JP2010184769A - シート綴じ装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、シート束の厚さに応じた綴じ処理を簡単な構成で実現することである。
【解決手段】複数枚のシートからなるシート束Sに厚さ方向の凹凸を形成することで前記シート束を綴じるシート綴じ装置100において、前記シート束Sの厚さ方向に移動可能に設けられ、前記シート束Sを挟持して前記シート束Sに厚さ方向の凹凸を形成する一対の歯型部材1,2を有し、前記凹凸形成時における前記一対の歯型部材1,2のシート束の厚さ方向の間隔Hを、綴じられるシート束Sの厚さに応じて、前記厚さが厚いときには広くし、前記厚さが薄くいときには狭くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数枚のシートからなるシート束を綴じるシート綴じ装置及びこのシート綴じ装置を有する画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置により画像が形成されたシートを綴じ合わせるシート綴じ装置としては、複数枚のシートからなるシート束を金属針等の綴じ部材を用いて綴じるステイプル装置が広く用いられている。
しかし、その針綴じされたシート束の各シートをコピーするため読み取り原稿として使用する場合、そのシート束を綴じている針を取り除かなければならない。また、針綴じされたシート束をリサイクルする場合も、環境問題の観点から、シート束を綴じている針を取り除き、シートと針を分別して回収しなければならない。いずれの場合においても手間のかかる作業が必要である。また針に関しては使用後に廃棄されるため、資源の無駄を招いていた。
そこで、針を使用せず、原稿としての再利用時やリサイクル時の手間を軽減し、資源の無駄使いを低減するシート綴じ装置として、綴じ位置に搬入されたシート束の一部に凹凸を形成する凸部と凹部を有するシート綴じ手段を備えたものが提案されている。
特開2004−155537
しかしながら、前述したシート綴じ装置では、シート束に凹凸を形成する際に前記シート綴じ手段に付与される力は一定である。そのため、その力の設定が、シート束をなすシートの枚数が少ないときを基準にしている場合、シートの枚数が多いときにそのシート束を綴じる綴じ力が不足してしまう。一方、シート束をなすシートの枚数が多いときを基準にしている場合、シートの枚数が少ないときにそのシート束に過大な集中荷重がかかり、綴じた箇所に破れが発生し、シート間の摩擦力が低下して綴じ力が落ちてしまう。
そこで、特許文献1には、シート束をなすシートの枚数、種類、厚さに応じて、そのシート束に形成する凹凸の数や配列を変更して綴じ処理を実行するシート綴じ手段が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、シート束に形成する凹凸の数や配列を変更するために、凹凸の数や配列が異なる複数のシート綴じ手段を交換可能に設けたり、シート綴じ手段とシート束の相対位置を移動させる移動機構が必要になる。すなわち、構成が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、シート束の厚さに応じた綴じ処理を簡単な構成で実現することである。
本発明は、複数枚のシートからなるシート束に厚さ方向の凹凸を形成することで前記シート束を綴じるシート綴じ装置において、前記シート束の厚さ方向に移動可能に設けられ、前記シート束を挟持して前記シート束に厚さ方向の凹凸を形成する一対の歯型部材を有し、前記凹凸形成時における前記一対の歯型部材のシート束の厚さ方向の間隔を、綴じられるシート束の厚さに応じて、前記厚さが厚いときには広くし、前記厚さが薄いときには狭くすることを特徴とする。
本発明によれば、凹凸形成時における一対の歯型部材の間隔を、シート束の厚さが厚いときには広く、薄いときには狭くするだけで、シート束の厚さに応じた良好な綴じ処理を実現ができる。また一対の歯型部材でシート束の厚さに対応するので、シート束の厚さに応じた綴じ処理を簡易な構成で実現することができる。
