JP2010226807A - Dc電源装置 - Google Patents

Dc電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010226807A
JP2010226807A JP2009069008A JP2009069008A JP2010226807A JP 2010226807 A JP2010226807 A JP 2010226807A JP 2009069008 A JP2009069008 A JP 2009069008A JP 2009069008 A JP2009069008 A JP 2009069008A JP 2010226807 A JP2010226807 A JP 2010226807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
terminal
circuit
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009069008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5489502B2 (ja
JP2010226807A5 (ja
Inventor
Keisuke Samejima
啓祐 鮫島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009069008A priority Critical patent/JP5489502B2/ja
Priority to US12/719,749 priority patent/US8284578B2/en
Priority to KR1020100022577A priority patent/KR101365502B1/ko
Priority to CN2010101357696A priority patent/CN101841248B/zh
Publication of JP2010226807A publication Critical patent/JP2010226807A/ja
Publication of JP2010226807A5 publication Critical patent/JP2010226807A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5489502B2 publication Critical patent/JP5489502B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33507Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0032Control circuits allowing low power mode operation, e.g. in standby mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

【課題】 軽負荷時の消費電力を更に低減させたDC電源装置を提供する。
【解決手段】 スイッチングFETのドレイン電流を検知して、出力電圧から作られるフィードバック信号と比較を行い、その結果、スイッチングFETのスイッチング周波数とデューティーを制御する電源ICを使用したDC電源装置において、ドレイン電流の検知電流を電圧に変換する際に、変換される電圧を抵抗分圧して電源ICが検知するスイッチングFETのドレイン電流を低く検知させることで、スイッチングFETのスイッチング周波数を低く抑える。
【選択図】 図1

Description

本発明はDC電源装置、特に、軽負荷時の省エネルギーを目標とするDC電源装置に関するものである。
従来のDC電源装置であるフライバック方式のスイッチング電源において、フライバックトランスの1次電圧をスイッチングするスイッチングFETのスイッチング回数は、次のように制御される。例えば、2次出力電圧に対応する電圧と、スイッチングFETを流れる電流に対応する電圧と、スイッチングFETのドレイン・ソース間電圧とに基づいて、スイッチングFETのON/OFFが制御される。具体的には、既知の電源ICを使用して、2次出力電圧に対応する電圧が第1の基準電圧を越え、且つ、スイッチングFETのドレイン・ソース間電圧が第2の基準電圧以下の条件で、スイッチングFETをONとする。一方、スイッチングFETを流れる電流に対応する電圧よりも2次出力電圧に対応する電圧が低くなる条件で、スイッチングFETをOFFとする。
このようなDC電源装置において、低負荷時にスイッチングFETのON期間を短くすることで、軽負荷時の消費電力を低減させることも行われている(特許文献1を参照)。
特開平2000−148265号公報
しかしながら、上記従来技術のようなDC電源装置においては、スイッチングFETのスイッチング回数は維持されるので、軽負荷時の消費電力の低減には限界があった。
昨今、軽負荷時の消費電力の低減は、DC電源装置を搭載した機器の大きな課題の1つとなっている。たとえば、軽負荷時の消費電力を低減させたDC電源装置を搭載した機器が動作待機状態つまり、軽負荷状態であった場合の消費電力を低減させることで、従来の機器を使用するよりも省エネ効果を生むことが出来る。また、このような省エネを意識した機器を開発して販売することで、より強い商品価値を生むこととなる。これらのことから、DC電源装置の軽負荷時の消費電力を低減させる必要性が高まっている。
本発明は、これまで説明してきた従来技術のようなDC電源装置に対し、軽負荷時の消費電力を更に低減させたDC電源装置を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明のDC電源装置は、1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に流れる電流を断続するスイッチング素子と、前記1次巻線に流れる電流を検出するために電圧に変換する電流検出回路と、前記2次巻線の電圧を整流して平滑する整流平滑回路と、前記2次巻線の回生終了を検出するリセット検出回路と、基準電圧を提供する基準電圧源と、前記整流平滑回路の出力電圧と前記基準電圧源の基準電圧とを比較して増幅する誤差増幅回路と、前記スイッチング素子の断続する動作を制御する制御回路と、前記誤差増幅回路の出力を前記制御回路に伝達する伝達回路とを備え、前記リセット検出回路が前記2次巻線の回生終了を検出し、かつ前記伝達回路の出力電圧が所定の電圧以上であれば、前記制御回路が前記スイッチング素子を導通させ、前記電流検出回路の出力電圧が前記伝達回路の出力電圧を上回ることにより、前記制御回路が前記スイッチング素子を遮断させるDC電源装置において、前記電流検出回路は、出力電圧を非直線的に変化させるよう構成されていることを特徴とする
