JP2009042263A - 画像表示装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オフ状態で誤って電源キーを操作してしまった場合に光源が点灯してしまう事態を回避することが可能な画像表示装置、及びその制御方法を提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーが操作(オン操作)された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源キーが再度操作された場合には、光源11の点灯を中止してスタンバイ状態に戻るようになっている。このため、ユーザが自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わったことに気付かずに、自らスタンバイ状態に切り替えようとして誤って電源キーを操作(オン操作)した場合でも、光源11の点灯を保留している間に再度電源キーを操作することにより、光源11が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】プロジェクタ1は、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーが操作(オン操作)された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源キーが再度操作された場合には、光源11の点灯を中止してスタンバイ状態に戻るようになっている。このため、ユーザが自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わったことに気付かずに、自らスタンバイ状態に切り替えようとして誤って電源キーを操作(オン操作)した場合でも、光源11の点灯を保留している間に再度電源キーを操作することにより、光源11が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、光源から射出される光を変調して形成した画像を表示する画像表示装置及びその制御方法に関する。
光源から射出された光を変調して画像を形成する画像表示装置(例えば、プロジェクタ)において、画像の表示を一時的に停止させる画像ミュート機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像ミュート機能は、例えば、画像を表示させながらプレゼンテーションを行っている際に、ファイルを切り替える過程を聴衆に見せたくない場合や、聴衆を発表者の説明に集中させたい場合等に利用されている。特許文献1に記載の画像表示装置では、ユーザは、ユーザインターフェイスを介して画像ミュートを指示することにより、通常の画像の代わりに黒色画像等を表示させることが可能になっている。また、ユーザは、ユーザインターフェイスを介して画像ミュートの解除を指示することにより、通常の画像が表示される状態に復帰させることができる。
多くの画像表示装置では、画像ミュートが解除された際に画像の表示を即座に再開できるよう、画像ミュートの状態でも光源を点灯させたままになっている。このため、画像ミュートの状態であっても、それが長時間継続すると多くの電力を消費してしまうことから、画像ミュートの状態に移行してから所定時間が経過した場合に、光源を消灯させて電源をオフ状態(スタンバイ状態)にする自動電源オフ機能を備えたものが知られている。
しかしながら、画像ミュートの状態と電源オフの状態は、通常の画像が表示されずに暗い表示状態である点で共通するため区別が容易ではなく、自動電源オフ機能によってオフ状態に移行したことに気付かない場合があった。このため、画像ミュートの状態から電源をオフにしようとして電源キーを操作した際に、自動電源オフ機能によって既にオフ状態に移行していたために電源をオン状態にさせてしまう場合があった。プロジェクタの光源は、一度点灯動作を開始させると内部状態が安定するまで所定時間消灯できないことが多いため、再度オフ状態に移行させるために、長い時間待たされてしまうことがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示装置は、光源から射出される光を変調して形成した画像を表示する画像表示装置であって、前記光源が点灯するオン状態と前記光源が消灯するオフ状態とを切り替えるための操作を受け付ける電源操作部と、前記電源操作部に対する操作に応じて、前記オン状態と前記オフ状態とを交互に切り替える制御部と、を備え、前記制御部は、前記オフ状態で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留し、当該所定時間内に前記電源操作部が再度操作された場合には、前記光源の点灯を中止することを特徴とする。
この画像表示装置によれば、制御部は、オフ状態で電源操作部が操作された場合に、光源の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源操作部が再度操作された場合には、光源の点灯を中止するため、電源操作部に対して誤ってオン状態に切り替える操作をしてしまった場合でも、光源の点灯を保留している間に再度電源操作部を操作することにより、光源が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る画像表示装置において、前記オン状態において所定の事象が生じた場合に、前記電源操作部に対する操作に依らずに前記オフ状態に切り替える自動電源オフ部をさらに備え、前記制御部は、前記自動電源オフ部によって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留することが望ましい。
