JP5861931B2 - 後処理装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置本体の排紙部に設置される後処理装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関し、特に、排紙部に排紙された用紙に対して穿孔処理とステイプル処理とを施すことが可能な後処理装置、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、後処理装置をコンパクトに設置することを目的として、上方の画像読取部と下方の画像形成部との間に形成された排紙部のスペースに後処理装置を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1の後処理装置は、排紙部に向けて排紙された用紙がステイプルトレイ上に落下・積載され、ステイプルトレイ上に積載された複数の用紙が、ステイプルトレイに対して排出方向後端部に設置されたステイプル処理部(ステイプラ)によって綴じ処理される。
一方、特許文献2には、画像形成装置本体の排紙部に、穿孔処理をおこなうパンチ処理部(パンチングユニット)と、ステイプル処理をおこなうステイプル処理部(ステープルユニット)とを、用紙の排出方向に対して並設する技術が開示されている。
また、特許文献3には、ステイプル処理をおこなうステイプル処理部を、処理をおこなう複数の用紙を挟むように上下方向に、クリンチ部(クリンチャ部)とドライバ部(ステッチャ部)とに分割する技術が開示されている。
従来の後処理装置は、パンチ処理部とステイプル処理部とを設置した場合に、装置が大型化してしまって、画像形成装置本体の排紙部にコンパクトに設置することが難しかった。
また、用紙が長手方向を排出方向として排紙部に排紙される場合に、その用紙の短手方向一端側に穿孔処理や綴じ処理を施すことが難しかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、長手方向を排出方向として排紙部に排紙される用紙の短手方向一端側に穿孔処理や綴じ処理を施すことができて、装置が比較的小型化され、画像形成装置本体の排紙部にコンパクトに設置することができる、後処理装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる後処理装置は、画像形成装置本体から用紙が排出される排紙部に設置される後処理装置であって、前記排紙部に排出される用紙を排出方向に搬送しながら当該排出方向に対して直交する幅方向の一端側に向けて移動させる第1移動手段と、前記第1移動手段によって幅方向一端側に移動される用紙に対して当該幅方向一端側に設置されて、当該用紙の前記幅方向一端側に穿孔処理を施すパンチ処理部と、前記パンチ処理部で穿孔処理された用紙を前記幅方向の他端側に向けて移動させる第2移動手段と、前記第2移動手段によって幅方向他端側に移動された用紙の前記幅方向一端側が下方に落下して傾いて積載されるとともに、当該用紙の前記幅方向一端側が突当部に突き当たるように形成された傾斜トレイ部と、前記突当部に突き当たった状態で前記傾斜トレイ部に積載された複数の用紙の前記幅方向一端側を挟むように上下方向にクリンチ部とドライバ部とが分割されて、前記ドライバ部に対して前記クランチ部が近接するように相対的に移動して当該複数の用紙に綴じ処理を施すステイプル処理部と、前記第2移動手段に対して前記幅方向他端側に設置されるとともに、前記ステイプル処理部で綴じ処理された前記複数の用紙であって前記第2移動手段によって前記幅方向他端側に移動された前記複数の用紙が積載される積載トレイ部と、を備えたものである。
本発明は、排紙部に排出される用紙を幅方向一端側に設置されたパンチ処理部向けて移動させる第1移動手段や、パンチ処理部で穿孔処理された用紙を幅方向他端側に向けて移動させる第2移動手段や、幅方向他端側に移動された用紙の幅方向一端側が下方に落下して傾いて積載されてクリンチ部とドライバ部とに分割されたステイプル処理部によって綴じ処理される傾斜トレイ部や、綴じ処理された複数の用紙であって第2移動手段によって幅方向他端側に移動された複数の用紙が積載される積載トレイ部、を設けている。これにより、長手方向を排出方向として排紙部に排紙される用紙の短手方向一端側に穿孔処理や綴じ処理を施すことができて、装置が比較的小型化され、画像形成装置本体の排紙部にコンパクトに設置される、後処理装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 後処理装置における用紙の動作を示す概略上面図である。 図1のX−X断面からみた後処理装置を示す概略図である。 図3の後処理装置を示す概略上面図である。 別形態の後処理装置を示す概略図である。 図5の後処理装置を示す概略上面図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態における画像形成装置1は、複数のプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKが中間転写ベルト17に対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置である。