JP4798352B2 - 照明器具及び照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、誘導灯及び非常灯などの点検を要する照明器具及びこの照明器具を用いた照明システムに関する。
従来、誘導灯や非常灯など、通常時は商用電源によりランプを点灯し、非常時には内蔵した非常用電源である蓄電池に切り替えてランプを点灯する防災用の照明器具が知られている。そして、このような防災用の照明器具において、人為的な操作により強制的に蓄電池に切り替えてランプを点灯させ、ランプや蓄電池などの良否の状態を判断し、表示部に表示可能な構成が知られている。
さらに、このような防災用の照明器具において、複数の照明器具を通信手段を介して制御装置に接続し、制御装置から各照明器具に点検命令を送信し、自動的に各照明器具を一定時間非常用電源で点灯させる点検動作を行い、各照明器具の状態を監視し履歴として記録する照明システムが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
特開平8−180980号公報 (第2頁、図1) 特開2004−111347号公報 (第4−5頁、図2) 特開2005−182661号公報 (第2頁、図1−2)
しかしながら、上記従来の構成では、火災などの非常事態が生じ、通信手段に異常が生じた場合、操作者が非常事態を発見して操作手段を操作した場合や、火災報知設備からの火災信号が入力した場合にも、点検動作が継続され、電源が確保されている間にも蓄電池の電力を消耗してしまい、電源に異常が生じた後の点灯時間が短くなる問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、点検動作が可能であるとともに、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯できる照明器具及び照明システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の照明器具は、充電可能な電池と;通信手段に接続されこの通信手段により外部と通信可能な通信手段接続部と;電源及び電池に接続されてランプを点灯し、電源が正常な状態では電池を充電するとともに電源が異常な状態では電池の電力でランプを点灯する通常モードと、電池の電力で所定時間ランプを点灯して点検する点検モードとを切り替え可能であるとともに、点検モードにおいて通信手段を介した通信に異常がある場合に通常モードに移行する点灯装置と;を具備しているものである。
照明器具は、例えば、誘導灯、非常灯、または非常用照明器具である。
そして、この構成では、点検モード中に通信に異常があると、電池の電力を消耗する点検モードを中断して通常モードに切り替わるため、電源が正常である限りは電池を充電して、電源の異常の発生に備え、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることが可能になる
請求項記載の照明システムは、請求項1記載の照明器具と;照明器具を制御して通常モードから点検モードに切替可能な制御手段と;制御手段と照明器具とを通信可能に接続する通信手段と;を具備しているものである。
そして、この構成では、制御手段により、単数あるいは複数の照明器具を所定のスケジュールに従い点検することが可能になるとともに、電源の異常や状態の変化の発生が予見される場合には、電池を可能な限り充電し、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることができる。
請求項記載の照明システムは、請求項記載の照明システムにおいて、制御手段は、照明器具が点灯不能の状態になったことを記録するとともに、照明器具の状態の変化が生じた場合にこの変化の前後で点灯不能の状態が継続している場合には、照明器具が点灯不能の状態になった記録を保持し続けるものである。
そして、この構成では、点灯不能の状態が継続している限り、状態に変化があっても点灯不能の状態をリセットしないため、不点灯である履歴が複数回記録されることがなく、履歴を見やすくすることができる。
請求項記載の照明システムは、請求項または記載の照明システムにおいて、照明器具は、人感センサを備え、制御手段からの命令に応じて、人体を検出すると人体の検出を制御手段に通知するセキュリティモードに切り替えられるものである。
そして、この構成では、照明システムを利用し、セキュリティシステムとして機能させることが可能になる。また、セキュリティモードでのみ人体の検出が通知されることにより、セキュリティモード以外での通信の負荷が軽減される。
