JP2009187822A - 表示装置 - Google Patents

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ちづる 今吉
Satoshi Nagai
敏 永井
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聡志 高井
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Abstract

【課題】装置の適切な使用時間を超えて使用を続けた場合に、安全性を高めつつ、寿命であることを使用者へ伝え交換を促すとともに、誘導灯等の表示装置の特性上不都合を起こさないことを目的とする。
【解決手段】タイマー11が計測した通電期間が、不揮発性メモリ13に予め記憶した耐用期限を超えた場合、電源50から電力の供給がある常用時にはLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させないように制御するとともに、電源50から電力の供給がない非常時には電池4から供給される電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、非常時においても所定の情報を表示する誘導灯等の表示装置に関する。
常用時には電源から供給される電力により光源を点灯させ、非常時には内蔵されたバッテリーから供給される電力により光源を点灯させる誘導灯がある。
また、誘導灯とは異なる装置において、予め所定の期間を寿命として定め、所定の期間を超えて使用を続けた場合、強制的に動作しないようにする装置がある。
特開2005−285407号公報
適切な使用時間を超えて誘導灯等の装置の使用を継続した場合、故障するおそれが高くなる。故障してしまうと、特に誘導灯等の必要性の高い非常時にも、誘導灯等は動作しなくなってしまう。また、安全性の観点からも適切な使用時間を超えて使用を継続することは好ましくない。
一方、適切な使用時間を超えて使用を継続した場合に、強制的に動作しないようにすることは、非常時において特に必要性の高い誘導灯等の特性上好ましくない。
本発明は、例えば、装置の適切な使用時間を超えて使用を続けた場合に、安全性を高めつつ、寿命であることを使用者へ伝え交換を促すとともに、誘導灯等の表示装置の特性上不都合を起こさないことを目的とする。
本発明に係る表示装置は、例えば、所定の情報を表示する情報表示部と、
上記情報表示部に光を入射する光源と、
常用時には商用電源から供給される電力により上記光源を点灯させ、上記商用電源から電力が供給されない非常時には非常時電源から供給される電力により上記光源を点灯させる制御部と、
上記商用電源から電力が供給された通電期間を計測して記憶装置に記憶する通電期間計測部と、
所定の期間を記憶装置に記憶する期間記憶部とを備え、
上記制御部は、上記通電期間計測部が計測した通電期間が上記期間記憶部が記憶した所定の期間を超えた場合、常用時には上記光源を点灯させず、非常時には非常時電源から供給される電力により上記光源を点灯させる
ことを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、通電期間が所定の期間を超えた場合、商用電源からの電力により光源を点灯させない。したがって、適切な使用時間を超えた場合には動作を停止させることで安全性を高めつつ、使用者へ寿命であることを伝達するとともに、非常時の動作まで停止させないことにより、非常時は表示装置としても役割を果たすことができる。
実施の形態1.
誘導灯100は、他の一般的な装置と同様に、適切な使用時間を超えて使用を続けると消耗部品の劣化等により故障する可能性が高くなる。また、予期せぬ故障を防止する意味では、適切な使用時間を超えて使用を続けた場合には、誘導灯100の動作を停止させることが望ましい。しかし、誘導灯100は、非常時に非常口等を知らせ誘導するために使用されるものである。そのため、適切な使用時間を超えて使用を継続した場合であっても、強制的に動作を完全に停止させ、非常時に誘導する役割を果たせないことは好ましくない。
この実施の形態では、この課題を解決した誘導灯100について説明する。
なお、ここでは、表示装置の一例として誘導灯100を用いて説明するが、表示装置は誘導灯100に限らず、他の情報を表示する装置であっても構わない。
図1は、誘導灯100の外観を示す図である。図1(a)は、誘導灯100の斜視図であり、図1(b)は、誘導灯100の分解斜視図である。
誘導灯100は、器具本体110、情報表示部120、LEDユニット130、点灯制御部140、状態表示部150、電源端子台160を備える。