ユーザの操作に依らずに所定の事象に基づいてオフ状態に切り替わった場合には、ユーザは、これに気付かずに自らオフ状態に切り替えようとして誤ってオン状態に切り替える操作をしてしまう事態が生じやすい。しかしながら、この画像表示装置によれば、そのような事態でも光源の点灯を回避することが可能であるとともに、他の事象に基づいてオフ状態に切り替わった場合には、即座に光源を点灯させることが可能になるため、画像が表示されるまでの待ち時間を短縮することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る画像表示装置において、情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記自動電源オフ部は、前記オフ状態に切り替える際に、前記所定の事象が生じたことに基づいて前記オフ状態に切り替える旨を表す自動オフ情報を前記記憶部に記憶させ、前記制御部は、前記オフ状態から前記オン状態に切り替える際、前記記憶部に前記自動オフ情報が記憶されている場合に前記光源の点灯を所定時間保留することが望ましい。
この画像表示装置によれば、自動電源オフ部が、オフ状態に切り替える際に自動オフ情報が記憶部に記憶するため、制御部は、自動電源オフ部によってオフ状態に切り替えられたか否かを容易に判別することができる。
[適用例4]上記適用例に係る画像表示装置において、前記オン状態において前記光源を点灯させたまま前記画像の表示を停止させるミュート部をさらに備え、前記自動電源オフ部は、前記ミュート部が前記画像の表示を停止させてから所定時間が経過した場合に、前記オフ状態に切り替えることが望ましい。
この画像表示装置によれば、ミュート部が画像の表示を停止させてから所定時間が経過した場合に、自動電源オフ部がオフ状態に切り替える構成になっている。画像の表示を停止させた状態(画像ミュート状態)と、光源を消灯させたオフ状態は、ともに通常の画像が表示されない点で共通するため、画像ミュート状態からオフ状態に切り替わる場合には、ユーザは、オフ状態に切り替わったことに気付きにくくなってしまう。この場合には、電源操作部を誤って操作してしまう事態がさらに生じやすくなってしまうため、光源の点灯を回避できることがより一層効果的となる。
[適用例5]上記適用例に係る画像表示装置において、前記自動電源オフ部によって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記オン状態への切り替えを報知する報知部をさらに備えることが望ましい。
この画像表示装置によれば、オン状態への切り替えを報知する報知部を備えているため、ユーザは電源操作部を誤って操作してしまったことに容易に気付くことができる。
[適用例6]本適用例に係る画像表示装置の制御方法は、光源と、前記光源が点灯するオン状態及び前記光源が消灯するオフ状態を切り替えるための操作を受け付ける電源操作部と、前記電源操作部に対する操作に応じて前記オン状態と前記オフ状態とを交互に切り替える制御部と、を備え、前記光源から射出される光を変調して形成した画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、前記オン状態において所定の事象が生じた場合に、前記電源操作部に対する操作に依らずに前記オフ状態に切り替える第1のステップと、前記第1のステップによって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留する第2のステップと、前記第2のステップにおいて前記光源の点灯を保留している間に前記電源操作部が再度操作された場合に、前記光源の点灯を中止する第3のステップと、を備えたことを特徴とする。
この画像表示装置の制御方法によれば、所定の事象が生じてオフ状態に切り替わった後で電源操作部が操作された場合に、光源の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源操作部が再度操作された場合には、光源の点灯を中止する。このため、所定の事象が生じてオフ状態に切り替わったことに気付かずに、オフ状態に切り替えようとして誤って電源操作部を操作した場合も、光源の点灯を保留している間に再度電源操作部を操作することにより、光源が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。
また、上述した画像表示装置及びその制御方法が画像表示装置に備えられたコンピュータ(CPU)を用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、画像表示装置の内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、画像表示装置の実施形態として、入力される画像情報に基づく画像(入力画像)を投写して、スクリーンや壁面等にこの入力画像を表示するプロジェクタについて説明する。本実施形態のプロジェクタは、ユーザの指示に応じて入力画像の表示を一時的に停止させるミュート機能を備えるとともに、ミュート機能によって表示が一時的に停止した状態(画像ミュート状態)が所定時間継続した場合に、自動的に電源をオフにする自動電源オフ機能を備えている。
図1は、本実施形態のプロジェクタの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、リモコン23、操作信号受信部24、入力端子群25、入力ソース選択部26、画像処理部27、電源回路28、光源制御部29、冷却ファン30、ファン駆動部31、LED表示部32、ブザー33等で構成されている。
図1に示すように、プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、リモコン23、操作信号受信部24、入力端子群25、入力ソース選択部26、画像処理部27、電源回路28、光源制御部29、冷却ファン30、ファン駆動部31、LED表示部32、ブザー33等で構成されている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等を含んでいる。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像光を形成し、この画像光を投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクタ1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピュータとして機能する。また、制御部20には、時間の計測を行う計時部としてのタイマ20aが備えられている。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Feorrelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクタ1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
