JP5532884B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源からの給電が停止された際に非常用電源からの給電により動作する照明装置に関するものである。
例えば、避難通路等の案内表示を行うための照明装置としては誘導灯や非常灯があり、避難口であることを示すシンボルなどが付された表示部を背後から照明するバックライトが用いられる。バックライトとしては、厚み方向の一面が発光面となる導光板と、厚み方向に直交する方向における導光板の側面に配置され当該側面より導光板内に光を入射させる光源とで構成された所謂サイドライト方式のバックライトがよく用いられている。また、バックライトの光源としては、蛍光ランプを用いたものからLEDを用いたものが採用されるようになっている。そして、常時は商用電源からの電力で光源を点灯し、商用電源の停電などの非常時にはバッテリなどの非常用電源からの電力で光源を点灯するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
このような照明装置では、所定期間(例えば半年)ごとに定期点検が実施され、商用電源の停電などの非常時に備えて、非常用電源からの電力供給で光源を所定時間(例えば、20分間)以上に亘って点灯継続できるかどうかを確認するようにしている。この場合、常用電源(商用電源)から光源への電力供給を強制的に停止して擬似的な停電状態とするための点検スイッチを操作して、擬似的な停電状態とすることで非常用電源の点検を行う。
一方、近年では、誘導灯などに用いる照明装置が大型化されてきており、これに伴ってバックライトに用いる導光板の大型化が望まれている。導光板を大型化した際には、一つの光源では発光面全体を均一に光らせることが難しいため複数の光源が用いられる。光源の数を増やした際には、当然ながら、光源を点灯させるための点灯装置や当該点灯装置用の非常用電源の数も増加することになる。
その場合、1つの点検スイッチにより1つの照明装置の複数の点灯装置の点検が同時に一括して行えるようにするとともに、少なくとも1つの点灯装置に対応するバッテリやランプなどに異常があると判断されれば、複数の点灯装置のいずれに対応するバッテリまたは光源に異常が発生しているかを容易に確認できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−304902号公報 特開2009−54492号公報
しかし、特許文献2のものでは、複数の点灯装置を有した照明装置の点検は一括して行え、確認スイッチの操作により、点灯装置のいずれか一方の光源あるいはバッテリの異常を判断することができるが、点灯装置に対してそれぞれアドレスを付与する際には、複数の点灯装置を識別できるようにしなければ個別のアドレスを付与することができない。
集中管理制御盤では点灯装置毎に、その光源の寿命やバッテリの寿命を管理することが必要であるので、点灯装置に対してそれぞれ個別のアドレスを付与することが必要となる。特に、リモコンからの無線信号にて各々の点灯装置にアドレスを設定する場合には、複数の点灯装置が1つの照明装置に設けられている場合には、複数の点灯装置が共にリモコンからの無線信号を受信し混線する可能性がある。もし、複数の点灯装置に対して同じアドレスが重複して設定されると、集中管理制御盤で複数の点灯装置を個別に管理することができなくなる。
本発明の目的は、複数の点灯装置に対して個別のアドレスを重複することなく設定でき、しかも点検は一括して行え点灯装置毎の点検結果は個別に取得することができる照明装置を提供することである。
請求項1の発明に係る照明装置は、商用電源によって光源を点灯させる複数の点灯装置を収納した照明器具本体と;前記照明器具本体に収納された複数の点灯装置に前記商用電源の停電時に電力を供給する複数の非常用電源と;自己の点灯装置を制御するとともに自己の点灯装置に対して特殊操作されている状態であるときは外部からのアドレス設定を許可する制御手段と;を備え、前記制御手段は、自己の点灯装置が外部から点検開始信号を受信したときは、前記商用電源から前記非常用電源に電源を切り替えて点検動作を行ってその点検結果を記憶し、自己の点灯装置が特殊操作されている状態であることを確認したときは、前記点検結果を外部に出力することを特徴とする。
