JPH05105261A - 無端ベルトの蛇行補正機構 - Google Patents

無端ベルトの蛇行補正機構

Info

Publication number
JPH05105261A
JPH05105261A JP3269685A JP26968591A JPH05105261A JP H05105261 A JPH05105261 A JP H05105261A JP 3269685 A JP3269685 A JP 3269685A JP 26968591 A JP26968591 A JP 26968591A JP H05105261 A JPH05105261 A JP H05105261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
meandering
roller
rollers
transfer body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3269685A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nishimura
英幸 西村
Yuuichi Kazaki
祐一 蚊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3269685A priority Critical patent/JPH05105261A/ja
Publication of JPH05105261A publication Critical patent/JPH05105261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/00151Meandering prevention using edge limitations

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】無端ベルトを張架するローラの寸法や平行度等
に高精度を必要とせず、また、無端ベルトが蛇行したと
きのベルト破損を防止する。 【構成・作用】マイクロスイッチ21a,21bによっ
て検知される転写体(無端ベルト)4の蛇行に応じて移
動板13を上方または下方に移動させる。移動板13に
は転写体4を張架するローラ(7f・・・)の一方の端
部が軸支されており、移動板13の移動によって転写体
4が感光体(ドラム)1に圧接する圧接バランスが変わ
って蛇行が補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のローラ間に張
架された無端ベルトの蛇行を補正する蛇行補正機構に関
し、例えば無端ベルトの転写体を備える複写機に用いら
れる。
【0002】
【従来の技術】例えばカラー複写機においては、感光体
上に形成されたトナー像を一旦転写体に転写し、転写体
上において複数のトナー像を重ね合わせた上でその合成
トナー像を用紙に転写するものがある。この場合転写体
は画像長分の周長を有する必要があり、スペースの節約
等の点から一般にはベルト状に形成されたものが用いら
れている。この場合転写体(転写ベルト)は、平行に配
置された複数のローラ間に張架されて回転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数のローラ間に張架
されて無端ベルト(転写体)を回転させた場合、しばし
ば回転中にベルトの蛇行が生じてしまう。無端ベルトを
張架するローラの数が増加すればするほど無端ベルトの
蛇行は生じやすい。このため従来転写ベルトの蛇行を防
止するために様々な方法がとられていた。例えば図5に
示したように、ローラ31の端部31aを面取りし、転
写体32の端部に下側に突出するビード(土手)32a
をシリコンシーラントによって形成し、ビード32aが
ローラ31の端部に引っ掛かるようにして蛇行を防止し
ていた。ここで蛇行をほぼ確実に防止しようとすればビ
ード32aの高さは1mm以上は必要であるが、ビード加
工には限界があり、ビード32aの高さが1mmを越える
ようにしようとすればコーキングに手間がかかり量産出
来ない問題がある。これを防止するために従来はビード
32aを形成するだけでなく、ローラの寸法誤差,各ロ
ーラ間の平行精度等を向上させており、コスト高になっ
ていた。また、ビード32aによって転写体31の蛇行
を防止するようにした場合、ビード32aがローラ31
の端部に乗り上げてしまい最悪の場合転写体31の破れ
を生じてしまうことがあった。
【0004】この発明の目的は、無端ベルトを張架する
ローラの寸法や平行度等に高精度を必要とせず、また、
無端ベルトが蛇行したときにベルトに破損を生じるおそ
れのない無端ベルトの蛇行補正機構を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のロー
ラ間に張架され、前記ローラと平行に配置されたドラム
に当接させる無端ベルトの蛇行防止機構であって、前記
複数のローラの一方の端部を一枚の移動板に回転可能に
軸支するとともに、この移動板を上下方向に移動させる
移動手段と、前記無端ベルトの両側端部に無端ベルトを
検出するマイクロスイッチとを設け、さらに、前記マイ
クロスイッチの検出状態に応じて前記移動手段を動作さ
せる手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明においては、無端ベルトに蛇行が生じ
た場合マイクロスイッチがその蛇行を検知し、移動手段
が動作して複数のローラの一端を軸支している移動板が
上方または下方に移動する。移動板が上下方向に移動し
てローラの前端が上方または下方に移動すると、これら
のローラに張架されている無端ベルトのドラムへの圧接
バランスが変化し、無端ベルトが前後方向に移動する。
例えば、移動板が上方に移動すると無端ベルトの前端側
が押し上げられてドラムに圧接し、それによって無端ベ
ルトが後方側に移動する。逆に移動板が下方に移動する
と無端ベルトの後端側がドラムから離れてドラムへの圧
接力が弱くなり、無端ベルトは前方へ移動する。移動板
はマイクロスイッチによって検知される無端ベルトの蛇
行状態に応じて上下方向に移動し、無端ベルトの蛇行が
補正される。この蛇行補正時には複数のローラの一端側
が同時に上下方向に移動するため、それぞれのローラ間
で移動のずれ等が生じることがなく、蛇行補正の精度が
向上する。
【0007】
【実施例】図4はこの発明に係る無端ベルトの蛇行補正
機構を備える複写機の概略構成を示した図である。
