。
図2は、本発明の実施の形態で使用するステッピングモータ109の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ109は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回された駆動コイル209を備えている。ステッピングモータ109をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。駆動コイル209は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、駆動コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。駆動コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(磁極軸AがX軸との間でなす角度がθ0の位置)に安定して停止している。
いま、主駆動パルス発生回路104から駆動パルスを駆動コイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は図2の反時計回り方向に180度回転し、磁極軸Aが角度θ1位置で安定的に停止する。尚、ステッピングモータ109を回転駆動することによって通常動作(本実施の形態ではアナログ電子時計であるため運針動作)を行わせるための回転方向(図2では反時計回り方向)を正方向とし、その逆(時計回り方向)を逆方向としている。
次のサイクルでは、主駆動パルス発生回路104から、逆極性の駆動パルスを駆動コイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(前記駆動とは逆極性となるように、第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向(正方向)に180度回転し、磁極軸Aが角度θ0位置で安定的に停止する。
以後、このように、駆動コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作がサイクル毎に交互に繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ反時計回り方向に連続的に回転させることができるように構成されている。
図3は、本発明の各実施の形態において、主駆動パルスP1によってステッピングモータ109を駆動した場合のタイミング図で、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態、ロータ202の回転挙動、回転状況を表す誘起信号VRsのパターンをあわせて示している。
図3において、P1は主駆動パルスP1を表すと共にロータ202が主駆動パルスP1によって回転駆動される区間を表し、又、a〜eは主駆動パルスP1の駆動停止後の自由振動によるロータ202の磁極軸Aの回転位置を表す領域である。
主駆動パルスP1による駆動後の所定時間を第1区間T1、第1区間T1よりも後の所定時間を第2区間T2、第2区間よりも後の所定時間を第3区間T3としている。このように、主駆動パルスP1による駆動後から始まる検出区間T全体を複数の区間(本実施の形態では3つの区間T1〜T3)に区分している。尚、本実施の形態では、誘起信号VRsを検出しない期間であるマスク区間は設けていない。
ロータ202を中心として、その回転によってロータ202の磁極軸Aが位置するXY座標空間を第1象限〜第4象限に区分した場合、第1区間T1〜第3区間T3は次のように表すことができる。
尚、駆動する負荷は通常負荷である。ここで、通常負荷とは通常時に駆動される負荷を意味しており、本実施の形態では、時刻針(秒針113、時針114、分針115)を駆動する場合の負荷を通常負荷としている。
通常駆動の状態(負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギが過大であるため省電力化のために主駆動パルスP1のランクダウンが必要な状態)では、第1区間T1はロータ202を中心とする空間の第3象限においてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第3象限においてロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限においてロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
尚、本実施の形態では、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える場合として、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギが十分に多い場合であり、通常駆動の状態(誘起信号VRsのパターンが(0,1,0))を挙げている。
また、通常駆動状態に対して小さな負荷が増えた状態(負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が、ややエネルギ低い状態であり、主駆動パルスP1が維持される状態)では、第1区間T1は第2象限においてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第3象限においてロータ202の最初の正方向の回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限におけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