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義及び技術的意味は以下による。
照明装置は、例えば避難通路等の案内表示を行うための標識灯や非常灯であり、商用電源または非常用電源を用いて点灯装置を介して光源を点灯する。点灯装置とは光源を点灯するものである。複数の点灯装置を収納した照明器具本体とは、複数の点灯装置により1つの発光面を照明する大型の照明装置の照明器具本体である。非常用電源は、例えばバッテリであり、商用電源の停電時に商用電源に代わって点灯装置に電力を供給して光源を点灯するとともに、照明装置の点検時にも非常用電源から点灯装置に電力を供給して光源を点灯するものである。非常用電源は、通常時には商用電源から充電される。
制御手段は、例えば、マイクロコンピュータ(マイコン)であり、各々の点灯装置毎に設けられ、自己の点灯装置を制御する。また、自己の点灯装置に対して特殊操作された状態であるときはアドレス設定を許可する。特殊操作とは、点灯装置の通常の使用状態で行われる操作とは異なる予め定めた操作であり、例えば、点検スイッチを所定の時間内に複数回押した後に点灯スイッチを押し続けているなどの操作である。「アドレス設定を許可する」とは特殊操作されている状態のときに、外部からのアドレス設定信号の受信を許可することをいう。外部とは、アドレス設定信号を送信する手段であり、例えば、リモコンやアドレス設定用スイッチなどである。
請求項2の発明に係る照明装置は、請求項1の発明において、前記制御手段は、自己の点灯装置に対して特殊操作されている状態であるときは、外部からアドレスが設定された場合には、設定されたアドレス情報を外部に出力することを特徴とする。
本発明は、外部からのアドレス設定時に、制御手段は自己の点灯装置が特殊操作されている状態であることを確認し、その設定されたアドレスを外部に出力するようにしたものである。外部とは、例えばリモコンや表示器などである。
また、制御手段は、自己の点灯装置が点検モードであり、外部からの点検開始信号があったときは、特殊操作に関係なく、商用電源から非常用電源に電源を切り替えて点検動作を行い、一方、自己の点灯装置の点検結果を外部に送信する際には、自己の点灯装置が特殊操作されている状態であることを確認した後に、外部に点検結果を出力するようにしたものである。外部とは、例えばリモコンや表示器などである。
請求項1の発明によれば、自己の点灯装置に対して特殊操作された状態のときはアドレス設定を許可し、アドレス設定を許可している状態で受信した外部からのアドレスを自己の点灯装置のアドレスとして設定するので、複数の点灯装置に対して個別のアドレスを重複することなく設定できる。また、点灯装置の点検時には、制御手段からの点検開始信号により複数の点灯装置が一斉に点検動作を行うので、点検動作の開始を容易に行うことができる。一方、点灯装置の点検結果は、自己の点灯装置が特殊操作されている状態であることを確認した後に制御手段に出力するので、点灯装置の点検結果は個別に混線することなく外部に出力できる。
本発明の実施の形態に係る照明装置の構成図。 本発明の実施の形態に係る照明装置における操作表示部及びリモコン送受信部の平面図。 本発明の実施の形態に係る照明装置の点灯装置の一例を示す構成図。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る照明装置の構成図であり、図1(a)は外観斜視図、図1(b)は内部のブロック構成図である。以下の説明では、非常用電源はバッテリであり、制御手段はマイコンであり、点検結果やアドレス設定信号が送受信される外部はリモコンである場合について説明する。
図1(a)に示すように、照明器具本体11の正面部には、避難通路等の案内表示を行うための表示板12が配置され、側面部にはランプカバー13a、13bが設けられ、照明器具本体11の底部には操作表示部14a、14b及びリモコン送受信部15a、15bが設けられている。
図1(b)に示すように、ランプカバー13a、13bの内部にはLED光源16a1、16a2、16b1、16b2が収納されている。また、照明器具本体11の中央部には、2個の点灯装置17a、17bが収納され、その下部には非常用電源としてのバッテリ18a、18bが配置されている。また、点灯装置17a、17bには制御手段としてのマイコン19a、19bが設けられている。また、照明器具本体11の底部には操作表示部14a、14b及びリモコン送受信部15a、15bが設けられている。