操作パネル22及びリモコン23は、プロジェクタ1に対して各種指示を行うための入力操作部に相当するものであり、ユーザからの入力操作を受け付ける複数の操作キーを備えている。操作パネル22及びリモコン23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための「電源キー」、入力ソースを切り替えるための「入力ソース切替キー」、画像表示の一時的な停止とその再開とを交互に切り替えるための「ミュートキー」等がある。ユーザが操作パネル22の各種操作キーを操作すると、操作パネル22は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。また、ユーザがリモコン23の各種操作キーを操作すると、リモコン23は、ユーザの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発し、操作信号受信部24がこれを受信して制御部20に伝達する。
入力端子群25は、ビデオ再生装置やパーソナルコンピュータ等、図示しない外部の画像供給装置から、各種形式の画像情報を入力可能な複数の入力端子25aを備えている。各入力端子25aに入力された画像情報は、入力ソース選択部26に供給される。
入力ソース選択部26は、複数の入力端子25aのうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子25aを選択し、この入力端子25aに入力される画像情報を画像処理部27に出力する。ユーザが、リモコン23に備わる入力ソース切替キーを操作して所望の入力端子25aを指定すると、制御部20は、この入力端子25aに入力されている画像情報が画像処理部27に出力されるよう、入力ソース選択部26に指示をする。
画像処理部27は、入力ソース選択部26から入力される各種形式の画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、R,G,Bの色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素から射出する光の強弱(階調)が規定される。
さらに、画像処理部27は、制御部20の指示に基づいて、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像情報(入力画像を表す画像情報)をライトバルブ駆動部14に出力する。また、画像処理部27は、制御部20の指示に基づいて、すべての画素の光透過率が最小となるように、すべての画素値を最小値(0)に設定する処理を行うことができる。この場合、ライトバルブ駆動部14には、黒色の無地画像を表す画像情報が出力される。このように、画像処理部27は、入力画像を表す画像情報を出力する状態と、黒色の無地画像を表す画像情報を出力する状態とを、制御部20の指示の応じて切り替えることができる。
ライトバルブ駆動部14が、画像処理部27から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像光を形成し、この画像光が投写レンズ13からスクリーンSCに投写される。
電源回路28には、外部からAC100V等の商用電源が供給される。電源回路28は、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換するとともに、プロジェクタ1の各部に電力を供給する。なお、制御部20は、電源回路28から電力の供給を受けて動作している間、電源回路28に指示をして、画像の投写に必要な電力(動作電力)の供給と停止とを切り替えることができる。
光源制御部29は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
冷却ファン30は、軸流ファンやシロッコファン等により構成され、図示しない筐体内部の冷却に用いられる。冷却ファン30が回転すると、外部の空気が筐体内に吸入され、冷却後の温まった空気が筐体外に排出される。
ファン駆動部31は、冷却ファン30を駆動するモータ等によって構成され、制御部20の指示に応じて冷却ファン30の回転やその停止を行う。
LED表示部32は、1つ或いは複数のLED(発光ダイオード)からなるインジケータであり、制御部20の指示に基づいてその表示状態を切り替えることにより、ユーザにプロジェクタ1の動作状態(オン状態やスタンバイ状態等)を報知する。なお、LED表示部32は、その表示状態、即ち点灯、点滅、消灯、発光色等を適宜切り替えることによって、多数の動作状態を表すことが可能になっている。
ブザー33は、例えば、圧電ブザーからなり、制御部20の制御によってビープ音を発生することができる。
