JP2010231484A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納庫のスペースを広めに確保でき、カセット回収時の利便性を保ちつつ場所を選ばずに設置可能な紙葉類処理装置を提供することである。
【解決手段】提案する紙葉類処理装置は、紙葉類が1つの開口部を通して収納または繰り出され、上面に前記1つの開口部がそれぞれ設けられ、着脱自在であり、同じあるいは略同じ高さ、幅、奥行きで奥行き方向に配列された複数の収納庫と、前記複数の収納庫を装置前面または後面方向に一体として引き出すべく、該複数の収納庫が載置された案内レールと、装置前面または後面のいずれか一方に開閉扉が設けられた装置を覆う筺体と、前記複数の収納庫のうちの前記開閉扉側の収納庫を補充/回収用の収納庫として機能させる制御を行なう制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カセット回収時の利便性を保ちつつ場所を選ばずに設置可能な紙葉類処理装置に関する。
従来の紙葉類処理装置は、顧客による操作に基づいて、入金取引、出金取引等の各種取引を行なうものである。ここでは、特許文献1および2に示される装置と同様の構造を有する紙葉類処理装置につき、各部の説明およびその入出金時の動作を図18〜図26を参照して説明する。
図18は、従来の紙葉類処理装置の側面図である。
図18において、投出部101には入金時に紙葉類(以下、“紙幣”と呼ぶこともある)が投入されて、繰り出し部(不図示)により装置内部の搬送路上にその紙幣が下側開口121を通して繰り出される。また、投出部101には出金時に装置内部の搬送路から繰り出し部により上側開口122を通して紙幣が放出される。
鑑別部103は、入金時や出金時に紙幣が正常券であるか不明券であるかの鑑別を行なう。
入金時に鑑別部103において正常券であると鑑別された紙幣は、顧客による確認指示を待つために、一時保留部(エスクロー)104に上側開口124を通して一時的に収納される。
入金時に鑑別部103において正常券であると鑑別された紙幣は、顧客による確認指示がOKとなったときに、一時保留部104の下側開口123を通して鑑別部103まで再度搬送され、鑑別部103においてリサイクルに適するかどうかが鑑別される。このとき鑑別部103においてリサイクルに不適と鑑別された紙幣、および、出金時に鑑別部103で不明券であると鑑別された紙幣は、リジェクト部106−1あるいはリジェクト部106−2に収納される。
入金時に鑑別部103において正常券であると鑑別された紙幣は、顧客による確認指示がOKとなったときに、一時保留部104の下側開口123を通して鑑別部103まで再度搬送され、鑑別部103においてリサイクルに適するかどうかが鑑別される。このときリサイクルに適すると鑑別された紙幣は、収納庫に収納される。
図18の紙葉類処理装置は5台の紙葉類収納庫(“カセット”と呼ぶこともある)を有し、前面側(図18では右側)の3台の紙葉類収納庫111−1、111−2、111−3と、後面側(図18では左側)の2台の紙葉類収納庫112−1、112−2とでは、後面側の2台の方が、高さ、奥行き、幅が大きい。そして、後面側の2台の紙葉類収納庫112−1、112−2は内部にリジェクト部(不図示)を含んでいて、後面に設けられた開閉扉を開けることで、後方に引き出され、装置本体に対し着脱可能である。
収納時に紙葉類収納庫111−1、111−2、111−3内に繰り出された紙幣は、収納庫の上下方向に移動可能なステージ(不図示)上に落下する。このステージは例えば内部に収納している紙幣枚数が少ないときほど、上方の位置に固定される。
また、収納時に紙葉類収納庫112−1、112−2内に繰り出された紙幣は、収納庫底部に落下する。すなわち、紙葉類収納庫112−1、112−2では、紙幣が底部から堆積している。
紙葉類収納庫111−1、111−2、111−3には、紙幣を収納する場合と、紙幣を搬送路上に送出する場合で、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部(不図示)を有し、それぞれ1つの出入口(上部開口125−1、125−2、125−3)を持つ。
紙葉類収納庫112−1、112−2には、紙幣を収納する場合の上部開口126−1、126−2と、紙幣を搬送路上に送出する場合の下部開口128−1、128−2を有する。なお、紙葉類収納庫112−1、112−2の有するもう1つの上部開口127−1、127−2はそれぞれ内部のリジェクト部に通じている。
続いて、従来の紙葉類処理装置の入金時および出金時の動作につき説明する。
始めに、入金時の動作を説明する。
顧客により行われた入金指示に対応して、シャッタ(不図示)が開き、投出部101に対する紙幣挿入待ち状態となる。
