JP2010182592A - 点灯制御装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】異常の原因を特定しやすい点灯制御装置及びプロジェクターを提供すること。
【解決手段】光源(光源ランプ)211の点灯を制御する点灯制御装置3であって、光源211に電力を供給する点灯手段31と、点灯手段31を制御する制御手段33と、点灯制御装置3の駆動状態を検出する検出手段32とを備え、制御手段33は、記憶部と、検出手段32により検出された駆動状態に基づいて、異常が生じたか否かを判定する判定部と、判定部により異常が生じたと判定されると、当該異常に関する異常関連情報を記憶部に記憶させる情報設定部とを備える。これによれば、当該異常関連情報を取得して解析することにより、点灯制御装置で生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源の点灯を制御する点灯制御装置、及び、当該点灯制御装置を備えるプロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を変調して、画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するプロジェクターが知られている。このような光源として、超高圧水銀ランプ等の放電型の光源ランプが採用されることが多く、プロジェクターは、光源ランプに電力を供給して点灯を制御する点灯制御装置と、当該点灯制御装置を含むプロジェクター全体を制御する制御装置とを備えている。
近年、プロジェクターには高機能化が要望され、当該プロジェクターの構成も複雑化している。また、これに伴って、プロジェクターに発生する異常(障害)も複雑化しており、異常の原因特定が複雑化している。そこで、異常が発生した際の情報(異常ログ情報)を記憶及び表示するプロジェクターが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプロジェクターは、異常が生じた構成及び種別ごとに、当該異常の件数をカウントし、異常ログ情報として記憶するほか、当該異常が生じた際のプロジェクター内の温度に関するログ情報(温度ログ情報)を記憶する。そして、これら異常ログ情報及び温度ログ情報を、必要に応じて表示する。
特開2008−116810号公報
しかしながら、前述の特許文献1に記載のプロジェクターでは、異常が生じた構成を特定しやすいものの、当該異常の原因を特定しにくいという問題がある。例えば、プロジェクターに生じる異常として、光源ランプの点灯異常が挙げられるが、当該点灯異常の原因は、点灯制御装置の内部温度異常や、光源ランプの寿命、欠陥及び接点不良等、複数挙げられる。このため、異常の原因をより特定しやすい構成が望まれてきた。
本発明の目的は、異常の原因を特定しやすい点灯制御装置及びプロジェクターを提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の点灯制御装置は、光源の点灯を制御する点灯制御装置であって、前記光源に電力を供給する点灯手段と、前記点灯手段を制御する制御手段と、当該点灯制御装置の駆動状態を検出する検出手段とを備え、前記制御手段は、記憶部と、前記検出手段により検出された前記駆動状態に基づいて、異常が生じたか否かを判定する判定部と、前記判定部により異常が生じたと判定されると、当該異常に関する異常関連情報を前記記憶部に記憶させる情報設定部と、を備えることを特徴とする。
ここで、光源としては、超高圧水銀ランプ等の放電型の光源ランプを挙げることができるほか、LED(Light Emitting Diode)等の固体光源を挙げることができる。
本発明によれば、検出手段により検出された点灯制御装置の駆動状態に基づいて、判定部により異常が生じたと判定された際に、当該異常に関する異常関連情報が、情報設定部により記憶部に記憶される。これによれば、記憶部を参照して異常関連情報を取得し、当該異常関連情報を解析するで、点灯制御装置に生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
本発明では、前記情報設定部は、前記異常が生じるまでの所定期間内の前記駆動状態に基づく駆動情報を、前記異常関連情報として前記記憶部に記憶させる駆動情報設定部を備えることが好ましい。
ここで、所定期間内の駆動状態は、判定部により異常が生じたと判定された直前のタイミングの駆動状態でもよく、或いは、点灯制御装置の駆動開始時から、異常が生じたと判定されるまでの期間の駆動状態でもよい。すなわち、所定期間は、記憶部の記憶容量等に応じて適宜設定してよい。
本発明によれば、判定部により異常が生じたと判定されるまでの所定期間内の駆動状態に基づく駆動情報が、駆動情報設定部により、異常関連情報として記憶部に記憶される。これによれば、当該駆動情報を参照することにより、異常が生じた際の点灯制御装置の駆動状態を適切に把握することができる。従って、点灯制御装置に生じた異常の原因を一層特定しやすくすることができる。
本発明では、前記制御手段は、前記判定部により異常が生じたと判定されると、前記駆動状態に基づいて異常の原因を特定する原因特定部を備え、前記情報設定部は、特定された前記原因を示す原因情報を、前記異常関連情報として前記記憶部に記憶させる原因情報設定部を備えることが好ましい。
本発明によれば、検出された点灯制御装置の駆動状態に基づいて、原因特定部により異常の原因が特定され、原因情報設定部により、当該原因を示す原因情報が異常関連情報として記憶部に記憶される。これによれば、当該原因情報を参照することにより、異常の原因を迅速に把握することができる。従って、異常の原因特定に要する時間を短縮することができ、点灯制御装置の内的要因による異常の場合に、より効果的である。
本発明では、前記判定部は、検出された前記駆動状態の推移に基づいて、異常が生じたか否かを判定することが好ましい。
ここで、例えば、光源として、前述の光源ランプを採用し、点灯制御装置が交流電流を供給することで、当該光源ランプを点灯させる場合には、電流が一方向のみに導通する片電極放電が生じる場合がある。このような片電極放電は、光源ランプの始動期間(光源ランプの一対の電極の先端間でアーク放電が開始されるまでの期間)では異常な事象ではない。しかしながら、始動期間後の定常期間(当該先端間でのアーク放電が安定した期間)では異常な事象である。このように、光源及び点灯制御装置に生じる事象は、これらの駆動状態の推移に基づいて、異常であるか否かを判定する必要がある。
