JP5312200B2 - シート綴じ装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚のシート等のシートを重ね合わせて、シート束として綴じるシート綴じ装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、一般的にステープル等の綴じ処理を行うシート綴じ装置は複写機やプリンタから排出されたシートをトレイに積載し、シートを整合基準に当接させて整合した後、針綴じを行っている。しかし、プリントされたシートを原稿として複写機の原稿自動送り装置を使用してコピーを作成する場合、シートを綴じている針を取り除かなければならなかった。
近年は環境問題の観点でプリント済みシートをリサイクルすることが求められている。この場合も、シートを綴じている金属針を取り除き、シートと金属針を分別して回収しなければならない。いずれの場合においても手間のかかる作業が必要だった。また金属針に関しては使用後廃棄され資源の無駄を招いていた。
そこで、金属針を使用せず、原稿としての再利用やリサイクルするための作業を軽減し、また、資源の無駄使いを低減するシート綴じ手段が提案されている。例えば、特許文献1のような例がある。図17及び図18は従来のシート綴じ装置による綴じ方を説明する図である。
特許文献1に示されるように、シート束の一部をエンボス加工し、該エンボス部で隣り合うシート間の摩擦力によってシート束を綴じる(図17(a)装置の概略図、(b)成果物の概略図、(c)綴じ部の拡大断面図)方法がある。また、シートの一部に半抜き形状を作成し、半抜きした紙片端面とその抜き穴端部との摩擦によって綴じる(図18参照)方法がある。
金属針を使用しないシート綴じ方法としては上記した例の他にも接着剤を使用したものや、紙端部に穴をあけ紙テープで輪止めする手段等が提案されている。
特開2004−155537
しかしながら、上述のシート綴じ装置では次のような問題がある。
上側凹型歯と下側凸型歯を用いたエンボス形成型シート綴じ手段がシート束を挟持する力に関して、例えば、シートの厚みが薄い時には、凹凸形状をつけた時に、シートが破断してしまい、シート間の摩擦力低下により、十分なシート間の拘束力を得られない。また、シートが厚い時には、破断はしないが凹凸形状が小さく、十分な拘束力が得られないといった問題がある。更に、シートが破断しないように綴じ力を調節する構成も提案されているが、シートの厚みや枚数が異なる場合においても、形成される凹凸形状が同じだと最適な拘束力が得られない。綴じ力を調節するためには、綴じ力を調整する複雑な機構が必要となる。
そこで本発明の目的は、シート綴じ数またはシートの厚さ、枚数に応じて最適な綴じ力を簡易な構成で実現することである。
上述の目的を達成するための本発明の代表的な構成は、
一対の綴じ部材によりシート束に凹凸を形成することによりシート束を綴じるシート綴じ装置において、
シート束を挟持して凹凸を形成する各々異なる形状の歯型を有する複数の綴じ部材対を備え、
前記複数の綴じ部材対のうちの一つを選択的に用いてシート束に凹凸を形成することを特徴とする。
上記構成により、シート綴じ数またはシートの厚さ、枚数に応じて最適な綴じ力を簡易な構成で実現することができる。
本発明に係るシート綴じ装置を搭載した画像形成装置の構成を示す概略断面図。 上記シート綴じ装置と排出構成を示した斜視図。 排出部の昇降アームが上がった状態を示す概略断面。 排出部の昇降アームが下がった状態を示す概略断面。 シートをシート綴じ装置に運ぶガイドの構成を示す斜視図。 上記シート綴じ装置(カム付勢前)の概略断面図。 上記シート綴じ装置(カム付勢時)の概略断面図。 上記シート処理装置の綴じ部材対の拡大図。 上記シート綴じ装置の綴じ部材対の拡大断面図。 綴じ部材対の変更構成を示す斜視図。 上歯型部材を加圧した時の図10におけるE−E断面図。 各綴じ部材対41A〜41Dの部分拡大図。 図12に示す綴じ部材対41の歯角度θと歯高さhの具体的な数値を示す図表。 綴じ処理時の信号伝達を示したブロック図。 綴じ処理制御を説明したフローチャート。 シート厚み及び綴じ枚数に応じて用いられる綴じ部材対の例を示す図表。 従来のシート綴じ装置による綴じ方を説明する図。 従来のシート綴じ装置による綴じ方を説明する図。
