JP2010228410A - 熱転写受像シート、印画物及びフォトブック - Google Patents

熱転写受像シート、印画物及びフォトブック Download PDF

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Abstract

【課題】 基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物において、画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた際、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、昇華転写による両面に熱転写画像を有する、十分な画像品質を有する印画物を提供する。
【解決手段】 基材シート2の両面に染料受容層3、4を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像12、13が形成された印画物1において、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、多孔質フィルムであり、かつ前記基材シートの両面で、熱転写の画像が形成された染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカット5、6が施されている構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物に関し、更に詳しくは画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた際、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、昇華転写による両面に熱転写画像を有する記録物として、十分な画像品質を有する印画物に関するものである。さらに、その印画物の熱転写画像を形成する前の熱転写受像シートを提供するものである。また、上記の印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端で綴じたフォトブックに関し、更に詳しくは該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、多数枚の印画物を観賞することが可能であるフォトブックに関するものである。
従来、種々の熱転写記録方法が知られているが、それらの中でも、昇華転写用染料を記録材とし、これをポリエステルフィルム等の基材上に適当なバインダーで担持させた染料層を有する熱転写シートから、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に染料受容層を形成した熱転写受像シート上に昇華染料を熱転写し、各種のフルカラー画像を形成する方法が提案されている。この場合には、加熱手段として、プリンターのサーマルヘッドによる加熱によって、3色または4色の多数の加熱量が調整された色ドットを熱転写受像シートの受容層に転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラーを再現するものである。このように形成された画像は、使用する色材が染料であることから、非常に鮮明で、かつ透明性に優れているため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様であり、かつフルカラー写真画像に匹敵する高品質画像の形成が可能である。
また、マルチメディアに関連した様々なハードおよびソフトの発達により、上記の熱転写方法は、コンピューターグラフィックス、衛星通信による静止画像そしてCD−ROMその他に代表されるデジタル画像及びビデオ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステムとして、その市場を拡大している。
この熱転写方法による熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたっている。代表的なものとしては、印刷の校正刷り、画像の出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の代替として、また身分証明書やIDカード、クレジットカード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミューズメント施設における合成写真、記念写真としての用途など多岐になってきている。
そのような用途の一つとして、両面にプリント可能な熱転写受像シートが挙げられる。両面にプリント可能な熱転写受像シートは、シート枚数を減少させて省資源化を図るだけでなく、写真アルバム等の小冊子状にする新しい形態のカラープリントを作製することや、ハガキや各種のカード類等の作製に使用することにも適している。したがって、両面にプリント可能な熱転写受像シートとして、いくつかの提案がある。
例えば、特許文献1には、一方の面の受容層と他方の面の受容層とが、互いに異なる樹脂で構成され、更に一方の面の受容層自体もしくは両方の面の受容層自体を非ブロッキング性にするために、微粉末シリカ、アルミナ等を含有する被熱転写シートが提案されている。また特許文献2では、基材シートの両面に染料受容層を形成し、前記染料受容層の双方がマット化されてなる熱転写受像シートが示されている。
また両面に記録可能な記録媒体として、特許文献3に、基材上に画像形成層を有する記録媒体で、その画像形成層が線状に連続して他の画像形成層部分よりも薄肉に形成されて、折り曲げ易くされた易折り曲げ部を有する記録媒体であり、上記画像形成層が基材の両面に形成されていることが記載されている。
上記の特許文献1、2に示すような熱転写受像シートでは、印画における高濃度を確保する、また印画品質を高めるために、基材として断熱性、クッション性を有する多孔質フィルムを用いている。このような熱転写受像シートの画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた場合、折り部がきれいな線状にならなく、画像にシワ等の欠陥が生じて、印画物としての価値が低下する問題がある。