これに対し、本発明では、判定部が、検出された点灯制御装置の駆動状態の推移に基づいて異常が生じたか否かを判定する。これによれば、生じた事象が異常な事象であるか否かを適切に判定することができる。
本発明では、前記検出手段は、前記光源に供給する電力の電流値及び電圧値、内部温度、並びに、当該点灯制御装置に入力される電力の電圧値の少なくともいずれかを検出することが好ましい。
本発明によれば、例えば、検出手段が、光源に供給する電力の電流値を検出することにより、前述の片電極放電等、光源の点灯に関する異常を判定することができる。また、検出手段が、当該電力の電圧値を検出することにより、接点異常及び光源の寿命等を判定することができる。更に、検出手段が、点灯制御装置の内部温度を検出することにより、温度異常を判定することができ、加えて、点灯制御装置に入力される電力の電圧値を検出することで、過電圧等を判定することができる。従って、検出手段による検出結果に基づいて、異常が生じたか否かを適切に判定することができるので、当該異常の原因を迅速に特定することができ、異常に対する処置を速やかに行うことができる。
また、本発明のプロジェクターは、光源と、当該光源から射出された光を変調して、画像情報に応じた画像光を形成する光変調装置と、当該画像光を投射する投射光学装置とを備えたプロジェクターであって、前記光源を点灯させる前述の点灯制御装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述の点灯制御装置と同様の効果を奏することができ、光源及び点灯制御装置に生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
本発明では、当該プロジェクターを制御する制御装置を備え、前記制御手段は、前記判定部により異常が生じたと判定されると、当該異常が生じたことを示す異常発生信号を前記制御装置に送信する信号送信部を備え、前記制御装置は、本体側記憶部と、前記異常発生信号を受信すると、前記異常関連情報を取得して、前記本体側記憶部に記憶させる情報取得部と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、異常発生信号が受信されると、情報取得部が、点灯制御装置の記憶部に記憶された異常関連情報を取得して本体側記憶部に記憶させる。これによれば、点灯制御装置と制御装置とで、同じ異常関連情報を保持することができる。従って、当該情報のバックアップを図ることができる。
ここで、点灯制御装置と制御装置とは一般的に絶縁される必要があり、これらの間の通信を常時行うことは難しい。これに対し、異常発生信号が受信された際に、情報取得部が点灯制御装置から異常関連情報を取得するので、制御装置が光源の点消灯を指示する場合のほか、異常が生じた場合に制御装置と点灯制御装置との通信を行えばよいので、これらの間の通信を常時行う必要はない。従って、従来の構成を大きく変更せずに、前述の効果を奏することができるプロジェクターを構成することができる。
また、制御装置が備える本体側記憶部は、点灯制御装置の記憶部に比べて記憶容量を大きくすることが容易である。また、本体側記憶部の記憶容量を大きくすることにより、点灯制御装置にて異常が複数回生じた場合でも、それぞれの異常に関する情報を本体側記憶部に記憶させることができる。
すなわち、点灯制御装置の記憶部及び本体側記憶部が、それぞれ1回分の異常に関する異常関連情報のみを記憶可能な記憶容量を有している場合には、光源及び点灯制御装置にて異常が生じるたびに、記憶部及び本体側記憶部の記憶内容が上書きされ、以前の異常に関する異常関連情報が消えてしまう。これに対し、本体側記憶部が、記憶部より大きな記憶容量を有し、かつ、異常関連情報を複数記憶可能な記憶容量を有していれば、点灯制御装置に異なる異常が複数回生じた場合でも、それぞれの異常関連情報を、制御装置が保持することができる。従って、異常の原因を一層特定しやすくすることができるほか、異常に対する処置を一層迅速に行うことができる。
本発明では、当該プロジェクターの駆動状態を検出する本体側検出手段を備え、前記制御装置は、前記異常発生信号を受信すると、当該異常発生信号を受信するまでの所定期間内に前記本体側検出手段により検出された駆動状態に基づく本体側駆動情報を、前記情報取得部により取得された前記異常関連情報に関連付けて前記本体側記憶部に記憶させる本体側情報設定部を備えることが好ましい。
ここで、所定期間内の駆動状態は、前述の場合と同様に、異常発生信号が受信された直前のタイミングの駆動状態でもよく、或いは、プロジェクターの駆動開始時(電源投入時)から、異常発生信号が受信されるまでの期間の駆動状態でもよい。すなわち、所定期間は、本体側記憶部の記憶容量等に応じて適宜設定してよい。
また、プロジェクターの駆動状態としては、プロジェクター内外の温度や、当該プロジェクターの構成を冷却するための冷却装置の駆動状態、更には、プロジェクター外部から入力される商用電力の電圧値等を例示することができる。
ここで、例えば、点灯制御装置内部の温度が異常の原因とされた際に、前述の冷却装置の駆動が適切に行われていない場合には、当該異常の本質的な原因は、冷却装置の駆動異常である可能性がある。このような場合に対し、本発明では、本体側情報設定部が、異常発生信号が受信されるまでの所定期間内のプロジェクターの駆動状態に基づく本体側駆動情報を、情報取得部により取得された異常関連情報に関連付けて本体側記憶部に記憶する。これによれば、当該本体側記憶部の記憶内容を参照することで、光源及び点灯制御装置で異常が生じた際のプロジェクター及び点灯制御装置の状態を把握しやすくすることができる。従って、異常の本質的な原因を特定しやすくすることができるほか、プロジェクターの設計に有益な情報を得ることができる。
本発明では、前記制御装置は、取得された前記異常関連情報を、当該プロジェクターに接続された外部機器に送信する送信部を備えることが好ましい。
ここで、外部機器としては、例えば、プロジェクターにUSB(Universal Serial Bus)接続されるUSBメモリー及びPC(Personal Computer)等を挙げることができる。なお、PCを接続する場合には、LAN(Local Area Network)接続としてもよく、或いは、RS−232(Recommended Standard 232)端子等の接続端子を介して接続してもよい。また、USB接続及びLAN接続を行う場合には、有線でも無線でもよい。