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、3は原稿を画像読取部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む画像読取部(原稿読取部)、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、7は転写紙等の用紙Pが収納される給紙部(給紙カセット)、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部としてのプロセスカートリッジ、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト(中間転写体)、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像を用紙P(記録媒体)に転写する2次転写ローラ、20は用紙P上の未定着画像を定着する定着部、28は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの現像装置に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は後処理装置、を示す。
ここで、本実施の形態における画像形成装置は、装置本体1から用紙Pが排出される排紙部が、画像形成部(作像部等の画像形成をおこなう主要部が設けられた部分である。)と画像読取部4との間の空間に設けられている。すなわち、その表面に所望の画像が形成された用紙Pは、画像形成部と画像読取部4との間の空間に、出力画像として排出されることになる。そして、この排紙部には、排紙された用紙Pに穿孔処理や綴じ処理を施すための後処理装置30が着脱可能に設置されている。換言すると、排紙部の上方の位置に後処理装置30を挟むように、画像読取部4が設置されている。このように、画像形成部と画像読取部4との間の空間を利用して、その空間に後処理装置30を設置することで、画像形成装置全体を小型化(コンパクト化)することができる。
また、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム11、帯電部、現像部(現像装置)、クリーニングが一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにおける感光体ドラム11(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、画像読取部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、画像読取部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、画像読取部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部6に送信される。そして、書込み部6からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上に向けて照射される。
一方、4つの感光体ドラム11は、それぞれ、図の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラムの表面は、帯電部(帯電ローラ)との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部6において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。図示は省略するが、レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、複数のレンズを透過する。複数のレンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ10Yの感光体ドラム11表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー(不図示である。)により、感光体ドラム11の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電ローラにて帯電された後の感光体ドラム11上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、シアン成分のレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ10Cの感光体ドラム11表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ10Mの感光体ドラム11表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目(中間転写ベルト17の走行方向に対して最も下流側である。)のプロセスカートリッジ10BK(黒色用作像部)の感光体ドラム11表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11表面は、それぞれ、現像部との対向位置に達する。そして、各現像部から感光体ドラム11上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、像担持体としての中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、クリーニング部との対向位置に達する。