JP7396167B2 - 誘導灯装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、誘導灯装置に関する。
非常時における避難経路等の案内表示を行うための照明装置として、誘導灯が従来用いられている。
具体的には、例えば、特許文献1には、ランプホルダに設けられたランプと、当該ランプの寿命をカウントするタイマと、当該タイマをリセットするリセットスイッチと、を有する誘導灯が開示されている。
特開2007-121812号公報
実施形態は、部品点数を削減しつつ光源の積算点灯時間を誤ってリセットすることを防止可能な誘導灯装置を提供することを目的とする。
実施形態の誘導灯装置は、光源と、前記光源を点灯させるための駆動電圧の生成に用いられる電気エネルギーを蓄積する着脱可能なバッテリと、計時部と、スイッチと、制御部と、を有する。前記計時部は、前記光源の積算点灯時間を計測しつつ保持する。前記スイッチは、前記誘導灯装置における自己点検を行わせるための第1の操作、及び、前記第1の操作とは異なる第2の操作を行うことが可能である。前記制御部は、前記スイッチにおいて前記第2の操作が行われたこと、前記積算点灯時間が第1の所定時間以上であること、及び、前記バッテリが充電中または取り外されていることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする。
第1の実施形態に係る誘導灯装置の要部の構成を示す図。 第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の一例を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の図2とは異なる例を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の図2とは異なる例を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態に係る誘導灯装置の要部の構成を示す図。 第2の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の一例を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
誘導灯装置1は、例えば、図1に示すように、電源回路11と、電源監視回路12と、バッテリ13と、バッテリ監視回路14と、光源15と、表示板16と、点検スイッチ17と、状態表示灯18と、マイクロコントローラ19と、を有して構成されている。
電源回路11は、例えば、整流回路及びDC/DCコンバータ等を有して構成されている。また、電源回路11は、商用電源等の外部電源101から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、当該直流電圧に応じた駆動電圧及び充電電圧を生成するように構成されている。また、電源回路11は、前述のように生成した駆動電圧を電源監視回路12、バッテリ監視回路14、光源15及びマイクロコントローラ19へ供給するように構成されている。また、電源回路11は、前述のように生成した充電電圧をバッテリ13へ供給するように構成されている。また、電源回路11は、外部電源101から供給される交流電圧の代わりに、バッテリ13に蓄積されている電気エネルギーを用いて駆動電圧を生成し、当該生成した駆動電圧を電源監視回路12、バッテリ監視回路14、光源15及びマイクロコントローラ19に供給することができるように構成されている。
電源回路11は、マイクロコントローラ19から出力される電源制御信号に応じた動作を行うことができるように構成されている。具体的には、電源回路11は、マイクロコントローラ19から出力される電源制御信号に応じ、例えば、バッテリ13に対して充電電圧を供給しつつ、光源15に対して駆動電圧を供給するか否かを切り替えることができるように構成されている。
電源監視回路12は、電源回路11から供給される駆動電圧に応じて動作している期間において、外部電源101と電源回路11とを接続するAC電源ラインが通電しているか否かを示す電源監視信号を生成し、当該生成した電源監視信号をマイクロコントローラ19へ出力するように構成されている。
バッテリ13は、誘導灯装置1の内部の所定の位置に形成されたバッテリ収容部(不図示)において着脱することができるように構成されている。また、バッテリ13は、電源回路11から供給される充電電圧に応じた電気エネルギーを蓄積するように構成されている。
バッテリ監視回路14は、電源回路11から供給される駆動電圧に応じて動作している期間において、電源回路11とバッテリ13とを接続するDC電源ラインが通電しているか否か、及び、バッテリ13が充電中または放電中のいずれの状態であるかを示すバッテリ監視信号を生成し、当該生成したバッテリ監視信号をマイクロコントローラ19へ出力するように構成されている。
光源15は、例えば、1つ以上のLEDまたはランプを有して構成されている。また、光源15は、電源回路11から供給される駆動電圧に応じて点灯することにより、表示板16を裏面側から照明するように構成されている。
表示板16の表面側には、非常時における避難経路等の案内表示を行うためのピクトグラムが描かれている。
点検スイッチ17は、例えば、誘導灯装置1の点検作業を行う作業者により押下される押しボタンスイッチとして構成されている。また、点検スイッチ17は、作業者の操作に応じた操作信号を生成し、当該生成した操作信号をマイクロコントローラ19へ出力するように構成されている。
状態表示灯18は、マイクロコントローラ19から出力される表示灯制御信号に応じた動作を行うことにより、誘導灯装置1の状態を複数の色の光を用いて作業者に対して報知することができるように構成されている。また、状態表示灯18は、光源モニタ18Aと、点検モニタ18Bと、バッテリモニタ18Cと、を有して構成されている。
