JP2007017534A - システム監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 OSが正常に動作しているが情報表示アプリケーションに異常が発生した場合、また表示器に故障が発生した場合であっても、情報表示の異常を検出することができるシステム監視装置を提供する。
【解決手段】 表示器6の表示画面からその輝度情報を検出する光センサ7と、光センサ7の検出結果を記録する輝度記録回路3と、輝度記録回路3とは異なる検出時の検出結果を記録する前回輝度記録回路5と、輝度記録回路3に記録された検出結果と前回輝度記録回路5に記録された検出結果とを比較する比較回路8と、比較回路8の比較結果に応じて表示用PC1への電源供給を制御する電源制御回路11とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示器6の表示画面からその輝度情報を検出する光センサ7と、光センサ7の検出結果を記録する輝度記録回路3と、輝度記録回路3とは異なる検出時の検出結果を記録する前回輝度記録回路5と、輝度記録回路3に記録された検出結果と前回輝度記録回路5に記録された検出結果とを比較する比較回路8と、比較回路8の比較結果に応じて表示用PC1への電源供給を制御する電源制御回路11とを備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)を信号源としてPCの表示器に情報を表示する情報表示システムにおいて情報の表示が正常になされているか否かを監視するシステム監視装置に関するものである。
従来のシステム監視装置としては、例えば非特許文献1に開示されるOS監視装置がある。このOS監視装置は、監視対象PCと通信可能な制御回路、タイマ及び監視対象PCの電源のオンオフを制御する電源制御装置を有する。また、監視対象PCには、そのオペレーションシステム(以下、OSと略す)上で動作するOS監視装置アプリケーションによりスケジュール管理が行われ、OS監視装置の制御回路と監視対象PCとの通信が途絶えると、OS監視装置のタイマが作動して一定時間通信がなかった場合に電源制御回路によって監視対象PCの電源がオフされる。そして、タイマにより電源オフ後一定時間が経過すると、電源制御回路により監視対象PCの電源がオンされる。
例えば、監視対象PCが、OS上で動作する情報表示アプリケーションによりある情報がその表示器に表示されている場合を考える。この場合、監視対象PCの補助記憶装置に記憶された表示情報が、情報表示アプリケーションに従って主メモリに記述された情報に基づきグラフィック回路に読み出され又は展開されて、監視対象PCの表示器に表示される。このとき、OS監視装置は、自装置の制御回路と監視対象PCのOS監視装置アプリケーションにより動作する通信回路との間で定期的に通信が行われ、その動作が監視される。
ここで、監視対象PCのOSに異常が発生して当該OS上で動作するOS監視装置アプリケーションからの正常信号をOS監視装置の制御回路がキャッチできなくなると、タイマが起動し一定時間以上通信がない場合、電源制御装置によって監視対象PCの電源がオフされる。そして、タイマにより一定時間経過後に電源制御装置を起動して再び監視対象PCの電源をオンし、監視対象PCを再起動して再度情報の表示を開始させる。
"OS監視装置KM-1"カタログ,[online],2003年4月発行,[平成17年6月10日検索],インターネット<URL:http://www.mee.co.jp/pro/sales/mos/c_folder/img/os_aliver.pdf>
従来のシステム監視装置は、上述したように、監視対象のPCのOSに異常が発生して当該OS上で動作するOS監視装置アプリケーションからの正常信号をOS監視装置が受信できない場合に再起動処理を実行する。このため、例えばOS上で動作する情報表示アプリケーションに異常が発生してその動作がフリーズしても、OS自体は正常に動作している場合、情報表示アプリケーションに起因する情報表示の異常を検出することができないという課題があった。
また、情報表示アプリケーション及びOSが共に正常に動作していても、監視対象PCの表示器が故障している場合、従来のOS監視装置では情報表示の異常を検出することができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、OSが正常に動作しているが情報表示アプリケーションに異常が発生した場合、また表示器に故障が発生した場合であっても、情報表示の異常を検出することができるシステム監視装置を得ることを目的とする。