器具本体110は、箱型の部材であり、内部に点灯制御部140、状態表示部150、電源端子台160等が取り付けられる。
情報表示部120は、避難誘導を示す図柄が表示された部材であり、器具本体110の開口部を塞ぐように器具本体110に取り付けられる。ここでは、情報表示部120は、情報表示部120Aと情報表示部120Bとの2つが、器具本体110の両面に取り付けられている。なお、情報表示部120に他の図柄を表示することで、他の情報を表示する表示装置とすることが可能である。
LEDユニット130は、LEDアレイA7(又はLEDアレイB8)が設けられた部材であり、器具本体110又は情報表示部120に取り付けられる。LEDアレイA7とLEDアレイB8とは光源の一例である。LEDユニット130は、LEDアレイA7(又はLEDアレイB8)が放出した光を拡散して、情報表示部120へ光を入射し、情報表示部120の明るさが均一になるようにする。ここでは、情報表示部120Aに光を入射するLEDアレイA7を備えたLEDユニット130Aと、情報表示部120Bに光を入射するLEDアレイB8を備えたLEDユニット130Bとが器具本体110に取り付けられる。
点灯制御部140は、常用時には商用電源からの電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させ、上記商用電源から電力が供給されない停電時等の非常時には非常時電源からの電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させる。非常時電源とは、例えば、後述する電池4(バッテリー)である。
状態表示部150は、モニタ用LEDや操作用スイッチが誘導灯100の下面部で外部へ臨むように内蔵され、LEDユニット130や点灯制御部140等、誘導灯100の構成部品の状態を表示する。
電源端子台160は、商用電源と接続される。
図2は、誘導灯100の回路図である。
誘導灯100は、ダイオードブリッジ1、DC/DCコンバータA2、DC/DCコンバータB3、電池4、充電回路5、電圧検出部6、LEDアレイA7、LEDアレイB8、ランプ点灯装置9、マイコン10(マイクロコンピュータ)、発振子12、不揮発性メモリ13(記憶装置)、ランプ電流検出部14、点検・表示部15を備える。
なお、図1に基づき説明した誘導灯100の点灯制御部140は、DC/DCコンバータA2、DC/DCコンバータB3、電池4、充電回路5、電圧検出部6、ランプ点灯装置9、マイコン10、発振子12、不揮発性メモリ13、ランプ電流検出部14を備える。状態表示部150は、点検・表示部15を備える。上述したように、LEDユニット130がLEDアレイA7、LEDアレイB8を備える。また、点灯制御部140が備える構成部品の一部を電源端子台160が備えるとしても構わない。
ダイオードブリッジ1は、交流電源である電源50の電流を整流して直流にする。
DC/DCコンバータA2は、電源50(商用電源)の電圧を整流平滑した直流を数十Vに降圧する絶縁トランスを有する。
DC/DCコンバータB3は、電池4の電圧を昇圧する。
電池4は、非常時に電力を供給するバッテリーである。
充電回路5は、DC/DCコンバータA2の出力により、電池4を充電する。
電圧検出部6は、電源50の電圧を検出する。
LEDアレイA7とLEDアレイB8とは、上述したように、情報表示部120に光を入射する。
ランプ点灯装置9は、DC/DCコンバータA2又はDC/DCコンバータB3の出力により、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯する。
マイコン10は、誘導灯100の動作を制御する制御部である。マイコン10は、所定の時間を計測するタイマー11(通電期間計測部)を備える。また、マイコン10は、消灯信号、停電判定信号、RESET信号、電池電圧検出信号、出力電圧検出信号、ランプ異常検出信号等の信号を受信し、電源切替信号、ランプON信号、ランプOFF信号、ランプ電流切替信号等の信号を送信する。これらの信号に関連するマイコン10の動作については後述する。なお、ここでは、マイコン10がタイマー11を備えるとしたが、タイマー11はマイコン10とは別部品としても構わない。また、マイコン10は、LEDアレイA7やLEDアレイB8の電圧や電池電圧をマイコン10の電源電圧に左右されず正確に電圧を検出する為に使用する基準電圧を不揮発性メモリ13又は内蔵したメモリに記憶する。
発振子12は、所定の周波数を刻む。
不揮発性メモリ13は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の記憶装置であり、マイコン10の指示により所定の情報を記憶する。