以下、本発明に係るシート綴じ装置とそれを備えた画像形成装置の実施形態について説明する。図1はシート綴じ装置200を搭載した画像形成装置の構成を示す概略断面図である。本実施形態は画像形成装置としてカラー画像形成装置を例示して説明する。
〔画像形成装置〕
画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する像担持体である4つの感光体ドラム1a、1b、1c、1dが水平方向に並んで配置される。これら感光体ドラム1の上部に、これらを縦断する態様で配置された転写手段である中間転写ベルト70を備える。また、不図示のモータにより駆動される感光体ドラム1a〜1dの周囲には、それぞれ不図示の一次帯電器、現像器、転写帯電器が配置され、画像形成部が形成される。それらがプロセスカートリッジ71a〜71dとしてユニット化される。また感光体ドラム1a〜1dの下方にはポリゴンミラー等で構成される露光装置6が配置される。
次に、画像形成装置の概略について、動作の説明とともに構成を説明する。尚、各色のプロセスカートリッジ71a〜71dで行う動作は同様であるため、特に必要な場合を除き、a〜dの添字は図面にのみ記載し、以下の説明においては省略する。
まず、感光体ドラム1aには、原稿のイエロー成分色の画像信号によるレーザー光が露光装置6のポリゴンミラー等を介して照射される。すると感光体ドラム1a上に静電潜像が形成される。この静電潜像にプロセスカートリッジ71a内の現像器からイエロートナーを供給すると、静電潜像がイエロートナー像として可視化される。
イエロートナー像は、感光体ドラム1aの回転にともなって、感光体ドラム1aと中間転写ベルト70とが当接する一次転写部に到達する。すると、転写帯電部材2aに印加した一次転写バイアスに引きつけられることによって、感光体ドラム1a上のイエロートナー像が中間転写ベルト70に転写される(一次転写)。
中間転写ベルト70のイエロートナー像を担持した部位が画像形成部に移動すると、このときまでに画像形成部において上述したのと同様な方法で感光体ドラム1b上にマゼンタトナー像が形成される。このマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト70に転写される。
同様に、中間転写ベルト70が移動するにつれて、画像形成部のそれぞれの一次転写部位においてシアントナー像、ブラックトナー像が、前記のイエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。これにより、4色のトナー像が中間転写ベルト70上に担持される。
一方、シートPはカセット4に収納されている。シートPは、カセット4からピックアップローラ8により1枚ずつ送り出され、レジストローラ9でタイミングを合わされた後、二次転写部位に達する。ここで、二次転写ローラ対3に印加した二次転写バイアスによって、中間転写ベルト70上の4色のトナー像が、シートP上に一括して転写される(二次転写)。
4色のトナー像が転写されたシートPは、二次転写ローラ対3から搬送ガイド20に案内されて、定着ローラ対5に搬送される。そこでシートPは熱及び圧力を受けて定着される。これにより各色のトナーが溶融混色してシートPにフルカラーのプリント画像が固定される。
その後、シートPは、定着ローラ対5の下流に設けられた搬送ローラ対11によって搬送方向下流側に搬送される。複数回搬送されて綴じ位置にセットされたシートPはシート束Pとなる。シート束Pを綴じる場合は、後述のシート綴じ装置200を用いて綴じられる。また、排出ローラ対12によって、排出トレイ7に排出される。シートPを綴じない場合はそのまま排出トレイ7に排出される。
図2は排出構成と本発明に係るシート綴じ装置を示した斜視図である。
まず、排出部の構成及び、排出前動作について説明する。排出ローラ対12の排出上ローラ12Aは、不図示のモータから駆動ベルト15を介して駆動伝達され正逆回転が可能である。また、排出上ローラ12Aは、シートを搬送しない時には、排出下ローラ12Bとは当接していない。排出上ローラ12Aの上には排出上ローラ12Aを排出下ローラ12B方向に付勢するための昇降アーム21が回動自在に配設される。
