JP2010220200A - 導通切替回路、導通切替回路ブロック、及び導通切替回路の動作方法 - Google Patents

導通切替回路、導通切替回路ブロック、及び導通切替回路の動作方法 Download PDF

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    • H03K17/0412Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit
    • H03K17/04123Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the control circuit in field-effect transistor switches

Abstract

【課題】リアクタンスによる挿入損失を生じさせずに、高周波信号の漏洩を防止できる、導通切替回路、導通切替回路の動作方法、及び導通切替回路ブロックを提供する。
【解決手段】第1MOSFETと、第1ノードを介して前記第1MOSFETと接続された第2MOSFETと、前記第1ノードに接続された第1制御端子とを具備する。前記第1MOSFETと前記第2MOSFETとは、オン時に前記第1ノードを介して電気的に直列に接続されるように設けられる。前記第1制御端子は、前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとがオフ状態であるときに、前記第1ノードに対して、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる容量が少なくなるような電圧を印加する。
【選択図】図8A

Description

本発明は、導通切替回路、導通切替回路ブロック、及び導通切替回路の動作方法に関する。
近年、携帯電話端末等の移動体通信機器では、GHz帯の高周波の電磁波が搬送波として使用されている。このような移動体通信機器には、半導体スイッチ(導通切替回路)が用いられる。半導体スイッチとしては、GaAs電界効果トランジスタが一般的に用いられていたが、近年の微細化技術の進展に伴い、MOSFETも徐々に使用され始めている。
図1は、MOSFETの一例を示す回路図である。このMOSFET100は、オン時に第1端子101と第2端子102とを導通させるように配置されている。MOSFET100は、ドレインが第1端子101に接続され、ソースが第2端子102に接続されている。また、MOSFET100のゲートは、第1抵抗104を介して、ゲート電位を制御する制御端子103に接続されている。MOSFET100のバックゲートは、第2抵抗105を介して接地されている。
図2は、MOSFETのオン時における等価回路を示している。オン時には、第1端子101と第2端子102とが導通する。このとき、MOSFETは、抵抗とみなすことができる。
一方、図3は、オフ時におけるMOSFETの等価回路を示している。MOSFETでは、バックゲート−ソース間と、バックゲート−ドレイン間とに、それぞれ、PN接合ダイオードが内包されている。従って、オフ時には、ドレイン−バックゲート間の接合容量C3と、ソース−バックゲート間の接合容量C4とが生じる。また、ドレイン−ゲート間には、ゲート絶縁膜を介した重なり容量C1が生じ、ソース−ゲート間にも重なり容量C2が生じる。オフ時には、これらの容量C1〜C4を介して、高周波信号が漏洩してしまうことがある。
図3において、第1抵抗104及び第2抵抗105が十分大きい場合には、ゲート端及びバックゲート端が開放されていると考えることができる。その結果、図4に示されるように、容量C1〜C4を一つの容量として表すことができる。この一つの容量(等価遮断容量)は、オフ時の高周波漏洩特性を表現する性能指標と考えることができる。
等価遮断容量を低減する為の技術が、特許文献1(特開2006−332416)に記載されている。特許文献1には、第1導電型のウェルに形成される第2導電型のソース及びドレインを有する半導体装置において、ゲートオフ時に、前記ソース及びドレインに対し、前記ウェルとの間で逆方向となる電圧を印加する半導体装置が記載されている。
その他、発明者が知りえた技術として、特許文献2(特許第2964975号)、特許文献3(特開2007−214825)、及び特許文献4(特開2006−121217)がある。
特開2006−332416号公報 特許第2964975号公報 特開2007−214825号公報 特開2006−121217号公報
図5は、特許文献1(特開2006−332416)に記載された半導体装置の回路図である。図5に示されるように、MOSFET100のソース及びドレインの一方が、抵抗106を介して、制御端子110に接続されている。また、ソース及びドレインの他方が、抵抗107を介して、制御端子110に接続されている。
図6は、特許文献1に記載された半導体装置のオフ時における等価回路を示している。図6に示されるように、オフ時には、MOSFET100が、等価遮断容量として表現される。オフ時には、制御端子110から、MOSFET100のソース及びドレインに対して、ソース−ウェル間及びドレイン−ウエル間に含まれるPN接合を逆バイアスとするような電圧が印加される。その結果、等価遮断容量が少なくなり、高周波信号の漏洩が防止される。ここで、ソース及びドレインに対して電圧を印加するためには、ソース及びドレインが外部端子(第1端子101及び第2端子102)から直流的に遮断されていなければならない。そのため、図5に示されるように、外部端子101とMOSFET100の間に容量素子108が挿入され、外部端子102とMOSFET100との間に容量素子109が挿入されている。
一方、図7は、図5に記載された半導体装置のオン時の等価回路を示している。図7に示されるように、オン時には、直流カットの為に用いた容量素子(108、109)が存在する。このため、容量素子(108、109)のリアクタンスによる挿入損失が生じてしまう。
このリアクタンスを小さくする為には、容量素子の容量値を大きくしなければならず、半導体装置を微細化することが困難になる。例えば、MOSFET100のオン抵抗が10Ωであるとする。このとき、容量素子108及び109のそれぞれに要求されるリアクタンスが、5Ω以下であるとする。ここで、第1端子101から第2端子102へ流れる高周波信号が、ISMバンドに従う2.4GHzである場合、各容量素子108、109に必要となる容量値は13pFになる。この程度の容量値であれば、半導体装置の面積が増大するものの、容量素子を半導体装置の内部に作りこむことは可能である。しかし、高周波信号が800MHzであれば、各容量素子に要求される容量値が40pFとなる。また、高周波信号がFM信号に基づく70MHzであった場合には、要求される容量値が450pFになる。また、例えば、SPDT(Single−Pole−Double−Through)スイッチとして用いる場合には、1チップ内に8個の容量素子が必要となる。このように、高周波信号の周波数や、必要な容量素子の数によっては、チップ内部に容量素子を作りこむことが困難となってしまう。容量素子をチップ外に作成する場合には、部品点数の増加、実装基板の複雑化、及び実装基板面積の増大が引き起こされる。