更に、外部機器への情報の送信は、情報取得部により、前述の情報が取得されたタイミングでもよく、或いは、使用者等により、所定の操作が行われたタイミングでもよい。
本発明によれば、取得された異常関連情報が、送信部により外部機器に送信されるので、送信された異常関連情報に基づいて、生じた異常の解析を行い易くすることができる。
また、プロジェクターは、天井等の設置場所に固定された状態で利用される場合があるが、このような場合に、プロジェクターを設置場所から取り外すことは煩雑な作業を要する。これに対し、本発明では、プロジェクターに接続された外部機器に当該異常関連情報が送信されるので、当該異常関連情報の抽出を行い易くすることができる。従って、当該外部機器を用いて異常の解析を行うことができ、原因の解析処理を一層容易に行うことができる。
本発明では、取得された前記異常関連情報を報知する報知手段を備えることが好ましい。
このような報知手段としては、当該情報を表示する表示手段や、音声にて報知する音声出力手段、印刷手段等を挙げることができる。また、当該表示手段として、液晶パネル等により構成され、プロジェクターの外部から観察可能な表示手段を挙げることができるほか、光源の駆動が可能であれば、当該光源、光変調装置及び投射光学装置を利用することもできる。
更に、報知手段による報知は、前述の外部機器への送信の場合と同様に、異常関連情報が取得されたタイミングでもよく、或いは、使用者等により所定の操作が行われたタイミングでもよい。
本発明によれば、生じた異常に関する異常関連情報が報知されるので、当該異常の原因の特定及び解析を行いやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図。 前記実施形態における制御手段の構成を示すブロック図。 前記実施形態における情報取得処理を示すフローチャート。
〔プロジェクターの構成〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、光源から射出された光束を変調して画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するものである。このプロジェクター1は、図1に示すように、表示装置2、点灯制御装置3、制御装置4、送受信手段5、電源装置6、冷却装置7、検出装置8及びこれらを内部に収納する筐体9を備えている。
〔表示装置の構成〕
このうち、表示装置2は、本発明の報知手段を兼ねており、後述する制御装置4から入力される駆動信号に応じた画像光を形成及び投射する。この表示装置2は、光源装置21、光変調装置22及び投射光学装置23を備えている。
光源装置21は、本発明の光源としての光源ランプ211と、当該光源ランプ211から射出された光を反射する反射鏡(図示省略)とを備えている。この光源ランプ211に設けられたコネクター(図示省略)は点灯制御装置3に接続され、当該光源ランプ211は、点灯制御装置3から供給されるランプ電力により点灯する。
光変調装置22は、光源装置21から射出された光束を変調して画像光を形成する液晶パネルと、入力される駆動信号に応じて液晶パネルを駆動するドライバーとを備えて構成されている。なお、光変調装置22は、液晶パネルを備える構成に限定されるものではなく、例えば、マイクロミラーを用いたデバイス等、液晶以外の構成を採用してもよい。
投射光学装置23は、形成された画像光を投射面上に拡大投射するものであり、鏡筒と、当該鏡筒内に収納される複数のレンズとを備えた組レンズとして構成されている。
〔送受信手段の構成〕
送受信手段5は、筐体9外に露出した複数の端子を備え、当該端子を介して接続される外部機器と、制御装置4とのデータ及び信号の通信を仲介する。このような端子としては、DVI(Digital Visual Interface)端子及びHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子等の映像端子の他、USB(Universal Serial Bus)端子及びLAN(Local Area Network)端子を備えている。そして、当該映像端子には、PC等の画像供給装置11が接続され、また、USB端子には、他の外部機器12が接続されている。
〔電源装置の構成〕
電源装置6は、電源ケーブルを通して外部から供給された電力を、当該プロジェクター1の構成部品に供給する。この電源装置6は、図示を省略したが、入力される商用交流電流を直流電流に変換する一次側電力供給系と、当該一次側電力供給系によって直流変換された電力を、供給先の構成部品に応じて変圧する二次側電力供給系とに区分される。なお、後述する点灯制御装置3は、一次側電力供給系に接続されている。
〔冷却装置の構成〕
冷却装置7は、プロジェクター1の構成部品を冷却する。この冷却装置7は、複数のファンにより構成され、プロジェクター1の外部から吸引した冷却空気を当該各構成部品に送風し、当該各構成部品の冷却に供せられて熱せられた冷却空気を、外部に排出する。
〔検出装置の構成〕
検出装置8は、本発明の本体側検出手段に相当し、プロジェクター1の駆動状態を検出する。具体的に、検出装置8は、複数のセンサーを備え、これら各センサーにより、筐体9外の温度、及び、筐体9内の複数個所の温度を測定するほか、前述の冷却装置7を構成する各ファンの回転速度、及び、電源装置6に入力される商用電源の電圧値を測定する。この検出装置8は、後述する制御装置4と接続されており、当該制御装置4に検出結果を出力する。
〔点灯制御装置の構成〕
点灯制御装置3は、前述した光源ランプ211に安定した電圧で電力を供給するための光源駆動用回路である。この点灯制御装置3は、前述の一次側電力供給系から供給される電流を光源ランプ211に供給する点灯手段31と、点灯制御装置3の駆動状態を検出する検出手段32と、当該点灯制御装置3の駆動を制御する制御手段33とを備えている。
〔点灯手段の構成〕
点灯手段31は、詳しい図示を省略するが、電源装置6から供給される電流の流れる順に、ダウンコンバーター、インバーターブリッジ及びイグナイター回路を備えている。そして、当該点灯手段31は、制御手段33から入力される電気信号(ダウンコンバーターに入力され、かつ、電圧レベルを決定する電圧信号、及び、インバーターブリッジに入力されるパルス信号等)により、駆動が制御される。