シート綴じ装置の概略断面図 シート綴じ装置における主要箇所の斜視図 シート綴じ装置が綴じ処理している状態の概略断面図 (a)は綴じ処理制御系統を説明したブロック図、(b)は綴じ処理制御を説明したフローチャート (a)はシート綴じ装置にシート束を設置した状態を示す斜視図、(b)はシート束が綴じ処理されている状態の部分拡大図 (a)は2枚のシートからなるシート束を綴じ処理した状態を示す断面図、(b)は4枚のシートからなるシート束を綴じ処理した状態を示す断面図、(c)は(a)のシート束綴じ処理箇所のA−A断面拡大図、(d)は(b)のシート束綴じ処理箇所のB−B断面拡大図 シート綴じ装置を有する画像形成装置の概略断面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
ここでは、シート綴じ装置を有する画像形成装置を例示して実施の形態を説明する。以下の説明では、まずシート綴じ装置を備えた画像形成装置について説明し、次にシート綴じ装置について説明する。
まず図7を用いて、シート綴じ装置を有する画像形成装置について説明する。図7は画像形成装置の概略断面図である。
図7に示すように、画像形成装置101は、画像読取部170と画像形成部115から構成されている。画像読取部170の上部には固定して設けられた透明ガラス板からなる原稿台102が設けられている。原稿台102の所定の位置に画像面を下向きにして載置された原稿Dを原稿圧着板103で押圧固定する。原稿台102の下側には原稿Dを照明するランプ104と、照明した原稿Dの光像を画像処理ユニット108に導くための反射ミラー105,106,107とからなる光学系が設けられている。なお、ランプ104及び反射ミラー105,106,107は所定の速度で移動して原稿Dを走査する。
画像形成部115は、感光体ドラム28と、一次帯電ローラ161と、ロータリ現像ユニット151と、中間転写ベルト152と、転写ローラ150と、クリーナ126等を備えている。感光体ドラム28は、画像データに基づいてレーザーユニット109から光像が照射され、その表面に静電潜像が形成される。一次帯電ローラ161は、レーザー光照射前に感光体ドラム28の表面を均一に帯電するものである。ロータリ現像ユニット151は、感光体ドラム28の表面に形成された静電潜像にマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色トナーを付着させ、トナー像を形成する。感光体ドラム28の表面に現像されたトナー像が中間転写ベルト152に転写され、中間転写ベルト152のトナー像を転写ローラ150によってシートSに転写する。クリーナ126は、トナー像を転写した後、感光体ドラム28に残留したトナーを除去するものである。
ここで、ロータリ現像ユニット151について説明する。ロータリ現像ユニット151は、回転現像方式を用いており、現像器151K,現像器151Y,現像器151M,現像器151Cを有し、モータ(不図示)により回転可能である。感光体ドラム28上にモノクロのトナー像を形成する時は、感光体ドラム28と近接する現像位置に現像器151Kを回転移動させて現像を行う。同様にフルカラーのトナー像を形成する時は、ロータリ現像ユニット151を回転して、現像位置に各現像器を配置させ、各色毎に順に現像を行う。
ロータリ現像ユニット151によって感光体ドラム28に現像されたトナー像は、中間転写ベルト152に転写される。中間転写ベルト152上のトナー像は、転写ローラ150によってシートSに転写される。シートSは、シートカセット127から供給されるようになっている。
画像形成部115の下流側には定着器122が設けてあり、搬送されるシートS上のトナー像を永久画像として定着する。この定着器122においてトナー像が定着されたシートSは、後述するシート綴じ装置100にて選択的に綴じ処理が施される。そして、シート又はシート束は排出ローラ対210によって装置外の排出部125へ排出される。
次に図1〜図6を用いて、シート綴じ装置について説明する。まず、図1、図2、図3を用いて、シート綴じ装置の概略構成について説明する。図1及び図3はシート綴じ装置の概略断面図である。図2(a)は図1において歯型部材の支持部周辺の斜視図であり、図2(b)は図2(a)において上支持台10を取り除いた状態の上斜視図である。