この発明に係るシステム監視装置は、表示器と、この表示器への情報表示を制御する表示用コンピュータとを備えた情報表示システムのシステム監視装置において、表示器の表示画面からその表示情報を検出するセンサと、センサの検出結果を記録する第1の記録部と、第1の記録部とは異なる検出時の検出結果を記録する第2の記録部と、第1の記録部に記録された検出結果と第2の記録部に記録された検出結果とを比較する比較部と、比較部の比較結果に応じて表示用コンピュータへの電源供給を制御する電源制御部とを備えるものである。
この発明によれば、OSが正常に動作しているが情報表示アプリケーションに異常が発生した場合、また表示器に故障が発生した場合であっても、情報表示の異常を検出することができるという効果がある。また、監視結果のログを残すことができる上、インターネット等のネットワークを介して監視者に通知することもできる。これにより、遠隔地等に設置された表示システムの監視を一括管理することも可能である。さらに、監視結果のログを残しておくことで定期点検時にそれまでの動作状態を一度に確認することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるシステム監視装置及びその監視対象のPCを示す図であり、監視対象PCによる情報表示の異常の有無が監視される。図において、監視対象の表示用PC(表示用コンピュータ)1は、グラフィック回路1−1、電源回路1−2、通信回路1−3、主メモリ1−4、補助記憶装置1−5及びPC制御回路1−6を含んで構成され、表示器6において情報表示がなされる。また、本実施の形態1によるシステム監視装置は、同期分離回路(信号抽出部)2、輝度記録回路(第1の記録部)3、タイミング回路(タイミング制御部)4、前回輝度記録回路(第2の記録部)5、光センサ(センサ)7、比較回路(比較部)8、カウンタ回路9、タイマ10及び電源制御回路(電源制御部)11を備える。
図1は、この発明の実施の形態1によるシステム監視装置及びその監視対象のPCを示す図であり、監視対象PCによる情報表示の異常の有無が監視される。図において、監視対象の表示用PC(表示用コンピュータ)1は、グラフィック回路1−1、電源回路1−2、通信回路1−3、主メモリ1−4、補助記憶装置1−5及びPC制御回路1−6を含んで構成され、表示器6において情報表示がなされる。また、本実施の形態1によるシステム監視装置は、同期分離回路(信号抽出部)2、輝度記録回路(第1の記録部)3、タイミング回路(タイミング制御部)4、前回輝度記録回路(第2の記録部)5、光センサ(センサ)7、比較回路(比較部)8、カウンタ回路9、タイマ10及び電源制御回路(電源制御部)11を備える。
表示用PC1におけるグラフィック回路1−1は、PC制御回路1−6の制御に従って主メモリ1−4に保持された情報を映像信号として表示器6に供給し表示させる。電源回路1−2は、表示用PC1に電源を供給すると共に、電源制御回路11によってオンオフ制御される。通信回路1−3は、表示用PC1と外部装置との間の通信を行う。主メモリ1−4及び補助記憶装置1−5は、表示用PC1に標準的に搭載されたメモリである。PC制御回路1−6は、表示用PC1の動作を制御する回路であり、例えばOS上で動作する情報表示アプリケーションに従ってグラフィック回路1−1の情報表示を制御する。
本実施の形態1によるシステム監視装置の同期分離回路2は、表示用PC1のグラフィック回路1−1が表示器6に伝える映像信号から同期信号を分離抽出してタイミング回路4及び前回輝度記録回路5に出力する。輝度記録回路3は、光センサ7により検出された表示器6の輝度情報を、タイミング回路4から指定されたタイミングで記録する。タイミング回路4は、同期分離回路2から入力した同期信号に基づいてグラフィック回路1−1からの映像信号を表示器6に表示した表示画面における特定の部分の輝度を輝度記録回路3に記録させるためのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。
前回輝度記録回路5には、同期分離回路2から入力した同期信号に基づいて輝度記録回路3に記録されていた輝度情報が保持される。表示器6は、表示用PC1に標準的に搭載されたCRTや液晶等のディスプレイである。光センサ7は、表示器6の表示画面に表示される映像信号の輝度を検出する。この光センサ7は、映像信号中の同期信号に基づくタイミングにより特定される表示画面上の一定の表示位置に合わせて取り付けられ、当該一定の表示位置における輝度信号を検出する。