このうち、ダウンコンバーターは、高周波ノイズを除去するとともに、供給された直流電流を降圧及び整流する。具体的には、略300〜400Vで入力される直流電流を、光源ランプ211の点灯に適した略50〜150Vに降圧する。このようなダウンコンバーターは、直列接続されるコイル素子及びダイオードと、これらの回路素子から分岐して接続されるトランジスターおよびコンデンサーとを備えて構成される。
インバーターブリッジは、直流電流を交流矩形波電流に変換する。このインバーターブリッジは、一対のトランジスターを2つ、計4つのトランジスターを備えるブリッジ回路として構成されている。このブリッジ回路には、ダウンコンバーターを経て整流された直流電流が供給され、各トランジスターにパルス信号を与えると、一方の一対のトランジスターを含む経路と、他方の一対のトランジスターを含む経路とが交互に短絡して電流が流れ、これにより、光源ランプ211の一対の電極に交流矩形波電流が流れるようになる。
イグナイター回路は、光源ランプ211の電極間の絶縁破壊を行って、光源ランプ211の始動を促す回路として構成されている。
このイグナイター回路は、高圧パルス発生回路と、当該高圧パルス発生回路が一次側に接続されるパルストランスとを備え、当該高圧パルス発生回路で発生した高電圧パルスを、パルストランスの二次側で昇圧し、昇圧した電力を光源ランプ211に供給する。これにより、光源ランプ211の電極間の絶縁が破壊され、電気的導通が確保されて光源ランプ211の点灯が開始される。
〔検出手段の構成〕
検出手段32は、複数のセンサーを備え、当該各センサーにより検出される点灯制御装置3の駆動状態を、制御手段33に出力する。このようなセンサーとして、検出手段32は、点灯制御装置3内部の複数個所に設けられた温度センサー、当該点灯制御装置3に電源装置6から入力される電力の電圧値を検出する電圧センサー、並びに、光源ランプ211に供給されるランプ電力の電流値及び電圧値を検出する電流センサー及び電圧センサーを備えている。
〔制御手段の構成〕
図2は、制御手段の構成を示すブロック図である。
制御手段33は、検出手段32による検出結果に基づいて、点灯手段31の駆動を制御し、もって光源ランプ211の点灯を制御する。また、制御手段33は、光源ランプ211及び点灯制御装置3に異常が生じたか否かを判定し、異常が生じたと判定した場合には、これらの駆動情報及び原因情報を記憶するとともに、後述する制御装置4に当該各情報を送信する。
このような制御手段33は、図2に示すように、点灯制御部331、駆動状態取得部332、判定部333、原因特定部334、情報設定部335、信号送信部336、情報送信部337及び記憶部338を備えている。
このうち、記憶部338は、不揮発性メモリーで構成され、制御手段33の動作に必要な各種プログラム及びデータを記憶している。また、記憶部338は、情報設定部335により設定される異常関連情報(駆動情報及び原因情報)を記憶する。このため、例えば、異常等により電源装置6からの電力供給が停止された場合や、プロジェクター1から点灯制御装置3が取り外された場合でも、記憶部338に記憶された異常関連情報は保持されたままとなり、当該記憶部338から異常関連情報を取得することが可能である。
点灯制御部331は、点灯手段31の駆動を制御する。具体的に、点灯制御部331は、前述の電圧信号及びパルス信号を出力することで、点灯手段31を駆動させ、光源ランプ211を点灯させる。また、点灯制御部331は、判定部333により異常が生じたと判定された場合には、点灯手段31により、光源ランプ211を消灯させる。
駆動状態取得部332は、前述の検出手段32からの情報(点灯制御装置3の駆動状態を示す情報)を取得する。ここで、駆動状態取得部332は、ランプ電力の電流値及び電圧値を取得する際には、検出手段32により検出された電流値及び電圧値から、直近の所定期間内のサンプルを複数(例えば10個)取得し、これらを検出された電流値及び電圧値として保持する。なお、前述の内部温度及び入力電圧についても同様である。
判定部333は、駆動状態取得部332により取得された情報に基づいて、光源ランプ211及び点灯制御装置3に異常が生じたか否かを判定する。この判定部333は、これら光源ランプ211及び点灯制御装置3の駆動状態の推移に基づいて、異常が生じたか否かを判定する。
この判定部333は、例えば、検出手段32により検出されたランプ電流の電流値に基づいて、判定時が光源ランプ211の始動期間(光源ランプ211を構成する一対の電極間の絶縁破壊後、当該各電極の先端間でアーク放電が開始されるまでの期間)、立上期間(アーク放電を安定させるのに必要な期間)及び定常期間(アーク放電が安定した期間)のどの状態にあるかに応じて、異常と判定する条件を変える。
詳述すると、各電極に電流が導通していない状態(両電極放電停止状態)が検出された場合、判定部333は、始動期間では当該状態が3秒以上継続した場合に異常と判定し、立上期間及び定常期間では当該状態が1秒以上継続した場合に異常と判定する。
また、一方の電極から他方の電極にのみ電流が導通する状態(片電極放電状態)が検出された場合、判定部333は、始動期間及び立上期間では異常と判定せず、定常期間では当該状態が10秒以上継続した場合に異常と判定する。
更に、過電流が検出された場合、判定部333は、始動期間では異常と判定せず、立上期間及び定常期間では当該状態が1秒以上継続した場合に異常と判定する。
なお、異常と判定される前述の継続時間は適宜設定可能であり、異常判定の条件等は、適宜設定可能である。
原因特定部334は、判定部333により異常が生じたと判定された際に、当該異常の原因を特定する。例えば、前述の定常期間にて片電極放電状態が10秒以上継続したことで、判定部333により異常が生じたと判定された際には、原因特定部334は、当該異常の原因を、片電極放電と特定する。
情報設定部335は、判定部333により異常が生じたと判定された際に、当該異常に関連する異常関連情報を、記憶部338に記憶させる。この情報設定部335は、駆動情報設定部3351及び原因情報設定部3352を備えており、当該異常関連情報は、駆動情報設定部3351により設定される駆動情報と、当該駆動情報に関連付けて原因情報設定部3352により設定される原因情報とを含む情報である。
駆動情報設定部3351は、判定部333での判定に利用された検出手段32による検出結果に関する情報を、異常発生時の駆動情報として記憶部338に記憶させる。すなわち、当該駆動情報は、異常が生じたと判定されるまでの所定期間内に検出手段32により検出され、かつ、駆動状態取得部332により取得された点灯制御装置3の駆動状態に基づく情報である。