顧客が紙幣を投出部101に投入すると、紙幣が投入されたことが確認(検出)され、シャッタが閉じる。そして、投入された紙幣を下側開口121の近くに設けられた繰り出し部の位置まで押圧部材等(不図示)により移動させ、繰り出し部により装置内部の搬送路上に紙幣が繰り出される。この際、紙幣は、図19に示すような搬送路140を通って、投出部101から鑑別部103まで搬送される。
鑑別部103において、紙幣が正常券であるかどうかが鑑別される。
鑑別部103により不明券と鑑別された紙幣は、図20に示すような搬送路141を通って、鑑別部103から投出部101まで搬送される。そして、上部開口122を通して投出部101に放出されて、顧客に返却される。
鑑別部103により正常券と鑑別された紙幣は、図21に示すような搬送路142を通って、鑑別部103から一時保留部(エスクロー)104まで搬送される。そして、顧客による確認指示を待つために、一時保留部104に一時的に収納される。このとき、顧客に対し入金金額の確認を促す画面(不図示)が表示される。
この状態で、顧客による確認指示がキャンセルとなると、紙幣が一時保留部104から投出部101まで搬送されて、その投出部101を通して顧客に返却される。
一方、この状態で、顧客による確認指示がOKとなると、一時保留部104の下部開口123の位置に入金金額に対応する1枚あるいは複数枚の紙幣が移動され、その下部開口123の近くに設けられた繰り出し部(不図示)により、一時保留部104から入金金額に対応する紙幣が1枚ずつ搬送路上に繰り出され、図22に示すような搬送路143を通って、一時保留部104から再度鑑別部103まで搬送される。そして、鑑別部103において各紙幣がリサイクルに適するかどうかが鑑別される。
鑑別部103による鑑別においてリサイクルに適すると鑑別された紙幣は、図23に示すような、鑑別部103の出口側を出て上行し、Uターンして下行し、その後全体として装置前面に向かう搬送路144を通って、収納庫111−1、111−2、111−3、112−1、112−2のうちのいずれかの収納庫に収納される。
一方、鑑別部103による鑑別においてリサイクルに不適と鑑別された紙幣は、図24に示すような搬送路145を通って、鑑別部103からいずれかのリジェクト部まで搬送され、該当するリジェクト部(リジェクト部106−1あるいは106−2)に収納される。
続いて、出金時の動作を説明する。
顧客により行われた出金指示に対応して、いずれかの収納庫から紙幣が繰り出され、鑑別部103まで搬送される。収納庫111−1、111−2、111−3のいずれかから紙幣が繰り出される場合は、図25に示すような搬送路146−1を通って、各収納庫から鑑別部103まで紙幣は搬送される。収納庫112−1、112−2のいずれかから紙幣が繰り出される場合は、その収納庫112−1、112−2の下部開口128−1、128−2から繰り出された紙幣は、図26に示すような、装置底部において装置前面にまず向かい、その後上行して前方にある収納庫111−1等の上側に達してから装置後面に向かう搬送路146−2を通って、各収納庫から鑑別部103まで搬送される。
鑑別部103において、その紙幣が正常券であるかどうかが鑑別される。
鑑別部103により不明券と鑑別された紙幣は、図24に示すような搬送路145を通って、鑑別部103からいずれかのリジェクト部まで搬送され、該当するリジェクト部(リジェクト部106−1あるいは106−2)に収納される。
鑑別部103により正常券と鑑別された紙幣は、図20に示すような搬送路141を通って、鑑別部103から投出部101まで搬送され、投出部101に放出され、顧客による紙幣抜き取り待ち状態となる。
従来の紙葉類処理装置の動作については以上説明した通りだが、図18以降の各図から明らかなように、収納庫112−1、112−2は、上部開口126−1、126−2から紙幣を収納し、下部開口128−1、128−2から紙幣を繰り出す構造を有している。そして、このことに起因し、出金時に、下部開口128−1、128−2から鑑別部103に向かう搬送路146−2は、図26に示したように、装置底部において装置前面にまず向かい、その後上行して前方にある収納庫111−1等の上側に達してから装置後面に向かって鑑別部103に達する。
このため、装置内部の搬送路の全長が長くなり、そのことに伴い、ジャムなどの障害の発生率の増加、搬送機構を構成する部品点数の増大に伴うコストアップ、収納庫に割り当てることができるスペースの減少などの問題が発生している。