比較回路8は、次の表示フレームの同一のタイミングで特定される表示画面上の表示位置について輝度記録回路3が記録した輝度情報と前回輝度記録回路5に記録された前回の輝度情報とを比較して一致不一致を判定する。カウンタ回路9は、表示内容として一定時間以上同一の映像が続かず、同一の輝度情報が連続して得られない映像である場合、比較回路8による比較結果が一致した回数をカウントする。タイマ10は電源制御回路11により電源オフされた表示用PC1を再度電源オンするまでの時間をカウントする。電源制御回路11は、表示用PC1の電源回路1−2に供給される電源のオンオフを制御する。
なお、本実施の形態1によるシステム監視装置は、電源制御回路11以外の構成要素を半導体回路で具現化することが可能であり、表示用PC1の拡張機能としてPCIカード形式などにより物理的に搭載することもできる。
次に動作について説明する。
情報表示アプリケーションに従って動作するPC制御回路1−6は、補助記憶装置1−5に記憶した表示情報を、主メモリ1−4に記述された情報に基づいてグラフィック回路1−1に読み出し又は展開する。これにより、グラフィック回路1−1は、表示器6の表示画面上での表示位置を特定するためのタイミングを規定する同期信号と共に当該表示情報を映像信号として表示器6に送信する。このとき、本実施の形態1によるシステム監視装置の同期分離回路2は、表示器6へ送信される映像信号を入力し、当該映像信号から同期信号を分離抽出してタイミング回路4及び前回輝度記録回路5に出力する。
情報表示アプリケーションに従って動作するPC制御回路1−6は、補助記憶装置1−5に記憶した表示情報を、主メモリ1−4に記述された情報に基づいてグラフィック回路1−1に読み出し又は展開する。これにより、グラフィック回路1−1は、表示器6の表示画面上での表示位置を特定するためのタイミングを規定する同期信号と共に当該表示情報を映像信号として表示器6に送信する。このとき、本実施の形態1によるシステム監視装置の同期分離回路2は、表示器6へ送信される映像信号を入力し、当該映像信号から同期信号を分離抽出してタイミング回路4及び前回輝度記録回路5に出力する。
タイミング回路4では、同期分離回路2から入力した同期信号から、光センサ7の取り付け位置に対応する表示器6の表示画面上の表示位置情報を抽出し、当該表示位置における輝度情報を輝度記録回路3に記録させるためのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。輝度記録回路3は、タイミング回路4からのタイミング信号に従って光センサ7がそのタイミングで検出した輝度情報を記録する。この輝度情報は、輝度記録回路3が同期分離回路2から次の同期信号を入力すると、前回輝度記録回路5に移される。
続いて、同期分離回路2からさらに次の同期信号を入力すると、タイミング回路4は、同様に光センサ7の取り付け位置に対応する表示位置情報を抽出し、当該表示位置における輝度情報を輝度記録回路3に記録させるためのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。輝度記録回路3では、タイミング回路4からのタイミングで指定される表示位置で光センサ7が検出した輝度情報を記録する。このとき、当該輝度情報は、比較回路8に入力され、前回輝度記録回路5から読み出された前回の輝度情報と比較される。
比較回路8による比較結果が一致した場合、つまり今回と前回での同一の表示位置における輝度がほぼ同一であった場合、カウンタ回路9のカウント値が1インクリメントされる。反対に、比較回路8による比較結果が不一致であった場合、つまり今回と前回での同一の表示位置における輝度に変化があった場合、カウンタ回路9のカウント値がクリアされる。
ここまでの処理を繰り返して、カウンタ回路9のカウント値が予め設定した閾値を超えた場合、同一の輝度が一定時間以上連続して検出される異常な表示映像となっていると判断する。つまり、同一の表示位置において同一輝度が一定時間以上連続して検出される場合、例えば表示器6自体が故障して映像の表示がなされていなかったり、表示用PC1の情報表示アプリケーションに異常が発生して同一画面でフリーズしていることが考えられる。
そこで、カウンタ回路9のカウント値が予め設定した閾値を超えると、電源制御回路11が、表示用PC1の電源回路1−2へ供給する電源をオフして強制的にリセットする。このとき、電源をオフしてからの時間経過をタイマ10により測定し、電源をオンすべき一定時間が経過するとその旨を電源制御回路11に通知する。これにより、電源制御回路11が表示用PC1の電源回路1−2へ供給する電源をオンすることにより、表示用PC1は、再度情報の表示を開始して正常動作に復帰することができる。