点灯装置17aは2個のLED光源16a1、16a2を点灯し、点灯装置17bは2個のLED光源16b1、16b2を点灯する。すなわち、LED光源16a1、16a2、16b1、16b2は、表示板12を背後から照明するバックライトであり、図1では所謂サイドライト方式のバックライトを示している。サイドライト方式のバックライトは、厚み方向の一面が発光面となる導光板と、厚み方向に直交する方向における導光板の側面にLED光源16a1、16a2、16b1、16b2が配置され、LED光源16a1、16a2、16b1、16b2は当該側面より導光板内に光を入射させ表示板12を照明する。
マイコン19a(19b)は、自己の点灯装置17a(17b)を制御するとともに、自己の点灯装置17a(17b)に対して予め定めた特殊操作が行われたときは、リモコン20からのアドレス設定を許可したり、設定されたアドレスをリモコン20に返信したり、さらには、自己の点灯装置17a(17b)の点検動作時は、その点検結果をマイコン19a(19b)のメモリに記憶し、点検結果をリモコンに送信したりするものである。これらの詳細は後述する。
図2は、操作表示部14及びリモコン送受信部15の平面図である。操作表示部14は、点灯装置17を点検状態にするための点検スイッチ21a、LED光源16を交換したことを入力するランプ交換スイッチ21b、バッテリ18の状態を監視表示する充電モニタ22、LED光源16の状態を監視表示するランプモニタ23、点検状態を監視表示する点検モニタ24を有し、リモコン送受信部15は、リモコン20からの無線信号を受信する受信部25、リモコン20に無線信号を送信する送信部26を有している。
操作表示部14の点検スイッチ21aは点灯装置17を点検モードにするスイッチであり、点検スイッチが押されたときは、マイコン19は点灯装置17への電源供給を商用電源からバッテリ18に切り替え、バッテリ18からLED光源16に点灯用電源を供給し、LED光源16が所定時間以上に亘って点灯継続できるかどうかを確認する。ランプ交換スイッチ21bはLED光源16を交換したことを入力するスイッチであり、LED光源16が交換されたことを表示する。また、操作表示部14の充電モニタ22、ランプモニタ23、点検モニタ24の監視表示の一例を表1に示す。
Figure 0005532884
操作表示部14の充電モニタ22は、例えば緑色であり、バッテリ18が正常であるときは連続点灯している。そして、バッテリ18のコネクタが外れていたり、商用電源の停電などの非常時にバッテリ18から電源を供給しているときは消灯している。また、バッテリ18が寿命となったときは点滅表示となる。
操作表示部14のランプモニタ23は、例えば赤色であり、LED光源(ランプ)16が正常であるときは消灯している。そして、LED光源(ランプ)16が外れたり故障しているときは連続点灯となり、LED光源16の交換時には点滅表示となる。
操作表示部14の点検モニタ24は、例えばオレンジ色であり、点灯装置17の点検中でないときは消灯している。そして、点検中に点検が中断されたときは連続点灯となり、点検中であるときは点滅表示となる。
次に、図3は本発明の実施の形態に係る照明装置の点灯装置17の一例を示す構成図である。交流電源である商用電源27に対して、ヒューズ28、ノイズカット用のフィルタ回路29、全波整流器であるダイオードブリッジ30が順次接続されている。フィルタ回路29は、電源ライン間にバリスタVA1及びコンデンサC1が接続されているとともに、コモンモードチョークTr1が接続され、ダイオードブリッジ30の入力側へと接続されている。
ダイオードブリッジ30の出力側には、商用電源27の供給を監視する電源監視回路31、平滑用の電解コンデンサC2、トランスTr2の一次側とパワーディバイスとしてIPDを用いた電源回路(IPD回路)32との直列回路が順次接続されている。