光源モニタ18Aは、例えば、1つ以上のLEDを有して構成されているとともに、誘導灯装置1の外部へ赤色光を出射するように構成されている。また、光源モニタ18Aは、マイクロコントローラ19から出力される表示灯制御信号に応じて点灯状態を変化させることにより、光源15の状態を作業者に対して報知することができるように構成されている。
点検モニタ18Bは、例えば、1つ以上のLEDを有して構成されているとともに、誘導灯装置1の外部へ橙色光を出射するように構成されている。また、点検モニタ18Bは、マイクロコントローラ19から出力される表示灯制御信号に応じて点灯状態を変化させることにより、点検スイッチ17の操作に応じて行われる点検動作(後述)に係る状態を作業者に対して報知することができるように構成されている。
バッテリモニタ18Cは、例えば、1つ以上のLEDを有して構成されているとともに、誘導灯装置1の外部へ緑色光を出射するように構成されている。また、バッテリモニタ18Cは、マイクロコントローラ19から出力される表示灯制御信号に応じて点灯状態を変化させることにより、バッテリ13の状態を作業者に対して報知することができるように構成されている。
マイクロコントローラ19は、電源回路11から供給される駆動電圧に応じて動作するように構成されている。また、マイクロコントローラ19は、計時回路19Aと、制御回路19Bと、記憶回路19Cと、を有して構成されている。
計時回路19Aは、電源監視回路12から出力される電源監視信号、及び、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号に基づき、光源15の積算点灯時間TSLを計測しつつ保持するように構成された計時部である。また、計時回路19Aは、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号に基づき、バッテリ13の連続充電時間TJCを計測しつつ保持するように構成されている。
積算点灯時間TSLは、AC電源ラインが通電している旨を示す電源監視信号、及び、バッテリ13が放電中である旨を示すバッテリ監視信号のうちの少なくとも一方が出力されている時間、すなわち、誘導灯装置1の設置時を0とした場合の光源15の点灯時間の積算値として計測される。また、積算点灯時間TSLは、制御回路19Bの制御に応じて0にリセットされる。
連続充電時間TJCは、バッテリ13が充電中である旨を示すバッテリ監視信号が連続的に出力されている時間、すなわち、電源回路11からバッテリ13への充電電圧の供給が続いている時間として計測される。また、連続充電時間TJCは、電源回路11からバッテリ13への充電電圧の供給が停止したタイミングにおいて0にリセットされる。具体的には、連続充電時間TJCは、例えば、電源回路11がバッテリ13に蓄積されている電気エネルギーを用いて駆動電圧の生成を開始したタイミング、すなわち、バッテリ13が放電中である旨を示すバッテリ監視信号の出力が検知されたタイミングにおいて0にリセットされる。また、連続充電時間TJCは、例えば、バッテリ13が誘導灯装置1から取り外されたタイミング、すなわち、DC電源ラインが通電していない旨を示すバッテリ監視信号の出力が検知されたタイミングにおいて0にリセットされる。
制御回路19Bは、電源回路11の動作を制御するための電源制御信号を生成して出力することができるように構成された制御部である。また、制御回路19Bは、状態表示灯18の各部の点灯状態を設定するための表示灯制御信号を生成して出力することができるように構成されている。
制御回路19Bは、誘導灯装置1の外部に設けられたスイッチ装置201から点灯信号が出力されていることを検知した際に、光源15を点灯させるための電源制御信号を生成して電源回路11へ出力するように構成されている。すなわち、このような構成によれば、スイッチ装置201から点灯信号が出力されている場合において、電源回路11から光源15への駆動電圧の供給が行われる。
制御回路19Bは、誘導灯装置1の外部に設けられたスイッチ装置201から消灯信号が出力されていることを検知した際に、光源15を消灯させるための電源制御信号を生成して電源回路11へ出力するように構成されている。すなわち、このような構成によれば、スイッチ装置201から消灯信号が出力されている場合において、電源回路11から光源15への駆動電圧の供給が停止される。
なお、第1の実施形態においては、スイッチ装置201が、例えば、光源15を手動で点灯または消灯させることが可能なスイッチを含む壁スイッチ等により構成されていればよい。
制御回路19Bは、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLに対して閾値判定を行うことにより判定結果を取得し、当該取得した判定結果に応じて光源モニタ18Aの点灯状態を設定するための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。
具体的には、制御回路19Bは、例えば、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLが所定時間TA未満であるとの判定結果を得た場合に、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。また、制御回路19Bは、例えば、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であるとの判定結果を得た場合に、光源モニタ18Aを点滅させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。
なお、所定時間TAは、光源15の寿命末期に属する時間として設定されている。そのため、第1の実施形態においては、光源モニタ18Aの点灯状態により、光源15の交換の要否を作業者に対して報知することができる。