【0008】複写機本体内にはドラム状の感光体1が矢
印A方向に回転可能に備えられている。感光体1の周囲
には、感光体1の周囲には、帯電チャージャ2、現像器
3b,3y,3m,3c、転写体4、クリーナ5、除電
ランプ6がこの順に対向配置されている。また、複写機
本体の上面には透明な硬質ガラスからなる原稿台7が配
置され、この原稿台上にセットされた原稿7aによる反
射光が光学系8によって前記帯電チャージャ2と現像器
3bとの間に導かれる。複写処理時、感光体1は帯電チ
ャージャ2によって均一帯電され、光学系8によって導
かれた原稿反射光で露光されて静電潜像が形成される。
この静電潜像に現像器3b,3y,3m,3cのいずれ
かによってトナーが付着されてトナー像が形成される。
なお、現像器3b,3y,3m,3cにはそれぞれ黒,
イエロー,マゼンタ,シアンのトナーが収納されてい
る。一方、光学系8は色分解フィルタ8aを備えてお
り、原稿7aからの反射光を色分解して特定の波長
(色)の光を感光体1に導く。原稿反射光の色に応じて
現像器3b,3y,3m,3cのいずれかが選択されて
動作し、感光体上の潜像にトナーを付着させる。
【0009】感光体1上に形成されたトナー像は転写体
4に転写される。転写体4は誘電体からなる無端ベルト
であり、複数のローラ7a〜7f間に張架されている。
複数のローラのうち7a,7bは一次転写ローラであ
り、転写体4を感光体1に圧接することによって感光体
1上のトナー像を転写体4に転写させる。7eは二次転
写ローラである。二次転写ローラ7eには転写体4を介
して圧接ローラ8が圧接配置されており、転写体4と圧
接ローラ7eとの間を用紙が通過することにより転写体
4上のトナー像がその用紙に転写される。なお7dは二
次転写のための補助ローラであり、用紙が転写体4に沿
い易いように転写体を用紙搬送路側に付勢している。ロ
ーラ7fはドライブローラであり、複写機本体の背面側
で駆動系のギアが接続されている。また、7cはテンシ
ョンローラであり、転写体4を張力が掛かる方向に付勢
している。
【0010】ドライブローラ7fに駆動力が伝達される
と転写体4は矢印B方向に回転する。この回転により転
写体(無端ベルト)4には蛇行が生じることがある。そ
の蛇行を補正するために蛇行補正機構が設けられてい
る。図1は蛇行構成機構を説明するための図である。な
お図ではローラ7fのみを示しているが他のローラ7a
〜7eも同様に支持されている。
【0011】画像形成装置本体内の前面側には前フレー
ム11が設けられ、背面側には後フレーム12が設けら
れている。前フレーム11のさらに前面には移動板13
が上下方向に移動可能に設けられている。移動板13の
四隅には図3に示したようなて縦長のネジ穴13aが形
成され、ネジ13bによって移動板13が前フレーム1
1に対して上下動可能に取り付けられている。ローラ7
fの前端部(一方の端部)は軸受部14によって移動板
13に回転可能に軸支されている。前フレーム11のロ
ーラ7fの貫通孔15はローラ7fの回転軸径よりも大
きく形成されており、ローラ7fの回転軸は貫通孔15
内で上下方向に移動可能である。ローラ7fの後端部は
後フレーム12に軸受部16によって回転可能に軸支さ
れている。なお17a,17bはドライブローラ7fに
回転力を伝達するギアである。この構成により、例えば
移動板13が上下方向に移動すると、ローラ7fは後端
部を支点に上端部が上がって若干斜めに傾く。上述した
ように他のローラ7a〜7eもローラ7fと同様に支持
されており、移動板13が上下方向に移動すると全ての
ローラ7a〜7fの前端部が同時に上下方向に移動し、
転写体4の前方が上下に移動する。すると転写体4の感
光体1への圧接バランスが変わり、それによって転写体
4が前方または後方へ移動する。
【0012】移動板の移動はステッピングモータ18お
よびカム19によって行われる。移動板13には孔部2
0が形成され、孔部20内にカム19がはめ込まれてい
る。
【0013】カム19はステッピングモータ18の回転
軸を中心に回転する。図3はカム19の正面図である。
カム19は回転により、上側が長径で下側が短径になる
とき、上側と下側とが同径になるとき、上側が短径で下
側が長径になるとき、がある。
【0014】上側が長径になったときには移動板13が
前フレーム11に対して上方に移動し、逆に下側が長径
になったときには移動板13がフレーム11に対して下
方に移動する。なお、実施例においては、移動板13の
移動量は±1.0 mm以内で、ローラ7a〜7fの寸法公
差、転写体4の周長のばらつき、転写体4のライフによ
る伸び等も含めて転写体4の蛇行を補正することができ
た。
【0015】ステッピングモータ18は転写体4に対向
配置されたマイクロスイッチ21(図4参照)の検出状
態に応じて駆動される。マイクロスイッチ21(21
a,21b)は、図1に示したように転写体4の前後端
部に配置されている。この実施例においてはマイクロス
イッチ21a,21bは転写体4の前後端から0.1 mm±
0.05mmの位置に取り付けられている。マイクロスイッチ
21aまたは21bがオンするとステッピングモータ8
が駆動して移動板13を上方または下方に移動させる。
例えば、前側のマイクロスイッチ21aが転写体4を検
出した場合には転写体4が前方向に蛇行しているので移
動板13を上方に移動させ、転写体4の前端部を押し上
げて感光体1に圧接させる。これにより転写体4が後方
に移動し、蛇行が補正される。逆にマイクロスイッチ2
1bが転写体4を検知した場合には移動板13が押し下
げられて転写体4を前方に移動させ蛇行を補正する。
【0016】このようにして転写体4の蛇行が補正され
る。なお、複写機本体の右側面には給紙カセット23
a,23bが設けられている。給紙カセットには用紙が
収納されており、そのいずれか一方23aまたは23b
から用紙が給紙されて転写体4圧接ローラ8間に給送さ
れる。転写体4上のトナー像はここで用紙に転写され、
その後用紙は定着装置24に送られて定着処理される。
【0017】
【発明の効果】この発明により無端ベルトの蛇行を補正
することができるから、無端ベルトの回転系を構成する
場合にローラ等の寸法公差,平行度等を著しく高精度に
する必要がなく、加工コストを安価にできる利点があ
る。また、蛇行防止のためのビードを廃止でき、ビード
がローラに乗り上げることによって生じる無端ベルトの
破損を防止できる。また、蛇行補正は、マイクロスイッ
チの無端ベルトの検知状態に応じて行うため小刻みな補
正を行うことができるとともに、補正時は複数のローラ