トランスTr2の2次側の2つの巻線のうちの一方には、整流用のダイオードD1及び平滑コンデンサC3からなる整流平滑回路を介して、充電回路33、バッテリ18、非常時点灯回路34が順次接続されている。充電回路33は、商用電源27によってバッテリ18を充電するものであって、バッテリ18を急速充電する急速充電機能を有している。非常時点灯回路34は、商用電源27の停電時にバッテリ18を電源として点灯制御回路35を介してLED光源16を点灯させるものである。
トランスTr2の2次側の2つの巻線のうちの他方には、整流用のダイオードD2及び平滑コンデンサC4からなる整流平滑回路を介して常時点灯回路36が接続されている。
常時点灯回路36は商用電源27から電源供給を受けて点灯制御回路35を介してLED光源16に供給し、LED光源16を点灯させるものである。常時点灯回路36の定電流の情報は、定電流FB回路37により電源回路32にフィードバックされ、電源回路32の制御に用いられる。
非常時点灯回路34及び常時点灯回路36に接続された点灯制御回路35は、非常時点灯回路34及び常時点灯回路36から電源供給を受けて、LED光源16を点灯させるものであり、LED光源16に定電流を供給するように制御する機能を有した定電流制御回路、LED光源16の短絡を検知する機能を有した短絡検知回路を内蔵している。
また、点灯装置17はマイコン19を備え、このマイコン19には、壁切回路38、電源監視回路31、充電回路33、点灯制御回路35、制御回路39、リモコン送受信回路40が接続されている。壁切回路38は、外部の手動スイッチの操作によってLED光源16を点灯、消灯させるものである。
制御回路39には操作表示部14が接続されている。すなわち、点検モードを選択する点検スイッチ21a、LED光源16を交換したことを入力するランプ交換スイッチ21b、バッテリ18の状態を表示する充電モニタ22、LED光源16の状態を表示するランプモニタ23、点検モードを表示する点検モニタ24が接続されている。これらスイッチやモニタは照明器具本体11の底部に配置され、外部から操作や視認できるようになっている。
また、リモコン送受信回路40にはリモコン送受信部15が接続されている。すなわち、リモコン20から送信される無線信号を受信する受信部25、及びリモコン20に対して信号を送信する送信部26が接続されている。図3では無線信号として光信号を用いた場合を示している。
そして、マイコン19は制御手段41及びメモリ42を有し、制御手段41は、電源監視回路31による監視状況に基づき、商用電源27の供給時には常時点灯回路36及び点灯制御回路35により商用電源27でLED光源16を常時点灯させるとともに、充電回路33によりバッテリ18を充電させる。一方、制御手段41は、電源監視回路31による監視状況に基づき、商用電源27の停電時には、非常時点灯回路34及び点灯制御回路35によりバッテリ18でLED光源16を非常時点灯させる。
また、マイコン19の制御手段41は、点灯装置17へのアドレスの設定時には、リモコン20からリモコン送受信部15の受信部25及びリモコン送受信回路40を介してアドレス設定信号を受信し、メモリ42に受信したアドレスを設定する。制御手段41は、そのアドレス設定の際に、自己の点灯装置17に対して予め定められた特殊操作されている状態であるか否かを判断する。例えば、特殊操作されている状態としては、点検スイッチ21aを所定時間内に複数回押した後に点検スイッチ21aを押し続けている状態、バッテリ18を非接続にした状態、LED光源16を非接続にした状態などである。
制御手段41は、点灯装置17が特殊操作されている状態であるときは、リモコン20からの信号の受信を許可する。すなわち、リモコン20からリモコン送受信部15の受信部25及びリモコン送受信回路40を介して得られるアドレス設定信号を受信し、メモリ42にそのアドレスを自己の点灯装置17のアドレスとして記憶する。
そして、制御手段41は、メモリ42に受信したアドレスを記憶した後に、自己の点灯装置17が特殊操作されている状態であるかどうかを確認し、自己の点灯装置17が特殊操作されている状態であるときは、そのメモリ42に記憶されたアドレスをリモコン20に返信する。リモコン20は送信したアドレスが所定の点灯装置17より受信した旨の返信があると、誤りなく所定の点灯装置17にアドレスの設定が行われたことを表示出力する。
