JPH0546844A - 紙幣自動取扱装置 - Google Patents
紙幣自動取扱装置Info
- Publication number
- JPH0546844A JPH0546844A JP3209057A JP20905791A JPH0546844A JP H0546844 A JPH0546844 A JP H0546844A JP 3209057 A JP3209057 A JP 3209057A JP 20905791 A JP20905791 A JP 20905791A JP H0546844 A JPH0546844 A JP H0546844A
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- banknote
- banknotes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現金自動取扱装置から引き出さなくても金庫
の着脱が可能であり、後面型、前面型何れの現金自動取
扱装置に搭載する場合でも、改造の不要な紙幣自動取扱
装置を提供する。 【構成】 紙幣を収納する着脱可能な金庫10a,10
bを紙幣自動取扱装置の後部および前部にそれぞれ有す
る。また、一時スタック部9または金庫10aへ紙幣を
搬送し、紙幣のスタック・分離を行う紙幣スタック・分
離機構11を装置の後部に有し、紙幣スタック・分離機
構11と同様の機能を有する前部紙幣スタック・分離機
構12を前部に有する。
の着脱が可能であり、後面型、前面型何れの現金自動取
扱装置に搭載する場合でも、改造の不要な紙幣自動取扱
装置を提供する。 【構成】 紙幣を収納する着脱可能な金庫10a,10
bを紙幣自動取扱装置の後部および前部にそれぞれ有す
る。また、一時スタック部9または金庫10aへ紙幣を
搬送し、紙幣のスタック・分離を行う紙幣スタック・分
離機構11を装置の後部に有し、紙幣スタック・分離機
構11と同様の機能を有する前部紙幣スタック・分離機
構12を前部に有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現金自動取扱装置中に
収納されている紙幣自動取扱装置に関し、特に現金自動
取扱装置の後部より紙幣自動取扱装置の引出しが可能な
後面型現金自動取扱装置と、現金自動取扱装置の前部よ
り紙幣自動取扱装置の引出しが可能な前面型現金自動取
扱装置の両者に搭載可能であり、何れに搭載された場合
にも、金庫の着脱等の操作性が変わることなく、容易に
操作可能な紙幣自動取扱装置に関する。
収納されている紙幣自動取扱装置に関し、特に現金自動
取扱装置の後部より紙幣自動取扱装置の引出しが可能な
後面型現金自動取扱装置と、現金自動取扱装置の前部よ
り紙幣自動取扱装置の引出しが可能な前面型現金自動取
扱装置の両者に搭載可能であり、何れに搭載された場合
にも、金庫の着脱等の操作性が変わることなく、容易に
操作可能な紙幣自動取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の現金自動取扱装置は、操作性およ
び安全性の面から、装置の後部より金庫の着脱等の操作
を行い、また、障害発生時等には、紙幣自動取扱装置を
現金自動取扱装置の後部に引き出す構造の後面型が主流
である。この後面型現金自動取扱装置に搭載する紙幣自
動取扱装置では、金庫が装置の後部に位置しており、装
置の後部から着脱可能な構造になっているため、金庫の
着脱は現金自動取扱装置の後扉を開くだけで紙幣自動取
扱装置を引き出す必要はない。一方、紙幣自動取扱装置
を現金自動取扱装置の前部に引き出す構造の前面型現金
自動取扱装置には、後面型現金自動取扱装置に搭載され
る紙幣自動取扱装置の金庫着脱等の操作性を改良したも
のを搭載する場合が多い。この場合、紙幣自動取扱装置
を構成する入出金口、金庫等の各ユニットのレイアウト
は、後面型現金自動取扱装置に搭載されるものと同様で
あるため、金庫は紙幣自動取扱装置の後部に位置してお
り、金庫の着脱を行うには紙幣自動取扱装置を現金自動
取扱装置から引き出す必要がある。なお、この種の装置
として関連するものには、例えば、特開昭62−422
96号がある。
び安全性の面から、装置の後部より金庫の着脱等の操作