また、表示する映像の種類によって同一の表示位置において同一輝度が一定時間以上連続して出力される場合もあることを考慮して、このような映像データ中に作為的に光センサ7の検出エリア程度の大きさで一定時間毎に輝度が変化するピンポイントマークを設定しておくようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、表示器6と、この表示器6への情報表示を制御する表示用PC1とを備えた情報表示システムのシステム監視装置において、表示器6の表示画面からその輝度情報を検出する光センサ7と、光センサ7の検出結果を記録する輝度記録回路3と、輝度記録回路3とは異なる検出時の検出結果を記録する前回輝度記録回路5と、輝度記録回路3に記録された検出結果と前回輝度記録回路5に記録された検出結果とを比較する比較回路8と、比較回路8の比較結果に応じて表示用PC1への電源供給を制御する電源制御回路11とを備えるので、OSが正常に動作しているが情報表示アプリケーションに異常が発生した場合、あるいは表示器6に故障が発生した場合であっても、情報表示の異常を検出することができる。また、異常を示す故障ログは、表示用PC1の補助記憶装置1−5に保持しておいたり、通信回路1−3を介して外部装置へ通報することもできる。
なお、上記実施の形態1において、起動ログを残すことにより表示器6の異常を検出するように構成しても良い。例えば、表示用PC1のPC制御回路1−6が、表示用PC1が起動するたびにその起動回数を補助記憶装置1−5に起動ログとしてカウントアップする。このとき、正常終了した後の起動ログはリセットする。
これにより、表示器6自体の故障などにより、表示用PC1を何度も再起動しても正常にならない場合、異常終了した後の起動ログのカウント数が大きくなる。そこで、このカウント値に所定の閾値を設定しておくことで、表示器6自体の異常を判断することができる。また、起動ログを日単位のファイルとしてその日の起動回数を記録する等、正常終了時でもリセットせずに保存しておくことで、保守時に状況を確認することができる。
また、表示用PC1の通信回路1−3が、インターネットなどの通信ネットワークに接続している場合、異常終了した後の起動ログのカウント数が閾値(設定ファイルなどで指定する)以上になると、前記通信ネットワークに接続する保守契約された管理センタの端末にその情報を通知することで遠隔地からの管理が可能となる。この場合、遠隔地の管理センタの端末で複数の表示用PCの監視結果をモニタすることで一括管理も可能である。
実施の形態2.
この実施の形態2は、表示用PCが起動して情報の表示を開始する前、又は表示の途中で表示器を適宜確認することができるようにしたものである。
この実施の形態2は、表示用PCが起動して情報の表示を開始する前、又は表示の途中で表示器を適宜確認することができるようにしたものである。
図2は、この発明の実施の形態2によるシステム監視装置及びその監視対象のPCを示す図であり、監視対象PCによる情報表示の異常の有無が監視される。本実施の形態2によるタイミング回路4、前回輝度記録回路5及び比較回路8は、通信回路1−3を介して表示用PC1にそれぞれの処理結果が読み込まれる。なお、図1と同一又はそれに相当する構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に動作について説明する。
表示用PC1は、例えば表示用PC1の起動時などのように光センサ7の検出位置で目的の映像が表示される前に、表示器6の全画面高輝度の表示状態(白画面)を表示する。具体的には、上記実施の形態1と同様に、PC制御回路1−6が、補助記憶装置1−5に記憶した全画面高輝度の情報を、主メモリ1−4に記述された情報に基づいてグラフィック回路1−1に読み出し又は展開する。これにより、グラフィック回路1−1が、表示器6の表示画面上での表示位置を特定するためのタイミングを規定する同期信号と共に当該表示情報を映像信号として表示器6に送信する。
表示用PC1は、例えば表示用PC1の起動時などのように光センサ7の検出位置で目的の映像が表示される前に、表示器6の全画面高輝度の表示状態(白画面)を表示する。具体的には、上記実施の形態1と同様に、PC制御回路1−6が、補助記憶装置1−5に記憶した全画面高輝度の情報を、主メモリ1−4に記述された情報に基づいてグラフィック回路1−1に読み出し又は展開する。これにより、グラフィック回路1−1が、表示器6の表示画面上での表示位置を特定するためのタイミングを規定する同期信号と共に当該表示情報を映像信号として表示器6に送信する。
