JP3946049B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光源ランプと光源ランプの光の強度を変調するライトバルブ(LCD,DMD等)とを備えた投射型映像表示装置の投射型映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクタでは、電源がオフされた後においても、一定時間(例えば60秒)は冷却ファンの駆動を継続させて光源ランプを冷却させるといったクーリング処理が行なわれている。これは、投射中(光源ランプ点灯中)に高温になった光源ランプが十分に冷却されないまま再点灯されることを防止し、光源ランプの寿命が短縮化されるのを防止するためである。
【0003】
ところで、投射中に突然にAC電源が断たれる(ACコードを抜かれる)などの異常な電源オフが発生した場合、クーリング処理は正常に行われなくなる。しかしながら、従来においては、クーリング処理が正常に完了したか否かを監視していないため、クーリング処理が正常に行われなかった場合でも、次回の電源オン時にはクーリング処理が正常に完了したときと同様な起動動作が行われる。
【0004】
この結果、従来においては、使用者は異常な電源オフによってクーリング処理が正常に行われなかったことを認識することができないため、異常な電源オフが繰り返されるといったことを回避しにくいという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、異常な電源オフによってクーリング処理が正常に行われなかったことを認識できるようになり、異常な電源オフが繰り返されるといったことを回避できるようになる投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による第1の投射型映像表示装置は、光源ランプと光源ランプの光の強度を変調するライトバルブとを備えた投射型映像表示装置において、電源オフ後において一定期間が経過するまで光源ランプを冷却ファンによって冷却するといったクーリング処理が正常に行われたか否かを表すフラグを記憶する不揮発性の記憶手段、電源オン時において、不揮発性の記憶手段に記憶されているフラグの状態に基づいて、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われたか否かを判定する判定手段、および判定手段によって前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったと判定されたときに、その旨を使用者に通知させる通知手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
この発明による第2の投射型映像表示装置は、光源ランプと光源ランプの光の強度を変調するライトバルブとを備えた投射型映像表示装置において、電源オフ後に内部温度が所定温度以下になるまで光源ランプを冷却ファンによって冷却するといったクーリング処理が正常に行われたか否かを表すフラグを記憶する不揮発性の記憶手段、電源オン時において、不揮発性の記憶手段に記憶されているフラグの状態に基づいて、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われたか否かを判定する判定手段、および判定手段によって前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったと判定されたときに、その旨を使用者に通知させる通知手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
フラグは、たとえば、電源オン時において上記判定手段による判定後にセットされ、クーリング処理が正常に行われた場合にリセットされる。
【0009】
通知手段としては、たとえば、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったことを示すメッセージを表示させるものが用いられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明を液晶プロジェクタに適用した場合の実施の形態について説明する。
【0011】
図1は、液晶プロジェクタの構成を示している。
【0012】
映像入力端子1に入力された映像信号は、映像処理回路2に送られてスケーリング処理等が施される。映像処理回路2から出力される映像信号は、OSD混合回路3に送られ、OSD(オンスクリーンディスプレイ)データと合成される。OSD混合回路3から出力される映像信号は、駆動回路4によってライトバルブ(LCD)5に書き込まれる。
【0013】
ライトバルブ5に書き込まれた映像は、光源ランプ6の作用により、投写レンズ9を介してスクリーン(図示略)に投影される。光源ランプ6の近傍には、冷却ファン8が設けられている。光源ランプ6の駆動回路(ランプ駆動回路)7および冷却ファン8は、CPU10によって制御される。
【0014】
CPU10は、図示しないROM、RAMの他、不揮発性メモリ11を備えている。この実施の形態では、CPU10は、クーリング処理が正常に行われたか否かを監視する機能(クーリング状態監視機能)を備えている。以下、CPU10によるクーリング状態監視機能について説明する。
【0015】
この実施の形態では、CPU10は、電源オフ後において一定期間が経過するまで冷却ファン8を継続して駆動させることによってクーリング処理を遂行している。
【0016】
不揮発性メモリ11には、前回の電源オフ後において、クーリング処理が正常に行われたか否かを記憶するための監視用フラグFが記憶されている。監視用フラグFの初期状態はリセット(F=0)された状態である。監視用フラグFは、電源がオンされた場合にはフラグFの状態判定が行われた後にセット(F=1)される。また、電源オフ後において、クーリング処理が正常に行われた場合には監視用フラグFはリセット(F=0)される。