を行い、また、障害発生時等には、紙幣自動取扱装置を
現金自動取扱装置の後部に引き出す構造の後面型が主流
である。この後面型現金自動取扱装置に搭載する紙幣自
動取扱装置では、金庫が装置の後部に位置しており、装
置の後部から着脱可能な構造になっているため、金庫の
着脱は現金自動取扱装置の後扉を開くだけで紙幣自動取
扱装置を引き出す必要はない。一方、紙幣自動取扱装置
を現金自動取扱装置の前部に引き出す構造の前面型現金
自動取扱装置には、後面型現金自動取扱装置に搭載され
る紙幣自動取扱装置の金庫着脱等の操作性を改良したも
のを搭載する場合が多い。この場合、紙幣自動取扱装置
を構成する入出金口、金庫等の各ユニットのレイアウト
は、後面型現金自動取扱装置に搭載されるものと同様で
あるため、金庫は紙幣自動取扱装置の後部に位置してお
り、金庫の着脱を行うには紙幣自動取扱装置を現金自動
取扱装置から引き出す必要がある。なお、この種の装置
として関連するものには、例えば、特開昭62−422
96号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記紙幣自動取扱装置
を前部に引き出す構造の前面型現金自動取扱装置では、
後面型現金自動取扱装置に搭載される紙幣自動取扱装置
の金庫着脱等の操作性を改良したものが搭載されるた
め、紙幣自動取扱装置を構成する入出金口、金庫等の各
ユニットのレイアウトは、後面型現金自動取扱装置用の
ものと同じであって、金庫は装置の後部に位置してお
り、金庫の着脱を行うには、紙幣自動取扱装置を前面型
現金自動取扱装置から引き出さなければならず、操作性
に問題があった。また、前面型現金自動取扱装置に、装
置を構成する入出金口、金庫等の各ユニットのレイアウ
トが後面型現金自動取扱装置に搭載されるものと同じ
で、金庫が後部に位置している紙幣自動取扱装置を搭載
する場合、金庫の着脱を行うのに紙幣自動取扱装置を前
面型現金自動取扱装置から引き出しても、金庫を、後面
型のように、紙幣自動取扱装置の後方へ引き出すこと
は、構造上操作性が非常に悪くなり、実使用上不可能で
ある。そのため、前面型現金自動取扱装置に、後面型用
の紙幣自動取扱装置を搭載する場合には、金庫を側面か
ら引き出せるようにする等の改造が必要であった。本発
明の目的は、このような問題点を改善し、前面型現金自
動取扱装置に搭載した場合、装置から引き出さなくても
金庫の着脱を行うことが可能であって、後面型および前
面型現金自動取扱装置の何れに搭載する場合にも、金庫
を装置の側面から引き出せるようにする等の改造の不要
な紙幣自動取扱装置を提供することにある。
を前部に引き出す構造の前面型現金自動取扱装置では、
後面型現金自動取扱装置に搭載される紙幣自動取扱装置
の金庫着脱等の操作性を改良したものが搭載されるた
め、紙幣自動取扱装置を構成する入出金口、金庫等の各
ユニットのレイアウトは、後面型現金自動取扱装置用の
ものと同じであって、金庫は装置の後部に位置してお
り、金庫の着脱を行うには、紙幣自動取扱装置を前面型
現金自動取扱装置から引き出さなければならず、操作性
に問題があった。また、前面型現金自動取扱装置に、装
置を構成する入出金口、金庫等の各ユニットのレイアウ
トが後面型現金自動取扱装置に搭載されるものと同じ
で、金庫が後部に位置している紙幣自動取扱装置を搭載
する場合、金庫の着脱を行うのに紙幣自動取扱装置を前
面型現金自動取扱装置から引き出しても、金庫を、後面
型のように、紙幣自動取扱装置の後方へ引き出すこと
は、構造上操作性が非常に悪くなり、実使用上不可能で
ある。そのため、前面型現金自動取扱装置に、後面型用
の紙幣自動取扱装置を搭載する場合には、金庫を側面か
ら引き出せるようにする等の改造が必要であった。本発
明の目的は、このような問題点を改善し、前面型現金自
動取扱装置に搭載した場合、装置から引き出さなくても
金庫の着脱を行うことが可能であって、後面型および前
面型現金自動取扱装置の何れに搭載する場合にも、金庫
を装置の側面から引き出せるようにする等の改造の不要
な紙幣自動取扱装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙幣自動取扱装置は、装置の前部および後
部位置に、着脱可能な金庫と、その金庫および一時スタ