この構成により、シート綴じ装置200にてシート束Pを綴じる際の動作を図3乃至図5を用いて説明する。図3は排出部の昇降アーム21が上がった状態を示す概略断面である。図4は排出部の昇降アーム21が下がった状態を示す概略断面である。図5はシートをシート綴じ装置に運ぶガイド300の構成を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、昇降アーム21は回動し排出上ローラ12Aを排出下ローラ12B方向に付勢する。また、図5に示すように、ガイド300は、ガイドモータ301及びラックとピニオンによって、シートPの搬送方向に対し垂直方向に動くことができる。
この構成により、シートを綴じる際には、図3に示す状態から図4に示す状態になるように、昇降アーム21が回動する。すると、昇降アーム21は排出上ローラ12Aを排出下ローラ12Bの方向に付勢する。これによって排出上ローラ12Aが下がると、シートPは排出上ローラ12Aと排出下ローラ12Bとの間で挟持される。ここで、排出上ローラ12Aが逆回転することで、シートPを突き当て部22に当たるまで後退させる。そして、排出上ローラ12Aと排出下ローラ12Bとが離間する。
これを綴じ枚数分繰り返してシート束Pを形成した後、シート束Pの側面をガイドするガイド300が、搬送方向に対し垂直方向且つ綴じ装置200の方向に動く。これにより、突き当て部22にあるシート束Pは、シート綴じ装置200に運ばれる。
シート綴じ装置200にてシート束Pが綴じられたら、シート束Pは排出上ローラ12Aと排出下ローラ12Bからなる排出ローラ対12によって排出トレイ7に排出される。
〔シート綴じ装置〕
次に本実施形態のシート綴じ装置200の構成及び動作について説明する。図6はシート綴じ装置200(カム52付勢前)の概略断面図である。図7はシート綴じ装置200(カム52付勢時)の概略断面図である。図7は図6に示す状態からカム52が回転し、移動アーム45が上歯型部材60Aを下方向に加圧した状態(作動時)を示す。
図6及び図7に示すように、シート綴じ装置200は、カム52、連結アーム46、移動アーム45、綴じ部材対41、支持板42等を有する。
カム52は、駆動源のカム駆動モータ48から駆動伝達ギア50を介して駆動が伝達されると、カム駆動軸52Xを中心に回動する。カム52は、アーム板47の左側端部に当接している。このため、カム52の位相によってアーム板47の左端の上下方向位置が決まる。
アーム板47の右側端部には連結アーム46が取り付けられる。連結アーム46は、軸46Xを中心に回動可能に支持され、連結アーム46の右側端部は加圧ピン45Pに当接する。このため、アーム板47の左側端部が押し下げられると、連結アーム46の右側端部が移動アーム45の加圧ピン45Pを押し上げることになる。
移動アーム45の加圧ピン45Pが連結アーム46によって押し上げられると、移動アーム45は回動軸45Xを中心に回動する。すると、図7に示すように移動アーム45の左側端部が後述の綴じ部材対41の上歯型部材60Aを押し下げる。
尚、カム52が回転し、上歯型部材60Aが移動アーム45により下方向に加圧された時、綴じ部材対41Aの上下歯型にかかる押圧力は約100kgfとしている。また、本実施形態ではモータはステッピングモータを使用している。
シートを挟持・加圧する綴じ部材対41A〜41Dは、支持手段としての支持板42に一体的に支持される。綴じ部材対41A〜41Dと支持板42とをまとめて綴じ部という。支持板42はモータ44を駆動源として駆動され、ギア43を介して、図6及び図7の断面に対し水平方向に回転可能な構成である。
次に図8及び図9を用いて綴じ部材対の構成について説明する。図8はシート綴じ装置200の綴じ部材対41の拡大図である。図9はシート綴じ装置200の綴じ部材対41の拡大断面図である。
綴じ部材対41(41A〜41D)は、それぞれ歯型のパターンは異なるものの全て上歯型部材60及び下歯型部材61から構成されるため、綴じ部材対41Aを例として説明する。
図8に示すように綴じ部材対41Aは、一対の上歯型部材60A(上綴じ部材)と下歯型部材61A(下綴じ部材)とで構成される。また図9に示すように、上歯型部材60Aと支持板42との間には圧縮バネ62Aが配設され、上歯型部材60Aは上方向に付勢されている。また、上歯型部材60Aと下歯型部材61Aとの間は、隙間Hができるように決められている。隙間Hはシート束Pが十分に入る隙間である。上歯型部材60Aは、次に説明するように、移動アーム45の移動によって、下方に付勢される。