次に、本実施形態のプロジェクタ1の動作について説明する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、電源回路28は、制御部20、記憶部21、操作パネル22、操作信号受信部24、LED表示部32、ブザー33に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクタ1は、スタンバイ状態(オフ状態ともいう)であり、この状態では、制御部20は、LED表示部32を所定の色(本実施形態では、オレンジ色)で点灯させるとともに、操作パネル22やリモコン23の電源キーに対する操作を監視する。そして、電源キーが操作されると、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を開始させてプロジェクタ1をオン状態とし、その後、LED表示部32を異なる色(本実施形態では、緑色)で点灯させ、冷却ファン30の回転駆動、光源11の点灯等の必要な初期動作を行う。そして、制御部20が画像処理部27に指示をして入力画像を表す画像情報を出力させると、画像投写部10から入力画像が投写される。このように、入力画像が表示される状態を、本明細書では、通常表示状態と呼ぶ。なお、電源オン時の動作フローについては、後で詳述する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、電源回路28は、制御部20、記憶部21、操作パネル22、操作信号受信部24、LED表示部32、ブザー33に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクタ1は、スタンバイ状態(オフ状態ともいう)であり、この状態では、制御部20は、LED表示部32を所定の色(本実施形態では、オレンジ色)で点灯させるとともに、操作パネル22やリモコン23の電源キーに対する操作を監視する。そして、電源キーが操作されると、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を開始させてプロジェクタ1をオン状態とし、その後、LED表示部32を異なる色(本実施形態では、緑色)で点灯させ、冷却ファン30の回転駆動、光源11の点灯等の必要な初期動作を行う。そして、制御部20が画像処理部27に指示をして入力画像を表す画像情報を出力させると、画像投写部10から入力画像が投写される。このように、入力画像が表示される状態を、本明細書では、通常表示状態と呼ぶ。なお、電源オン時の動作フローについては、後で詳述する。
また、オン状態において電源キーが操作された場合には、制御部20は、光源11の消灯や冷却ファン30の停止等の必要な終了動作を行った後で、LED表示部32をオレンジ色で点灯させるとともに、電源回路28に指示をして動作電力の供給を停止させて、プロジェクタ1をスタンバイ状態とする。このように電源キーは、オン状態とスタンバイ状態とを交互に切り替えるための操作キーであり、本明細書では、スタンバイ状態における電源キーの操作を「オン操作」、オン状態における電源キーの操作を「オフ操作」と呼ぶ。
また、本実施形態のプロジェクタ1では、ユーザは、オン状態の通常表示状態において操作パネル22或いはリモコン23に備わるミュートキーを操作することにより、入力画像の表示を一時的に停止させた状態に移行させることができる。この状態は、光源11を点灯させたまま黒色の無地画像を表示させた状態であり、本明細書では、この状態を画像ミュート状態と呼ぶ。ミュートキーが操作されて画像ミュート状態となった後、ユーザが再度ミュートキーを操作すると、画像ミュート状態は解除されて通常表示状態に復帰し、入力画像の表示が再開する。一方、画像ミュート状態において、ミュートキーが操作されずに所定時間が継続した場合には、プロジェクタ1は、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に移行する。
図2は、オン状態の通常表示状態でミュートキーが操作された際のプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートである。通常表示状態において操作パネル22或いはリモコン23がミュートキーの操作を受け付けると、制御部20は、図2に示すフローに従って動作する。
図2に示すように、ステップS101では、制御部20は、画像処理部27に指示をして、黒色の無地画像を表す画像情報を出力させて、入力画像の表示を停止させる。画像処理部27が、この指示に応じて、すべての画素値を最小値(0)に設定した画像情報をライトバルブ駆動部14に出力すると、画像投写部10から光がほとんど照射されない状態、即ち画像投写部10がスクリーンSCに黒色の無地画像を表示させた状態(画像ミュート状態)となる。
ステップS102では、制御部20は、画像ミュート状態の継続時間を測定するために、タイマ20aによる計時を開始する。
ステップS103では、制御部20は、操作パネル22或いはリモコン23に備わるミュートキーが再度操作されたか否かを判断する。この結果、ミュートキーが操作された場合にはステップS105に移行し、ミュートキーが操作されていない場合にはステップS104に移行する。
ミュートキーが操作されずにステップS104に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aによる計時結果に基づいて、画像ミュート状態に移行してから所定時間T1(例えば、30分)が経過したか否か、即ち画像ミュート状態の継続時間が所定時間T1に達したか否かを判断する。この結果、所定時間T1に達した場合にはステップS107に移行する。一方、所定時間T1に達していない場合にはステップS103に戻り、ミュートキーが操作されるか、画像ミュート状態の継続時間が所定時間T1に達するまでステップS103,S104を繰り返す。
ステップS103においてミュートキーが操作されてステップS105に移行した場合には、制御部20は、ステップS102で開始した計時を停止し、続くステップS106では、画像処理部27に指示をして入力画像の表示を再開させて処理を終了する。画像処理部27が、この指示を受けて入力画像を表す画像情報をライトバルブ駆動部14に出力すると、スクリーンSCには入力画像が表示され、通常表示状態に復帰する。
また、ステップS104において画像ミュート状態の継続時間が所定時間T1に達した場合には、制御部20は、自動電源オフ機能によってプロジェクタ1の動作状態をスタンバイ状態に移行させる。ここで、本実施形態のプロジェクタ1は、何らかの要因によってオン状態からスタンバイ状態に移行する際に、その要因を表す要因情報を記憶部21に記憶するようになっている。このため、ステップS107では、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に移行する旨を表す情報(自動オフ情報)を要因情報として記憶部21に記憶(保存)する。なお、本実施形態のプロジェクタ1は、上記の要因以外に、電源キーが操作(オフ操作)された場合や、図示しない異常検出部が内部異常(例えば、高温異常等)を検出した場合等にオン状態からスタンバイ状態に移行するようになっており、制御部20は、これらの場合にも、スタンバイ状態への移行に先立ってそれぞれの要因を表す要因情報を記憶部21に記憶する。