ック部へ紙幣を搬送してスタックあるいは分離を行う紙
幣スタック・分離機構とを備え、前面型あるいは後面型
現金自動取扱装置に装填された場合、金庫の一方を還流
収納庫として使用することに特徴がある。
め、本発明の紙幣自動取扱装置は、装置の前部および後
部位置に、着脱可能な金庫と、その金庫および一時スタ
ック部へ紙幣を搬送してスタックあるいは分離を行う紙
幣スタック・分離機構とを備え、前面型あるいは後面型
現金自動取扱装置に装填された場合、金庫の一方を還流
収納庫として使用することに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、紙幣自動取扱装置の前部に
設けた前部紙幣スタック・分離機構は、送られてきた紙
幣を搬送し、その機構の下方に設けた着脱可能な金庫へ
の紙幣のスタック、および、その金庫に収納されている
紙幣の分離を行う。また、紙幣自動取扱装置の前部に設
けた着脱可能で紙幣スタック・分離可能な金庫は、還流
可能な紙幣を収納し、後面型現金自動取扱装置に搭載さ
れた場合には、還流収納庫として使用され、一金種紙幣
を収納する。また、前面型現金自動取扱装置に搭載され
た場合には、装填・回収・補充紙幣を場合によって収納
する。また、この金庫は紙幣自動取扱装置の前方から着
脱できる。一方、紙幣自動取扱装置の後部に設けた紙幣
スタック・分離機構は、送られてきた紙幣を搬送し、そ
の機構の下方に設けた着脱可能な金庫への紙幣のスタッ
ク、および、その金庫に収納されている紙幣の分離を行
う。また、紙幣自動取扱装置の後部に設けた着脱可能で
紙幣スタック・分離可能な金庫は、還流可能な紙幣を収
納し、後面型現金自動取扱装置に搭載された場合には、
装填・回収・補充紙幣を場合によって収納する。また、
前面型現金自動取扱装置に搭載された場合には、還流収
納庫として使用され、一金種紙幣を収納する。また、こ
の金庫は紙幣自動取扱装置の後方から着脱できる。
設けた前部紙幣スタック・分離機構は、送られてきた紙
幣を搬送し、その機構の下方に設けた着脱可能な金庫へ
の紙幣のスタック、および、その金庫に収納されている
紙幣の分離を行う。また、紙幣自動取扱装置の前部に設
けた着脱可能で紙幣スタック・分離可能な金庫は、還流
可能な紙幣を収納し、後面型現金自動取扱装置に搭載さ
れた場合には、還流収納庫として使用され、一金種紙幣
を収納する。また、前面型現金自動取扱装置に搭載され
た場合には、装填・回収・補充紙幣を場合によって収納
する。また、この金庫は紙幣自動取扱装置の前方から着
脱できる。一方、紙幣自動取扱装置の後部に設けた紙幣
スタック・分離機構は、送られてきた紙幣を搬送し、そ
の機構の下方に設けた着脱可能な金庫への紙幣のスタッ
ク、および、その金庫に収納されている紙幣の分離を行
う。また、紙幣自動取扱装置の後部に設けた着脱可能で
紙幣スタック・分離可能な金庫は、還流可能な紙幣を収
納し、後面型現金自動取扱装置に搭載された場合には、
装填・回収・補充紙幣を場合によって収納する。また、
前面型現金自動取扱装置に搭載された場合には、還流収
納庫として使用され、一金種紙幣を収納する。また、こ
の金庫は紙幣自動取扱装置の後方から着脱できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例における紙幣自動取扱装
置の構成図である。本実施例の紙幣自動取扱装置は、紙
幣の出し入れを行う紙幣入出金口1と、紙幣を搬送する
搬送路2と、還流紙幣を金種別に収納する還流収納庫
3,4と、紙幣の金種、真偽、正損、搬送状態等を鑑別
する鑑別部5と、入金リジェクト紙幣を一時スタックす
る入金リジェクト部6と、紙幣の表裏を揃える表裏反転
部7と、非還流券、損券等、還流不能紙幣を収納する非
還流収納庫8と、入金紙幣を一時スタックする一時スタ
ック部9と、着脱可能な紙幣収納用の金庫10a,10
bと、一時スタック部9または金庫10aへ紙幣を搬送
し、紙幣のスタック・分離を行う紙幣スタック・分離機
構11と、紙幣取扱装置の前部に位置し、紙幣スタック
・分離機構11と同様の機能を有する前部スタック・分
離機構12から構成される。
る。図1は、本発明の一実施例における紙幣自動取扱装
置の構成図である。本実施例の紙幣自動取扱装置は、紙
幣の出し入れを行う紙幣入出金口1と、紙幣を搬送する