制御回路19Bは、点検スイッチ17から出力される操作信号に基づき、点検スイッチ17において行われた操作内容を検知することができるように構成されている。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において通常操作に相当する第1の操作が行われたこと、及び、計時回路19Aにより保持されている連続充電時間TJCが所定時間TB以上であることを検知した場合に、電源回路11を制御することにより、非常時において誘導灯装置1が正常に動作するか否かを確認するための点検動作(以降、誘導灯装置1の自己点検動作とも称する)を行うとともに、当該点検動作に応じた点検結果を取得するように構成されている。なお、前述の通常操作は、例えば、点検スイッチ17を1回押下する操作等のような、後述の特殊操作と異なる操作として予め設定されているものとする。
ここで、所定時間TBは、所定の法令に則った時間(24時間)として設定されている。また、誘導灯装置1の自己点検動作においては、外部電源101から供給される交流電圧の代わりに、バッテリ13に蓄積されている電気エネルギーを用いて光源15を所定時間TC(20分間または60分間)の間連続的に点灯させる動作が行われる。そのため、誘導灯装置1の自己点検動作には、バッテリ13の寿命を確認するための動作が含まれている。また、誘導灯装置1の自己点検動作によれば、例えば、バッテリ13が寿命末期に達しているか否かに係る点検結果を得ることができる。また、第1の実施形態においては、制御回路19Bが、計時回路19Aにより保持されている連続充電時間TJCが所定時間TB未満であることを検知した場合には、点検スイッチ17において行われた操作を無効化することにより、誘導灯装置1の自己点検動作を行わないようにしている。
制御回路19Bは、誘導灯装置1の自己点検動作を行っている期間に属する場合に、点検モニタ18Bを点灯させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。また、制御回路19Bは、誘導灯装置1の自己点検動作を行っている期間に属しない場合に、点検モニタ18Bを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。
制御回路19Bは、誘導灯装置1の自己点検動作によりバッテリ13が寿命末期に達していないとの検査結果を取得した場合に、バッテリモニタ18Cを点灯させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。また、制御回路19Bは、誘導灯装置1の自己点検動作によりバッテリ13が寿命末期に達しているとの検査結果を取得した場合に、バッテリモニタ18Cを点滅させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。
以上に述べたような制御回路19Bの動作によれば、例えば、誘導灯装置1の設置時からバッテリ13が寿命末期に達するまでの期間において、バッテリモニタ18Cが点灯し続ける。そのため、第1の実施形態においては、バッテリモニタ18Cの点灯状態により、バッテリ13の交換の要否を作業者に対して報知することができる。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において通常操作とは異なる特殊操作に相当する第2の操作が行われたこと、及び、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であることを検知した場合に、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号により示されるバッテリ13の状態に応じて当該積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御を行うとともに、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力するように構成されている。なお、積算点灯時間TSLのリセットに係る動作の具体例については、後程説明する。
続いて、第1の実施形態の作用について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以降においては、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であること、及び、AC電源ラインが通電している旨を示す電源監視信号が出力されていることが制御回路19Bにより検知されているものとして説明を行う。図2は、第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の一例を説明するためのフローチャートである。
作業者は、例えば、光源モニタ18Aが点滅していることを確認した際に、スイッチ装置201を操作することにより光源15を一旦消灯させた状態において、光源15の交換に係る作業を行う。そして、作業者は、例えば、光源15の交換に係る作業を完了した後、スイッチ装置201を操作することにより光源15を再度点灯させるとともに、点検スイッチ17を操作することにより積算点灯時間TSLをリセットさせる。
制御回路19Bは、点検スイッチ17から出力される操作信号に基づき、点検スイッチ17において行われた操作内容を検知して検知結果を取得する(図2のステップS1)。
制御回路19Bは、図2のステップS1により得られた検知結果に基づき、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるか否かを判定するための処理を行う(図2のステップS2)。