すなわち、上述のように、直流カットのために容量素子を用いた場合には、リアクタンスによる挿入損失が生じてしまう、という問題点があった。
本発明に係る導通切替回路は、第1MOSFETと、第1ノードを介して前記第1MOSFETと接続された第2MOSFETと、前記第1ノードに接続された第1制御端子とを具備する。前記第1MOSFETと前記第2MOSFETとは、オン時に電気的に直列となるように接続されている。前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとがオフ状態のときに、前記第1制御端子は、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる容量が少なくなるように、前記第1ノードに電圧を印加する。
この発明によれば、オフ時には、第1MOSFET及び第2MOSFETの等価遮断容量が、外部端子との間で直流遮断機能を果たす。そのため、第1ノードに電圧を印加して、第1MOSFET及び第2MOSFETに生じる容量を小さくすることができる。これにより、高周波信号の漏洩を防止することができる。一方、オン時には、第1MOSFET及び第2MOSFETは抵抗として働く。そのため、直流カットに用いた容量素子のリアクタンスによる挿入損失は生じない。
本発明に係る導通切替回路ブロックは、第1端と第2端との間に設けられ、オン時に第1端と第2端とを導通させる第1導通切替回路と、接地と前記第2端との間に設けられ、オン時に前記接地と前記第2端とを導通させる第2導通切替回路とを具備する。前記第1導通切替回路及び前記第2導通切替回路のそれぞれは、上記の導通切替回路である。
本発明に係る導通切替回路の動作方法は、第1MOSFETと、第1ノードを介して前記第1MOSFETと接続された第2MOSFETと、前記第1ノードに接続された第1制御端子とを具備し、前記第1MOSFETと前記第2MOSFETとは、オン時に電気的に直列となるように接続されている導通切替回路の動作方法である。この動作方法は、前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとをオフ状態にするステップと、前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとがオフ状態であるときに、前記第1ノードに対して、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる寄生容量が少なくなるような電圧を印加するステップとを具備する。
本発明によれば、直流カットに用いた容量素子のリアクタンスによる挿入損失が生じない、導通切替回路、導通切替回路ブロック、及び導通切替回路の動作方法が提供される。
MOSFETの一例を示す回路図である。 MOSFETのオン時における等価回路である。 オフ時におけるMOSFETの等価回路である。 オフ時におけるMOSFETの等価回路である。 半導体装置の一例を示す回路図である。 半導体装置のオフ時における等価回路である。 半導体装置のオン時の等価回路である。 第1の実施形態に係る導通切替回路を示す回路図である。 第1の実施形態の変形例に係る導通切替回路を示す回路図である。 第1の実施形態に係る導通切替回路のオフ時における等価回路図である。 第1の実施形態に係る導通切替回路のオン時の等価回路である。 第2の実施形態に係る導通切替回路を示す回路図である。 第2の実施形態の変形例に係る導通切替回路を示す回路図である。 第2の実施形態の他の変形例に係る導通切替回路を示す回路図である。 第2の実施形態の導通切替回路のオフ時の等価回路である。 第2の実施形態に係る導通切替回路のオン時の等価回路を示している。 第3の実施形態に係る導通切替回路を示す回路図である。 第4の実施形態に係る導通切替回路ブロックを示す回路図である。 第6の実施形態に係る導通切替回路を示す回路図である。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しつつ、本発明の第1の実施形態について説明する。図8Aは、本実施形態に係る導通切替回路20を示す回路図である。
図8Aに示されるように、導通切替回路20は、第1端子3と、第2端子4と、第1MOSFET1と、第2MOSFET2と、第1制御端子5と、第2制御端子6とを備えている。この導通切替回路20においては、オン時には、高周波信号が第1端子3から入力され、第2端子4から出力されるものとする。
第1MOSFET1と第2MOSFET2とは、第1ノード17を介して接続されている。第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、オン時に第1端子3と第2端子4とを導通させ、オフ時に第1端子3と第2端子4とを電気的に遮断するように設けられている。具体的には、第1MOSFET1は、ソース及びドレインの一方で第1端子3に接続され、他方で第1ノード17に接続されている。また、第2MOSFET2は、ソース及びドレインの一方で第1ノード17に接続され、他方で第2端子4に接続されている。すなわち、第1MOSFET1と第2MOSFET2とは、オン時に電気的に直列となるように、接続されている。
本実施形態では、第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、それぞれ、エンハンスメント型のNチャネルMOSFETであるものとする。また、第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、それぞれ、バックゲートが、抵抗(21、22)を介して、接地されている。
第1制御端子5は、オフ時に、第1MOSFET1及び第2MOSFET2に生じる容量を低下させるための端子である。第1制御端子5は、抵抗7を介して、第1ノード17に接続されている。抵抗7の抵抗値は、オン時に第1端子3と第2端子4との間を流れる信号が第1制御端子5側に漏洩しないような大きさ(例えば10kΩ以上)に設定されている。
第2制御端子6は、この導通切替回路20のオン/オフを切替えるための端子である。第2端子6は、抵抗8を介して、第1MOSFET1のゲートに接続されている。また、抵抗9を介して、第2MOSFET2のゲートに接続されている。抵抗8及び抵抗9の大きさは、通過信号の漏洩が防止される程度の大きさ(例えば10kΩ以上)に設定されている。