搬送路2と、還流紙幣を金種別に収納する還流収納庫
3,4と、紙幣の金種、真偽、正損、搬送状態等を鑑別
する鑑別部5と、入金リジェクト紙幣を一時スタックす
る入金リジェクト部6と、紙幣の表裏を揃える表裏反転
部7と、非還流券、損券等、還流不能紙幣を収納する非
還流収納庫8と、入金紙幣を一時スタックする一時スタ
ック部9と、着脱可能な紙幣収納用の金庫10a,10
bと、一時スタック部9または金庫10aへ紙幣を搬送
し、紙幣のスタック・分離を行う紙幣スタック・分離機
構11と、紙幣取扱装置の前部に位置し、紙幣スタック
・分離機構11と同様の機能を有する前部スタック・分
離機構12から構成される。
【0007】次に、本実施例の紙幣取扱装置の動作につ
いて述べる。初めに、金庫10bを還流収納庫3,4と
同様に、還流収納庫として使用する場合について述べ
る。入金の場合、紙幣入出金口1に投入された紙幣は搬
送路2により搬送され、前部紙幣スタック・分離機構1
2、還流収納庫3,4を通り、鑑別部5で紙幣の金種・
真偽・正損・搬送状態等を鑑別され、入金不可能紙幣は
入金リジェクト部6へ搬送されてスタックされる。ま
た、入金可能紙幣は表裏反転部7で表裏を揃えられた
後、一時スタック部9にスタックされる。また、入金リ
ジェクト紙幣があるときは、その紙幣は利用者に返却さ
れる。さらに、利用者の確認操作により一時スタック部
9にスタックされた紙幣は再び搬送され、鑑別部5を通
って金庫10b、還流収納庫3,4に金種別に収納され
る。この時、還流不可能紙幣は、決められた条件により
非還流収納庫8または金庫10a内に設けられた非還流
収納部13aに収納される。また、出金の場合、利用者
の出金操作によって、金庫10b、還流収納庫3,4よ
り指定金額分の紙幣が分離される。分離された紙幣は鑑
別部5を通り、紙幣入出金口1に搬送される。この時、
2枚重なる等で出金不可能と判定された紙幣は、決めら
れた条件により非還流収納庫8または金庫10a内に設
けられた非還流収納部13aに収納される。また、装填
の場合、装填紙幣は金庫10aに収納されて、紙幣スタ
ック・分離機構11により一枚ずつ分離され、鑑別部5
を通って金庫10b、還流収納庫3,4に搬送され、金
種別に収納される。この時、還流不可能と判定された紙
幣は、決められた条件により非還流収納庫8または金庫
10a内に設けられた非還流収納部13aに収納され
る。本実施例の金庫10aは紙幣自動取扱装置14の後
方向(矢印Aの示す方向)に着脱することができるの
で、後部より紙幣自動取扱装置の引出しを行う後面型現
金自動取扱装置では、装置の後扉15を開くだけで、紙
幣自動取扱装置を引き出すことなく、金庫10aを取り
外すことができる。
いて述べる。初めに、金庫10bを還流収納庫3,4と
同様に、還流収納庫として使用する場合について述べ
る。入金の場合、紙幣入出金口1に投入された紙幣は搬
送路2により搬送され、前部紙幣スタック・分離機構1
2、還流収納庫3,4を通り、鑑別部5で紙幣の金種・
真偽・正損・搬送状態等を鑑別され、入金不可能紙幣は
入金リジェクト部6へ搬送されてスタックされる。ま
た、入金可能紙幣は表裏反転部7で表裏を揃えられた
後、一時スタック部9にスタックされる。また、入金リ
ジェクト紙幣があるときは、その紙幣は利用者に返却さ
れる。さらに、利用者の確認操作により一時スタック部
9にスタックされた紙幣は再び搬送され、鑑別部5を通
って金庫10b、還流収納庫3,4に金種別に収納され
る。この時、還流不可能紙幣は、決められた条件により
非還流収納庫8または金庫10a内に設けられた非還流
収納部13aに収納される。また、出金の場合、利用者
の出金操作によって、金庫10b、還流収納庫3,4よ
り指定金額分の紙幣が分離される。分離された紙幣は鑑
別部5を通り、紙幣入出金口1に搬送される。この時、
2枚重なる等で出金不可能と判定された紙幣は、決めら
れた条件により非還流収納庫8または金庫10a内に設
けられた非還流収納部13aに収納される。また、装填
の場合、装填紙幣は金庫10aに収納されて、紙幣スタ
ック・分離機構11により一枚ずつ分離され、鑑別部5
を通って金庫10b、還流収納庫3,4に搬送され、金
種別に収納される。この時、還流不可能と判定された紙
幣は、決められた条件により非還流収納庫8または金庫