一方、従来の各紙葉類処理装置は上位装置に通信回線で接続されている。この上位装置のメモリには、個々の紙葉類処理装置の各位置に装着された収納庫内の紙幣枚数の出入り情報が各紙葉類処理装置との間の通信により定期的に通知されている。ある紙葉類処理装置のある位置に装着された収納庫の残り枚数が少なくなり0(ゼロ)に近づくと、“終わりに近い(Near End、NE)”という情報が上位装置からセンター等に通知され、保守員が該当する紙葉類処理装置の収納庫の交換(補充)に向かうことになる。
紙葉類処理装置は様々な場所に設置されている。例えば、銀行に設置された紙葉類処理装置は図18に示した装置のように、後面側に開閉扉(図18等では不図示)が設けられていて、後面側の2台の収納庫112−1、112−2を着脱可能な構造としている(以下、このような紙葉類処理装置のことを“後面機”と呼ぶ)。そして、その後面側の2台の収納庫112−1、112−2内にそれぞれリジェクト部が設けられるとともに、その後面側の収納庫外部にもリジェクト部106−1、106−2が設けられている。
また、例えば、ショッピングモールや駅に設置された紙葉類処理装置では、設置スペースが狭い関係から装置後面が壁と接することになるので、図18に示した装置のように、後面側に開閉扉を設ける代わりに、前面側に開閉扉を設けることになる(以下、このような紙葉類処理装置のことを“前面機”と呼ぶ)。当然のこととして、紙葉類処理装置(前面機)の内部構造は前面側の複数台の収納庫を着脱可能とするものでなければならず、図18に示した装置のような内部構造は採用できない。
なお、この他に関連技術として、特許文献3では、支払い取引時に、紙幣収納庫内の紙幣の残量が少なくなると、その旨を外部に通知するとともに、同一金種での他の紙幣収納庫での紙幣繰り出しに切り替える制御を行なう紙幣自動支払装置が示されている。
特許第3260141号公報 特許第3754620号公報 特開平5−143822号公報
本発明は、以上の問題点を考慮してなされたものであり、収納庫のスペースを広く確保でき、カセット回収時の利便性を保ちつつ場所を選ばずに設置可能な紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
提案する紙葉類処理装置は、紙葉類の真贋を鑑別する鑑別部と、紙葉類が1つの開口部を通して収納または繰り出され、上面に前記1つの開口部がそれぞれ設けられ、着脱自在であり、同じあるいは略同じ高さ、幅、奥行きで奥行き方向に配列された複数の収納庫と、前記複数の収納庫を装置前面または後面方向に一体として引き出すべく、該複数の収納庫が載置された案内レールと、装置前面または後面のいずれか一方に開閉扉が設けられた装置を覆う筺体と、前記複数の収納庫のうちの前記開閉扉側の収納庫を補充/回収用の収納庫として機能させる制御を行なう制御部と、を有する。
提案する紙葉類処理装置では、複数の収納庫を同じあるいは略同じ高さ、幅、奥行きで奥行き方向に配列し、それぞれの上面に1つの開口を設けたので、従来の紙葉類処理装置と比較して、各収納庫の底部を装置前面に向かい、その後上行する搬送路が必要なくなった。よって、収納庫のスペースを広く確保することができ、収納庫に冗長性を持たせることが可能となるとともに、案内レールにより、複数の収納庫を装置前面または後面方向に一体として引き出すことが可能となった。よって、筺体を除いて内部構成が同一な紙葉類処理装置を、場所を選ばずに設置することが可能となった。
また、設置場所により開閉扉が前面と後面のいずれに設けられるかに応じて、収納庫(カセット)回収時に装置前後方向の奥側のカセットを回収するというカセット回収時の利便性低下のリスクについては、制御部により複数の収納庫のうちの開閉扉側の収納庫を補充/回収用の収納庫として機能させるように制御(運用)を行っているので、カセット回収時の利便性を保つことができる。
本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置の側面図である。 入金一次動作のフローチャートである。 入金二次動作のフローチャートである。 出金動作のフローチャートである。 本実施形態の紙葉類処理装置における投出部から鑑別部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から不明券保留部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から一時保留部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における一時保留部から鑑別部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から収納庫までの紙幣の搬送路(その1)を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から収納庫までの紙幣の搬送路(その2)を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部からリジェクト部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における収納庫から鑑別部までの紙幣の搬送路(その1)を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における収納庫から鑑別部までの紙幣の搬送路(その2)を示した図である。