点検・表示部15は、誘導灯100の構成部品の状態を点検させる指示を出し、その結果を表示する。点検・表示部15は、自己点検スイッチ16、点検スイッチ17、点灯時間リセットスイッチ18、モニタ19を備える。
自己点検スイッチ16は、誘導灯100の構成部品の点検を実行させる指示を出すタイミングを設定するためのスイッチである。
点検スイッチ17は、誘導灯100の構成部品の点検を実行させる指示を誘導灯100の外部から入力するためのスイッチである。
点灯時間リセットスイッチ18は、LEDアレイA7とLEDアレイB8との累積点灯時間をリセット(初期化)する指示を出すスイッチである。点灯時間リセットスイッチ18は、例えば、LEDアレイA7やLEDアレイB8が交換された場合等に使用される。
モニタ19は、自己点検スイッチ16又は点検スイッチ17からの指示により点検を行った結果を表示する表示装置である。モニタ19は、例えば、緑、赤、黄の3色のLEDモニタである。
まず、誘導灯100の基本的な動作を説明する。
(1)電源50から電力の供給がある場合
電源50から電力の供給がある場合、DC/DCコンバータA2の出力により充電回路5を介して電池4が充電される。また、DC/DCコンバータA2の出力は、ランプ点灯装置9を介してLEDアレイA7とLEDアレイB8とへ電力を供給される。そして、LEDアレイA7とLEDアレイB8とは表示面を点灯する。
この際、マイコン10は、ランプ電流切替信号により、LEDアレイA7とLEDアレイB8とへ供給される電流が所定の値となるようにDC/DCコンバータA2を動作させる。つまり、ランプ電流検出部14で検出される電圧値が所定の値となるようにDC/DCコンバータA2は出力する電圧を調整するため、マイコン10がランプ電流切替信号によりスイッチのON/OFFを切替して、DC/DCコンバータA2が出力する電圧を制御する。なお、マイコン10は、LED素子の短絡やオープンやLEDアレイの接続有無を検出した際に入力されるランプ異常検出信号の入力等に基づき、ランプ電流切替信号の出力を切替する。
また、遠隔操作スイッチ51が操作されることにより消灯信号が入力されると、マイコン10はランプOFF信号を出力して、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを消灯させる。再度遠隔操作スイッチ51が操作され、消灯信号の入力が解除されると、マイコン10はランプON信号を出力してLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させる。
(2)電源50からの電力の供給がない場合
停電になり、電源50からの電力の供給がなくなると、電圧検出部6は停電であると判定して、停電を示す停電判定信号をマイコン10へ入力する。すると、マイコン10は、停電を示す電源切替信号を出力して、電池4の電圧をDC/DCコンバータB3により昇圧して、LEDアレイA7とLEDアレイB8とへ電力を供給するように切替する。そして、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを電池4が供給する電力により点灯する。
この際も、(1)の場合と同様に、マイコン10は、ランプ電流切替信号により、LEDアレイA7とLEDアレイB8とへ供給される電流が所定の値となるようにDC/DCコンバータB3を動作させる。
なお、再び電源50からの電力が供給されると、電圧検出部6は通電を示す停電判定信号をマイコン10へ入力し、マイコン10が通電を示す電源切替信号を出力して、DC/DCコンバータA2の出力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯させる。
次に、誘導灯100が適切な使用時間を超えて使用を継続した場合の動作について説明する。
まず、誘導灯100の不揮発性メモリ13(期間記憶部の一例)には、予め適切な使用時間(耐用期限)が記憶されているとする。
誘導灯100の使用が開始されると、マイコン10のタイマー11は、電源50と電池4とのいずれかから電力の供給がある時間を計測する。例えば、タイマー11は、発振子12が刻む周波数に基づき、出力電圧検出信号がマイコン10へ入力されている時間、つまりDC/DCコンバータA2又はDC/DCコンバータB3からの出力電圧が検出されている時間を電源50又は電池4からの電力の供給がある通電時間として計測する。タイマー11は、電圧検出部6が電源50の出力電圧を検出して通電を示す停電判定信号がマイコン10へ入力されている時間と、停電を示す停電判定信号がマイコン10へ入力されている場合に、電池電圧検出信号がマイコン10へ入力されている時間(つまり電池4の出力電圧が検出されている時間)との合計時間を通電時間として計測するとしても、マイコン10が動作している時間を通電時間として計測するとしても構わない。