導通切替回路20のオフ時の動作について説明する。
第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、それぞれ、しきい値電圧Vthが、0.7Vであるものとする。ここで、第2制御端子6から各MOSFETのゲートに0Vが印加され、第1制御端子5から第1ノード17に+3Vが印加されたとする。このとき、第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、それぞれ、第1端子3側及び第2端子4側をソースとして認識する。そのため、「ゲート−ソース間電圧Vgs−しきい値電圧Vth」は、「0−0.7=−0.7V」となり、チャネルが遮断される。これにより、導通切替回路20は、オフ状態になる。
図9は、オフ時における導通切替回路20の等価回路図である。図9に示されるように、第1MOSFET1及び第2MOSFET2は、容量として表される。この容量により、第1ノード17は、第1端子3及び第2端子4から直流的に遮断される。このため、第1ノード17に印加される電圧により、各MOSFET(1、2)のドレイン−バックゲート間に含まれるPN接合が逆バイアスになる。これにより、ドレイン−バックゲート間に含まれるPN接合の空乏層が広がり、ドレイン−バックゲート間の容量が少なくなる。その結果、各MOSFET(1、2)の等価遮断容量が少なくなり、高周波信号の漏洩が防止される。
続いて、導通切替回路20のオン時の動作について説明する。
第2制御端子6から各MOSFET(1、2)のゲートに+3Vが、第1制御端子6によって第1ノード17に0Vが、それぞれ印加されたとする。このとき、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」となり、各MOSFET(1、2)のチャネルは、導通状態となる。
図10は、導通切替回路20のオン時の等価回路を示している。図10に示されるように、各MOSFET(1、2)は、抵抗とみなされる。ここで、第1制御端子5からは0Vが第1ノード17に印加されており、抵抗7は十分に大きいため、第1端子3から第2端子4へ流れる信号が第1制御端子5側へ漏洩することは無い。また、第1端子3と第2端子4との間には、容量は存在しなくなるため、リアクタンスの挿入による損失は生じない。すなわち、本実施形態によれば、オフ時にはMOSFET自身が容量として直流ブロック機能を果たし、オン時にはMOSFETが抵抗として振舞う。従って、オン時にリアクタンスの挿入による損失を生じさせることなく、オフ時の高周波信号の漏洩を抑制できる。
また、本実施形態によれば、最大許容入力電力を増大することができる。この点について、以下に説明する。
MOSFETでは、一般に、オン時のチャネル抵抗値を低く抑えるため、しきい値電圧が低く設定されている。例えば、3V動作のエンハンスメント型NMOSFETでは、しきい値電圧VthNが0.7V程度に設定される。ここで、既述の図1に示したMOSFETを例に挙げて、MOSFETの最大許容入力電力について説明する。図1に示されるMOSFETにおいて、第2端子102が接地されているとする。このとき、制御端子103からゲートに0Vを印加すれば、MOSFET100のチャネルは遮断され、オフ状態になる。このとき、第1端子101に、1.4Vの振幅を有する交流電圧が印加されたとする。すると、図3に示した容量C1及びC2による電圧降下により、MOSFET100のゲート−ソース間及びゲート−ドレイン間には、振幅が0.7Vの交流電圧が印加されることになる。ゲート−ソース間に印加される信号電圧が最大のとき(0.7Vのとき)、ゲートーソース間には、MOSFET100のしきい値電圧に等しい電圧が印加されることになる。従って、オフ状態が維持されない。すなわち、このMOSFET100では、振幅が1.4V以上の交流電圧が入力信号として与えられた場合には、オフ状態が維持されない。図1に示したMOSFETでは、最大許容入力電圧が、1.4Vであるということになる。
一方、本実施形態に係る導通切替回路20では、オフ時には、図9に示したように、第第1MOSFET1と第2MOSFET2とが、容量として表される。第1MOSFET1と第2MOSFET2とが等価である場合、第1端子3に高周波信号による交流電圧が印加されると、印加された交流電圧は二つのMOSFET(1、2)によって等しく分圧される。各MOSFET(1、2)が遮断状態を維持できる電圧振幅が、先に述べたように1.4Vであるものとすると、この導通切替回路20の最大許容入力電圧は、その2倍の2.8Vになることがわかる。すなわち、本実施形態によれば、図1に示したMOSFETよりも、最大許容入力電圧を大きくすることが可能である。
また、図1に示したMOSFETのゲート幅をWgとし、チャネル抵抗をRchとしたとする。このとき、図1に示したMOSFETにおけるオン抵抗Ron1は、図2より、Ron1=Rchと表現できる。
これに対して、本実施形態の導通切替回路20においては、各MOSFET(1、2)のゲート幅を2×Wgとすることにより、オン抵抗を増加させずに、最大許容入力電圧だけを増加させることができる。すなわち、ゲート幅を2×Wgとすれば、オン抵抗は、「Rch/2+Rch/2=Rch=Ron1となる。したがって、オン抵抗を変化させずに、最大許容入力電圧だけを大きくすることが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、直流カットのために、容量素子ではなくオフ状態にあるMOSFETを用いているため、オン時に挿入損失を生じることなく、オフ時の高周波信号の漏洩を防止することができる。オン時の挿入損失を少なくするために、大容量の容量素子を用いる必要がなく、導通切替回路20を小面積化することができる。また、オン抵抗を変化させずに、最大許容入力電圧を増加させることができる。