本発明により、軽負荷時における単位時間あたりのスイッチングFETのスイッチング回数を低減出来、その結果、スイッチング損失分の消費電力を削減させることで省エネに貢献するDC電源装置を実現することが可能となる。
実施形態1の電源装置の模式的回路例の図である。 軽負荷状態における従来技術と実施形態1の動作波形を比較した図である。 スイッチング損失を説明する図である。 通常負荷状態における従来技術と実施形態1のIS端子404の電圧波形を比較した図である。 通常負荷状態における従来技術と実施形態1の動作波形を比較した図である。 過負荷状態における従来技術と実施形態1のIS端子404の電圧波形を比較した図である。 実施形態2の電源装置の模式的回路例の図である。 軽負荷状態における従来技術と実施形態2の動作波形を比較した図である。 通常負荷状態における従来技術と実施形態2のIS端子404の電圧波形を比較した図である。 通常負荷状態における従来技術と実施形態2の動作波形を比較した図である。 実施形態2においてダイオード201が無い場合と有る場合のIS端子404の電圧の概要を示す図である。 従来の電源装置の模式的回路例の図である。 従来の電源装置の動作波形を示す図である。
<従来のDC電源装置の構成及び動作例>
まず、本実施形態のDC電源装置の特徴を明瞭にするため、従来のDC電源装置の構成と動作について、図12及ぶ図13を参照して説明する。図12の(a)は、従来のDC電源装置の回路の概要を示した図であり、ここで説明するDC電源装置はフライバック方式のスイッチング電源である。
図12の(a)中、1次直流電圧を生成する回路として、101はインレット、102はヒューズ、103はコモンモードコイル、104は整流ダイオードブリッジ、105は1次平滑電解コンデンサ、106は起動抵抗である。また、1次直流電圧のスイッチングを制御する回路として、107はスイッチング素子であるスイッチングFET、108はトランス、109は電源の制御回路である電源IC、110はスイッチングFETのゲート抵抗である。また、111はダイオード、112は抵抗、113はコンデンサ、114は1次巻線を流れる電流を電圧値に変換する電流検出回路を構成する電流検出用抵抗、115は伝達回路を構成するフォトカプラである。トランスの1次巻線に流れる電流は、スイッチングFET107により断続が制御される。一方、2次直流電圧に関連する回路として、116はダイオード、117は平滑コンデンサ、118はDC電圧出力、119はDC電源装置に接続される負荷である。ダイオード116と平滑コンデンサ117が整流平滑回路を構成する。また、2次直流電圧を検出する回路として、120は抵抗、121、122はコンデンサと抵抗からなる位相保証回路、123、124はレギュレーション抵抗、125はシャントレギュレータである。
通常動作において、インレット101より入力された商用AC電源は、整流ダイオードブリッジ104を介し、全波整流され1次平滑電解コンデンサ105にDC電圧としてチャージされる。更に、このDC電圧は、起動抵抗106を介して電源IC109を起動させる。電源IC109が起動してスイッチングFET107が導通状態になると、1次巻線Npに1次平滑コンデンサ105のDC電圧が印加され、補助巻線Nbに1次巻線Npと同極側を正とする電圧が誘起される。このとき2次巻線Nsにも電圧が誘起されるが、ダイオード116のアノード側を負とする電圧であるため2次側には電圧は伝達されない。従って、1次巻線Npを流れる電流はトランス108の励磁電流だけで、トランス108には励磁電流の2乗に比例したエネルギが蓄積される。この励磁電流は時間に比例して増大する。また、補助巻線Nbに誘起された電圧は、ダイオード111及び抵抗112を介してコンデンサ113を充電し、電源IC109に対して電源電圧を供給する。
次に、スイッチングFET107が非導通状態になると、トランス108の各巻線には起動時と逆極性の電圧が誘起され、2次巻線Nsにはダイオード116のアノード側を正とする電圧が誘起される。そして、トランス108に蓄積されたエネルギが、ダイオード116と平滑コンデンサ117で整流平滑されてDC電圧出力118となり、負荷119に供給される。また、このように、トランス108が動作すると、トランスの補助巻線Nbにより作られた電圧が電源IC109の電源として供給されるようになる。このため、電源IC109は動作を続けることが可能となり、引き続きスイッチングFETI07をスイッチング動作させるため、トランス108は安定した動作を続けることが可能となる。
また、DC電圧出力118の電圧制御は、以下のように行なわれる。まず、DC電圧出力118がレギュレーション抵抗123と124とで分圧された電圧が、位相補償回路121,122を伴うシャントレギュレータ125に入力される。そして、この入力される電圧レベルに応じた、フィードバック信号が作られ、フォトカプラ120を通じて電源IC109へフィードバックされる。そして、このフィードバック信号を基に電源IC109がスイッチングFET107のスイッチング制御を行なうことで、安定したDC電圧制御が可能となる。
次に、これまで動作概要で説明したDC電源装置の核となる動作であるスイッチングFETと、これを制御する電源ICの動作に対して説明を行なう。ここでは、上記の説明でも使用している一般的な電源ICである、周波数非固定、デュティー非固定、電流制御モードで動作する電源ICについて示すことにする。
なお、図12の(a)中の電源IC109には、それぞれの端子ごとにa〜gまでの符号をつけ、図12の(b)に端子名称を明示した電源IC109の構成例を示した。図12の(b)において、400は電源ICの起動回路415の起動(VH)端子、401は電源ICへ給電される電源電圧(Vcc)端子、402はBOTOM端子、403はFB端子、404はIS端子、405は電源ICのGND端子、406はOUT端子である。また、407、409、412は入力を比較して増幅するコンパレータ、408、410は基準電圧源、411はAND回路、413はRSフリップフロップ論理回路である。
以下、この電源IC109のブロック図に示された主要部分における機能を説明する。まず、電源IC109の各端子を説明する。
・起動端子400(a):電源ICの起動回路に1次電圧を提供する。
・電源電圧端子401(b):電源ICの電源となる電圧入力部。
・BOTOM端子402(c):スイッチングFET107のドレイン・ソース間電圧Vdsをモニタする端子。かかるVdsにより、2次巻線の回生終了が検出される。
・FB端子403(d):2次電圧の検出結果のフィードバック端子。すなわち、DC電圧出力118の電圧の変動をフォトカプラ115を介し入力する端子。