図1に示すように、シート綴じ装置100は、複数枚のシートからなるシート束を、針等の綴じ部材を使用することなく、綴じるシート綴じ装置である。このシート綴じ装置100は、シート束を綴じる一対の歯型部材1,2を有している。この一対の歯型部材1,2は、シート束の厚さ方向に移動可能に設けられ、シート束を挟持してシート束に厚さ方向の凹凸を形成することでシート同士を接合し、シート束を綴じる。
下側の歯型部材(以下、下歯型部材という)1は、下側の支持台(以下、下支持台という)9にビス止め等で支持されている。同様に、上側の歯型部材(以下、上歯型部材という)2は、上側の支持台(以下、上支持台という)10にビス止め等で支持されている。また各歯型部材1,2は、シート束に厚さ方向の凹凸を形成するための凹凸形状の歯を有しており、ともに凹凸形状の歯の配列ピッチが同一となっている。
図2(b)に示すように、下歯型部材1を支持している下支持台9には、歯型部材1,2間のシート束の角部を突き当てて位置決めするための2つのガイドピン11が設けられている。一方、図2(a)に示すように、上歯型部材2を支持している上支持台10には、下支持台9の各ガイドピン11に移動可能に係合してガイドされる丸穴10Aと長丸穴10Bが設けられている。ガイドピン11は、上支持台10をシート束の厚さ方向に移動可能にガイドするガイド部11Bと、上支持台10がガイドピン11から抜け出るのを防止するストッパ部11Aとからなる。また、図2に示すように、上支持台10は下支持台9に設けた圧縮バネ21によって上方向に付勢されている。この上方向に付勢されている上支持台10の上死点は、穴10A,10Bの径より大きいガイドピン11のストッパ部11Aに上支持台10が当接したところで決められる。一方、上支持台10の下死点は、下支持台9に設けられた複数(ここでは3つ)の高さ調整ネジ3の頭頂部に上支持台10の下面が当接したところで決められる。高さ調整ネジ3は、シート束への凹凸形成時における歯型部材1,2間のシート束の厚さ方向の間隔を調整する調整手段である。高さ調整ネジ3は中腹部にネジ山を設け、下支持台9に対して上下に移動可能に設けられている。高さ調整ネジ3の下方には、その高さ調整ネジ3と一体で回転する駆動ギア4が設けられている。この駆動ギア4はモータ8を駆動源にしてウォームギア(モータギア)7、ウォームホイールギア5を伝達して回転される。
図1に示すように、一対の歯型部材1,2は、所定の位置に固定された固定歯型部材と、前記固定歯型部材に対してシート束の厚さ方向に移動可能な移動歯型部材とからなる。ここでは、一対の歯型部材1,2のうち、下歯型部材1は、下支持台9がフレーム14に取り付けられており、所定の位置に固定された固定歯型部材となっている。一方、上歯型部材2は、上支持台10がガイドピン11に沿ってシート束の厚さ方向に移動可能となっており、下歯型部材1に対してシート束の厚さ方向に移動可能な移動歯型部材となっている。上歯型部材2を支持している上支持台10の上面には、フレーム14に対して軸12Aを中心に回動可能に支持された移動アーム12の一方の端部が当接している。この移動アーム12は、圧縮バネ21とガイドピン11の作用により歯型部材1,2間の間隔Hが最大距離だけ開いた状態の退避位置にある上支持台10を、ガイドピン11に沿って、高さ調整ネジ3に当接する綴じ位置まで移動させる移動手段である。ここで、綴じ位置とは一対の歯型部材1,2でシート束を挟持して綴じる第1の位置であり、退避位置とは上歯型部材2が下歯型部材1に対して前記第1の位置よりシート束の厚さ方向に退避した第2の位置である。
前述したように、上支持台10及び移動アーム12は、通常、圧縮バネ21とガイドピン11の作用により、一対の歯型部材1,2間の間隔Hが最大距離だけ開いた状態に設置されている。移動アーム12の他方の端部には、フレーム14に対して軸13Aを中心に回動可能に支持された連結アーム13を加圧するための加圧ピン12Bが設けられている。連結アーム13の上部には弾性部材であるアーム板15が取り付けられている。アーム板15の自由端側の端部の上面にはカム16が当接されている。このカム16の位相によってアーム板15の上下方向の位置が決まる。カム16はカム駆動モータ20を駆動源にして、モータギア19、駆動伝達ギア18、カム駆動軸17を介して駆動が伝達されて回動される。