請求項1記載の照明器具によれば、点検モード中に通信に異常があると、電池の電力を消耗する点検モードを中断して通常モードに切り替わるため、電源が正常である限りは電池を充電して、電源の異常の発生に備え、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることができる
請求項記載の照明システムによれば、制御手段により、単数あるいは複数の照明器具を所定のスケジュールに従い点検することが可能になるとともに、電源の異常や状態の変化の発生が予見される場合には、電池を可能な限り充電し、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることができる。
請求項記載の照明システムによれば、請求項記載の効果に加え、点灯不能の状態が継続している限り、状態に変化があっても点灯不能の状態をリセットしないため、不点灯である履歴が複数回記録されることがなく、履歴を見やすくすることができる。
請求項記載の照明システムによれば、請求項または記載の効果に加え、照明システムを利用し、セキュリティシステムとして機能させることができる。また、セキュリティモードでのみ人体の検出が通知されることにより、セキュリティモード以外での通信の負荷を軽減できる。
以下、本発明の照明器具及び照明システムの一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の照明器具を備えた照明システムの一実施の形態を示す説明図である。図2は同上照明器具の説明図である。
本実施形態の照明器具は、充電可能な電池と;通信手段に接続されこの通信手段により外部と通信可能な通信手段接続部と;電源及び電池に接続されてランプを点灯し、電源が正常な状態では電池を充電するとともに電源が異常な状態では電池の電力でランプを点灯する通常モードと、電池の電力で所定時間ランプを点灯して点検する点検モードとを切り替え可能であるとともに、点検モードにおいて通信手段を介した通信に異常がある場合に通常モードに移行する点灯装置と;を具備しているものである。照明器具は、例えば、誘導灯、非常灯、または非常用照明器具である。この照明器具によれば、点検モード中に通信に異常があると、電池の電力を消耗する点検モードを中断して通常モードに切り替わるため、電源が正常である限りは電池を充電して、電源の異常の発生に備え、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることができる。
また、本実施形態の照明器具は、充電可能な電池と;操作手段に接続されこの操作手段により外部から点灯状態を操作可能な操作手段接続部と;電源及び電池に接続されてランプを点灯し、電源が正常な状態では電池を充電するとともに電源が異常な状態では電池の電力でランプを点灯する通常モードと、電池の電力で所定時間ランプを点灯して点検する点検モードとを切り替え可能であるとともに、点検モードにおいて操作手段が操作された場合に通常モードに移行する点灯装置と;を具備しているものである。操作手段は、例えば、壁スイッチ、自動火災報知設備、あるいは誘導灯信号装置である。この照明器具によれば、点検モード中に手動あるいは自動で状態の変化があると、電池の電力を消耗する点検モードを中断して通常モードに切り替わるため、電源が正常である限りは電池を充電して、電源の異常の発生に備え、電源の異常時にランプを可能な限り長時間点灯させることができる。
すなわち、図1及び図2において、1は照明システムで、この照明システム1は、例えば建築物などの施設に設置される誘導灯システムであり、制御手段10と、複数の照明器具11と、これら制御手段10と照明器具11とを接続する通信手段12とを備えている。
そして、照明器具11は、防災用の照明器具11であり、天井面あるいは壁面などに取り付けられるもので、四角状の器具本体14の少なくとも正面側に、透光性を有する表示板15が配置され、器具本体14に収納した蛍光ランプであるランプLを点灯装置(点灯ユニット)20で点灯するようになっている。そして、点灯装置20は、常用、非常用兼用ユニットであり、蓄電池である電池24に接続されているとともに、専用の電源線26を介して商用交流100Vの電源Aに接続され、これら電源Aあるいは電池24の電力でランプLを点灯する。すなわち、基本的には通常時に、電源線26を介して供給される電源Aの電力で、ランプLを常時点灯するとともに、電池24を充電し、電源線26に接続された停電検出手段27が停電を検出すると、電池24の電力でランプLを点灯するようになっている。