・IS端子404(e):スイッチングFET107を流れる電流Idをモニタする端子。また、所定の電圧を越えると電源ICの発振動作を停止させる機能を持つ。
・GND端子405(f):電源ICのGND端子部。
・OUT端子406(g):スイッチングFET107のゲート端子へとつながる端子。
次に、電源IC109の各構成要素を説明する。
・コンパレータ407:BOTOM端子402の電圧が基準電圧408を下回ると、AND回路411へHigh信号を出力する。かかるコンパレータ407は、2次巻線の回生終了を検出するリセット検出回路を構成する。
・コンパレータ409:FB端子403の電圧が基準電圧408を上回ると、AND回路411へHigh信号を出力する。かかるコンパレータ409は、2次出力電圧と基準電圧とを比較して増幅する誤差増幅回路を構成する。
・AND回路411:コンパレータ407の出力とコンパレータ409の出力とが共にHighである場合のみに、RSフリップフロップ論理回路413のセット端子(S)にHighを出力する。
・コンパレータ412:FB端子403とIS端子404とから入力された電圧を比較し、IS端子404の電圧が高い場合にRSフリップフロップ論理回路409のリセット端子(R)へHighを出力する。
・RSフリップフロップ論理回路413:一般的な、RSフリップフロップ論理回路。
・起動回路415:1次電圧が提供されると、電源IC109を起動させる回路。
このような電源IC109を使用したDC電源装置の動作波形の概要を、図13示す。図12及び図13を使用して、従来のDC電源装置の、主に電源IC109、スイッチングFET107、トランス108、ダイオード116の動作を説明する。
(タイミング1) いま、図13のタイミング1の状態であるとする。つまり、スイッチングFET107が導通状態になったばかりであるとする。この時、スイッチングFET107のドレイン電流Idは、直線的に増加する。このことで、スイッチングFET107のIdによりトランス108にエネルギが蓄積される。また、2次巻線Nsに発生する電位はダイオード116を逆バイアスする電位であるため、ダイオード116に遮断されて電流Ifが流れない。このため、DC電圧出力118は下降する。さらに、FB端子403の電圧はフォトカプラ115を介し徐々に上昇する。また、IS端子404の電圧もスイッチングFET107のドレイン電流Idの増加と同様に直線的に増加する。
(タイミング2) タイミング2の状態へ移るトリガとなるのは、FB端子403の電圧よりもIS端子404の電圧が高い電圧となったタイミングである。このタイミングで、RSフリップフロップ論理回路409のR端子がHighとなり、RSフリップフロップ論理回路409のQ端子、つまり電源IC109のOUT端子406がLowとなり、スイッチングFET107が非導通状態になり遮断される。このため、スイッチングFET107のドレイン電流Idは流れなくなる。また、2次巻線Nsに発生する電位によりダイオード116は正バイアスされて導通状態となり、絶縁トランス108に蓄積されたエネルギがダイオード116の電流Ifとして流れ始めることで、DC電圧出力118は上昇する。このため、FB端子403の電圧はフォトカプラ115を介して徐々に下降する。また、IS端子404の電圧はスイッチングFET107のドレイン電流Idの停止と同様に下降する。
(タイミング3) タイミング3の状態へ移るのは、BOTOM端子402の電圧が基準電圧408以下となり、かつ、FB端子403の電圧が基準電圧410よりも高くなったタイミングをトリガとする。この時、AND回路411からRSフリップフロップ論理回路413のS端子にHighが入力されて、RSフリップフロップ論理回路409のQ端子、つまり電源IC109のOUT端子406がHighとなり、スイッチングFET107が導通状態になる。このタイミング3は、次ぎのサイクルのタイミング1なので、引き続き一連の動作サイクルを繰り返すことになる。
このように、一般的な、DC電源装置(電源IC:周波数非固定、デュティー非固定、電流制御モードで動作)の一連の動作が行なわれる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1のDC電源装置の回路構成例を示した図である。なお、図1の(a)には、DC電源装置の全体を示し、図1の(b)には電源IC109の構成例を示す。なお、電源IC109の構成は従来技術で説明した図12の(b)と同様であるので、ここでは詳説を省く。また、図12の(a)と同様な構成についても、ここでは詳説を省き、実施形態1の特徴部分を説明する。
<実施形態1のDC電源装置の特徴ある構成> 実施形態1では、電源IC109のIS端子404(e)と一次巻線の電流検出用の電圧検出点である電流検出用抵抗114の電流流入端との間にダイオード201を接続した。すなわち、ダイオード201のアノードを電流検出用抵抗114の電流流入端に接続し、電源IC109のIS端子404(e)にダイオード201のカソードを電流検出回路の出力端として接続する。このようにして、実施形態1は、従来技術で示したDC電源装置よりも、軽負荷時における消費電力を削減している。この軽負荷時における消費電力の削減は、軽負荷時に単位時間あたりのスイッチングFET107のスイッチング回数を低減し、スイッチング損失分の消費電力を削減させることで実現している。
<実施形態1のDC電源装置の動作例> 実施形態1の回路動作の特徴を、図2〜図6を参照して、<軽負荷時の回路動作><通常負荷時の回路動作><過負荷状態の回路動作>について、それぞれ説明する。
<軽負荷状態の回路動作>
(図2のタイミングA) 軽負荷時、電流検出抵抗114間に発生する電圧がダイオード201のVfを越えたポイントAの時点から、IS端子404の電圧は一定の傾きで上昇を開始する。このように、IS端子404の電圧は非直線的に変化する。IS端子404の電圧が上昇してFB端子403の電圧と同じ電圧になったタイミングで、スイッチングFET107は非導通状態となり遮断される。この場合に、電流検出抵抗114間に発生する電圧がダイオード201のVf分だけ低下してIS端子404に入力することを利用して、スイッチングFET107が導通状態から非導通状態となるまでの時間を従来技術に比べて伸ばしている。なお、従来技術に比べて伸びる非導通状態となるまでの時間の比率は、ダイオード201のVfによるものである。
例えば、図2で示したようなスイッチングFET107のスイッチング回数を従来技術のDC電源装置の1/6にする場合、以下のような計算により、ダイオード201のVfは以下のように導くことが出来る。
従来技術の場合は、P1=1/2×L×I1 2
ここで、P1:トランス108に蓄えられるエネルギー、L:トランス108のL値(従来技術、実施形態2共に同じ)、I1:スイッチングFET107のIdピーク