従って、カム16を回動させると、アーム板15が取り付けられた連結アーム13及び移動アーム12が回動し、下歯型部材1を有する下支持台9に対して、上歯型部材2を有する上支持台10がガイドピン11に沿ってシート束の厚さ方向に移動する。すなわち、カム16を図1に示す状態から図3に示す状態まで回動させると、圧縮バネ21の力に抗して移動アーム12が回動され、上歯型部材2を有する上支持台10が、高さ調整ネジ3の頭頂部に突き当たる綴じ位置まで移動される。更に、カム16を図3に示す状態から図1に示す状態まで回動させると、上歯型部材2を有する上支持台10が、圧縮バネ21の付勢力によりガイドピン11のストッパ部11Aに突き当たる退避位置まで移動される。このようにカム16の1回転駆動により、一対の歯型部材1,2による綴じ処理が行われる。
なお、アーム板15は以下のような条件のものが設定されている。退避位置における上下歯型部材間にシートが綴じ処理可能な上限枚数までの範囲で何枚積載された場合でも、上支持台10の下面10Cが高さ調整ネジ3の頭頂部に確実にあたることである。また、シート綴じ枚数が変わる毎に綴じ位置における上下歯型部材間の間隔が変わることに対して、移動アーム12の軸12Aや連結アーム13の軸13A、カム16の位置を変更しなくても調整ネジ3の頭頂部に上支持台10を確実に当接できることである。
次に図4及び図5を用いて、複数枚のシートからなるシート束を綴じ処理したときの動作を説明する。ここでは、2枚のシートからなるシート束を綴じ処理したときの動作を例示して説明する。
図4(a)は綴じ処理制御系統を説明したブロック図、図4(b)は綴じ処理制御を示したフローチャートである。図5(a)はシート綴じ装置においてシート束の上方に位置する部品のうち上歯型部材以外を取り除いた状態の斜視図、図5(b)は図5(a)で示したA−A断面図であり、上下歯型部材にシート束が綴じ処理されている状態の部分拡大図である。
図4(a)のブロック図に従って綴じ処理制御系統について簡単に説明する。制御手段としてのCPU51は、シート情報入力部(後述する操作部又はシート束厚検知装置など)52からの情報に応じて、モータコントローラ53を介して、高さ調整ネジ3を移動させるモータ8の駆動を制御する。同様に、CPU51は、前記情報に応じて、モータコントローラ54を介して、上歯型部材2を移動させるカム駆動モータ20の駆動を制御する。
図4(b)のフローチャートに従って綴じ処理制御について説明する。
ステップS1にて、図5(a)に示すようにシート束Sをシート搬送手段(不図示)によって上下歯型部材1,2間に送り込み、シート束Sの角部をガイドピン11のガイド部11Bに突き当てた状態(綴じ処理位置)に設置する。
ステップS2にて、綴じ処理されるシート束Sのシートの枚数及び1枚当りのシートの厚さを操作部(不図示)から操作者が入力する。この入力情報はシート綴じ装置を画像形成装置に搭載した場合は、画像形成装置に対してシートの枚数とシートの種類として入力される。従ってシートの厚さに関しては予めシートの種類に対する厚さデータを準備しておけばシートの種類を入力することでシートの厚さは自動的に決められる。また、シート綴じ装置にシート束厚検知装置を設けて、綴じ処理されるシート束の厚さを検知しその情報を用いるようにしても良い。この場合、まずシート束を整合する。次にレバー等を用いてシート束を上下方向(シート束の厚さ方向)に数100gf(980mN)から1kgf(9.8N)程度の力で挟み込み、シート間を確実に密着させる。その状態でライン型センサ等を用いてシート束の厚さを測定することで高精度な厚さ情報を得ることができる。
ステップS3にて、ステップS2で入力された情報から図5(b)に示す上下歯型部材1,2間の間隔Hを計算する。例えばシート1枚当りの厚さをt、積載枚数をNとすると、間隔Hは、H=t×Nとする。
ステップS4にて、ステップS3で計算された値(間隔H)と、予め設定された間隔とを比較する。ここでは、予め設定された間隔を、シート束の綴じ処理可能な限界値Hmaxとしている。従って、H>Hmaxの場合はステップS7に進んでシート束を綴じ処理しないで装置外へ排出する。一方、H≦Hmaxの場合はステップS5に進んで綴じ処理工程に移行する。