また、ややエネルギ低い状態に対して更に負荷が増えた状態(負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が、かなりエネルギ低い状態であり、主駆動パルスP1のランクアップが必要な状態)では、第1区間T1は第2象限においてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第2象限におけるロータ202の最初の正方向回転状況及び第3象限におけるロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限におけるロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
また、ややエネルギ低い状態に対して更に負荷が増えて非回転となった状態(負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が小さく非回転となる状態(P1非回転状態)であり、補正駆動パルスP2による駆動及び主駆動パルスP1のランクアップが必要な状態)では、第1区間T1は第2象限においてロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第2象限及び第1象限におけるロータ202の最初の逆方向回転状況及び第1象限におけるロータ202の2回目の正方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第1象限におけるロータ202の2回目の正方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
各区間T1〜T3において回転検出回路107が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」とすると、図3の通常負荷駆動の例では、回転状況を表すパターン(第1区間の判定値,第2区間の判定値,第3区間の判定値)として(0,1,0)が得られており、制御回路103は駆動エネルギが過大(余裕回転)と判定して、主駆動パルスP1の駆動エネルギを1ランクダウンするようにパルス制御を行う。
また、ややエネルギ低い状態においては、パターン(1,1,0)が得られており、制御回路103は余裕ない回転(余分なエネルギはないが回転させことが可能な回転状態)と判定して、主駆動パルスP1の駆動エネルギを維持するようにパルス制御を行う。
図4は本発明の各実施の形態の動作をまとめた判定チャートである。図4において、前述したとおり、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」と表している。また、「1/0」は、判定値が「1」、「0」のどちらでもよいことを表している。
図4に示すように、回転検出回路107が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsの有無を検出し、検出区間判別回路105が前記誘起信号VRsの検出時期を判定したパターンに基づいて、制御回路103内部に記憶した図4の判定チャートを参照して、制御回路103は主駆動パルスP1のパルスアップやパルスダウンあるいは補正駆動パルスP2による駆動等のパルス制御を行ってステッピングモータ109を回転制御する。
例えば、制御回路103は、パターン(1/0,0,0)の場合、ステッピングモータ105が回転していない(非回転)と判定して、当該主駆動パルスP1と同極性の補正駆動パルスP2によってステッピングモータ109が駆動するように駆動パルス発生回路104を制御した後、次サイクルの駆動時に1ランクアップした主駆動パルスP1に変更して駆動するように駆動パルス発生回路104を制御する。
制御回路103は、パターン(1/0,0,1)の場合、ステッピングモータ109は回転したが、負荷が増えた状態であり、次サイクルの駆動時に非回転になる恐れがある(かなりエネルギ低い状態:ぎりぎり回転)と判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく、次サイクルの駆動時に1ランクアップした主駆動パルスP1に変更して駆動するように駆動パルス発生回路104を制御する。
制御回路103は、パターン(1,1,1/0)の場合、ステッピングモータ109は回転し、ややエネルギ低い状態(余裕ない回転)と判定して、次サイクルの駆動時に主駆動パルスP1を変更せずに維持して駆動するように駆動パルス発生回路104を制御する。
制御回路103は、パターン(0,1,1/0)の場合、ステッピングモータ109は回転し、通常駆動状態(負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギが過大な余裕回転)と判定して、次サイクルの駆動時に主駆動パルスP1を1ランクダウンして駆動するように駆動パルス発生回路104を制御する。