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から投出部までの紙幣の搬送路を示した図である。 本実施形態の入出金時の収納先あるいは繰り出し先の収納庫の決定処理のフローチャートである。 本実施形態の紙葉類処理装置における鑑別部から収納庫内リジェクト部までの紙幣の搬送路を示した図である。 カセット回収時のシステムフローである。 従来の紙葉類処理装置の側面図である。 従来の紙葉類処理装置における投出部から鑑別部までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における鑑別部から投出部までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における鑑別部から一時保留部までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における一時保留部から鑑別部までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における鑑別部から収納庫までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における鑑別部からリジェクト部までの紙幣の搬送路を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における収納庫から鑑別部までの紙幣の搬送路(その1)を示した図である。 従来の紙葉類処理装置における収納庫から鑑別部までの紙幣の搬送路(その2)を示した図である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置の側面図である。
図1において、投出部1には入金時に紙幣が投入されて、繰り出し部2により装置内部の搬送路上にその紙幣が繰り出される。また、投出部1には出金時に装置内部の搬送路から繰り出し部2により紙幣が繰り出される。すなわち、投出部1は装置内部との間に1つの出入口しか持たず、繰り出し部2は紙幣を双方向に繰り出すことが可能な機構である。
鑑別部3において、入金時や出金時に紙幣が正常券であるか不明券であるかが鑑別される。
入金時に鑑別部3において正常券であると鑑別された紙幣は、顧客による確認指示を待つために、一時保留部(エスクロー)4に一時的に収納される。一時保留部4にも紙幣を双方向に繰り出すことが可能な繰り出し部5が設けられている。
入金時に鑑別部3において正常券であると鑑別された紙幣は、顧客による確認指示がOKとなったときに、再度鑑別部3に搬送され、鑑別部3においてリサイクルに適するかどうかが鑑別される。この鑑別部3での鑑別においてリサイクルに不適と鑑別された紙幣、および、出金時に鑑別部3で不明券であると鑑別された紙幣は、リジェクト部6−1あるいは6−2に収納される。リジェクト部6−1、6−2は、紙幣の繰り込み機構7−1、7−2をそれぞれ有する。
また、この鑑別部3での鑑別においてリサイクルに適すると鑑別された紙幣は、いずれかの収納庫に収納される。
入金時に鑑別部3において不明券であると鑑別された紙幣は、不明券保留部8に収納されて、その不明券保留部8を経由して投出部1に返却される。
図1の紙葉類処理装置は6台の紙葉類収納庫(“カセット”と呼ぶこともある)を有し、前面側の4台の紙葉類収納庫11−1、11−2、11−3、11−4と、後面側の2台の紙葉類収納庫12−1、12−2とは、高さ、奥行き、幅が同じあるいは略同じであり、6台すべてが、内部にリジェクト部を有している。
すなわち、収納庫11−1、11−2、11−3、11−4が内部にリジェクト部15−1、15−2、15−3、15−4を有し、収納庫12−1、12−2が内部にリジェクト部16−1、16−2を有する。
なお、6台の紙葉類収納庫は不図示の案内レール上に載置されており、後面または前面のいずれか一方に設けられた開閉扉を開けることで、後方または前方に一体となって引き出される。この6台の紙葉類収納庫はいずれも装置本体に対し着脱可能である。すなわち、例えばその引き出された状態で、装置の幅方向の手前に引くことで、収納庫を装置本体から抜き取ることができる。また、例えばその引き出された状態で、装置の幅方向の奥方向に押し込むことで、収納庫を装置本体に装着することができる。