さらに、この照明器具11は、通信手段12を構成する2芯の通信線を介して制御手段10に接続されて、さらに、専用の配線28を介して壁スイッチなどの操作手段29に接続されている。すなわち、この照明器具11は、伝送部である通信手段接続部31を備え、この通信手段接続部31に通信手段12の通信線が接続される。さらに、この照明器具11は、操作手段接続部32を備え、この操作手段接続部32に、配線28を介して操作手段29が接続されているとともに、操作手段29の操作を検知する検知回路34を備えている。また、この点灯装置20は、図示しないが、CPUなどの機器側制御手段、RAM、ROM、及びリモコン受信部を備え、さらに、照明器具側表示部35,36、及び照明器具側操作部37などを備えている。そこで、リモコンの操作により照明器具ごとに一意のアドレスを設定するなど、詳細な設定が可能であるとともに、照明器具側操作部37を構成する押しボタンを押動操作することにより、手動操作で後述する点検モードに移行することが可能となっている。また、照明器具側表示部35,36は、それぞれ報知用の発光ダイオード(LED)であり、それぞれランプLの異常時及び電池24の異常時などに点灯して状態を報知するようになっている。
また、制御手段10は、いわば誘導灯自動点検制御装置であり、制御装置41と、この制御装置41に必要に応じて接続されるコンピュータ42となどを備えている。そして、この制御装置41は、壁面に取り付けられる金属製などの筐体44を備え、この筐体44の内側に、制御表示ユニットである制御装置本体45、交流100Vの電源46に接続されるブレーカ47、及び電池48などを備えている。さらに、制御装置41は、通信手段12の通信線に接続され常時プラスマイナス24Vの2線式ランダム電送直流パルス方式の信号が送受信される通信端子台51、火災報知設備が接続される接点入力端子台52、及びコンピュータ42の接続用のLAN端子台53などを備えている。また、制御装置本体45は、表示部55と、操作部56とを備えている。そして、表示部55には、例えば、発光ダイオードの表示装置に各照明器具11のアドレス及び状態が表示され、操作部56は、押しボタン式のスイッチで、照明器具11の選択及び選択した照明器具11への操作が可能になっている。
そして、この制御手段10は、通信手段12を介して接続された照明器具11について、常時異常の監視を行うとともに、プログラムされたスケジュールに従い、あるいは手動操作により、各照明器具11を自動的に順番に週間点検、定期点検などの点検を行い、履歴情報を記録するとともに、異常があれば表示部55に表示する。すなわち、この制御手段10は、各照明器具11について、ランプLの寿命、不点灯、電池24の異常、点灯回路の異常、及び通信手段の異常を監視する常時監視と、2〜6週間の間隔で設定される週間点検と、3〜12ヶ月の間隔で設定される法定の定期点検とを行い、ランプLの異常、ランプLの寿命、電池24の異常、電池24の寿命、その他の点灯回路などの器具の異常、及び通信異常などを監視し、各照明器具11毎に履歴情報を記録する。また、停電が発生した場合にも、この履歴情報は電池48の電力により維持される。
次に、照明器具11の動作を説明する。
各照明器具11は、電源投入時に、通信手段12を構成する通信線から通信手段接続部31に所定の信号が入力すれば、制御手段10に制御される連動モードとなり、所定の信号が入力しなければ、単独で動作する単独モードとなる。
そして、連動モードでは、制御手段10からの指示に従い、通常モードと、点検モードとが切り替えられる。そして、通常モードでは、電源Aが正常な状態では、点灯装置20は電源Aの電力でランプLを点灯するとともに電池24を充電する。そして、電源Aが異常となった状態では、点灯装置20は電池24の電力でランプLを点灯する。
一方、制御手段10が送信した点検起動信号を受信して点検モードに移行した場合、規定の時間だけ、正常な電源Aから点灯装置20が切り離され、電池24の電力でランプLをいわば非常点灯し、電池24の寿命判定や点灯装置20の正常な動作を確認して、制御手段10に履歴を記録する。なお、規定の時間は、週間点検では、1分間など短時間の非常点灯で、ランプL寿命、不点灯や電池24の寿命、点灯回路の異常を監視する。また、定期点検では、20分あるいは60分などの定格時間だけ非常点灯を行い、電池24の放電による電池容量を確認する。