ステップS5にて、綴じ位置における一対の歯型部材1,2の間隔を、前記計算された間隔Hにするように、調整ネジ3を調整するモータ8を必要な回転数だけ駆動する。すなわち、綴じ位置における一対の歯型部材1,2の間隔を、綴じ処理されるシート束Sの厚さに応じて、前記厚さが厚いときには広くし、前記厚さが薄いときには狭くする。例えば1枚当たりのシートの厚さが0.1mm、シートの枚数が2枚のシート束を綴じ処理する場合の制御方法を説明する。ここで調整ネジ3は呼び径M3で下支持台9に対して移動可能になっていて、1回転のピッチは0.5mmである。またモータ8に対して調整ネジ3の回転速度の減速比は10に設定している。以上の条件の場合、図5(b)に示す上下歯型部材間の間隔Hを0.2mmになるように、上下歯型部材間の間隔が0の状態から調整ネジ3が2/5回転(144°)回るようにモータ8を4回転させる。モータギア7をウォームギアにして減速比を大きくすれば精度良く間隔Hを実現することができる。このようにして、綴じ位置における一対の歯型部材1,2の間隔を、綴じ処理されるシート束の厚さに応じた間隔に設定する。
ステップS6にて、カム駆動モータ20を駆動してカム16を1回転させ、一対の歯型部材1,2によりシート束の綴じ処理を行う。ここで移動アーム12が上歯型部材2を有する上支持台10を下方へ加圧する力は歯型形状によるが、100kgf(980N)〜200kgf(1960N)程度必要である。そのため、モータの回転数から十分減速したカムの回転数になるように減速比を設定すると良い。
ステップS7にて、シート束Sをシート搬送手段(不図示)によって装置外へ排出する。
以上のようにして綴じ処理されたシート束においては、2枚のシートは相対する斜めに接触した面の繊維が絡まり、また屈曲部内側のシートが外方向へ、外側のシートが内方向へ形状が平らになろうとする力が合わさり、綴じ力を発生することができる。
図6はシート束を綴じ処理した状態を示す断面図であり、図6(a)は2枚のシートからなるシート束を綴じ処理した状態を示し、図6(b)は4枚のシートからなるシート束を綴じ処理した状態を示す。また図6(c)は図6(a)のA−A断面であり、シート束綴じ処理箇所の拡大図である。同様に図6(d)は図6(b)のB−B断面であり、シート束綴じ処理箇所の拡大図である。
2枚綴じしたときと4枚綴じしたときを比較すると、シート束の厚さの増加分だけ移動アーム12は4枚綴じしたときの方が軸12Aを中心に時計方向へ回転している。カム16がアーム板15を下方向へ押圧する量は2枚綴じ、4枚綴じとも同じ量である。一方、上歯型部材2を有する上支持台10は、その下面が高さ調整ネジ3の頭頂部に突き当たることで移動が停止されるため、移動アーム12が上支持台10を下方向へ押圧する量はシート束の厚さに応じて異なる。この移動アーム12が上支持台10を下方向へ押圧する量が異なることに対してはアーム板15を板バネ等の弾性部材で構成することによって、自身の弾性でこの差を吸収できるようにしている。
上述したように、凹凸形成時(すなわち綴じ位置)における一対の歯型部材1,2の間隔Hを、シート束Sの厚さが厚いときには広く、薄いときには狭くするだけで、シート束Sの厚さに応じた良好な綴じ処理が実現できる。また一対の歯型部材1,2でシート束Sの厚さに対応するので、シート束Sの厚さに応じた綴じ処理を簡易な構成で実現することができる。
なお、前述した形態では、下支持台9に設けた調整ネジ3に上支持台10を突き当てることで上下歯型部材1,2間の間隔Hを調整する構成にしたが、上下歯型部材1,2間の間隔Hを調整する調整手段はこれに限定されるものではない。例えば、調整ネジを無くして、アーム板15に当接するカム16の形状と位相を変更することによって移動アーム12の押圧量を制御して前記間隔Hを調整する構成としても良い。
また前述した形態では、歯型部材が支持台にビス止め等で取り付けられた構成を例示したが、これに限定されるものではない。支持台と歯型部材とが一体となった歯型部材としても良い。