このように、本発明の実施の形態は、負荷に対する主駆動パルスのP1のエネルギが減少するに従い、ステッピングモータの回転が遅くなり、その結果、基準しきい値Vcompを超える誘起信号VRsの発生タイミングが遅くなることを利用して回転検出を行う。
図5は、本発明の第1の実施の形態の部分詳細回路図で、駆動パルス発生回路104、モータ駆動回路106、回転検出回路107及び検出感度切り替え回路108の部分詳細回路図である。
動作の詳細は後述するが、モータ駆動制御回路402は、回転駆動時、制御回路103から供給される駆動パルス制御信号Viに応答して、トランジスタQ2、Q3を同時にオン状態とする、あるいは、トランジスタQ1、Q4を同時にオン状態とすることによって駆動コイル209に対して正方向あるいは逆方向に駆動電流を供給し、これによってステッピングモータ109を回転駆動する。
検出感度切り替え回路108は、制御回路103からの感度切り替え制御信号Vkに応答して、トランジスタQ5〜Q8を選択的にオン状態に駆動して回転検出回路107の感度設定を行う。
回転検出時は、トランジスタQ1、Q3、Q5〜Q8をオン状態、オフ状態、スイッチング状態(オン状態とオフ状態を所定の検出周期で交互に繰り返す状態)のいずれかに制御して、検出感度切り替え回路108によって選択された検出抵抗R5〜R8に誘起信号VRsが発生するように制御する。
比較電圧生成回路404は、誘起信号VRsを検出する基準となる基準しきい電圧Vcompを発生する。コンパレータ403は、比較電圧生成回路404が発生する所定の基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが、選択された検出抵抗R5〜R8に発生すると、その時点で検出信号Vsを出力する。
トランジスタQ2、Q4はモータ駆動回路106の構成要素であり又、トランジスタQ5〜Q8及び検出抵抗R5〜R8は回転検出回路107の構成要素である。また、トランジスタQ1、Q3はモータ駆動回路106及び回転検出回路107の双方に兼用される構成要素である。
検出抵抗R5〜R8の抵抗値の大小関係は、検出抵抗R7>検出抵抗R5、検出抵抗R8>検出抵抗R6、検出抵抗R5=検出抵抗R6、検出抵抗R7=検出抵抗R8である。通常時は検出抵抗R5、R6を使用し、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定すると、即ち、区間T1が「0」になると、検出感度切り替え回路108が検出抵抗R7、R8を使用するように切り替える。これにより、検出抵抗の抵抗値が大きくなるため得られる誘起信号VRsが高くなる。したがって、回転したときに得られる誘起信号VRsが高くなり、その結果として検出感度が高くなるように制御することができる。
検出抵抗R5〜R8は高インピーダンス素子であり、トランジスタQ1〜Q8はオン状態ではオン抵抗が小さく低インピーダンス素子を構成する。
図6は、本発明の第1の実施の形態のタイミング図である。尚、図6には、一方の極性で回転駆動した際(一方のサイクル)の動作タイミングを示しており、他方の極性で回転駆動した際(他方のサイクル)の動作タイミングは省略している。
一方のサイクルにおいて、ステッピングモータ109を主駆動パルスP1で回転駆動する場合、駆動期間P1の間、トランジスタQ1とQ4をオン状態に駆動することにより、矩形波状の主駆動パルスP1を発生させ、前記主駆動パルスP1でステッピングモータ109の駆動コイル209に矢印方向の駆動電流iを供給する。これにより、ステッピングモータ109が回転する場合は、ロータ202が正方向に180度回転する。
主駆動パルスP1の駆動が終了した時点から始まる検出区間T(区間T1、T2、T3)が設けられており、検出区間Tには、所定の検出周期で繰り返す複数の検出パルスが含まれている。検出パルスの検出周期は、選択した検出抵抗R5〜R8のいずれかを駆動コイル209と直列接続して閉ループを構成する第1時間と、駆動コイル209を検出抵抗R5〜R8に接続せずに低インピーダンス素子とともに閉ループを構成する第2時間とによって構成される。
回転検出を行う場合、区間T1において判定値「0」が得られた状態(ロータ202の慣性モーメントが所定値以下の大きさの可能性がある状態、換言すれば、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える可能性があるため駆動余裕が所定値を超えると判定する状態)では、検出感度が高い検出抵抗R8(他方のサイクルでは検出抵抗R7)を使用する。
区間T1において判定値「1」が得られた状態(ロータ202の慣性モーメントが所定値を超える大きさの可能性がある状態、換言すれば、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える可能性がないため駆動余裕が所定値を超えないと判定する状態)では、検出感度が低い検出抵抗R6(他方のサイクルでは検出抵抗R5)を使用するように切り替えを行う。
当該サイクルの検出期間Tにおいて、先ず検出抵抗R6を使用して検出を行う。この場合、トランジスタQ2、Q4、Q5、Q7、Q8はオフ状態、トランジスタQ1とトランジスタQ6はオン状態、トランジスタQ3は検出周期でスイッチング状態に駆動される。