圧縮バネ62Aにより、隙間Hができるように付勢されている上歯型部材60Aは、回動軸45Xを中心に回動可能に支持された移動アーム45によって加圧されると、下方向へ移動する。
〔綴じ部材対の変更構成〕
次に、図10乃至図12を用いて、シートを綴じ処理する際の綴じ部材対41の詳細構成と変更構成について説明する。図10は綴じ部材対の変更構成を示す斜視図である。図11は上歯型部材60を加圧した時の図10におけるE−E断面図である。図11ではシート束Pが綴じ部材対41Aにより拘束されて綴じ処理された状態を部分的に拡大している。図12は各綴じ部材対41A〜41Dの部分拡大図である。図13は図12に示す綴じ部材対41の歯角度θと歯高さhの具体的な数値を示す図表である。
シート束Pを綴じる際に、シートPの厚みや綴じる枚数が異なる時、綴じ部材対の種類が一つしか無い場合には課題が生じる。即ち、薄いシートPでは綴じ部材対にてシートが破断してしまい、シート束Pを綴じることができない可能性がある。逆に厚いシート束Pの時には、十分な拘束力を得ることができず、シート束Pを綴じることができない可能性がある。
そこで本実施形態では、シートの厚み、枚数によって、シート束Pを綴じる綴じ部材対41A〜41Dのうち一つを選択的に使用する。選択された綴じ部材対41の綴じ位置への移動は、前述のように、モータ44の駆動によって、綴じ部材対を支持する支持板42が図10のX方向に回転することで行う。図10及び図11に示すように、本実施形態では選択された綴じ部材対41Aを用いてシートPを綴じる。綴じられるシートPは、綴じ位置において図11のように上歯型部材60Aと下歯型部材61Aによって挟持されて綴じられる。
また、図12に示すように、綴じ部材対41A〜41Dは、シートの厚みや枚数等、綴じられるシート束のシート情報に対応するように、歯角度θと歯高さh等の形状がそれぞれ異なる。具体的に本実施形態では、綴じ部材対の歯角度θと歯高さhは図13に示すように構成した。尚、複数の綴じ部材対41A〜41Dの歯型の形状は、凹凸の数、幅、高さ、角度のうち少なくとも一つが互いに異なっていればよい。
綴じ部材対の角度が大きく、歯高さが高いほど、シート束Pに形成される凹凸によるシート間の拘束力が大きい。これにより、薄いシートの時にはシートが破断せず、厚いシートの時には十分な拘束力を得られるようになる。
〔綴じ処理制御〕
次に図14、図15、図16を用いてシート束Pを綴じ処理した時の装置動作を説明する。図14は綴じ処理時の信号伝達を示したブロック図である。図15は綴じ処理制御を説明したフローチャートである。図16はシート厚み及び綴じ枚数に応じて用いられる綴じ部材対の例を示す図表である。
図14に示すように、画像形成装置の操作部100又はパーソナルコンピュータ(PC)等の外部入力装置101によって条件が入力される。これらの条件は条件入力部からの信号として、シート厚みやシートの綴じ枚数等のシート情報が制御部としてのCPU64に入力される。制御部(CPU64)は、これらの入力に応じて、モータ44のモータドライバ65や、カム駆動モータ48のモータドライバ66に指令を出す。これによって、複数の綴じ部材対41のうちの一つを選択して動作させる。
図15のフローチャートを用いて、本実施形態の制御を説明する。
ステップ1(S1)において、綴じ処理されるシート束Pのシート枚数及び1枚当りのシート厚を操作部100から操作者が入力する。若しくは、外部入力装置101から入力する。この入力情報は、シート綴じ装置を画像形成装置に搭載した場合は、画像形成装置に対してシート枚数とシートの種類として入力される。従ってシート厚みに関しては、あらかじめ紙種に対する厚さデータを準備しておけば、紙種を入力することで厚さは自動的に決められる。また、図1に示すように、超音波を用いたシート厚検知手段13及び画像形成枚数をカウントするカウンタを用いて、綴じ処理される全シート束Pの厚さ情報を検知し、この検知結果の検知信号を条件入力部から制御部に伝達しても良い。