なお、このように、複数の収納庫を同じあるいは略同じ高さ、幅、奥行きで奥行き方向に配列し、それぞれの上面に1つの開口を設けたので、従来の紙葉類処理装置と比較して、各収納庫の底部を装置前面に向かい、その後上行する搬送路が必要なくなった。よって、収納庫のスペースを広く確保することができ、収納庫に冗長性を持たせることが可能となるとともに、案内レールにより、複数の収納庫を装置前面または後面方向に一体として引き出すことが可能となった。
よって、筺体の開閉扉を設ける位置を筺体前面とするか筺体後面とするかに応じて、内部構成が同一な紙葉類処理装置を前面機とすることも後面機とすることも可能となり、内部構成が同一な紙葉類処理装置を、場所を選ばずに設置することが可能となった。
また、図1の紙葉類収納庫11−1には、紙幣を収納する場合と、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部13−1を有する。紙葉類収納庫11−1内部に設けられたリジェクト部15−1は、紙葉類収納庫11−1から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
紙葉類収納庫11−2には、紙幣を収納する場合、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部13−2を有する。紙葉類収納庫11−2内部に設けられたリジェクト部15−2は、紙葉類収納庫11−2から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
紙葉類収納庫11−3には、紙幣を収納する場合、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部13−3を有する。紙葉類収納庫11−3内部に設けられたリジェクト部15−3は、紙葉類収納庫11−3から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
紙葉類収納庫11−4には、紙幣を収納する場合、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部13−4を有する。紙葉類収納庫11−4内部に設けられたリジェクト部15−4は、紙葉類収納庫11−4から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
紙葉類収納庫12−1には、紙幣を収納する場合、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部14−1を有する。紙葉類収納庫12−1内部に設けられたリジェクト部16−1は、紙葉類収納庫12−1から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
紙葉類収納庫12−2には、紙幣を収納する場合、紙幣を搬送路上に送出する場合とで、双方向に紙幣を繰り出すことが可能な繰り出し部14−2を有する。紙葉類収納庫12−2内部に設けられたリジェクト部16−2は、紙葉類収納庫12−2から繰り出された紙幣のうちで、重送したりやぶれたり、また鑑別部3においてリサイクルに適さないと鑑別された紙幣を収納する。
収納時に紙葉類収納庫11−1〜11−4,12−1〜12−2内に繰り出された紙幣は、それぞれの収納庫の上下方向に移動可能なステージ17−1〜17−4,18−1〜18−2上に落下する。このステージは例えば内部に収納している紙幣枚数が少ないときほど、上方の位置に固定される。
紙幣を搬送路上の決められた方向に導くためのガイドについては、すべて説明することを避けて主要なものを説明する。
ガイド33は、投出部1側からの紙幣を鑑別部3に導くか、あるいは、リジェクト部6−1、6−2、収納庫12−1、12−2に導くかをカイド33の中心部にある軸を中心に回転させ、位置を変えることにより決定する。
ガイド32は、投出部1側や一時保留部4側(図1の下方向)から搬送された紙幣を鑑別部3側にスルーさせるように導くか、あるいは、収納庫側からの紙幣を投出部1に導くかをガイド32の中心部にある軸を中心に回転させ、位置を変えることにより決定する。
ガイド31は、鑑別部3の出口側からの紙幣を不明券保留部8に導くか、あるいは、搬送路上を収納庫の方に向かうべくスルーさせるかをガイド31の中心部にある軸を中心に回転させ、位置を変えることにより決定する。
ガイド28は、鑑別部3の出口側からの紙幣を一時保留部4側に導くか、あるいは、搬送路上を収納庫の方に向かうべくスルーさせるかをガイド28の中心部にある軸を中心に回転させ、位置を変えることにより決定する。