さらに、点検モードでは、火災報知設備(自動火災設備、誘導灯信号装置)の状態などに基づき制御手段10から通常モードに移行する指示が出された場合を含み、通信手段12を介した通信に異常がある場合や、操作手段29が自動あるいは手動で操作された場合についても、通常モードに移行すなわち復帰し、電源Aが正常なかぎり、点灯装置20は電源Aの電力でランプLを点灯するとともに電池24を充電する。すなわち、制御手段10は、火災報知設備から火災信号を受信すると、点検中の全照明器具11について、点検モードを解除し、通常モードに移行させる。さらに、通信手段12を介した通信に異常がある場合、すなわち、通信線の遮断や制御手段10の故障や停電により通信手段接続部31が信号を受信できなくなった場合、あるいは、操作手段29が操作されたことを検知回路34が検知した場合についても、何らかの異常の発生が想定されるため、点検を中断し、通常モードに移行し、電源Aが正常なかぎり、点灯装置20は電源Aの電力でランプLを点灯するとともに電池24を充電する。
また、点検を中断した場合には、各照明器具11は点検を中断したことを記録する。そして、後に制御手段10の制御装置41の電源46が復帰するなどして、通信が正常になった場合には、各照明器具11から中断が発生したことを制御手段10に送信し、制御手段10の制御装置41は、点検が中断したことを履歴として記録するとともに、表示部55に表示するようになっている。
なお、照明器具11は、照明器具側操作部を直接操作することにより、単独でも点検モードに移行可能であり、また、点検の結果を照明器具側表示部に表示することができる。そして、照明器具11の直接の操作で点検モードに移行した場合でも、通信手段12の異常や操作手段29の操作など、何らかの異常や状態の変化を検知した状態で、点検を中断して通常モードに復帰するようになっている。
このように、本実施の形態によれば、非常灯・誘導灯などの照明器具11の自動点検システムを備えた照明システム1について、各照明器具11の自動的な点検が可能となり、点検動作の省力化が可能になる。
さらに、点検モードにおいて、通信手段12を介した通信に異常がある場合には、電源Aについても異常が発生する可能性があるため、点検を中断して通常モードに復帰し、電源Aが正常なかぎり、点灯装置20は電源Aの電力でランプLを点灯するとともに電池24を充電して、電池24を消耗することなく電源Aの異常の発生に備え、電源Aの異常時にランプLを可能な限り長時間点灯させることができる。
同様に、点検モードにおいて、壁スイッチなどの操作手段29が操作された場合、例えば壁スイッチがオンとされた場合など何らかの状態変化が生じた場合についても、電源Aに異常が発生する可能性があるため、点検を中断して通常モードに復帰し、電源Aが正常なかぎり、点灯装置20は電源Aの電力でランプLを点灯するとともに電池24を充電して、電池24を消耗することなく電源Aの異常の発生に備え、電源Aの異常時にランプLを可能な限り長時間点灯させることができる。
なお、上記の実施の形態では、制御手段10は、各照明器具11の状態を履歴として記録し、例えば、ランプLが不点灯となったことを記録する。ここで、所定の照明器具11のランプLが不点灯となった後に、通信手段12に異常が生じた後、再度通信手段12が正常に復帰した場合、電源Aの停電により一旦電池24によりランプLを点灯しその後電源Aが復帰した場合、あるいは、点検スイッチのオンオフ操作があった場合などの状態変化の場合に、不点灯の状態を解除の信号を送信されると、一旦ランプLが点灯した後に再度ランプLが不点灯となったように記録され、不点灯である状態に変化がないにも係わらず、複数の履歴が記録され、履歴の判読が煩雑になる。
そこで、各照明器具11は、ランプLが不点灯の状態が変化しない限り、その他の状態の変化があった場合にも不点灯の状態を解除の信号を送信せず、あるいは、制御手段10は、ランプLが不点灯となった信号を受信して履歴として記録した後は、ランプLの点灯の状態を確認するまでは、すなわち、ランプLが不点灯の状態が変化しない限り、その他の状態の変化があった場合にも、ランプLが不点灯となったことを記録せずに記録を保持し続けることにより、履歴の正確な判読を容易にできる。
また、上記のように、非常灯あるいは誘導灯など、非常時に電池24でランプLを点灯するとともに、通信手段12により接続された制御手段10の点検命令信号に従い点検を行い電池寿命判定を行う自動点検システムを備えた防災用の照明器具11において、人体検出部である人感センサ(人体センサ)を備え、人が不在の際にはランプLを例えば25%に調光し、あるいは完全に消灯して、省エネルギを図ることができる。