区間T1において判定値「0」が得られなかった場合(判定値が「1」の場合)には、区間T2、T3では区間T1と同じくトランジスタQ6が継続してオン状態に駆動され、他のトランジスタは区間T1と同じ状態に駆動されて回転検出が行われる。これにより、区間T2、T3においても検出抵抗R6を用いて低感度での検出が行われる。
一方、検出期間T1において判定値「0」が得られた場合には、区間T2、T3では検出感度切り替え回路108によりトランジスタQ6に代わってトランジスタQ8がオン状態に駆動され、他のトランジスタは区間T1と同じ状態に駆動されて回転検出が行われる。これにより、区間T1において判定値「0」が得られた場合には、検出抵抗R6に代わって検出抵抗R8が使用されるため、判定値「0」が得られない場合よりも高い感度で回転検出が行われる。
次のサイクルでは、ステッピングモータ109を主駆動パルスP1で回転駆動する場合、駆動期間P1の間、トランジスタQ2とQ3をオン状態に駆動することにより、矩形波状の主駆動パルスP1を発生させ、前記主駆動パルスP1でステッピングモータ109の駆動コイル209に反矢印方向の駆動電流iを供給する。これにより、ステッピングモータ109が回転する場合は、ロータ202が正方向に180度回転する。
当該サイクルの検出期間Tにおいて、先ず検出抵抗R5を使用して回転検出を行う。この場合、トランジスタQ2、Q4、Q6〜Q8はオフ状態、トランジスタQ3とトランジスタQ5オン状態、トランジスタQ1は検出周期でスイッチング状態に駆動される。
区間T1において判定値「0」が得られない場合(判定値が「1」の場合)には、区間T2、T3においても検出感度が低い検出抵抗R5を継続して使用して回転検出が行われる。
検出期間T1において判定値「0」が得られた場合には、区間T2、T3ではトランジスタQ5に代わってトランジスタQ7が選択されてオン状態に駆動され、他のトランジスタは区間T1と同じ状態に駆動されて回転検出が行われる。これにより、区間T1において判定値「0」が得られた場合には、検出抵抗R5に代わって検出抵抗R7が使用されるため、判定値「0」が得られない場合よりも高い感度で回転検出が行われる。
前記サイクルを繰り返すことにより、ステッピングモータ109の駆動及び回転検出が継続して行われる。
以下、図1〜図6を用いて、本発明の第1の実施の形態の動作を説明する。
制御回路103は、分周回路102からの時計信号を計数して、所定周期で駆動パルス発生回路104に主駆動パルス制御信号を出力する。駆動パルス発生回路104は、相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスP1の中から前記主駆動パルス制御信号に対応するエネルギの主駆動パルスP1をモータ駆動回路106に出力する。
モータ駆動回路106は、前記主駆動パルスP1によってステッピングモータ109を駆動する。ステッピングモータ109は時刻針113〜115やカレンダ表示部116を回転駆動する。ステッピングモータ109が正常に回転した場合には所定タイミングで時刻針113〜115の運針やカレンダ表示部116の日送り動作が行われる。
回転検出回路107は、主駆動パルスP1による駆動終了後の検出区間Tにおいて、ステッピングモータ109の自由振動によって発生する誘起信号VRsを検出する。
回転検出回路107は回転検出を行う際、先ず、一方のサイクルでは検出抵抗R6を用いて又、他方のサイクルでは検出抵抗R5を用いて回転検出を行うように動作する(検出抵抗6を用いた動作タイミングは図6参照)。
検出区間判別回路105は、回転検出回路107が検出した基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間に含まれるかを判別し、先ず区間T1における判定値を検出信号Vsとして制御回路103に入力する。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1の判定値が「1」であることを表す場合には検出感度の変更制御は行わない。したがって、区間T1の判定値が「1」の場合には、続く区間T2、T3においても検出抵抗R6(他方のサイクルではR5)を用いて回転検出が行われる。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1が「0」であることを表す場合には、続く区間T2、T3における検出感度を上げるために、検出感度切り替え回路108に対して感度切り替え制御信号Vkを出力して検出感度の変更制御を行う。
検出感度切り替え回路108は、制御回路103からの感度切り替え制御信号Vkに応答して、一方のサイクルでは検出抵抗R8を用いて回転検出するようにトランジスタQ8をオン状態、トランジスタQ5〜Q7をオフ状態に制御する。他方のサイクルでは、検出感度切り替え回路108は感度切り替え制御信号Vkに応答して、検出抵抗R7を用いて回転検出するようにトランジスタQ7をオン状態、トランジスタQ5、Q6、Q8をオフ状態に制御する。
これにより、区間T2、T3では、区間T1の判定値が「0」の場合には「1」の場合に比べて高い感度での回転検出が行われる。
制御回路103は、このようにして得られた区間T1〜T3における誘起信号VRsの判定値のパターンに基づいて、図4の判定チャートを参照して、主駆動パルスP1のランクの変更や補正駆動パルスP2による駆動制御等のパルス制御を行う。