具体的には、制御回路19Bは、図2のステップS2の処理として、例えば、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を5秒以内に3回押下する操作であるか否かを判定するための処理を行う。すなわち、制御回路19Bは、図2のステップS2の処理として、例えば、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を所定時間以内に所定回数押下する操作であるか否かを判定するための処理を行う。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作とは異なる操作であるとの判定結果を得た場合(S2:NO)に、図2のステップS1において検知した操作内容を無効化した(図2のステップS6)後、一連の動作を終了する。なお、第1の実施形態においては、図2のステップS6の動作により点検スイッチ17の操作内容が無効化された場合には、積算点灯時間TSLが0にリセットされないため、光源モニタ18Aが点滅している状態が維持される。また、図示しないが、制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が通常操作であるとの判定結果を得た場合には、前述の誘導灯装置1の自己点検動作を行う。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるとの判定結果を得た場合(S2:YES)に、さらに、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号に基づき、バッテリ13の状態を検知して検知結果を取得する(図2のステップS3)。
制御回路19Bは、図2のステップS3により得られた検知結果に基づき、バッテリ13が充電中であるか否かを判定するための処理を行う(図2のステップS4)。
制御回路19Bは、バッテリ13が放電中であるとの判定結果、または、DC電源ラインが通電していないとの判定結果のいずれかを得た場合(S4:NO)に、図2のステップS1において検知した操作内容を無効化した(図2のステップS6)後、一連の動作を終了する。
制御回路19Bは、バッテリ13が充電中であるとの判定結果を得た場合(S4:YES)に、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御を行い(図2のステップS5)、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力した後、一連の動作を終了する。
なお、第1の実施形態によれば、誘導灯装置1の構成及び図2の動作を適宜変形することにより、例えば、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であること、AC電源ラインが通電していること、誘導灯装置1を遠隔で操作可能な操作端末に設けられた所定のスイッチの操作が行われたこと、及び、バッテリ13が充電中であることが検知された際に、積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御が行われるようにしてもよい。
以上に述べたように、第1の実施形態によれば、誘導灯装置1に設けられた点検スイッチ17において、誘導灯装置1の自己点検を行わせるための操作と、光源15の積算点灯時間TSLをリセットさせるための操作と、の2種類の操作を行うことができる。また、第1の実施形態によれば、前述の2種類の操作が互いに異なる操作として設定されている。そのため、第1の実施形態によれば、例えば、積算点灯時間TSLをリセットするための専用のスイッチを誘導灯装置1に設けずとも、当該積算点灯時間TSLを確実にリセットすることができる。従って、第1の実施形態によれば、部品点数を削減しつつ光源の積算点灯時間を誤ってリセットすることを防止することができる。
第1の実施形態によれば、光源15の交換作業の完了に伴って行われる点検スイッチ17の操作に応じ、図2に示した動作の代わりに、例えば、図3に示すような動作が行われるものであってもよい。このような第1の実施形態の第1の変形例に係る動作について、以下に説明する。なお、以降においては、既述の動作等を適用可能な部分に関する具体的な説明を適宜省略するものとする。図3は、第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の図2とは異なる例を説明するためのフローチャートである。
制御回路19Bは、点検スイッチ17から出力される操作信号に基づき、点検スイッチ17において行われた操作内容を検知して検知結果を取得する(図3のステップS11)。
制御回路19Bは、図3のステップS11により得られた検知結果に基づき、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるか否かを判定するための処理を行う(図3のステップS12)。
具体的には、制御回路19Bは、図3のステップS12の処理として、例えば、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を5秒以内に3回押下する操作であるか否かを判定するための処理を行う。または、制御回路19Bは、図3のステップS12の処理として、例えば、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を5秒間長押しした直後に点検スイッチ17を1回押下する操作であるか否かを判定するための処理を行う。すなわち、制御回路19Bは、図3のステップS12の処理として、例えば、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を所定時間以内に所定回数押下する操作であるか否かを判定するための処理、または、点検スイッチ17において行われた操作が点検スイッチ17を所定時間長押しした直後に点検スイッチ17を所定回数押下する操作であるか否かを判定するための処理のいずれかを行う。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作とは異なる操作であるとの判定結果を得た場合(S12:NO)に、図3のステップS11において検知した操作内容を無効化した(図3のステップS17)後、一連の動作を終了する。なお、本変形例においては、図3のステップS17の動作により点検スイッチ17の操作内容が無効化された場合には、積算点灯時間TSLが0にリセットされないため、光源モニタ18Aが点滅している状態が維持される。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるとの判定結果を得た場合(S12:YES)に、さらに、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号に基づき、バッテリ13の状態を検知して検知結果を取得する(図3のステップS13)。