さらに、このように各照明器具11に人体検出機能を備えた場合には、各照明器具11から制御手段10に対して、人体の存在あるいは不在の信号を送信することにより、防災用の照明器具11の自動点検システムを利用して、セキュリティシステムを構成することができる。
すなわち、非常用電源である電池24を搭載し、通常時は商用電源、非常時は非常用電源でランプLを点灯する防災用の照明器具11に伝送部である通信手段接続部31を備え、制御手段10にて各照明器具11に点検命令を送信するとともに状態を監視する自動点検システムにおいて、一部あるいは全部の照明器具11に赤外線センサなど人体検出部である人感センサを設け、人体を検出した場合に、通信手段接続部31から制御手段10の制御装置41に対して人体検出信号を送信させる。いわば端末となる各照明器具11から人体検出信号を受信した制御装置41は、この制御装置41、または単数あるいは複数の制御装置41を統括する監視サーバにより人体情報を表示させ、セキュリティシステムとして機能させることができる。
さらに、制御装置41あるいはこの制御装置41を統括する監視サーバや、ビル全体のシステムを監視する統合監視システムなどの上位装置から、自動点検システムに対して、セキュリティモードなどのモードを設定、選択させることもできる。
例えば、制御手段10の制御装置41が昼間などの非セキュリティモードから夜間などのセキュリティモードに切り替わった場合、照明器具11から人体検出信号を受信すると、制御装置41で異常を表示し、あるいは上位装置に対して異常信号を送出することもできる。また、例えば、制御装置41がセキュリティモードに切り替わった場合、この制御装置41に接続される全ての照明器具11に対して、あるいは、人体検出部を有する照明器具11に対して、セキュリティモードへの切換を命令すなわち信号を通知して、照明器具11を非セキュリティモードからセキュリティモードへ切り替えさせ、人体検出部を有する照明器具11は、このセキュリティモードにおいてのみ、人体を検出すると、制御装置41に対して異常を通知する構成とすることもできる。この構成では、セキュリティモード以外の状態で、通信手段12の負荷を軽減し、点検モードの設定など通常機能の伝送効率を向上することができる。
また、上記の各実施の形態において、各照明器具11は、種々の形態の点灯装置20を備えることができる。例えば、照明器具11が非常灯の場合などには、点灯装置20は、常用と非常用との2個の点灯装置を切り替えて用いることもできる。
図3は本発明の照明器具の他の実施の形態を示す説明図である。
点灯装置20は、第1の点灯装置61、第2の点灯装置62、これら第1及び第2の点灯装置61,62を選択的にランプLに接続する切換手段63、及び蓄電池である電池24などを備え、専用の電源線26を介して商用交流100Vの電源Aに接続されているとともに、通信手段12を構成する2芯の通信線を介して制御手段10に接続されて、さらに、専用の配線28を介して壁スイッチなどの操作手段29に接続されている。また、この点灯装置20は、図示しないが、CPUなどの機器側制御手段、RAM、ROM、及びリモコン受信部、照明器具側操作部、及び照明器具側表示部などを備えており、リモコンの操作により照明器具ごとに一意のアドレスを設定可能になっている。
そして、第1の点灯装置61は、いわば通常の安定器であり、第2の点灯装置62を介して電源Aに接続されているとともに、切換手段63を介してランプLに接続され、基本的には通常時に、電源線26を介して供給される電源Aの電力で、ランプLを常時点灯するようになっている。
また、第2の点灯装置62は、いわば非常灯ユニットであり、電源線26を介して電源Aに直接的に接続され、切換手段63を介してランプLに接続されているとともに、電池24が接続されている。そして、この第2の点灯装置62は、伝送部である通信手段接続部31を備え、この通信手段接続部31に通信手段12の通信線が接続される。さらに、この第2の点灯装置62は、操作手段接続部32を備え、この操作手段接続部32に、配線28を介して操作手段29が接続されている。そして、この操作手段接続部32は、操作手段29の操作を検知する検知回路34を備えるとともに、この検知回路34の動作などに応じて、第1の点灯装置61への電力の供給を切り替える切換部66を備えている。そして、この第2の点灯装置62は、基本的には通常時に、電源線26を介して供給される電源Aの電力で電池24を充電し、電源Aの電力が供給されない異常時には、切換手段63などを切り替えて、電池24の電力でランプLを点灯するようになっている。