一方のサイクルと他方のサイクルの動作を交互に繰り返すことにより、時刻針113〜115及びカレンダ表示部116の駆動動作、回転検出動作、パルス制御動作が行われる。
大針の使用等によってステッピングモータ109の慣性モーメントが大きい場合には、回転したにも拘わらずロータ202の自由振動が小さいため、小さい誘起信号VRsが発生して非回転と誤検出する可能性があるが、主駆動パルスP1に所定値を超える駆動余裕がある可能性があることを表す区間T1の判定値「0」が得られた場合には、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定して、これに続く区間T2、T3の検出感度を上げるようにしているため、ステッピングモータ109が回転しているにも拘わらず小さな誘起信号VRsが発生して非回転と誤検出することを防止することが可能になる。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る部分詳細回路図で、図1の駆動パルス発生回路104、モータ駆動回路106、回転検出回路107及び検出感度切り替え回路108の部分詳細回路図である。第1の実施の形態では4つの検出抵抗R5〜R8を用いたが、本第2の実施の形態では2つの検出抵抗R7、R8を用いている。
図8は、本発明の第2の実施の形態のタイミング図である。第1の実施の形態では検出感度を切り替えるために検出抵抗R5〜R8を切り替えるように構成したが、本第2の実施の形態では基準しきい電圧Vcompを切り替えるように構成している。
即ち、第1の実施の形態では、区間T1が「0」の場合に感度を上げるために検出抵抗R5〜R8を切り替えるように構成したが、本第2の実施の形態では、区間T1が「0」の場合に感度を上げるために基準しきい電圧Vcompを低くするように構成している。
尚、図7、図8において、図5、図6と同一部分には同一符号を付している。
以下、本第2の実施の形態の動作を、第1の実施の形態と相違する部分について説明する。図1〜図4については、本第2の実施の形態も同じである。
回転検出回路107は回転検出を行う際、先ず、一方のサイクルでは検出抵抗R8(他方のサイクルでは検出抵抗R7)を用いて回転検出を行うように動作する。このとき、回転検出回路107は、先ず、高い基準しきい電圧(第1基準しきい値)Vcomp1を用いて回転検出を行う。
検出区間判別回路105は、回転検出回路107が検出した基準しきい電圧Vcomp1を超える誘起信号VRsがどの区間に含まれるかを判別し、先ず、区間T1における判定値を検出信号Vsとして制御回路103に入力する。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1の判定値が「0」でないことを表す場合(「1」の場合である。)には検出感度の変更制御は行わない。したがって、区間T1の判定値が「1」の場合には、これに続く区間T2、T3においても同じ基準しきい電圧Vcomp1を用いて回転検出が行われる。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1が「0」であることを表す場合には、これに続く区間T2、T3における検出感度を上げるために、検出感度切り替え回路108に対して感度切り替え制御信号Vkを出力して検出感度の変更制御を行う。
検出感度切り替え回路108は、制御回路103からの感度切り替え制御信号Vkに応答して、基準しきい電圧Vcomp1よりも電圧が低い基準しきい電圧(第2基準しきい値)Vcomp2を用いて回転検出するように比較電圧生成回路404を制御する。
比較電圧生成回路404は、検出感度切り替え回路108の制御に応答して、その出力信号を感度が低い基準しきい電圧Vcomp1から感度が高い基準しきい電圧Vcomp2に切り替える。
これにより、前記区間T2、T3では、基準しきい電圧Vcomp1よりも低い基準しきい電圧Vcomp2を用いた回転検出が行われる。このように基準しきい電圧Vcompを低くするので、誘起信号VRsの検出感度が高くなり、回転しないときに発生する誘起信号VRsを検出しやすくなる。これにより、回転した場合に非回転と誤検出することを抑制することが可能になる。
制御回路103は、このようにして得られた区間T1〜T3における誘起信号VRsの判定値のパターンに基づいて、図4の判定チャートを参照してパルス制御を行う。
本第2の実施の形態においては、このようにして、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える可能性があることを表す区間T1の判定値「1」が得られた場合には、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定して、これに続く区間T2、T3の基準しきい電圧Vcompを低くすることによって検出感度を上げるようにしている。したがって、ステッピングモータ109が回転したにも拘わらず小さな誘起信号VRsが発生して非回転と誤検出することを防止することが可能になる。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る部分詳細回路図で、図1の駆動パルス発生回路104、モータ駆動回路106、回転検出回路107及び検出感度切り替え回路108の部分詳細回路図である。