実施形態1の場合は、P2=1/2×L×I2 2
ここで、P2:トランス108に蓄えられるエネルギー、L:トランス108のL値(従来の技術、実施形態2共に同じ)、I2:スイッチングFET107のIdピーク
従って、スイッチング回数を1/6にすれば、6×P1=P2であることから、I2=(6×I11/2となる。つまり、スイッチングFET107の導通時間も、従来技術と比較して実施形態1では61/2倍となる。IS端子404のピーク電圧をVISとすれば、1+Vf/VIS=61/2であることから、Vf=(61/2−1)×VISとして求めることが出来る。
(図2のタイミングB) タイミングBは、スイッチングFET107が非導通となった後に、トランス108に蓄積したエネルギーを、フライバック電流として、2次側に流し出す期間を示す。なお、実施形態1では、フライバック電流を流しきった後も、FB端子404の電圧が基準電圧410を越えない限り、AND回路411からの出力をHIにすることが出来ないため、フリップフロップ論理回路409のS端子をHIにすることが出来ない。このため、スイッチングFET107が導通することができない。このようにして、フライバック電流を流しきった後も、すぐさまスイッチングFET107は非導通状態を続けるようにスイッチング動作を制御して、DC電圧出力118の安定制御を行っている。なお、一般的な電源ICにおいても、FB端子403の電圧を監視する機能を、電源IC内部に持っているものである。
(図2のタイミングC) FB端子403の電圧が徐々に上昇し、基準電圧410を越えるため、再び、スイッチングFET107が導通状態となる期間を示す。
このようにして、従来技術と比べて単位時間あたりのスイッチングFET107のスイッチング回数を削減し、スイッチング損失を低減することが出来る。この結果、軽負荷時の消費電力を低減することが可能となる。なお、スイッチング損失について、図3に概要図を示した。スイッチング損失とは、スイッチングFET107がスイッチング時に発生させてしまう損失のことである。すなわち、スイッチング動作時のドレイン・ソース間電圧Vdsと、ドレイン電流Idとを掛け合わせた電力をさす。
<通常負荷状態の回路動作>
次に、通常負荷状態の回路動作について説明する。図4及び図5に、通常負荷状態における従来技術のDC電源装置と実施形態1のDC電源装置の動作波形の概要を示して動作の比較を行なう。
(IS端子404の電圧) 図4は、スイッチングFET107の1回のスイッチングにおけるIS端子404の電圧を示している。従来技術の場合、時間と共に一定の傾きで増加している。一方、実施形態1の場合は、IS端子404の電圧がダイオード201のVfを越えたタイミングのポイントAで傾き生じる。0VからポイントAの電圧までは、IS端子404の電圧は傾きを持たず、そして、ポイントAを超えると、従来の技術のIS端子404の電圧推移の傾きと同じ傾きで増加するようになる。
(FB端子403の電圧とIS端子404の電圧とスイッチングFETのVds波形) 次に、図5の上半分は、従来技術のDC電源装置におけるFB端子403の電圧と、IS端子404の電圧と、スイッチングFETのVds波形を示している。一方、図4の下半分は、実施形態1のDC電源装置における、FB端子403の電圧と、IS端子404の電圧と、スイッチングFETのVds波形を示している。図4で説明したように、IS端子404の電圧波形は従来の技術と実施形態1とで異なる波形を示している。ところが、FB端子403の電圧波形が、従来技術と実施形態1とでスイッチングFET107の非導通状態となるタイミングを合わせるように変化するため、スイッチングFETのVds波形は、従来技術と実施形態1とで同じ波形となる。これは、従来技術と実施形態1とでDC電圧出力118が同じ電圧を出力するように設定されているためである。このようにして、通常負荷の状態においても、従来技術と実施形態1とで、IS端子404の電圧は異なるものの、FB端子403電圧が変化することで同じ出力電圧となるように回路動作が働く。
<過負荷状態の回路動作>
次に、過負荷状態の回路動作の説明を行なう。ちなみに、ここで示す過負荷状態とは、過負荷を検知して電源ICの発振動作を停止させる際の負荷のことをさす。従来技術と同様、過負荷の検知はIS端子404のピーク電圧で検知を行なう。IS端子404のピーク電圧が電源IC109で定められた電圧以上の電圧になると、電源IC109の発振動作を停止させることが出来る。そして、これまで説明したように、過負荷検知に対しても、電流検出抵抗114間に発生する電圧からダイオード201のVf分を差し引いた電圧がIS端子404に入力されるため、従来技術のDC電源装置の過負荷検知からダイオード201のVf分だけずれた負荷で過負荷検知を行なうことになる。
このことを、図6に示す。横軸がDC電源装置につながる負荷119、縦軸がIS端子404のピーク電圧である。比較対象として、従来の技術のDC電源装置で過電流検出を行なう場合と、実施形態1の場合とで比較した場合、過電流検出電流値は、ダイオード201のVfでIS端子404のピーク電圧が低下する分の差のみにとどまることになる。ちなみに、ポイントAは、このポイントでIS端子404のピーク電圧がダイオード201のVfを越えたことを意味する。このポイントAから、従来技術で示したDC電源装置のIS端子404のピーク電圧と比べて同じ傾きでグラフが示される。
<実施形態1の効果> このように、従来技術と比べて、軽負荷時のスイッチングFET107のスイッチング損失を低減させることで、消費電力を低減することが可能である。
[実施形態2]
図7は、実施形態2のDC電源装置の回路構成例を示した図である。なお、図2の(a)には、DC電源装置の全体を示し、図2の(b)には電源IC109の構成例を示す。なお、電源IC109の構成は従来技術で説明した図12の(b)と同様であるので、ここでは詳説を省く。また、図12の(a)と同様な構成についても、ここでは詳説を省き、実施形態2の特徴部分を説明する。
<実施形態2のDC電源装置の特徴ある構成> 実施形態2の実施形態1との違いは、第1の分圧抵抗202及び第2の分圧抵抗203と、ダイオード301を追加したことである。電源IC109のIS端子404(e)と一次巻線の電流検出用の電圧検出点である電流検出用抵抗114の電流流入端との間に、第1の分圧抵抗202とダイオード301とを並列に接続した。すなわち、ダイオード301のアノードを電流検出用抵抗114の電流流入端に接続し、電源IC109のIS端子404(e)にダイオード301のカソードを電流検出回路の出力端として接続する。また、第2の分圧抵抗203は、電源IC109のIS端子404(e)とGND端子405(f)との間に接続される。言い変えると、ダイオード301のカソードは、第1の分圧抵抗202と第2の分圧抵抗203との接続点に接続されている。この分圧抵抗を追加することにより、軽負荷時におけるスイッチングFET107のスイッチング時間を実施形態1よりも細かく設定することが可能となる。