10a内に設けられた非還流収納部13aに収納され
る。本実施例の金庫10aは紙幣自動取扱装置14の後
方向(矢印Aの示す方向)に着脱することができるの
で、後部より紙幣自動取扱装置の引出しを行う後面型現
金自動取扱装置では、装置の後扉15を開くだけで、紙
幣自動取扱装置を引き出すことなく、金庫10aを取り
外すことができる。
【0008】次に、金庫10aを還流収納庫3,4と同
様に、還流収納庫として使用する場合について述べる。
入金の場合、紙幣入出金口1に投入された紙幣は搬送路
2により搬送され、前部紙幣スタック・分離機構12、
還流収納庫3,4を通り、鑑別部5で紙幣の金種・真偽
・正損・搬送状態等を鑑別され、入金不可能紙幣は入金
リジェクト部6へ搬送されてスタックされる。また、入
金可能紙幣は表裏反転部7で表裏を揃えられた後、一時
スタック部9にスタックされる。また、入金リジェクト
紙幣があるときは、その紙幣は利用者に返却される。さ
らに、利用者の確認操作により一時スタック部9にスタ
ックされた紙幣は再び搬送され、鑑別部5を通って金庫
10a、還流収納庫3,4に金種別に収納される。この
時、還流不可能紙幣は、決められた条件により非還流収
納庫8または金庫10b内に設けられた非還流収納部1
3bに収納される。また、出金の場合、利用者の出金操
作によって、金庫10a、還流収納庫3,4より指定金
額分の紙幣が分離される。分離された紙幣は鑑別部5を
通り、紙幣入出金口1に搬送される。この時、2枚重な
る等で出金不可能と判定された紙幣は、決められた条件
により非還流収納庫8または金庫10b内に設けられた
非還流収納部13bに収納される。また、装填の場合、
装填紙幣は金庫10bに収納されて、前部紙幣スタック
・分離機構12により一枚ずつ分離され、鑑別部5を通
って金庫10a、還流収納庫3,4に搬送され、金種別
に収納される。還流収納庫3,4への装填は、金庫10
bより分離された紙幣を一旦一時スタック部9にスタッ
クし、その後還流収納庫3,4へ搬送することにより行
う。この時、還流不可能と判定された紙幣は、決められ
た条件により非還流収納庫8または金庫10b内に設け
られた非還流収納部13bに収納される。本実施例の金
庫10bは紙幣自動取扱装置14の前方向(矢印Bの示
す方向)に着脱することができるので、前部より紙幣自
動取扱装置の引出しを行う前面型現金自動取扱装置で
は、装置の前扉16を開くだけで、紙幣自動取扱装置を
引き出すことなく、金庫10bを取り外すことができ
る。
様に、還流収納庫として使用する場合について述べる。
入金の場合、紙幣入出金口1に投入された紙幣は搬送路
2により搬送され、前部紙幣スタック・分離機構12、
還流収納庫3,4を通り、鑑別部5で紙幣の金種・真偽
・正損・搬送状態等を鑑別され、入金不可能紙幣は入金
リジェクト部6へ搬送されてスタックされる。また、入
金可能紙幣は表裏反転部7で表裏を揃えられた後、一時
スタック部9にスタックされる。また、入金リジェクト
紙幣があるときは、その紙幣は利用者に返却される。さ
らに、利用者の確認操作により一時スタック部9にスタ
ックされた紙幣は再び搬送され、鑑別部5を通って金庫
10a、還流収納庫3,4に金種別に収納される。この
時、還流不可能紙幣は、決められた条件により非還流収
納庫8または金庫10b内に設けられた非還流収納部1
3bに収納される。また、出金の場合、利用者の出金操
作によって、金庫10a、還流収納庫3,4より指定金
額分の紙幣が分離される。分離された紙幣は鑑別部5を
通り、紙幣入出金口1に搬送される。この時、2枚重な
る等で出金不可能と判定された紙幣は、決められた条件
により非還流収納庫8または金庫10b内に設けられた
非還流収納部13bに収納される。また、装填の場合、
装填紙幣は金庫10bに収納されて、前部紙幣スタック
・分離機構12により一枚ずつ分離され、鑑別部5を通
って金庫10a、還流収納庫3,4に搬送され、金種別
に収納される。還流収納庫3,4への装填は、金庫10
bより分離された紙幣を一旦一時スタック部9にスタッ
クし、その後還流収納庫3,4へ搬送することにより行
う。この時、還流不可能と判定された紙幣は、決められ
た条件により非還流収納庫8または金庫10b内に設け
られた非還流収納部13bに収納される。本実施例の金
