JP7096041B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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図1は、第1の実施形態の電子時計1の一例を示す平面図であり、図2は、電子時計1の回路構成を概略的に示す図である。電子時計1は、アナログ表示方式の電子時計である。電子時計1は、文字板51と、時針52aと、分針52bと、秒針52cと、モータ制御部2と、ステップモータ20と、図示しない輪列と、図示しない電源と、を含む。ステップモータ20は、いわゆる2コイルステップモータである。ステップモータ20は輪列に機械的に接続されている。モータ制御部2は、発振回路3と、出力制御回路4と、条件変更部である条件切替部5と、駆動パルス発生回路61と、補正パルス発生回路62と、検出パルス発生回路63と、セレクタ9と、ドライバ回路10と、回転検出回路11と、を含む。モータ制御部2は、例えばマイクロコントローラを含む集積回路として実装されている。電源は例えば二次電池を含む。
第2の実施形態では、ロータ21の回転の検出動作条件を変更して確実に回転を判定する代わりに、条件切替部5がロータ21の駆動力が不十分と判定し、回転の判定と実際とのずれが生じうる可能性が高い場合に、出力制御回路4が追加駆動パルスAPを用いてロータ21を強制的に回転するものである。以下では、主に第1の実施形態との相違点について説明する。本実施形態では、図2に示される補正パルス発生回路62の代わりに、追加パルス発生回路が配置される。追加パルス発生回路の動作については後述する。
なお、今回追加駆動パルスAPは1種類であったが、複数種類用意しておき、検出信号CSが得られるタイミングに基づき、追加駆動パルスAPの出力を切り替えてもよい。例えば検出信号CSが得られるタイミングが遅くなるにつれて駆動力の大きな追加駆動パルスAPを出力することで、消費電力を抑えつつ、確実にロータ21を回転させることが可能となる。
第3の実施形態では、ロータ21の回転の検出動作条件を変更して確実に回転を判定する代わりに、ロータ21の駆動力が不十分と判定される兆候が見られた場合に、前もって次の動作ステップにおいてロータ21の駆動力を増やすことで、回転の検出精度を維持するものである。以下では、主に第1の実施形態との相違点について説明する。
Claims (13)
- 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記ロータの回転が検出されるまでの時間に基づいて、前記ロータの駆動力を判定する、
モータ駆動装置。 - 請求項1に記載のモータ駆動装置において、
前記検出回路は、前記第1のコイルおよび第2のコイルのうち、前記駆動信号が供給されない方の誘導電流を測定することにより、前記ロータの回転による前記逆起電流を検出する、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記出力制御回路に供給される電源の電圧に基づいて、前記ロータの駆動力を判定する、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、温度に基づいて、前記ロータの駆動力を判定する、
モータ駆動装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載のモータ駆動装置において、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記検出回路が逆起電流を検出する感度を変更する、
モータ駆動装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載のモータ駆動装置において、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記検出回路が、閾値を超える回転の検出のための検出信号を計測する回数を変更する、
モータ駆動装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載のモータ駆動装置において、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記検出回路が回転の検出のための検出パルスを出力する間隔を変更する、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記検出回路が、閾値を超える回転の検出のための検出信号を計測する回数を変更する、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記検出回路が回転の検出のための検出パルスを出力する間隔を変更する、
モータ駆動装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載のモータ駆動装置において、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記ロータの回転が検出されたあとに、前記出力制御回路に前記ロータを強制的に回転させるための追加駆動信号を出力させる、
モータ駆動装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載のモータ駆動装置において、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力を判定し、前記判定されたロータの駆動力に基づいて、ロータの回転後、次に前記ロータを回転させる際に出力される駆動信号の強さを変更する、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力の判定に基づいて、前記ロータの回転が検出されたあとに、前記出力制御回路に前記ロータを強制的に回転させるための追加駆動信号を出力させる、
モータ駆動装置。 - 2極以上着磁されたロータと、前記ロータへ磁力を伝達させるステータと、前記ステータに向けて磁力を発生する第1のコイルおよび第2のコイルと、を有するステップモータと、
前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかの誘導電流を計測することにより、前記ロータの回転により前記第1のコイルおよび第2のコイルの前記いずれかに生じる逆起電流を検出する検出回路と、
前記検出回路の出力に基づいて、前記第1のコイルおよび第2のコイルのいずれかに出力される、前記ロータを駆動するための駆動信号を制御する出力制御回路と、
前記ロータの駆動力を判定し、前記判定された前記ロータの駆動力に基づいて、前記検出回路の検出動作条件を変更する条件変更部と、
を含み、
前記条件変更部は、前記ロータの駆動力を判定し、前記判定されたロータの駆動力に基づいて、ロータの回転後、次に前記ロータを回転させる際に出力される駆動信号の強さを変更する、
モータ駆動装置。
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JP2018064867A JP7096041B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | モータ駆動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018064867A JP7096041B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | モータ駆動装置 |
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JP2019174362A JP2019174362A (ja) | 2019-10-10 |
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JP2018064867A Active JP7096041B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | モータ駆動装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014219231A (ja) | 2013-05-02 | 2014-11-20 | セイコーインスツル株式会社 | ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計 |
WO2017043629A1 (ja) | 2015-09-09 | 2017-03-16 | シチズン時計株式会社 | 2コイルステップモータ用駆動回路及び2コイルステップモータ並びにそれらを用いた電子時計 |
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2018
- 2018-03-29 JP JP2018064867A patent/JP7096041B2/ja active Active
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WO2017043629A1 (ja) | 2015-09-09 | 2017-03-16 | シチズン時計株式会社 | 2コイルステップモータ用駆動回路及び2コイルステップモータ並びにそれらを用いた電子時計 |
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