ガイド26は、ガイド28によって一時保留部4側に導かれた紙幣を、一時保留部4に導くか、あるいは、一時保留部4をスルーさせるかをガイド26の中心部にある軸を中心に回転させ、位置を変えることにより決定する。
また、この紙葉類処理装置は上位装置に通信回線で接続されている。個々の紙葉類処理装置の各位置に装着された収納庫内の紙幣枚数の出入り情報が上位装置(不図示)とこの紙葉類処理装置との間の通信により定期的に上位装置に送信され、上位装置側で、各収納庫の装着時に通知された紙幣枚数に対する出入り情報による加減を行い、各収納庫の紙幣枚数を更新し、更新結果の紙幣枚数を上位装置のメモリ(装置記憶部9)に記憶している。
続いて、図2、図3、図4を参照して入金動作および出金動作について説明する。
図2〜図4に示すフローチャートは、基本的に後面機、前面機の双方に共通なものである。ただし、図3のステップS24、図4のステップS32に示されるように、リジェクト紙幣が収納庫外部の装置後面上部に位置するリジェクト部に収納されるのは、後面機の場合である。前面機におけるリジェクト紙幣の扱いについては後述する。
図2は、入金一次動作のフローチャートである。
図2のステップS1で、顧客により行われた入金指示に対応して、シャッタ(不図示)が開き、投出部1に対する紙幣挿入待ち状態となる。
顧客が紙幣を投出部1に投入すると、続く、ステップS2で、紙幣が投入されたことが確認(検出)され、シャッタが閉じる。そして、投入された紙幣の長さが正常かどうかが判定される。
ステップS2で紙幣の長さが異常であると判定された場合、ステップS3で、その長さが異常と判定された紙幣が顧客に投出部1を通して返却され、一連の動作が終了する。
ステップS2で紙幣の長さが正常であると判定された場合、ステップS5で、その紙幣を繰り出し部2の位置まで取り込み、ステップS6で、繰り出し部2により装置内部の搬送路上にその紙幣が繰り出される。この際、その紙幣は、図5に示すような搬送路40を通って、投出部1から鑑別部3まで搬送される。
続くステップS7で、鑑別部3において、その紙幣が正常券であるかどうかが鑑別される。
ステップS7で鑑別部3により不明券と鑑別された紙幣は、図6に示すような搬送路41を通って、鑑別部3から不明券保留部8まで搬送される。そして、不明券保留部8に収納されて、ステップS8でその不明券保留部8を経由して投出部1にその紙幣が繰り出され、顧客に返却される。
続く、ステップS9では、装置は再度紙幣の挿入待ち状態となる。すなわち、フロー上ステップS2に戻ることになる。なお、ステップS9の挿入待ち状態から顧客がキャンセル指示を行った場合は、一連の動作が終了する。
ステップS7で鑑別部3により正常券と鑑別された紙幣は、図7に示すような搬送路42を通って、鑑別部3から一時保留部(エスクロー)4まで搬送される。そして、顧客による確認指示を待つために、一時保留部4に一時的に収納される。このとき、ステップS11で、顧客に対し入金金額の確認を促す画面(不図示)が表示される。
この状態で、ステップS12で顧客による確認指示がOKとなると、図3に示す入金二次動作に制御が移ることになる。
一方、この状態で、ステップS13で顧客による確認指示がキャンセルとなると、紙幣が一時保留部4から投出部1まで搬送されて、その投出部1を通して顧客に返却される。そして、一連の動作が終了する。
図3は、入金二次動作のフローチャートである。このフローチャートの動作は、入金時に鑑別部3において正常券であると鑑別された紙幣であり、一時保留部4において顧客による確認指示がOKとなった入金金額に対応する1枚あるいは複数枚の紙幣に対して行われる。
一時保留部4において顧客による確認指示がOKとなったときに、図3のステップS21で、一時保留部4の繰り出し部5の位置に入金金額に対応する1枚あるいは複数枚の紙幣が移動され、ステップS22で、繰り出し部5により、一時保留部4から入金金額に対応する紙幣が1枚ずつ搬送路上に繰り出され、図8に示すような搬送路43を通って、一時保留部4から再度鑑別部3まで搬送される。そして、鑑別部3において各紙幣がリサイクルに適するかどうかが鑑別される。
鑑別部3による鑑別においてステップS23でリサイクルに適すると鑑別された紙幣は、いずれかの収納庫に収納される。収納庫11−1、11−2、11−3、11−4のいずれかが収納先である場合は、図9に示すような搬送路44−1を通って、鑑別部3から各収納庫まで搬送され収納される。収納庫12−1、12−2のいずれかが収納先である場合は、図10に示すような搬送路44−2を通って、鑑別部3から各収納庫まで搬送され収納される。
一方、鑑別部3による鑑別においてステップS24でリサイクルに不適と鑑別された紙幣は、図11に示すような搬送路45を通って、鑑別部3からいずれかのリジェクト部まで搬送され、該当するリジェクト部(リジェクト部6−1あるいは6−2)に収納される。そして、一連の動作を終了する。