そして、制御手段10に制御される連動モードでは、制御手段10からの指示に従い、通常モードと、点検モードとが切り替えられる。そして、通常モードでは、電源Aが正常な状態では、第1の点灯装置61がランプLに接続されてこのランプLを点灯し、第2の点灯装置62は電池24を充電する。そして、電源Aが異常となった状態では、第2の点灯装置62がランプLに接続され、電池24の電力でランプLを点灯する。
一方、制御手段10が送信した点検起動信号を受信して点検モードに移行した場合、規定の時間だけ、正常な電源Aから第1及び第2の点灯装置61,62が切り離され、第2の点灯装置62がランプLに接続され、電池24の電力でランプLをいわば非常点灯し、電池24の寿命判定や第2の点灯装置62の正常な動作を確認して、制御手段10に履歴を記録する。なお、規定の時間は、週間点検では、1分間など短時間の非常点灯で、ランプL寿命、不点灯や電池24の寿命、点灯回路の異常を監視する。また、定期点検では、20分あるいは60分などの定格時間だけ非常点灯を行い、電池24の放電による電池容量を確認する。
さらに、点検モードでは、火災報知設備(自動火災設備、誘導灯信号装置)の状態などに基づき制御手段10から通常モードに移行する指示が出された場合の他、通信手段12を介した通信に異常がある場合や、操作手段29が操作された場合についても、通常モードに移行し、電源Aが正常なかぎり、第1の点灯装置61でランプLを点灯し、第2の点灯装置62は電池24を充電する。すなわち、制御手段10は、火災報知設備から火災信号を受信すると、点検中の全照明器具11について、点検モードを解除し、通常モードに移行させる。さらに、通信手段12を介した通信に異常がある場合、すなわち、通信線の遮断や制御手段10の故障や停電により通信手段接続部31が信号を受信できなくなった場合、あるいは、操作手段29が操作されたことを検知回路34が検知した場合についても、何らかの異常の発生が想定されるため、点検を中断し、通常モードに移行し、電源Aが正常なかぎり、第1の点灯装置61でランプLを点灯し、第2の点灯装置62は電池24を充電する。
また、上記の各実施の形態において、電池24などの電源供給回路は、照明装置11の他の部分に一体に設ける他、別ユニットに設けることもできる。
さらに、上記の各実施の形態において、通信手段12は、有線の通信線の他、無線の通信手段とすることもできる。
本発明は、例えば、誘導灯や非常灯など、通常時は商用電源によりランプを点灯し、非常時には内蔵した蓄電池に切り替えてランプを点灯する防災用の照明器具に適用できる。
本発明の照明器具を備えた照明システムの一実施の形態を示す説明図である。 同上照明器具の説明図である。 本発明の照明器具の他の実施の形態を示す説明図である。
1 照明システム
10 制御手段
11 照明器具
12 通信手段
24 電池
29 操作手段
31 通信手段接続部
32 操作手段接続部
A 電源
L ランプ

Claims (4)

  1. 充電可能な電池と;
    通信手段に接続されこの通信手段により外部と通信可能な通信手段接続部と;
    電源及び電池に接続されてランプを点灯し、電源が正常な状態では電池を充電するとともに電源が異常な状態では電池の電力でランプを点灯する通常モードと、電池の電力で所定時間ランプを点灯して点検する点検モードとを切り替え可能であるとともに、点検モードにおいて通信手段を介した通信に異常がある場合に通常モードに移行する点灯装置と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1記載の照明器具と;
    照明器具を制御して通常モードから点検モードに切替可能な制御手段と;
    制御手段と照明器具とを通信可能に接続する通信手段と;
    を具備していることを特徴とする照明システム。
  3. 制御手段は、照明器具が点灯不能の状態になったことを記録するとともに、照明器具の状態の変化が生じた場合にこの変化の前後で点灯不能の状態が継続している場合には、照明器具が点灯不能の状態になった記録を保持し続ける
    ことを特徴とする請求項記載の照明システム。
  4. 照明器具は、人感センサを備え、制御手段からの命令に応じて、人体を検出すると人体の検出を制御手段に通知するセキュリティモードに切り替えられる
    ことを特徴とする請求項または記載の照明システム。
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