また前述した形態では、一対の歯型部材のうち、下歯型部材を固定歯型部材とし、上歯型部材を移動歯型部材とする構成を例示したが、これに限定されるものではない。上歯型部材を固定歯型部材とし、下歯型部材を移動歯型部材とする構成であっても良い。更には、一対の歯型部材のうち、一方を固定、他方を移動とせずに、両方を移動歯型部材とする構成にすることも可能である。その際も、綴じ位置となる第1の位置における一対の歯型部材間の間隔を、シート束の厚さに応じた間隔にすることで、同様の効果が得られる。
また前述した形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられるシート綴じ装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した形態では、画像形成装置がシート綴じ装置を一体的に有する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、画像形成装置に対して着脱可能なシート綴じ装置であっても良い。このシート綴じ装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。また、シートの情報を入力する手段として、画像形成装置が有する操作部を例示したが、シート綴じ装置が別体である場合はシート綴じ装置が有する操作部から入力する構成としても良い。或いは、画像形成装置に接続されたホストコンピュータ等の外部機器からシートの情報を入力する構成であっても良い。
H …間隔
S …シート束
1 …下歯型部材
2 …上歯型部材
3 …高さ調整ネジ
8 …モータ
9 …下支持台
10 …上支持台
11 …ガイドピン
12 …移動アーム
13 …連結アーム
14 …フレーム
15 …アーム板
16 …カム
20 …カム駆動モータ
21 …圧縮バネ
100 …シート綴じ装置
101 …画像形成装置

Claims (6)

  1. 複数枚のシートからなるシート束に厚さ方向の凹凸を形成することで前記シート束を綴じるシート綴じ装置において、
    前記シート束の厚さ方向に移動可能に設けられ、前記シート束を挟持して前記シート束に厚さ方向の凹凸を形成する一対の歯型部材を有し、
    前記凹凸形成時における前記一対の歯型部材のシート束の厚さ方向の間隔を、綴じられるシート束の厚さに応じて、前記厚さが厚いときには広くし、前記厚さが薄いときには狭くすることを特徴とするシート綴じ装置。
  2. 前記一対の歯型部材を、前記シート束を挟持して綴じる第1の位置と、前記第1の位置より前記シート束の厚さ方向に退避した第2の位置と、に移動させる移動手段と、
    前記第1の位置における前記一対の歯型部材のシート束の厚さ方向の間隔を調整する調整手段と、を有し、
    前記第1の位置における前記一対の歯型部材の間隔を、綴じられるシート束の厚さに応じて、前記厚さが厚いときには広くし、前記厚さが薄いときには狭くすることを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ装置。
  3. 前記一対の歯型部材は、所定の位置に固定された固定歯型部材と、前記固定歯型部材に対してシート束の厚さ方向に移動可能な移動歯型部材とからなり、前記移動歯型部材は前記移動手段によりシート束の厚さ方向に移動することを特徴とする請求項2に記載のシート綴じ装置。
  4. 前記各歯型部材は、前記シート束に厚さ方向の凹凸を形成するための凹凸形状の歯を有し、ともに凹凸形状の配列ピッチが同一であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート綴じ装置。
  5. 前記一対の歯型部材のシート束の厚さ方向の間隔は、前記シート束をなすシートの枚数と厚さの情報に応じて設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート綴じ装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成部と、画像が形成された複数枚のシートからなるシート束を綴じる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート綴じ装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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