制御回路19Bは、図3のステップS13により得られた検知結果に基づき、バッテリ13が充電中であるか否かを判定するための処理を行う(図3のステップS14)。
制御回路19Bは、バッテリ13が放電中であるとの判定結果、または、DC電源ラインが通電していないとの判定結果のいずれかを得た場合(S14:NO)に、図3のステップS11において検知した操作内容を無効化した(図3のステップS17)後、一連の動作を終了する。
制御回路19Bは、バッテリ13が充電中であるとの判定結果を得た場合(S14:YES)に、さらに、計時回路19Aにより保持されている連続充電時間TJCが所定時間TB未満であるか否かを判定するための処理を行う(図3のステップS15)。
制御回路19Bは、連続充電時間TJCが所定時間TB以上であるとの判定結果を得た場合(S15:NO)に、図3のステップS11において検知した操作内容を無効化した(図3のステップS17)後、一連の動作を終了する。
制御回路19Bは、連続充電時間TJCが所定時間TB未満であるとの判定結果を得た場合(S15:YES)に、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御を行い(図3のステップS16)、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力した後、一連の動作を終了する。
なお、本変形例によれば、誘導灯装置1の構成及び図3の動作を適宜変形することにより、例えば、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であること、AC電源ラインが通電していること、誘導灯装置1を遠隔で操作可能な操作端末に設けられた所定のスイッチの操作が行われたこと、バッテリ13が充電中であること、及び、連続充電時間TJCが所定時間TB未満であることが検知された際に、積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御が行われるようにしてもよい。
以上に述べたように、本変形例によれば、誘導灯装置1に設けられた点検スイッチ17において、前述の第1の実施形態に述べたものと同様の2種類の操作を行うことができる。また、本変形例によれば、連続充電時間TJCの不足に起因して誘導灯装置1の自己点検動作を行うことができない状態において、積算点灯時間TSLをリセットすることができる。そのため、本変形例によれば、例えば、積算点灯時間TSLをリセットするための専用のスイッチを誘導灯装置1に設けずとも、当該積算点灯時間TSLを確実にリセットすることができる。従って、本変形例によれば、部品点数を削減しつつ光源の積算点灯時間を誤ってリセットすることを防止することができる。
第1の実施形態によれば、光源15の交換作業の完了に伴って行われる点検スイッチ17の操作に応じ、図2に示した動作の代わりに、例えば、図4に示すような動作が行われるものであってもよい。このような第1の実施形態の第2の変形例に係る動作について、以下に説明する。図4は、第1の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の図2とは異なる例を説明するためのフローチャートである。
制御回路19Bは、点検スイッチ17から出力される操作信号に基づき、点検スイッチ17において行われた操作内容を検知して検知結果を取得する(図4のステップS21)。
制御回路19Bは、図4のステップS21により得られた検知結果に基づき、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるか否かを判定するための処理を行う(図4のステップS22)。
具体的には、制御回路19Bは、図4のステップS22の処理として、例えば、点検スイッチ17を5秒以内に3回押下する操作が行われたか否かを判定するための処理を行う。すなわち、制御回路19Bは、図2のステップS2の処理として、例えば、点検スイッチ17を所定時間以内に所定回数押下する操作が行われたか否かを判定するための処理を行う。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作とは異なる操作であるとの判定結果を得た場合(S22:NO)に、図4のステップS21において検知した操作内容を無効化した(図4のステップS26)後、一連の動作を終了する。なお、本変形例においては、図4のステップS26の動作により点検スイッチ17の操作内容が無効化された場合には、積算点灯時間TSLが0にリセットされないため、光源モニタ18Aが点滅している状態が維持される。
制御回路19Bは、点検スイッチ17において行われた操作が特殊操作であるとの判定結果を得た場合(S22:YES)に、さらに、バッテリ監視回路14から出力されるバッテリ監視信号に基づき、バッテリ13の状態を検知して検知結果を取得する(図4のステップS23)。
制御回路19Bは、図4のステップS23により得られた検知結果に基づき、バッテリ13が取り外されているか否かを判定するための処理を行う(図4のステップS24)。
制御回路19Bは、DC電源ラインが通電しているとの検知結果に基づいてバッテリ13が取り外されていないとの判定結果を得た場合(S24:NO)に、図4のステップS21において検知した操作内容を無効化した(図4のステップS26)後、一連の動作を終了する。