図4は、出金動作のフローチャートである。
図4のステップS31で、顧客により行われた出金指示に対応して、いずれかの収納庫から紙幣が繰り出され、鑑別部3まで搬送される。収納庫11−1、11−2、11−3、11−4のいずれかから紙幣が繰り出される場合は、図12に示すような搬送路46−1を通って、各収納庫から鑑別部3まで紙幣は搬送される。収納庫12−1、12−2のいずれかから紙幣が繰り出される場合は、図13に示すような搬送路46−2を通って、各収納庫から鑑別部3まで紙幣は搬送される。
続く、ステップS32において、鑑別部3において、その紙幣が正常券であるかどうかが鑑別される。
ステップS32で鑑別部3により不明券と鑑別された紙幣は、図11に示すような搬送路45を通って、鑑別部3からいずれかのリジェクト部まで搬送され、該当するリジェクト部(リジェクト部6−1あるいは6−2)に収納される。
ステップS32で鑑別部3により正常券と鑑別された紙幣は、図14に示すような搬送路47を通って、鑑別部3から投出部1まで搬送され、ステップS33で投出部1に収納される。
そして、続く、ステップS34で、シャッタ(不図示)がオープンし、投出部1に対する紙幣抜き取り待ち状態となる。
この状態で一定時間内に紙幣が抜き取られた場合は直ちに一連の動作を終了する。
この状態で一定時間経過後も紙幣が抜き取られなかった場合はステップS35で媒体(ここでは紙幣)の取り忘れ取り込みが行なわれ、一連の動作を終了する。
なお、以上の説明では、入金時にどの収納庫に紙幣を収納し、出金時にどの収納庫から紙幣を繰り出すかという点については具体的に触れてはいなかった。本実施形態では、ファームウェアにより複数の収納庫のうちの開閉扉側の収納庫を補充/回収用の収納庫として機能させるように制御(運用)を行っているので、収納庫(カセット)回収時に装置前後方向の奥側のカセットを回収するというカセット回収時の利便性低下のリスクを回避でき、カセット回収時の利便性を従来の後面機同様に保つことができる。つまり、開閉扉側の収納庫(カセット)を優先的に使用して運用しているため、カセットを引出した際、手前側のカセットを交換(回収)する事となる。
図15は、本実施形態の入出金時の収納先あるいは繰り出し先の収納庫の決定処理のフローチャートである。
なお、図1等に示される紙葉類処理装置では収納庫11−1と12−1が千券用に、また、収納庫11−2と12−2が万券用に割り当てられているものとする。当然、他の割り当てパターンを採用することも可能である。
図15のステップS41で、ファームウェアにより、紙葉類処理装置内部のメモリ(不図示)に記憶された、開閉扉が装置を覆う筺体の前面と後面のいずれに設けられているかを示す情報が参照され、その装置が前面機であるか後面機であるかが決定され、前面機運用を行なうか後面機運用を行なうかが決定される。
ステップS41で後面機運用を行なうものと決定された場合、続くステップS42で、運用時に、収納庫12−2側(後面側)にある収納庫に補充/回収機能を持たせるようにする。この結果、入金時に紙幣が投入される場合、その紙幣は、ステップS43において、収納庫11−1側(前面側)にある収納庫(収納庫11−1と11−2)に収納されることになる。一方、図には示されていないが、出金時に紙幣が繰り出される場合、その紙幣は、収納庫12−2側(後面側)にある収納庫(収納庫12−1と12−2)から繰り出されることになる。
一方、ステップS41で前面機運用を行なうものと決定された場合、続くステップS44で、運用時に、収納庫11−1側(前面側)にある収納庫に補充/回収機能を持たせるようにする。この結果、入金時に紙幣が投入される場合、その紙幣は、ステップS45において、収納庫12−2側(後面側)にある収納庫(収納庫12−1と12−2)に収納されることになる。一方、図には示されていないが、出金時に紙幣が繰り出される場合、その紙幣は、収納庫11−1側(前面側)にある収納庫(収納庫11−1と11−2)から繰り出されることになる。
なお、前面機運用を行なう場合で、入金時に、鑑別部3により正常券でリサイクルに不適と鑑別された紙幣、あるいは、出金時に、鑑別部3により不明券と鑑別された紙幣は、ファームウェアにより、図16に示すような搬送路48を通って、補充/回収用の収納庫として機能させた収納庫(収納庫11−1あるいは11−2)内のリジェクト部15−1あるいは15−2に収納される。前面機運用を行なう場合、装置後面上部のリジェクト部6−1および6−2が使用できなくなるため、このような制御を行なう。