尚、本実施形態では、各MOSFETのバックゲートが抵抗を介して接地されている例について説明した。但し、各MOSFETのバックゲートは、必ずしも接地されている必要はない。図8Bは、本実施形態の変形例に係る導通切替回路20を示している。この導通切替回路20では、各MOSFETのバックゲートが、抵抗(21、22)を介して、共通電位端子23に接続されている。オフ時には、この共通電位端子23によって、各MOSFETのバックゲートに、各MOSFETに生じる容量が少なくなるような電圧が印加される。すなわち、第1ノード17に印加される電圧とは極性が逆の電圧(例えば、−3V)が、各MOSFETのバックゲートに印加される。これにより、各MOSFETにおいて、ドレイン−バックゲート間のPN接合容量が更に小さくなり、各MOSFETに生じる等価遮断容量を更に小さくすることができる。また、基板バイアス効果により、各MOSFETの閾値電圧を更に高めることができる。例えば、各MOSFETのバックゲートに(−3V)を印加した場合には、各MOSFETの実質的な閾値電圧を、0.7Vから1.0Vに高めることができる。その結果、一つのMOSFETにおいて遮断状態を維持することのできる電圧を、1.4Vから2.0Vに高めることができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図11Aは、本実施形態に係る導通切替回路20を示す回路図である。この導通切替回路20は、既述の実施形態に対して、第3MOSFET18が追加されている。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
図11Aに示されるように、第3MOSFET18は、第2MOSFET2と、第2端子4との間に設けられている。第3MOSFET18は、ソース及びドレインの一方で、第2ノード19に接続され、他方で第2端子4に接続されている。第2MOSFET2のソース及びドレインは、第1ノード17の反対側で第2ノード19に接続されている。また、第3MOSFET18のゲートは、抵抗11を介して、第2制御端子6に接続されている。第2ノード19は、抵抗10を介して、第1制御端子5に接続されている。抵抗11及び抵抗10の抵抗値は、オン時に高周波信号が漏洩しないような大きさ(例えば、10kΩ以上)に設定されている。
この導通切替回路20のオフ時の動作について説明する。既述の実施形態と同様に、各MOSFET(1、2、18)のしきい値電圧Vthが0.7Vであるものとする。このとき、第2制御端子6によって、各MOSFET(1、2、18)のゲートに0Vが印加されたとする。また、第1制御端子5によって、第1ノード17及び第2ノード19に+3Vが印加されたとする。このとき、第1MOSFET1及び第3MOSFET18は、それぞれ、第1端子3側及び第2端子4側をソースとして認識する。第1MOSFET1及び第3MOSFET18のチャネルは、「Vgs−Vth=0−0.7=−0.7V」により、遮断される。一方、第2MOSFET2のソース及びドレインは、それぞれ、第1制御端子5によって+3Vにバイアスされている。「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」により、第2MOSFET2のチャネルは遮断される。
図12は、本実施形態の導通切替回路20のオフ時の等価回路を示している。図12に示されるように、各MOSFET(1、2、18)は、容量として表現される。第1ノード17及び第2ノード19に印加された電圧により、第2MOSFET2では、ソース−バックゲート間の容量とドレイン−バックゲート間の容量とが低減される。また、第1MOSFET1及び第3のMOSFET18に対しては、第1ノード17及び第2ノード19に印加された電圧によって、ソース−バックゲート間容量又はドレイン−バックゲート間容量が低減される。これによって、既述の実施形態と同様に、オフ時にMOSFETに生じる容量を少なくすることができ、高周波信号の漏洩を防止することができる。
また、第2MOSFET2では、「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」である。従って、第2MOSFET2は、7.4Vまでの振幅を持つ交流電圧信号に対してオフ状態を維持できる。ここで、例えば、第1、第2、第3MOSFETのゲート幅比を、5:1:5に設定したとする。このとき、第1、第2、第3MOSFETのオフ状態の等価遮断容量の比は、5:1:5になる。ここで、第2端子4を接地し、第1端子3に交流電圧信号を印加する場合について考える。このとき、第1、第2、第3のMOSFETのオフ状態等価遮断容量による電圧降下の比は、1:5:1になる。すなわち、第2MOSFET2に電圧降下の大部分を割り当てることが可能になる。第1端子3から、電圧振幅が9.8Vである交流電圧信号が入力されたとする。このとき、第1、第2、第3のMOSFETでの電圧降下は、それぞれ、1.4V、7.0V、1.4Vになる。各MOSFET(1、2、18)は、いずれも遮断状態を維持することができる。すなわち、この導通切替回路20の最大許容入力電圧は、9.8Vであることになる。
特開2006−121217号公報には、最大許容入力電圧を向上させることを目的とした技術が記載されている。特開2006−121217号公報には、しきい値電圧が0.7Vであるエンハンスメント型nチャネルMOSFETにおいて、最大許容入力電圧を7.4Vにすることのできる技術が記載されている。本実施形態に係る導通切替回路20では、上述のように、9.8Vの最大許容入力電圧を得ることができ、特開2006−121217号公報に記載された技術よりも、更に最大許容入力電圧が向上されている。
続いて、この導通切替回路20のオン時の動作について説明する。第2制御端子6によって各MOSFET(1、2、18)のゲートに+3Vが印加されたとする。また、第1制御端子5によって第1ノード17及び第2ノード19に0Vが印加されたとする。このとき、各MOSFET(1、2、18)のチャネルは、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」により、オン状態になる。図13は、導通切替回路20のオン時の等価回路を示している。図13に示されるように、各MOSFET(1、2、18)は、通常のチャネル抵抗による導通状態となる。第1端子3と第2端子4との間に容量は存在しない為ため、リアクタンスによる挿入損失は生じない。
以上説明したように、本実施形態によれば、オン時の容量素子のリアクタンスによる挿入損失を発生させることなく、オフ時の高周波信号の漏洩を防止できる。また、最大許容入力電圧を著しく向上できる。
尚、図11Bは、本実施形態の変形例に係る導通切替回路20を示す回路図である。この変形例に示されるように、各MOSFET(1、2、8)のバックゲートは、抵抗(21、22、24)を介して、共通電位端子23に接続されていてもよい。共通電位端子23からは、第1の実施形態の変形例と同様に、第1ノード17とは極性が逆の電圧が印加される。これにより、各MOSFETに生じる容量を更に少なくすることができる。