庫10bは紙幣自動取扱装置14の前方向(矢印Bの示
す方向)に着脱することができるので、前部より紙幣自
動取扱装置の引出しを行う前面型現金自動取扱装置で
は、装置の前扉16を開くだけで、紙幣自動取扱装置を
引き出すことなく、金庫10bを取り外すことができ
る。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、前面型および後面型現
金自動取扱装置の何れに搭載する場合でも、改造の不要
な紙幣自動取扱装置を提供することができる。また、こ
の装置を前面型現金自動取扱装置に搭載した場合でも、
前扉を開くだけで、紙幣自動取扱装置を引き出すことな
く、金庫を取り外すことができるため、操作性が向上す
る。
金自動取扱装置の何れに搭載する場合でも、改造の不要
な紙幣自動取扱装置を提供することができる。また、こ
の装置を前面型現金自動取扱装置に搭載した場合でも、
前扉を開くだけで、紙幣自動取扱装置を引き出すことな
く、金庫を取り外すことができるため、操作性が向上す
る。
【0010】
【図1】本発明の一実施例における紙幣自動取扱装置の
構成図である。
構成図である。
1 紙幣入出金口 2 搬送路 3 還流収納庫 4 還流収納庫 5 鑑別部 6 入金リジェクト部 7 表裏反転部 8 非還流収納庫 9 一時スタック部 10a 金庫 10b 金庫 11 紙幣スタック・分離機構 12 前部紙幣スタック・分離機構 13a 非還流収納部 13b 非還流収納部 14 紙幣自動取扱装置 15 現金自動取扱装置の後扉 16 現金自動取扱装置の前扉
Claims (1)
- 【請求項1】 入金紙幣を一時スタックする一時スタッ
ク部と、装置の後部に位置し、着脱可能な紙幣収納用金
庫と、装置の後部に位置し、該一時スタック部および該
金庫へ紙幣を搬送して紙幣のスタック・分離を行う紙幣
スタック・分離機構とを備えた紙幣自動取扱装置におい
て、装置の前部に、着脱可能な紙幣収納用金庫と、該金
庫および上記一時スタック部へ紙幣を搬送し、紙幣のス
タック・分離を行う紙幣スタック・分離機構とを設けた
ことを特徴とする紙幣自動取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209057A JPH0546844A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紙幣自動取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209057A JPH0546844A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紙幣自動取扱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546844A true JPH0546844A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16566544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3209057A Pending JPH0546844A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 紙幣自動取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546844A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010231484A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fujitsu Frontech Ltd | 紙葉類処理装置 |
WO2018168624A1 (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-20 | グローリー株式会社 | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 |
-
1991
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