そして、タイマー11が計測した通電時間が、不揮発性メモリ13に記憶された耐用期限を越えた場合、マイコン10は電源50から供給される電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とが点灯しないように制御する。一方、通電時間が耐用期限を越えた場合であっても、電池4から供給される電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とは点灯する。つまり、マイコン10は、通電時間が耐用期限を越えた場合、電源50から供給される電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とが点灯しないように制御するが、電池4から供給される電力によりLEDアレイA7とLEDアレイB8とが点灯しないように制御しない。例えば、マイコン10は、通電時間が耐用期限を越えた場合、通電を示す停電判定信号がマイコン10へ入力されている間、ランプOFF信号を出力してLEDアレイA7とLEDアレイB8とが点灯しないように制御する。一方、マイコン10は、停電を示す停電判定信号がマイコン10へ入力されている間には、ランプOFF信号を出力せず(ランプON信号を出力して)LEDアレイA7とLEDアレイB8とが点灯するように制御する。
例えば、耐用年限を12年とした場合、通電時間が12年間を経過した時点で、電源50から供給される電力によるLEDアレイA7とLEDアレイB8との点灯を停止する。一方、万一停電した場合には、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを点灯できるようにしておく。
以上のように誘導灯100が動作することにより、誘導灯100が故障する前に、誘導灯100の動作を停止することができる。つまり、コイル等の主幹部品であって、経年劣化による特性変化がある部品が故障する前に、寿命と推定された時間が経過したところで回路動作を止め消灯することによって、耐用年限を過ぎた事を知らしめ、製品の交換を促すことができる。そのため、誘導灯100の製品寿命として誘導灯100を回収することができる。
一方、非常時(例えば、停電時)においては、耐用年限を経過している場合であっても、誘導灯100は耐用年限経過前と同様に動作する。そのため、耐用年限を経過したために、非常時において、誘導灯100の光源(LEDアレイA7、LEDアレイB8)が点灯しないということがない。
なお、通電時間が耐用期限を越えた場合、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを消灯するとともに、点検・表示部15が備えるモニタ19の表示で、通電期間が耐用年限を経過したこと(回路の寿命が来たこと)を知らせても構わない。例えば、全てのモニタ19のLED、あるいはLEDアレイA7、LEDアレイB8を点滅させ、通電期間が耐用年限を経過したことを知らせるようにしても構わない。
また、通電時間が耐用期限を越えた場合、LEDアレイA7とLEDアレイB8とを所定の間隔で点滅させるとしても構わない。このようにすることにより、誘導灯100が故障と勘違いされることを防止できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、適切な時間を超えて使用を続けた場合、実際に故障が起こる前に、常用時の動作を停止することにより、安全性を確保しつつ、寿命であることを使用者へ伝達し、交換を促す誘導灯100について説明した。この実施の形態では、さらに、適切な使用時間が経過するまで誘導灯100を使用した場合等に、誘導灯100の構成部品の状態を確認できるようにし、改良に役立つ情報を得ることができる誘導灯100について説明する。
なお、この実施の形態に係る誘導灯100の構成は、実施の形態1に係る誘導灯100の構成と同様である。
誘導灯100の使用が開始されると、実施の形態1で説明したようにマイコン10のタイマー11は、通電期間を計測する。そして、タイマー11は、計測した通電期間を不揮発性メモリ13に記憶する。したがって、不揮発性メモリ13に記憶された情報を確認することで、確認時点における誘導灯100の通電時間を知ることができる。
この実施の形態に係る誘導灯100のマイコン10は、通電時間に加え、LEDアレイA7とLEDアレイB8との点灯累積時間や、誘導灯100のその他の構成部品の状態を、不揮発性メモリ13に定期的に記憶する。そして、寿命が来た場合や故障が発生した場合等に、不揮発性メモリ13に記憶された情報を確認することで、寿命が来たときの誘導灯100の状態の確認や故障の原因究明を行うことが可能となり、品質改良や故障の再発防止をすることができる。