原因情報設定部3352は、原因特定部334により特定された原因を示す原因情報を、駆動情報設定部3351により設定された駆動情報と関連付けて、記憶部338に記憶させる。
信号送信部336は、判定部333により異常が生じたと判定された際に、異常が生じたことを示す異常発生信号を、後述する制御装置4に送信する。この信号送信部336は、異常が生じたと判定された際に点灯制御部331によって行われる光源ランプ211の消灯(異常消灯)とともに実行される。このため、当該異常発生信号には、異常の発生と、当該異常の発生による光源ランプ211の消灯との2つの意味が含まれる。
情報送信部337は、制御装置4からの後述する要求信号に応じて、記憶部338に記憶された異常関連情報を、当該制御装置4に送信する。
〔制御装置の構成〕
図1に戻り、制御装置4は、CPU(Central Processing Unit)等が実装された回路基板として構成され、電源装置6の二次側電力供給系から供給される電力により駆動し、点灯制御装置3を含むプロジェクター1全体を制御する。この制御装置4と点灯制御装置3とは、調歩式同期通信方式により接続され、本実施形態では、UART(Universal Asynchronous Receiver-Transmitter)を用いて接続されている。すなわち、制御装置4と点灯制御装置3との通信は、絶縁通信である。
このような制御装置4は、駆動制御部41、画像処理部42、受信判定部43、情報取得部44、情報設定部45、送信部46及び記憶部47を備えている。
このうち、記憶部47は、本発明の本体側記憶部に相当し、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備え、制御装置4での処理に必要な各種プログラム及びデータを記憶している。また、記憶部47は、情報取得部44により取得された前述の異常関連情報と、検出装置8により検出され、かつ、情報設定部45により取得された本体側駆動情報とを、それぞれ関連付けて記憶する不揮発性メモリーであるフラッシュメモリーを備えている。このため、記憶部47に記憶された異常関連情報及び本体側駆動情報は、プロジェクター1の電源がオフされた場合でも、記憶部47に保持されたままとなる。なお、このフラッシュメモリーは、複数回分の異常に応じた異常関連情報及び本体側駆動情報を記憶可能な記憶領域を有している。
駆動制御部41は、検出装置8から入力される検出結果に基づいて、プロジェクター1全体の動作を自律的に制御するほか、使用者の操作に応じた処理を実行する。例えば、駆動制御部41は、点灯制御装置3に光源ランプ211を点灯及び消灯させる信号を送信して、当該光源ランプ211を点灯及び消灯させる。また、駆動制御部41は、冷却装置7を構成する各ファンに駆動電力を供給し、当該駆動電力に応じた回転速度で各ファンを回転させ、プロジェクター1内部の構成部品を冷却させる。
画像処理部42は、送受信手段5により外部機器(例えば画像供給装置11)から受信された画像信号及び画像データ等の画像情報を処理して、当該画像情報に応じた画像を図示しないVRAM(Video RAM)上に描画する。この際、画像処理部42は、必要に応じて、描画された画像の補正を行う。そして、画像処理部42は、描画された画像に応じた駆動信号を、表示装置2に出力する。
また、画像処理部42は、前述の異常関連情報を表示する操作が使用者により行われた場合には、記憶部47に記憶された異常関連情報、及び、後述する本体側駆動情報(プロジェクター1の駆動情報)を含む画像を描画し、当該画像に応じた駆動信号を表示装置2に出力する。これにより、当該画像が表示装置2により表示される。すなわち、画像処理部42は、表示装置2とともに、本発明の報知手段を構成する。
受信判定部43は、点灯制御装置3から異常発生信号が受信されたか否かを判定する。
情報取得部44は、受信判定部43により異常発生信号が受信されたと判定された際に、点灯制御装置3に異常関連情報を要求する要求信号を送信する。そして、情報取得部44は、当該要求信号に応じて受信される異常関連情報を取得し、取得された異常関連情報を記憶部47に記憶させる。
情報設定部45は、本発明の本体側情報設定部に相当し、検出装置8により検出されたプロジェクター1の駆動状態を取得し、記憶部47に記憶させる。この情報設定部45は、受信判定部43により異常発生信号が受信されたと判定された場合には、当該異常発生信号が受信されるまでの所定期間内の検出された駆動状態を取得する。そして、情報設定部45は、当該駆動状態に基づく駆動情報(本体側駆動情報)を、情報取得部44により取得された異常関連情報に関連付けて記憶部47に記憶させる。
送信部46は、送受信手段5に接続された外部機器12(例えば、PCやUSBメモリー)に、記憶部47に記憶された異常関連情報及び本体側駆動情報を送信する。
具体的に、外部機器12としてPCが接続されている場合には、PCから当該各情報を要求するコマンドが入力されると、送信部46は、当該PCに各情報を送信する。
また、外部機器12としてUSBメモリーが接続され、当該USBメモリーの記憶領域に、異常関連情報及び本体側駆動情報を取得して当該記憶領域に記憶させるオートランプログラムが記憶されている場合には、送信部46は、当該オートランプログラムを読み込んで実行し、当該異常関連情報及び本体側駆動情報をUSBメモリーに記憶させる。
〔情報取得処理〕
図3は、点灯制御装置3及び制御装置4にて実行される情報取得処理を示すフローチャートである。
点灯制御装置3及び制御装置4は、前述の構成により以下に示す情報取得処理を行う。すなわち、点灯制御装置3では異常関連情報の記憶を行い、制御装置4では当該異常関連情報及び本体側駆動情報の記憶を行う。この情報取得処理は、プロジェクター1の電源投入に応じて実行される。
詳述すると、点灯制御装置3の情報取得処理では、図3に示すように、検出手段32が点灯制御装置3全体の駆動状態を検出し、駆動状態取得部332が当該検出手段32による検出結果(駆動状態)を取得する(ステップS11)。
次に、判定部333が、取得された検出結果に基づいて、異常が生じたか否かを判定する(ステップS12)。ここで、異常が生じていないと判定されると、点灯制御装置3は、ステップS11に戻る。
一方、異常が生じたと判定された場合には、点灯制御部331が、光源ランプ211を消灯させ(ステップS13)、原因特定部334が、検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づいて、異常の原因を特定する(ステップS14)。