<実施形態2のDC電源装置の動作例> 実施形態2の回路動作の特徴を、図8〜図11を参照して、<軽負荷時の回路動作><通常負荷時の回路動作><過負荷状態の回路動作>について、それぞれ説明する。
<軽負荷状態の回路動作> ここで示す軽負荷とは、分圧抵抗202間の電圧がダイオード301のVfよりも低い状態を示す。つまり、分圧抵抗202の抵抗値をR202、分圧抵抗203の抵抗値をR203とするとIS端子404の電圧をVISとして、VIS=(R202/R203)×Vfよりも低い電圧で動作する状態を示す。軽負荷時における従来技術の動作波形とタイミングを合わせて比較した実施形態2の動作波形の概要を、図8に示す。
(図8のタイミングA) 分圧抵抗202と分圧抵抗203とにより電流検出抵抗114間に発生する電圧を分圧して、IS端子404に入力する。当然この電圧は、従来技術で示したIS端子404に入力される電圧よりも低い電圧となる。このため、スイッチングFET107が非導通となるタイミングは、従来技術で説明したようにIS端子404の電圧とFB端子403の電圧が同じ電圧になったときであるから、従来技術と比較して遅くなる。例えば、図8で示したようなスイッチングFET107のスイッチング回数を従来技術のDC電源装置の1/6にする場合、以下のような計算で分圧抵抗202と分圧抵抗203の比を決定すればよい。
従来技術の場合は、P1=1/2×L×I1 2
ここで、P1:トランス108に蓄えられるエネルギー、L:トランス108のL値(従来技術、実施形態2共に同じ)、I1:スイッチングFET107のIdピーク
実施形態2の場合は、P2=1/2×L×I2 2
ここで、P2:トランス108に蓄えられるエネルギー、L:トランス108のL値(従来技術、実施形態1共に同じ)、I2:スイッチングFET107のIdピーク
従って、スイッチング回数を1/6にするためには、6×P1=P2であることから、I2=61/2×I1となる。つまり、61/2倍のピーク電流を流すように分圧抵抗の分圧比を決定すればよいので、分圧抵抗202の抵抗値をR1、分圧抵抗203の抵抗値をR2とした場合、抵抗比R1:R2=(61/2−1):1となる。このような回路動作を設定することで、スイッチング損失は従来技術の回路に比べ実施形態2の回路は1/6となる。
(図8のタイミングB) タイミングBは、スイッチングFET107が非導通となった後に、トランス108に蓄積したエネルギーをフライバック電流として2次側に流し出す期間を示す。なお、実施形態2では、フライバック電流を流しきった後も、FB端子404の電圧が基準電圧410を越えない限りAND回路411からの出力をHighにすることが出来ない。そのため、フリップフロップ論理回路409のS端子をHighにすることが出来ないので、スイッチングFET107を導通させることができない。このようにして、フライバック電流を流しきった後も、スイッチングFET107が非導通状態を続けるようにスイッチング動作を制御して、DC電圧出力118の安定制御を行っている。なお、一般的な電源ICにおいても、FB端子403の電圧を監視する機能を電源IC内部に持っている。
(図8のタイミングC) FB端子403の電圧が徐々に上昇して基準電圧410を越えるため、再び、スイッチングFET107が導通状態となるまでの期間を示す。
<通常負荷状態の回路動作> 次に、通常負荷状態の回路動作について説明する。通常負荷とは、抵抗202間の電圧のピーク値がダイオード301のVfよりも高い状態を示す。つまり、分圧抵抗202の抵抗値をR202、分圧抵抗203の抵抗値をR203とすると、IS端子404の電圧をVISとして、VIS=(R202/R203)×Vfよりも高いピーク電圧で動作する状態を示す。
図9と図10に、通常負荷状態における従来技術のDC電源装置と実施形態2のDC電源装置の動作波形の概要を示して動作の比較を行なう。
(IS端子404の電圧) 図9は、スイッチングFET107の1回のスイッチングにおけるIS端子404の電圧を示している。従来技術の場合時間と共に一定の傾きで増加している。一方、実施形態2の場合は、上記で計算した、VIS=(R202/R203)×Vfの電圧をIS端子404の電圧が越えるポイントBで傾きが変わる。0VからポイントBの電圧までは、従来技術のIS端子404の電圧推移の傾きに比べなだらかな、R203/(R202+R203)の割合で電圧が推移する。そして、ポイントBを超えると、従来技術のIS端子404の電圧推移の傾きと同じ傾きで増加するようになる。このように、IS端子404の電圧は非直線的に変化する。
(FB端子403の電圧とIS端子404の電圧とスイッチングFETのVds波形) 次に、図10の上半分は、従来技術のDC電源装置におけるFB端子403の電圧と、IS端子404の電圧と、スイッチングFETのVds波形を示している。一方、図13の下半分は、実施形態2のDC電源装置における、FB端子403の電圧と、IS端子404の電圧と、スイッチングFETのVds波形を示している。図9で説明したように、IS端子404の電圧波形は従来の技術と実施形態2とで異なる波形を示している。ところが、FB端子403の電圧波形が、従来技術と実施形態2とでスイッチングFET107の非導通状態となるタイミングを合わせるように変化するため、スイッチングFETのVds波形は従来技術と実施形態2とで同じ波形となる。これは、従来技術と実施形態2とでDC電圧出力118が同じ電圧を出力するように設定されているためである。このようにして、通常負荷の状態においても、従来技術と実施形態2とで、IS端子404の電圧は異なるものの、FB端子403電圧が変化することで同じ出力電圧となるように回路動作が働く。
<過負荷状態の回路動作> 次に、過負荷状態の回路動作について説明する。ちなみに、ここで示す過負荷状態とは、過負荷を検知して電源ICの発振動作を停止させる際の負荷のことをさす。従来技術と同様、過負荷の検知はIS端子404のピーク電圧で検知を行なう。IS端子404のピーク電圧が電源IC109で定められた電圧以上の電圧になると、電源IC109の発振動作を停止させることが出来る。
ところが、実施形態2では、上記の<軽負荷時の回路動作>で示したように分圧抵抗202と分圧抵抗203で電流検出抵抗114間に発生する電圧を分圧して、IS端子404に入力してしまう。そのために、IS端子404の電圧は、従来技術で示したDC電源装置における過負荷検知よりも高い負荷にならないと過負荷検知を行なうことが出来ない。例えば、実施形態2のように、従来技術と比較してIS端子電圧が、例えば(1/6)1/2になる場合、過電流検出電流値は61/2倍になってしまうのである。そこで、実施形態2では、ダイオード301を追加してこの問題の対策を行なっている。このダイオード301を追加した回路について動作の概要を示す。