また、特許文献3の記録媒体では、基材が木材パルプを主成分としたものであり、また単体の基材である。一方、上記の課題で説明した、画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた場合、折り部の画像にシワ等の欠陥が生じることは、基材が多孔質フィルムを用いている場合のことである。従って特許文献3の方法は、上記課題を解決できるものではない。また、特許文献3の記録媒体の両面に、昇華転写による熱転写画像を形成しても、十分な画像品質を得ることができない。
特許第2736411号公報 特開平5−229265号公報 特許第3508493号公報
したがって、上記の問題を解決するために本発明の目的は、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物において、画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた際、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、昇華転写による両面に熱転写画像を有する、十分な画像品質を有する印画物を提供することである。さらに、その印画物の熱転写画像を形成する前の熱転写受像シートを提供するものである。また、上記の印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端で綴じたフォトブックにおいて、該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、高画質の印画物を多数枚、観賞できるフォトブックを提供することである。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、請求項1として、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成可能な熱転写受像シートにおいて、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)であり、かつ前記基材シートの両面で、前記染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットが施されていることを特徴とする熱転写受像シートである。
本発明は、請求項2として、請求項1に記載する基材シートが、紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)を貼り合わせた積層体であることを特徴とする熱転写受像シートである。
請求項3として、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物において、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)であり、かつ前記基材シートの両面で、熱転写の画像が形成された染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットが施されていることを特徴とする印画物である。
本発明は、請求項4として、請求項3に記載する基材シートが、紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)を貼り合わせた積層体であることを特徴とする印画物である。
また、本発明は、請求項5として、請求項3又は4に記載する印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端を綴じたフォトブックにおいて、該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、多数枚の印画物を観賞することが可能であることを特徴とするフォトブックである。
本発明では、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物において、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)であり、かつ前記基材シートの両面で、熱転写の画像が形成された染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットが施されている構成とした。これにより、該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、昇華転写による両面に熱転写画像を有する、十分な画像品質を有する印画物が得られた。
また、上記の基材シートの両面ともに、最表面に、断熱性、クッション性を有する多孔質フィルムを用いているので、印画濃度が高く、また印画ムラがなく、高画質の印画物が得られる。また印画物のカールを防止できる。
また、上記の基材シートが、紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)を貼り合わせた積層体である構成とすることで、印画物としてカールが発生していないもので、また、より高画質のものが得られ、好ましい。また印画物として、紙基材を用いていることによる高級感(風合い、質感の良さ等)を出すことができ、この多孔質フィルム/紙基材/多孔質フィルムの3種の基材を積層させた基材シートが、好ましく用いられる。
本発明の印画物は、基材シートとして、2種以上の基材を積層したものであるが、基材シートの両面ともに、最表面に、多孔質フィルムを用いているので、高感度及び高画質の熱転写画像が形成できる。但し、その多孔質フィルムを基材シートの両面ともに、用いることで、画像形成された部分を含む箇所で、折り曲げた場合、紙基材を表面層で用いた場合よりも、折り部で画像にシワ等の欠陥が生じやすい。尚、紙基材を表面層で用いた場合、印画における感度が低い問題がある。それに対して本発明では、その高感度及び高画質の熱転写画像の確保と、折り部の画像シワの防止を両立させるために、基材シートを2種以上の基材を積層させ、基材シートの両面ともに、最表面に、多孔質フィルムを用いて、基材シートの両面で、染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットを施した。これにより、高感度及び高画質の熱転写画像の確保と、折り部の画像シワの防止を両立することが、従来は困難であったが、本発明は両立することができた。