また、MOSFETの中には、バックゲート引き出し端子を有さないものがある。本実施形態では、そのようなバックゲートを有さないMOSFETに対しても、最大許容入力電圧を改善することができる。図11Cは、本実施形態の別の変形例に係る導通切替回路20を示す回路図である。本変形例では、各MOSFET(1、2、18)が、フルディプリーション型SOI(Silicon On Insulator)MOSFETであるものとする。フルディプリーション型SOIMOSFETは、SOI技術によって製造されたMOSFETであり、バックゲート端子を有さない。その他の点は、本実施形態と同じである。この導通切替回路20においても、第2MOSFET2のしきい値電圧が、第1ノード17及び第2ノード19に印加される電圧によって決定される。そのため、例えば、各ノード(17、19)に+3Vが印加された場合には、第2MOSFET2において、「Vgs−Vth=3.0−0.7=−3.7V」が成立する。その結果、本実施形態と同様に、最大許容入力電圧を9.8Vにまで改善することができる。
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。図14は、本実施形態に係る導通切替回路20を示す回路図である。図14に示されるように、本実施形態に係る導通切替回路20には、インバータ回路15が追加されている。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
インバータ回路15は、その入力端が第2制御端子6に接続されている。また、インバータ回路15の出力端は、抵抗7を介して第1ノード17に接続されている。インバータ回路15の出力端を第1制御端子5とすれば、第1制御端子5と第2制御端子6とは、インバータ回路15を介して接続されていることになる。これにより、各MOSFET(1、2)のゲートには、第1ノード17と論理レベルが逆の電圧が印加される。
本実施形態によれば、既述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、インバータ回路15を用いることにより、実質的な制御端子を一つにすることができ、構成を単純化できる。
(第4の実施形態)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態で説明した導通切替回路を二つ備える導通切替回路ブロックについて説明する。図15は、本実施形態に係る導通切替回路ブロックを示す回路図である。
図15に示されるように、本実施形態に係る導通切替回路ブロックは、第1導通切替回路ブロック20−1と、第2導通切替回路ブロック20−2とを備えている。
第1導通切替回路ブロック20−1は、第1端子3と第2端子4との間のオン/オフを切替えるように形成されている。一方、第2導通切替回路ブロック20−2は、接地と第2端子4との間のオン/オフを切替えるように設けられている。
また、第1導通切替回路ブロック20−1における第2制御端子6−1は、第2導通切替回路ブロック20−2における第1制御端子5−2として機能する。すなわち、第2制御端子6−1は、第1導通切替回路ブロック20−1における各MOSFET(1−1、2−1)のゲートに接続されると共に、第2導通切替回路ブロック20−2における第1ノード17−2に接続されている。
また、第2制御端子6−1は、インバータ回路16を介して、第1制御端子5−1に接続されている。第1制御端子5−1は、第2導通切替回路ブロック20−2における第2制御端子6−2としても機能する。すなわち、第1制御端子5−1は、抵抗7−1を介して第1導通切替回路20−1の第1ノード17−1に接続されると共に、第2導通切替回路20−2の各MOSFET(1−2、2−2)のゲートにも接続されている。
本実施形態に係る導通切替回路ブロックにおいては、第1導通切替回路20−1がオン状態のとき、第2導通切替回路20−2がオフ状態になる。一方、第2導通切替回路20−2がオフ状態のとき、第2導通切替回路20−2がオン状態となり、第2端子4が接地される。このように、本実施形態に係る導通切替回路ブロックは、いわゆるシャント機能を有する1入力1出力切替回路ブロックである。二つの導通切替回路(20−1、20−2)においては、既述の実施形態と同様に、容量素子のリアクタンスによる挿入損失を生じずに、オフ時の高周波信号の漏洩を防止でき、最大許容入力電圧を向上できる。また、インバータ回路16を用いることによって、この機能ブロックのオン/オフの制御を、一つの制御信号により行うことが可能となっている。
また、本実施形態に係る導通切替回路ブロックを複数用意し、デコーダロジック回路ブロックを組合わせれば、あらゆるn入力m出力高周波切替回路群を構成することが可能となる。
(第5の実施形態)
続いて、第5の実施形態について説明する。本実施形態では、第2の実施形態(図11A参照)に対して、第1MOSFET1及び第3MOSFET18におけるしきい値電圧Vthが変更されている。その他の点については、第2の実施形態と同様であるものとする。
第2の実施形態においては、オフ時において、第1MOSFET1および第3MOSFET18のチャネルが、「Vgs−Vth=0−0.7=−0.7V」により、遮断される。一方、第2MOSFET2のチャネルは、「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」により、遮断される。そのため、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18の最大許容電圧は、それぞれ、1.4V、7.4V、及び1.4Vになる。
ここで、例えば、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18のゲート幅の比が、5:1:5に設定されているものとする。
また、オン時には、第2制御端子6から各MOSFET(1、2、18)のゲートに+3Vが印加され、第1制御端子5から第1ノード17及び第2ノード19に0Vが印加されるものとする。これにより、各MOSFETにおいては、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」により、導通状態になる。ここで、オン時における各MOSFET(1、2、18)のチャネル抵抗が、ゲート幅WgのMOSFETのオン抵抗Ron1=Rchに等しくなるように、各MOSFET(1、2、18)のゲート幅を決定したとする。この場合、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18のゲート幅は、それぞれ、7×Wg、1.4×Wg、及び7×Wgになる。この時、オフ時において、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18における電圧降下の比は、1.4:7.0:1.4になる。第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18における最大許容電圧が、それぞれ、1.4V、7.4V、1.4Vであることを考慮すると、第2の実施形態においては、最大許容電圧が、「1.4V+7.0V+1.4V=9.8V」により、9.8Vにまで大きく向上する。一方、トータルのゲート幅は、「7×Wg+1.4×Wg+7×Wg=15.4×Wg」により、15.4×Wgにまで大きくなってしまう。