上述したように、紙葉類処理装置は上位装置に通信回線で接続されている。この上位装置のメモリには、個々の紙葉類処理装置の各位置に装着された収納庫内の紙幣枚数の出入り情報が各紙葉類処理装置との間の通信により定期的に通知されている。ある紙葉類処理装置のある位置に装着された収納庫の残り枚数が少なくなり0(ゼロ)に近づくと、“終わりに近い(Near End、NE)”という情報が上位装置からセンター等に通知され、保守員が該当する紙葉類処理装置の収納庫の交換に向かうことになる。
図17は、カセット回収時のシステムフローである。
上位装置が図1の紙葉類処理装置内のある収納庫に対し、上記NEを検出すると、上位装置からその紙葉類処理装置に対し、該当する収納庫が収納している紙幣枚数情報を通知するように指示が出される。この指示を受けて、その紙葉類処理装置から該当する収納庫の紙幣枚数情報が上位装置に通知される。上位装置は図17のステップS51で、通知された該当する収納庫の紙幣枚数情報を装置記憶部9に記憶している該当する収納庫の紙幣枚数情報と比較する。
通知された紙幣枚数情報と記憶している紙幣枚数情報とが一致した場合、ステップS52で、収納庫を抜き取りできないようにロックする収納庫ロック部(図1では不図示)によるロックが解除され、その収納庫は抜き取ることができる状態になる。
一方、通知された紙幣枚数情報と記憶している紙幣枚数情報とが一致しない場合、ステップS53で、収納庫ロック部によりその収納庫がロックされ、その収納庫は抜き取ることができない状態になる。
なお、収納庫がロックされた場合は、人手やファームウェアにより枚数の補正をかけることになる。
1、101 投出部
2、5、13−1、13−2、13−3、13−4、14−1、14−2 (双方向の)繰り出し部
3、103 鑑別部
4、104 一時保留部
6−1、6−2、106−1、106−2 リジェクト部
7−1、7−2 繰り出し部
8 不明券保留部
11−1、11−2、11−3、11−4、12−1、12−2、111−1、111−2、111−3、112−1、112−2 紙葉類収納庫
15−1、15−2、15−3、15−4、16−1、16−2 収納庫内リジェクト部
17−1、17−2、17−3、17−4、18−1、18−2 ステージ
26、28、31、32、33 ガイド
121、123、128−1、128−2 下部開口
122、124、125−1、125−2、125−3、127−1、127−2 上部開口
40、41、42、43、44−1、44−2、45、46−1、46−2、47、48、140、141、142、143、144、145、146−1、146−2 搬送路

Claims (4)

  1. 紙葉類の真贋を鑑別する鑑別部と、
    紙葉類が1つの開口部を通して収納または繰り出され、上面に前記1つの開口部がそれぞれ設けられ、着脱自在であり、同じあるいは略同じ高さ、幅、奥行きで奥行き方向に配列された複数の収納庫と、
    前記複数の収納庫を装置前面または後面方向に一体として引き出すべく、該複数の収納庫が載置された案内レールと、
    装置前面または後面のいずれか一方に開閉扉が設けられた装置を覆う筺体と、
    前記複数の収納庫のうちの前記開閉扉側の収納庫を補充/回収用の収納庫として機能させる制御を行なう制御部と、を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 前記制御部は、装置内部のメモリに記憶された、前記開閉扉が筺体前面と後面のいずれに設けられているかを示す情報に基づいて、前記開閉扉側の収納庫を特定し前記制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
  3. 前記補充/回収用の収納庫として機能させた収納庫は、内部にリジェクト部を有し、
    前記開閉扉が筺体前面に設けられている場合に、入金時に、前記鑑別部により正常券でリサイクルに不適と鑑別された紙幣、あるいは、出金時に、前記鑑別部により不明券と鑑別された紙幣を、前記制御部は、前記補充/回収用の収納庫として機能させた収納庫内のリジェクト部に収納することを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
  4. 各収納庫が収納している紙幣枚数の出入り情報を定期的に外部の上位装置に通知する枚数出入り情報通知部と、
    所定のタイミングで、各収納庫が収納している紙幣枚数情報を前記外部の上位装置に通知する枚数情報通知部と、
    前記外部の上位装置により前記紙幣枚数情報が不正確であると通知された収納庫について、該収納庫を抜き取りできないようにロックする収納庫ロック部と、をさらに有することを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。
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