ステップ2(S2)において、入力されたシートの厚みとシートの綴じ枚数から、シート綴じ部にセットされている綴じ部材対が適当かを判断する。本実施形態においては歯型を切替える制御をシートの厚みと枚数によって、図16のように行っている。図16の上部に記載されているシートの厚みは薄紙と厚紙、さらに薄紙と厚紙の間を中間紙とした3段階としている。
ステップ3(S3)において、シート綴じ部にセットされている綴じ部材対が適当でない場合、不図示のCPU64を介し、モータドライバ65に信号が送られ、モータ44を駆動させて、支持板42を回転させる。そして、最適な綴じ部材対をシート束Pの綴じ位置まで回転させ、セットする。
ステップ4(S4)において、前述したように排出ローラ対12とガイド300により、シート束Pを綴じ位置に搬送し、整列させる。
ステップ5(S5)において、モータドライバ66に信号が送られ、カム駆動モータ48が駆動し、カム52が1回転する。すると、移動アーム45が上歯型部材60Aを加圧することで、綴じ部材対間のシート束Pが挟持・加圧され、シート束Pに凹凸が形成される。これにより綴じ処理が行われる。
ここで移動アーム45が上歯型部材60Aを下方へ加圧する力は歯型の形状によるが、100〜200kgf程度必要である。このため、モータ回転数から十分減速したカムの回転数になるように減速比を設定すると良い。
ステップ6(S6)において、拘束されたシート束Pは排出ローラ対12によって排出される。
以上のようにして綴じ処理されたシート束Pにおいては、シートは相対する斜めに接触した面の繊維が絡まる。また屈曲部内側のシートが外方向へ、外側のシートが内方向へ形状が平らになろうとする力が合わさる。これにより、綴じ力を発生することができる。
また、本実施形態では綴じ部材対の切替手段はシートの厚み、綴じ枚数にて自動的に切替える手段を説明したが、操作部100若しくは外部入力装置101で、操作者が綴じ部材対41を適宜選択可能とする方法でも良い。
P…シート(束)
41…綴じ部材対
42…支持板
60…上歯型部材
61…下歯型部材
200…シート綴じ装置

Claims (7)

  1. 一対の綴じ部材によりシート束に凹凸を形成することによりシート束を綴じるシート綴じ装置において、
    シート束を挟持して凹凸を形成する各々異なる形状の歯型を有する複数の綴じ部材対を備え、
    前記複数の綴じ部材対のうちの一つを選択的に用いてシート束に凹凸を形成することを特徴とするシート綴じ装置。
  2. 前記複数の綴じ部材対の前記歯型の形状は、凹凸の数、幅、高さ、角度のうち少なくとも一つが互いに異なることを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ装置。
  3. 前記複数の綴じ部材対を支持し、回転可能な支持手段を備え、前記支持手段の回転により前記複数の綴じ部材対のうちの一つがシート束に凹凸を形成する綴じ位置に移動されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート綴じ装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されたシート束を綴じる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート綴じ装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記複数の綴じ部材対のうちの一つを選択して動作させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、綴じられるシート束のシート情報に基づき、シート束に凹凸を形成する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記シート情報は、前記シートの厚み及び前記シートの綴じ枚数のうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記シートの厚みを検知するシート厚検知手段を有し、
    前記制御部は、前記シート厚検知装置による検知結果に基づき、前記複数の綴じ部材対のうちの一つを選択してシート束に凹凸を形成することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
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