この全画面高輝度の表示状態において、表示用PC1側から通信回路1−3を介してシステム監視装置のタイミング回路4に指示すると、タイミング回路4は、光センサ7の輝度検出結果を記録するためのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。これにより、輝度記録回路3は、全画面高輝度の表示状態での光センサ7の輝度検出結果を記録する。続いて、表示用PC1側から通信回路1−3を介して前回輝度記録回路5に指示すると、前回輝度記録回路5は、輝度記録回路3に記録された全画面高輝度の表示状態での光センサ7の輝度検出結果を自己に移動して保持する。
次に、表示用PC1側から通信回路1−3を介してタイミング回路4に指示すると、タイミング回路4は、光センサ7の輝度検出結果を記録するための同一表示位置でのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。これにより、輝度記録回路3は、この表示位置における光センサ7の輝度検出結果を記録する。このとき、同時に、当該輝度検出結果は、比較回路8にも入力される。
この後、比較回路8は、今回の輝度情報と、前回輝度記録回路5から読み出した前回の輝度情報とを比較する。この比較結果は、通信回路1−3を介して表示用PC1に読み込まれる。この場合、今回と前回では双方とも高輝度の全画面表示であることから表示器6の表示機能が正常であれば比較結果は一致するはずである。そこで、比較結果が不一致である場合、表示用PC1側で表示器6自体に故障があったことを直接検知することができる。
反対に、表示用PC1の起動時などのように光センサ7の検出位置で目的の映像が表示される前に、表示器6の全画面で低輝度の表示状態(黒画面)を表示してもよい。この場合も同様に、PC制御回路1−6が、補助記憶装置1−5に記憶した全画面低輝度の情報を、主メモリ1−4に記述された情報に基づいてグラフィック回路1−1に読み出し又は展開する。これにより、グラフィック回路1−1が、表示器6の表示画面上での表示位置を特定するためのタイミングを規定する同期信号と共に当該表示情報を映像信号として表示器6に送信する。
この全画面低輝度の表示状態において、表示用PC1側から通信回路1−3を介してタイミング回路4に指示すると、タイミング回路4は、光センサ7の輝度検出結果を記録するためのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。これにより、輝度記録回路3は、全画面低輝度の表示状態での光センサ7の輝度検出結果を記録する。続いて、表示用PC1側から通信回路1−3を介して前回輝度記録回路5に指示すると、前回輝度記録回路5は、輝度記録回路3に記録された全画面低輝度の表示状態での光センサ7の輝度検出結果を自己に移動して保持する。
次に、表示用PC1が通信回路1−3を介してタイミング回路4に指示すると、タイミング回路4は、光センサ7の輝度検出結果を記録するための同一表示位置でのタイミング信号を生成して輝度記録回路3に出力する。これにより、輝度記録回路3は、この表示位置における光センサ7の輝度検出結果を記録する。このとき、同時に、当該輝度検出結果は、比較回路8にも入力される。
この後、比較回路8は、今回の輝度情報と、前回輝度記録回路5から読み出した前回の輝度情報とを比較する。この比較結果は、通信回路1−3を介して表示用PC1に読み込まれる。この場合、今回と前回では双方とも低輝度の全画面表示であることから表示器6の表示機能が正常であれば比較結果が一致するはずである。そこで、比較結果が不一致である場合、表示用PC1側で表示器6自体に故障があったことを直接検知することができる。
また、全画面高輝度の表示状態(白画面)での輝度情報を測定しておき、次に全画面低輝度の表示状態(黒画面)として測定した輝度情報と比較するように構成してもよい。この場合、比較動作を繰り返すことなく、表示器6が故障していなければ輝度情報に差が生じて比較結果が不一致となり、比較結果が一致した場合は、表示器6が故障していると判断することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、表示用PC1と通信回路1−3を介して通信接続し、この通信回路1−3を介した表示用PC1の制御に従って輝度記録回路3,5による検出結果の記録及び比較回路8による検出結果の比較を行い、この比較結果を用いて表示器6の故障の有無を検知するので、表示用PC1の起動時などのように光センサ7の検出位置で目的の映像が表示される前や表示の途中などにおいても、表示用PC1側から通信回路1−3を介してタイミング回路4、前回輝度記録回路5及び比較回路8を制御することにより、表示用PC1側で表示器6自体の故障を直接検知することができる。