ステップS108では、制御部20は、光源制御部29に指示をして光源11を消灯させ、ステップS109では、ファン駆動部31に指示をして冷却ファン30の回転を停止させる。そして、ステップS110では、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態にあることをユーザに報知するために、LED表示部32の表示状態をオレンジ色で点灯する状態に変更する。その後、ステップS111では、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を停止させ、プロジェクタ1をスタンバイ状態に移行させて処理を終了する。
上述したように、スタンバイ状態では、制御部20は、電源キーの操作(オン操作)を監視しており、ユーザが電源キーを操作すると、プロジェクタ1はオン状態に移行する。本実施形態では、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に移行した後で、ユーザがこれに気付かずにオフ操作のつもりで電源キーをオン操作してしまうことを想定し、誤ってオン操作を行ってしまった場合に、光源11を点灯させることなくオン状態への移行を中止できるようになっている。具体的には、プロジェクタ1は、オン操作がなされた後、光源11の点灯を所定時間保留するようになっており、その間に再度電源キーが操作された場合には、即座にスタンバイ状態に戻ることができる。
図3は、オン操作がなされた際のプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートである。スタンバイ状態において操作パネル22或いはリモコン23が電源キーの操作を受け付けると、制御部20は、図3に示すフローに従って動作する。
図3に示すように、ステップS201では、制御部20は、ブザー33から短いビープ音を発生させて、オン操作時の動作を開始する旨をユーザに報知し、続くステップS202では、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を開始させて、プロジェクタ1をオン状態に移行させる。その後、ステップS203では、制御部20は、ファン駆動部31に指示をして冷却ファン30の回転駆動を開始させる。
ステップS204では、制御部20は、記憶部21から要因情報を読み出し、ステップS205では、読み出した要因情報が自動オフ情報であるか否かを判断する。この結果、要因情報が自動オフ情報である場合、即ち、自動電源オフ機能によりスタンバイ状態に移行した場合にはステップS206に移行し、要因情報が自動オフ情報でない場合にはステップS213に移行する。
ステップS206に移行した場合には、制御部20は、光源11を点灯させるまでの保留時間を測定するためにタイマ20aによる計時を開始し、ステップS207では、プロジェクタ1がオン状態にあることと光源11の点灯を保留していることとをユーザに報知するために、LED表示部32の表示状態を緑色で点滅する状態に変更する。
ステップS208では、制御部20は、電源キーの操作(オフ操作)がなされたか否かを判断する。この結果、オフ操作が操作された場合にはステップS210に移行し、オフ操作がなされない場合にはステップS209に移行する。
オフ操作がなされずにステップS209に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aの計時結果に基づいて、計時を開始してから所定時間T2(例えば、3秒)が経過したか否か、即ち保留時間が所定時間T2に達したか否かを判断する。この結果、所定時間T2に達していない場合には、ステップS208に戻って、オフ操作がなされるか、保留時間が所定時間T2に達するまでステップS208,S209を繰り返す。一方、保留時間が所定時間T2に達した場合にはステップS213に移行する。
保留時間が所定時間T2に達する前にオフ操作がなされてステップS210に移行した場合には、制御部20は、ファン駆動部31に指示をして冷却ファン30の回転を停止させ、ステップS211では、プロジェクタ1がスタンバイ状態にあることをユーザに報知するために、LED表示部32の表示状態をオレンジ色で点灯する状態に変更する。その後、ステップS212では、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を停止させ、プロジェクタ1をスタンバイ状態に移行させて処理を終了する。
また、ステップS205又はステップS209からステップS213に移行した場合には、制御部20は、プロジェクタ1がオン状態にあることと保留時間が経過したこととをユーザに報知するために、LED表示部32の表示状態を緑色で点灯する状態に変更する。そして、ステップS214では、制御部20は、光源制御部29に指示をして光源11を点灯させる等の必要な初期動作を行い、続くステップS215では、画像処理部27に指示をして入力画像を表示させて処理を終了する。画像処理部27が、この指示を受けて入力画像を表す画像情報をライトバルブ駆動部14に出力すると、スクリーンSCには入力画像が表示され、通常表示状態となる。