そして、情報設定部335の駆動情報設定部3351が、異常が生じたと判定されるまでの所定期間内に検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づく駆動情報を記憶部338に記憶させるとともに、原因情報設定部3352が、特定された原因を示す原因情報を、当該駆動情報に関連付けて記憶部338に記憶させる(ステップS15)。
次に、信号送信部336が、異常が発生して光源ランプ211を消灯した旨を示す異常発生信号を、制御装置4に送信する(ステップS16)。
この後、点灯制御装置3は、ステップS17に処理を移行する。
一方、制御装置4は、検出装置8がプロジェクター1全体の駆動状態を検出し(ステップS21)、駆動制御部41が、当該各センサーによる検出結果に基づいて、プロジェクター1全体を制御する。この際、情報設定部45は、当該検出結果を取得して、記憶部47に記憶させている。
そして、受信判定部43が、点灯制御装置3から異常発生信号が受信されたか否かを判定する(ステップS22)。なお、異常発生信号が受信されていないと判定された場合には、受信判定部43は、当該異常発生信号の受信判定を継続する。
ここで、受信判定部43により、異常発生信号が受信されたと判定されると、情報設定部45が、当該信号が受信されたと判定されるまでの所定期間内に検出装置8により検出されたプロジェクター1の駆動状態に基づく駆動情報を、本体側駆動情報として取得及び保持する(ステップS23)。
この後、情報取得部44が、点灯制御装置3に対して異常関連情報を要求する要求信号を送信する(ステップS24)。
この後、制御装置4は、ステップS25に処理を移行する。
ステップS17では、点灯制御装置3の情報送信部337が、制御装置4から要求信号が受信されたか否かを判定し(ステップS17)、受信されていないと判定した場合には、当該信号の受信判定を継続する。
ここで、要求信号が受信されたと判定されると、情報送信部337が、記憶部338に記憶された異常関連情報を、制御装置4に送信する(ステップS18)。
これにより、点灯制御装置3での情報取得処理が終了する。
一方、ステップS25では、情報取得部44が、異常関連情報を受信したか否かを判定し(ステップS25)、受信していないと判定した場合には、当該情報を受信するまで受信判定を継続する。
ここで、異常関連情報を受信したと判定した場合には、情報取得部44は、受信した異常関連情報を記憶部47に記憶させる。また、この際、情報設定部45が、当該異常関連情報に関連付けて、ステップS23にて取得した本体側駆動情報を記憶部47に記憶させる(ステップS26)。
以上により、制御装置4での情報取得処理が終了する。
なお、記憶部47に記憶された異常関連情報及び本体側駆動情報は、前述のように、送受信手段5に接続された外部機器12に、送信部46により送信することができるほか、プロジェクター1に対して所定の操作を行うことで、当該各情報を含む報知画像が画像処理部42により生成され、当該報知画像が表示装置2により表示される。
以上説明した本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果がある。
検出手段21により検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づいて、判定部333により異常が生じたと判定された際には、情報設定部335により、当該異常に関する異常関連情報が記憶部338に記憶される。これによれば、当該異常関連情報を取得することにより、当該異常の原因を解析することができる。従って、点灯制御装置3に生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
駆動情報設定部3351が、判定部333により異常が生じたと判定されるまでの所定期間内に、検出手段32により検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づく駆動情報を、異常関連情報として記憶部338に記憶させる。これによれば、当該駆動情報を参照することにより、異常が生じた際の点灯制御装置3の駆動状態を把握することができる。従って、点灯制御装置3に生じた異常の原因を特定しやすくすることができる。
判定部333により異常が生じたと判定された際には、原因特定部334が、検出手段32により検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づいて、当該異常の原因を特定する。そして、原因情報設定部3352が、当該原因を示す原因情報と、前述の駆動情報とを関連付けて、異常関連情報として記憶部338に記憶させる。これによれば、当該原因情報を参照することにより、異常の原因を把握することができる。従って、異常の原因特定に要する時間を短縮することができる。この構成は、生じた異常が点灯制御装置3の内的要因による異常である場合に、特に有効である。
判定部333により異常と判定される条件は、例えば、光源ランプ211の始動期間、立上期間及び定常期間の各期間に応じて変化する。このように、当該判定部333による異常判定は、点灯制御装置3の駆動状態の推移に基づいて行われる。これによれば、生じた事象が異常な事象であるか否かを適切に判定することができる。
検出手段32は、ランプ電力の電流値及び電圧値、点灯制御装置3の内部温度、並びに、点灯制御装置3への入力電圧を検出する。これによれば、ランプ電力の電流値に基づいて、両電極放電停止、片電極放電及び光源ランプ211への過電流等の異常を判定することができるほか、当該ランプ電力の電圧値に基づいて、接点不良及び光源ランプ211の寿命等の異常を判定することができる。更に、内部温度に基づいて、温度異常を判定することができるほか、入力電圧に基づいて、過電圧等を判定することができる。従って、判定部333による異常判定を適切に、かつ、広範囲に行うことができる。
情報取得部44は、受信判定部43により異常発生信号が受信されたと判定されると、制御手段33に要求信号を送信し、異常関連情報を取得して記憶部47に記憶させる。これによれば、制御装置4と点灯制御装置3とで、同じ異常関連情報を保持することができる。従って、異常関連情報のバックアップを図ることができる。
また、点灯制御装置3と制御装置4とは、UARTを用いた調歩式同期通信方式により接続されているので、これらの間を確実に絶縁することができる。