すなわち、第2の実施形態においては、第1MOSFET1及び第3MOSFET18の最大許容電圧(1.4V)と、第2MOSFET2の最大許容電圧(7.4V)との比が大きい。従って、オフ時において各MOSFETの最大許容電圧に応じた電圧が各MOSFETに分配されるように、各MOSFETのゲート幅を決定すると、第1、第3MOSFETのゲート幅として、第2MOSFETのゲート幅の5.3倍(7.4/1.4=5.3)程度の幅が必要になる。その結果、回路全体の面積が大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態では、第1MOSFET1及び第3MOSFET18のしきい値が、1.0Vに設定される。また、第2MOSFET2のしきい値が0.7Vに設定される。
本実施形態では、オフ時には、第1MOSFET1および第3MOSFET18のチャネルは、「Vgs−Vth=0−1.0=−1.0V」により、遮断される。また、第2MOSFET2のチャネルは、「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」により、遮断される。すなわち、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18の最大許容電圧は、それぞれ、2.0V、7.4V、及び2.0Vになる。第1MOSFET1及び第3MOSFET18は、しきい値が上昇したため、最大許容電圧が大きくなる。しかし、第1MOSFET1及び第3MOSFET18は、オン時におけるチャネル抵抗も大きくなる。この第1MOSFET1及び第3MOSFET18におけるチャネル抵抗上昇の割合は、オン時における(Vgs−Vth)に反比例し、「(3.0−0.7)/(3.0−1.0)=2.0/2.3=1.15」により、第2の実施形態におけるそれの1.15倍になる。
ここで、オフ時において、各MOSFETの最大許容電圧に応じた電圧が各MOSFETに分配されるように、各MOSFETのゲート幅が設定されたとする。また、オン時には、第2制御端子6から各MOSFET(1、2、18)のゲートに+3Vが印加され、第1制御端子5から第1ノード17及び第2ノード19に0Vが印加されるものとする。このとき、第1MOSFET1および第3MOSFET18は、「Vgs−Vth=+3−1.0=2.0V」により、導通する。また、第2MOSFET2のチャネルは、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」により、導通する。各MOSFETのオン時におけるチャネル抵抗が、ゲート幅がWgであるMOSFETのオン時におけるチャネル抵抗(Ron1=Rch)と等しくなるように、各MOSFETのゲート幅が設定されたとする。すなわち、第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18のゲート幅は、それぞれ、5.8×Wg、1.66×Wg、及び5.8×Wgに設定されたとする。このとき、遮断状態にある第1MOSFET1、第2MOSFET2、及び第3MOSFET18における電圧降下は、それぞれ、2.0V、7.0V、2.0Vになる。回路全体の最大許容入力電圧は、11.0Vになり、第2の実施形態と比較して、向上する。また、トータルのゲート幅は、「5.8×Wg+1.66×Wg+5.8×Wg=13.2×Wg」により、13.2×Wgになり、第2の実施形態と比較して小さくすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1MOSFET1、及び第3MOSFET18のしきい値が、0.7Vから1.0Vに変更される。これにより、第1MOSFET1、及び第3MOSFET18の最大許容電圧が、1.4Vから2.0Vに増加する。第2MOSFET2の最大許容電圧(7.4V)と第1MOSFET1及び第3MOSFET18のそれとの比が、「7.4/1.4=5.3倍」から「7.4V/2.0V=3.7倍」に減少する。その結果、3つのMOSFETにそれぞれの最大許容電圧に応じた電圧を分配する場合に、第1MOSFET1及び第3MOSFET18のゲート幅は、第2MOSFET2のゲート幅の3.7倍(7.4V/2.0V=3.7)程度の大きさで十分になる。従って、第2の実施形態よりも、回路全体の面積を小さくすることができる。
上述のように、本実施形態によれば、第1MOSFET1及び第3MOSFET18のしきい値を、第2MOSFET2のしきい値とは別にすることで、オン抵抗を上昇させること無く、最大許容入力電圧をさらに上昇させ、回路面積を削減させることが可能となる。
(第6の実施形態)
続いて、第6の実施形態について説明する。図16は、本実施形態に係る導通切替回路20を示す回路図である。本実施形態に係る導通切替回路20は、第1端3と第2端4との間にn個(nは3以上の整数)のMOSFET(M1〜Mn)を備えている。n個のMOSFETは、直列に接続されている。各MOSFETのゲートは、抵抗素子Rを介して、第2制御端6に接続されている。また、隣接する2つのMOSFET間のノードは、抵抗Rを介して、第2制御端5に接続されている。各MOSFETのバックゲートは、抵抗Rを介して、接地されている。その他の点については、既述の実施形態と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
本実施形態の構成を採用することによっても、既述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、オフ時には、第1制御端子5から、複数のMOSFET間の複数のノードに対して、各MOSFETに生じる容量が少なくなるような電圧を印加される。これにより、挿入損失を発生させることなく、オフ時の高周波信号の漏洩を防止できる。また、最大許容入力電圧を著しく向上できる。
以下に、最大許容入力電圧について、具体的に説明する。尚、n個のMOSFETのうち、最も第1端3側に配置されたMOSFET(M1)が、第1MOSFET(M1)と記載される。また、n個のMOSFETのうち、最も第2端4側に配置されたMOSFET(Mn)が、第3MOSFET(Mn)と記載される。第1MOSFET(M1)と第3MOSFET(Mn)との間に配置された複数のMOSFET(M2〜M(nー1))は、それぞれ、第2MOSFETと記載される。