制御回路19Bは、DC電源ラインが通電していないとの検知結果に基づいてバッテリ13が取り外されているとの判定結果を得た場合(S24:YES)に、計時回路19Aにより保持されている積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御を行い(図4のステップS25)、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力した後、一連の動作を終了する。
なお、本変形例によれば、誘導灯装置1の構成及び図4の動作を適宜変形することにより、例えば、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であること、AC電源ラインが通電していること、誘導灯装置1を遠隔で操作可能な操作端末に設けられた所定のスイッチの操作が行われたこと、及び、バッテリ13が取り外されていることが検知された際に、積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御が行われるようにしてもよい。
以上に述べたように、本変形例によれば、誘導灯装置1に設けられた点検スイッチ17において、前述の第1の実施形態に述べたものと同様の2種類の操作を行うことができる。また、本変形例によれば、バッテリ13の取り外しに起因して誘導灯装置1の自己点検動作を行うことができない状態において、積算点灯時間TSLをリセットすることができる。そのため、本変形例によれば、例えば、積算点灯時間TSLをリセットするための専用のスイッチを誘導灯装置1に設けずとも、当該積算点灯時間TSLを確実にリセットすることができる。従って、本変形例によれば、部品点数を削減しつつ光源の積算点灯時間を誤ってリセットすることを防止することができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る誘導灯装置の要部の構成を示す図である。この第2の実施形態において、上述の第1の実施形態と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点について説明する。
誘導灯装置1は、図1に示す第1の実施形態の構成に対して、さらに受信回路21を備えている。受信回路21は、誘導灯装置1の外部のリモートコントローラ301から無線送信された遠隔操作信号を受信する受信部である。受信回路21は、受信した遠隔操作信号をマイクロコントローラ19へ送信する。
リモートコントローラ301は、誘導灯装置1の遠隔操作装置であり、例えば赤外線の遠隔操作信号を送信する赤外線リモートコントローラである。ただし、無線送信方式は赤外線送信方式に限定されるものではなく、その他の送信方式を採用してもよい。リモートコントローラ301は、積算点灯時間リセットスイッチ302と、送信回路303と、を備えている。なお、リモートコントローラ301は、誘導灯装置1を遠隔操作するためのその他のスイッチを備えていても構わない。
積算点灯時間リセットスイッチ302は、例えば1回押下する操作が行われた場合に、積算点灯時間TSLのリセットを指示する信号(リセット指示信号)を発生する。なお、1回押下する操作に代えて、所定時間以上の長押し操作により、リセット指示信号を発生するようにしてもよい。
送信回路303は、リモートコントローラ301で発生した指示信号(リセット指示信号を含む)を遠隔操作信号として送信する送信部である。
図6は、第2の実施形態に係る誘導灯装置において行われる動作の一例を説明するためのフローチャートである。この図6は、第1の実施形態に係る図2に対する変更部分を追記したものであり、同様の動作を行うステップについては図2と同じ符号を付している。図6においては、適宜、リモートコントローラをリモコンと略記している。
なお、図6の説明を行う前提として、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であること、及び、AC電源ラインが通電している旨を示す電源監視信号が出力されていることが制御回路19Bにより検知されていることは、図2と同様である。
制御回路19Bは、点検スイッチ17から操作信号が出力されたか否かにより、点検スイッチ17が操作されたか否かを判定する(図6のステップS31)。ここで、点検スイッチ17が操作されたと判定した場合、制御回路19Bは、図2のステップS1およびS2と同じ処理に進む。
一方、点検スイッチ17が操作されていないと判定した場合、制御回路19Bは、受信回路21が遠隔操作信号(リモコン信号)を受信したか否かを判定する(図6のステップS32)。ここで、リモコン信号を受信していないと判定した場合、制御回路19Bは、ステップS31へ戻る。
また、ステップS32において、リモコン信号を受信したと判定した場合、制御回路19Bは、受信したリモコン信号に基づき、リモートコントローラ301において行われた操作内容を検知して検知結果を取得する(図6のステップS33)。
制御回路19Bは、ステップS33により得られた検知結果に基づき、リモートコントローラ301において行われた操作が、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であるか否かを判定する(図6のステップS34)。ここで、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作でないと判定した場合、制御回路19Bは、リモートコントローラ301の操作内容に応じた処理を実行し(図6のステップS35)、実行後にステップS31へ戻る。
ステップS34において、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定した場合、制御回路19Bは、図2のステップS3およびS4と同じ処理に進む。図2で説明したように、ステップS2において特殊操作であると判定した場合も、制御回路19Bは、ステップS3およびS4と同じ処理に進む。
ステップS4において、バッテリ13が充電中であると判定した場合、制御回路19Bは、積算点灯時間TSLのリセットを待機するスタンバイモードに移行して、待機時間であるスタンバイ時間(第4の所定時間)を設定し、計時回路19Aにタイムカウントを開始させる(図6のステップS36)。