記憶部47のフラッシュメモリーは、複数回分の異常に関する異常関連情報及び本体側駆動情報を記憶可能に構成されている。これによれば、記憶部338の記憶容量が小さく、点灯制御装置3に異なる異常が複数回生じた場合でも、それぞれの異常関連情報及び本体側駆動情報を、当該フラッシュメモリーに記憶させることができる。従って、それぞれの異常関連情報及び本体側駆動情報を解析することで、異常の原因を一層特定しやすくすることができるほか、複数の異常が同時に生じた場合でも、各異常の原因を特定しやすくすることができる。
情報設定部45は、異常発生信号が受信されるまでの所定期間内に、検出装置8により検出されたプロジェクター1の駆動状態に基づく本体側駆動情報を、情報取得部44により取得された異常関連情報に関連付けて記憶部47に記憶させる。これによれば、当該異常関連情報及び本体側駆動情報を参照することで、異常が生じた際のプロジェクター1全体の駆動状態を把握しやすくすることができる。従って、異常の本質的な原因を特定しやすくなるほか、プロジェクター1の設計に有益な情報を得ることができる。
送信部46は、記憶部47に記憶された異常関連情報及び本体側駆動情報を、送受信手段5に接続された外部機器12に送信する。これによれば、プロジェクター1からの各情報の抽出を容易に行うことができ、生じた異常の解析を一層容易に行うことができる。
更に、異常関連情報及び本体側駆動情報が含まれる報知画像が、画像処理部42及び表示装置2により表示されるので、これらを取得しやすくすることができる。
〔実施形態の変形〕
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、異常関連情報として、異常が生じたと判定されるまでの所定期間内に検出手段32により検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づく駆動情報と、当該駆動情報に関連付けて記憶され、異常の原因を示す原因情報とを例示したが、本発明はこれに限らない。すなわち、いずれか一方の情報が記憶される構成としてもよく、或いは、生じた異常に関する別の情報であってもよい。
前記実施形態では、異常関連情報に含まれる駆動情報は、異常が生じたと判定されるまでの所定期間内に検出手段32により検出された点灯制御装置3の駆動状態に基づく駆動情報であるとしたが、当該所定期間は適宜設定可能である。また、同様に、本体側駆動情報は、異常発生信号が受信されるまでの所定期間内に検出装置8により検出されたプロジェクター1の駆動状態に基づく駆動情報であるとしたが、当該所定期間は適宜設定可能である。すなわち、当該駆動情報は、異常が生じたと判定される直前に検出された駆動状態に基づくものでもよく、また、本体側駆動情報も、異常発生信号が受信される直前に検出された駆動状態に基づくものでもよい。
前記実施形態では、判定部333による異常判定は、検出手段32により検出された点灯制御装置3の駆動状態の推移に基づいて行われるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、異常と判定するための条件及び検出対象は、適宜変更可能である。
また、前記実施形態では、検出手段32が、ランプ電力の電流値及び電圧値、点灯制御装置3の内部温度、並びに、当該点灯制御装置3に入力される電力の電圧値を検出するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、これらのうちの1つでもよく、或いは、光源ランプ211の累積点灯時間など、他の検出対象を検出するようにしてもよい。つまり、点灯制御装置で生じた異常な事象を、判定部が異常と判定することができれば、条件及び検出対象は問わない。
前記実施形態では、判定部333により異常が生じたと判定された際に、信号送信部336が異常発生信号を送信し、受信判定部43により、当該異常発生信号が受信されたと判定された際に、情報取得部44が、異常関連情報を取得するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、情報取得部が、定期的に点灯制御装置の記憶部に記憶された情報を取得し、異常関連情報が設定されていた場合に、当該異常関連情報を取得するように構成してもよい。
前記実施形態では、本体側検出手段としての検出装置8は、プロジェクター1内外の温度、各ファンの回転速度、及び、電源装置6への入力電圧を検出するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、これらのうちのいずれか1つでもよく、他の検出対象を検出してもよい。また、プロジェクターが時刻を取得可能であれば、当該時刻を本体側駆動情報に含めてもよい。なお、時刻を取得可能な構成としては、時計のほか、電波時計に利用される標準電波や、GPS(Global Positioning System)に利用される電波を受信することでも時刻を取得することができる。更には、ネットワーク上に位置するサーバー等の機器から、時刻を取得することも可能であり、画像情報がパケットで受信される場合には、当該パケットのヘッダー情報に含まれる時刻情報を取得して利用してもよい。
前記実施形態では、送受信手段5に接続されたPC等の外部機器から、異常関連情報及び本体側駆動情報を要求するコマンドが受信された場合に、当該各情報を外部機器に送信するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、情報取得部44及び情報設定部45が、それぞれ異常関連情報及び本体側駆動情報を取得し次第、ネットワーク等を介して接続された外部機器に送信するようにしてもよい。
前記実施形態では、異常関連情報及び本体側駆動情報を報知する報知手段として、表示装置2を利用したが、本発明はこれに限らない。例えば、プロジェクターが、外面に露出する表示領域を備えた表示手段を報知手段として備えていてもよく、或いは、音声等により各情報を報知する音声出力手段を備えていてもよい。また、これら報知手段が報知する内容は、異常関連情報のみであってもよく、この場合には、駆動情報及び原因情報のいずれか一方を報知するようにしてもよい。
前記実施形態では、プロジェクター1は、1つの光源ランプ211を備える表示装置2と、当該光源ランプ211に電力を供給する1つの点灯制御装置3とを備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、プロジェクターは、複数の光源と、当該光源の数に応じた複数の点灯制御装置とを備えていてもよい。この場合、制御装置を構成する情報取得部が、取得された異常関連情報と、異常が生じたと判定された点灯制御装置(異常発生信号を送信した点灯制御装置)とを関連付けて記憶部に記憶させればよい。