実施形態2のDC電源装置は、負荷119が上昇すると電流検出抵抗114間に発生する電圧が上昇する。そして、ダイオード301のVfを越えると、ダイオード201を介して電流検出抵抗114間に発生する電圧がダイオード301のVf分が差し引かれてIS端子404に入力される。このため、これまでのように分圧抵抗202と分圧抵抗203で電流検出抵抗114間に発生する電圧を分圧することがなくなる。このようにして、分圧抵抗202と分圧抵抗203で電流検出抵抗114間に発生する電圧を分圧するよりも、より従来技術で示したDC電源装置の過電流検知電流値に近い過負荷検知を行なうことが可能となるのである。
このことを比較したのが、図11である。まず、図11の(a)は、ダイオード201が仮になかった場合に、どの程度、従来技術と比べて過電流検出電流値に差が生じてしまうかを示した図である。横軸がDC電源装置につながる負荷119、縦軸がIS端子404のピーク電圧である。比較対照として、従来技術のDC電源装置で過電流検出を行なう場合と、例としてIS端子404の電圧を(1/6)1/2になるように分圧した場合とを比較した。この場合、過電流検出電流値は61/2倍の差が生じてしまうことになる。
次に、図11の(b)は、ダイオード301がある場合に、どの程度、過電流検出電流値に差が生じてしまうかを示した図である。横軸と縦軸は、図11の(a)と同じである。比較対象として、従来技術のDC電源装置で過電流検出を行なう場合と、例としてIS端子404の電圧を(1/6)1/2になるように分圧し、かつ、ダイオード301がある場合とを比較した。この場合、過電流検出電流値は、ダイオード201のVfでIS端子404の電圧が低下する分の差のみにとどまることになる。なお、ポイントBは、このポイントで電流検出抵抗114間に発生する電圧がダイオード301のVfを越えたことを意味する。このポイントBで、分圧抵抗202と分圧抵抗203で電流検出抵抗114間に発生する電圧を分圧することがなくなるため、グラフの傾きが変わっている。このように、IS端子404の電圧は非直線的に変化する。上記のように、図11により、ダイオード301の有効性が説明できる。
<実施形態2の効果> このように、実施形態2では、従来の技術と比べて軽負荷時のスイッチングFET107のスイッチング損失を低減させることで、消費電力を低減することが可能である。さらに、実施する際に弊害となる過電流検知電流のシフトに対しても大きな影響が出ないようにすることが可能となる。
107:スイッチングFET、108:トランス、109:電源IC、114:電流検出抵抗、115:フォトカプラ、116、201、301:ダイオード、118:DC電圧出力、119:DC電源装置に接続される負荷、121、122:コンデンサと抵抗からなる位相補償回路、123、124:レギュレーション抵抗、125:シャントレギュレータ、202、203:分圧抵抗、400:起動電圧端子、401:電源ICへ給電される電源電圧、402:BOTOM端子、403:フィードバック端子、404:IS端子、405:電源ICのGND端子、406:OUT端子、407、409、412:コンパレータ、408:基準電圧源、410:基準電圧源、411:AND回路、413:RSフリップフロップ論理回路、415:起動回路

Claims (3)

  1. 1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、
    前記1次巻線に流れる電流を断続するスイッチング素子と、
    前記1次巻線に流れる電流を検出するために電圧に変換する電流検出回路と、
    前記2次巻線の電圧を整流して平滑する整流平滑回路と、
    前記2次巻線の回生終了を検出するリセット検出回路と、
    基準電圧を提供する基準電圧源と、
    前記整流平滑回路の出力電圧と前記基準電圧源の基準電圧とを比較して増幅する誤差増幅回路と、
    前記スイッチング素子の断続する動作を制御する制御回路と、
    前記誤差増幅回路の出力を前記制御回路に伝達する伝達回路とを備え、
    前記リセット検出回路が前記2次巻線の回生終了を検出し、かつ前記伝達回路の出力電圧が所定の電圧以上であれば、前記制御回路が前記スイッチング素子を導通させ、
    前記電流検出回路の出力電圧が前記伝達回路の出力電圧を上回ることにより、前記制御回路が前記スイッチング素子を遮断させるDC電源装置において、
    前記電流検出回路は、出力電圧を非直線的に変化させるよう構成されていることを特徴とするDC電源装置。
  2. 請求項1のDC電源装置において、
    前記電流検出回路は、電流検出用抵抗とダイオードとを備え、
    前記ダイオードのアノードが前記電流検出用抵抗の電流流入端に接続され、
    前記ダイオードのカソードが前記電流検出回路の出力端であることを特徴とするDC電源装置。
  3. 請求項1のDC電源装置において、
    前記電流検出回路は、電流検出用抵抗と、前記電流検出用抵抗の電圧を分圧する第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗と、ダイオードとを備え、
    前記ダイオードのアノードが前記電流検出用抵抗の電流流入端に接続され、
    前記ダイオードのカソードが前記第1の分圧抵抗と前記第2の分圧抵抗との接続点に接続されて、前記電流検出回路の出力端であることを特徴とするDC電源装置。
JP2009069008A 2009-03-19 2009-03-19 電源装置 Expired - Fee Related JP5489502B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009069008A JP5489502B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電源装置
US12/719,749 US8284578B2 (en) 2009-03-19 2010-03-08 Power supply apparatus
KR1020100022577A KR101365502B1 (ko) 2009-03-19 2010-03-15 전원 장치
CN2010101357696A CN101841248B (zh) 2009-03-19 2010-03-16 电源设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009069008A JP5489502B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電源装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010226807A true JP2010226807A (ja) 2010-10-07