【0017】
電源オン指令が入力されたときには、CPU10は、ランプ駆動回路7に光源ランプ6を点灯させるための制御信号を送るとともに、監視用フラグFがセットされているかリセットされているかを判定する。監視用フラグFがリセット(F=0)されている場合には、監視用フラグFをセット(F=1)した後、通常の電源オン状態の動作を行う。
【0018】
この後、電源オフ指令が入力された場合には、CPU10は、ランプ駆動回路7に光源ランプ6を消灯させるための制御信号を送るとともに、冷却ファン8による一定期間のクーリング処理を行う。CPU10は、一定期間が経過すると、冷却ファン8によるクーリング処理を終了するとともに、監視用フラグFをリセット(F=0)する。通常は、電源オン時および電源オフ時には、上記のような処理が行われる。
【0019】
ところで、電源オン中にACコードが抜かれるなどの異常な電源オフが発生した場合には、クーリング処理は正常に行われなくなる。このような場合には、監視用フラグFは、セット(F=1)された状態のまま、電源オフ状態となる。
【0020】
したがって、このような異常な電源オフが発生した後に、電源オン状態になったときには、監視用フラグFはセット(F=1)された状態となっている。
【0021】
電源オン指令が入力された場合に、監視用フラグFがセットされているとCPU10が判定した場合には、CPU10は、異常な電源オフが発生していたことを使用者に通知するためのOSDデータを、OSD混合回路3に送る。この結果、異常な電源オフが発生していたことを使用者に通知するためのメッセージがオンスクリーン表示される。
【0022】
このメッセージとしては、たとえば、「異常な電源オフはランプ寿命の短縮につながります。」あるいは「電源オフの際には正常なクーリングを行って下さい」といった文章でもよいし、異常な電源オフがあったことを示す記号、略号等であってもよい。
【0023】
使用者は、このメッセージによって異常な電源オフが発生していたことを認識することができるので、以後、異常な電源オフが繰り返して行われないように何らかの対策をこうじることができるようになる。
【0024】
なお、上記メッセージの消去は、たとえば、リモコン等の操作部に設けられた特定の消去スイッチを使用者が押すことによって行われる。
【0025】
上記実施の形態では、CPU10は、電源オフ後において一定期間が経過するまで冷却ファン8を継続して駆動させることによってクーリング処理を遂行しているが、電源オフ後において液晶プロジェクタ内に設けられた温度センサによる検出温度が所定温度以下になるまで、冷却ファン8を継続して駆動させることによってクーリング処理を遂行するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
この発明によれば、異常な電源オフによってクーリング処理が正常に行われなかったことを認識できるようになり、異常な電源オフが繰り返されるといったことを回避できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶プロジェクタの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 映像処理回路
3 OSD混合回路
4 駆動回路
5 ライトバルブ
6 光源ランプ
7 ランプ駆動回路
8 冷却ファン
10 CPU

Claims (4)

  1. 光源ランプと光源ランプの光の強度を変調するライトバルブとを備えた投射型映像表示装置において、
    電源オフ後において一定期間が経過するまで光源ランプを冷却ファンによって冷却するといったクーリング処理が正常に行われたか否かを表すフラグを記憶する不揮発性の記憶手段、
    電源オン時において、不揮発性の記憶手段に記憶されているフラグの状態に基づいて、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われたか否かを判定する判定手段、および
    判定手段によって前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったと判定されたときに、その旨を使用者に通知させる通知手段、
    を備えていることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 光源ランプと光源ランプの光の強度を変調するライトバルブとを備えた投射型映像表示装置において、
    電源オフ後に内部温度が所定温度以下になるまで光源ランプを冷却ファンによって冷却するといったクーリング処理が正常に行われたか否かを表すフラグを記憶する不揮発性の記憶手段、
    電源オン時において、不揮発性の記憶手段に記憶されているフラグの状態に基づいて、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われたか否かを判定する判定手段、および
    判定手段によって前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったと判定されたときに、その旨を使用者に通知させる通知手段、
    を備えていることを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 上記フラグは、電源オン時において上記判定手段による判定後にセットされ、クーリング処理が正常に行われた場合にリセットされる請求項1および2のいずれかに記載の投射型映像表示装置。
  4. 通知手段は、前回の電源オフ時にクーリング処理が正常に行われなかったことを示すメッセージを表示させるものであることを特徴とする請求項1、2および3のいずれかに記載の投射型映像表示装置。
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