前記実施形態では、異常が生じたと判定されるごとに、異常関連情報が記憶部338に記憶され、また、異常発生信号が受信されるごとに、当該異常関連情報及び本体側駆動情報が記憶部47に記憶されるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、同じ原因の異常が生じたと判定された場合に、当該異常が生じた回数をカウントし、当該回数を異常関連情報に含めて記憶させるようにしてもよい。このような構成によれば、同じ異常に関する複数の異常関連情報が、記憶部47に記憶されることを防ぐことができ、当該記憶部47の記憶容量の縮小化、及び、当該記憶容量の有効活用を図ることができる。
前記実施形態では、光源ランプ211を点灯させる点灯制御装置3をプロジェクター1に採用したが、本発明はこれに限らない。例えば、本発明の点灯制御装置を、光源を有する照明装置に採用してもよい。また、本発明の点灯制御装置が点灯させる光源は、放電型の光源ランプに限らず、点灯方式が異なる他の放電灯でもよく、或いは、LED(Light Emitting Diode)等の固体光源であってもよい。更に、本発明の点灯制御装置を備えるプロジェクターは、画像の投射方向と観察方向とが略同じであるフロントタイプのプロジェクターでもよく、画像の投射方向と観察方向とがそれぞれ反対方向となるリアタイプのプロジェクターでもよい。
本発明は、光源の点灯を制御する点灯制御装置に利用でき、特にプロジェクターに好適に利用することができる。
1…プロジェクター、2…表示装置(報知手段)、3…点灯制御装置、4…制御装置、8…検出装置(本体側検出手段)、22…光変調装置、23…投射光学装置、31…点灯手段、32…検出手段、33…制御手段、42…画像処理部(報知手段)、44…情報取得部、45…情報設定部(本体側情報設定部)、46…送信部、47…記憶部(本体側記憶部)、211…光源ランプ(光源)、333…判定部、334…原因特定部、335…情報設定部、336…信号送信部、338…記憶部、3351…駆動情報設定部、3352…原因情報設定部。

Claims (10)

  1. 光源の点灯を制御する点灯制御装置であって、
    前記光源に電力を供給する点灯手段と、
    前記点灯手段を制御する制御手段と、
    当該点灯制御装置の駆動状態を検出する検出手段とを備え、
    前記制御手段は、
    記憶部と、
    前記検出手段により検出された前記駆動状態に基づいて、異常が生じたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により異常が生じたと判定されると、当該異常に関する異常関連情報を前記記憶部に記憶させる情報設定部と、
    を備えることを特徴とする点灯制御装置。
  2. 請求項1に記載の点灯制御装置において、
    前記情報設定部は、
    前記異常が生じるまでの所定期間内の前記駆動状態に基づく駆動情報を、前記異常関連情報として前記記憶部に記憶させる駆動情報設定部を備えることを特徴とする点灯制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の点灯制御装置において、
    前記制御手段は、
    前記判定部により異常が生じたと判定されると、前記駆動状態に基づいて異常の原因を特定する原因特定部を備え、
    前記情報設定部は、
    特定された前記原因を示す原因情報を、前記異常関連情報として前記記憶部に記憶させる原因情報設定部を備えることを特徴とする点灯制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の点灯制御装置において、
    前記判定部は、検出された前記駆動状態の推移に基づいて、異常が生じたか否かを判定することを特徴とする点灯制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の点灯制御装置において、
    前記検出手段は、
    前記光源に供給する電力の電流値及び電圧値、内部温度、並びに、当該点灯制御装置に入力される電力の電圧値の少なくともいずれかを検出することを特徴とする点灯制御装置。
  6. 光源と、当該光源から射出された光を変調して、画像情報に応じた画像光を形成する光変調装置と、当該画像光を投射する投射光学装置とを備えたプロジェクターであって、
    前記光源を点灯させる請求項1から請求項5のいずれかに記載の点灯制御装置を備えることを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項6に記載のプロジェクターにおいて、
    当該プロジェクターを制御する制御装置を備え、
    前記制御手段は、前記判定部により異常が生じたと判定されると、当該異常が生じたことを示す異常発生信号を前記制御装置に送信する信号送信部を備え、
    前記制御装置は、
    本体側記憶部と、
    前記異常発生信号を受信すると、前記異常関連情報を取得して、前記本体側記憶部に記憶させる情報取得部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
  8. 請求項7に記載のプロジェクターにおいて、
    当該プロジェクターの駆動状態を検出する本体側検出手段を備え、
    前記制御装置は、前記異常発生信号を受信すると、当該異常発生信号を受信するまでの所定期間内に前記本体側検出手段により検出された駆動状態に基づく本体側駆動情報を、前記情報取得部により取得された前記異常関連情報に関連付けて前記本体側記憶部に記憶させる本体側情報設定部を備えることを特徴とするプロジェクター。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のプロジェクターにおいて、
    前記制御装置は、取得された前記異常関連情報を、当該プロジェクターに接続された外部機器に送信する送信部を備えることを特徴とするプロジェクター。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    取得された前記異常関連情報を報知する報知手段を備えることを特徴とするプロジェクター。
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