JP2010226807A5 JP2010226807A5 (ja) 2012-05-17
JP5489502B2 JP5489502B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=42737443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009069008A Expired - Fee Related JP5489502B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 電源装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8284578B2 (ja)
JP (1) JP5489502B2 (ja)
KR (1) KR101365502B1 (ja)
CN (1) CN101841248B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244878A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Canon Inc スイッチング電源
JP2015192482A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 キヤノン株式会社 電源装置及び画像形成装置
JP2018110507A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 新日本無線株式会社 スイッチング電源装置
WO2022208881A1 (ja) * 2021-04-02 2022-10-06 三菱電機株式会社 電源回路、冷蔵庫及び空気調和機

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5812622B2 (ja) * 2011-02-01 2015-11-17 キヤノン株式会社 スイッチング電源及び画像形成装置
JP5873293B2 (ja) 2011-10-31 2016-03-01 キヤノン株式会社 電源装置および画像形成装置
CN103580104B (zh) * 2012-08-03 2018-02-06 快捷韩国半导体有限公司 电缆补偿电路
KR102116788B1 (ko) * 2012-08-03 2020-05-29 온세미컨덕터코리아 주식회사 케이블 보상 회로
AU2012216637B1 (en) * 2012-09-04 2014-03-27 Lin, Fu Xiang High efficient single stage PFC fly-back and forward power supply
JP6152736B2 (ja) * 2013-08-02 2017-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及び照明器具
US9966865B2 (en) * 2015-06-30 2018-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Power supply apparatus and image forming apparatus
EP3404817A1 (en) * 2017-05-18 2018-11-21 Onkyo Corporation Switching power supply and amplification device
CN110535362B (zh) * 2018-05-24 2021-07-16 产晶积体电路股份有限公司 电流检测方法
CN112098708B (zh) * 2020-11-23 2021-02-02 成都市易冲半导体有限公司 用于次级边pd控制器的线电压信息检测电路及检测方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322391A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチング電源過電流保護回路
JPH10191630A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Sharp Corp スイッチング電源
JP2004040856A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Fuji Electric Holdings Co Ltd スイッチング電源装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100209791B1 (ko) 1994-12-29 1999-07-15 전주범 전원공급장치의 보호 회로
JPH10108457A (ja) 1996-09-30 1998-04-24 Sony Corp スイッチング電源用制御回路
JP3651637B2 (ja) * 1997-03-21 2005-05-25 株式会社安川電機 Dc/dcコンバータ装置
JP2000148265A (ja) 1998-11-13 2000-05-26 Fuji Electric Co Ltd スイッチング電源
US6195271B1 (en) * 1999-04-21 2001-02-27 International Business Machines Corporation AC adaptor with power consumption reduction in unused state
US6462971B1 (en) * 1999-09-24 2002-10-08 Power Integrations, Inc. Method and apparatus providing a multi-function terminal for a power supply controller
FR2807846A1 (fr) * 2000-04-12 2001-10-19 St Microelectronics Sa Regulateur de tension a faible consommation electrique
JP2002354801A (ja) 2001-05-28 2002-12-06 Sanken Electric Co Ltd スイッチング電源装置