このように、マイコン19の制御手段41は、自己の点灯装置17に対して特殊操作により、アドレス設定を許可している状態で受信したリモコン20からのアドレスをメモリ42に記憶して自己の点灯装置17のアドレスとして設定するので、1つの照明器具本体11に収納された複数の点灯装置17に対して、個別のアドレスを重複することなく設定できる。
また、メモリ42にアドレスを設定したときは、自己の点灯装置17が特殊操作されている状態であるときに、その設定されたアドレスをリモコン20に返信するので、混線することなくリモコン20にアドレス設定が行われたことを返信できる。
次に、マイコン19の制御手段41は、自己の点灯装置17の点検スイッチ21aが通常に操作され、点検モードになっているときに、リモコン20から点検開始信号を受信したときは点検動作を開始する。そして、点検動作の点検結果をマイコン19のメモリ42に記憶する。制御手段41は、リモコン20からの点検結果の送信要求があったときは、自己の点灯装置17が特殊操作されている状態であることを確認した後に、メモリ42に記憶した点検結果をリモコン20に送信する。この場合、1つの照明器具本体11に収納された複数の点灯装置17に対して、操作員は順番に特殊操作を行って、リモコン20から点検結果の送信要求をすることになる。これにより、リモコン20は各々の点灯装置17の点検結果を混線することなく受信できる。
以上の説明では、制御手段41は、リモコン20からの点検結果の送信要求があったときは、自己の点灯装置17が特殊操作されている状態であることを確認した後に、メモリ42に記憶した点検結果をリモコン20に送信するようにしたが、1つの照明器具本体11に収納された複数の点灯装置17のマイコン19から時間差を持って点検結果をリモコン20に送信するようにしてもよい。例えば、1つの照明器具本体11に収納された複数の点灯装置17の各々のマイコン19の制御手段41は、リモコン20からの点検結果の送信要求を受けると、予め定めたタイマーを起動し、そのタイマーで定まる時間が経過した後に自己の点検結果をリモコン20に送信する。各々のマイコン19のタイマーは、点検結果を送信するに十分な時間間隔を持ってそれぞれ異なる時間が設定される。
これにより、1つの照明器具本体11に収納された複数の点灯装置17に対して、点検動作の開始は一括して行うことができ、しかも点灯装置の点検結果は個別に混線することなくリモコン20に送信できる。
11…照明器具本体、12…表示板、13…ランプカバー、14…操作表示部、15…リモコン送受信部、16…LED光源、17…点灯装置、18…バッテリ、19…マイコン、20…リモコン、21…点検スイッチ、22…充電モニタ、23…ランプモニタ、24…点検モニタ、25…受信部、26…送信部、27…商用電源、28…ヒューズ、29…フィルタ回路、30…ダイオードブリッジ、31…電源監視回路、32…電源回路、33…充電回路、34…非常時点灯回路、35…点灯制御回路、36…常時点灯回路、37…定電流FB回路、38…壁切回路、39…制御回路、40…リモコン送受信回路、41…制御手段、42…メモリ

Claims (2)

  1. 商用電源によって光源を点灯させる複数の点灯装置を収納した照明器具本体と;
    前記照明器具本体に収納された複数の点灯装置に前記商用電源の停電時に電力を供給する複数の非常用電源と;
    自己の点灯装置を制御するとともに自己の点灯装置に対して特殊操作されている状態であるときは外部からのアドレス設定を許可する制御手段と;
    を備え、
    前記制御手段は、自己の点灯装置が外部から点検開始信号を受信したときは、前記商用電源から前記非常用電源に電源を切り替えて点検動作を行ってその点検結果を記憶し、自己の点灯装置が特殊操作されている状態であることを確認したときは、前記点検結果を外部に出力することを特徴とする照明装置。
  2. 前記制御手段は、自己の点灯装置に対して特殊操作されている状態であるときは、外部からアドレスが設定された場合には、設定されたアドレス情報を外部に出力することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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