さらに、上記の印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端を綴じたフォトブックにすれば、該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、高画質の印画物を、めくるだけで、簡単に多数枚の印画物を観賞することが可能となった。
本発明の印画物である一つの実施形態を示す断面図である。 本発明の印画物である他の実施形態を示す断面図である。 本発明のフォトブックである一つの実施形態を示す断面図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1に本発明の印画物である一つの実施形態を示す。図示した印画物1では、基材シート2は、基材7と基材8とが接着剤層10により貼り合わせられた積層体であり、言い換えれば、2種の基材を積層したものである。但し、基材7及び基材8は、ともに多孔質フィルムである。その基材シート2の基材7の上に染料受容層3を設け、また基材シート2の基材8の上に染料受容層4を設けたものである。その染料受容層3及び染料受容層4には、熱転写画像12、熱転写画像13が形成されている。その熱転写の画像12が形成された染料受容層3を通過して、基材シート2の一部まで、この場合では、基材7の一部まで、貫通したハーフカット5が施されている。また、反対側では、熱転写画像13が形成された染料受容層4を通過して、基材シート2の一部まで、この場合では、基材8の一部まで、貫通したハーフカット6が施されている。
図2に本発明の印画物である他の実施形態を示す。図示した印画物1では、基材シート2は、紙基材9の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルムである多孔質フィルム14と同じく多孔質フィルム15を、接着剤層10及び接着剤層11により貼り合わせた積層体である。この場合では、3種の基材を積層したものである。その基材シート2の多孔質フィルム14の上に染料受容層3を設け、また基材シート2の多孔質フィルム15の上に染料受容層4を設けたものである。その染料受容層3及び染料受容層4には、熱転写画像12、熱転写画像13が形成されている。その熱転写の画像12が形成された染料受容層3を通過して、基材シート2の一部まで、この場合では、多孔質フィルム14の一部まで、貫通したハーフカット5が施されている。また、反対側では、熱転写画像13が形成された染料受容層4を通過して、基材シート2の一部まで、この場合では、多孔質フィルム15の一部まで、貫通したハーフカット6が施されている。図2に示したハーフカット5、6は、多孔質フィルム14、15の一部分まで貫通しているが、これに限らず、多孔質フィルムを全て貫通して、接着剤層の一部まで、ハーフカットを形成することが、最も好ましい。それは、折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じにくく、また折り易さから言える。多孔質フィルム及び接着剤層を全て貫通し、芯材である紙基材9の一部まで、貫通したハーフカットを形成することも可能であるが、芯材である紙基材の一部までハーフカットが貫通した場合、印画物がハーフカットの部分で破れ易くなるなど、問題が生じる場合がある。
また、図1、2に示した印画物は、基材シート上に直接、染料受容層を設けたが、これに限らず、中間層を介して、基材シート上に染料受容層を設けることが出来る。また、染料受容層の上に、最表面層として、帯電防止層を設けることもできる。
以下、本発明の印画物を構成する各層について、詳細に説明する。尚、本発明の熱転写受像シートは、本発明で規定する印画物の熱転写画像を形成する前の状態のものであり、以下の説明は、熱転写受像シートを構成する各層のことでもある。
(基材シート)
本発明の印画物における基材シート2は、2種以上の基材を積層したものである。この基材シートは、染料受容層を保持するという役割を有するとともに、熱転写時には熱が加えられるため、加熱された状態でも取り扱い上、支障がない程度の機械的強度を有することが好ましい。本発明で用いる基材シートは、基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)である。この多孔質フィルムは、合成樹脂に白色顔料や、充填剤を加えて成膜し、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するようにしたフィルムである。
多孔質フィルムを構成する合成樹脂としては、具体的にはポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等が挙げられる。
また、基材シートの最表面ではなく、内部に紙基材を用いることができる。この紙基材は、コンデンサーペーパー、グラシン紙、硫酸紙、またはサイズ度の高い紙、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系等)、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、壁紙、裏打ち用紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板紙等、セルロース繊維紙などが挙げられる。上記の中でも、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙などの表面が平滑なものが好ましい。基材シートは、3層以上の基材の積層体であっても、基材シートの風合いや質感を出すために、基材シートを構成する基材の一部に、セルロース繊維紙、すなわち上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙などを使用することが好ましい。