また、スタンバイモードに移行したときに、制御回路19Bは、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であることを示す点滅の周期とは異なる周期で光源モニタ18Aを点滅させるための表示灯制御信号を生成して、光源モニタ18Aへ出力する。ここに、スタンバイモードにおける点滅の周期の一例は、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であることを示す点滅の周期よりも短い周期であり、このような点滅を以下では高速点滅と呼ぶことにする。
制御回路19Bは、計時回路19Aによりカウントしている時間とスタンバイ時間とを比較して、スタンバイ時間が経過したか否かを判定し(図6のステップS37)、スタンバイ時間が経過したと判定した場合、図2のステップS6と同じ処理に進んで、操作内容を無効化した後に、一連の動作を終了する。なお、ステップS6においては操作内容が無効化されるために、光源モニタ18Aは、高速点滅から、積算点灯時間TSLが所定時間TA以上であることを示す点滅に戻る。
また、ステップS37において、スタンバイ時間が経過していないと判定した場合、制御回路19Bは、リセット確認操作(第3の操作)が行われたか否かをさらに判定する(図6のステップS38)。ここに、リセット確認操作は、点検スイッチ17の特殊操作によりスタンバイモードに入った場合には、点検スイッチ17を例えば1回押下する操作などである。また、リセット確認操作は、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作によりスタンバイモードに入った場合には、積算点灯時間リセットスイッチ302を例えば1回押下する操作(または、長押し操作)などである。制御回路19Bは、リセット確認操作が行われたか否かを検知して、検知結果に基づき判定を行う。
ステップS38において、リセット確認操作が行われていないと判定した場合、制御回路19Bは、ステップS37へ戻る。
一方、ステップS38において、リセット確認操作が行われたと判定した場合、制御回路19Bは、図2のステップS5と同じ処理に進んで、積算点灯時間TSLを0にリセットするための制御を行い、光源モニタ18Aを消灯させるための表示灯制御信号を生成して出力した後、一連の動作を終了する。
このような処理を行ったときの光源モニタ18Aの点灯状態を、上述した第1の実施形態と比較すると、次のようになる。
まず、第1の実施形態では、光源モニタ18Aの点灯状態が次のように変化する。
(1A)TSL<TAのとき :消灯
(1B)TSL≧TAのとき :点滅
(1C)TSLリセット実行後:消灯
一方、この第2の実施形態では、光源モニタ18Aの点灯状態が次のように変化する。
(2A)TSL<TAのとき :消灯
(2B)TSL≧TAのとき :点滅
(2C)スタンバイモード中 :高速点滅
(2D)TSLリセット実行後:消灯
なお、上述では、図2のステップS4とステップS5との間でスタンバイモードに移行する例を説明したが、これに限定されるものではない。ステップS2で特殊操作であると判定されてからステップS5で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、または、ステップS34において積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定されてからステップS5で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、の何れかにおいてスタンバイモードに移行すればよい。例を挙げれば、ステップS2とステップS3の間、または、ステップS34とステップS3の間でスタンバイモードに移行してもよい。
さらに、図6は図2を基礎として変更しているが、図2に代えて、図3または図4を基礎として図6と同様の変更を行ってもよい。
例えば、図3を基礎とする場合には、ステップS11の前に図6のステップS31の処理を行い、必要に応じて、図6のステップS32~S35の処理を行えばよい。そして、ステップS34において、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定した場合、制御回路19Bは、図3のステップS13の処理に進めばよい。
また、図3を基礎としてスタンバイモードに移行するのは、ステップS12で特殊操作であると判定されてからステップS16で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、または、ステップS34において積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定されてからステップS16で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、の何れかであればよい。一例を挙げれば、図3のステップS15とステップS16との間でスタンバイモードに移行してもよい。
一方、例えば、図4を基礎とする場合には、ステップS21の前に図6のステップS31の処理を行い、必要に応じて、図6のステップS32~S35の処理を行えばよい。そして、ステップS34において、積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定した場合、制御回路19Bは、図4のステップS23の処理に進めばよい。
また、図4を基礎としてスタンバイモードに移行するのは、ステップS22で特殊操作であると判定されてからステップS25で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、または、ステップS34において積算点灯時間リセットスイッチ302の操作であると判定されてからステップS25で積算点灯時間TSLを実際にリセットするまでの間、の何れかであればよい。一例を挙げれば、図4のステップS24とステップS25との間でスタンバイモードに移行してもよい。