そして、クリーニング部で、感光体ドラム11上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11表面は、除電部の位置を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト17表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ18の位置に達する。そして、2次転写ローラ18の位置で、用紙P上に中間転写ベルト17上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部9の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部9に回収されて、中間転写ベルト17上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ18位置の用紙Pは、給紙部7からレジストローラ19等が設置された搬送経路K1を経由して搬送されたものである。
詳しくは、用紙Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された用紙Pが、搬送経路K1を経由して、レジストローラ19(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ19に達した用紙Pは、中間転写ベルト17上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された用紙Pは、定着部20に導かれる。定着部20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が用紙P上に定着される。
そして、定着工程後の用紙Pは、排紙ローラ29等が設置された搬送経路K2を通過して、装置本体1外の排紙部に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。そして、排紙部に排出された用紙Pは、後処理装置30によって穿孔処理(パンチ処理)や綴じ処理(ステイプル処理)が施されることになる。
なお、用紙Pの両面(オモテ面とウラ面とである。)へのプリントをおこなう「両面プリントモード」が選択されている場合には、オモテ面への定着工程が終了した用紙Pは、そのまま排紙されることなく、両面搬送経路K3に導かれて、そこで搬送方向が反転された後に、再び2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。そして、2次転写ローラ18の位置で先に説明したものと同様の転写プロセスによって用紙Pのウラ面への画像形成がおこなわれ、その後に定着部20での定着工程を経て、搬送経路K2を通過して、装置本体1外の排紙部に出力画像として排出される。そして、このような「両面プリントモード」が選択されている場合にも、排紙部に排出された用紙Pに対して、後処理装置30によって穿孔処理(パンチ処理)や綴じ処理(ステイプル処理)が施されることになる。
以下、図2〜図4を用いて、本実施の形態において特徴的な、後処理装置30の構成・動作について詳述する。
図2は、後処理装置30における用紙Pの動作を示す概略上面図であって、図1の上方から後処理装置30をみた図である。図3は、図1のX−X断面からみた後処理装置30を示す概略図である。図4は、図3の後処理装置30を示す概略上面図である。
図2に示すように、装置本体1にて画像が形成された用紙P1は、装置本体1から、後処理装置30が設置された排紙部に排出される(図2中、白矢印で示す排出方向への用紙P1の排出である。)。そして、後処理装置30によって、用紙P2の短手方向一端側に、穿孔処理(図2中、用紙P2の符号Aを付した部分である。)や綴じ処理(図2中、用紙P2の符号Bを付した部分である。)が施される。その後、後処理が施された用紙P3は、黒矢印方向に搬送されて、その位置(幅方向他端側)に設置された積載トレイ部52(図3等を参照できる。)に積載されることになる。
このように、本実施の形態における後処理装置30は、長手方向を排出方向として排紙部に排紙される用紙Pの短手方向一端側に穿孔処理や綴じ処理を施すためのものである。
図2〜図4に示すように、本実施の形態における後処理装置30には、用紙Pの移動方向に沿って、入口ローラ63、第1移動手段としてのシフトローラ31、パンチ処理部32、第2移動手段としての揺動機構39、第1フェンス対33(先端フェンス及び後端フェンス)、傾斜トレイ部38(ステイプルトレイ)、押圧部材42(把持部材)、突当部41(後端基準フェンス)、第2フェンス対40(ジョガーフェンス)、ステイプル処理部50、排紙ローラ59、積載トレイ部52(排紙トレイ)、等が設置されている。
図2を参照して、入口ローラ63は、画像形成装置本体1から排出された用紙Pを後処理装置30の内部に導くための搬送ローラ対である。
図2及び図4を参照して、第1移動手段としてのシフトローラ31は、入口ローラ63の下流側に設置されていて、排紙部に排出される用紙Pを排出方向に搬送しながら幅方向(排出方向に対して直交する方向であって、図2の上下方向、図3及び図4の左右方向である。)の一端側に向けて移動させるものである。具体的に、シフトローラ31は、回転するローラ対によって用紙Pを挟持・搬送しながら、不図示の移動機構によって幅方向(図3の両矢印方向)にシフト移動できるように構成されていて、排紙部に排出される用紙Pをパンチ処理部32に向けて搬送する。
なお、図示は省略するが、入口ローラ63やシフトローラ31が設置された搬送経路には、用紙Pの先端と後端とを検知する入口センサ(フォトセンサ)が設置されている。そして、この入口センサで検知した用紙Pの先端と後端の検知タイミングによって、後処理装置30を構成する各部材を駆動する駆動部の駆動タイミングをとっている。
また、本実施の形態における後処理装置30は、長手方向を排出方向として排紙される用紙Pの短手方向一端側に後処理を施すため、装置の幅方向一端側にパンチ処理部32やステイプル処理部50を設けている。したがって、シフトローラ31より下流側では、用紙Pの搬送方向が画像形成装置本体1における搬送方向に対して直交する方向に切り替えられることになる。
図3及び図4を参照して、パンチ処理部32(パンチユニット)は、シフトローラ31(第1移動手段)によって移動される用紙Pに対して幅方向一端側に設置されていて、用紙Pの幅方向一端側(短手方向一端側)に穿孔処理を施すものである。
具体的に、シフトローラ31によって、用紙Pの幅方向一端側の所望の位置がパンチ穿孔位置となるように、用紙Pが、パンチ処理部32に向けて幅方向一端側にオフセットされながら搬送される。パンチ処理部32に達した用紙Pは、幅方向一端側がパンチ処理部32に支えられ、幅方向他端側が傾斜トレイ部38に支えられた状態(図3の状態である。)で、第1フェンス対33によって用紙Pの排出方向両端部(先後端)が整合されて、パンチ処理部32によって穿孔される。
なお、パンチ処理部32は、公知のものを用いることができ、パンチステージと穿孔部材とで構成されている。また、パンチ処理部32は、パンチ穿孔位置を可変できるように、不図示の移動機構によって、図4の上下方向に移動可能に構成されている。
また、第1フェンス対33は、不図示の移動機構によって、用紙Pのサイズに応じてそのフェンス間の距離を可変できるように構成されている。この第1フェンス対33によって、パンチ処理部32で穿孔処理される直前の用紙Pの排出方向の両端部を挟み込んで用紙Pの排出方向の位置が整合されることになる。
その後、パンチ処理部32で穿孔処理された用紙Pは、第2移動手段としての揺動機構39によって、幅方向他端側(図3、図4の左側である。)に向けて移動される。
詳しくは、揺動機構39(第2移動手段)は、不図示の移動機構によって図3の上下方向と左右方向とにそれぞれ移動可能に構成されたアームの先端部に、揺動ローラ39a(コロ)が正逆方向に回転駆動できるように設置されている。このように構成された揺動機構39は、揺動ローラ39aが排紙ローラ59とともに用紙Pを挟持する位置に移動して、挟持した用紙Pを図3の黒矢印方向(幅方向他端側)に向けて搬送することもできるし、揺動ローラ39aが幅方向一端側に移動するようにアームを移動させて、傾斜トレイ部38との間で挟持した用紙Pを幅方向一端側に向けて移動させることもできる。
そして、パンチ処理部32によってパンチ穴が穿孔された後の用紙Pは、第2移動手段としての揺動機構39によって、幅方向他端側に搬送されて、幅方向一端側がパンチ処理部32から脱離して傾斜トレイ部38へ落下することになる。
なお、本実施の形態において、シフトローラ31によって用紙Pを幅方向一端側にシフト移動することなく、シフトローラ31によって用紙Pを排出方向に直線的に搬送して用紙Pをパンチ処理部32と傾斜トレイ部38とに支えられた状態に移動させて、第1フェンス対33によって用紙Pの整合処理をおこなった後に、揺動ローラ39aを逆転させることによりガイド部35に用紙Pが突き当たるまで移動させて、ガイド部35で位置決めされた状態の用紙Pに穿孔処理を施すように構成することもできる。この場合、シフトローラ31と揺動機構39とが第1移動手段として機能することになる。また、その場合、穿孔処理終了後に、ガイド部35を稼働して用紙Pをパンチ処理部32から押し出すことで、用紙Pを傾斜トレイ部38へ落下させることもできる。その場合、ガイド部35が第2移動手段として機能することになる。
また、本実施の形態において、用紙Pに穿孔処理を施さない場合には、シフトローラ31による用紙Pのシフト位置を傾斜トレイ部38に合わせた位置として、シフトローラ31によって搬送した用紙Pを傾斜トレイ部38に直接的に落下させる。
また、別の形態としては、用紙Pに穿孔処理を施さない場合に、シフトローラ31によって搬送された用紙Pに対して、揺動機構39によって用紙Pを幅方向他端側に移動させて、用紙Pの幅方向一端側をパンチ処理部32から遠ざけて傾斜トレイ部38に用紙Pを落下させることもできる。
ここで、傾斜トレイ部38に載置された後の用紙Pの動作は、用紙Pを排出方向(図3、図4の紙面垂直方向である。)にシフトして排紙する「シフトモード」と、複数の用紙Pを綴じて排紙する「ステイプルモード」と、で異なるため、以下、それらのモード毎に説明することにする。
<シフトモード>
「シフトモード」は、用紙Pに対して綴じ処理をおこなうことなく、積載トレイ部52上にて所定枚数毎に用紙Pを図2の左右方向に分けて積載して仕分けするモードである。
ここで、先に説明したように、傾斜トレイ部38は、揺動機構39(第2移動手段)によって幅方向他端側に移動された用紙Pの幅方向一端側が下方に落下して傾いて積載されるように形成されている。具体的に、傾斜トレイ部38は、幅方向一端側(図3の右側である。)が幅方向他端側(図3の左側である。)に比べて下方になるように傾斜面(積載面)が形成されている。また、傾斜トレイ部38には、幅方向一端側に、用紙Pの幅方向一端側を突き当てるために突当部41(後端基準フェンス)が形成されている。
また、傾斜トレイ部38には、用紙Pの排出方向(図3の紙面垂直方向であって、図4の上下方向である。)の両端部を挟み込んで用紙Pの排出方向の位置を整合する第2フェンス対40(ジョガーフェンス)が設けられている。図示は省略するが、第2フェンス対40は、傾斜トレイ部38に固定されたガイド軸に挿入され、タイミングベルトを介してステッピングモータに連結されており、ステッピングモータの正逆回転駆動により排出方向の直線往復移動をおこなえるように構成されている。また、第2フェンス対40は、それぞれ独立した駆動をおこなえるように構成されている。
そして、「シフトモード」が選択されている場合において、揺動機構39(第2移動手段)によって傾斜トレイ部38に用紙Pが落下・載置されると、揺動ローラ39a(第2移動手段)が逆転駆動されて用紙Pが幅方向一端側に向けて搬送されて、用紙Pの幅方向一端側が突当部41に突き当たり、幅方向の整合処理がおこなわれる。さらに、このとき、第2フェンス対40による用紙Pの排出方向の整合処理がおこなわれる。このときの、第2フェンス対40による整合位置は、所定枚数毎に用紙Pを仕分けるために、所定枚数毎に所定量だけ排出方向に交互にずれるように設定される。
その後、揺動機構39の揺動ローラ39aが排紙ローラ59とともに第2移動手段として用紙Pを挟持・搬送して、傾斜トレイ部38上の用紙Pを積載トレイ部52に向けて排紙して、積載トレイ部52上に積載する。このとき、積載トレイ部52上における用紙Pの排出方向の積載位置は、第2フェンス対40の整合処理による整合位置となるため、積載トレイ部52上にて所定枚数毎に用紙Pが排出方向に交互にずれて仕分けられることになる。
ここで、積載トレイ部52は、揺動機構39(第2移動手段)によって幅方向他端側に移動されて積載トレイ部52に積載される複数の用紙Pの積載トレイ部52に対する排紙角度が一定になるように、その一部に昇降可能な昇降トレイ部52aが形成されている。
詳しくは、図3を参照して、積載トレイ部52は、幅方向他端側(図3の左側である。)に固定トレイ部が形成され、幅方向一端側(図3の右側である。)に昇降トレイ部52a(可動トレイ部)が形成されている。昇降トレイ部52aは、DCモータ55に連結されたカム・リンク機構56によって、支軸52a1を中心に回動して上下動するように構成されている。具体的に、昇降トレイ部52aは、上流側の端部が回動端となって支軸52a1を介して固定トレイ部に揺動可能に軸支され、カム・リンク機構56の作動端が昇降トレイ部52aに連結されている。そして、この昇降トレイ部52aは、積載トレイ部52に排紙された用紙Pの枚数が一定枚数に達すると、制御部からの指令によりDCモータ55が回転して、昇降トレイ部52aの自由端が下降するように変位する。
一方、昇降トレイ部52aの自由端に対向する位置には、積載トレイ部52上に積載された用紙Pを押えるための用紙押え53が配置されている。この用紙押え53は、ソレノイド54のオン・オフ動作により、用紙Pの押えを解除する動作と押える動作とを切り替えられるように構成されている。具体的に、用紙Pの搬送にあわせてソレノイド54がオンされて用紙押え53の押圧動作が解除され、用紙Pが排紙ローラ59の位置を通過するとソレノイド54がオフされて用紙押え53による押圧動作がおこなわれる。
なお、図示は省略するが、用紙押え53には、積載トレイ部52上に積載された用紙Pを検知する紙面センサが配置されている。そして、用紙押え53が用紙Pを押えている状態で紙面センサがオフ状態であるときに昇降トレイ部52aを紙面センサがオン状態になるまで上昇させて、紙面センサがオン状態であれば一旦紙面センサがオフ状態になるまで昇降トレイ部52aを下降させて、再度オン状態になるまで昇降トレイ部52aを上昇させることによって、用紙Pが積載された積載トレイ部52の高さを一定に保っている。
このように、積載トレイ部52上における用紙Pの積載状態に応じて昇降トレイ部52aの自由端を上下させて、揺動ローラ39aと排紙ローラ59とのニップ部から昇降トレイ部52aの積載面までの距離を一定に保つことにより、揺動ローラ39aから排紙される用紙Pが昇降トレイ部52aに接触する角度(排紙角度)を一定にすることができる。これにより、積載トレイ部52に積載される用紙Pの揃え品質(スタック性)を安定させることができるとともに、大量の枚数の用紙Pを積載することが可能になる。
<ステイプルモード>
「ステイプルモード」は、用紙Pを排紙するときに所定枚数毎にステイプル処理部50によって複数の用紙Pに綴じ処理をおこなって、排紙するモードである。
ここで、図3を参照して、ステイプル処理部50は、ドライバ部50aとクリンチ部50bとで構成されている。詳しくは、ステイプル処理部50は、突当部41に突き当たった状態で傾斜トレイ部38に積載された複数の用紙Pの幅方向一端側を挟むように、上下方向にクリンチ部50bとドライバ部50aとが分割されている。なお、クリンチ部50bとドライバ部50aとは、公知のものを用いることができて、本実施の形態では下方にドライバ部50aが設置され、上方にクリンチ部50bが設置されている。そして、ドライバ部50aに対してクランチ部50bが近接するように下方に向けて移動することで、複数の用紙Pに綴じ処理を施すことになる。
なお、ステイプル処理部50は、用紙Pに対する綴じ位置を可変できるように、不図示の移動機構によって、図4の上下方向に移動可能に構成されている。
また、ステイプル処理部50は、用紙Pに対して綴じ処理を施す前後に、クリンチ部50bとドライバ部50aとがシフトローラ31や揺動機構39による用紙の搬送を妨げない退避位置に移動するように制御されている。具体的に、クリンチ部50bは、綴じ処理時以外のときに、退避位置(図3に示す位置である。)に退避するように制御されることになる。
そして、「ステイプルモード」が選択されている場合において、揺動機構39(第2移動手段)によって傾斜トレイ部38に用紙Pが落下・載置されると、シフトモード時と同様に、揺動機構39(第2移動手段)が逆転駆動されて用紙Pが幅方向一端側に向けて搬送されて、用紙Pの幅方向一端側が突当部41に突き当たり、幅方向の整合処理がおこなわれる。さらに、このとき、シフトモード時と同様に、第2フェンス対40による用紙Pの排出方向の整合処理がおこなわれる。そして、このような処理が複数枚の用紙Pに対しておこなわれて、傾斜トレイ部38上に幅方向及び排出方向が整合された状態の複数の用紙P(ステイプル処理をおこなう用紙束である。)が積載された状態になる。そして、不図示の移動機構によって上下方向に移動可能に構成された押圧部材42(把持部材)が、綴じ処理が開始される直前に、複数の用紙Pの幅方向一端側を押圧して固定する。そして、押圧部材42によって固定(把持)された状態の用紙束に対して、クランチ部50bが下降してドライバ部50aとの間に挟みこむようにしてステイプル処理がおこなわれることになる。
その後、ステイプル処理が終了すると、クランチ部50bと押圧部材42とがそれぞれ上方の退避位置に移動する。さらに、揺動機構39の揺動ローラ39aが排紙ローラ59との間に用紙束を挟持した状態に変位して、揺動ローラ39aと排紙ローラ59とによって綴じ処理がされた複数の用紙P(用紙束)が積載トレイ部52に排紙される。
ここで、積載トレイ部52に向けて用紙束が排紙されるときに、ソレノイド54がオン状態になり用紙押え53が解除され、さらに昇降トレイ部52aが一定量下降される。そして、用紙束の後端が排紙ローラ59の位置を通過するタイミングで、ソレノイド54をオフ状態にして用紙押え53による用紙束の押さえをおこなう。さらに同じタイミングで、揺動機構39を上昇させて、次の用紙Pの受入れに備える。
こうして、積載トレイ部52上には、揃え品質(スタック性)が安定した用紙束(綴じ処理された複数の用紙P)が積載されることになる。
ここで、本実施の形態では、パンチ処理部32で穿孔処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第1フェンス対33と、ステイプル処理部50で綴じ処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第2フェンス対40と、を別々に設けた。
これに対して、図5及び図6を参照して、パンチ処理部32で穿孔処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第1フェンス部61a(第1フェンス対)と、ステイプル処理部50で綴じ処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第2フェンス部61b(第2フェンス対)と、を1つのフェンス対61として一体化することもできる。具体的に、フェンス対61において、パンチ処理部32に対する搬送面よりも上方に突出した部分であって、幅方向一端側の部分(第1フェンス部61aである。)は、パンチ処理部32で穿孔処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第1フェンス対として機能する。また、フェンス対61において、傾斜トレイ部38の積載面よりも上方に突出した部分(第2フェンス部61bである。)は、ステイプル処理部50で綴じ処理される直前の用紙Pの排出方向の位置を整合する第2フェンス対として機能する。そして、第1フェンス部61aと第2フェンス部61bとが一体化されたフェンス対61は、本実施の形態における第1フェンス対33の動作と同じように動作するとともに、第2フェンス対40の動作と同じように動作することになる。このように、第1フェンス部61aと第2フェンス部61bとが一体化されたフェンス対61を用いることで、フェンス対61を駆動する移動機構を1つにすることができるため、装置が小型化・低コスト化されることになる。
なお、図5及び図6は、それぞれ、本実施の形態における図3及び図4に対応するもので、フェンス対61以外の部材は本実施の形態のものと同様に構成され動作するために、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、排紙部に排出される用紙Pを幅方向一端側に設置されたパンチ処理部32向けて移動させるシフトローラ31(第1移動手段)や、パンチ処理部32で穿孔処理された用紙Pを幅方向他端側に向けて移動させる揺動機構39(第2移動手段)や、幅方向他端側に移動された用紙Pの幅方向一端側が下方に落下して傾いて積載されてクリンチ部50bとドライバ部50aとに分割されたステイプル処理部50によって綴じ処理される傾斜トレイ部38や、綴じ処理された複数の用紙Pであって揺動機構39(第2移動手段)によって幅方向他端側に移動された複数の用紙Pが積載される積載トレイ部52、を設けている。これにより、長手方向を排出方向として排紙部に排紙される用紙Pの短手方向一端側に穿孔処理や綴じ処理を施すことができて、後処理装置30が比較的小型化され、画像形成装置本体1の排紙部にコンパクトに設置することができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置本体(装置本体)、
4 画像読取部、
30 後処理装置、
31 シフトローラ(第1移動手段)、
32 パンチ処理部、
33 第1フェンス対、
38 傾斜トレイ部、
39 揺動機構(第2移動手段)、
39a 揺動ローラ、
40 第2フェンス対(ジョガーフェンス)、
41 突当部、
42 押圧部材(把持部材)、
50 ステイプル処理部、
50a ドライバ部、 50b クランチ部、
52 積載トレイ部、
52a 昇降トレイ部、
59 排紙ローラ(第2移動手段)、
P 用紙(記録媒体)。
特開2010−47419号公報 特許第4199203号公報 特許第4330309号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置本体から用紙が排出される排紙部に設置される後処理装置であって、
    前記排紙部に排出される用紙を排出方向に搬送しながら当該排出方向に対して直交する幅方向の一端側に向けて移動させる第1移動手段と、
    前記第1移動手段によって幅方向一端側に移動される用紙に対して当該幅方向一端側に設置されて、当該用紙の前記幅方向一端側に穿孔処理を施すパンチ処理部と、
    前記パンチ処理部で穿孔処理された用紙を前記幅方向の他端側に向けて移動させる第2移動手段と、
    前記第2移動手段によって幅方向他端側に移動された用紙の前記幅方向一端側が下方に落下して傾いて積載されるとともに、当該用紙の前記幅方向一端側が突当部に突き当たるように形成された傾斜トレイ部と、
    前記突当部に突き当たった状態で前記傾斜トレイ部に積載された複数の用紙の前記幅方向一端側を挟むように上下方向にクリンチ部とドライバ部とが分割されて、前記ドライバ部に対して前記クランチ部が近接するように相対的に移動して当該複数の用紙に綴じ処理を施すステイプル処理部と、
    前記第2移動手段に対して前記幅方向他端側に設置されるとともに、前記ステイプル処理部で綴じ処理された前記複数の用紙であって前記第2移動手段によって前記幅方向他端側に移動された前記複数の用紙が積載される積載トレイ部と、
    を備えたことを特徴とする後処理装置。
  2. 前記第2移動手段は、用紙を前記幅方向一端側に向けても移動できるように形成され、前記傾斜トレイ部に積載される用紙の前記幅方向一端側が前記突当部に突き当たるように当該用紙を前記幅方向一端側に向けて移動することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記傾斜トレイ部は、前記ステイプル処理部によって綴じ処理される直前に複数の用紙の前記幅方向一端側を押圧して固定する押圧部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記パンチ処理部で穿孔処理される直前の用紙の前記排出方向の両端部を挟み込んで当該用紙の前記排出方向の位置を整合する第1フェンス対を具備し、
    前記ステイプル処理部で綴じ処理される直前の用紙の前記排出方向の両端部を挟み込んで当該用紙の前記排出方向の位置を整合する第2フェンス対を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記第1フェンス対と前記第2フェンス対とが一体化されたことを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
  6. 前記積載トレイ部は、前記第2移動手段によって前記幅方向他端側に移動されて当該積載トレイ部に積載される複数の用紙の当該積載トレイ部に対する排紙角度が一定になるように、その一部又は全部が昇降可能に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の後処理装置。
  7. 前記ステイプル処理部は、用紙に対して綴じ処理を施す前後に、前記クリンチ部と前記ドライバ部とが前記第1移動手段及び前記第2移動手段による用紙の搬送を妨げない退避位置に移動していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の後処理装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の後処理装置が前記画像形成装置本体の前記排紙部に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記排紙部の上方の位置に前記後処理装置を挟むように、画像情報を読み取る画像読取部が設置されたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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