本発明の印画物は、基材シートの両面に熱転写画像が形成されたもので、特にカールが少なく、平坦性が高いものが望まれる。この平坦性を高くするために、基材シートは、図1、図2に示すような上下対称の構成をとることが好ましい。2層の基材の積層体である場合、例えば、同一種類の多孔質フィルム基材を2つ用いて積層することができる。また、3層の基材の積層体である場合、例えば、3層の基材の真ん中である芯材に、紙基材を用い、その紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルムである多孔質フィルムを貼り合わせた積層体が挙げられる。
基材シートは、2種以上の基材の積層体であるが、基材を貼り合わせて積層させる。その貼合方法は、ドライラミネーション、ウェットラミネーション、エクストリュージョン等手法は問わない。これらの基材シートの厚みは任意でよく、通常50〜300μm程度の厚めが一般的である。また、上記の如き基材シートは、その表面に形成する層との密着力が乏しい場合には、その表面に各種プライマー処理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
(染料受容層)
本発明における印画物で使用する熱転写受像シートの染料受容層3、4は、熱転写シートから移行してくる昇華染料を受容し、形成された画像を維持する為のものである。受容層を形成する為の樹脂としては、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
本発明で使用する熱転写受像シートは、熱転写シートとの離型性を向上させるために、受容層中に離型剤を含有することができる。離型剤としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス類、フッ素系またはリン酸エステル系界面活性剤、シリコーンオイル、反応性シリコーンオイル、硬化型シリコーンオイル等の各種変性シリコーンオイル、各種シリコーン樹脂などが挙げられるが、シリコーンオイルが好ましい。上記シリコーンオイルとしては油状のものも用いることができるが、硬化型のものを用いても良い。硬化型シリコーンオイルとしては反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられるが、反応硬化型、触媒硬化型のシリコーンオイルが特に好ましい。
これらシリコーンオイルの添加量は受容層を構成する樹脂の0.5〜30質量%が好ましい。また、受容層の表面の一部に上記離型剤を適当な溶媒に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾燥させることにより離型剤層を設けることもできる。離型剤層の厚さは、0.01〜5.0μm、特に0.05〜2.0μmが好ましい。なお、受容層を形成する際にシリコーンオイルを添加して形成すると、塗布後に表面にシリコーンオイルがブリードアウトするが、これを硬化させても離型剤層を形成することができる。なお、上記受容層の形成に際しては、受容層の白色度を向上させて転写画像の鮮明度を更に高める目的で、酸化チタン、酸化亜鉛、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等の顔料や充填剤を添加することができる。また、フタル酸エステル化合物、セバシン酸エステル化合物、リン酸エステル化合物等の可塑剤を添加するのもよい。
本発明で使用する熱転写受像シートは、前記の基材シートの両面に上記の如き熱可塑性樹脂及び他の必要な添加剤、例えば、離型剤、可塑剤、充填剤、架橋剤、硬化剤、触媒、熱離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤等を加えたものを、適当な有機溶剤に溶解したり或いは有機溶剤や水に分散した分散体を、例えばグラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形成手段により塗布及び乾燥して染料受容層を形成することによって得られる。上記染料受容層は、基材シートの片面に、まず染料受容層を形成し、次に基材シートの他方の面に染料受容層を形成する、あるいは基材シートの両面に同時に染料受容層を形成してもよい。但し、両面に同時に染料受容層を形成する場合、塗布後に両面の染料受容層が乾燥するまで、ガイドロールを使用しない工夫が必要である。
後述する中間層等の塗布も、上記の染料受容層の形成手段と同様の方法で行われる。このように形成される染料受容層の塗布量は、通常、乾燥状態で0.5〜50g/m2程度、好ましくは2〜10g/m2である。また、このような染料受容層は連続被覆であることが好ましいが、不連続の被覆として形成してもよい。尚、基材シートの両面に形成する染料受容層は、両面とも同一種類の上記に挙げた樹脂及び離型剤を使用する、あるいは異なる種類の樹脂、離型剤を用いてもよい。
(中間層)
染料受容層と基材シートの間には、染料受容層と基材シートとの接着性、白色度、クッション性、隠蔽性、帯電防止性、カール防止性等の付与を目的とし、従来公知のあらゆる中間層を設けることができる。中間層に用いるバインダー樹脂としてはポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エポキシ樹脂、セルロース系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等が挙げられ、これらの樹脂のうちの活性水酸基を有するものについてはさらにそれらのイソシアネート硬化物をバインダーとすることもできる。