第2制御端6に0Vが印加され、第1制御端子5に+3Vが印加されたとする。このとき、第1MOSFET(M1)および第3MOSFET(Mn)のチャネルは、「Vgs−Vth=0−0.7=−0.7V」により、遮断される。また、各第2MOSFETチャネルは、「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」により、遮断される。第1MOSFET(M1)、各第2MOSFET、及び第3MOSFET(Mn)の最大許容電圧は、それぞれ1.4V、7.4V、及び1.4Vになる。ここで、例えば、第1MOSFET(M1)、各第2MOSFET、及び第3MOSFET(Mn)のゲート幅比が、5:1:5に設定されたとする。また、オン時には、第2制御端子6から各MOSFET(M1〜Mn)のゲートに+3Vが印加され、第1制御端子5から各ノードに0Vが印加されたとする。この場合、各MOSFET(M1〜Mn)は、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」により、導通状態になる。ここで、各MOSFET(M1〜Mn)のオン時における抵抗が、ゲート幅WgのMOSFETのオン抵抗Ron1=Rchに等しくなるように、各MOSFET(M1〜Mn)のゲート幅が設定されたとする。このとき、第1MOSFET(M1)、各第2MOSFET、及び第3MOSFET(Mn)のゲート幅は、それぞれ、(5n−8)Wg、(n−1.6)Wg、及び(5n−8)Wgになる。このとき、この導通切替回路20の最大許容入力電圧は、(1.4×2+7.4×(n−2))Vになる。第1制御端5にバイアスを印加せずに、各MOSFET(M1〜Mn)のゲート幅を同じに設定した場合には、最大許容入力電圧は、(1.4×n)Vになる。この場合と比較して、本実施形態に係る導通切替回路20では、最大許容入力電圧が大きくなることがわかる。
(第7の実施形態)
続いて、第7の実施形態について説明する。本実施形態では、第6の実施形態に対して、各MOSFET(M1〜Mn)のしきい値が変更されている。その他の点については、第6の実施形態と同様の構成を採用することができるので、詳細な説明は省略する。
本実施形態では、第1MOSFET(M1)、第3MOSFET(Mn)のしきい値が、1.0Vに設定され、各第2MOSFETのしきい値が0.7Vに設定される。この場合、オフ時には、第1MOSFET(M1)および第3MOSFET(Mn)のチャネルが、「Vgs−Vth=0−1.0=−1.0V」により遮断される。また、各第2MOSFETのチャネルは、「Vgs−Vth=−3.0−0.7=−3.7V」により、遮断される。
すなわち、第1MOSFET(M1)、各第2MOSFET、及び第3MOSFET(Mn)の最大許容電圧は、それぞれ2.0V、7.4V、2.0Vになる。各MOSFET(M1、Mn)では、しきい値を上昇させたために、最大許容電圧は大きくなる。しかし、第1MOSFET(M1)及び第3MOSFET(Mn)のオン時におけるチャネル抵抗も大きくなる。第1MOSFET(M1)及び第3MOSFET(Mn)における導通時のチャネル抵抗上昇の割合は、導通時の(Vgs−Vth)に反比例し、「(3.0−0.7)/(3.0−1.0)=2.0/2.3=1.15倍」により、1.15倍になる。
ここで、オフ時において、各MOSFETに、各MOSFETの最大許容電圧に応じた電圧が分配されるように、各MOSFET(M1〜Mn)のゲート幅が設定されたとする。また、オン時において、第2制御端5から各MOSFET(M1〜Mn)のゲートに+3Vが印加され、第1制御端子5によって各ノードに0Vが印加されるものとする。このとき、第1MOSFET(M1)および第3MOSFET(Mn)は、「Vgs−Vth=+3−1.0=2.0V」により、導通状態になる。また、各第2MOSFETは、「Vgs−Vth=+3−0.7=2.3V」により、導通状態になる。このときの各MOSFET(M1〜Mn)のオン抵抗が、ゲート幅がWgであるMOSFETのオン抵抗Ron1=Rchと等しくなるように、各MOSFET(M1〜Mn)のゲート幅が、設定されたとする。この場合、第1MOSFET(M1)、各第2MOSFET、及び第3MOSFET(Mn)のゲート幅は、それぞれ、(3.5n−4.7)Wg、(n−1.34)Wg、(3.5n−4.7)Wgになる。第6の実施形態と比較すると、トータルのゲート幅は小さくなることがわかる。また、導通切替回路20の最大許容入力電圧は、(2.0×2+7.4×(n−2))Vになる。第6の実施形態における最大許容入力電圧(1.4×2+7.4×(n−2))Vと比較して、本実施形態における最大許容入力電圧は、大きくなることがわかる。
以上、第1〜第7の実施形態について説明した。尚、これらの実施形態は互いに独立するものではなく、矛盾の無い範囲内で組み合わせて用いることも可能である。例えば、第2の実施形態において、第1制御端子と第2制御端子とをインバータ回路を介して接続してもよい。また、第4の実施形態における各同通切替回路20として、第2の実施形態に係る導通切替回路を用いても良い。
1 第1MOSFET
2 第2MOSFET
3 第1端
4 第2端
5 第1制御端
6 第2制御端
7 抵抗
8 抵抗
9 抵抗
10 抵抗
11 抵抗
15 インバータ回路
16 インバータ回路
17 第1ノード
18 第3MOSFET
19 第2ノード
20 導通切替回路
20−1 第1導通切替回路
20−2 第2導通切替回路
21 抵抗
22 抵抗
23 共通電位端子
24 抵抗
100 MOSFET
101 第1端子
102 第2端子
103 制御端子
104 第1抵抗
105 第2抵抗
106 抵抗
107 抵抗
108 容量素子
109 容量素子
110 制御端子

Claims (15)

  1. 第1MOSFETと、
    第1ノードを介して前記第1MOSFETと接続された第2MOSFETと、
    前記第1ノードに接続された第1制御端子と、
    を具備し、
    前記第1MOSFETと前記第2MOSFETとは、オン時に前記第1ノードを介して電気的に直列に接続されるように設けられ、
    前記第1制御端子は、前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとがオフ状態であるときに、前記第1ノードに対して、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる容量が少なくなるような電圧を印加する
    導通切替回路。
  2. 請求項1に記載された導通切替回路であって、
    更に、
    第2ノードを介して前記第2MOSFETに接続された第3MOSFET、
    を具備し、
    前記第2MOSFETと前記第3MOSFETとは、オン時に電気的に直列となるように接続されており、