このように、本実施形態のプロジェクタ1は、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態になった後でオン操作がなされると、光源11の点灯を所定時間保留する。そして、その間にオフ操作がなされれば、光源11を点灯させることなくスタンバイ状態に復帰する。一方、光源11の点灯の保留時間が所定時間に達した場合には、プロジェクタ1は、光源11を点灯させて入力画像の表示を開始する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーが操作された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源キーが再度操作された場合には、光源11の点灯を中止してスタンバイ状態に戻るようになっている。このため、ユーザが自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わったことに気付かずに、自らスタンバイ状態に切り替えようとして誤って電源キーを操作(オン操作)した場合でも、光源11の点灯を保留している間に再度電源キーを操作(オフ操作)することにより、光源11が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。つまり、オフ操作を行うために、光源11の内部状態が安定するのを待つ必要がなくなる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーが操作された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留し、この所定時間内に電源キーが再度操作された場合には、光源11の点灯を中止してスタンバイ状態に戻るようになっている。このため、ユーザが自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わったことに気付かずに、自らスタンバイ状態に切り替えようとして誤って電源キーを操作(オン操作)した場合でも、光源11の点灯を保留している間に再度電源キーを操作(オフ操作)することにより、光源11が点灯してしまう事態を回避することが可能となる。つまり、オフ操作を行うために、光源11の内部状態が安定するのを待つ必要がなくなる。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、オン操作がなされた場合に、ブザー33がビープ音を発し、さらに、読み出した要因情報が自動オフ情報である場合には、LED表示部32の表示状態をオレンジ色の点灯状態から緑色の点滅状態に変更する。このため、ユーザは電源キーを誤ってオン操作してしまったことに容易に気付くことができる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、画像ミュート状態が所定時間継続した場合に、自動電源オフ機能によりスタンバイ状態に切り替わるようになっている。画像ミュート状態と、光源11が消灯したスタンバイ状態は、ともに通常の画像が表示されず暗い表示状態である点で共通するため、画像ミュート状態からスタンバイ状態に切り替わる場合には、ユーザは、スタンバイ状態に切り替わったことに気付きにくくなってしまう。この場合には、電源キーを誤って操作してしまう事態がさらに生じやすくなってしまうため、光源11の点灯を回避できることがより一層効果的となる。
(4)本実施形態のプロジェクタ1によれば、オン操作がなされた後、記憶部21から読み出した要因情報が自動オフ情報である場合にのみ、光源11の点灯を所定時間保留するようになっているため、他の要因(事象)に基づいてスタンバイ状態に切り替わった場合には、即座に光源11を点灯させることが可能となり、入力画像が表示されるまでの待ち時間を短縮することが可能となる。
(5)本実施形態のプロジェクタ1によれば、自動電源オフ機能によりスタンバイ状態に切り替える際に、制御部20は、自動オフ情報を要因情報として記憶部21に記憶するため、この要因情報を読み出すことにより、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に移行したか否かを容易に判別することができる。
なお、本実施形態において、操作パネル22及びリモコン23に備わる電源キーが電源操作部に相当する。そして、ステップS101を実行して画像ミュート状態に移行させる際の制御部20がミュート部に相当し、画像ミュート状態が所定時間継続した場合に、ステップS107〜S111を実行してスタンバイ状態に移行させる際の制御部20が自動電源オフ部に相当する。また、オン操作の後、ブザー33が発するビープ音や、LED表示部32の表示状態が緑色の点滅状態となることにより、ユーザは、オン状態に移行することを認識可能であるため、ブザー33及びLED表示部32は、報知部に相当する。なお、冷却ファン30の回転音が鳴り始めることによってもオン状態に移行することを認識できることから、冷却ファン30を報知部とみなすことも可能である。
(変形例)
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーがオン操作された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留するようにしているが、スタンバイ状態で電源キーがオン操作された場合には、常に光源11の点灯を所定時間保留するようにしてもよい。
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に切り替わった後で電源キーがオン操作された場合に、制御部20が光源11の点灯を所定時間保留するようにしているが、スタンバイ状態で電源キーがオン操作された場合には、常に光源11の点灯を所定時間保留するようにしてもよい。
前記実施形態では、画像ミュート状態において黒色の無地画像を表示するようにしているが、これに限定されず、他の画像を表示するようにしてもよい。
前記実施形態では、画像ミュート状態の継続時間が所定時間T1に達した場合に、自動電源オフ機能によりスタンバイ状態に移行するようになっているが、自動電源オフ機能によってスタンバイ状態に移行させる事象はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、画像信号の入力の有無を検出する信号検出部34を備え、画像信号の入力がない状態が所定時間継続した場合に、自動電源オフ機能によりスタンバイ状態に移行するようにしてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源11から射出される光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