また、白色性、隠蔽性を付与する為に酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等のフィラーを添加することが好ましい。さらに、白色性を高める為にスチルベン系化合物、ベンゾイミダゾール系化合物、ベンゾオキサゾール系化合物等を蛍光増白剤として添加したり、印画物の耐光性を高める為にヒンダードアミン系化合物、ヒンダードフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等を紫外線吸収剤あるいは酸化防止剤として添加したり、あるいは帯電防止性を付与する為にカチオン系アクリル樹脂、ポリアニリン樹脂、各種導電性フィラー等を添加することができる。中間層の塗工量は、乾燥状態で0.5〜30g/m2程度が好ましい。
(接着剤層)
本発明で使用する基材シートにおける基材同士を貼り合わせるために、接着剤層10、11を使用することができる。
上記に挙げた2種以上の基材を積層した基材シートにおいて、その基材シートの積層体を形成する際に、基材同士を積層する方法としては、例えば、ドライラミネーション、ノンソルベント(ホットメルト)ラミネーション、ECラミネーション方法等の公知の接着剤層10、11を用いて積層する方法が使用できる。接着剤としては、接着機能を有するものであれば、特に制限はなく、例えば、ウレタン系樹脂、α−オレフィン−無水マレイン酸樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウリア系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、シアノアクリレート系樹脂等が使用できる。また、アクリル系樹脂の反応型のものや、変性したもの等も使用することができる。接着剤を硬化剤を用いて硬化させると、接着力も向上し、耐熱性も上がるため好ましい。硬化剤としては、イソシアネート化合物が一般的であるが、脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、芳香族アミン、酸無水物等を使用することができる。接着剤層の厚さは、通常、乾燥状態で2μm〜10μm程度である。
上記の貼着する方法で、好ましい方法はドライラミネーション及びノンソルベントラミネーション方法である。ノンソルベントラミネーション方法に好適な接着剤としては、例えば、武田薬品工業株式会社製のタケネートA−720Lが挙げられ、ドライラミネーションに好適な接着剤としては、例えば、武田薬品工業株式会社製のタケラックA969/タケネートA−5(3/1)等が挙げられる。これらの接着剤の使用量としては、固形分で約1〜8g/m2、好ましくは2〜6g/m2の範囲である。
上記に説明した印画物における染料受容層に熱転写による画像を形成する方法は、従来から用いられている昇華性染料を含有する層を基材上に設けた熱転写シートを用いて、サーマルヘッドなどの加熱手段で、画像情報に応じた信号を加え、昇華性染料により、熱転写の画像を染料受容層に形成する。但し、本発明では、基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像を形成するので、例えば、基材シートの一方の面にサーマルヘッドで熱転写画像を形成し、基材シートを反転させて、同じサーマルヘッドで基材シートの反対面に熱転写画像を形成することができる。また、サーマルヘッドを搬送する基材シートの表面側と裏面側の両面に設置しておき、基材シートの両面に熱転写画像を形成することもできる。
(ハーフカット)
ハーフカット5,6の形成方法は、カッター刃を取り付けた上型と台座の間に、熱転写受像シートを挿入して、上型を上下動させる方法や、シリンダータイプのロータリーカッター方法や、レーザー加工手段により熱処理を施す等の方法があり、長尺の連続した形態の熱転写受像シートにハーフカットできる方法であれば特に制限はない。
(フォトブック)
図3は、本発明のフォトブックである一つの実施形態を示すものである。図3の1)には、上記に説明した印画物1を多数枚重ねたものと、表・表紙17、裏・表紙18、背表紙19を組み合わせる前の状態を説明する概略図である。図3の2)は、図3の1)で示した各部材を組み合わせて、印画物の一端を綴じたフォトブック16を示す概略図である。図3の1)に示すように、印画物1の左辺側に、ハーフカット5が直線状に、上辺から下辺に到る範囲で形成されている。その印画物1が、ハーフカット5の位置が全て揃った状態で、多数枚重なったものが用意される。この多数枚重なったものに対して、表・表紙17を最上部にセットし、また裏・表紙18を最下部にセットする。
表・表紙17の左辺側に折り部20が形成され、また裏・表紙18の左辺側に折り部21が形成されている。その折り部20、21は、各表紙にハーフカットを形成する、あるいは筋押し加工を行なって形成することができる。但し、印画物1のハーフカット5と、各表紙の折り部20、21は位置を合わせて重ねる。その表・表紙17と裏・表紙18の間に、多数枚の印画物が重なったものを挟み込んで、左端に背表紙19の裏面の全面に、製本用糊または接着剤を用いて、表・表紙17、多数枚の印画物の端面、裏・表紙18を
接着して、一体化させる。また、背表紙の裏面に、ヒートシール接着剤を全面に予め塗工して形成しておけば、表・表紙17、多数枚の印画物、裏・表紙18を揃えて、背表紙をコの字型にして、ヒートシールすることで、それらを一体化させることも可能である。
本発明のフォトブックは、印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端を綴じた形態であり、上記の方法に限らず、例えば、ハーフカット5、6と左端の間の綴じ代の部分に、ファイル穴を形成し、そのファイル穴にファイル金具を通して、綴じることができる。このように印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端を綴じたフォトブックにすれば、図3の2)に示すように、印画物1に施されたハーフカット5の部分で折って、その折り部で、画像12にシワ等の欠陥が生じることなく、高画質の印画物1を、めくるだけで、簡単に多数枚の印画物を観賞することが可能となる。
次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部又は%は質量基準である。
(実施例1)
<熱転写受像シートの作製>(図2の構成を参照)