なお、表示用PC1の通信回路1−3が、インターネットなどの通信ネットワークにも接続している場合、表示用PC1の補助記憶装置1−5に故障ログとして残したり、表示用PC1の異常検知結果を前記通信ネットワークに接続する保守契約された管理センタの端末に通知することで遠隔地からの管理が可能となる。この場合、遠隔地の管理センタの端末で複数の表示用PCの監視結果をモニタすることで一括管理も可能である。
また、上記実施の形態1、2では、光センサ7による輝度情報の測定値を利用する例を示したが、表示器6の表示画面からその正常異常を問わず測定でき、かつ表示内容に応じて変化する情報の測定値であれば輝度に限らない。例えば、表示情報の画素値における色情報を測定して比較対象としてもよい。
さらに、上記実施の形態2の構成において、通常の異常判定を上記実施の形態1の機能により実行し、異常が検知された場合に上記実施の形態2の機能によりさらにチェックするようにしてもよく、また上記実施の形態1の機能により異常検知が連続した場合に上記実施の形態2の機能によって異常を確認し、インターネット等を介した異常通報を行うようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態2の構成において、通常の異常判定を上記実施の形態1の機能により実行し、異常が検知された場合に上記実施の形態2の機能によりさらにチェックするようにしてもよく、また上記実施の形態1の機能により異常検知が連続した場合に上記実施の形態2の機能によって異常を確認し、インターネット等を介した異常通報を行うようにしてもよい。
この発明に係るシステム監視装置は、OSが正常に動作しているが情報表示アプリケーションに異常が発生した場合又は表示器に故障が発生した場合であっても、情報表示の異常の検出が可能であり信頼性の高い情報表示を実現できることから、ディスプレイに広告を表示する商用の情報表示システムの監視に好適に利用することができる。
1 表示用PC(表示用コンピュータ)、1−1 グラフィック回路、1−2 電源回路、1−3 通信回路、1−4 主メモリ、1−5 補助記憶装置、1−6 PC制御回路、2 同期分離回路(信号抽出部)、3 輝度記録回路(第1の記録部)、4 タイミング回路(タイミング制御部)、5 前回輝度記録回路(第2の記録部)、6 表示器、7 光センサ(センサ)、8 比較回路(比較部)、9 カウンタ回路、10 タイマ、11 電源制御回路(電源制御部)。
Claims (3)
- 表示器と、この表示器への情報表示を制御する表示用コンピュータとを備えた情報表示システムのシステム監視装置において、
前記表示器の表示画面からその表示情報を検出するセンサと、
前記センサの検出結果を記録する第1の記録部と、
前記第1の記録部とは異なる検出時の検出結果を記録する第2の記録部と、
前記第1の記録部に記録された検出結果と前記第2の記録部に記録された検出結果とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に応じて前記表示用コンピュータへの電源供給を制御する電源制御部とを備えたシステム監視装置。 - 表示用コンピュータから表示器へ送られる表示すべき情報に関する表示信号を入力し、当該表示信号から前記表示器の表示画面上の位置を規定した信号を抽出する信号抽出部と、前記信号抽出部が抽出した信号に基づいて前記表示画面上の同一表示位置におけるセンサの検出結果を記録部に記録させるためのタイミングを制御するタイミング制御部とを備えた請求項1記載のシステム監視装置。
- 表示用コンピュータの通信回路との間で通信接続し、この通信回路を介した前記表示用コンピュータの制御に従って記録部による検出結果の記録及び比較部による検出結果の比較を行い、この比較結果を用いて表示器の故障の有無を検知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシステム監視装置。
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