図10は、本発明の第3の実施の形態のタイミング図である。
図9、図10において、図7、図8と同一部分には同一符号を付している。
第2の実施の形態では区間T1が「0」の場合、感度を上げるために基準しきい電圧Vcompを低くしたが、本第3の実施の形態では検出パルスのデューティ比を変えるように構成している。
以下、本第3の実施の形態の動作を、前記第2の実施の形態と相違する部分について説明する。尚、図1〜図4については、本第3の実施の形態も同じである。
回転検出回路107は回転検出を行う際、先ず、一方のサイクルではトランジスタQ1、Q8をオン状態に駆動して検出抵抗R8を用いると共に、トランジスタQ3を検出周期でスイッチングすることによって検出周期の検出パルスを発生して回転検出を行う。また、他方のサイクルではトランジスタQ3、Q7をオン状態に駆動して検出抵抗R7を用いると共に、トランジスタQ1を検出周期でスイッチングすることによって検出周期の検出パルスを発生して回転検出を行うように動作する。
検出区間判別回路105は、回転検出回路107が検出した基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsがどの区間に含まれるかを判別し、先ず区間T1における判定値を検出信号Vsとして制御回路103に入力する。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1の判定値が「1」であることを表す場合には検出感度の変更制御は行わない。したがって、区間T1の判定値が「1」の場合には、これに続く区間T2、T3においても区間T1と同一周期の検出パルスを用いて回転検出が行われる。
制御回路103は、検出区間判別回路105からの検出信号Vsが、区間T1における判定値が「0」であることを表す場合には、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定して、続く区間T2、T3における検出感度を上げるために、検出感度切り替え回路108に対して感度切り替え制御信号Vkを出力して検出感度の変更制御を行う。
検出感度切り替え回路108は、制御回路103からの感度切り替え制御信号Vkに応答して、検出パルスのデューティ比が大きくなるように制御する。
回転検出回路107は、検出区間Tにおいて、ステッピングモータ109の駆動コイル209とステッピングモータ109が発生する誘起信号VRsを検出する検出抵抗R8(他方のサイクルでは検出抵抗R7)とを含む第1閉回路を形成する第1時間と、駆動コイル209と低インピーダンス素子(トランジスタQ1、Q3)とによって第2閉回路を形成する第2時間とによって構成される検出周期を繰り返すことによって誘起信号VRsを検出するように構成されている。
したがって、回転検出回路107は、検出感度切り替え回路108の制御に応答して、最初の区間T1以外の区間T2、T3において(第1時間/第2時間)の値を、区間T1における前記値よりも大きくして(即ち、デューティ比を大きくして)誘起信号VRsを検出する。
尚、回転検出回路107は、区間T1においては、(第1時間/第2時間)の値を小さくして(即ち、デューティ比を小さくして)誘起信号VRsを検出する。
これにより、最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3において(第1時間/第2時間)の値を、最初の区間T1における前記値よりも大きくして誘起信号VRsが検出される。この場合、ステッピングモータ109が実質的に短絡されて制動が大きくなる第2時間が短くなると共に、誘起信号を検出する第1時間が実質的に長くなるため、その結果として誘起信号VRsが検出しやすくなり検出感度が高くなる。
本第3の実施の形態においては、このようにして、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超える可能性があることを表す区間T1の判定値「1」が得られた場合には、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定して、検出パルスのデューティ比を大きくして区間T2、T3の検出感度を上げるようにしているため、ステッピングモータ109が回転したにも拘わらず小さな誘起信号VRsが発生して非回転と誤検出することを防止することが可能になる。
以上述べたように本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータ109駆動後に設けられた検出区間Tを構成する複数の区間T1〜T3においてステッピングモータ109が発生する誘起信号VRsが所定の基準しきい値Vcompを超えたか否かを検出し、各区間T1〜T3において基準しきい値Vcompを超える誘起信号VRsが検出されたか否かを表すパターンによってステッピングモータ109の回転状況を検出する回転検出部と、前記回転検出部が検出したステッピングモータ109の回転状況に基づいて駆動パルスP1、P2を選択し、選択した駆動パルスP1、P2によってステッピングモータ109を駆動する制御部とを備えて成り、前記回転検出部は、複数の区間T1〜T3中の最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3における誘起信号VRsの検出感度を高くすることを特徴としている。