ここで、誘導灯100の構成部品の状態とは、回路等の構成部品に異常(故障)が発生したか否かという情報や、各構成部品に設けられた温度センサーにより得られた構成部品の温度等の情報である。
誘導灯100は、例えば、点検・表示部15のモニタ19に不揮発性メモリ13が記憶した情報を表示する。
図3は、状態表示部150を下(図1のA方向)から見た図である。上述したように、状態表示部150は点検・表示部15を備え、点検・表示部15は、自己点検スイッチ16、点検スイッチ17を備える。ここで、例えば、自己点検スイッチ16と点検スイッチ17とを同時に長押し(例えば、10秒以上押す)した場合、不揮発性メモリ13が記憶した構成部品の異常に関する情報をモニタ19に表示する。
図4は、モニタ19が構成部品の異常に関する情報を表示する表示方法を示す図である。ここでは、モニタ19は、緑、赤、黄の3色のLEDであるとする。また、図4で示す各LEDの表示内容は、左から右へ時間が経過するものとし、網掛け(High)が点灯、白抜き(Low)が不点灯である。例えば、DC/DCコンバータA2の異常の場合の緑LEDの表示は、短時間の点灯と短時間の不点灯とを繰り返すことを意味する。また、DC/DCコンバータB3の異常の場合の緑LEDの表示は、長時間の点灯と長時間の不点灯とを繰り返すことを意味する。また、LEDアレイA7の短絡の場合の緑LEDの表示は、常時点灯することを意味する。また、LEDアレイB8の短絡の場合の緑LEDの表示は、常時不点灯であることを意味する。つまり、3色のLEDの点灯パターンにより、構成部品の異常の発生箇所や異常の内容を特定可能としている。
また、例えば、自己点検スイッチ16のみを長押しした場合、不揮発性メモリ13が記憶した通電時間を表示し、点検スイッチ17のみを長押しした場合、点灯累積時間を表示するとしても構わない。通電時間や点灯累積時間は、例えば、どの色のLEDを点灯するかやLEDの点滅の速度により時間の長短を示す。
また、不揮発性メモリ13を誘導灯100から取り外し、データ読出表示装置により不揮発性メモリ13が記憶した情報を読み出し、表示するとしてもよい。
図5は、データ読出表示装置を示す図である。データ読出表示装置は、不揮発性メモリ13が記憶した情報を読み出す読出部(メモリ解読装置)と、読み出した情報を表示する表示部(回収メモリ状態表示装置)とを備える。表示部は、例えば、通電時間、点灯累積時間(点灯時間)、停電回数、使用温度、不具合発生内容(故障内容)を文字や画像でLCD等のディスプレイに表示する。
以上のように不揮発性メモリに記憶されたデータを読み出すことにより、誘導灯100の改良に役立つ情報を得ることができる。また、故障の再発を防止するために役立つ情報を得ることができる。
なお、上記説明では、定期的に誘導灯100の構成部品の状態を不揮発性メモリ13に記憶するとした。しかし、マイコン10の電源が遮断され、マイコン10がリセットされる場合やRESET信号が入力されリセットされる場合にも、同様に不揮発性メモリ13に遮断直前の構成部品の状態を記憶させるとしても構わない。また、不揮発性メモリ13に記憶した情報は、マイコン10が再度リセットされた場合でも上書きせず、履歴として全てのデータを蓄積するようにしても構わない。
ここで、マイコン10の電源が遮断される場合とは、例えば、停電時や誘導灯100が電源50から取り外されている場合に電池4が取り外された場合や、停電が長く続き電池4の電力を使い切った場合等である。
また、マイコン10は、例えば、回路等の構成部品に異常(故障)が発生したという情報を以下のように得て、不揮発性メモリ13に記憶する。
(a)マイコン10は、例えば、商用電源50からの電力の供給があるにもかかわらず、出力電圧検出信号が正常な値を示していない場合は、DC/DCコンバータA2の故障であると判断し、不揮発性メモリ13に記憶する。なお、商用電源50からの電力の供給があるか否かは、電圧検出部6が検出した電圧に基づき入力された停電判定信号で判断する。
(b)マイコン10は、商用電源50からの電力の供給が無く(停電を示す停電判定信号が入力されており)、電池電圧検出信号が正常な電池電圧を示しているにもかかわらず、出力電圧検出信号が正常な値を示していない場合は、DC/DCコンバータB3の故障であると判断し、不揮発性メモリ13に記憶する。