    前記第1制御端子は、前記第2ノードに接続され、前記第1MOSFET、前記第2MOSFET及び前記第3MOSFETがオフ状態であるときに、前記第2ノードに対して、前記第2MOSFET及び前記第3MOSFETに生じる寄生容量が少なくなるような電圧を印加する
    導通切替回路。
  3. 請求項1又は2に記載された導通切替回路であって、
    前記第1制御端子は、オン時に前記第1ノードを通過する信号が前記第1制御端子側に漏洩しないような大きさの第1抵抗を介して、前記第1ノードに接続されている
    導通切替回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された導通切替回路であって、
    前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETのバックゲートは、それぞれ、10KΩ以上の抵抗値を有する抵抗体を介して、接地されている
    導通切替回路。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載された導通切替回路であって、
    前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETのバックゲートは、それぞれ、10KΩ以上の抵抗値を有する抵抗体を介して、接地と異なる共通電位端子に接続されている
    導通切替回路。
  6. 請求項5に記載された導通切替回路であって、
    前記共通電位端子は、オフ時に、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETのバックゲートに対して、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる容量が少なくなるような電圧を印加する
    導通切替回路。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載された導通切替回路であって、
    前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETは、それぞれ、ソース、ドレイン、及びゲートの3端子を有し、バックゲート引出端子を有していない
    導通切替回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された導通切替回路であって、
    更に、
    前記第1MOSFETのゲート及び前記第2MOSFETのゲートに接続され、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETのオン/オフを制御するように、前記第1MOSFETのゲート及び前記第2MOSFETのゲートに電圧を供給する、第2制御端子、
    を具備する
    導通切替回路。
  9. 請求項8に記載された導通切替回路であって、
    前記第1制御端子と前記第2制御端子とは、インバータ回路を介して接続されている
    導通切替回路。
  10. 第1端と第2端との間に設けられ、オン時に第1端と第2端とを導通させる第1導通切替回路と、
    接地と前記第2端との間に設けられ、オン時に前記接地と前記第2端とを導通させる第2導通切替回路と、
    を具備し、
    前記第1導通切替回路及び前記第2導通切替回路のそれぞれは、請求項1乃至8のいずれかに記載された導通切替回路である
    導通切替回路ブロック。
  11. 請求項10に記載された導通切替回路ブロックであって、
    前記第1導通切替回路の前記第1制御端子は、前記第2導通切替回路の前記第1制御端子と、インバータ回路を介して接続されている
    導通切替回路ブロック。
  12. 第1MOSFETと、第1ノードを介して前記第1MOSFETと接続された第2MOSFETと、前記第1ノードに接続された第1制御端子とを具備し、前記第1MOSFETと前記第2MOSFETとは、オン時に電気的に直列となるように接続されている導通
    切替回路の動作方法であって、
    前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとをオフ状態にするステップと、
    前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSFETとがオフ状態であるときに、前記第1ノードに対して、前記第1MOSFET及び前記第2MOSFETに生じる寄生容量が少なくなるような電圧を印加するステップと、
    を具備する
    導通切替回路の動作方法。
  13. 請求項2に記載された導通切替回路であって、
    前記第1MOSFET及び前記3MOSFETのゲート幅は、それぞれ、前記第2MOSFETのゲート幅よりも、大きい
    導通切替回路。
  14. 第1端と第2端との間に、オン時に電気的に直列に接続されるように設けられた、複数のMOSFETと、
    前記複数のMOSFET間に存在する複数のノードに接続された、第1制御端子と、
    を具備し、
    前記第1制御端子は、オフ時に、前記複数のノードの各々に、前記複数のMOSFETの各々に生じる容量が少なくなるような電圧を印加し、
    前記複数のMOSFETは、
    前記第1端に接続された第1MOSFETと、
    前記第2端に接続された第3MOSFETと、
    前記第1MOSFETと前記第3MOSFETとの間に設けられた、複数の第2MOSFETとを含み、
    前記第1MOSFET及び前記第3MOSFETのゲート幅は、前記複数の第2MOSFETの各々のゲート幅よりも、大きい
    導通切替回路。
  15. 第1端と第2端との間に、オン時に電気的に直列に接続されるように設けられた、複数のMOSFETと、
    前記複数のMOSFET間に存在する複数のノードに接続された、第1制御端子と、
    を具備し、
    前記第1制御端子は、オフ時に、前記複数のノードの各々に、前記複数のMOSFETの各々に生じる容量が少なくなるような電圧を印加し、
    前記複数のMOSFETは、
    前記第1端に接続された第1MOSFETと、
    前記第2端に接続された第3MOSFETと、
    前記第1MOSFETと前記第3MOSFETとの間に設けられた、複数の第2MOSFETとを含み、
    前記第1MOSFET及び前記第3MOSFETのしきい値電圧は、前記複数の第2MOSFETの各々のしきい値電圧とは異なる値に設定されている
    導通切替回路。
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