JP3883826B2 (ja) * 2001-07-18 2007-02-21 ソニー株式会社 スイッチング電源装置
JP4029853B2 (ja) * 2004-03-23 2008-01-09 サンケン電気株式会社 スイッチング電源装置
JP2006109543A (ja) 2004-09-30 2006-04-20 Sanken Electric Co Ltd Dc−dcコンバータ
JP4632023B2 (ja) * 2004-10-26 2011-02-16 富士電機システムズ株式会社 電力変換装置
KR101262954B1 (ko) * 2006-03-03 2013-05-09 페어차일드코리아반도체 주식회사 스위칭 모드 파워 서플라이
US7859864B2 (en) * 2007-11-28 2010-12-28 Fuji Electric Systems Co., Ltd. Switching power supply device
JP5268615B2 (ja) * 2008-12-15 2013-08-21 キヤノン株式会社 電源装置および画像形成装置
JP2010165857A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Canon Inc トランス、スイッチング電源装置及びdc−dcコンバータ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322391A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチング電源過電流保護回路
JPH10191630A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Sharp Corp スイッチング電源
JP2004040856A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Fuji Electric Holdings Co Ltd スイッチング電源装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244878A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Canon Inc スイッチング電源
JP2015192482A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 キヤノン株式会社 電源装置及び画像形成装置
JP2018110507A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 新日本無線株式会社 スイッチング電源装置
JP2021141808A (ja) * 2017-01-04 2021-09-16 新日本無線株式会社 スイッチング電源装置
JP7038873B2 (ja) 2017-01-04 2022-03-18 日清紡マイクロデバイス株式会社 スイッチング電源装置
WO2022208881A1 (ja) * 2021-04-02 2022-10-06 三菱電機株式会社 電源回路、冷蔵庫及び空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
KR101365502B1 (ko) 2014-02-21
CN101841248A (zh) 2010-09-22
CN101841248B (zh) 2013-03-20
US20100238688A1 (en) 2010-09-23
JP5489502B2 (ja) 2014-05-14
US8284578B2 (en) 2012-10-09
KR20100105419A (ko) 2010-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5489502B2 (ja) 電源装置
JP6323258B2 (ja) 電流共振型電源装置
JP4687958B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP5056395B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6597239B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6456832B2 (ja) 負荷を駆動する駆動装置及び駆動方法
JP4950320B2 (ja) スイッチング電源装置
US8891259B2 (en) Control circuit and method for audible noise suppression in a power converter
US8077488B2 (en) Switching-type power-supply unit and a method of switching in power-supply unit
JP2013158231A (ja) 効率的軽負荷動作を有する分離フライバックコンバータ
JP2010279190A (ja) 電源装置
US9831786B2 (en) Switching power-supply device
US9318961B2 (en) Switching power-supply device
US9979297B2 (en) Current resonant power supply device
JP2015139258A (ja) スイッチング電源装置
JP2014099948A (ja) スイッチング電源装置
JP4400426B2 (ja) スイッチング電源装置
US8934266B2 (en) Adaptive slope compensation programmable by input voltage of power converter
KR101816290B1 (ko) 전원 공급 시스템
JP2010068676A (ja) スイッチング電源
JP6810150B2 (ja) スイッチング電源装置および半導体装置
JP5381027B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP5359051B2 (ja) スイッチング電源回路及びその制御方法
JP4919858B2 (ja) スイッチング電源
JP2004328837A (ja) スイッチング電源回路およびこれを備えたスイッチングレギュレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5489502

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees