JP6746668B2 - 用紙処理装置、画像形成システム、及び綴じ処理方法 - Google Patents
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Description
図1は、画像形成システムの概略構成図である。画像形成システム1は、画像読取装置2、画像形成装置3、操作部40、及び用紙処理装置50を備える。画像形成システム1は、操作部40或いは不図示のネットワークを介して外部装置により、印刷や複写等のジョブの設定が行われる。画像形成システム1は、複写ジョブであれば画像読取装置2により読み取られた原稿に基づいて生成される画像データに基づいて、印刷ジョブであれば外部装置から受信する画像データに基づいて、画像形成装置3により画像形成処理を行う。用紙処理装置50は、画像形成装置3により画像形成された用紙の後処理を行う後処理装置である。本実施形態の用紙処理装置50は、画像形成された用紙を複数枚束ねた用紙束に対して、金属針等の締結部材を用いない針無し綴じ処理を行う。用紙処理装置50は、画像形成装置3の排紙部に設けられ、画像形成装置3と協働して動作する。
ロータリ現像ユニット13は、感光体ドラム11に形成された静電潜像にマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色トナーを付着させて、トナー像を形成する。ロータリ現像ユニット13は、現像器13K、現像器13Y、現像器13M、現像器13Cを有し、不図示のモータにより回転可能である。現像器13Kはブラックのトナー、現像器13Yはイエローのトナー、現像器13Mはマゼンタのトナー、現像器13Cはシアンのトナーを、それぞれ感光体ドラム11に付着させる。感光体ドラム11にモノクロのトナー像を形成する場合、感光体ドラム11と近接する現像位置に現像器13Kを回転移動させて現像を行う。感光体ドラム11にフルカラーのトナー像を形成する場合、ロータリ現像ユニット13が回転することで、各現像器13K、13Y、13M、13Cが現像位置に順に配置されて現像を行う。
用紙処理装置50は、針無し綴じ部52の他に、用紙検知センサ56、処理トレイ57、搬送部58、パドルローラ59、戻しローラ60、束だし部材61、後端整合板62、及び整合板64、65を備える。
針無し綴じ部52は、針無し綴じモータ75により駆動されて針無し綴じ処理を行う。針無し綴じモータ75による駆動力は、ギアを組み合わせて構成される減速機構91を介して針無し綴じ部52に供給される。針無し綴じモータ75は、本実施形態ではDCブラシ付きモータである。針無し綴じモータ75の出力軸には、モータの回転速度を計測するためのエンコーダセンサ90が設けられる。エンコーダセンサ90は光学式センサであり、針無し綴じモータ75の出力軸上の円盤に設けられたスリットを検知し、モータ回転速度に応じて周期が変動するパルス信号を出力する。本実施形態の円盤はスリット数が18スリット/周で構成される。
ωm[rad/s] = 2×π×(1/Te[sec])/18 …(1)
式(1)の数値「18」は、針無し綴じモータ75の出力軸上の円盤に設けられたスリットの数である。この数値は、スリット数に応じて変動する。
Kt = Ke …(2)
Ke = V/ωm …(3)
Kt[Nm/A] = Ke = V[V]/ωm[rad/s] …(4)
I1[A] = Tm[Nm]/Kt[Nm/A] …(5)
I2 = I1×α …(6)
I3 = I1×β …(7)
I2 > I1 > I3であり、α、βは所定の定数である。
CPU162は、時刻t3が経過したか否かを判断する(S710)。時刻t3を経過していない場合(S710:N)、CPU162は、リミット検知信号が検知されたか否かを判断する(S711)。リミット検知信号が検知されない場合(S711:N)、CPU162は、時刻t3が経過したか否かの判断を続ける。
第1実施形態では、電流制限回路100が、針無し綴じモータ75の駆動電流Iがリミット検知信号に応じた電流値に達した時点で、CPU162にリミット検知信号を送信している。第2実施形態では、針無し綴じモータ75の回転速度が所定値以下に変化したことを検知して、CPU162にリミット検知信号が入力される。つまり、上アーム95が所定の押圧力で針無し綴じ処理を行うことを検知するために、第1実施形態では針無し駆動モータ75の駆動電流Iを用い、第2実施形態では針無し綴じ駆動モータ75の回転速度を用いる。
Claims (10)
- 複数枚の用紙からなる用紙束を、締結部材を用いずに一対の押圧部材で押圧することで綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
前記押圧部材が前記用紙束を押圧するための駆動力を発生する駆動手段と、
前記駆動手段を駆動する駆動電流を供給する駆動制御手段と、
前記駆動制御手段が供給する前記駆動電流を所定の電流値に制限する電流制限手段と、
前記一対の押圧部材が前記用紙束を押圧する過程で前記駆動電流の値が前記所定の電流値に達することに応じて検知信号を出力する検知手段と、
前記電流制限手段に前記所定の電流値を設定し、前記検知手段から前記検知信号が出力されるタイミングに応じて、設定した前記所定の電流値を調整する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記所定の電流値を第1の厚さの用紙束に対応する第1の電流値に設定した状態で、
前記検知信号が出力されるタイミングが第1の期間よりも後の第2の期間であれば、前記所定の電流値を、前記第1の電流値よりも小さく、前記第1の厚さよりも薄い第2の厚さの用紙束に対応する第2の電流値に変更して前記一対の押圧部材による押圧を継続させ、
前記検知信号が出力されるタイミングが第1の期間よりも前の第3の期間であれば、前記所定の電流値を、前記第1の電流値よりも大きく、前記第1の厚さよりも厚い第3の厚さの用紙束に対応する第3の電流値に変更し、前記一対の押圧部材による押圧を継続することを特徴とする、
用紙処理装置。 - 前記制御手段は、前記検知信号が前記第1の期間、前記第2の期間、及び前記第3の期間のいずれでも出力されないときに、前記綴じ処理手段による前記綴じ処理を停止することを特徴とする、
請求項1記載の用紙処理装置。 - 前記制御手段は、前記検知信号が前記第1の期間、前記第2の期間、及び前記第3の期間のいずれでも出力されないときに、前記綴じ処理を停止したことを通知することを特徴とする、
請求項2記載の用紙処理装置。 - 前記制御手段は、前記検知信号が出力されるタイミングが前記第1の期間であれば、前記所定の電流値を前記第1の電流値に維持することを特徴とする、
請求項1〜3のいずれか1項記載の用紙処理装置。 - 前記駆動手段の回転速度を検知する速度検知手段を有し、
前記制御手段は、前記駆動手段が駆動を開始してから所定時間経過後に前記速度検知手段により検知される回転速度と前記駆動手段に印加される駆動電圧とに基づいて前記第1の電流値を決定することを特徴とする、
請求項1〜4のいずれか1項記載の用紙処理装置。 - 前記駆動手段の回転速度を検知する速度検知手段を有し、
前記制御手段は、前記検知信号が出力され、且つ前記速度検知手段により検知される回転速度が0になると、前記綴じ処理手段による押圧を所定期間維持した後に、前記綴じ処理手段による押圧が解除されるように前記駆動制御手段を制御することを特徴とする、
請求項1〜4のいずれか1項記載の用紙処理装置。 - 前記綴じ処理手段は、前記用紙束の一部に凹凸を形成する凹部及び凸部を有する歯型を備え、前記歯型により前記用紙束を押圧することで前記綴じ処理を行うことを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項記載の用紙処理装置。 - 前記用紙処理装置は、印刷ジョブに基づいて画像形成装置により画像が形成された複数枚の用紙からなる用紙束に綴じ処理を行い、
前記制御手段は、前記印刷ジョブで設定される用紙束の枚数に基づいて前記第1の電流値を設定することを特徴とする、
請求項1〜7のいずれか1項記載の用紙処理装置。 - 請求項1〜8のいずれか1項記載の用紙処理装置と、
用紙に画像を形成して前記用紙処理装置に排出する画像形成手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成システム。 - 複数枚の用紙からなる用紙束を、締結部材を用いずに一対の押圧部材で押圧することで綴じ処理を行う綴じ処理手段と、
前記押圧部材が前記用紙束を押圧するための駆動力を発生する駆動手段と、
前記駆動手段を駆動する駆動電流を供給する駆動制御手段と、
前記駆動制御手段が供給する前記駆動電流を所定の電流値に制御する電流制限手段と、
前記一対の押圧部材が前記用紙束を押圧する過程で前記駆動電流の値が前記所定の電流値に達することに応じて検知信号を出力する検知手段と、を備えた装置により実行される方法であって、
前記所定の電流値を第1の厚さの用紙束に対応する第1の電流値に設定した状態で、前記検知信号が出力されるタイミングが第1の期間よりも後の第2の期間であれば、前記所定の電流値を、前記第1の電流値よりも小さく、前記第1の厚さよりも薄い第2の厚さの用紙束に対応する第2の電流値に変更して前記一対の押圧部材による押圧を継続させ、
前記所定の電流値を第1の厚さの用紙束に対応する第1の電流値に設定した状態で、前記検知信号が出力されるタイミングが第1の期間よりも前の第3の期間であれば、前記所定の電流値を、前記第1の電流値よりも大きく、前記第1の厚さよりも厚い第3の厚さの用紙束に対応する第3の電流値に変更して前記一対の押圧部材による押圧を継続させる
ことを特徴とする、
綴じ処理方法。
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