(c)マイコン10は、出力電圧検出信号が正常な値を検出しているにもかかわらず、LEDアレイ異常が検出されたことを示すランプ異常検出信号が入力された場合は、ランプ点灯装置9の故障、LEDアレイA7又はLEDアレイB8の故障、あるいはLEDアレイA7又はLEDアレイB8が接続されていない状態であると判定し、不揮発性メモリ13に記憶する。例えば、LEDアレイA7やLEDアレイB8の接続有無については、図6に示す折り返し回路により特定することができる。
図6は、LEDアレイA7やLEDアレイB8の接続有無を検出するための折り返し回路を示す図である。図6(a)は、折り返し回路を設けていない回路を示す図であり、図6(b)は、図6(a)に示す回路に折り返し回路を設けた回路を示す図である。例えば、接続コネクタのリード線が断線等した場合には、折り返し回路からの信号はマイコン10に返らない。一方、接続コネクタに異常はないが、LEDがオープン故障した場合には、折り返し回路からマイコン10へ信号が返る。したがって、LEDアレイA7やLEDアレイB8の接続が無く、LED電流が検出されないのか、LEDがオープン故障したために電流が検出されないのかを特定できる。
(d)マイコン10は、出力電圧検出信号が正常な値を検出しているにもかかわらず、電池電圧検出信号が正常な電池電圧を検出していない場合、充電回路5の故障又は電池4の故障として判定して、不揮発性メモリ13に記憶する。
なお、信号が正常な値を示しているか否かは、例えば、各信号にしきい値を定めておき、入力されている信号としきい値とを比較して正常であるか否かを判定することができる。
なお、上記説明では、モニタ19の各LEDの表示について、自己点検スイッチ16や点検スイッチ17を長押しした場合のみ説明した。しかし、例えば、各LEDは、通常緑LEDは、商用電源があり、電池が接続されている時に点灯し、赤LEDは商用電源があり、LEDアレイが異常な状態である時に点灯し、黄LEDは動作の点検を実施している時に点滅する。
また、上記説明において、「〜部」と説明したものは、「〜回路」、「〜装置」であってもよく、「〜回路」と説明したものは「〜部」、「〜装置」であっても構わない。また、マイコン10が行うものとして説明した機能を実現する回路を制御部としても構わない。
誘導灯100の外観を示す図。 誘導灯100の回路図。 状態表示部150を下(図1のA方向)から見た図。 モニタ19が構成部品の異常に関する情報を表示する表示方法を示す図。 データ読出表示装置を示す図。 LEDアレイA7やLEDアレイB8の接続有無を検出するための折り返し回路を示す図。
符号の説明
1 ダイオードブリッジ、2 DC/DCコンバータA、3 DC/DCコンバータB、4 電池、5 充電回路、6 電圧検出部、7 LEDアレイA、8 LEDアレイB、9 ランプ点灯装置、10 マイコン、11 タイマー、12 発振子、13 不揮発性メモリ、14 ランプ電流検出部、15 点検・表示部、16 自己点検スイッチ、17 点検スイッチ、18 点灯時間リセットスイッチ、19 モニタ、50 電源、51 遠隔操作スイッチ、100 誘導灯、110 器具本体、120 情報表示部、130 LEDユニット、140 点灯制御部、150 状態表示部、160 電源端子台。

Claims (4)

  1. 所定の情報を表示する情報表示部と、
    上記情報表示部に光を入射する光源と、
    常用時には商用電源から供給される電力により上記光源を点灯させ、上記商用電源から電力が供給されない非常時には非常時電源から供給される電力により上記光源を点灯させる制御部と、
    上記商用電源から電力が供給された通電期間を計測して記憶装置に記憶する通電期間計測部と、
    所定の期間を記憶装置に記憶する期間記憶部とを備え、
    上記制御部は、上記通電期間計測部が計測した通電期間が上記期間記憶部が記憶した所定の期間を超えた場合、常用時には上記光源を点灯させず、非常時には非常時電源から供給される電力により上記光源を点灯させる
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 上記制御部は、上記通電期間が上記所定の期間を超えた場合、所定の間隔毎に上記光源を点滅させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記制御部は、上記表示装置の構成部品の動作状況を監視して、上記動作状況を示す情報を記憶装置に記憶し、
    上記表示装置は、さらに、
    上記記憶装置に記憶された情報を表示する状態表示部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 上記記憶装置は、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置。
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