を纏めて移動させることによって行うため、この補正動
作により複数のローラ間のバランスが崩れてしまうこと
がなく補正精度が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無端ベルト(転写体)が張架されるローラの支
持状態を説明する図
【図2】移動板の移動用カムの正面図
【図3】移動板の取り付け部を示した図
【図4】無端ベルト補正機構を備える複写機の概略構成
を示した図
【図5】従来の無端ベルト防止機構を示した図
【符号の説明】
1 感光体(ドラム) 4 転写体(無端ベルト) 7a〜7f ローラ 11 前フレーム 12 後フレーム 13 移動板 18 ステッピングモータ 19 カム 20 孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のローラ間に張架され、前記ローラと
    平行に配置されたドラムに当接させる無端ベルトの蛇行
    防止機構であって、 前記複数のローラの一方の端部を一枚の移動板に回転可
    能に軸支するとともに、この移動板を上下方向に移動さ
    せる移動手段と、前記無端ベルトの両側端部に無端ベル
    トを検出するマイクロスイッチとを設け、さらに、前記
    マイクロスイッチの検出状態に応じて前記移動手段を動
    作させる手段を設けたことを特徴とする無端ベルトの蛇
    行補正機構。
JP3269685A 1991-10-17 1991-10-17 無端ベルトの蛇行補正機構 Pending JPH05105261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3269685A JPH05105261A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 無端ベルトの蛇行補正機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3269685A JPH05105261A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 無端ベルトの蛇行補正機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05105261A true JPH05105261A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17475767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3269685A Pending JPH05105261A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 無端ベルトの蛇行補正機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05105261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114084613A (zh) * 2021-11-18 2022-02-25 北京华能新锐控制技术有限公司 输煤皮带跑偏检测系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114084613A (zh) * 2021-11-18 2022-02-25 北京华能新锐控制技术有限公司 输煤皮带跑偏检测系统
CN114084613B (zh) * 2021-11-18 2023-11-07 北京华能新锐控制技术有限公司 输煤皮带跑偏检测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6288320B2 (ja) 画像形成装置
JP5393062B2 (ja) 画像形成装置
JP5033521B2 (ja) ベルト装置及び画像形成装置
JPH1165397A (ja) 画像形成装置
US11520254B2 (en) Transfer unit capable of switching between two transfer rollers and maintaining a positional relationship with pre-transfer guide
US20080145101A1 (en) Image forming apparatus
JP2022112901A (ja) 転写ユニットおよびそれを備えた画像形成装置
JP2007334193A (ja) 画像形成装置
JPH04159911A (ja) ベルト搬送装置
JP2010164895A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JPH05105261A (ja) 無端ベルトの蛇行補正機構
JP6326331B2 (ja) 転写装置およびそれを備える画像形成装置
JP2022112900A (ja) 画像形成装置
US4870464A (en) Separating/guiding device for an electronic copying machine
US6385425B1 (en) Image forming apparatus and method having a variable conveying mode in an image transfer section
JP2007309954A (ja) 回転カム機構及びこれを備える画像形成装置
US11685623B2 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus
JP5173904B2 (ja) 転写装置、および、これを備えた画像形成装置。
JP2823733B2 (ja) 電子写真装置
JP5358171B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
EP1544687B1 (en) A method and apparatus for (colour) electrophotographic image forming capable of effectively performing an image transfer operation
JP3740864B2 (ja) 画像形成装置
JPH05127542A (ja) 転写ベルトの蛇行補正装置
KR100285746B1 (ko) 전사롤러의눌림방지장치
JP2796686B2 (ja) 画像形成装置