ここで、前記回転検出部は、検出区間Tにおいて、ステッピングモータ109の駆動コイル209とステッピングモータ109が発生する誘起信号VRsを検出する検出抵抗R5〜R8とを含む閉回路を形成する第1状態と、駆動コイル209と低インピーダンス素子Q1、Q3、Q5〜Q8とによって閉回路を形成する第2状態とによって構成される検出周期を繰り返すことによって誘起信号VRsを検出する回転検出回路107を備えて成り、前記回転検出部は、複数の区間T1〜T3中の最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3において検出抵抗R5〜R8を大きくして誘起信号VRsを検出するように構成することができる。
また、前記回転検出部は、複数の区間T1〜T3中の最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3において基準しきい値Vcompを低くして誘起信号VRsを検出するように構成することができる。
また、前記回転検出部は、検出区間Tにおいて、ステッピングモータ109の駆動コイル202とステッピングモータ109が発生する誘起信号VRsを検出する検出抵抗R7、R8とを含む第1閉回路を形成する第1時間と、駆動コイル209と低インピーダンス素子Q1、Q3、Q7、Q8とによって第2閉回路を形成する第2時間とによって構成される検出周期を繰り返すことによって誘起信号VRsを検出する回転検出回路107を備えて成り、前記回転検出部は、複数の区間T1〜T3中の最初の区間T1における誘起信号VRsの検出結果に基づいて主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、最初の区間T1以外の区間T2、T3において(第1時間/第2時間)の値を大きくして誘起信号VRsを検出するように構成することができる。
また、検出区間Tを、主駆動パルスによる駆動後の第1区間T1、第1区間T1よりも後の第2区間T2、第2区間T2よりも後の第3区間T3に区分し、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態がややエネルギ低い状態であり主駆動パルスP1が維持される状態では、第1区間T1は第2象限においてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第3象限においてロータ202の最初の正方向の回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限におけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、前記回転検出部は、第1区間T1において基準しきい値Vcompを超える誘起信号VRsを検出しないとき、主駆動パルスP1の駆動余裕が所定値を超えると判定するように構成することができる。
したがって、ステッピングモータ109が回転したにも拘わらず発生する誘起信号VRsが小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能になる。
また、区間T1が「0」のときに、区間T2及び区間T3の検出感度を上げることにより、回転時の誘起信号VRsを検出しやすくなり、誤判定を防止できる。これにより、補正駆動パルスP2による謝った駆動を防止することができるため、消費電力を抑制することができる。
また、本発明に係るムーブメントによれば、ステッピングモータ109が回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能なアナログ電子時計を構築することができる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、ステッピングモータが回転したにも拘わらず発生する誘起信号が小さくて非回転と誤検出することを防止することが可能になり、低消費電力化が可能になる。
尚、前記各実施の形態では、検出区間Tを3つの区間によって構成したが、2つ以上の複数の区間に区分し、これらの区間おける誘起信号VRsの判定値のパターンによってステッピングモータの回転状況を検出するように構成するようにしてもよい。
また、駆動パルスは矩形波状の駆動パルスの他、櫛歯状の駆動パルス等にしてもよい。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
本発明に係るムーブメントは、アナログ電子腕時計、アナログ電子置時計等の各種のアナログ電子時計に用いるムーブメントに適用可能である。
また、本発明に係るアナログ電子時計は、アナログ電子腕時計、アナログ電子置時計等の各種のアナログ電子時計に適用可能である。
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・制御回路
104・・・駆動パルス発生回路
105・・・検出区間判別回路
106・・・モータ駆動回路
107・・・回転検出回路
108・・・検出感度切り替え回路
109・・・ステッピングモータ
110・・・時計ケース
111・・・ムーブメント
112・・・アナログ表示部
113・・・秒針
114・・・時刻針
115・・・分針