前記実施形態では、画像表示装置として、光源11から射出された光を変調して投写するプロジェクタ1を例にして説明しているが、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクタ、或いは、光源としてバックライトを備えた液晶ディスプレイ等に適用することも可能である。
1…プロジェクタ、10…画像投写部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…リフレクタ、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…タイマ、21…記憶部、22…操作パネル、23…リモコン、24…操作信号受信部、25…入力端子群、25a…入力端子、26…入力ソース選択部、27…画像処理部、28…電源回路、29…光源制御部、30…冷却ファン、31…ファン駆動部、32…LED表示部、33…ブザー、34…信号検出部、SC…スクリーン。
Claims (6)
- 光源から射出される光を変調して形成した画像を表示する画像表示装置であって、
前記光源が点灯するオン状態と前記光源が消灯するオフ状態とを切り替えるための操作を受け付ける電源操作部と、
前記電源操作部に対する操作に応じて、前記オン状態と前記オフ状態とを交互に切り替える制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記オフ状態で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留し、当該所定時間内に前記電源操作部が再度操作された場合には、前記光源の点灯を中止することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記オン状態において所定の事象が生じた場合に、前記電源操作部に対する操作に依らずに前記オフ状態に切り替える自動電源オフ部をさらに備え、
前記制御部は、前記自動電源オフ部によって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置であって、
情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記自動電源オフ部は、前記オフ状態に切り替える際に、前記所定の事象が生じたことに基づいて前記オフ状態に切り替える旨を表す自動オフ情報を前記記憶部に記憶させ、前記制御部は、前記オフ状態から前記オン状態に切り替える際、前記記憶部に前記自動オフ情報が記憶されている場合に前記光源の点灯を所定時間保留することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2又は3に記載の画像表示装置であって、
前記オン状態において前記光源を点灯させたまま前記画像の表示を停止させるミュート部をさらに備え、
前記自動電源オフ部は、前記ミュート部が前記画像の表示を停止させてから所定時間が経過した場合に、前記オフ状態に切り替えることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置であって、
前記自動電源オフ部によって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記オン状態への切り替えを報知する報知部をさらに備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 光源と、前記光源が点灯するオン状態及び前記光源が消灯するオフ状態を切り替えるための操作を受け付ける電源操作部と、前記電源操作部に対する操作に応じて前記オン状態と前記オフ状態とを交互に切り替える制御部と、を備え、前記光源から射出される光を変調して形成した画像を表示する画像表示装置の制御方法であって、
前記オン状態において所定の事象が生じた場合に、前記電源操作部に対する操作に依らずに前記オフ状態に切り替える第1のステップと、
前記第1のステップによって前記オフ状態に切り替わった後で前記電源操作部が操作された場合に、前記光源の点灯を所定時間保留する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて前記光源の点灯を保留している間に前記電源操作部が再度操作された場合に、前記光源の点灯を中止する第3のステップと、
を備えたことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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JP2007203877A JP2009042263A (ja) | 2007-08-06 | 2007-08-06 | 画像表示装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011089843A1 (en) * | 2010-01-20 | 2011-07-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for driving display device |
US9214121B2 (en) | 2010-01-20 | 2015-12-15 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Driving method of liquid crystal display device |
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-
2007
- 2007-08-06 JP JP2007203877A patent/JP2009042263A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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