そして、リモートコントローラ301からの遠隔操作信号を受信する図5の構成において、上述した第1の実施形態と同様に、スタンバイモードへ移行しない処理を行っても構わない。また、リモートコントローラ301および受信回路21がない図1の構成において、第2の実施形態で説明したように、スタンバイモードへ移行する処理を行っても構わない。
こうして、第2の実施形態によれば、点検スイッチ17が特殊操作された場合であっても、積算点灯時間TSLを実際に0にリセットするためには、リセット確認操作を行う必要があるために、誤操作によって積算点灯時間TSLがリセットされるのを防止することができる。同様に、リモートコントローラ301の積算点灯時間リセットスイッチ302の誤操作による積算点灯時間TSLのリセットを防止することができる。
また、スタンバイモードに入ると光源モニタ18Aの点滅の周期が変化するために、点検スイッチ17を操作した作業者は、誘導灯装置1が正常に動作するか否かを確認するための点検動作ではなく、積算点灯時間TSLを0にリセットする操作状態に入っていることを視覚的に明確に認識することができる。従って、作業者は、積算点灯時間TSLをリセットする場合にはスタンバイ時間内にリセット確認操作を行えばよく、積算点灯時間TSLのリセットを回避する場合にはスタンバイ時間が経過するまで操作を行わないようにすればよい。
さらに、積算点灯時間TSLのリセットを、リモートコントローラ301の積算点灯時間リセットスイッチ302の操作により行うことができるために、例えば高い位置に設置された誘導灯装置1の点検スイッチ17を操作しなくてもよくなり、操作性および利便性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 誘導灯装置、11 電源回路、12 電源監視回路、13 バッテリ、14 バッテリ監視回路、15 光源、16 表示板、17 点検スイッチ、18 状態表示灯、18A 光源モニタ、18B 点検モニタ、18C バッテリモニタ、19 マイクロコントローラ、19A 計時回路、19B 制御回路、19C 記憶回路、21 受信回路、101 外部電源、201 スイッチ装置、301 リモートコントローラ、302 積算点灯時間リセットスイッチ、303 送信回路

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源を点灯させるための駆動電圧の生成に用いられる電気エネルギーを蓄積する着脱可能なバッテリと、を有する誘導灯装置であって、
    前記光源の積算点灯時間を計測しつつ保持する計時部と;
    前記誘導灯装置における自己点検を行わせるための第1の操作、及び、前記第1の操作とは異なる第2の操作を行うことが可能なスイッチと;
    前記スイッチにおいて前記第2の操作が行われたこと、前記積算点灯時間が第1の所定時間以上であること、及び、前記バッテリが充電中または取り外されていることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする制御部と;
    を有する誘導灯装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の操作として前記スイッチを第の所定時間以内に所定回数押下する操作が行われたこと、前記積算点灯時間が前記第1の所定時間以上であること、及び、前記バッテリが充電中であることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
  3. 前記計時部は、さらに、前記バッテリの連続充電時間を計測しつつ保持し、
    前記制御部は、前記第2の操作として前記スイッチを第の所定時間以内に所定回数押下する操作が行われたこと、前記積算点灯時間が前記第1の所定時間以上であること、前記バッテリが充電中であること、及び、前記連続充電時間が第3の所定時間未満であることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
  4. 前記計時部は、さらに、前記バッテリの連続充電時間を計測しつつ保持し、
    前記制御部は、前記第2の操作として前記スイッチを第の所定時間長押しした直後に所定回数押下する操作が行われたこと、前記積算点灯時間が前記第1の所定時間以上であること、前記バッテリが充電中であること、及び、前記連続充電時間が第3の所定時間未満であることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の操作として前記スイッチを第の所定時間以内に所定回数押下する操作が行われたこと、前記積算点灯時間が前記第1の所定時間以上であること、及び、前記バッテリが取り外されていることを検知した場合に、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
  6. 前記制御部は、前記スイッチにおいて前記第2の操作が行われたことを検知した場合に、前記スイッチによる第3の操作が行われるのを第4の所定時間だけ待機し、前記第4の所定時間内に前記第3の操作が行われたことを検知した場合に、前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
  7. 遠隔操作装置から遠隔操作信号を受信する受信部;
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記遠隔操作信号が、前記積算点灯時間のリセットを指示する信号であることを検出した場合に、前記積算点灯時間が第1の所定時間以上であること、及び、前記バッテリが充電中または取り外されていることをさらに検知したときに、前記計時部により保持されている前記積算点灯時間をリセットする請求項1に記載の誘導灯装置。
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