116・・・カレンダ表示部
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・駆動コイル
210、211・・・可飽和部
402・・・モータ駆動制御回路
403・・・コンパレータ
404・・・比較電圧生成回路
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子
Q1〜Q8・・・トランジスタ
R5〜R8・・・検出抵抗

Claims (7)

  1. ステッピングモータ駆動後に設けられた検出区間を構成する複数の区間において前記ステッピングモータが発生する誘起信号が所定の基準しきい値を超えたか否かを検出し、前記各区間において前記基準しきい値を超える誘起信号が検出されたか否かを表すパターンによって前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出部と、
    前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの回転状況に基づいて駆動パルスを選択し、前記選択した駆動パルスによって前記ステッピングモータを駆動する制御部とを備えて成り、
    前記回転検出部は、前記複数の区間中の最初の区間における誘起信号の検出結果に基づいて前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、前記最初の区間以外の区間における誘起信号の検出感度を高くすることを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記回転検出部は、前記検出区間において、前記ステッピングモータの駆動コイルと前記ステッピングモータが発生する誘起信号を検出する検出抵抗とを含む閉回路を形成する第1状態と、前記駆動コイルと低インピーダンス素子とによって閉回路を形成する第2状態とによって構成される検出周期を繰り返すことによって前記誘起信号を検出する回転検出回路を備えて成り、
    前記回転検出部は、前記複数の区間中の最初の区間における誘起信号の検出結果に基づいて前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、前記最初の区間以外の区間において前記検出抵抗を大きくして前記誘起信号を検出することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記回転検出部は、前記複数の区間中の最初の区間における誘起信号の検出結果に基づいて前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、前記最初の区間以外の区間において前記基準しきい値を低くして前記誘起信号を検出することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記回転検出部は、前記検出区間において、前記ステッピングモータの駆動コイルと前記ステッピングモータが発生する誘起信号を検出する検出抵抗とを含む閉回路を形成する第1時間と、前記駆動コイルと低インピーダンス素子とによって閉回路を形成する第2時間とによって構成される検出周期を繰り返すことによって前記誘起信号を検出する回転検出回路を備えて成り、
    前記回転検出部は、前記複数の区間中の最初の区間における誘起信号の検出結果に基づいて前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定したときは、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えないと判定したときよりも、前記最初の区間以外の区間において(第1時間/第2時間)の値を大きくして前記誘起信号を検出することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  5. 前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間、前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、
    負荷に対する主駆動パルスのエネルギ状態がややエネルギ低い状態であり主駆動パルスが維持される状態では、前記第1区間は第2象限においてロータの最初の正方向回転状況を判定する区間、前記第2区間は第3象限において前記ロータの最初の正方向の回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、前記第3区間T3は第3象限における前記ロータの最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、
    前記回転検出部は、前記第1区間において前記基準しきい値を超える誘起信号を検出しないとき、前記駆動パルスの駆動余裕が所定値を超えると判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を備えて成ることを特徴とするムーブメント。
  7. 請求項6記載のムーブメントを備えて成ることを特徴とするアナログ電子時計。
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