紙基材9であるパールコートN(157.0g/m2、三菱製紙株式会社製)と、多孔質フィルム14、15として、厚さ35μmの多孔質ポリプロピレンフィルム(トヨパールSS、東洋紡績(株)製)を用いて、下記組成の接着剤を使用して、グラビアコーターにより塗工し、乾燥後塗布量が5g/m2になるように、接着剤層10、11を形成し、ドライラミネート方式で、パールコートNの両面に多孔質フィルムを貼り合わせて、積層させ、3種の基材を積層した基材シート2を作製した。
(接着剤層)
・多官能ポリオール 30部
(武田薬品工業(株)製、タケラックA−969−V)
・イソシアネート 10部
(武田薬品工業(株)製、タケラックA−5)
・酢酸エチル 60部
上記の作製した基材シートの一方の面に、下記組成の中間層用塗工液を乾燥後2g/m2となるようにグラビアコーターで塗工し、110℃で1分乾燥した後、その上に下記組成の染料受容層用塗工液を乾燥後4g/m2となるようにグラビアコーターで塗工し、110℃で1分乾燥させて、基材シートに中間層、染料受容層を積層した。また、基材シートの他方の面に、上記と同様にして、中間層、染料受容層を積層して、基材シートの両面に染料受容層を設けた熱転写受像シートを作製した。
(中間層用塗工液組成)
・ポリエステル樹脂(WR−905、日本合成化学(株)製) 13.1部
・酸化チタン(TCA−888、トーケムプロダクツ社製) 26.2部
・蛍光増白剤 0.39部
(ベンゾイミダゾール誘導体、製品名;TINOPAL IJT、チバ・スペシャルティケミカルズ社製)
・水/イソプロピルアルコール〔IPA〕(質量比2/1) 60部
(染料受容層用塗工液組成)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(ソルバインC、日信化学工業(株)製) 12部
・エポキシ変性シリコーン(X−22−3000T、信越化学工業(株)製) 1.2部
・メチルスチル変性シリコーン(24−510、信越化学工業社製) 0.6部
・メチルエチルケトン/トルエン(質量比1/1) 50部
上記に作製した熱転写受像シートに対し、図2に示すような位置及び深さで、カッター刃を取り付けた上型と台座とのプレス方式により、ハーフカット5を形成し、さらに、その後に、上記と同様の方式で、ハーフカット6を形成した。このハーフカット形成された熱転写受像シートを同一条件で20枚作製した。
上記に用意した熱転写受像シートと、キヤノン(株)製昇華転写型プリンター(SELPHY CP780)用の昇華熱転写方式の熱転写シートを用いて、キヤノン(株)製昇華転写型プリンター(SELPHY CP780)を用いて、ブラックのベタ画像の印画物を20枚連続で作製した。但し、このベタ画像は、熱転写受像シートの両面に、図2に示すように、全面に形成し、実施例1の印画物を作製した。
(実施例2)(図3を参照)
実施例1で作製した20枚の印画物を、ハーフカット5の位置が全て揃った状態で、多数枚重なったものを用意し、図3に示すように、表・表紙17、裏・表紙18、背表紙19を組み合わせて、表・表紙17と裏・表紙18の間に、多数枚の印画物が重なったものを挟み込んで、背表紙19を左端に、製本用糊を用いて、接着して、多数枚の印画物の一端を綴じた形態のフォトブック16を作製した。
上記の実施例1で得られた印画物は、ハーフカットの部分で折って、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、昇華転写による両面に熱転写画像を有する、高画質を有するものであった。
また、実施例2で得られたフォトブックは、印画物に施されたハーフカットの部分で折って、その折り部で、画像にシワ等の欠陥が生じることなく、高画質の印画物を、めくるだけで、簡単に多数枚の印画物を観賞することができ、また使いやすいものであった。
1 印画物
2 基材シート
3、4 染料受容層
5、6 ハーフカット
7、8 基材
9 紙基材
10、11 接着剤層
12、13 熱転写画像
14、15 多孔質フィルム
16 フォトブック
17 表・表紙
18 裏・表紙
19 背表紙
20、21 折り部

Claims (5)

  1. 基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成可能な熱転写受像シートにおいて、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)であり、かつ前記基材シートの両面で、前記染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットが施されていることを特徴とする熱転写受像シート。
  2. 前記の基材シートが、紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)を貼り合わせた積層体であることを特徴とする請求項1に記載する熱転写受像シート。
  3. 基材シートの両面に染料受容層を設け、その両面の染料受容層に熱転写による画像が形成された印画物において、前記基材シートが2種以上の基材を積層したものであり、前記の基材シートの両面に設けられた染料受容層と最も近くに位置する基材が、両面とも、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)であり、かつ前記基材シートの両面で、熱転写の画像が形成された染料受容層を通過して、基材シートの一部まで、貫通したハーフカットが施されていることを特徴とする印画物。
  4. 前記の基材シートが、紙基材の両面に、基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(多孔質フィルム)を貼り合わせた積層体であることを特徴とする請求項3に記載する印画物。
  5. 請求項3又は4に記載する印画物を多数枚重ねて、該印画物の一端を綴じたフォトブックにおいて、該印画物に施されたハーフカットの部分で折って、多数枚の印画物を観賞することが可能であることを特徴とするフォトブック。
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